JP2011108306A - 不揮発性メモリおよびメモリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】退避したデータと同じアドレスに読み出しが発生した場合には、退避した訂正済みデータを出力することが可能な不揮発性メモリおよびメモリシステムを提供する。
【解決手段】メモリ領域210へのアクセスを制御する制御部220を有し、制御部220は、データ領域から読み出したデータの誤りを検出して訂正機能を有する誤り検出訂正機能と、指定されたアドレスのデータおよびECCをメモリ領域から読み出し、誤りを検出した場合には、そのアドレスと訂正済みデータを保持する退避領域227と、退避領域に保持しているアドレスと訂正済みデータが有効であるか無効であるかを示す有効無効提示部と、を含み、新たなアドレスと訂正済みデータが退避領域に登録された場合には、有効無効提示部を有効に設定し、退避領域に保持されているデータが不要になった場合には、有効無効提示部を無効に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、誤り訂正機能を有する不揮発性メモリおよびメモリシステムに関するものである。
不揮発性メモリは電源を切っても記憶内容を保持することができることが特徴であり、保持するデータの信頼性が重要である。
多くの不揮発性メモリではデータの書き込み後、繰り返しのデータ読み出しや、保持期間が長くなるほど、保持しているデータが劣化し、ビット化けによって、正しいデータが読み出せなくなってしまう場合がある。
そのためにエラー訂正符号を付加してデータを書き込み、読み出し時にエラー検出と訂正を行うことによって、データの信頼性を改善している。
不揮発性メモリのエラーの発生確率の例として、非特許文献1に、ある8GbitのNANDフラッシュメモリの2つのビットエラーレート(Bit Error Rate)が示されている。
また、データ保持期間に対するビットエラーレートと、読み出し回数に対するビットエラーレートが示されている。
一つ目は書換え回数の上限まで書換えを行ったメモリセルにおいて、2000時間経過後に発生するビットエラーレートで、その値は1.0E-7程度である。
二つ目は同じく繰り返し回数の上限まで書換えを行ったメモリセルについて、10000回の繰り返しの読み出し後に発生するビットエラーレートで、その値も1.0E-7程度であることが示されている。
上記のようなデータ化けを起こした不揮発性メモリのセルに再度データを書き戻すことで、データ保持期間がリセットされ、再び正しいデータの保持と読み出しが可能となる。
訂正済みデータを書き戻す処理は、データの保持期間を延ばすために有効な手段である。
特許第3068009号 特開昭63−271555号公報 特開平5−6313号公報
N. Mielke, T. Marquart, N. Wu, J. Kessenich, H. Beigal, E. Schares, F. Trivedi, E. Goodness, and Leland R. Nevill, "Bit Error Rate in NAND Flash Memories" IEEE CFP08RPS-DCR 46th Annual International Reliability Physics Symp, 2008
しかし、ホスト装置から見ると、データの書き戻し処理はデータ読み出し時に予期せずに発生する処理であり、ホスト装置からメモリへのアクセスを妨げる要因となる。
特に一定のデータレートでメモリからデータの読み出しを要求するようなアプリケーションでは、このデータの書き戻し処理に対応することは難しい。
そのまま誤ったデータを保持するメモリセルの読み出しが繰り返されれば、データの劣化を更に進め、訂正不可能によるエラーが発生する確率を高めることになる。
特許文献1では、ソフトエラー対策としての技術が記載されている。
この技術では、訂正可能な誤りが発生した場合にはそのアドレスと、訂正済みデータをバッファに保持し、同じアドレスの読み出しデータに誤り訂正不可能のエラーが発生した時に初めて、バッファに保持した訂正済みデータを読み出す。
しかし、特許文献1に記載された技術では、データ誤りが発生しているメモリセルに訂正済みデータを書き戻すことができない。
特許文献2にも、ソフトエラー対策としての技術が記載されている。
この技術では、主記憶からキャッシュメモリにデータを読み出したときに、ECCで訂正が発生した場合には、訂正が発生したことを示す訂正ビットをセットしておく。そしてキャッシュからデータを追い出す際に、訂正ビットがセットされている場合には、主記憶のデータを訂正する。
しかし、特許文献2に記載された技術では、CPUのキャッシュメモリ上に読み出される主記憶のデータだけが訂正処理の対象であり、それ以外の主記憶上のデータを訂正することができない。
