JP2011102245A - モミの木の抽出物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
天然物由来の成分を有効成分とし、したがって安全性に懸念が無く、肌荒れの改善や皮膚の老化防止と口腔衛生に優れた効果を発揮し、しかもその効果にバラツキが無い肌に優しい、新たな化粧料と医療材料を提供する。
【解決手段】
シベリア産のモミの木の葉から水蒸気蒸留した抽出成分の精油において、ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンとのテルペン類を主要有効成分にした植物性抽出物が身体において化粧料、医療材料、精神安定化として保健医療材料に有効効果を示すものであった。
【選択図】図2

Description

本発明は化粧料に関し、更に詳しくは肌荒れの改善や皮膚の老化防止、口腔衛生に優れた効果、脳の精神的安定化に優れた効果を有するボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンのテルペン系精油を有効成分とする植物性化粧料と医療材料に関する。
従来、肌荒れの改善や皮膚の老化防止を目的として、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料、軟膏等、各種の化粧料が使用されている。かかる化粧料の薬効成分としては、合成品、天然物からの抽出物、それらの誘導体等、多種多様な薬効成分が提案されており、なかでも安全性の面で天然物からの抽出物が多く提案されている(特許文献1〜3参照)。
これら天然物からの抽出物には、口腔衛生などの医療材料として、十分なものはなく、また天然物からの薬効成分の効果が不充分であったり、その効果にバラツキがあるという欠点がある(特許文献4〜5参照)。
これらモミ木からの抽出物には、モミ精油の組成分であるボルニルアセテートを免疫剤などの医療材料として記載されている。しかし、モミ精油として十分なものはなく、また天然物からの薬効成分の効果が不充分であった(特許文献6参照)。
主成分として、ピネン、カンフェン、リモネン及びボルニルアセテートを含む混合物(特許文献7参照)、またブルーミング香料成分として、カンフェン、イソボルニルアセテート、リモネン、ピネンの成分(特許文献8参照)の記載がある。
特開2000−119155号 特開平11−180885号 特開平10−45615号 特開2004−26701号 特表2007−527849号 特開2001−064164号 特表 2001−520178号 特表 2004−526826号
本発明が解決しようとする課題は、天然物からの抽出物であって、肌荒れの改善や皮膚の老化防止に対する薬効成分の効果と脳の精神的安定化に優れた効果に優れ、その効果にバラツキが無い化粧料、医療材料を提供する処にある。
またモミの木の精油の製法は水蒸気蒸留により得た精油と蒸留水とのモミ成分を含有する水が得られ、原料は下打ちしたシベリア産のモミの木の枝や、伐採した木の葉や枝を使うので森林破壊にはならず、これまで破棄していたモミ材の再資源化にも役立っている。
とくにシベリア産のモミの木から採取する貴重な精油で、成分には35〜45の生活活性物質が含まれ、100種類以上の活性物質が検出されている。この成分は万能効能を持ち、病気の治療、新陳代謝の活性、殺菌効果、脳の精神的安定化効果などの作用をもたらす効果が報告されている。また、生活の中に様々に取り入れ、衣類の防虫、虫除け剤、ガーデニング等に利用されている。
この成分を化粧料、医療材料には応用は進められていなかった。このモミの木の精油の有効成分を生活用品として有効な化粧料と医療材料に取り入れることを課題とした。
本発明は上記の課題を解決するべく研究した結果、シベリア産のモミの木から抽出された成分を使用した化粧料、医療材料の薬効成分として好適であることを見出した。
ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンを有効成分とする植物性エッセンスである。ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンなどを90重量%以上含有するテルペン類の高濃度含有物の形態で提供される。
ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンを主要有効成分として存在していることを特徴とするモミ科植物の抽出物である。とくにボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンを90重量%以上含有するテルペン系精油を高濃度含有物の形態で提供されるモミの木の抽出物である。
ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンとをモミの木を水蒸気蒸留によって、テルペン系精油を高濃度含有物の形態で抽出されることモミの木抽出物である。
テルペン系精油の高濃度含有物が、シベリア産モミの木を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を冷却分離することができる。
モミ科植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、安全性に、肌荒れの改善や皮膚の老化防止の化粧料の原料として提供できる。
モミ科植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、口腔衛生の医療材料の原料として提供できる。
モミ科植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、安眠や熟睡などの脳の精神安定化に優れた効果を発揮できる保健材料の原料として提供できる。
すなわち本発明は、モミの木の成分であるボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンなどのテルペン類の精油の複合体を有効成分とする化粧料、医療材料、保健材料に係るものである。
本発明において、モミの木の学名はで永遠の命であるように、身体の細胞を活性化させる生理活性物質を保有しており、アビエスの名称で森林資源の有効利用に活用されている。
モミの木の葉を水蒸気蒸留して、ボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンなどを有効成分として抽出されている。
一般に、主要樹種の葉油成分として、スギは(4-テルピネオール、α-ピネン、リモネン、サビネン、γ-テルピネン、エレモール)、ヒノキは(α-テルピニルアセテート、サビネン、4-テルピネオール、リモネン、エレモール、αピネン)、ヒバは(サビネン、4-テルピネオール、α-テルピニルアセテート、γ-テルピネン、エレモール)、ニオイヒバは(cis-ツヨン、フェンコン、ボルニルアセテート、4-テルピネオール、α-ピネン)、ネズコは(ボルニルアセテート、4-テルピネオール、フェンコン、α-ピネン)、モミは(α-ピネン、リモネン、ボルニルアセテート、カンフェン、カレン)、トドマツは(ボルニルアセテート、リモネン、カンフェン、β-フェランドレン、α-ピネン)、ハイマツは(ゲラニルアセテート、ゲルマクレンD,β-エレメン)クスノキ((+)-カンフェン、カリオフィレン、リモネン、α-ピネン、ゲルマクレンD)、ユーカリは(1,8-シネオール、α-ピネン、α-テルピニルアセテート、α-テルピネオール)で1〜8%含有される。
通常、樹種の葉油成分は、リモネン、ピネン、ボルニルアセテートを含有しているのは、モミとトドマツであるが、その中でピネン、リモネン、ボルニルアセテートを多く含有する木の葉はモミのみである。
モミの木の葉から抽出したモミの木の精油とは、ロシア極東地方には白い樹皮をした樹高15〜20メートル、樹径20〜40センチメートルのモミが広く分布している。このモミは他の針葉樹のなかでは一番濃い陰を作り、森林の第二層をなしている。
しばしば、モミは大樹林帯を形成しているが、大きな群落にはならず、他の樹林の中でモザイク模様をつくる。白皮モミの近種がサハリン、千島、カムチャッカに自生している。大きい種もあれば小さい種もある。南の沿海州には巨大な種があり、それは極東地方、シベリア地方を通して最大の木であり、この大木の枝葉から取り出された特殊な精油である。
