JP2011107419A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常に用いられる検知装置のみで稼動再開時の初期設定処理の要・不要とエラーや警告報知の要・不要を判断する画像形成装置を提供する。
【解決手段】電源ONで(S0)、データ初期化(S1)、定着ウォームアップ(S2)の後、転写ベルト3がフルダウン位置に在るか判別し(S3)、S3がYesならイニシャル処理要求フラグを設定し(S4)、S3がNoなら設定せずに、印字モードに応じたベルトU/D(アップ/ダウン)位置制御を行い(S5)、ベルト異状がなければ(S6がNo)、イニシャル処理要求の有無を判別し(S7)、有ればイニシャル処理を始め各種のチェックを行うが(S8〜S11)、無ければそれらの処理を省略する。
【選択図】図6

Description

本発明は、必須な検知装置として通常に用いられる検知装置のみで稼動再開時の初期設定処理の要・不要とエラーや警告報知の要・不要を判断する画像形成装置に関する。
従来、プリンタやコピー機等の画像形成装置が広く知られている。このような画像形成装置においては、多岐にわたる機能の付加や内容の複雑化により、内部回路に多くの装置が接続されている。
また、トナー供給部、記録ヘッド、現像部、一次転写部等から成る記録部を構成する消耗品キットや、ベルトユニット等の多数の部品が組み込まれている。これらの消耗品キットやベルトユニット等の部品は、定期交換部品であり、制御部は、そのための寿命や情報を詳細かつ連続的に管理している。
また、画像品質向上のために、各種の調整を自動的に行うことが当然のこととして必要になっている。そのため、電源オンや保守用扉の開閉復帰の際には、消耗品キットの有無、トナー残量の測定、その他の部材の異常の有無等の確認を実施するためのイニシャル処理や、自動濃度・レジスト調整など、数多くの処理項目を実行しなければならない。
従来は、電源オフ中に消耗品キットの着脱を認識する手段がなかったため、電源オンの際に、電源オフ中に消耗品キットの着脱があった場合も想定して、自動濃度・レジスト調整や、その他全てのイニシャル処理を実施しなければならなかった。
また、従来は、消耗品キットを確実に本体から取り外す必要があるエラーや警告の報知中、つまりエラーや警告の発生中であったとしても、ユーザが電源オフの状態でエラーの回復処理をせずにカバーを開閉した場合は、電源投入後、制御部は、一旦エラーを解除し、全駆動系を駆動し、再度エラーの有無を測定し直し、同様のエラーを検出した時点で再びエラーの報知をしている。
これでは無駄に電力を消費してしまうだけでなく、消耗品キットや定期交換部品の寿命を縮めることにもなる。そうであるからといって、この問題を解決するために電源オフ中の消耗品キットの着脱を検出する機構やセンサ等を個々の消耗品キットに取り付けるのではコストが大幅に上がってしまい実現に無理がある。
もっとも、不要な初期化処理を省くことについては、再度電源が投入された後に電気的にカバーの開閉の有無を判断して、初期化処理における補正処理の必要性を判断し、不要な初期化処理を省いて無駄な電力消費と時間を短縮する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−133259号公報
しかしながら、特許文献1に示される従来技術は、カバーの開閉を電気的に検出して初期化処理の要・不要を判断しており、ユーザが単に装置内部の確認のためにカバーを開閉した場合には、電源再投入で初期化処理は不要であるにも関わらず、初期化処理を行うことになるという問題が残されている。
上記の課題を解決するために、本発明は、必須な検知装置として通常に用いられる検知装置のみで稼動再開時の初期設定処理の要・不要と警告報知の要・不要を正しく判別する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、消耗品キットを固定する位置と解除する位置とに位置を変化させるロック部と、該ロック部により上記消耗品キットの固定が解除されたとき通常時の印字待機位置から退避位置に移動するユニット部と、該ユニット部が上記退避位置に在るか否かを検知する検知部と、制御部と、を少なくとも備えた画像形成装置において、上記制御部は、電源オン直後の初期化処理に際し、上記検知部が上記退避位置に上記ユニット部が在ることを示しているとき上記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理を行い、上記検知部が上記退避位置に上記ユニット部が無いことを示しているとき上記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理を省略するように構成される。
