JP2011101632A - 植栽トレー及びその段積み構造 - Google Patents

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Yasuki Aoki
泰樹 青木
Teruo Maekawa
輝男 前川
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Sanko Co Ltd
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Abstract

【課題】運搬効率の向上等を図ることのできる植栽トレー及びその段積み構造を提供する。
【解決手段】植栽トレー1は、底壁構成部2と、底壁構成部2の外周縁から上方に延出する外周壁3とを備えている。また、植栽トレー1の四隅には、当該植栽トレー1とは別体として構成される桁受パーツ51の下部(嵌合部53)を支持する第1支持部41aと、第1支持部41aの直下方に設けられ、桁受パーツ51の上部(受壁部62及び位置決め部54)に支持される第2支持部41bとが設けられている。そして、植栽トレー1の各第1支持部41aにそれぞれ桁受パーツ51の下部を支持させるとともに、当該植栽トレー1によって下部が支持された複数の桁受パーツ51の上部に別の植栽トレー1の第2支持部41bをそれぞれ支持させることで、植栽トレー1が段積みされる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、土を入れて植物を植えるための植栽トレー及びその段積み構造に関するものである。
従来、土を入れて植物を植えるための植栽トレーがあり、これを用いることでビルの屋上やベランダ等を比較的簡単に緑化することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3581277号公報
ところで、植栽トレーは、設置現場での作業性の向上を図るべく、土や植物等を収容した状態で、工場等から設置現場に運搬されている。このとき、植栽トレーを上下に積み重ねる(段積みする)と、下側の植栽トレーに収容された植物や土等が上側の植栽トレーに押されて悪影響を受けるおそれがある。このため、例えば、下段の植栽トレーの植物等と上段の植栽トレーとが干渉しないように複数の植栽トレーを上下に収容できるラック等を用いて運搬を行うことが考えられる。しかしながら、この場合、余分に場所をとってしまう等して運搬効率が悪くなる上、コストアップを招くおそれがある。
また、土等を収容した植栽トレーの中央部においては通気性が悪くなるおそれがあり、当該中央部に植えられた植物が弱ってしまう(場合によっては根腐りを起こしてしまう)ことが懸念される。さらに、屋上やベランダ等に設置された植栽トレーから土等が飛散すると、様々な不具合を招くおそれがある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、運搬効率の向上等を図ることのできる植栽トレー及びその段積み構造を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーの段積み構造であって、
前記植栽トレーは、当該植栽トレーとは別体として構成される桁受パーツの下部を支持する第1支持部と、前記第1支持部の直下方に設けられ、前記桁受パーツの上部に支持される第2支持部とを備え、
前記第1支持部及び前記第2支持部は、それぞれ前記植栽トレーの外周縁に沿って略均等位置に複数設けられ、
前記植栽トレーの前記各第1支持部にそれぞれ前記桁受パーツの下部を支持させるとともに、当該植栽トレーによって下部が支持された複数の桁受パーツの上部に別の前記植栽トレーの前記第2支持部をそれぞれ支持させることで、前記植栽トレーが段積みされることを特徴とする植栽トレーの段積み構造。
手段1によれば、桁受パーツを介して植栽トレーを段積みすることで、下側の植栽トレーと上側の植栽トレーとの間に隙間を形成することができ、下側の植栽トレーに収容された植物や土等が上側の植栽トレーに押し潰されてしまうといった事態を防止することができる。このため、お互いの干渉を防止しつつ複数の植栽トレーを収容できるラック等を用いる必要がなく、運搬効率の向上、コストの削減を図ることができる。
尚、植栽トレーの運搬後は、植栽トレーから桁受パーツを取外すことができるため、例えば、植栽トレーに対して桁受パーツを一体的に形成する場合のように、植栽トレーを1つずつ配設した後も、植栽トレー本体から上方に突出する桁受パーツが残存することに起因して美観が損なわれる等の不具合を防止することができる。また、第1支持部及び第2支持部に支持された桁受パーツは、植栽トレーの外周縁よりも外周側に突出しないように構成されていることとしてもよい。この場合、桁受パーツが段積みされた植栽トレーの外周縁よりも外周側に突出することに起因してスペースを余分に取ってしまったり、作業者等が桁受パーツに引っ掛かってしまったりする等の事態を回避することができる
手段2.前記各桁受パーツは、
前記各第1支持部と嵌合可能に構成され、当該嵌合状態においては、前記第1支持部に対して上方以外の方向への相対移動が規制される嵌合部と、
前記植栽トレーの前記各第1支持部に前記嵌合部が嵌合された複数の前記桁受パーツの上側に、別の前記植栽トレーを下側の前記植栽トレーと同じ姿勢で相対させて載せた場合に、上側に載せられた前記植栽トレーの前記第2支持部と上下に当接し、当該第2支持部を下方から支える受壁部と、
前記受壁部で前記第2支持部を支持した状態において、前記第2支持部に対し前記外周壁の外周方向において当接する位置決め部とを備え、
前記桁受パーツを介して前記植栽トレーを段積みした状態において、前記位置決め部及び前記第2支持部は互いを把持(挟持)しないように構成されていることを特徴とする手段1に記載の植栽トレーの段積み構造。