このモミ木の針葉はおよそ15年の寿命を持っている。針葉をいっぱい付けた房枝からは、いわゆるモミの木の精油がとれる。その房枝はおよそ2〜2.5%の精油を含んでいるが、それは蒸留時間、木の育った環境、樹齢などによって異なる。この精油の含有量は松の5倍、カラマツの実に9倍にあたる。モミの木の精油を採取することで、森林の荒廃を招くことにはならない。モミの木の精油は木の下打ちした枝や、伐採した木の葉や枝から水蒸気蒸留で得られる。
すなわち資源の有効利用につながり、ひいては森林労働者の収入増にもなる。モミの木の精油には揮発成分が多く、このためソフトで、早くかつ効果的に器官に作用する。モミの木の精油の成分には、35〜45種類の生体活性物質がふくまれている。クロマトグラフで見ると、実に100種類以上の活性物質が検出されているがまだ特定できていない成分もある。特定された物のいくつかをあげると、ボルニルアセテート、α―ピネン、カンフェン、β―ピネン、リモネン、カレン、ミルセンなどがある。
本来森林浴は、主に樹木から放出される木の匂いにより、ストレスを解消し、やすらぎを与え副交感神経の活動を活発化することにある。木の匂いは主として、葉、幹、あるいは花から放出される揮発性の物で揮発性のフィトンチッドとして、我々の体に、ストレスを解消させたり、脈拍を減少させたり、脳でのθ波による精神安定したり、血圧を低下させたりする。
フィトンチッドの代表的な成分の一つであるテルペン揮発油などに含まれるテルペン精油という芳香性の液体の仲間にα―ピネンがある。α―ピネンが皮膚や呼吸によって体内に入り、細胞を活性化した。 針葉樹(モミの木の精油)は人々を多くの病気から救う複雑な天然フィトンチッドの複合物だ。ボルニルアセテート、α―ピネン、カレンは針葉樹の中でもモミ精油の中に一番多く含まれている。
モミの木の精油の効用・利用について、その中でボルニルアセテートなどは、病気の治療、特に結核、狭心症、緑内障、胆石、白血球減少症、火傷、肝臓病、悪性腫瘍、皮膚病、口腔傷、精神安定剤などに効果がある。モミの葉緑素から作った製剤は食細胞を活性化する作用がある。
モミの木の精油の主な成分と薬効としては、ボルニルアセテート、ピネン、リモネン、カンフェン、カレンであり、この成分を90%以上含有している。モミ精油の主要成分は極東ロシア地方のモミ精油に特に豊富に含まれている。抗菌剤、化膿防止、脳の精神安定等の各種健康医療薬品として効果を示している。
モミの木の精油には、カンフェンは10%以上含有しており、化膿防止等の各種医療薬品並び芳香剤や香料の原料として重要な物質である。
またα―ピネン、カレンなどのモノテルペン類の炭化水素類を25%以上と含有しており、α―ピネンはほとんどの精油に含まれている成分で殺菌作用、抗菌作用、うっ血除去作用、ステロイドホルモン作用、鎮痛作用、むくみを除去する作用(腎臓機能を高め利尿作用)がある。鎮痛、殺菌、血糖値降下、脂肪溶解、消炎・鎮痛作用、精神安定作用に有効である。
さらにβ―ピネンの炭化水素類を2%以上と含有されており、このβ―ピネンは、エストロゲン様作用、すなわち皮膚を構成する細胞に働きかけ弾力性を保つコラーゲン、保湿性を保つヒアルロン酸などの物質を増やし、粘膜を強化する。また動脈硬化の予防、骨粗鬆症を予防、骨芽細胞の増殖を計る。浮腫解消作用をもっている。
リモネンのモノテルペン類炭化水素を5%以上と含有されており、ピネン類と同じような作用がある。血流増加作用、エストロゲン様作用、鎮痛、血流増加、利尿作用、血糖低下作用、血圧降下作用、リモネンは視床下部に働きかけて血流を増やす効果を示す。
本発明に係る化粧料に供する保湿剤としては、いずれも保湿剤を適用できる。これには例えば、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン等が挙げられる。これらを添加することもできる。さらにこのモミの木の精油は馬油などの動物性脂肪との相性は良くて、新規の化粧料になる。
