JP2011102260A - タクロリムス外用剤 - Google Patents

タクロリムス外用剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2011102260A
JP2011102260A JP2009257577A JP2009257577A JP2011102260A JP 2011102260 A JP2011102260 A JP 2011102260A JP 2009257577 A JP2009257577 A JP 2009257577A JP 2009257577 A JP2009257577 A JP 2009257577A JP 2011102260 A JP2011102260 A JP 2011102260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
acid ester
tacrolimus
ointment
external preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009257577A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Masui
宏徳 増井
Shinpei Sato
心平 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takada Seiyaku KK
Original Assignee
Takada Seiyaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takada Seiyaku KK filed Critical Takada Seiyaku KK
Priority to JP2009257577A priority Critical patent/JP2011102260A/ja
Publication of JP2011102260A publication Critical patent/JP2011102260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】本発明は、皮膚刺激が少なく、安定性に優れたタクロリムス軟膏剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、タクロリムスの可溶化剤としてソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、リエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンからなる可溶化剤の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物を用いた軟膏剤がタクロリムスを十分に可溶化し、かつ皮膚刺激が少なく、安定性に優れていることを見出した。好ましくは、本発明の軟膏剤は、タクロリムスを可溶化した可溶化剤の液滴が軟膏基剤、好ましくはミツロウとワセリンの混合物中に分散または混和している、o/w型(水中油型)もしくはo/o型(油中油型)エマルジョン形態、またはタクロリムスが溶解した可溶化剤が基剤と混和した軟膏剤を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、有効成分としてタクロリムスを含む外用剤に関する。より詳しくは、本発明は、対象に適用したときに刺激が少なく、安定性に優れたタクロリムス含有外用剤に関する。
タクロリムスは、ストレプトミセス・ツクバエンシス(Streptomyces tsukubaensis)の培養物から単離された、化学名17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオンのマクロライド系免疫抑制剤であり、医薬としては通常一般式
Figure 2011102260
で示される1水和物形態で使用される。本物質は、優れた免疫抑制作用および抗菌作用等の薬理作用を有し、臓器または組織の移植に対する拒絶反応、移植片対宿主反応、種々の自己免疫疾患、および感染症等の処置および予防に有用であることが知られている(特許文献1)。
また、タクロリムスを外用剤として用いた場合、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の処置に有用であることも知られている(特許文献2)。アトピー性皮膚炎の患者数は近年急激に増加しており、アトピー性皮膚炎患者の皮膚は、健常者と比較して表皮脂質量および角質水分量が少なく、皮脂膜形成能が弱く、外的刺激に対する抵抗閾値の低下が認められることが知られている。また、皮膚のバリアー機能が破壊され、皮膚の異常乾燥や掻痒が生じると考えられている。したがって、タクロリムスを含む外用剤が必要とされている。