特許文献3では、メモリから読み出したデータに誤りがある場合に、訂正済みデータとそのアドレスをバッファに保持し、プロセッサからのアクセス終了後にデータを書き戻す技術が記載されている。
しかし、特許文献3に記載された技術では、データの読み出し時には、保持した訂正済みデータのアドレスにアクセスする場合でも、バッファ中の訂正済みデータではなく、必ずメモリセルからデータを読み出す。
したがって、メモリセルへのアクセスが繰り返され、データの劣化が進んだ場合、訂正不可能によるエラーが発生してしまう。この場合、システムは訂正不可能エラーによって、動作を継続できず一時停止し、書き戻し処理を行う必要がある。
本発明は、退避したデータと同じアドレスに読み出しが発生した場合には、退避した訂正済みデータを出力することが可能な不揮発性メモリおよびメモリシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の不揮発性メモリは、データを保存するデータ領域と、エラー訂正コード(ECC)を保存するためのECC領域とを含むメモリ領域と、上記メモリ領域へのアクセスを制御する制御部と、を有し、上記制御部は、上記データ領域から読み出したデータの誤りを検出して訂正機能を有する誤り検出訂正機能と、指定されたアドレスのデータおよびECCを上記メモリ領域から読み出し、誤りを検出した場合には、当該アドレスと訂正済みデータを保持する少なくとも一つの退避領域と、上記退避領域に保持しているアドレスと訂正済みデータが有効であるか無効であるかを示す有効無効提示部と、を含み、新たなアドレスと訂正済みデータが上記退避領域に登録された場合には、上記有効無効提示部を有効に設定し、上記退避領域に保持されているデータが不要になった場合には、上記有効無効提示部を無効に設定する。
本発明の第1の観点のメモリシステムは、データを保存するデータ領域と、エラー訂正コード(ECC)を保存するためのECC領域とを含むメモリ領域と、上記メモリ領域へのアクセスを制御する制御部と、上記制御部に対して、少なくとも読み出しを指示する機能および書き込みを指示する機能を含むホスト装置と、を有し、上記制御部は、上記データ領域から読み出したデータの誤りを検出して訂正機能を有する誤り検出訂正機能と、指定されたアドレスのデータおよびECCを上記メモリ領域から読み出し、誤りを検出した場合には、当該アドレスと訂正済みデータを保持する少なくとも一つの退避領域と、上記退避領域に保持しているアドレスと訂正済みデータが有効であるか無効であるかを示す有効無効提示部と、を含み、新たなアドレスと訂正済みデータが上記退避領域に登録された場合には、上記有効無効提示部を有効に設定し、上記退避領域に保持されているデータが不要になった場合には、上記有効無効提示部を無効に設定する。
本発明によれば、退避したデータと同じアドレスに読み出しが発生した場合には、退避した訂正済みデータを出力することができる。
本発明の実施形態に係る不揮発性メモリを採用したメモリシステムの構成を示す図である。 本実施形態に係るホスト装置が発行するコマンドの一例を示す図である。 本実施形態に係るECC領域の形成例を示す図である。 本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるリードコマンド受信時の退避データを上書きしない場合の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるリードコマンド受信時の退避データを上書きする場合の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるライトコマンド受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る不揮発性メモリにおける退避処理対象アドレス設定コマンド(“Correct_address_set“)を受信したときの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る不揮発性メモリにおいて訂正済みデータ書き戻し(“Correct_data“)コマンドを受信したときの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係るメモリシステムが、通常システムに比べてデータ保持特性の改善効果は下げずに、書き戻し処理によるシステムのパフォーマンスへの影響を最小限にすることができることを示す図である。 書き戻し処理が中断できない場合と、本実施形態のように書き戻し処理の中断が可能な場合を比較して示す図である。 全ての訂正データを書き戻す場合と、指定アドレスの訂正データのみを書き戻す場合を比較して示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.メモリシステムの全体構成