また本発明に係る化粧料に供する賦活剤としても、いずれも公知の賦活剤を適用できる。これには例えば、1)デオキシリボ核酸、2)ローヤルゼリー、3)酵母抽出物、乳酸菌抽出物等が挙げられる。
本発明に係る化粧料には、効果を損なわない範囲内で、化粧料の成分として通常使用される他の成分が適用できる。これには例えば、精製水、温泉水、深層水等の水の他に、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子等が挙げられる。
本発明に係る化粧料の種類としては、乳液、クリーム、化粧水、パック、オイル等の基礎化粧料、洗顔料や全身洗浄料、シャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、ヘアスプレー、ヘアトニック、整髪料、育毛・養毛料等の頭髪化粧料、ファンデーション、白粉、口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイライナー、眉墨、美爪料等のメーキャップ化粧料、腋臭防止剤、軟膏等が挙げられる。また形態としては、固型状、ペースト状、ムース状、ジェル状、粉末状、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、多層状等が挙げられる。
以上説明した本発明には、天然物であるモミの木に由来のボルニルアセテートとカンフェンとピネンとリモネンとカレンとを有効成分とし、したがって安全性に懸念が無く、肌荒れの改善や皮膚の老化防止に、あるいは口腔症状などに優れた効果を発揮し、しかもその効果にバラツキの無い化粧料と医療材料と保健材料を提供できるという効果がある。次の症状に記述の処方によって効果が示される。
1)アロマテラピーとして、お湯に数滴たらして部屋に置く。森林の香りが広がりリラックス効果が抜群で虫除けにもなる。
2)入浴剤として、浴槽に数滴たらす。揮発成分が精神を安定させ、精油が肌を活性化する。
3)火傷に対し患部を冷やした後、モミの木の精油を塗る。
4)口臭予防として、水に数滴たらしてうがいや口をすすぐ。口の中の雑菌を消す、森林の香りがする。
5)風邪予防に対して、のどの痛みに、水にモミの木の精油を数滴たらしてうがいをする。咳が止まる。
6)虫歯、歯槽膿漏、口内炎、歯周病として、綿棒などに含ませ患部にすり込む。就寝前が特に良い。
7)アレルギー性鼻炎、花粉症として、マスク等に含ませ吸い込む。
8)にきび、吹き出物として、就寝前に綿棒で患部につける。化膿する前が特に良い。
9)足の臭いものを防ぐとして、足の指の間にすり込む、靴の中敷に1~2滴落す。水虫に対して効果的である。
10)虫刺されとして、刺されたところに綿棒でするり込む。
11)防虫効果として、コットンやハンカチに数滴たらし、たんすやロッカーに置く。
12)その他・・園芸や農業に。ペットの消臭に。マッサージオイルとしてエステサロンで使用される。
13)微量の吸引によって、安眠、安息、精神的安定に効果を示す。
その効果は、本発明のモミの木の精油がいずれも肌荒れの改善や皮膚の老化防止に所望どおりの効果を発揮するとともに、このモミ木の精油がいずれも肌荒れの改善や皮膚の老化防止、殺菌作用、精神的安定化の保健材料に所望通りの効果を発揮するものであった。
モミの木の精油の製造方法の図 モミの木の精油のGC−MSスペクトル図 主要成分の構造式図(マススペクトルも含む) 抗菌作用の試験図(ハロー試験結果) アトピーの皮膚の患者の評価結果の状態図 口腔内での各種細菌の殺菌に対するモミ木の精油の効果 モミの木の精油の吸引による脳波θ波の変化図 モミの木の精油の吸引による脳波θ波の効果図 モミの木の精油の吸引による脳波θ波の測定装置図
本発明に係る実施形態としては、つぎの点が挙げられる。
本来森林浴は、主に樹木から放出される木の匂いにより、ストレスを解消し、やすらぎを与え副交感神経の活動を活発化することにある。木の匂いは主として、葉、幹、あるいは花から放出される揮発性の物で揮発性のフィトンチッドとして、我々の体に、ストレスを解消させたり、脈拍を減少させたり、血圧を低下させたりする。
