JP2011105230A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングホイールの軸方向位置が調整可能なステアリング装置において、軸方向にコンパクトな構成を実現する。
【解決手段】ステアリングシャフトを収容する第1コラムチューブと、当該第1コラムチューブを軸方向へ移動可能に保持する固定側の第2コラムチューブと、一端が第2コラムチューブに保持されたねじ棒11と、ねじ棒11の他端側に螺合して軸方向に移動可能なナット15と、ナット15を第1コラムチューブに取り付けるブラケット17を含むナット保持部材16とを備えたステアリング装置であって、当該ナット保持部材16は、ナット15に対して軸方向に拘束された係合状態からステアリングホイールへの二次衝突による衝撃荷重で拘束解除されてブラケット17を軸方向へ移動させる構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリング装置に関し、特に、ステアリングホイールの軸方向位置が調整可能なステアリング装置に関する。
自動車のステアリング装置には、ステアリングホイール(ハンドル)の軸方向位置を調整することができるテレスコピック機構を備えたものがある。この機構により、運転者は、自己の好みの位置でステアリングホイールを操作することができる。
上記のようなテレスコピック機構には、例えば、二重管等の、軸方向に伸縮可能な構造をベースに、モータ、ねじ棒、ナット等による電動伸縮装置が装備されている(例えば、特許文献1参照。)。モータの回転によりねじ棒がその軸周りに回転し、螺合するナットが移動することにより、テレスコピック機構が伸縮動作し、ステアリングホイールの軸方向位置を調整することができる。
一方、ステアリング装置には、衝突事故時に運転者がステアリングホイールに二次衝突する際の衝撃を吸収する機能も求められる。このような機能を実現するには、衝撃荷重を受けたステアリングホイールが軸方向に沈むように所定のストロークだけ移動して、その間に衝撃のエネルギーを消耗させる、というプロセスが必要である。ところが、上記のようなテレスコピック機構の電動伸縮装置は、そのままでは二次衝突時に衝撃吸収の妨げになる。そこで、二次衝突時にはモータを含む駆動ユニットが定位置を離脱して軸方向に移動することにより、衝撃荷重に対するステアリングホイールの移動ストロークを確保する、という構成が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−96427号公報(図2,図8) 特開2003−237594号公報(図1,図2)
しかしながら、上記のように駆動ユニットを移動させる構成では、比較的大きな寸法である駆動ユニットが他の部材と干渉せずに移動して、その移動先に収まるための空間が必要となる。その結果、ステアリング装置は少なくとも軸方向に大きな寸法を要することになり、これは、小型化推進を妨げる要因となる。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、ステアリングホイールの軸方向位置が調整可能なステアリング装置において、軸方向にコンパクトな構成を実現することを目的とする。
(1)本発明は、ステアリングホイールの軸方向位置が調整可能なステアリング装置において、前記ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトを収容する第1コラムチューブと、前記第1コラムチューブを軸方向へ移動可能に保持する固定側の第2コラムチューブと、一端が前記第2コラムチューブに保持されたねじ棒と、前記ねじ棒の他端側に螺合して軸方向に移動可能なナットと、前記ナットを前記第1コラムチューブに取り付けるブラケットを含み、前記ナットに対して軸方向に拘束された係合状態から前記ステアリングホイールへの二次衝突による衝撃荷重で拘束解除されて当該ブラケットを軸方向へ移動させるナット保持部材とを備えたものである。