2.リードコマンド受信時の動作
3.ライトコマンド受信時の動作
4.退避処理対象アドレス設定コマンド受信時の動作
5.訂正済みデータ書き戻しコマンド受信時の動作
<1.メモリシステムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る不揮発性メモリを採用したメモリシステムの構成を示す図である。
本実施形態に係るメモリシステム10は、ホスト装置100、および不揮発性メモリ200を含んで構成される。
ホスト装置100は、不揮発性メモリ200と接続され、不揮発性メモリ200の書き込み、読み出しを制御する。
不揮発性メモリ200は、メモリ領域210および制御部220により構成される。
メモリ領域210は、制御部220の制御の下、データ、ECC、退避フラグSVFLGを記録する。
制御部220は、ホスト装置100からのコマンドCMDを受信し、コマンドCMDに応じて、メモリ領域210に対する書き込み、読み出しを実行する。
図2は、本実施形態に係るホスト装置が発行するコマンドの一例を示す図である。
ホスト装置100のコマンドCMDには、読み出し(リード(Read))コマンドRD、および書き込み(ライト(Write))コマンドWRTを含む。
コマンドCMDには、退避処理対象アドレス設定(コレクトアドレスセット(Correct address set))コマンドCAS、および退避処理対象アドレス設定解除(コレクトアドレスリセット(Correct address reset))コマンドCARを含む。
コマンドCMDには、訂正済みデータ書き戻し(コレクトデータ(Correct data))コマンドCD、および書き戻し中断(ストップコレクトデータ(Stop correct data))コマンドSCDを含む。
制御部220は、読み出しコマンドRDを受けると、メモリ領域210の読み出しを行う。
制御部220は、書き込みコマンドWRTを受けると、メモリ領域210に対する書込みを行う。
制御部220は、退避処理対象アドレス設定コマンドCASを受けると、退避処理対象アドレスの設定を行う。
制御部220は、退避処理対象アドレス設定解除コマンドCARを受けると、退避処理対象アドレスの設置を解除する。
制御部220は、訂正済みデータ書き戻しコマンドCDを受けると、メモリ領域210に訂正済みデータの書き戻しを行う。
制御部220は、書き戻し中断コマンドSCDを受けると、書き戻しコマンドの中断を行う。
メモリ領域210は、データ領域211とECC領域212により形成される。
メモリ領域210は、書き込みデータはデータ領域211に書き込まれ、読み出し時には、データ領域211からデータが読み出される。
ECC領域212には、データに対するECCと、退避フラグSVFLGが記録される。
図3は、本実施形態に係るECC領域の形成例を示す図である。
ECC領域212は、図3に示すように、退避フラグSVFLGが記録される退避フラグフィールド2121、およびECCが記録されるECCフィールド2122により形成される。
制御部220は、コマンドデコーダ221、アドレスラッチ222、アドレスデコーダ223、アドレス比較器224、退避処理対象アドレス領域記憶部225、退避領域制御部226、退避領域227、およびメモリ領域制御部228を有する。
制御部220は、誤り検出・訂正部229、読み出しデータバッファ230、書き込みデータバッファ231、ECC生成部232、およびデータセレクタ233を有する。
コマンドデコーダ221は、ホスト装置100からのコマンドCMDをデコードして、メモリ領域制御部228と退避領域制御部226に制御信号CTLを送信する。
アドレスラッチ222は、入力されたアドレスを保持するレジスタであり、保持アドレスをアドレスデコーダ223およびアドレス比較器224に出力する。
アドレスデコーダ223は、アドレスラッチ222によるアドレスをデコードし、アクセスするメモリ領域210の場所をメモリ領域制御部228に指示する。
アドレス比較器224は、アクセスされるアドレスと、退避領域227に記録されている有効無効提示部としての有効フラグVLFLGが有効に設定されているすべてのアドレスを比較し、比較結果を退避領域制御部226およびデータセレクタ233に出力する。
退避処理対象アドレス領域記憶部225は、データ訂正発生時に訂正済みデータを退避領域227に退避するという一連の処理を実施するアドレス範囲を保持する。
退避領域制御部226は、退避領域227へのデータの格納および読み出しを制御し、訂正済みデータとアドレスが新たに退避領域に追加されたことをホスト装置100に通知し、退避領域に空きがことをホスト装置100に通知する機能を持つ。