この画像形成装置において、上記制御部は、電源オン直後の初期化処理に際し、上記検知部が上記退避位置に上記ユニット部が在ることを示しているときは、更に電源オフ直前の前記消耗品キットのエラーと警告の履歴を参照し、エラー又は警告が解除されていないとき当該エラー及び/又は警告の再報知を継続し、エラー及び警告が解除されているとき上記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理に移行するように構成される。
この画像形成装置において、例えば、上記消耗品キットは、トナー供給部、記録ヘッド、現像部、一次転写部等の記録部を構成する部品であり、上記ユニット部は、上記記録部に対向してベルトを保持して駆動するベルトユニット部である。
本発明は、必須な検知装置として通常に用いられる検知装置のみで稼動再開時の初期設定処理の要・不要とエラーや警告の報知の要・不要を判断する画像形成装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略の構成を模式的に示す図である。 (a),(b),(c) は実施例1に係る画像形成装置の記録部に対する転写ベルトの位置の移動状態を説明する図である。 (a),(b) は実施例1に係る画像形成装置の転写ベルトをフルカラー印字モード位置とモノクロ印字モード位置とフルダウン位置の三つの位置に移動させるベルト移動の駆動機構を示す図である。 実施例1に係る画像形成装置の転写ベルトの上面がフルダウン位置からモノクロ印字モード位置と更にフルカラー印字モード位置へ順次移動する状態と検出センサによる検出結果との関係を示す図である。 (a),(b) は実施例1に係る画像形成装置の消耗品キットの固定状態と固定解除状態を説明する図である。 実施例1に係る画像形成装置の電源オン時におけるイニシャル処理の要・不要の判断処理を示すフローチャートである。 図6のフローチャートのベルトU/D位置制御処理を更に詳しく説明するフローチャートである。 図6のフローチャートの待機中処理を更に詳しく説明するフローチャートである。 実施例1に係る画像形成装置の電源オン時におけるエラー・警告の再報知の要・不要の判断処理を示すフローチャートである。 図9のフローチャートの待機中処理を更に詳しく説明するフローチャートである。 図10のフローチャートのClose処理を更に詳しく説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略の構成を模式的に示す図である。図1に示す画像形成装置1は、トナーを用いる電子写真式の画像形成装置であり、着脱可能な一次転写ベルトユニットを有する二次転写方式のタンデム型の画像形成装置(以下、単にプリンタという)である。
尚、図1には、一次転写ベルトユニット(以下、単にベルトユニットという)2として、転写ベルト3、この転写ベルト3を循環移動させるための駆動ローラ4と従動ローラ5、ベルトクリーナ6、及び4個の一次転写ローラ7(7k、7c、7m、7y)のみを示し、他の構成は図示を省略している。
また、記録部10として、転写ベルト3を間に介して4個の一次転写ローラ7とそれぞれ対向して配置される画像形成ユニットの感光体ドラム8(8k、8c、8m、8y)と記録ヘッド9のみを示し、他の構成は図示を省略している。
尚、画像形成ユニットは、本来、トナーホッパーキット、現像部キット、ドラムキット等の個々に交換可能な消耗品キットが、相互に組み付けられて構成されているものであるが、ここでは代表的に、ドラムキットの感光体ドラム8のみを示している。
また、4個の感光体ドラム8の上方に示す記録ヘッド9は、本来ならば4個の感光体ドラム8に対向してそれぞれ個々に配置される記録ヘッドを簡略に一括して示している。また、プリンタ1の各部を制御する制御部は図示を省略している。
また、図1には、全体構成の各部の配置関係が分かるように、二次転写ローラ11、定着装置12、二段構えの給紙カセット13及び14、並びに保守用の扉として矢印aのように開成可能な側面扉15及び図の手前方向に開成が可能なキット固定扉16を示している。尚、キット固定扉16の手前にある正面扉は図示を省略している。
尚、定着装置12は、図1では番号を付与して示していないが、熱ローラと押圧ローラを備えている。熱ローラはローラ内部に図示していないがヒータを備え、不図示のモータにより回転駆動される。押圧ローラは不図示の付勢部材により熱ローラに圧接して熱ローラに従動し、圧接部により定着部を形成している。
図2(a),(b),(c) は、記録部10に対する転写ベルト3の位置の移動状態を説明する図である。先ず、プリンタ1は、印字モードとして、4色全ての消耗品キットによって画像を形成するフルカラー印字モードと、黒1色の消耗品キットによって画像を形成するモノクロ印字モードとを有する。
これらの印字モードは、ユーザによる不図示の操作パネルの操作を介して、又はプリンタ1に接続されている不図示のホスト機器からの印字データの通信により、予め所定の印字モード記憶領域に記憶されている。