上記のように構成されたステアリング装置では、二次衝突の際に、ナットに対してブラケットが拘束解除され軸方向へ移動するという構成により、衝撃に対してのステアリングホイールの移動ストロークが確保される。これにより、ねじ棒の駆動側ではなくナット側での工夫により軸方向に大きな寸法を要することなく移動ストロークを確保することができ、軸方向にコンパクトなステアリング装置を提供することができる。
(2)また、上記ステアリング装置において、ナット保持部材は、衝撃荷重を受ける前後で変形することにより拘束及び拘束解除に寄与する可変形部材を含むものであってもよい。
この場合、可変形部材を用いた簡素な構成で、拘束及び拘束解除を実現することができる。
(3)また、上記(2)のステアリング装置において、可変形部材はリング状のばね材であって、変形とは径の変化であり、ナットは、軸方向に延び出た押圧片を有し、当該押圧片を当該ばね材に係合させて径の変化を生じさせる、という構成であってもよい。
この場合、通常はばね材でナットに対するナット保持部材の移動を阻止し、二次衝突時にはばね材の径変化によって移動を可能とする。従って、例えばCリング等のばね材の弾性を利用して簡単に、衝撃荷重で変形する部材を構成することができる。
(4)また、上記(2)のステアリング装置において、ナット保持部材は、ナットとブラケットとの間の径方向隙間に装着されるとともにその外周に鍔が設けられた可変形部材としてのブッシュ、を備え、変形とは、衝撃荷重により当該ブッシュの鍔を筒状に延ばすことである、とする構成であってもよい。
この場合、通常はブッシュの鍔でナットに対するブラケットの移動を阻止し、二次衝突時には鍔が筒状に延ばされて移動可能となる。従って、鍔の形状や厚さを工夫することにより、移動可能となる衝撃荷重(離脱荷重)の設定を自在に行うことができる。
本発明のステアリング装置によれば、ねじ棒の駆動側ではなくナット側での工夫により移動ストロークを確保することができるので、軸方向にコンパクトな構成を実現することができる。
テレスコピック機構を有するステアリング装置の一部の構造を、水平状態で示す断面図である。 図1のステアリング装置における、第1実施形態に係る支持部の構造を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)におけるB−B線断面に相当する側面図である。 図2の状態から衝撃荷重が作用した後の支持部を示す図である。 図2の構成における、ナットその他の斜視図である。 図1のステアリング装置における、第2実施形態に係る支持部の構造を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)におけるB−B線断面に相当する側面図である。 図5の状態から衝撃荷重が作用した後の支持部を示す断面図である。 ブッシュの斜視図(2例)である。 図5のブッシュに代えてストッパを可変形部材として使用した支持部の構造を示す図である。
図1は、テレスコピック機構を有するステアリング装置の一部の構造を、水平状態で示す断面図である。なお、自動車に搭載された状態における当該ステアリング装置は、ステアリングホイール1を上にして、軸が斜めになるように配置される。
図において、ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト2の入力軸3と一体に接続されている。この入力軸3は、ステアリングシャフト2の出力軸4とセレーション嵌合しており、回転トルクを伝達しつつ、軸方向へ移動可能である。ステアリングシャフト2は、転がり軸受5を介して、第1コラムチューブ6により回転可能に支持されている。第1コラムチューブ6が可動側チューブであるとすると、固定側チューブである第2コラムチューブ7は、第1コラムチューブ6の外側にあって、第1コラムチューブ6を軸方向に摺動可能に保持している。上記の各部(1〜7)は、互いに同軸に配置されている。
第2コラムチューブ7には取付板8が固定され、この取付板8にモータ9が取り付けられている。モータ9の出力軸上のウオーム10は、ねじ棒11に固定されたウオームホイール12と噛み合っている。ねじ棒11は、その一端が支持部13によって回転自在に支持され、他端が支持部14によって回転自在に支持されている。支持部13は第2コラムチューブ7に固定され、支持部14は第1コラムチューブ6に固定されている。図示のように、ねじ棒11は、支持部14側において、外周面に雄ねじが形成されており、支持部14とは螺合関係にある。また、ねじ棒11は、ステアリングシャフト2と平行である。