テルペン類の精油などに含まれるテルペンという芳香性の液体の仲間にボルニルアセテート、α―ピネン、カンフェン、β―ピネン、リモネン、カレン、ミルセンなどがある。α―ピネンが皮膚や呼吸によって体内に入り、細胞を活性化し、モミの木の精油は人々を多くの病気から救う複雑な天然フィトンチッドの複合物だ。ボルニルアセテートとαピネンなどは針葉樹の中でもモミの木の精油の中に一番多く含まれている。このテルペン類の精油を効果的に利用した。
図1に示すように、枝打ちした新鮮なシベリア産のモミ木の葉を採取して、100kgを水蒸気蒸留釜に投入して、別の釜から水蒸気を発生させて モミの木の葉を蒸して水蒸気蒸留を行なった。水蒸気によって抽出された蒸気分を冷却・凍結して凝縮・分離させて、それを容器に集めた。
容器内は上層部に2.5kg程度のモミの木の精油が得られた。具体的な製法として、1)原料となるモミの葉の採取 モミの成長を助けるために下打ちした新鮮な葉を集め、2)集められたモミ木の枝、葉を水蒸気蒸留装置に入れて、水蒸気で蒸した。3)蒸されることで抽出されたモミの木の抽出物は、冷却することにより、油分と水分に分離した。4)分離することで「モミの木の精油」と蒸留水「モミ水」が作られ、自然の方法でモミの木の精油を抽出された。このようにして天然100%のモミの木の精油の成分が生まれた。
その成分の組成比とモミの木の精油の形状は以下の通りである。モミ木の精油のGC−MS分析を行なった。使用した試料と使用機器および分析条件である。
・ Sample;モミの木の精油(アセトンで1000倍に希釈)、(A)と(B)の2種類の試料
・ GC-MS;ShimadzuGC-17A(GC)、ShimadzuQP5050(MS)
Column;30m×0.25mmID×0.25μm、SPB-5Oven Temp;40℃(hold 1min)to245℃@10℃/min(hold 18min)to 320℃@10℃/min(hold 1min) Injection;Split,1/50
上記のサンプルのGC−MSの分析の結果図を図2に示す。また主要成分のマススペクトル図を図3に示した。また分析結果と状態をAとBに示した。
図2の分析結果は、モミ精油のGS-MS分析で、全分析時間 48minのうちピークの観測された保持時間として約4~13minにピークが示された。
検出されたピークはほとんどがモノテルペン類であり、主要な5つのピークで全ピークのトータル面積の約90%を占めた。それぞれのピークのマスフラグメントパターンおよび保持時間(Retention time,tR)より、主要5成分はα―Pinene(ピネン),Camphen(カンフェン)、β-Pinene(ピネン),Limonene(リモネン),Bornyl acetate(ボルニルアセテート) δ3carene(カレン)であると同定された。
それぞれの成分の相対比(ピーク面積)はα-Pinene,、Camphen,β-Pinene、Limonene
,Bornyl acetate 、δ3careneであり、ボルニルアセテート、ピネンが多く含有されている
:モミ精油の成分(シベリア産モミ葉の精油成分)の分析の結果
物質名 Aの含有量(%) Bの含有量(%)
1)ボルニルアセテート 30.0 14.2
2)α―ピネン 17.1 41.5
3)カンフェン 20.1 11.5
4)β―ピネン 5.7 2.0
5)リモネン 10.5 5.0
6)カレン 13.3

上記の二種類のモミの木の精油の性状は、芳香をもつ無色あるいは淡黄色の揮発性、可燃性液体で、水にはほとんど不溶、動植物油脂と任意の割合で溶け合う。20℃における密度 0.887/cm3、 屈折率 1.4682、 酸性度0.49である。
上記のモミの木の精油Aを使用して評価は、図5のモミの木の精油使用前の示すように、足と胸にカサカサした湿疹のアトピー性皮膚炎でカサカサした湿疹のアトピー性皮膚炎であった。ある乳児の評価については、希釈液のマカダミアナッツオイルにモミ木の精油Aを数滴混ぜ、マッサージを行い経過観察した。その結果は14日間経過後の皮膚の状態は図5の使用後のようにほとんど完治していた。