プリンタ本体装置が印字状態、印字待機状態、又は停止状態のいずれにあっても、転写ベルト3の上面は、フルカラー印字モードでは図2(a) に示す4個全ての消耗品キット(感光体ドラム8k、8c、8m、8y)に接触する位置、モノクロ印字モードでは図2(b) に示す黒の消耗品キット(感光体ドラム8k)のみと接触する位置にそれぞれ設定される。
また、ユーザが新旧部品を交換するためにベルトユニット2や消耗品キットを着脱する際には、転写ベルト3の循環移動する上面は、図2(c) に示す全ての消耗品キット(感光体ドラム8k、8c、8m、8y)と非接触となる位置に設定される。以下、図2(c) に示す転写ベルト3の位置を「フルダウン」の位置という。
図1及び図2(a),(b),(c) には図示を省略しているが、転写ベルト3の循環移動する下部の適宜な位置の裏面には、テンションローラが常時圧接している。これにより、転写ベルト3は、図2(a),(b),(c) に示すどの位置にあっても弛むことなく張設されている。
図3(a),(b) は、転写ベルト3を、フルカラー印字モード位置、モノクロ印字モード位置、又はフルダウン位置の三つの位置に移動させるベルト移動の駆動機構を示す図である。尚、図3(a) は図1及び図2の反対側(図面奥行き方向の向う側)から見た図であり、図3(b) は、図1及び図2と同一方向からベルトユニット2を取り外して見た図である。
図3(a) として見た場合、転写ベルト3は矢印bで示す方向に循環移動している。図3に示すように、ベルトユニット2の内部には、転写ベルト3の上面を上下三つの位置に移動させる位置切替機構17が内蔵されている。
位置切替機構17は、ギア18と位置切替部19から成る。ギア18は、図3(b) に示す本体装置側に固設されているベルト駆動モータ21の回転軸に係合している。ギア18は、ベルト駆動モータ21の正逆の回転に応じて矢印cで示す正方向と、矢印dで示す逆方向に回転する。
また、ベルト駆動モータ21の回転軸には、ギア18と同軸に、ギア18よりも小径のギア22が不図示のワンウェイクラッチを介して係合している。ギア22は正転方向にのみ回転し、図1及び図2に示す駆動ローラ4を回転駆動する図3(a) に示すギア列23を駆動する。
また、ギア18が逆方向に回転駆動されることにより、一次転写ローラ7kを保持する不図示の保持フレームと、他の3個の一次転写ローラ7(7c、7m、7y)を保持する不図示の保持フレームとを、位置切替部19が上下に移動させる。
2個の保持フレームを上に移動させたとき転写ベルト3は図2(a) の状態になり、一次転写ローラ7kの保持フレームを上にしたまま3個の一次転写ローラ7(7c、7m、7y)の保持フレームを下に移動させたとき転写ベルト3は図2(b) の状態となり、2個の保持フレームを下に移動させたときは転写ベルト3は図2(c) の状態になる。
図3(a) に示すように、ベルトユニット2には、上述した2個の保持フレームの上下の位置移動に連動して両方向矢印eで示すように水平方向に移動する検出用レバー24が配設されている。そして、プリンタ本体側には、図3(b) に示すように、検出用レバー24を検知するための検出センサ25が配設されている。
転写ベルト3の上面の上下の移動位置に関しては、ベルトユニット2がプリンタ本体に装着された際には必ずフルダウン位置となるように設定されている。その状態は、ベルトユニット2に配設されている検出用レバー24と、プリンタ本体に配設されている検出センサ25によって検出できる。
図4は、転写ベルト3の上面がフルダウン位置からモノクロ印字モード位置、更にフルカラー印字モード位置へと順次移動する状態と検出センサ25による検出結果との関係を示す図である。
図4は、上からベルト駆動モータ21の逆回転、検出センサ25の検出結果、転写ベルト3上面の移動位置、をそれぞれ示している。上述したように、転写ベルト3の上面は、ベルトユニット2がプリンタ本体に装着された際には必ずフルダウン位置となるように設定されている。
このとき検出センサ25の光路に検出用レバー24が挿入された状態となり、検出センサ25は遮光状態となって遮光信号、すなわち転写ベルト3の上面がフルダウン位置にあることを示す信号を制御部に出力する。
制御部は、ベルト駆動モータ21を「n1」ステップ逆回転させることによって、転写ベルト3の上面をフルダウン位置からモノクロ印字モード位置へ移動させる。
また、制御部は、ユーザからの指定によっては更にベルト駆動モータ21を「n2」ステップ逆回転させて、転写ベルト3の上面をフルカラー印字モード位置へと移動させる。
フルカラー印字モードからモノクロ印字モードに切り替える際は、ベルト駆動モータ21を「n3」ステップ逆回転させて転写ベルト3の上面を一旦フルダウン(センサ遮光)位置へ移動させた後、ベルト駆動モータ21を上記の所定ステップ数逆回転させて、転写ベルト3の上面をモノクロ印字モード位置に移動させる。
