JP2011104774A5 - - Google Patents

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本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され
前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
前記第1のメンテナンスパルスは、前記第2のメンテナンスパルスと比較して前記圧力発生手段を駆動することにより前記圧力室内の液体に生じる圧力変化が大きくなるように設定され、
前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明は、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
前記第1のメンテナンスパルスは圧力室内に圧力変化を生じさせるための一連の波形要素からなり、
前記第2のメンテナンスパルスは、ノズルから液体を噴射させるための波形要素からなる噴射部と、当該噴射部によって液体が噴射された後のメニスカスの残留振動を抑制するための波形要素からなる制振部と、を有し、
前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンス処理において第1のメンテナンス処理を実行した後に、第2のメンテナンス処理を組み合わせて行うことにより、各メンテナンス処理をそれぞれ単体で行う場合と比較して液体流路中の増粘液体や気泡をより効率的に除去することができる。これにより、MPBFを向上させることができ、尚かつ、メンテナンス処理に要する時間を短縮することが可能となる。加えて、メンテナンス処理が終了した時点でメニスカスの残留振動が安定化されるので、残留振動を収束させるための待機時間を短縮することができ、これにより、メンテナンス処理に要する時間をより短縮することができる。
また、上記実施形態において、前記制御手段は、液体噴射動作を行う対象である着弾対象としての記録媒体に対して液体噴射動作を所定単位行う毎に前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行し、
前記メンテナンス処理における前記第2のメンテナンスパルスは、増粘した液体をノズルから排出するための増粘液体排出用パルスである構成を採用することができる。
さらに、上記実施形態において、 前記制御手段は、液体噴射動作を行う対象である着弾対象としての記録媒体を前記液体噴射ヘッドのノズル面に対向するステージ上に供給する毎、及び、記録媒体を前記ステージから排出する毎に前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行し、
前記メンテナンス処理における前記第2のメンテナンスパルスは、増粘により膜状に変化したメニスカスを破断するための膜破断用パルスである構成を採用することもできる。
また、本発明は、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され
前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いたメンテナンス処理において、前記第1のメンテナンスパルスを用いた第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いた第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする
さらに、本発明は、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
前記第1のメンテナンスパルスは、前記第2のメンテナンスパルスと比較して前記圧力発生手段を駆動することにより前記圧力室内の液体に生じる圧力変化が大きくなるように設定され、
前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行する場合、前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする。
そして、本発明は、ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
前記第1のメンテナンスパルスは圧力室内に圧力変化を生じさせるための一連の波形要素からなり、
前記第2のメンテナンスパルスは、ノズルから液体を噴射させるための波形要素からなる噴射部と、当該噴射部によって液体が噴射された後のメニスカスの残留振動を抑制するための波形要素からなる制振部と、を有し、
前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行する場合、前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする。

Claims (8)

  1. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され
    前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置。
  2. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
    前記第1のメンテナンスパルスは、前記第2のメンテナンスパルスと比較して前記圧力発生手段を駆動することにより前記圧力室内の液体に生じる圧力変化が大きくなるように設定され、
    前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置。
  3. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
    前記第1のメンテナンスパルスは圧力室内に圧力変化を生じさせるための一連の波形要素からなり、
    前記第2のメンテナンスパルスは、ノズルから液体を噴射させるための波形要素からなる噴射部と、当該噴射部によって液体が噴射された後のメニスカスの残留振動を抑制するための波形要素からなる制振部と、を有し、
    前記制御手段は前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 前記制御手段は、液体噴射動作を行う対象である着弾対象としての記録媒体に対して液体噴射動作を所定単位行う毎に前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行し、
    前記メンテナンス処理における前記第2のメンテナンスパルスは、増粘した液体をノズルから排出するための増粘液体排出用パルスであることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記制御手段は、液体噴射動作を行う対象である着弾対象としての記録媒体を前記液体噴射ヘッドのノズル面に対向するステージ上に供給する毎、及び、記録媒体を前記ステージから排出する毎に前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行し、
    前記メンテナンス処理における前記第2のメンテナンスパルスは、増粘により膜状に変化したメニスカスを破断するための膜破断用パルスであることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され
    前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いたメンテナンス処理において、前記第1のメンテナンスパルスを用いた第1のメンテナンス処理を実行した後に、前記第2のメンテナンスパルスを用いた第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
  7. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
    前記第1のメンテナンスパルスは、前記第2のメンテナンスパルスと比較して前記圧力発生手段を駆動することにより前記圧力室内の液体に生じる圧力変化が大きくなるように設定され、
    前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行する場合、前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
  8. ノズルに連通する圧力室の容積を変動させる圧力発生手段を駆動することで前記ノズルから液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記圧力発生手段を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を発生し、当該駆動信号を前記圧力発生手段に印加して液体の噴射を制御する制御手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記制御手段は、第1のメンテナンスパルスと第2のメンテナンスパルスを発生可能に構成され、
    前記第1のメンテナンスパルスは圧力室内に圧力変化を生じさせるための一連の波形要素からなり、
    前記第2のメンテナンスパルスは、ノズルから液体を噴射させるための波形要素からなる噴射部と、当該噴射部によって液体が噴射された後のメニスカスの残留振動を抑制するための波形要素からなる制振部と、を有し、
    前記第1のメンテナンスパルスおよび前記第2のメンテナンスパルスを用いてメンテナンス処理を実行する場合、前記第1のメンテナンスパルスを用いて第1のメンテナンス処理を実行した後、前記第2のメンテナンスパルスを用いて第2のメンテナンス処理を実行することを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
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