退避領域227は、訂正済みデータとそのアドレスを記録するエラーアドレスバッファ2271と訂正済みデータ格納バッファ2272、それらのデータが有効であるかを示す有効フラグ部2273により構成され、少なくとも一組以上のデータが記録される。
また、退避領域227に同時に記録するアドレス・訂正済みデータの数は、ホスト装置100が書き戻し処理を開始するまでにアクセスするデータのサイズと、訂正可能エラーの発生率から決まる。
訂正可能エラーの確率は、ビットエラーレート(Bit Error Rate:BER)から訂正不可能エラーの確率を引いたものであり、訂正可能エラーに比べ、訂正不可能エラーが発生する確率は極わずかと考えると、訂正可能エラー=BERと見なすことができる。
先の引用文献の書き換え回数の上限まで書換えを行ったNANDフラッシュメモリを例に考える。2000時間経過後に発生するBER(Bit Error Rate)は1.0E-7で、書き戻し処理を開始するまでにアクセスするデータのサイズをXMBとすると、同時に記録する退避アドレス・訂正データの個数は(0.8*X)個となる。
たとえば、デジタルスチールカメラで撮影した1枚の写真のデータは数MBであり、一枚のデータの読み出し毎にデータの書き戻しを行えば、書換え寿命にまで使った場合を想定しても退避領域227に記録するアドレスと訂正済みデータの数は10個程度で済む。
メモリ領域制御部228は、コマンドデコーダ221による制御信号CTLに応じてメモリ領域210に対する書き込み、読み出しを制御する。
誤り検出・訂正部229は、メモリ領域210から読み出したデータの誤り検出訂正を行う。
読み出しデータバッファ230には、誤り検出・訂正部229による訂正済みデータが入力される。
読み出しデータバッファ230は、退避領域227とデータセレクタ233にデータを出力する。
書き込みデータバッファ231は、外部I/Oから入力されたデータをバッファリングし、データ領域211とECC生成部232に出力する。
ECC生成部232は、書き込みデータバッファ231から入力されたデータから誤り訂正符号を生成し、ECC領域212に出力する。
データセレクタ233は、アドレス比較器224がアドレスの一致を示す場合には、退避領域227の訂正済みデータ格納バッファ2272からのデータを出力し、一致しない場合には読み出しデータバッファ230からのデータを出力する。
次に、不揮発性メモリ200におけるリードコマンド受信時の動作およびライトコマンド受信時の動作について説明する。
<2.読み出しコマンド受信時の動作>
図4は、本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるリードコマンド受信時の退避データを上書きしない場合の動作を説明するためのフローチャートである。
[読み出し動作(退避データ上書きなし)]
不揮発性メモリ200において、ホスト装置100により発行された読み出しコマンドRDが制御部220にて受信される(ST1)。
受信した読み出しコマンドRDは、コマンドデコーダ221においてデコードされ、制御信号CLTとしてメモリ領域制御部228と退避領域制御部226に送信される。
また、アドレスラッチ222に読み出しアドレスが保持され、その読み出しアドレスはアドレスデコーダ223およびアドレス比較器224に供給される。
アドレスデコーダ223では、アドレスラッチ222によるアドレスがデコードされ、アクセスするメモリ領域210の場所がメモリ領域制御部228に指示される。
アドレス比較器224においては、アクセスされるアドレスと、退避領域227に記録されている有効フラグVLFLGが有効に設定されているすべてのアドレスが比較される(ST2)。その比較結果は、退避領域制御部226およびデータセレクタ233に出力される。
そして、ステップST2において、読み出しアドレスが退避処理対象アドレス領域であるか否かが判断される。
ステップST2において、読み出しアドレスが退避処理対象外アドレスであると判断された場合には、メモリ領域制御部228によりアドレスデコーダ223で指示されたアドレスのデータ領域211のデータ、ECCが読み出される(ST3)。
読み出されたデータは、誤り検出・訂正部229で訂正された後に(ST4)、読み出しデータバッファ230に入力され、読み出しデータバッファ230からデータセレクタ233を通して外部I/Oに出力される(ST5)。
ステップST2において、読み出しアドレスが退避処理対象アドレスであると判断された場合、アドレス比較器224において、読み出しアドレスと退避領域のエラーアドレスバッファ2271に保持されている有効フラグVLFLGが有効に設定されているすべてのアドレスが比較される。そして、有効であると設定されている有効フラグVLFLGがあるか否かが判断される(ST6)