他方、タクロリムスは水にも油性溶媒にも溶け難い難溶性物質であるため、これを含む製剤にはタクロリムスを溶解することができる可溶化剤を用いる必要がある。かかる可溶化剤として典型的には界面活性剤が用いられるが、界面活性剤は皮膚刺激性を有しているものがあるので、そのような界面活性剤はアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を処置するための薬剤には適さない。また、界面活性剤以外では、使用できる可溶化剤が極めて限られており、ある種の界面活性剤と同様に皮膚刺激を有するものや、有効成分であるタクロリムスを化学的に不安定にするものも存在しており、それらの不都合な特性を有する可溶化剤の使用は好ましくない。また、タクロリムスは免疫抑制剤であるから、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の処置に用いる場合、局所的に薬剤物質が適用されることが好ましい。全身的にタクロリムスが投与されると、望ましくない副作用、例えば腎機能低下が生じ、また不必要な免疫抑制のために、免疫によって本来防がれるべき疾患に罹患する危険が生じる。さらにまた、医薬品として十分な化学的および物理的安定性を有していることが望ましい。
タクロリムス含有外用剤として例えば、軟膏剤(特許文献3)、ローション剤(特許文献4)、クリーム剤(特許文献5)およびゲル剤(特許文献6)等が存在する。それらには皮膚刺激の強い物質が使用されているか、あるいは有効成分であるタクロリムスが長期保存によって分解してしまう等の課題が存在しており、依然としてより皮膚刺激が少なく、安定性に優れたタクロリムス含有外用剤が必要とされている。例えば可溶化剤として炭酸プロピレンを用いたタクロリムス軟膏剤として、プロトピック(登録商標)軟膏があるが、炭酸プロピレンは皮膚に対する刺激性を有する物質であり、皮膚過敏性を伴うアトピー性皮膚炎のような皮膚疾患を適応とする軟膏剤には適さない。
特開昭61−148181号公報 特開平1−157913号公報 特開平5−17481号公報 WO94/028894号公報 特表2000−513739号公報 WO99/055332号公報
したがって本発明は、皮膚刺激が少なく、安定性に優れたタクロリムス外用剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、タクロリムスの可溶化剤としてソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンの1種または2種以上を用いた外用剤が、より皮膚刺激が少なく、安定性に優れていることを見出し、かかる知見に基づき本発明とした。すなわち本発明は、有効成分としてタクロリムスと、その可溶化剤としてソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンの1種または2種以上の混合物を含む外用剤を提供する。
ここで、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルおよびポリエチレンアルキルエーテルは、通常界面活性剤に属する可溶化剤であるが、本発明の製剤においては、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンもまた可溶化剤として使用可能であり、これらの可溶化剤はその2種以上の混合物としても使用され得る。
本発明の外用剤は、皮膚刺激が少なく、安定性に優れた外用剤である。かかる外用剤は、対象に局所的にタクロリムスを送達し得る。
第1の態様において本発明は、a)タクロリムス、b)ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンからなる可溶化剤の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物ならびにc)基剤を含む外用剤を提供する。
「タクロリムス」は、本発明において、FK−506またはFujimycinとしても公知である、上記23員マクロライド系ラクトンである。タクロリムスは、遊離形または薬学的に許容される塩形、あるいはそれらの水和物等の溶媒和物またはアナログであり得る。タクロリムスの塩、溶媒和物またはアナログ、特にタクロリムス・1水和物は、遊離形のタクロリムスと同程度の薬理活性を有するため、本明細書および特許請求の範囲において単にタクロリムスという場合、これらのいずれかまたは全てを意味している。また、タクロリムスの結晶相、非晶質相、半結晶相も本発明の「タクロリムス」に含まれる。好ましくは、タクロリムスは本発明の外用剤の総重量に対して0.01〜1.0重量%、より好ましくは0.02〜0.5重量%、最も好ましくは0.03〜0.1重量%含まれ得る。
