JP2011106584A - 管継手 - Google Patents

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【課題】保守点検を簡素化できる管継手を得る。
【解決手段】管継手10では、アダプター22の先端部22Aにナット12の螺子部12Aを締め込み、ナット12が締め込み状態になると、ボデー本体14におけるパッキン30との当接面14Cと、ナット12におけるパッキン30との当接面26Bとが、同一面上に位置しており、ボデー本体14の先端14Cとアダプター22の先端22Bとで、挟持されたパッキン30が圧縮変形して、ボデー本体14とアダプター22との間を止水すると共に、ナット12における凹部26の上面26Bとアダプター22の先端22Bとで、挟持されたパッキン30が圧縮変形して、ナット12とアダプター22との間を止水するようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の配管を接続するための管継手に係るものである。
従来、ビールなどの液体を移送するホース間の管継手として、例えば、特許文献1のように、流路部が形成されたボディ本体、アダプタ及び締付部材を備えた管継手が知られている。
特開2004−92679号公報
しかしながら、特許文献1のような管継手では、ボディ本体に形成された環状凹部と、アダプターに形成された環状凸部とを嵌合させ、ボディ本体をアダプターに対して回転可能とすると共に、ボディ本体とアダプターとの間にシール用のOリングを介在させている。このため、Oリングへの潤滑剤の塗布不足があると摩擦力が大きくなり、ボディ本体が回転し難くなったり、Oリングが摩耗して十分な止水性が得られなくなる恐れがある。このため、定期的にOリングへ潤滑剤を塗布する必要があり、こまめな保守点検(メンテナンス)が必要であった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、保守点検を簡素化できる管継手を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明の管継手は、流体が流れる流路部が形成され、一方の端部が配管を保持すると共に、他方の端部の外周部にナットが設けられ、前記外周部が前記ナットの内周部と摺動することで前記ナットに対して回転可能とされたボデー本体と、前記ナットの内周部に設けられ、前記配管に連結する他方の配管に前記ナットを締め込むことで、前記ボデー本体の先端と前記他方の配管との先端とで圧縮され、前記ボデー本体と前記他方の配管との間を止水すると共に、前記ナットと前記他方の配管との先端とで圧縮され、前記ナットと前記他方の配管との間を止水する止水部材と、を有し、前記他方の配管に前記ナットを締め込んだ状態において、前記ボデー本体における前記止水部材との当接面と、前記ナットにおける前記止水部材との当接面とが、同一面上に位置する。
流体が流れる流路部の一方の端部が配管を保持するボデー本体は、他方の端部の外周部にナットが設けらており、ボデー本体の外周部がナットの内周部と摺動することでナットに対して回転可能とされている。また、一方の配管に連結する他方の配管の端部がナットに締結されると、他方の配管にナットを締め込んだ状態において、ボデー本体における止水部材との当接面と、ナットにおける止水部材との当接面とが、同一面上に位置し、ナットの内周部に設けられた止水部材が、ボデー本体の先端とアダプターとの先端とで圧縮され、ボデー本体と他方の配管との間を止水すると共に、ナットと他方の配管との先端とで圧縮され、ナットと他方の配管との間を止水する。従って、ボデー本体とナットとの摺動部に他の止水部材が配置されていなくても、ボデー本体とナットとの摺動部から流体が漏れない。この結果、ボデー本体とナットとの摺動部に設けた止水部材への潤滑剤の塗布不足により摩擦力が大きくなって、ボディ本体が回転し難くなったり、止水部材が摩耗して十分な止水性が得られなくなる恐れもない。このため、定期的に止水部材へ潤滑剤を塗布する必要が無くなり、保守点検を簡素化できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管継手において、前記他方の配管は、ビア樽に締結されるアダプターである。
他方の配管がビア樽に締結されるアダプターであるため、このアダプターを介してビア樽とボデー本体とを容易に連結できる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明の管継手は、保守点検を簡素化できる。
請求項2に記載の本発明の管継手は、アダプターに連結されたビア樽とボデー本体とを容易に連結できる。
本発明の一実施形態に係る管継手の分離状態を示す半断面図である。 本発明の一実施形態に係る管継手の結合状態を示す半断面図である。 本発明の一実施形態に係る管継手の分解状態を示す半断面図である。 本発明の一実施形態に係る管継手を示す斜視面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である管継手10の分離状態を示す半断面図であり、図2は、この管継手10の結合状態を示す半断面図である。また、図3は、この管継手10の分解状態を示す半断面図であり、図4は、この管継手10を示す斜視図である。
図4に示すように、管継手10は、雌型のナット12と、雄型のボデー本体14とで構成されている。この管継手10は、例えばビールなどの液体を所定の圧力(例えば、約0.4MPa)で流す用途で使用されている。なお、ボデー本体14は芯部に液体が流れる流路部11が形成されており、L字状(エルボ形状)に屈曲されている。
図1に示すように、ナット12には、ボデー本体14の先端部14Aが挿入される円筒状の挿入部16が形成されている。ナット12の芯部には、挿入部16と連通し、液体が流れる流路部20が形成されている。また、ボデー本体14の先端部14Aと反対側の端部には、管継手10によって連結される一方の配管としてのホース(図示省略)が接続される接続部18が設けられており、ホースはビールサーバー等に接続されている。なお、接続部18は周知の構成のため、構成の説明は省略する。