ステップST6において、一致するアドレスが存在すると判断された場合には、退避領域制御部226では一致したアドレスの訂正済みデータが退避領域227からデータセレクタ233に出力される。そして、データセレクタ233により退避領域227の訂正済みデータが外部I/Oに出力される(ST7)。
ステップST6において、一致するアドレスが存在しないと判断された場合には、メモリ領域制御部228の制御によりデータ領域211からデータ、ECC領域212からECCと退避フラグSVFLが読み出される(ST8)。
読み出されたデータは、誤り検出・訂正部229を通して、読み出しデータバッファ230に入力される(ST9)。ここで、誤り検出・訂正部229において、誤りがないと処理されると、データセレクタ233を通して読み出しデータバッファ230のデータが外部I/Oに出力される(ST5)。
上記処理中に、読み出しデータに誤りが検出された場合には(ST9)、読み出しデータバッファ230の訂正済みデータとそのアドレスが退避領域227に格納されるが、このとき次の処理が行われる。
退避領域制御部226において、有効フラグVLFLGが無効に設定されている退避領域227が存在するか否かが判断される(ST10)。
ステップST10において、有効フラグVLFLGが無効に設定されている退避領域227が存在すると判断された場合、有効フラグVLFLGが無効に設定されている退避領域227に訂正済みデータとそのアドレスが格納される。そして、その有効フラグVLFLGが有効に設定され(ST11)、退避領域227に新たな退避データが登録されたことと、退避フラグSVFLGの状態がホスト装置100に通知される(ST12)。
ホスト装置100は、退避フラグSVFLGの状態から、新たに登録された退避データが、以前にも同じアドレスで発生したものであるかを判断することができる。
ホスト装置100は、状況によって、このようなアドレスのメモリセルを不良セルと判断し、使わないようにすることができる。
訂正済みデータとアドレスを退避領域に格納前(ステップST10)と、訂正済みデータとアドレスを退避領域に格納後(ステップST13)において、有効フラグVLFLGが無効に設定されている退避領域227が存在しないと判断された場合には、退避領域に空きが無い事がホスト装置100に通知される(ST14)
[読み出し動作(退避データ上書きあり)]
図5は、本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるリードコマンド受信時の退避データを上書きする場合の動作を説明するためのフローチャートである。
図5の処理が図4の処理と異なる点は、ステップST10において否定的判断後、ステップS15の処理が行われ、ステップST12の処理が行われる点にある。
ステップST15においては、有効フラグVLFLGが有効に設定されているいずれかの退避領域227に、訂正済みデータとそのアドレスが上書きされ、有効フラグVLFLGが有効に設定される。その後、上記したステップST12に処理に移行する。
<3.ライトコマンド受信時の動作>
図6は、本実施形態に係る不揮発性メモリにおけるライトコマンド受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
不揮発性メモリ200において、ホスト装置100により発行された書き込みコマンドWRTが制御部220にて受信される(ST21)。
受信した書き込みコマンドWRTは、コマンドデコーダ221においてデコードされ、制御信号CLTとしてメモリ領域制御部228と退避領域制御部226に送信される。
また、アドレスラッチ222に書き込みアドレスが保持され、その書き込みアドレスはアドレスデコーダ223およびアドレス比較器224に供給される。
アドレスデコーダ223では、アドレスラッチ222によるアドレスがデコードされ、アクセスするメモリ領域210の場所がメモリ領域制御部228に指示される。
また、書き込みデータは外部I/Oから書き込みデータバッファ231に入力され、ECC生成部232でECCが生成される。
コマンドデコーダ221により書き込み指示を受けたメモリ領域制御部228の制御の下、アドレスデコーダ223で示されたアドレスにデータの書き込みが行われる(ST22)。
アドレス比較器224においては、書き込みアドレスが退避領域227に保持されている有効フラグVLFLGが有効に設定されているすべてのアドレスと一致するかが調べられる(ST23)。
ステップST23において、一致すると判断された場合に、退避領域制御部226によりそのアドレスの退避領域の有効フラグVLFLGが無効に設定される(ST24)。
<4.退避処理対象アドレス設定コマンド受信時の動作>
図7は、本実施形態に係る不揮発性メモリにおいて退避処理対象アドレス設定(“Correct_address_set”)コマンドを受信したときの動作を示すフローチャートである。