「多価アルコール中鎖脂肪酸エステル」は好ましくは、本発明において、多価アルコールC6−12脂肪酸エステルを意味する。さらに好ましくは、「多価アルコール中鎖脂肪酸エステル」はグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビタン、ソルビトール、イソソルバイド、メチルグリコシド、オリゴ糖および還元オリゴ糖から選択される多価アルコールのC6−12脂肪酸エステルまたはそれらの混合物である。より好ましい多価アルコール中鎖脂肪酸エステルは、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、モノもしくはジカプリル酸プロピレングリコール、カプリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸グリセリン、モノ2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、モノ2−エチルヘキサン酸プロピレングリコール、ジ2−エチルヘキサン酸プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ヘキサカプリル酸テトラグリセリン、ジカプリン酸プロピレングリコールまたはそれらの混合物である。特に好ましいものは、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルまたはカプリン酸プロピレングリコールである。多価アルコール中鎖脂肪酸エステルは界面活性作用を有していてもよい。
本発明において使用される可溶化剤中、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルまたはポリエチレンアルキルエーテルは一般に、界面活性剤として分類される化合物であり、これらの何れか1種またはこれらの2種以上もしくはこれらの1種以上と他の可溶化剤の何れか1種以上の混合物として使用してよい。好ましい界面活性剤は、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン、テトラオレイン酸POE(30)ソルビット、POE(2)ラウリルエーテル、POE(2)オレイルエーテルまたはそれらの混合物である。
「界面活性剤」または「界面活性作用」物質は、親水性基と疎水性基の両方を含む分子構造を有するものとして定義され、典型的にはHLB(親水性/疎水性バランス)値3〜20を有する。好ましい界面活性剤または多価アルコール中鎖脂肪酸エステルは、タクロリムスを可溶化することができ、これらは皮膚刺激性が少ない特徴を有する。
本発明の可溶化剤は、外用剤の総量に対して0.1〜30重量%、より好ましくは1.0〜20重量%、さらに好ましくは3.0〜6.0重量%、最も好ましくは4.0〜5.0重量%含まれ得る。また、本発明の外用剤において、タクロリムスの可溶化剤に対する含有比率は、0.03〜1000重量%、より好ましくは0.2〜50重量%、最も好ましくは0.5〜3.3重量%である。
「外用剤」は、本発明において、投与対象の皮膚または粘膜、例えば皮膚、眼、鼻腔、耳、肛門、膣、尿道、肛門内、気管、肺、舌下、口腔内等に投与するための剤型を意味し、典型的には軟膏剤、ローション剤、クリーム剤、液剤、ゲル剤、貼付剤、エアロゾール剤または水性軟膏剤の形態を取り得る。本発明の特に好ましい態様において、外用剤は第15改正日本薬局方、製剤総則(その内容を、参照して本明細書に引用する)に定義されている皮膚または眼軟膏剤を意味する。
さらに好ましくは、本発明の軟膏剤は油脂性軟膏剤である。ここで油脂性軟膏剤とは、軟膏剤の中でも乳剤性基剤、水溶性基剤、懸濁性基剤を用いた軟膏剤を除いたものを意味し、有効成分を油脂性基剤中に分散および/または溶解した軟膏剤、または有効成分を溶解した溶液を油脂性基剤中に分散した軟膏剤を意味する。より好ましい態様において、本発明の軟膏剤は、タクロリムスを可溶化した可溶化剤の液滴が基剤中に分散している、o/w型(水中油型)もしくはo/o型(油中油型)エマルジョン形態、またはタクロリムスが溶解した可溶化剤が基剤と混和した単相形態の軟膏剤であり得る。
エマルジョンはエマルションとも呼ばれ、微細な液滴粒子がこれと混じり合わない他の液体中に分散、浮遊している液体混合物を意味する。本発明において、エマルジョンはより微細な液滴が分散しているマイクロエマルジョンを含んでいてもよい。液滴と液体は典型的には水と油の何れかであるが、相互に実質的に混和しなければ油と油であってもよい。典型的には、例えばレーザー回折法でエマルジョン液滴粒子の体積平均粒子径を測定すると、好ましくは約0.01μm〜500μm、より好ましくは0.1μm〜50μmの平均粒子径が得られる。
本発明の外用剤は、有効成分であるタクロリムス、タクロリムスの可溶化剤に加えて、基剤を含む。基剤は、外用剤に用いることができる何れかの基剤または基剤の混合物であってよく、それ自体薬効を示さない薬学的に許容される物質である。基剤の例には、例えば油性基剤または疎水性基剤、乳剤型基剤、親水性基剤または水溶性基剤、ゲル基剤、あるいは慣用の成分、例えば脂肪酸またはその誘導体、多価カルボン酸とアルコールとのエステル、高級アルコール、粉粒状無機物質、ゲル生成剤、水、アルコール、多価アルコール、アルカノールアミン、噴射剤等が含まれる。具体的な製剤においてどのような基剤を用いることができるかは剤形によって変化するが、目的とする製剤、有効成分の力価、有効成分の放出速度等の既知の要因に基づいて、当業者によって容易に選択され得る。