手段2によれば、桁受パーツの嵌合部を植栽トレーの第1支持部に嵌合させることで、桁受パーツを植栽トレーから上方に延出させるようにして自立させることができる。このため、桁受パーツの受壁部に別の植栽トレーを支持させるようにして比較的スムースに植栽トレーを段積みすることができる。
また、例えば、段積みされて運搬された植栽トレーを1つずつ設置現場に配設するにあたり、上側の植栽トレーを持ち上げた際に上側の植栽トレーに桁受パーツがくっついてきてしまうと、通常、植栽トレーを両手で持ち上げるため桁受パーツを取除くことができず、作業性の著しい低下を招いてしまうおそれがある。また、上側の植栽トレーを持ち上げた後、当該上側の植栽トレーにくっついてきた桁受パーツが、下側の植栽トレーの上方で落下してしまうと、下側の植栽トレーに収容された植物等に悪影響を与えてしまうおそれがある。さらには、桁受パーツが第1支持部及び第2支持部の両方から抜け難くなっている場合には、上側の植栽トレーを持ち上げた際に下側の植栽トレーについても持ち上がってしまうおそれがある。
これに対し、本手段によれば、桁受パーツの下部に相当する嵌合部については第1支持部に嵌合されて比較的しっかりと固定されるが、桁受パーツの上部に相当する位置決め部については第2支持部に対して外周壁の外周方向において当接するものの、位置決め部と第2支持部とが互いを把持(挟持)しないように構成されている。このため、上側の植栽トレーを持ち上げることで、桁受パーツを第2支持部から簡単に離間させる(抜け出させる)ことができ、桁受パーツを下側の植栽トレーに残すことができる。従って、上側の植栽トレーを持ち上げた場合に、上側の植栽トレーに桁受パーツがくっついてきてしまうといった事態を回避することができ、作業性の向上等を図ることができる。
さらに、本手段では、位置決め部と第2支持部とが互いを把持しないように構成されているため、1つの桁受パーツでは上側に積まれる植栽トレーの水平方向における全方向へのずれ移動を完全に防止することはできないが、上記手段1に記載のように、桁受パーツは植栽トレーに対して略均等位置に複数配設されるため、全部の桁受パーツによって植栽トレーの水平方向におけるずれ移動を確実に防止するように構成することができる。特に、位置決め部及び第2支持部は外周壁の外周方向において当接するように構成されていることから、例えば、全ての桁受パーツの位置決め部がその外周壁の外周側の面(又は内周側の面)において第2支持部と当接するように構成すれば、上側の植栽トレー(第2支持部)の位置ずれを確実に防止することができる。
手段3.前記第1支持部及び前記第2支持部は、それぞれ前記桁受パーツの下部又は上部を挿入可能な筒状をなし、
前記第1支持部の内側に形成される内部空間と、前記第2支持部の内側に形成される内部空間とが上下に連通していることを特徴とする手段1又は2に記載の植栽トレーの段積み構造。
手段3によれば、第1支持部及び第2支持部を筒状とし、その内側に桁受パーツの下部又は上部を挿入可能に構成することで、例えば、第1支持部及び第2支持部を上方又は下方に突出する突起部として構成するとともに、桁受パーツを筒状に構成し、第1支持部及び第2支持部にそれぞれ桁受パーツの下部又は上部を外嵌させるよう構成した場合に比べ、段積み作業性の向上、構成の簡素化、第1支持部及び第2支持部の強度の向上等を図ることができる。
さらに、第1支持部の内部空間と第2支持部の内部空間とが上下に連通しているため、第1支持部内に土等が堆積してしまうといった事態を抑制することができる。さらに、第1支持部内に土等が若干堆積したとしても、下方の第2支持部の内部空間側に土等を落として外部に除去することができる。すなわち、第1支持部内に堆積した土等を取除くために植栽トレーを裏返しにするといった必要がなく、取除く作業自体も比較的容易に行うことができる。このため、所定期間設置された植栽トレーを、土や植物を現状維持したまま移動させたい場合に、第1支持部内に土等が堆積していることに起因して、桁受パーツを使用して植栽トレーを段積みすることができなくなったり、桁受パーツの第1支持部への差込み量がばらついて、段積み状態が悪化したりしてしまうといったおそれを防止することができる。従って、土や植物を現状維持したまま植栽トレーを移動させる際に、比較的スムースに桁受パーツを第1支持部に差し込んで好適に段積みすることができ、作業効率の向上等を図ることができる。また、第1支持部の内部空間と第2支持部の内部空間とが壁で完全に隔てられる構成に比べて第1支持部内の堆積物を除去し易いため、収容されている土や植物を入れ替える(植栽トレーを再使用する)場合において、植栽トレーを洗浄(高圧洗浄)しても土等が第1支持部内に残存してしまい、桁受パーツを使用した段積みを好適に行うことができなくなってしまうといった事態を回避することができる。
手段4.前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
前記各ポケット部の前記側板部には通気孔が形成されるとともに、
前記側板部には、前記ポケット部の内側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の植栽トレーの段積み構造。
手段4によれば、底壁構成部が複数のポケット部を備えることで、植栽トレー内側の土等が収容される空間が複数に分割されるとともに、各ポケット部の側板部には通気孔が形成され、複数に分割された各収容空間の通気性の向上が図られている。このため、植栽トレーに収容された土が空気に触れる面積を拡大することができ、通気性の飛躍的な向上を図ることができる。特に、植栽トレー中央部の通気性を向上させることができることにより、当該部位に植えられた植物の根腐りを確実に防止することができる。