不揮発性メモリ200において、ホスト装置100により発行された退避処理対象アドレス設定(“Correct_address_set“)コマンドCASが制御部220にて受信される(ST31)。
このコマンドCASと共に送られてくるデータは退避処理対象アドレスである。退避処理対象アドレスはアドレスラッチ222に保持され、退避処理対象アドレス領域記憶部225に設定される(ST32)。
<5.訂正済みデータ書き戻しコマンド受信時の動作>
図8は、本実施形態に係る不揮発性メモリにおいて退訂正済みデータ書き戻し(“Correct_data”)コマンドを受信したときの動作を示すフローチャートである。
不揮発性メモリ200において、ホスト装置100により発行された退訂正済みデータ書き戻し(“Correct_data”)コマンドCDが制御部220にて受信される(ST41)。
このコマンドを受信するとコマンドデコーダ221においてデコードされ、制御信号CLTとしてメモリ領域制御部228と退避領域制御部226に送信される。
退避領域制御部226では、有効フラグVLFLGがセットされているかがチェックされ、有効な書き戻しデータが存在するか否かが判断される(ST42)。
ステップST42において、有効フラグVLFLGがセットされていないと判断された場合には、処理を終了する。
有効フラグVLFLGがセットされていると判断された場合には、コマンドで指定された個数の有効フラグVLFLが有効に設定されている訂正済みデータの書き戻しが実行されたかを判断する(ST43)。
指定された個数が0の場合には、前記処理を有効フラグVLFLGが有効に設定されているすべての訂正済みデータに対して書き戻しが行われる。
指定された個数のデータの書き戻しを実行した場合には、処理を終了する。
指定された個数のデータの書き戻しが完了する前に、書き戻し中断(“Stop_correct_data“)コマンドSCDを受信した場合には(ST44)、訂正処理を終了する。
ステップST44において、書き戻し中断コマンドSCDを受信していないと判断された場合には、次の処理が行われる。
すなわち、ECC領域212の退避フラグSVFLGが設定され、訂正済みデータがデータ領域211に書き戻される(ST45)、書き戻し終了後、有効フラグVLFLGが無効に設定され(ST46)。再度有効フラグVLFLGが有効に設定されている退避領域227が存在する場合には、上記処理が繰り返される。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
ホスト装置100からの読み出し要求によって訂正が発生したメモリセルのアドレスやデータを退避領域に保存し、メモリ内で管理することで、ホスト装置100は訂正が発生したメモリセルの情報を管理する機能を持つ必要がない。
ホスト装置100からの読み出し要求のアドレスと、退避領域227に保存されたアドレスが一致した場合、退避領域からデータを読み出し、メモリセルへアクセスを行わないようにすることが可能である。
これにより、書き戻しよりを行う前に訂正不可能なエラーが発生する可能性を低くし、保持データの信頼性を高めることが可能となる。
書き戻し処理を行うことで、再び正しいデータの保持と読み出しが可能になると同時に、メモリセルの保持期間をリセットすることで、データの信頼性を高めることが可能となる。
図9(A)および(B)は、本実施形態に係るメモリシステムが、通常システムに比べてデータ保持特性の改善効果は下げずに、書き戻し処理によるシステムのパフォーマンスへの影響を最小限にすることができることを示す図である。
図9(A)は、通常システムの場合であって、訂正データの書き戻し処理によりメモリコントローラから読み出しが待たされることを示している。
これに対して、図9(B)は、本実施形態に係るシステムにおいて、メモリコントローラからの読み出しが待たされるのではなく、一定のレートでデータが出力可能であることを示している。
本実施形態によれば、ホスト装置100が書き戻し処理を開始するタイミングを決定することができる。
たとえば、ホスト装置100がメモリへアクセスしないときに、データの書き戻しを実行する。
図10(A)および(B)は、書き戻し処理が中断できない場合と、本実施形態のように書き戻し処理の中断が可能な場合を比較して示す図である。
本実施形態によれば、図10(B)に示すように、書き戻し処理をしている最中でも、急にメモリへのアクセスが必要になった場合には、書き戻しを中断でき、アクセス終了後、再度再開することができる。
訂正が発生したメモリセルのアドレスやデータはメモリ内の退避領域で管理されるため、ホストはそれらの情報を管理する機能を持つ必要がない。
図11(A)および(B)は、全ての訂正データを書き戻す場合と、指定アドレスの訂正データのみを書き戻す場合を比較して示す図である。
書き戻し処理をするアドレス範囲を選択できるようにすることで、ホストが必要としない書き戻し処理の発生を防ぐことができる。