図5(a),(b) は、消耗品キット(感光体ドラム8)の固定状態と、固定解除状態を説明する図である。本例のプリンタ1は、図1に示したように、消耗品キットを固定するためのキット固定扉16を備えている。
図5(a),(b) に示すように、プリンタ本体側には、ベルトユニット2を貫通するロックレバー26が設けられている。図5(a) はキット固定扉16が閉じられてロックレバー26が固定位置に維持されている状態を示している。
消耗品キットを取り出す際には、キット固定扉16を開いて、図5(b) に示すように、ロックレバー26を矢印gで示すように手前に引き出して消耗品キットの固定を解除しなければならない。
それに対してベルトユニット2には、消耗品キットの固定が解除されると、全ての消耗品キットと転写ベルト3が接触しないように、転写ベルト3を図5(b) に示すフルダウン位置に移動させる機構が設けられている。
本例のプリンタ1は、上述したように消耗品キットが一旦固定を解除されると転写ベルト3の上面(以下、上面を省略して単に転写ベルト3という)が必ずフルダウン位置に移動する。
そして、消耗品キットの固定状態では、印字中、印字待機中、印字停止中の如何に関わらず、位置切替機構17により、転写ベルト3はフルダウン位置以外の位置(モノクロ印字モードの位置、又はフルカラー印字モードの位置)に移動する。
但し、転写ベルト3がフルダウン位置に移動するのは、キット固定扉16が開かれてロックレバー26が手前に引き出されたときであり、当然ながら、安全のため電源は切れている。
したがって、たとえ消耗品キットが固定され、キット固定扉16が閉じられた後でも、つまり消耗品キットが固定状態であっても、次に電源が入ったときでないと位置切替機構17が動作できないため、転写ベルト3はフルダウン位置に停止している。
そして、上記の転写ベルト3がフルダウン位置に停止している場合は、転写ベルト3がフルダウン位置に在ることが、検出用レバー24と検出センサ25(以下、検出用レバー24と検出センサ25を合わせて単に検出部という)により検出される。
本例のプリンタ1の制御部は、上記のようなベルトユニット2の機構と、検出部の位置検出機能に基づいて、稼動再開時(電源ON時)において、初期設定処理(イニシャル処理)の要・不要とエラー又は警告の報知の要・不要を判断する。以下、これについて説明する。
図6は、実施例1に係る画像形成装置の電源オン時におけるイニシャル処理の要・不要の判断処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、不図示の制御部により行われる処理である。
先ず、電源がONになると(ステップS0)、所定の記憶領域に記録されているデータが初期化される(ステップS1)。この処理では、例えば、RAM(Random Access Memory)の初期化、接続デバイスの確認と初期化、記録ヘッドの初期設定などが行われる。
続いて、定着ウォームアップが開始される(ステップS2)。この処理では、例えば、定着装置12の熱ローラを回転駆動するモータが起動されると共に、熱ローラのヒータが起動されて定着部が予熱される。
次に、転写ベルト3がフルダウンの位置に在るか否かが判別される(ステップS3)。この処理では、検出部の検出センサ25が遮光されているか否かにより、転写ベルト3の位置の判別が行われる。
そして、転写ベルト3がフルダウンの位置に在れば(S3がYes)、電源投入前に、キット固定扉16が開成され、ロックレバー26が引き出されて、消耗品キットが交換された可能性がある。
そして、消耗品キットが交換されていれば、イニシャル処理を行う必要がある。そこでイニシャル処理要求フラグを所定のレジスタに設定し(ステップS4)、詳しくは後述するベルトU/D(アップ/ダウン)位置制御を行う(ステップS5)。
また、上記ステップS3の判別で、検出部の検出センサ25が透光状態であるときは、つまり転写ベルト3がフルダウンの位置に無いときは(S3がNo)、ただちにステップS5の処理に移行する。
次に、制御部は、上記のステップS5で「転写ベルト3に異状あり」が検出されているか否かを参照する(ステップS6)。そして、異状が検出されていなければ(S6がNo)、続いて、イニシャル処理要求があるか否かを判別する(ステップS7)。
この処理は、イニシャル処理要求フラグが所定のレジスタに設定されているか否かを判別する処理である。そして、イニシャル処理要求があれば(S7がYes)、定着装置12以外の各部のモータを起動して各種のチェックを行う(ステップS8)。
更に続いて、イニシャル処理を開始する(ステップS9)。この処理では、各種の消耗品キットについて、装着部に装着されているかの有無の確認、正常に装着されているかの異常チェック、トナーキットについてはトナーの残量などが確認される。