また、上記のようにポケット部を形成した場合、各ポケット部に植えられた植物の根がポケット部の内側面に沿って旋回するようにして巻いてしまい、これに起因する不具合(根腐り等)を誘発することが懸念される。これに対し、本手段では、ポケット部の側板部に対してポケット部内側に突出する凸部が形成されているため、ポケット部内で根が巻いてしまうといった事態を抑制することができる。また、植物の根は空気に触れることを避けることから、側板部に通気孔が形成されることによっても、ポケット部内で根が巻いてしまうといった事態を抑制することができる。
さらに、複数のポケット部の上部間を連結する連結部において、ポケット部に比べ土を盛る量を少なくしても、植栽トレーに収容された土の表面全体を均すことができる。つまり、連結部においては嵩上げした状態となり、植栽トレーに収容される土等の量を少なくすることができる。従って、植栽トレーに収容された土や植物等の見た目を損なうことなく、土や植物等を収容した状態における植栽トレーの軽量化を図ることができ、運搬作業性の向上等を図ることができる。
また、上記手段1のように、桁受パーツを介して複数の植栽トレーを段積みすることで、各植栽トレーに植えられた植物が押し潰されてしまう心配がないため、スペース効率を鑑み、植栽トレーを段積みした状態で比較的長期間保管することも考えられる。この場合、保管期間中に水を撒いたり、雨に降られたりすることが考えられるが、通気性が悪いと根腐りを起こすおそれがある。特に植栽トレーの中央部においては、風通しが悪く、さらには、周りから視認し難いこともあって、知らない間に植物が弱っていることも懸念される。これに対し、本手段4の構成を採用することで、通気性が飛躍的に向上することから、複数の植栽トレーを段積みした状態で保管しても、植栽トレーに植えられた植物の根腐りを防止することができる。
手段5.前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の植栽トレーの段積み構造。
手段5によれば、連結部の上面に溝状部が形成されていることにより、溝状部に盛られた土において保水効果が望め、連結部の上面に連通溝が形成されていることにより、溝状部に盛られた土に保水された水分をポケット部側に誘うことができる。従って、植栽トレーに収容された土の表面側の乾燥を抑制することができ、これによって、土の表面側にも植物の細根を張らせることができる。さらに、表面の土が乾燥したり、土の表面側に根が張らなかったりすることに起因して、土が飛散しやすくなってしまうといった事態を抑止することができる。従って、屋上やベランダ等に設置された植栽トレーから土等が飛散することに起因して様々な不具合を招いてしまうといった事態を抑止することができる。加えて、植栽トレーを用いて植物を栽培する場合には、植物が地中深くに根を張ることができないため、根つきが悪くなってしまうおそれがあるが、本手段では、その分、土の表面側にも根を張れるため、かかる不具合を抑制することができる。
また、所定のポケット部に対応して設けられる連通溝と、所定のポケット部とは別のポケット部に対応して設けられる連通溝とが溝状部によって繋がっている場合、所定のポケット部の周りにだけ水が撒かれたとしても、当該所定のポケット部の近傍に撒かれた水を溝状部及び連通溝を通してその他のポケット部にも誘導することができる。従って、植栽トレーの内側が複数のポケット部で区切られる構成であっても、溝状部を形成することによって各ポケット部に満遍なく水を行き渡らせ易い。従って、水がまばらに撒かれること等に起因して、植栽トレーに植えられた植物の一部が枯れてしまうといった事態を防止することができる。
また、工場で植栽トレーに土や植物等を収容してから植栽トレーを現地に設置するまでの時間が予定よりも遅れた場合や、効率を考えて幾分早めに植栽トレーに土や植物等を収容した場合であっても、溝状部及び連通溝による保水効果が望めるため、工場で土を収容した時点で土に水分が十分に含まれるようにしておけば、設置までの間に再度水を撒き直さなくても植物が枯れてしまうといった事態を防止することができる。結果として、運搬作業性の向上等を図ることができる。尚、溝状部及び連通溝がない場合、土が比較的乾燥し易く、現地に設置されるまでの間に水を撒き直した方が好ましい状況になることも考えられるが、当該植栽トレーの(一次的な)保管場所によっては水を撒くことができなかったり、或いは、水を撒くことを考慮した上で保管場所を確保したりする必要がある。
さらに、現地に植栽トレーを設置した後も、上記保水効果によって、一度に撒く水の量を減らすことができたり、水を撒く回数を減らすことができたりする。従って、節水、水撒き作業の簡略化等を図ることができる。
尚、連通溝の数は特に限定されるものではないが、同一のポケット部に対応して設けられる複数の溝状部が互いに近接していると、溝状部で保水したり、溝状部を介して水分を広範囲に行き渡らせたりするといった作用効果が薄れてしまう。このため、1つのポケット部の周縁部に対して互いに近接しないように等間隔で連通溝を設けることが望ましい。
手段6.底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーであって、
前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
前記各ポケット部の前記側板部には通気孔が形成されるとともに、
前記側板部には、前記ポケット部の内側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする植栽トレー。
手段6によれば、基本的に上記手段4と同様の作用効果が奏される。
手段7.前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする手段6に記載の植栽トレー。