より具体的な態様において、基剤には、例えば水、動植物油(例えばオリーブ油、トウモロコシ油、ラッカセイ油、ゴマ油、ヒマシ油等)、低級アルコール類(例えばエタノール、プロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、フェノール等)、高級脂肪酸およびそのエステル、ロウ類、高級アルコール、多価アルコール、親水ワセリン、精製ラノリン、吸収軟膏、加水ラノリン、親水軟膏、デンプン、プルラン、アラビアガム、トラガカントガム、ゼラチン、デキストラン、セルロース誘導体(例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等)、合成高分子(例えばカルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等)、プロピレングリコールおよびマクロゴール(例えばマクロゴール200〜600等)の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物が含まれるが、これらに限定されない。
特に軟膏剤の基剤には、高級脂肪酸及びそのエステル(アジピン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アジピン酸エステル、ミリスチン酸エステル、パルミチン酸エステル、セバシン酸ジエチル、ラウリン酸ヘキシル、イソオクタン酸セチル、ラノリンおよびラノリン誘導体等)、ロウ類(鯨ロウ、ミツロウ、セレシン等)、高級アルコール(セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール等)、炭化水素類(親水ワセリン、白色ワセリン、精製ラノリン、流動パラフィン等)および動植物油の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物が含まれる。特に好ましいものはミツロウとワセリンの混合物である。また所望により、上記軟膏基剤に加えて、本発明の軟膏剤は流動パラフィン等のパラフィン、ラノリン、動植物油、天然ワックス、水素添加大豆リン脂質(レシチン)または高級アルコール等を含んでいてもよい。本発明の軟膏基剤は、可溶化剤と非混和性であっても混和性であってもよい。
例えばクリーム剤の基剤には、白色ワセリン、ワックス、流動パラフィン、スクワランのような炭化水素、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールのような高級アルコール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル等の脂肪酸エステル、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒアルロン酸ナトリウムのような高分子化合物、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールのような多価アルコールが含まれ、さらに例えば、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステルグリコールアルキルエーテルのような界面活性剤、ジイソプロパノールアミン、水酸化ナトリウムのようなpH調節剤、リン酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウムのような安定化剤、メチルパラベン、プロピルパラベンのような防腐剤および/またはクロタミトン、メントールのような吸収促進剤を含んでいてもよい。
例えば貼付剤の基剤には、グリセリン、水、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、カルボキシビニルポリマー、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン等が含まれ、さらに例えば、プロピレングリコール、ソルビトールのような湿潤剤、カオリン、酸化チタン、タルクのような充填剤および/またはクロタミトン、アジピン酸ジイソプロピルのような吸収促進剤等を含んでいてもよい。
例えばエアロゾール剤の基剤には、例えばヒドロ−フルオロ−アルカン(HFA)プロペラント、例えばHFA134aまたはHFA227、またはこれらの混合物を含む。基剤に加えて、当該技術分野において既知の1種以上の共溶媒、例えばエタノール(20重量%まで)、および/または1種以上の増量剤、例えばラクトースを含んでいてもよい。エアロゾール剤は、ネブライザーのような当該技術分野において既知の吸入デバイス中に充填された形態であってもよい。
ミツロウは、天然ロウの一種であり、サラシミツロウも含まれる。好ましくはミツロウは、色素、過酸化物等の不純物を除去したカラム精製ミツロウ(例えば、ビーズワックス−S(クローダジャパン(株)))である。ミツロウは本発明の軟膏剤の総重量に対して、好ましくは1.0〜10重量%、より好ましくは2〜9重量%、さらに好ましくは4〜8重量%、最も好ましくは5〜7重量%含まれ得る。
ワセリンは、白色ワセリンや黄色ワセリン等の通常のワセリンを含み、好ましくは色素、過酸化物等の不純物を除去したカラム精製ワセリン(例えば、クロラータムV(クローダジャパン(株)))である。ワセリンは本発明の軟膏剤の総重量に対して、好ましくは60〜99重量%、より好ましくは70〜95重量%、最も好ましくは80〜90重量%含まれ得る。