図1において、モータ9が回転するとウオーム10と噛み合うウオームホイール12及びねじ棒11が、軸周りに回転する。ねじ棒11の回転により支持部14はねじ棒11の軸方向すなわち、ステアリングシャフト2の軸方向に移動する。これにより、第2コラムチューブ7に対して第1コラムチューブ6を軸方向に移動させ、また、出力軸4に対して入力軸3を軸方向に移動させる。ねじ棒11の回転方向すなわちモータ9の回転方向により、ステアリングホイール1を紙面の左又は右へ移動させることができる。このようにして、運転者は、ステアリングホイール1の軸方向位置を調整することができる。
次に、上記支持部14の構造に関して詳細に説明する。
《第1実施形態》
図2〜4は、図1のステアリング装置における、第1実施形態に係る支持部14の構造を示す図であり、図2の(a)は断面図、(b)は(a)におけるB−B線断面に相当する側面図である。図2において、ねじ棒11は、ナット15と螺合している。
図4は、ナット15その他の斜視図である。このナット15は、円筒状で内周面に雌ねじ加工が施されたボス15aと、その外周面に例えば溶接により形成され、周方向に90度間隔で配置された角棒状の4つの押圧片15bとにより、構成されている。押圧片15bの手前側の端面形状は、最外周において最も軸方向に長く、かつ、内周側になるほど短くなっており、いわば内側に傾斜した斜面15cを形成している。
図2に戻り、ナット15は、ねじ棒11に螺合して軸方向に移動可能である。本実施形態におけるナット保持部材16は、ナット15を保持するブラケット17とCリング18とによって構成されている。ブラケット17は、例えば、複数の要素(17a,17b,17c)によって構成されている。なお、Cリング18とは、典型的にはC形止め輪(JIS B 2804,2112,2113等)である。
ブラケット17は、ナット15の押圧片15bを受け入れる溝17dを有しており、ナット15の自転(ねじ棒11の回転に連れまわりすること)を防止する。また、通常の状態でブラケット17は、ナット15に対して軸方向に拘束された係合状態にあり、従って、ナット15と共に軸方向へ移動する。なお、この「軸方向に拘束」に関して、例えば図2の(a)における紙面の右方向へナット15が移動しようとすれば、ブラケット17cが当接するのでブラケット17全体がナット15に帯同して移動する。逆に、図2の(a)における紙面の左方向へナット15が移動しようとすれば、斜面15cがCリング18に当接するのでブラケット17全体がナット15に帯同して移動する。
ブラケット17内において、Cリング18が装着される軸方向位置では溝17dが途切れていて、円形に空間が形成されていることにより、この空間にCリング18を保持することができるようになっている。Cリング18は、自由な状態で保持され、ブラケット17bの内周に張り付いていない。従って、Cリング18の外周とブラケット17bの内周との間には、若干の隙間がある。
図2の(b)に示すように、ブラケット17aには、ねじ棒11を通す孔17eと、十字状に配置される溝17dとがあるが、ブラケット17aの裏面に位置するCリング18は孔17eより大径であり、従って、ブラケット17aに係止された状態であるとともに、少なくとも3箇所の溝17dを隠すような径方向位置にある。
次に、衝突事故等によって、運転者がステアリングホイール1(図1)に二次衝突した場合、その衝撃荷重は、ブラケット17に対して軸方向すなわち、図2の(a)における紙面の右方向に作用する。この結果、Cリング18がナット15の押圧片15bの斜面15cに強く押し当てられ、斜面15cの案内により縮径し、4つの押圧片15bの内側に入り込む。これにより、ナット15に対するブラケット17の、軸方向への拘束が解除される。
一旦押圧片15bの内側に入り込んだCリング18は、そのまま奥深く押し込まれ、ブラケット17が軸方向に移動する。この移動ストロークにより、衝撃に対してのステアリングホイールの移動ストロークが確保される。図3の(a)は、ブラケット17が移動しきった状態を示す断面図である。(a)及び(b)に示すようにCリング18は縮径し、4つの押圧片15bの内側に入り込んでいる。