手段7によれば、基本的に上記手段5と同様の作用効果が奏される。
手段8.底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーであって、
前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする植栽トレー。
手段8によれば、基本的に上記手段5と同様の作用効果が奏される。
植栽トレーを上面側から見た斜視図である。 植栽トレーを下面側から見た斜視図である。 植栽トレーの上面図である。 植栽トレーの下面図である。 植栽トレー中央部の部分拡大図である。 段積みした植栽トレーを示す斜視図である。 桁受パーツの斜視図である。 桁受パーツの斜視図である。 植栽トレー及び桁受パーツの斜視図である。 植栽トレー及び桁受パーツの斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1〜図5に示すように、植栽トレー1は、底壁構成部2と、底壁構成部2の外周縁から上方に延出する外周壁3とを備え、これらが一体的に形成されている。当該植栽トレー1は、主として植栽トレー1内に直接土を入れて植物を植え、植栽トレー1ごとビルの屋上やベランダ等に設置する目的で使用される。本実施形態では、植栽トレー1はポリエチレンにより構成されている。また、植栽トレー1の肉厚は、いずれの部位においてもほぼ均一である。
底壁構成部2は、3×3の碁盤目状に配置された複数のポケット部5と、各ポケット部5間を連結する連結部6とを備えている。尚、本実施形態では、ポケット部5はいずれも同様の形状をなしている。
ポケット部5は、略正方形状の底板部11と、底板部11の外周縁から上方に延びる側板部12とを備え、上方に開口する箱状をなしている。また、側板部12は、型抜きの都合上、上方に向けて側板部12の外周側に若干傾斜して延びている。さらに、底板部11の各側辺部は一直線状に延びているわけではなく、略中央位置において底板部11の内周側に凹む没入部14が形成されて凹凸している(図2、図4等参照)。このため、底板部11の各側辺部から上方に延出する側板部12に関しても平板状ではなく、没入部14と連続して上下に延びる段差部15を有して凹凸形状をなしている。このように段差部15が形成されることによって、ポケット部5には、側板部12の内側面からポケット部5の内側に突出する凸部16が形成されている(図1、図5等参照)。さらに、本実施形態では、側板部12に対し、各段差部15(凸部16)の側方において、上下に延びるスリット状の通気孔18が形成されている。
連結部6は各ポケット部5の側板部12の上縁部同士を連結するようにして設けられ、全ての連結部6が一繋がりに(格子状に)形成されている。また、連結部6の上面には、下方に凹となる溝状部21と、溝状部21とポケット部5とを連通させる連通溝22とが形成されている。溝状部21は、各連結部6の幅方向中央部を通るようにして、連結部6の全形成範囲に対応して網目状に形成されている。また、溝状部21の底面は、いずれの部位においても水平な平坦面となっている。
さらに、連通溝22は、連結部6と連接するポケット部5(側板部12)の各上辺部に対応して1つずつ形成され、本実施形態では、側板部12の上辺部の中央位置と溝状部21とにかけて、対応する側板部12の上辺部と直交して延びている。また、連通溝22の底面は、溝状部21の底面と面一な平坦面となっている。
外周壁3は、底壁構成部2の外周縁を形成するポケット部5の側板部12の上縁部、及び、連結部6(溝状部21を含む)の上縁部から上方に向けて延びる延出部31と、延出部31の上縁部から外周壁3の外周側に向けて水平に延びる張出し部32と、張出し部32の先端部から下方に向けて延びる折返し部33とを備えている。延出部31についても、各ポケット部5の側板部12と同様に、型抜きの都合上、上方に向けて外周壁3の外周側に傾斜して延びている。本実施形態では、延出部31の内側面及び外側面と、当該延出部31に連接するポケット部5の側板部12の内側面及び外側面とが面一となっている。但し、外周壁3の各コーナー部においては、延出部31の内周側の面の上側の部位が略鉛直方向に延びるよう形成され、これにより、係止凹部35が形成されている。尚、張出し部32及び折返し部33の存在により、植栽トレー1の強度を高めることができる上、張出し部32及び折返し部33の下側に手をかけて植栽トレー1を比較的容易に持ち上げることができる。
さて、外周壁3の各コーナー部(4隅)には、上下に延びる略筒状の支柱部41が形成されている。支柱部41は、コーナー部の折返し部33を下方に延長するようにして形成された横断面略L字状の角壁部42(以下、折返し部33のうち、角壁部42の上方に連続して延びる部位についても、角壁部42に含まれるものとして説明する。)と、外周壁3の延出部31及びポケット部5の側板部12のうち外周壁3の外周方向において角壁部42と対向する部位と、角壁部42の両側部と延出部31の外面及び側板部12の外面とを連結する連結壁43とにより構成され、内部には横断面略L字状の内部空間44が形成されている。また、外周壁3の各コーナー部の張出し部32には、支柱部41の内部空間44を上方に開口させるようにして、上下に貫通する貫通孔45(図1参照)が形成されている。これにより、支柱部41は内部空間44が上下に貫通した形状となっている。
また、内部空間44には、角壁部42のコーナー部内側面と外周壁3の延出部31のコーナー部外側面とを連結するようにして上下に延びる隔壁部46と、隔壁部46の両側方において、角壁部42の内側面からポケット部5の側板部12側(延出部31側)に突出するようにして上下に延びるガイドリブ47とが設けられている。