所望により本発明の外用剤には、一般的に用いられる添加剤、例えば乳化剤、湿潤剤、安定剤、安定化剤、分散剤、可塑剤、pH調節剤、吸収促進剤、ゲル化剤、防腐剤、充填剤、保存剤、防腐剤、色素、香料、清涼剤、増粘剤、酸化防止剤、美白剤、紫外線吸収剤などの成分を配合してもよい。あるいは微量、例えば製剤の総重量に対して1重量%未満の界面活性剤、例えばTween(登録商標)20、80などを加えてもよい。上記添加剤として製剤中にどのような具体的な化合物を含有せしめることができるか、そして具体的な化合物がどのような性質で製剤中で用いられるかは当業者であれば容易に理解することができ、ある化合物が複数種類にわたる性質を発揮することも許容される。
好適な保湿剤は、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヒアルロン酸ナトリウム、コレステロール、プルラン等を含むが、これらに限定されない。
好適な安定剤または安定化剤は、例えばエデト酸(EDTA)、クエン酸、クエン酸ナトリウム、L−アルギニン、トコフェノール、シリコーン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等を含むが、これらに限定されない。
好適な清涼剤は、カンフル、メントール、植物抽出フレーバー等を含むが、これらに限定されない。
好適な増粘剤は、例えばアラビアゴム、キサンタンガム,グアガム、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、セルロース、ポリアクリル酸塩等を含むが、これらに限定されない。
別の態様において、本発明は、タクロリムスを含む外用剤の製造方法であって、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンの何れか1種またはそれらの2種以上の混合物にタクロリムスを可溶化する工程を含むことを特徴とする製造方法に関する。より具体的な態様において、タクロリムスを含む外用剤の製造方法は、
(1)ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコール中鎖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンの何れか1種またはそれらの2種以上の混合物にタクロリムスを可溶化し、
(2)タクロリムス溶液を基剤と混合する
工程を含む。添加剤は各々独立して、または添加剤の混合物の形態で、工程(1)の前もしくは途中、または工程(2)の前、途中もしくは後で、基剤、可溶化剤、タクロリムス溶液または該溶液と基剤の混合物に加えることができる。
上記工程(1)は、好ましくは20〜80℃、より好ましくは20〜60℃で行い、常套の撹拌装置、試験用機で例えるとマグネティックスターラー(矢沢科学:KF−800)、ホモジナイザー(IKA ジャパン:T−25)、真空乳化撹拌装置(みずほ工業:PVQ−1〜5)、真空乳化装置(プライミクス:T.K.アヂホミキサー2M−03〜5型)等を用いて行うことができる。使用する可溶化剤の性質によってはタクロリムスを速やかに可溶化させることができない場合があり、そのような場合には80℃を超えない範囲で温度を上昇させてもよい。また80℃を超えると、タクロリムスが分解する可能性があり、また可溶化剤が気化するおそれがあるため好ましくない。上記工程(2)は、好ましくは、工程(1)で用いた温度で適当な時間、上記常套の撹拌装置を用いて分散させ、撹拌しながら徐々に冷却し、例えば20〜40℃で撹拌終了とすることができる。
例えば本発明の軟膏剤は、常套の軟膏剤の製造法によって、例えば実施例に記載の方法によって製造することができる。例えば、油脂性基剤を加温して融解、混和し、タクロリムスを少量の可溶化剤に溶かし、前記の融解した基剤中に分散または混和させ、全質均等な分散状態または溶液状態になるまでかき混ぜて冷却し、練り合わせることによって(溶融法)、本発明の軟膏剤を製造することができる。
かくして得られた本発明の外用剤は、皮膚または粘膜刺激が少なく、安定性に優れている。皮膚または粘膜刺激は、例えば既知の動物実験または皮膚もしくは粘膜モデル実験、例えば下記の皮膚刺激性試験によって判定することができる。安定性は、例えば既知の安定性試験、例えば下記の安定性試験によって判定することができる。
皮膚刺激性試験
ウサギ皮膚一次刺激性試験
適用前日にウサギ(日本白色種、雄、体重2.0kg以上)の背部を電気バリカンで除毛し、製剤0.5gを、パラフィルムで裏打ちして動物用パッチテスト用絆創膏(鳥居薬品(株))に貼付したリント布(2.5×2.5cm)に塗布して貼付する。絆創膏の剥離防止のため、ネックレスを24時間装着させる。なお、1群は5匹とする。
適用後24時間経過時にネックレス及び絆創膏をはずし、適用局所を脱脂綿で清拭する。適用後24、48および72時間経過時に、Draize法の皮膚反応の評価基準に従って、紅斑及び痂皮形成または浮腫形成の程度を評点化する:
Figure 2011102260