なお、上記とは異なる他の構成として例えば、ブラケット17の孔17eの内径と、ナット15のボス15aの外径と、縮径時のCリング18の外径とを相互に同じ径にしておくことにより、縮径時のCリング18及びボス15aが孔17eを通過できるようにしておけば、衝撃に対してのステアリングホイール1のさらなる移動ストロークを確保することも可能である。
以上のように、二次衝突の際に、ナット15に対してナット保持部材16であるブラケット17が拘束解除され軸方向へ移動するという構成により、衝撃に対してのステアリングホイール1の移動ストロークが確保される。これにより、ねじ棒11の駆動側ではなくナット側での工夫によって軸方向に大きな寸法を要することなく移動ストロークを確保することができ、軸方向にコンパクトなステアリング装置を提供することができる。
また、Cリング18を可変形部材として用いた簡素な構成で、拘束及び拘束解除を実現することができる。すなわち、通常はCリング18でナット15に対するブラケット17の移動を阻止し、二次衝突時にはCリング18の縮径によって移動を可能とする。これにより、汎用品であるCリング18の弾性を利用して簡単に、衝撃荷重で変形する部材を構成することができる。
《第2実施形態》
図5〜7は、図1のステアリング装置における、第2実施形態に係る支持部14の構造を示す図であり、図5の(a)は断面図、(b)は(a)におけるB−B線断面に相当する側面図である。図5において、ねじ棒11は、ナット15と螺合している。ナット15は、内周面に雌ねじ加工が施されている。ナット15の外周面は2段外径となっており、大径部15fの外周面にはセレーション加工が施されている。小径部15gの外周面は円筒面である。本実施形態におけるナット保持部材16は、ナット15を保持するブラケット17とブッシュ19とによって構成されている。
ブラケット17は、ナット15と対向する2段内径の内周面を有し、大径孔部17fの内周面にはセレーション加工が施されている。小径孔部17gの内周面は円筒面である。ブラケット17の大径孔部17fが、ナット15の大径部15fとセレーション嵌合することにより、ブラケット17は、軸方向への移動可能性を留保しつつ、ナット15の自転を防止する。また、ブラケット17における小径孔部17gは、ナット15の大径部15fに対して、図示のように互いに軸方向に当接する。図5の(a)の紙面右方向へナット15が移動しようとすれば、大径部15fがブラケット17の小径孔部17gの端面に当接するので、ブラケット17全体がナット15に帯同して移動する。
一方、ナット15の小径部15gの外周面上には、金属製のブッシュ19が緊密に装着され、容易には抜け出ないように固定されている。なお、ブラケット17の小径孔部17gとブッシュ19との間には圧接性・一体性は無く、軽く接触している状態か又は微小な径方向隙間がある状態である。ブッシュ19の外周には鍔19aがあり、この鍔19aは、ブラケット17の軸方向端面17hと接している。図5の(a)の紙面左方向へナット15が移動しようとすれば、ブッシュ19の鍔19aがブラケット17の軸方向端面17hに当接するので、ブラケット17全体がナット15に帯同して移動する。
上記のような構成により、通常の状態でブラケット17は、ナット15に対して軸方向に拘束された係合状態にあり、従って、ナット15と共に軸方向へ移動する。
図7は、上記ブッシュ19の斜視図(2例)である。ブッシュ19の鍔19aは、(a)に示すような円環状であってもよいし、(b)に示すような周方向に複数の鍔片で構成されていてもよい。
次に、衝突事故等によって、運転者がステアリングホイール1(図1)に二次衝突した場合、その衝撃荷重は、ブラケット17に対して軸方向すなわち、図5の(a)における紙面の右方向に作用する。この結果、ブッシュ19の鍔19aが当該方向へ押し延ばされ、ナット15に対するブラケット17の、軸方向への拘束が解除される。結果的に、図6に示す状態まで、ブラケット17がセレーション嵌合を生かして軸方向に移動し、ブッシュ19の鍔19aが筒状に延ばされる。この移動ストロークにより、衝撃に対してのステアリングホイール1の移動ストロークが確保される。