隔壁部46の上縁部は、外周壁3の上縁部(張出し部32)と面一(高さ位置が同じ)となっている。一方、ガイドリブ47の上縁部は隔壁部46の上縁部よりも下方に位置している。また、隔壁部46は、支柱部41の下縁部にまで延びており、角壁部42と外周壁3の延出部31とが対面する部位においては、角壁部42と延出部31とを連結するようにして形成されているが、角壁部42とポケット部5の側板部12とが対面する部位においては、隔壁部46が側板部12と連接しておらず、隔壁部46と側板部12との間に隙間が形成されるように構成されている。さらに、ガイドリブ47についても、支柱部41の下縁部にまで延びており、角壁部42と外周壁3の延出部31とが対面する部位においては、角壁部42と延出部31とを連結するようにして形成されているが、角壁部42とポケット部5の側板部12とが対面する部位においては、ガイドリブ47が側板部12と連接しておらず、ガイドリブ47と側板部12との間に隙間が形成されるように構成されている。本実施形態では、角壁部42とポケット部5の側板部12とが対面する部位において、隔壁部46の角壁部42からの突出長が、ガイドリブ47の角壁部42からの突出長よりも短くなっている。
以下、支柱部41のうち、角壁部42と外周壁3の延出部31とが対面している部位(上部)を第1支持部41aと称し、角壁部42とポケット部5の側板部12とが対面している部位(下部)を第2支持部41bと称する。また、支柱部41の内側(内部空間44)には、内部空間44を上下に隔てるような壁は設けられておらず、第1支持部41aの内部空間44と第2支持部41bの内部空間44とが上下に連通している。
さて、本実施形態では、図6、図10等に示すように、植栽トレー1とは別部材として構成される桁受パーツ51を介して複数の植栽トレー1を上下に積み重ねる(段積みする)ことができるようになっている。以下、桁受パーツ51について、図7、図8、図9等を参照して説明する。尚、便宜上、桁受パーツ51が植栽トレー1に取着された状態にあるものとして、桁受パーツ51の各部位の位置関係を説明する。
図9等に示すように、桁受パーツ51は、本体部52と、本体部52から下方に突出し、第1支持部41a(の内部空間44)に嵌入される嵌合部53と、本体部52から上方に突出し、第2支持部41b(の内部空間44)に挿入される位置決め部54とを備えている。
図7、図8等に示すように、本体部52は、上下に長く、長手方向に対して直交する方向に切断した場合の横断面形状が略L字状をなし、植栽トレー1の外周壁3の内周側に劣角側の面(以下単に内側面と言う)が向くようにして設置されるベース板61と、ベース板61の上端縁に沿って、ベース板61の優角側の面(外周壁3の外周側の面;以下単に外側面と言う)から直交して延出する受壁部62と、ベース板61の下端縁に沿って、ベース板61の外側面から直交して延出する台壁部63と、ベース板61の両側辺部に沿って受壁部62と台壁部63とを連結するようにして延びる第1補強リブ64と、ベース板61の屈曲部に沿って受壁部62下面と台壁部63上面とを連結するようにして延びる第2補強リブ65とを備えている。
嵌合部53は、ベース板61の屈曲部に対応する位置(台壁部63を挟んで第2補強リブ65とは反対側の部位)には形成されておらず、その両側方にそれぞれ(計2つ)形成されている。より詳しくは、各嵌合部53は、第1補強リブ64を下方に延長させるようにして形成された第1縦壁部71と、第1縦壁部71と対向する第2縦壁部72と、第1縦壁部71及び第2縦壁部72の外周壁3の内周側の辺部間を閉塞する閉塞壁部73と、台壁部63と対向するようにして、閉塞壁部73の下辺部から外周壁3の外周側に延び、第1縦壁部71及び第2縦壁部72の下辺部間を閉塞する載置部74とを備え、外周壁3の外周側に開口した略箱状をなしている。
各嵌合部53の台壁部63からの突出長は、上下方向において、隔壁部46の上縁部からガイドリブ47の上縁部までの距離と同じとなっている。また、上記のように、支柱部41は、隔壁部46によって第1支持部41aの内部空間44が2つに区画されているが(図1等参照)、本実施形態では、当該各内部空間44を構成する第1支持部41a(隔壁部46、角壁部42、連結壁43、及び延出部31でなす空間)の内周形状と、第1縦壁部71、第2縦壁部72、及び閉塞壁部73でなす各嵌合部53の外周形状とがほぼ一致している。
そして、図9等に示すように、一対の嵌合部53の間に隔壁部46を挿通させるようにして、第1支持部41a(内部空間44)に嵌合部53を嵌入させることで、各嵌合部53の載置部74の下面とガイドリブ47の上縁部とが当接し、隔壁部46の上縁部と台壁部63の下面とが当接するとともに、各嵌合部53の外周面と、第1支持部41aの内周面とが略当接する。これにより、桁受パーツ51の下部が植栽トレー1に支持固定され(第1支持部41aに対して上方以外の方向への相対移動が規制され)、桁受パーツ51が植栽トレー1から上方に延出するようにして自立できるようになっている。また、本実施形態では、閉塞壁部73は、ベース板61よりも外周壁3の外周側に位置しており、閉塞壁部73とベース板61との間に介在する台壁部63(段差部位)が延出部31の上縁部に引っ掛かる。これにより、桁受パーツ51の下部の支持状態が一層安定することとなる。
尚、隔壁部46を一対の嵌合部53間に挿通させる構成により、嵌合状態の安定化を図ることができる上、位置決め部54を第1支持部41aに差し込もうとしても、位置決め部54が隔壁部46に当接して挿入させることができないため、桁受パーツ51を誤って上下逆につけてしまうといった事態を回避することができる。
位置決め部54は、ベース板61を上方に延長させるようにして、受壁部62から上方に突出形成されており、ベース板61と同様に横断面略L字状をなしている。位置決め部54の内側面(外周壁3の内周側を向く劣角側の面)には、上下方向(ベース板61の長手方向)に沿って延びる摺接リブ77が複数本形成されている。尚、摺接リブ77の突出長はいずれの部位においても均一である。