更に、給紙センサ、搬送センサなどの出力が参照され、用紙が給紙路や搬送路に滞留している用紙ジャムが発生しているか否かの確認や、濃度センサによる転写ベルトの表面のチェック、その他、例えば消耗品キットの交換に対処する空回転による駆動状態の確認などが、イニシャル処理として実行される。
上記のイニシャル処理に続いて、制御部は、自動濃度・レジスト調整を行う(ステップS10)。この処理は、印字処理中に所定の周期で行われる処理であると共に、イニシャル処理としても行われる処理である。
上記に続いて制御部は、定着装置12以外のモータを停止させ(ステップS11)、次に、定着ウォームアップが完了したか否かを判別する(ステップS12)。この処理は、ステップS2で定着ウォームアップを開始してから所定の時間が経過したか、又は定着装置12の定着部の温度が所定の温度に達したかを判別する処理である。
尚、上記ステップS7の判別で、イニシャル処理要求が無いときは(S7がNo)、消耗品キットを外された形跡がないため、上述したステップS7〜S11のイニシャル処理を省略して、直ちにステップS12の処理に移行する。
ステップS12の処理では、定着ウォームアップが完了するまで待ち(S12がNo)、定着ウォームアップが完了したならば(S12がYes)、定着装置12のモータを停止させ(ステップS13)、詳しくは後述する待機中処理に移行する(ステップS14)。
尚、上記ステップS6の判別で、転写ベルト3の異状が検出されているときは(S6がYes)、ユーザにベルト異状を報知して(ステップS15)、ステップS13の処理に移行する。
これにより、後述する待機中処理において、転写ベルト3の異状が再認識され、ユーザに対する異状報知の継続、又はユーザによる異状回復の作業待ちの処理が行われる。
図7は、図6のフローチャートのステップS5におけるベルトU/D位置制御処理を更に詳しく説明するフローチャートである。尚、このベルトU/D位置制御処理は、転写ベルト3を、モノクロ印字モード又はフルカラー印字モードの位置に設定する処理である。
図7において、ベルトU/D位置制御処理が開始されると(ステップS50)、先ず、制御部は、ベルト駆動モータ21を逆回転起動する(ステップS51)。
これにより、図4に示したベルト位置を、いずれかの印字モードの位置に設定するための基準位置、つまりフルダウン位置に転写ベルト3を移動させるべく、位置切替機構17が駆動される。
そして、制御部は、検出部の検出センサ25が遮光されるまで待機する(S52、判別はNo)。また、このとき、制御部は、上記の待機時間をタイマで計測し、計測中の時間が所定の時間を越えた(タイムアウトとなった)か否かを監視する(ステップS53)。
そして、所定時間内に検出センサ25が遮光された通知を検出部から受けたときは(S52がYes)、転写ベルト3がベルトU/D位置制御の場合の基準位置であるフルダウン位置に設定されたと認識する。
そこで、制御部は、上記のフルダウン位置を基準として、ベルト駆動モータ21の逆回転を継続させ、n1ステップ回転分の時間が経過するまで待機する(S54、判別はNo)。
そして、n1ステップ回転する時間が経過したら(S54がYes)、転写ベルト3がモノクロ印字モードの位置に設定されたと判断し(図4参照)、現在の印字モードとしてモノクロ印字モードが指定されているか否かを判別する(ステップS55)。
モノクロ印字モードかフルカラー印字モードかの印字モードの指定は、ユーザによる不図示の操作パネルの操作を介して、又はプリンタ1に接続されている不図示のホスト機器からの印字データの通信により、予め所定の印字モード記憶領域に記憶されている。
制御部は、所定の印字モード記憶領域のデータ又はフラグを参照し、現在の印字モードとしてモノクロ印字モードが指定されているときは(S55がYes)、ベルト駆動モータ21の逆回転を停止させて(ステップS57)、図6の処理に戻ってステップS6の処理に進む。
上記ステップS55の判別で、モノクロ印字モードが指定されていない、すなわちフルカラー印字モードが指定されているときは(S55がNo)、ベルト駆動モータ21に対し上記のn1ステップの回転に追加して更にn2ステップの逆回転をするよう指令し、全部で「n1+n2」ステップの回転が行われるまで待機する(ステップS56、判別はNo)。
そして、「n1+n2」ステップの回転に達したときは(S56がYss)、ステップS57以降の処理に進む。
また、上記ステップS53の判別処理で、タイムアウトとなったときは(S53がYes)、制御部は、位置切替機構17に異状があるか又はベルトユニット2がプリンら1本体に装着されていないと判断する。
この場合は、制御部は、エラー発生フラグを所定の記憶領域に設定して(ステップS59)、ステップS57以降の処理に進む。