適用後24及び72時間経過時における適用局所の紅斑/痂皮形成および浮腫形成の評点を合計して4で除し、個体別の刺激性指数とする。さらに平均値を算出して、一次刺激性指数(P.I.I.:Primary Irritation Index)とする。P.I.I.よりDraizeの刺激区分に従って、刺激の程度を区分し、ウサギの皮膚に対する刺激性を評価する:
Figure 2011102260
安定性試験
製剤を、3℃または30℃で1週間保存する。保存後の各製剤10gを、アセトニトリル5mLおよびヘキサン20mLに加え、攪拌混合する。溶媒を分離し、アセトニトリル層にさらにヘキサン20mLを加え、攪拌混合する。アセトニトリル層を分取し、これを試料溶液として下記条件で高速液体クロマトグラフィーに付し、タクロリムス分解産物であるタウトマーおよびその他の類縁物質の量を測定する。
Figure 2011102260
本発明の外用剤は、皮膚疾患、例えば炎症性または自己免疫性皮膚疾患、特に接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、薬剤関連湿疹性皮膚炎、光線湿疹性発疹、原発性刺激性皮膚炎のような湿疹性皮膚炎、蕁麻疹、紅斑、乾癬、扁平苔癬、天疱瘡、類天疱瘡、湿疹状皮膚炎、特にアトピー性皮膚炎の処置に有用である。本発明の外用剤によって処置し得る対象には、ヒトを含む温血動物、例えばイヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、サル、ウサギ、ラットまたはマウスが含まれるが、これらに限定されない。
本発明の外用剤の投与回数および投与量は処置する症状、剤型、投与経路、患者の年齢体重、性別もしくは一般的な健康状態、および基剤等によって適宜選択することができるが、適量、例えば体重約70kgの温血動物に適用するとき1日当たりタクロリムスの量で0.1〜500mg、好ましくは1〜100mg、より好ましくは5〜10mgを1日1回またはそれ以上、例えば、1〜6回で投与すればよい。
可溶化剤の選択
各可溶化剤1gに対してタクロリムス10mgを添加・撹拌し、溶解するかを目視で観察した。
Figure 2011102260
◎:容易に溶けた、○:溶けた、△:溶けにくい、×:溶けない
製剤例1
N−メチル−2−ピロリドン4.0gにタクロリムス0.1gを60℃から80℃で加温溶解させた(I液)。ミツロウ1.0gおよびワセリン94.9gを融解混合したものに前記I液を加え、マグネティックスターラー(矢沢科学:KF−800)およびホモジナイザー(IKAジャパン:T−25)を用いて攪拌し、水冷下で内容物が40℃になるまで同条件で攪拌を続けて、タクロリムス0.1%軟膏剤を調製した。
Figure 2011102260
製剤例2
モノカプリン酸プロピレングリコール4.0gにタクロリムス0.1gを60℃から80℃で加温溶解させた(I液)。ミツロウ1.0gおよびワセリン94.9gを融解混合したものに前記I液を加え、マグネティックスターラー(矢沢科学:KF−800)を用いて攪拌し、水冷してタクロリムス0.1%軟膏剤を調製した。
Figure 2011102260

Claims (13)

  1. a)タクロリムス、b)ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコールC6−12脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンからなる可溶化剤の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物ならびにc)基剤を含む外用剤。
  2. 製剤全量に対してa)タクロリムスが0.01〜1.0重量%である、請求項1に記載の外用剤。
  3. 製剤全量に対して可溶化剤の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物が0.1〜30重量%である、請求項1または2に記載の外用剤。
  4. 多価アルコールC6−12脂肪酸エステルが、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレンブリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビタン、ソルビトール、イソソルバイド、メチルグリコシド、オリゴ糖および還元オリゴ糖の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物である、請求項1〜3の何れかに記載の外用剤。
  5. 多価アルコールC6−12脂肪酸エステルが、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、モノもしくはジカプリル酸プロピレングリコールおよびカプリン酸プロピレングリコールの何れか1種またはそれらの2種以上の混合物である、請求項4に記載の外用剤。
  6. 可溶化剤が、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン、テトラオレイン酸POE(30)ソルビット、POE(2)ラウリルエーテルおよびPOE(2)オレイルエーテルの何れか1種またはそれらの2種以上の混合物である、請求項1〜5の何れかに記載の外用剤。