そして、図10、図6等に示すように、植栽トレー1の各第1支持部41aに嵌合部53が嵌合された複数の桁受パーツ51の上側に、別の植栽トレー1を下側の植栽トレー1と同じ姿勢で相対させて載せることで、上側に載せられた植栽トレー1の第2支持部41b(内部空間44)に位置決め部54が挿入されるとともに、受壁部62の上面がガイドリブ47及び隔壁部46の下縁部に当接する。これにより、桁受パーツ51によって、上側に段積みされる植栽トレー1が支持されることとなる。さらに、各桁受パーツ51の位置決め部54の外側面が、それぞれ第2支持部41bのガイドリブ47に当接する。これにより、桁受パーツ51を介して上側に段積みされる植栽トレー1の位置ずれ(桁受パーツ51や下側の植栽トレー1に対する水平方向においての相対移動)が防止される。
このように、桁受パーツ51を介して植栽トレー1を段積みすることで、下側の植栽トレー1と上側の植栽トレー1との間には、桁受パーツ51の本体部52の高さ分だけ隙間が形成されることとなる。また、植栽トレー1の段積み状態において、位置決め部54に形成された摺接リブ77は第2支持部41bと当接しないようになっている。これにより、第2支持部41bに差し込まれた位置決め部54が、ガイドリブ47とこれに対向するポケット部5の側板部12の外側面とによって把持(挟持)されるといった事態を回避している。さらに、図6等に示すように、植栽トレー1の段積み状態において、桁受パーツ51は植栽トレー1の外周縁よりも外周側に突出しないように構成されており、本実施形態では、受壁部62や台壁部63の外周縁が角壁部42の内側面上縁部(貫通孔45の周縁部)に沿って延在している。
尚、摺接リブ77は、基本的に支柱部41(第2支持部41bを構成するポケット部5の側板部12)に当接しないように構成されているが、例えば、桁受パーツ51の第1支持部41aへの差込みが甘く、桁受パーツ51が若干浮いて外周壁3の内周側に傾いている場合、位置決め部54を第2支持部41bに挿入させる際に、摺接リブ77がポケット部5の側板部12の外側面に摺接する。これにより、第2支持部41bに位置決め部54を挿入していくことで、自然と桁受パーツ51が正常な姿勢(鉛直姿勢)に矯正されていき、位置決め部54が第2支持部41bに完全に挿入されるのと同時に、嵌合部53も第1支持部41aと確実に嵌合された状態となる。
また、図2等に示すように、連結壁43の下辺部は段差状になっており、ポケット部5側の部位が下方に若干突出して係止部79を形成している。そして、桁受パーツ51を使用しないで直接植栽トレー1を上下に積み重ねた場合、当該係止部79が、外周壁3の各コーナー部に形成された係止凹部35(図1等参照)の内側面に係止され、位置ずれが防止されるようになっている。このため、植物の潰れ等を心配しなくてもよい状況においては、植栽トレー1を直接段積みすることもできる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、桁受パーツ51を介して植栽トレー1を段積みすることで、下側の植栽トレー1と上側の植栽トレー1との間に隙間を形成することができ、下側の植栽トレー1に収容された植物や土等が上側の植栽トレー1に押し潰されてしまうといった事態を防止することができる。このため、お互いの干渉を防止しつつ複数の植栽トレー1を収容できるラック等を用いる必要がなく、運搬効率の向上、コストの削減を図ることができる。
また、植栽トレー1の運搬後は、植栽トレー1から桁受パーツ51を取外すことができるため、例えば、植栽トレー1に対して桁受パーツ51を一体的に形成する場合のように、植栽トレー1を1つずつ配設した後も、植栽トレー本体から上方に突出する桁受パーツが残存することに起因して美観が損なわれる等の不具合を防止することができる。さらに、第1支持部41a及び第2支持部41bに支持された桁受パーツ51は、植栽トレー1の外周縁よりも外周側に突出しないように構成されている。このため、桁受パーツ51が段積みされた植栽トレー1の外周縁よりも外周側に突出することに起因してスペースを余分に取ってしまったり、作業者等が桁受パーツ51に引っ掛かってしまったりする等の事態を回避することができる
また、桁受パーツ51の嵌合部53を植栽トレー1の第1支持部41aに嵌合させることで、桁受パーツ51を植栽トレー1から上方に延出させるようにして自立させることができる。このため、桁受パーツ51の受壁部62に別の植栽トレー1を支持させるようにして比較的スムースに植栽トレー1を段積みすることができる。
また、例えば、段積みされて運搬された植栽トレー1を1つずつ設置現場に配設するにあたり、上側の植栽トレー1を持ち上げた際に上側の植栽トレー1に桁受パーツ51がくっついてきてしまうと、通常、植栽トレー1を両手で持ち上げるため桁受パーツ51を取除くことができず、作業性の著しい低下を招いてしまうおそれがある。また、上側の植栽トレー1を持ち上げた後、当該上側の植栽トレー1にくっついてきた桁受パーツ51が、下側の植栽トレー1の上方で落下してしまうと、下側の植栽トレー1に収容された植物等に悪影響を与えてしまうおそれがある。さらには、桁受パーツ51が第1支持部41a及び第2支持部41bの両方から抜け難くなっている場合には、上側の植栽トレー1を持ち上げた際に下側の植栽トレー1についても持ち上がってしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態によれば、桁受パーツ51の下部に相当する嵌合部53については第1支持部41aに嵌合されて比較的しっかりと固定されるが、桁受パーツ51の上部に相当する位置決め部54については第2支持部41bに把持(挟持)されないように構成されている。このため、上側の植栽トレー1を持ち上げることで、桁受パーツ51を第2支持部41bから簡単に離間させる(抜け出させる)ことができ、桁受パーツ51を下側の植栽トレー1に残すことができる。従って、上側の植栽トレー1を持ち上げた場合に、上側の植栽トレー1に桁受パーツ51がくっついてきてしまうといった事態を回避することができ、作業性の向上等を図ることができる。