図5に示すように、足のひざの裏側が湿疹で赤く腫れていたが、希釈液のマカダミアナッツオイルにモミの木の精油を配合した液で、患部をマッサージし続けたところ、7日後に症状が軽くなり、14日目に完治した。また胸にカサカサのアトピー性皮膚炎である乳児にモミの木の精油を配合した液でマッサージし続けた。7日後に症状が軽くなり、14日目に完治した。
その効果は、本発明のモミの木の精油はアトピーの皮膚の炎症に効果があることが判明された。
上記のモミの木の精油A評価は、足に症状の異なる水虫を持つ男性で、25〜50歳の健常人10名を評価人として、14日間にわたり毎日朝と夜の2回塗布することにより実験を行った。塗布後14日後の判定を行った。その結果次の点が判明した。
1. 乾燥していた患部の皮膚のはがれが落ち着いた。かゆみが治まった。
2. じくじくしていた患部が乾燥して赤みが治まった。
3. 皮膚が正常になりかゆみが無くなった。
10名の評価人のうち8名が3の状態で、1名が1の状態、1名が2の状態であった。
その結果は、本発明のモミの木の精油は白セン菌の繁殖を抑制した効果であると判明した。
上記のモミの木の精油の評価は、慢性的にヘルペスを発症する成人3名を対象として評価した。
評価結果では、1名は発症の予感を感じた直後から塗布し6時間経過後を観察した。
1名については発症後1日目に塗布して、6時間間隔で塗布を7日間継続実験を行った。1名については発症後3日目から塗布をはじめ7日間実験した。以下に結果をまとめた。
1.発症予感、皮膚のピリッとする違和感、又はかゆみを感じた直後の塗布は発症しなかった。
2.発症1日後は腫れを伴っていたが、塗布を開始した。6時間間隔で塗布をおこなった。腫れを増幅することなく、かゆみを抑えた。
2日後患部の乾燥が認められ3日後皮膚がはがれ完治した。
3.発症3日後患部はじくじくし腫れも広がっていたが塗布を開始した。一時的に刺激を感じた。また腫れの周りのかゆみも感じたが6時間間隔で塗布を行った。
塗布2日後には皮膚の乾燥を感じる。3日後に一部の皮膚がはがれる。4日後皮膚がはがれやや赤みが残る。5日後赤みがとれ完治した。
その効果は、本発明のモミの木の精油はいずれも肌荒れの改善や皮膚の老化防止に所望どおりの効果を発揮するものであった。
上記のモミの木の精油Aの評価は、顔ににきびを持つ10〜20歳の健常人の男女10名に30日間にわたって毎日朝、夜の2回塗布する実験を行った。
平均点を求めた結果をまとめた。
1. 赤みが無くなり、小さくなった。
2. 化膿が止まり乾燥して、にきびが無くなったが跡がまだ薄く残っている。
3. 完治し、にきび跡も無い。
10名の評価結果のうち、1の状態が2名、2の状態が3名、3状態が5名であった。
その効果は、本発明のモミの木の精油がいずれも肌荒れの改善や皮膚の老化防止に所望どおりの効果を発揮するものであった。
上記のモミ木精油Aの評価は、40〜70歳の健常人10名で、歯周病、歯槽膿漏、口臭を持つ男女に、朝夕2回歯磨きによる実験を行った。7日間後に結果をまとめた。
1. 口臭は毎回消える。
2. 歯茎のしまりが出てきた。
3. 歯茎の腫れが無くなった。
10名の評価人のうち10人が1の状態で、そのうち8名が2状態で、2名が3の状態であった。
このモミの木の精油の歯科に関する実験データを示した。その結果を図6に示す。
試験条件:モミ精油3mg/ml(終濃度)。処理菌数10の5乗〜10の6乗/ml
DMSO 1%添加、処理時間:5分、処理温度 :室温、処理方法 :モミ精油と菌液を混合し
緩やかに攪拌して、培養時間 24時間〜72時間行った。
実験結果
図6に示すように結果は表に示しているように、P,GINGIVALIS(歯周病菌)において
試験菌の増殖抑制効果が大きい。



このモミの木の精油の抗菌作用(ハロー試験)を行なった。その結果を図4に示す。
大腸菌、黄色ブドウ菌、緑膿菌、レジオネラ菌、白セン菌、カンジダ菌を確認した。
試験方法として、培養菌液を菌濃度が10の五乗CFU/mLとなるように、寒天培地に混合して15mLを減菌シャーレーに流して固化した。27℃で7日間の培養をした。その結果を示した。結果を図4に示す。
図4の結果から、大腸菌はほぼ1mmの範囲で死滅している。効果は顕著にみとめられた。黄色ブドウ菌、レジオネラ菌、白セン菌、カンジダ菌にも殺菌効果があると認められた。