  7. 軟膏剤、ローション剤、クリーム剤、液剤、ゲル剤、貼付剤、エアロゾール剤または水性軟膏剤の形態である、請求項1〜6の何れかに記載の外用剤。
  8. 軟膏剤の形態である、請求項7に記載の外用剤。
  9. 軟膏基剤としてミツロウとワセリンの混合物を含む、請求項8に記載の外用剤。
  10. ミツロウがカラム精製ミツロウである、請求項9に記載の外用剤。
  11. ワセリンがカラム精製ワセリンである、請求項9に記載の外用剤。
  12. タクロリムスを可溶化した可溶化剤の液滴が基剤中に分散した形態である、請求項8〜11の何れかに記載の軟膏剤。
  13. タクロリムスを含む外用剤の製造方法であって、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレンアルキルエーテル、多価アルコールC6−12脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール400およびN−メチル−2−ピロリドンからなる可溶化剤の何れか1種またはそれらの2種以上の混合物タクロリムスを可溶化する工程を含むことを特徴とする、製造方法。
JP2009257577A 2009-11-11 2009-11-11 タクロリムス外用剤 Pending JP2011102260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257577A JP2011102260A (ja) 2009-11-11 2009-11-11 タクロリムス外用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257577A JP2011102260A (ja) 2009-11-11 2009-11-11 タクロリムス外用剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011102260A true JP2011102260A (ja) 2011-05-26

Family

ID=44192772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009257577A Pending JP2011102260A (ja) 2009-11-11 2009-11-11 タクロリムス外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011102260A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103271826A (zh) * 2013-05-15 2013-09-04 广东恒健制药有限公司 一种他克莫司软膏的工业化生产方法
CN114028325A (zh) * 2021-12-10 2022-02-11 福元药业有限公司 一种他克莫司软膏制剂
CN116077421A (zh) * 2023-01-03 2023-05-09 江苏知原药业股份有限公司 一种他克莫司软膏及其制备方法
WO2023085363A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 国立大学法人長崎大学 経皮吸収型貼付剤

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994028894A1 (en) * 1993-06-08 1994-12-22 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Lotion
WO1999055332A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Compositions medicinales
WO2002098463A1 (fr) * 2001-06-05 2002-12-12 The New Industry Research Organization Compositions antifongiques
WO2007102243A1 (ja) * 2006-03-08 2007-09-13 Nihon Nohyaku Co., Ltd. 外用の医薬組成物
JP2008533153A (ja) * 2005-03-14 2008-08-21 マクロケム コーポレイション ヒトの皮膚を介したマクロライドの浸透増強

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994028894A1 (en) * 1993-06-08 1994-12-22 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Lotion
WO1999055332A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Compositions medicinales