これにより、図6の処理に戻ってステップS6の処理に進んだときは、機内の状態は、転写ベルト3がモノクロ印字モードの位置にあるか、フルカラー印字モードの位置にあるか、又はベルト異状(位置切替機構17の異状、又はベルトユニット2の未装着)であるかのいずれかの状態にある。
この状態に基づいて、図6のステップS6以降の処理が、図6で説明したように進行する。
図8は、図6のフローチャートの待機中処理を更に詳しく説明するフローチャートである。図8において、待機中処理では(ステップS140)、制御部は、先ず、カバーOpen(キット固定扉16が開いた)状態であるか否か判別する(ステップS141)。
そして、カバーOpenであれば(S141がYes)、ユーザが消耗品キットを交換するためであると判断し、そうであればイニシャル処理を行う必要があると判断し、イニシャル処理要求フラグを所定のレジスタに設定して(ステップS142)、ステップS141に戻る。
ステップS141に戻ってからは、ユーザにより、カバーClose(キット固定扉16が閉じる)状態となるまで、ステップS141、S142を繰り返す。
上記判別で、カバーOpenでないとき(キット固定扉16が閉じているとき)は(ステップS141がNo)、次に、イニシャル処理要求があるか否かを判別する(ステップS143)。
ここで判別されるイニシャル処理要求は、待機中処理の初めにカバーOpenであったときはステップS142で設定されたイニシャル処理要求フラグであり、待機中処理の初めにカバーCloseであったときは図6のステップS4で設定されたイニシャル処理要求フラグであり且つステップS6でベルト異状となった場合である。
ここで制御部は、イニシャル処理要求があると判別したときは(S143がYes)、ベルトU/D位置制御を行う(ステップS144)。この場合のベルトU/D位置制御は転写ベルト3をそのときに指定されている印字モードの位置へ設定する処理である。
続いて、制御部は上記のステップS144で「転写ベルト3に異状あり」が検出されているか否かを参照する(ステップS145)。そして、異状が検出されていれば(S145がYes)、ベルト異状をユーザに報知して(ステップS147)、ユーザによるカバーOpen→カバーCloseによるエラー回復作業の終了を待機する。
ユーザによるエラー回復作業が終了すると、ステップS141がNo、ステップS143がYes、ステップS144は正常処理、ステップS145はNoとなるので、制御部は、カバーClose処理を行う(ステップS146)。
この処理では、各種エラーの解除、定着装置12のウォームアップ開始、消耗品キット装着の確認や異常有無のチェック等のイニシャル処理、自動濃度・レジスト調整などの処理が実行される。この段階では検出センサ25は透光状態すなわち転写ベルト3はフルダウン以外の位置に在る。
続いて制御部は、ステップS141に戻り、この場合は、ステップS141がNo、ステップS143がNo、となることにより、印刷要求があるか否か判別する(ステップS148)。そして、印刷要求が無ければ(S148がNo)、待機制御の処理を行う(ステップS149)。
この待機制御の処理では、定着装置12の温調制御、冷却ファン等の装置類の制御と監視、諸所に配置されている各種センサの制御と監視、各種コマンドの実行とデータ処理などが行われる。そして、印刷要求があるまでは、ステップS141、S143、S148、S149の処理が繰り返される。
そして、ステップS148で印刷要求が発生したときは(S148がYes)、印刷要求と共に指定されているモノクロ又はフルカラーの印字モードの位置に転写ベルト3を設定するために、ベルトU/D位置制御を行う(ステップS150)。
続いて、上記ベルトU/D位置制御の処理中にベルト異状が発生しているか否かを判別し(ステップS151)、異状があれば(S151がYes)、前述したステップS147の処理に移行し、異状がなければ(S151がNo)、印刷を実行する(ステップS152)。
この印刷実行の処理では、全モータの起動、記録ヘッド9の制御、定着装置12の温度制御、消耗品キットの感光体ドラム8に印加する初期化帯電電圧、現像ローラに印加する現像電圧、一次転写ローラ7に印加する転写電圧、二次転写ローラ11に印加する転写電圧等の高圧設定と行うプロセス制御、画像データの出力、転写タイミングの制御、給紙送り出しと搬送の制御、などが行われる。
そして、印刷要求と共に指定されている印刷枚数と印刷実行枚数を比較して印刷完了か否かを判断し(ステップS153)、印刷完了でなければ(S153がNo)、印刷実行を繰り返し、印刷完了であれば(S153がYes)、全モータを停止させて(ステップS154)、ステップS141に戻って待機する。
このように、実施例1に示した処理によれば、電源オンやキット固定扉開閉の復帰の際に、転写ベルトの上面がフルダウン位置に無いことを検出するだけで、消耗品キット確認のためのイニシャル処理や、自動濃度・レジスト調整などを省略することができ、従来の品質を維持しながら、ウォームアップ時間の短縮、省エネ、処理能力の向上が可能となる。