ボデー本体14の先端部14Aの外周には周方向に沿って環状の凹部15が形成されており、この凹部15はナット12内の挿入部16に周方向に沿って形成された環状の凸部17に嵌合している。このため、ボディ本体14とナット12は、流路部20の軸心Oを回転中心として図4に示すように矢印A方向へ回転可能となっている。
なお、管継手10の組立時、ボディ本体14の先端部14Aの外周部にナット12をセットし、ボデー本体14の外周の環状凹部15とナット12内の環状凸部17を嵌合させる際、ナット12が一時的に拡径するようになっている。
図2に示すように、ナット12の流路部20の内周面には、螺子部12Aが形成されており、この螺子部12Aに、ナット12に接続される他方の配管としてのアダプター22の先端部22Aの外周部に形成された螺子部24が螺合されるようになっている。また、アダプター22の先端部22Aと反対側の端部(図示省略)は、ビア樽の栓等のビールの流路に連結されている。
図1に示すように、ナット12の内周部における挿入部16と螺子部12Aとの間には、環状の凹部26が周方向に沿って形成されており、凹部26の底部26Aは、流路部20の軸心Oと平行になっている。また、凹部26の内径(軸心Oから底部26Aまでの距離)R1は、螺子部12Aの外径(軸心Oから螺子部12Aの谷までの距離)R2より大きくなっており、螺子部12Aの外径R2は挿入部16の内径(軸心Oから内周面16Aまでの距離)S1より大きくなっている(R1>R2>S1)。なお、挿入部16の内周面16Aは、ボデー本体14の先端部14Aの外周面14Bとの摺動部21となっている。
ナット12の凹部26には、止水部材としてのリング形状(短い円筒形状)のパッキン30が取付けられており、パッキン30の外径L1はR1>L1>R2となっている。また、パッキン30の内径L2はS1>L2となっている。
図1に示すように、パッキン30の幅(流路部20の軸心Oに沿った長さ)W1は、凹部26の底部26Aの幅W2に比べて狭くなっている(W1<W2)。
図2に示すように、アダプター22の先端部22Aにナット12の螺子部12Aを締め込み、ナット12が締め込み状態になると、ボデー本体14におけるパッキン30との当接面14Cと、ナット12におけるパッキン30との当接面26Bとが、同一面上に位置しており、ボデー本体14の先端14Cとアダプター22の先端22Bとで、挟持されたパッキン30が圧縮変形して、ボデー本体14とアダプター22との間を止水すると共に、ナット12における凹部26の上面26Bとアダプター22の先端22Bとで、挟持されたパッキン30が圧縮変形して、ナット12とアダプター22との間を止水するようになっている。
(作用及び効果)
次に、本発明の管継手10の作用について説明する。
本実施形態の管継手10では、ボディ本体14とナット12とが、流路部20の軸心Oを回転中心として図4の矢印A方向へ回転可能となっている。また、図2に示すように、アダプター22の先端部22Aにナット12の螺子部12Aを締め込み、ナット12が締め込み状態になると、ボデー本体14におけるパッキン30との当接面14Cと、ナット12におけるパッキン30との当接面26Bとが、同一面上に位置しており、ナット12の内周部の凹部26に設けられたパッキン30が、ボデー本体14の先端14Cとアダプター22の先端22Bとで圧縮され、ボディ本体14とアダプター22との間を止水すると共に、ナット12における凹部26の上面26Bとアダプター22の先端22Bとで圧縮され、ナット12とアダプター22との間を止水する。
従って、パッキン30によって、ボデー本体14とナット12との摺動部21に連通する部位を止水することができるため、従来の摺動部21にOリングを設けた構成とすることなしに摺動部21の止水性能を確保できる。
この結果、Oリングへの潤滑剤の塗布不足により摩擦力が大きくなって、ボディ本体14が回転し難くなったり、Oリングが摩耗して十分な止水性が得られなくなる恐れもない。このため、定期的にOリングへ潤滑剤を塗布する必要が無くなり、保守点検を簡素化できる。
また、本実施形態の管継手10では、アダプター22を介して、アダプター22によって連結可能となるビア樽の栓等のビールの流路と、ボデー本体14とを容易に連結できる。
また、本実施形態の管継手10では、流体としてビールを流す場合に、ボデー本体14の回転を繰り返しても、ボデー本体14の回転が円滑で且つビールの漏れも防止できる。
[その他の実施形態]
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、液体としてビールを流したが、これに限らず、炭酸飲料や、その他の流体も適用可能である。
10 管継手
12 ナット
14 ボデー本体
14A ボデー本体の先端部
14C ボデー本体の先端
16 ナットの挿入部
16A ナットの挿入部の内周面
20 流路部
22 アダプター(他方の配管)
22A アダプターの先端部
22B アダプターの先端
26 ナットの凹部
30 パッキン(止水部材)

Claims (2)

  1. 流体が流れる流路部が形成され、一方の端部が配管を保持すると共に、他方の端部の外周部にナットが設けられ、前記外周部が前記ナットの内周部と摺動することで前記ナットに対して回転可能とされたボデー本体と、
    前記ナットの内周部に設けられ、前記配管に連結する他方の配管に前記ナットを締め込むことで、前記ボデー本体の先端と前記他方の配管との先端とで圧縮され、前記ボデー本体と前記他方の配管との間を止水すると共に、前記ナットと前記他方の配管との先端とで圧縮され、前記ナットと前記他方の配管との間を止水する止水部材と、
    を有し、前記他方の配管に前記ナットを締め込んだ状態において、前記ボデー本体における前記止水部材との当接面と、前記ナットにおける前記止水部材との当接面とが、同一面上に位置する管継手。
  2. 前記他方の配管は、ビア樽に締結されるアダプターである請求項1に記載の管継手。
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