以上のように、二次衝突の際に、ナット15に対してブラケット17が拘束解除され軸方向へ移動するという構成により、衝撃に対してのステアリングホイール1の移動ストロークが確保される。これにより、ねじ棒11の駆動側ではなくナット側での工夫によって軸方向に大きな寸法を要することなく移動ストロークを確保することができ、軸方向にコンパクトなステアリング装置を提供することができる。
また、ブッシュ19を可変形部材として用いた簡素な構成で、拘束及び拘束解除を実現することができる。すなわち、通常はブッシュ19の鍔19aでナット15に対するブラケット17の移動を阻止し、二次衝突時には鍔19aが筒状に延ばされて移動可能となる。従って、鍔19aの形状や厚さを工夫することにより、移動可能となる衝撃荷重(離脱荷重)の設定を自在に行うことができる。
《その他》
なお、第1実施形態ではCリング18を用いたが、Cリングに分類されない同様な、リング状(周方向に切れたものを含む。)のばね材を使用することができる。また、例えば、軸長の短いコイルばねも径の拡縮が可能であるので使用可能である。
さらに、第1実施形態では衝撃荷重によってCリング18を縮径させる構成とした。これは、Cリングが、縮径に適したばね材であることを利用するためである。しかし、Cリングに代えて、拡径に適したばね材を使用すれば、当該ばね材が押圧片等の係合により拡径してブラケットの拘束を解除する、という構成も可能である。
なお、第2実施形態における図7の(b)に示すブッシュ19に代えて、図8に示すようなストッパ20を可変形部材とする構成も可能である。すなわち、ストッパ20の円環状の基部20bを、溶接やボルト締めによって強固にナット15の軸端面に取り付け、菊花状(若しくは歯車状)の外側部分20aをブラケット17に当接させる。ブラケット17に衝撃荷重が作用すると、ブラケット17はストッパ20の外側部分20aを押し曲げ、これを筒状に延ばすことで、ナット15との拘束を解除し、移動ストロークを確保することができる。
1:ステアリングホイール、2:ステアリングシャフト、6:第1コラムチューブ、7:第2コラムチューブ、11:ねじ棒、15:ナット、16:ナット保持部材、17:ブラケット、18:Cリング(可変形部材)、19:ブッシュ(可変形部材)、19a:鍔、20:ストッパ(可変形部材)

Claims (4)

  1. ステアリングホイールの軸方向位置が調整可能なステアリング装置において、
    前記ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトを収容する第1コラムチューブと、
    前記第1コラムチューブを軸方向へ移動可能に保持する固定側の第2コラムチューブと、
    一端が前記第2コラムチューブに保持されたねじ棒と、
    前記ねじ棒の他端側に螺合して軸方向に移動可能なナットと、
    前記ナットを前記第1コラムチューブに取り付けるブラケットを含み、前記ナットに対して軸方向に拘束された係合状態から前記ステアリングホイールへの二次衝突による衝撃荷重で拘束解除されて当該ブラケットを軸方向へ移動させるナット保持部材と
    を備えたことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記ナット保持部材は、前記衝撃荷重を受ける前後で変形することにより拘束及び拘束解除に寄与する可変形部材を含む請求項1記載のステアリング装置。
  3. 前記可変形部材はリング状のばね材であって、変形とは径の変化であり、
    前記ナットは、軸方向に延び出た押圧片を有し、当該押圧片を前記ばね材に係合させて径の変化を生じさせる、請求項2記載のステアリング装置。
  4. 前記ナット保持部材は、前記ナットと前記ブラケットとの間の径方向隙間に装着されるとともにその外周に鍔が設けられた前記可変形部材としてのブッシュ、を備え、
    前記変形とは、前記衝撃荷重により当該ブッシュの鍔を筒状に延ばすことである、請求項2記載のステアリング装置。
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