また、上述のような消耗品キットのエラー発生中も含み、トナー残量の測定などに必要な空回転を可及的に減らすことができるため、ウォームアップ時間の短縮や省エネだけでなく、トナーの消耗を抑えたり、消耗品キットの寿命を延ばすという効果が得られる。
また、電源オフ中の消耗品キットの着脱を認識するための新たな機構やセンサを個々の消耗品キットに配設することなく、上述した効果が得られる機能を実現することが可能となり、機能が高まって且つ低廉な装置の実現に貢献する。
次に、間違って又は見落として、エラーや警告の報知が無視されたまま電源が切断された後に電源が投入されたときの、エラーや警告の報知が継続して再報知される処理について説明する。
図9は、実施例1に係る画像形成装置の電源オン時におけるエラー・警告の再報知の要・不要の判断処理を示すフローチャートである。尚、図9には、図6と同一の処理ステップには図6と同一のステップ記号を付与して示して説明は省略し、図6とは異なる処理ステップであるS201〜S205についてのみ説明する。
図9において、ステップS3の転写ベルト3がフルダウン位置に在るか否かの判別で、転写ベルト3がフルダウン位置に在れば(S3がYes)、消耗品キットが交換された可能性があるので、キット着脱ありフラグを所定のレジスタに設定して(ステップS201)、ステップS5に進む。
他方、転写ベルト3がフルダウン位置に無ければ(S3がNo)、消耗品キットが交換されていないので、キット着脱なしフラグを所定のレジスタに設定して(ステップS202)、ステップS5に進む。尚、これらキット着脱有無のフラグは後述するClose処理が実行されるまで維持される。
そして、ステップS6のベルト異状の判別でNoのときは、キット着脱ありか否かを判別する(ステップS203)。この処理では、所定のレジスタに設定されているキット着脱有無のフラグを参照して判別する。
そして、キットの着脱ありを判別したときは、キットの着脱によってエラーが修復されたと判断して、キット関連のエラー情報をクリアしてから(ステップS205)、ステップS8〜S14を実行する。
他方、キットの着脱なしを判別したときは、消耗品キットの状態が電源切断前と変化していないと判断して、前回(電源切断前)のキット関連情報を復元する(ステップS204)。
この処理では、例えば、トナー残量なし、各消耗品キットの寿命予告、不正消耗品キットの装着警告、トナーブリッジ発生の警告等のキット関連情報が所定の記憶領域から読み込まれる。
図10は、図9のフローチャートの待機中処理を更に詳しく説明するフローチャートである。尚、図10には、図8と同一の処理ステップには図8と同一のステップ記号を付与して示して説明は省略し、図8とは異なる処理ステップであるS301〜S305についてのみ説明する。
図10において、待機中処理の最初のステップS141におけるカバーOpen有りの判別で、カバーOpen有りのときは(S141がYes)、ユーザによりベルトユニット又は消耗品キットが操作されていると判断し、詳しくは後述するClose処理を実行するためのClose処理要求フラグを所定のレジスタに設定して(ステップS301)、ステップS141に戻る。
上記のステップS141でカバーOpenでないときは(S141がNo)、次にClose処理要求があるか否か判別する(ステップS302)。そして、Close処理要求が無いときは(S302がNo)、ステップS148〜S154を実行する。
他方、Close処理要求があるときは(S302がYes)、詳しくは後述するClose処理を行う(ステップS303)。
続くステップS145で判別されるベルト異状は、図9のステップS5、S6で検出されたベルト異状である。そして、ベルト異状がないときは(S145がNo)、他のエラーが有るか否か判別する(ステップS304)。
このエラー判別は、図9のステップS204で復元されたキット関連情報の中のエラー情報であり且つステップS303のClose処理で修復されていないエラーの情報である。
そして、そのような他のエラーが有るときは、そのエラー情報がユーザに報知される(ステップS305)。その後はエラー解除待ちとなる。エラーが解除されるとステップS302の判別がNoとなるため、この場合も上述したステップS148〜S154が実行される。
図11は、図10のフローチャートのClose処理を更に詳しく説明するフローチャートである。図11において、先ずベルト異状があるか否か判別する(ステップS401)。
ここで判別されるベルト異状は、図9のステップS5、S6で検出されて、ステップS15でユーザに報知されたベルト異状である。そして、ベルト異状があれば(S401がYes)、ステップS15でユーザに報知されたベルト異状がユーザによって未だ修復されていないと判断し、直ちに図10の処理に復帰する。