書き戻し処理を実行しても再び訂正可能エラーが発生するメモリセルはデータの保持特性が悪いメモリセルである可能性がある。
そこで、そのようなメモリセルを検出し、ホストに通知することで、ホストはそのメモリセルの使用を継続するか否かを判断する情報として利用することができ、データの信頼性を高めることにつながる。
10・・・メモリシステム、100・・・ホスト装置、200・・・不揮発性メモリ、210・・・メモリ領域、211・・・データ領域、212・・・ECC領域、220・・・制御部、221・・・コマンドデコーダ、222・・・アドレスラッチ、223・・・アドレスデコーダ、224・・・アドレス比較器、225・・・退避処理対象アドレス領域記憶部、226・・・退避領域制御部、227・・・退避領域、228・・・メモリ領域制御部、229・・・誤り検出・訂正部、230・・・読み出しデータバッファ、231・・・書き込みバッファ、232・・・ECC生成部、233・・・データセレクタ。

Claims (20)

  1. データを保存するデータ領域と、エラー訂正コード(ECC)を保存するためのECC領域とを含むメモリ領域と、
    上記メモリ領域へのアクセスを制御する制御部と、を有し、
    上記制御部は、
    上記データ領域から読み出したデータの誤りを検出して訂正機能を有する誤り検出訂正機能と、
    指定されたアドレスのデータおよびECCを上記メモリ領域から読み出し、誤りを検出した場合には、当該アドレスと訂正済みデータを保持する少なくとも一つの退避領域と、
    上記退避領域に保持しているアドレスと訂正済みデータが有効であるか無効であるかを示す有効無効提示部と、を含み、
    新たなアドレスと訂正済みデータが上記退避領域に登録された場合には、上記有効無効提示部を有効に設定し、上記退避領域に保持されているデータが不要になった場合には、上記有効無効提示部を無効に設定する
    不揮発性メモリ。
  2. 上記制御部は、
    上記メモリ領域にアクセスするように指定されたアドレスと上記退避領域に保持されている上記有効無効提示部が有効に設定されているすべてのアドレスを比較する比較機能を含み、
    データ読み出し時に、上記比較機能がアドレスの一致を示した場合には、上記退避領域に保持する訂正済みデータを出力する
    請求項1記載の不揮発性メモリ。
  3. 上記制御部は、
    上記比較機能がアドレスの不一致を示した場合には、上記データ領域からデータ、上記ECC領域からECCを読み出し、上記誤り検出訂正機能でデータの誤りを確認し、訂正不要なデータはそのまま出力し、
    誤りを検出した場合には、上記退避領域にアドレスと訂正済みデータを書き込み、上記有効無効提示部を有効に設定し、訂正済みデータを出力する
    請求項2記載の不揮発性メモリ。
  4. 上記制御部は、
    上記退避領域にアドレスと訂正済みデータが新たに追加されたことを通知する機能を有する
    請求項3記載の不揮発性メモリ。
  5. 上記制御部は、
    上記退避領域に空きがないことを通知する機能を有する
    請求項4記載の不揮発性メモリ。
  6. 上記制御部は、
    データ書き込み時に、上記比較機能がアドレスの一致を示した場合には、当該アドレスを保持する上記退避領域の有効無効提示部を無効に設定する
    請求項2から5のいずれか一に記載の不揮発性メモリ。
  7. 上記制御部は、
    上記退避領域において上記有効無効提示部が有効の設定であるデータを上記メモリ領域に書き戻す機能を有する
    請求項6記載の不揮発性メモリ。
  8. 上記制御部は、
    書き戻す退避領域の最大個数を指定する機能を有し、
    書き戻し処理にかかる時間を制限するために、前記最大個数を指定されることが可能である
    請求項7記載の不揮発性メモリ。
  9. 上記制御部は、
    書き戻しコマンドにより書き戻し処理を開始し、処理を完了するときに上記有効無効提示部を無効に設定し、処理の完了を通知する機能を有する
    請求項7または8記載の不揮発性メモリ。
  10. 上記制御部は、
    書き戻し中断コマンドを受けて書き戻し処理を中断する機能を有し、
    中断された書き戻し処理を、再度上記書き戻しコマンドを受けて再開する
    請求項9記載の不揮発性メモリ。
  11. 上記制御部は、
    退避処理の対象とするアドレス領域を設定する機能を有し、
    退避処理対象アドレス領域設定コマンドにより、退避処理の対象とするアドレス領域が指示される。
    請求項10記載の不揮発性メモリ。
  12. 上記データ領域のECC領域内に、以前に退避処理をしたアドレスであることを示す退避フラグを格納する領域を有し、
    上記制御部は、