モミの木の精油Bの吸引作業実験を以下のようにした。図8に示すように、被験者に供した揮発成分は、50L容テドラーバッグに回収し、吸着管(ORBO100, SUPELCO)をテドラーバッグに接続し、ポンプを使用して低速(0.05-0.1 L/min)で吸引することによって吸着管に揮発成分を吸着させた。試料は、モミの木の精油Bを用いて、吸引作業実験をおこなった。装置図の概要を図9に詳細を示す。
被験者を用いた吸引実験の概要として、次のように行なった。被験者は男子11名(19-25歳、平均年齢22.1±2.1歳)とした。モニタを使った作業中にモミの木の精油Bの香りを供給し、生理的な反応を計測した。
図7に示すようにモミの木の精油Bは供試容量7.5 mL中に2205 mgを含むように不揮発性溶媒を用いて希釈し、50 mL容ガラス製インピンジャーに封入した。供試試料内に清浄空気を流速1.0 L/min.で通し、バブリングさせ、揮発した成分のみを被験者に供給した。
供試試料から揮発成分の提示口までは、内径0.5 cm×1.5 mステンレス管で繋ぎ、揮発成分提示口から被験者の鼻先までの距離は15 cmとした。生理学的な変化を捉える指標として、脳波と心電図を測定した。
脳波は国際脳波学会標準電極配置法に基づき、C3、C4から両耳朶結合を基準として単極導出した。周波数帯域は、d 帯域(2.0-4.0 Hz)、q 帯域(4.0-8.0 Hz)、a 帯域 (8.0-13.0 Hz)、b 帯域(13.0-30.0 Hz)とした。 心電図はCM5で導出し、解析にあたっては、0.04〜0.15 Hzまでを低周波成分(LF)、0.15〜0.4 Hzを高周波成分(HF)と定義し、HFを副交感神経の指標、LF/HF比を交感神経の指標として評価した。結果を図7と図8に示す。
モミの木の精油Bの揮発成分を連続して嗅ぎながら作業を行った、対照とは異なる占有率パターンを示し、モミ葉精油の揮発成分が、吸引下の脳の働きを変化させたことが推測された。一般的に精神が安定した状態で占有率が増大すると言われるa 帯域ではなく、入眠状態において、その占有率が増加すると言われるq 帯域で、対照とモミの木の精油を嗅いでいた吸引量では有意な違いが認められた。
図7、図8から吸引作業実験前後での、q 帯域の占有率変化について、作業時にモミの木の精油の揮発成分を嗅ぐことにより、吸引作業終了後にはq 帯域やより深い睡眠状態で増大するといわれることから、モミの木の精油の揮発成分により、非常にリラックスした状態が誘発されたものと考えられた。
A.:A採取の成分
B.:B採取の成分
1.ボルニルアセテート
2.α―ピネン
3.カンフェン
4.β―ピネン
5.リモネン .
6.カレン
7.患部
8.正常

Claims (5)

  1. カンフェンとピネンとリモネンとボルニルアセテートとカレンを90重量%以上のテルペン系精油を含有することを特徴とするモミの木の抽出物。
  2. テルペン系精油の高濃度含有物が、シベリア産モミの木と葉を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を冷却分離して得ることを特徴とする請求項1記載のモミの木の抽出物。
  3. モミ木植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、肌荒れの改善や皮膚の老化防止に有効な化粧料の原料として提供できる請求項1、又は請求項2に記載のモミの木の抽出物。
  4. モミ木植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、口腔衛生の医療材料の原料として提供できる請求項1、又は請求項2に記載のモミの木成分抽出物。
  5. モミ木植物の抽出物であるテルペン系精油を主要有効成分としては、脳の精神的安定化に優れた効果を発揮できる保健医療材料の原料として提供できる請求項1、又は請求項2に記載のモミの木の抽出物。

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