他方、ベルト異状が無ければ(S401がNo)、制御部は、先ず、カバーOpen(Closeも伴う開閉動作)のみでリカバリが可能なエラーを解除する(ステップS402)。
続いて、制御部は、キット着脱ありか否かを判別する(ステップS403)。この処理では、図9のステップS201又はS202で所定のレジスタに設定された消耗品キット有無フラグが参照される。
そして、キット着脱ありと判別されたときは(S403がYes)、ユーザによりエラーが修復されたと判断し、この場合は、エラーのリカバリに消耗品キットの着脱が必須であるエラー情報を解除する(ステップS404)。
更に続いて、消耗品キットの装着確認、装着された消耗品キットの異状の有無チェック、トナーキットのトナー残量測定、トナー残量に変化があれば残量データの更新、各消耗品キットの寿命再検出等のイニシャル処理を実行、更に自動濃度・レジスト調整などのキット着脱後の処理を実行して(ステップS405)、図10の処理に復帰する。
他方、キット着脱なしと判別されたときは(S403がNo)、エラーの報知が間違って又は見落とされて無視され、ユーザによるエラーの修復が行われていないと判断する。
この場合は、制御部は、エラーのリカバリに消耗品キットの着脱が必須であるエラー情報を保持し(ステップS406)、そのエラー情報を報知して、エラーが発生中であることをユーザに警告し(ステップS407)、図10の処理に復帰する。
このように、上述した実施例2の処理によれば、消耗品キットを確実に本体から取り外さないと復元できないエラーや警告の報知中に、電源オフや保守用扉がエラー復元を伴わずに開閉された場合でも、転写ベルトがフルダウン位置にあることを検知し、電源オン時にエラーや警告を継続して報知して、2次障害を防止し、形成画像の品質を維持することができる。
尚、上述した実施例では転写ベルトを二次転写方式の一次転写ベルトとして説明したが、これに限ることなく、直接転写方式のプリンタにおける記録部に用紙を搬送する用紙搬送ベルトであってもよい。
本発明は、稼動再開時の初期設定処理の要・不要と警告報知の要・不要を正しく判別する画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置(プリンタ)
2 一次転写ベルトユニット(ベルトユニット)
3 転写ベルト
4 駆動ローラ
5 従動ローラ
6 ベルトクリーナ
7(7k、7c、7m、7y) 一次転写ローラ
8(8k、8c、8m、8y) 感光体ドラム
9 記録ヘッド
10 記録部
11 二次転写ローラ
12 定着装置
13、14 給紙カセット
15 側面扉
16 キット固定扉
17 位置切替機構
18 ギア
19 位置切替部
21 ベルト駆動モータ
22 ギア
23 ギア列
24 検出用レバー
25 検出センサ
26 ロックレバー

Claims (3)

  1. 消耗品キットを固定する位置と解除する位置とに位置を変化させるロック部と、
    該ロック部により前記消耗品キットの固定が解除されたとき通常時の印字待機位置から退避位置に移動するユニット部と、
    該ユニット部が前記退避位置に在るか否かを検知する検知部と、
    制御部と、
    を少なくとも備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、
    電源オン直後の初期化処理に際し、前記検知部が前記退避位置に前記ユニット部が在ることを示しているとき前記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理を行い、
    前記検知部が前記退避位置に前記ユニット部が無いことを示しているとき前記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理を省略する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    電源オン直後の初期化処理に際し、前記検知部が前記退避位置に前記ユニット部が在ることを示しているときは、更に電源オフ直前の前記消耗品キットのエラーと警告の履歴を参照し、エラー又は警告が解除されていないとき当該エラー及び/又は警告の再報知を継続し、エラー及び警告が解除されているとき前記消耗品キットの着脱に起因するイニシャル処理に移行する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記消耗品キットは、トナー供給部、記録ヘッド、現像部、一次転写部等の記録部を構成する部品であり、前記ユニット部は、前記記録部に対向してベルトを保持して駆動するベルトユニット部である、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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