さらに、位置決め部54はその外側面において第2支持部41b(ガイドリブ47)と当接しているだけであり、1つの桁受パーツ51では上側に積まれる植栽トレー1の水平方向における全方向へのずれ移動を完全に防止することはできないが、桁受パーツ51は植栽トレー1の四隅にそれぞれ配設されるため、全部の桁受パーツ51によって植栽トレー1の水平方向におけるずれ移動を確実に防止することができる。
また、第1支持部41a及び第2支持部41bを筒状とし、その内側に桁受パーツ51の嵌合部53又は位置決め部54を挿入可能に構成することで、例えば、第1支持部41a及び第2支持部41bを上方又は下方に突出する突起部として構成するとともに、桁受パーツ51を筒状に構成し、第1支持部41a及び第2支持部41bにそれぞれ桁受パーツ51の下部又は上部を外嵌させるよう構成した場合に比べ、段積み作業性の向上、構成の簡素化、第1支持部41a及び第2支持部41bの強度の向上等を図ることができる。
さらに、第1支持部41aの内部空間44と第2支持部41bの内部空間44とが上下に連通しているため、第1支持部41a内に土等が堆積してしまうといった事態を抑制することができる。さらに、第1支持部41a内に土等が若干堆積したとしても、下方の第2支持部41bの内部空間44側に土等を落として外部に除去することができる。すなわち、第1支持部41a内に堆積した土等を取除くために植栽トレー1を裏返しにするといった必要がなく、取除く作業自体も比較的容易に行うことができる。このため、所定期間設置された植栽トレー1を、土や植物を現状維持したまま移動させたい場合に、第1支持部41a内に土等が堆積していることに起因して、桁受パーツ51を使用して植栽トレー1を段積みすることができなくなったり、桁受パーツ51の第1支持部41aへの差込み量がばらついて、段積み状態が悪化したりしてしまうといったおそれを防止することができる。従って、土や植物を現状維持したまま植栽トレー1を移動させる際に、比較的スムースに桁受パーツ51を第1支持部41aに差し込んで好適に段積みすることができ、作業効率の向上等を図ることができる。また、第1支持部41aの内部空間44と第2支持部41bの内部空間44とが壁で完全に隔てられる構成に比べて第1支持部41a内の堆積物を除去し易いため、収容されている土や植物を入れ替える(植栽トレー1を再使用する)場合において、植栽トレー1を洗浄(高圧洗浄)しても土等が第1支持部41a内に残存してしまい、桁受パーツ51を使用した段積みを好適に行うことができなくなってしまうといった事態を回避することができる。
また、底壁構成部2が複数のポケット部5を備えることで、植栽トレー1内側の土等が収容される空間が複数に分割されるとともに、各ポケット部5の側板部12には通気孔18が形成され、複数に分割された各収容空間の通気性の向上が図られている。このため、植栽トレー1に収容された土が空気に触れる面積を拡大することができ、通気性の飛躍的な向上を図ることができる。特に、植栽トレー1中央部の通気性を向上させることができることにより、当該部位に植えられた植物の根腐りを確実に防止することができる。
また、上記のようにポケット部5を形成した場合、各ポケット部5に植えられた植物の根がポケット部5の内側面に沿って旋回するようにして巻いてしまい、これに起因する不具合(根腐り等)を誘発することが懸念される。これに対し、本実施形態では、ポケット部5の側板部12に対してポケット部5内側に突出する凸部16が形成されているため、ポケット部5内で根が巻いてしまうといった事態を抑制することができる。また、植物の根は空気に触れることを避けることから、側板部12に通気孔18が形成されることによっても、ポケット部5内で根が巻いてしまうといった事態を抑制することができる。
さらに、複数のポケット部5の上部間を連結する連結部6において、ポケット部5に比べ土を盛る量を少なくしても、植栽トレー1に収容された土の表面全体を均すことができる。つまり、連結部6においては嵩上げした状態となり、植栽トレー1に収容される土等の総量を少なくすることができる。従って、植栽トレー1に収容された土や植物等の見た目を損なうことなく、土や植物等を収容した状態における植栽トレー1の軽量化を図ることができ、運搬作業性の向上等を図ることができる。
また、桁受パーツ51を介して複数の植栽トレー1を段積みすることで、各植栽トレー1に植えられた植物が押し潰されてしまう心配がないため、スペース効率を鑑み、植栽トレー1を段積みした状態で比較的長期間保管することも考えられる。この場合、保管期間中に水を撒いたり、雨に降られたりすることが考えられるが、通気性が悪いと根腐りを起こすおそれがある。特に植栽トレー1の中央部においては、風通しが悪く、さらには、周りから視認し難いこともあって、知らない間に植物が弱っていることも懸念される。これに対し、上記のようにポケット部5及び通気孔18を形成することにより、通気性が飛躍的に向上することから、複数の植栽トレー1を段積みした状態で保管しても、植栽トレー1に植えられた植物の根腐りを防止することができる。