    上記データ領域に退避領域の訂正済みデータを書き戻すときに、上記退避フラグをセットする
    請求項10または11記載の不揮発性メモリ。
  13. 上記制御部は、
    データ読み出し時に、上記データ領域のデータ、上記ECC領域のECCと退避フラグを読み出し、読み出したデータに誤りが検出された場合、上記退避領域にアドレスと訂正済みデータが新たに追加されたことに加えて、退避フラグの状態を通知する機能を有する
    請求項12記載の不揮発性メモリ。
  14. データを保存するデータ領域と、エラー訂正コード(ECC)を保存するためのECC領域とを含むメモリ領域と、
    上記メモリ領域へのアクセスを制御する制御部と、
    上記制御部に対して、少なくとも読み出しを指示する機能および書き込みを指示する機能を含むホスト装置と、を有し、
    上記制御部は、
    上記データ領域から読み出したデータの誤りを検出して訂正機能を有する誤り検出訂正機能と、
    上記ホスト装置から指定されたアドレスのデータおよびECCを上記メモリ領域から読み出し、誤りを検出した場合には、当該アドレスと訂正済みデータを保持する少なくとも一つの退避領域と、
    上記退避領域に保持しているアドレスと訂正済みデータが有効であるか無効であるかを示す有効無効提示部と、を含み、
    新たなアドレスと訂正済みデータが上記退避領域に登録された場合には、上記有効無効提示部を有効に設定し、上記退避領域に保持されているデータが不要になった場合には、上記有効無効提示部を無効に設定する
    メモリシステム。
  15. 上記制御部は、
    上記メモリ領域にアクセスするように指定されたアドレスと上記退避領域に保持されている上記有効無効提示部が有効に設定されているすべてのアドレスを比較する比較機能を含み、
    データ読み出し時に、上記比較機能がアドレスの一致を示した場合には、上記退避領域に保持する訂正済みデータを出力する
    請求項14記載のメモリシステム。
  16. 上記制御部は、
    上記比較機能がアドレスの不一致を示した場合には、上記データ領域からデータ、上記ECC領域からECCを読み出し、上記誤り検出訂正機能でデータの誤りを確認し、訂正不要なデータはそのまま出力し、
    誤りを検出した場合には、上記退避領域にアドレスと訂正済みデータを書き込み、上記有効無効提示部を有効に設定し、訂正済みデータを出力する
    請求項15記載のメモリシステム。
  17. 上記制御部は、
    上記退避領域にアドレスと訂正済みデータが新たに追加されたことを上記ホスト装置に通知する機能と、
    上記退避領域に空きが無いことを上記ホスト装置に通知する機能と、を有する
    請求項16記載のメモリシステム。
  18. 上記制御部は、
    データ書き込み時に、上記比較機能がアドレスの一致を示した場合には、当該アドレスを保持する上記退避領域の有効無効提示部を無効に設定する機能と、
    上記退避領域において上記有効無効提示部が有効の設定であるデータを上記メモリ領域に書き戻す機能と、
    書き戻す退避領域の最大個数を指定する機能と、を有し、
    上記ホスト装置は、
    書き戻し処理にかかる時間を制限するために、前記最大個数を指定することが可能である
    請求項17記載のメモリシステム。
  19. 上記制御部は、
    上記ホスト装置による書き戻しコマンドを受けて書き戻し処理を開始し、処理を完了するときに上記有効無効提示部を無効に設定し、処理の完了を通知する機能と、
    上記ホスト装置から書き戻し中断コマンドを受けて書き戻し処理を中断する機能と、を有し、
    中断された書き戻し処理を、再度上記ホスト装置からの上記書き戻しコマンドを受けて再開する
    請求項18記載のメモリ装置。
  20. 上記データ領域のECC領域内に、以前に退避処理をしたアドレスであることを示す退避フラグを格納する領域を有し、
    上記制御部は、
    上記ホスト装置からの退避処理対象アドレス領域設定コマンドにより、退避処理の対象とするアドレス領域が指示され、当該退避処理の対象とするアドレス領域を設定する機能を有し、
    上記データ領域に退避領域の訂正済みデータを書き戻すときに、上記退避フラグをセットし、
    データ読み出し時に、上記データ領域のデータ、上記ECC領域のECCと退避フラグを読み出し、読み出したデータに誤りが検出された場合、上記退避領域にアドレスと訂正済みデータが新たに追加されたことに加えて、退避フラグの状態を上記ホスト装置に通知し、退避領域に空きが無い場合には、退避領域に空きが無いことを通知する機能を有する
    請求項19記載のメモリシステム。
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