WO2002098463A1 (fr) * 2001-06-05 2002-12-12 The New Industry Research Organization Compositions antifongiques
JP2008533153A (ja) * 2005-03-14 2008-08-21 マクロケム コーポレイション ヒトの皮膚を介したマクロライドの浸透増強
WO2007102243A1 (ja) * 2006-03-08 2007-09-13 Nihon Nohyaku Co., Ltd. 外用の医薬組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103271826A (zh) * 2013-05-15 2013-09-04 广东恒健制药有限公司 一种他克莫司软膏的工业化生产方法
CN103271826B (zh) * 2013-05-15 2014-08-06 广东恒健制药有限公司 一种他克莫司软膏的工业化生产方法
WO2023085363A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 国立大学法人長崎大学 経皮吸収型貼付剤
CN114028325A (zh) * 2021-12-10 2022-02-11 福元药业有限公司 一种他克莫司软膏制剂
CN114028325B (zh) * 2021-12-10 2023-08-01 福元药业有限公司 一种他克莫司软膏制剂
CN116077421A (zh) * 2023-01-03 2023-05-09 江苏知原药业股份有限公司 一种他克莫司软膏及其制备方法
CN116077421B (zh) * 2023-01-03 2023-12-12 江苏知原药业股份有限公司 一种他克莫司软膏及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5135441B2 (ja) タクロリムス外用剤
JP2960867B2 (ja) 眼科用ビヒクルとして有用な水中油型ナノエマルジョンおよびその調製法
US5314685A (en) Anhydrous formulations for administering lipophilic agents
US6187763B1 (en) Activated vitamin D3 emulsion-type lotions
EA020569B1 (ru) Применение рофлумиласта и его производных и фармацевтический препарат для местного применения
WO2012011566A1 (ja) タクロリムスを含有する水中油型クリーム状組成物
JP4740542B2 (ja) アスコマイシンを含む眼用組成物
JP2006522059A (ja) 皮膚疾患の処置にて使用するための免疫抑制剤を含んでなる医薬組成物
CN107753419B (zh) 他克莫司外用制剂
JP2011102260A (ja) タクロリムス外用剤
TW200410713A (en) Pharmaceutical compositions
EP2590620B1 (en) Stable aqueous formulations comprising poorly water soluble active ingredients
US20050158371A1 (en) Novel external agent
JP2023525160A (ja) 毛包内への生物活性剤の送達のための組成物
JP5897299B2 (ja) ローション剤
WO2019002367A1 (en) TOPICAL COMPOSITIONS FOR THE TREATMENT OF DERMATOLOGICAL DISEASES
WO2023016583A1 (zh) 一种芦可替尼组合物及其用途
WO2021075328A1 (ja) てんかん治療用又は自閉症スペクトラム障害治療用外用剤
JP6084579B2 (ja) タクロリムスを含有する水中油型クリーム状組成物
CN113712900A (zh) 一种枸橼酸托法替布软膏组合物及其制备方法
JP5674786B2 (ja) タクロリムスを含有する水中油型クリーム状組成物
KR20230124624A (ko) 에피나스틴 또는 그의 염을 함유하는 도포 투여용 의약조성물
EA043055B1 (ru) Фармацевтические композиции рофлумиласта в водных смесях смешивающихся с водой фармацевтически приемлемых растворителей
JPH04300831A (ja) 9−メチル−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド〔1,2−a〕ピリミジン−4−オン又はその塩のクリーム剤
JP2007502799A (ja) ラベンダスチンの医薬組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140401