さらに、連結部6の上面に溝状部21が形成されていることにより、溝状部21に盛られた土において保水効果が望め、連結部6の上面に連通溝22が形成されていることにより、溝状部21に盛られた土に保水された水分をポケット部5側に誘うことができる。従って、植栽トレー1に収容された土の表面側の乾燥を抑制することができ、これによって、土の表面側にも植物の細根を張らせることができる。さらに、表面の土が乾燥したり、土の表面側に根が張らなかったりすることに起因して、土が飛散しやすくなってしまうといった事態を抑止することができる。従って、屋上やベランダ等に設置された植栽トレー1から土等が飛散することに起因して様々な不具合を招いてしまうといった事態を抑止することができる。加えて、植栽トレー1を用いて植物を栽培する場合には、植物が地中深くに根を張ることができないため、根つきが悪くなってしまうおそれがあるが、本実施形態では、その分土の表面側にも根を張れるため、かかる不具合を抑制することができる。特に、本実施形態では、連結部6の全形成範囲に対応して溝状部21が形成され、さらに、連通溝22は各ポケット部5に対して、連結部6に連接している各上辺部に1つずつ形成されているだけなので、溝状部21を形成することで連結部6に盛られた土において保水するといった作用効果が一層確実に奏される。
また、本実施形態では、各ポケット部5の上縁部間を連結する連結部6及び連通溝22が一繋がりに形成されていることから、所定のポケット部5の周りにだけ水が撒かれたとしても、当該所定のポケット部5の近傍に撒かれた水を溝状部21及び連通溝22を通してその他のポケット部5にも誘導することができる。従って、植栽トレー1の内側が複数のポケット部5で区切られる構成であっても、溝状部21を形成することによって各ポケット部5に満遍なく水を行き渡らせ易い。従って、水がまばらに撒かれること等に起因して、植栽トレー1に植えられた植物の一部が枯れてしまうといった事態を防止することができる。特に、本実施形態では、所定のポケット部5(例えば、図3で左上のポケット部5)に対応して形成された連通溝22と、前記所定のポケット部5に対して斜めの位置に設けられるポケット部5(例えば、図3で中央のポケット部5)に対応して形成された連通溝22との間を繋ぐ溝状部21において、その他のポケット部5に対応する連通溝22が形成されていない。このため、所定のポケット部5の近傍に撒かれた水が、溝状部21を通じて、前記斜めに配置されたポケット部5にまで運ばれ易くなり、満遍なく水を行き渡らせるといった作用効果が一層確実に奏される。
また、工場で植栽トレー1に土や植物等を収容してから植栽トレー1を現地に設置するまでの時間が予定よりも遅れた場合や、効率を考えて幾分早めに植栽トレー1に土や植物等を収容した場合であっても、溝状部21及び連通溝22による保水効果が望めるため、工場で土を収容した時点で土に水分が十分に含まれるようにしておけば、設置までの間に再度水を撒き直さなくても植物が枯れてしまうといった事態を防止することができる。結果として、運搬作業性の向上等を図ることができる。尚、溝状部21及び連通溝22がない場合、土が比較的乾燥し易く、現地に設置されるまでの間に水を撒き直した方が好ましい状況になることも考えられるが、当該植栽トレー1の(一次的な)保管場所によっては水を撒くことができなかったり、或いは、水を撒くことを考慮した上で保管場所を確保したりする必要がある。
さらに、現地に植栽トレー1を設置した後も、上記保水効果によって、一度に撒く水の量を減らすことができたり、水を撒く回数を減らすことができたりする。従って、節水、水撒き作業の簡略化等を図ることができる。
加えて、ポケット部5の側板部12に凸部16が形成されたり、連結部6に溝状部21及び連通溝22が形成されたりすることで、側板部12や連結部6が凹凸形状となり、ポケット部5や連結部6の強度を高めることができる。また、位置決め部54の外側面は第2支持部41bのガイドリブ47と当接するよう構成されているため、例えば、位置決め部54と第2支持部41bとが面で当接する場合に比べ、抜き差しをより容易に行うことができる。さらに、第1支持部41aに対し、植栽トレー1の上面側から桁受パーツ51を抜き差しできる構成であるため、例えば、桁受パーツ51を植栽トレー1の外周側から取付けるような場合に比べ、作業性の向上を図ることができるとともに、桁受パーツ51の支持固定状態の安定化を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、略四角箱状のポケット部5が碁盤目状に合計9個形成されているが、ポケット部5の形状、数、配置は特に限定されるものではない。例えば、植栽トレー1の内側空間のうち、中央部位だけをその他の部位と隔てるようにしてポケット部5を形成してもよい。また、上記実施形態では、ポケット部5の側板部12に通気孔18が形成されているが、底板部11にも通気孔18を形成することとしてもよい。この場合、各ポケット部5の通気性をより一層向上させることができる。
(b)また、桁受パーツ51の形状、長さ、素材、配設位置は特に限定されるものではない。例えば、比較的丈の短い植物が植えられた場合には比較的短い桁受パーツ51を使用し、比較的丈の長い植物が植えられた場合には比較的長い桁受パーツ51を使用することとしてもよい。また、比較的長い桁受パーツ51を使用することで、植栽トレー1を段積みした状態でも植物に満遍なく日光を当てることもでき、段積みした状態で植物を栽培することも可能である。尚、上記実施形態のように植栽トレー1のコーナー部に対応して横断面略L字状の桁受パーツ51を配設することで、桁受パーツ51の強度を向上させるとともに、段積み状態の安定性を向上させることができる。
(c)上記実施形態では、溝状部21の底面は水平な平坦面となっているが、各連通溝22側に向けて下方傾斜させてもよい(溝状部21の交差部位や外周壁3との連接部位が高く、連通溝22との交差部位が低い)。また、連通溝22の底面についても、連接する各ポケット部5側に向けて下方傾斜させることとしてもよい。さらに、溝状部21の形成範囲は特に限定されるものではないが、連結部6に盛られた土において保水する等といった作用効果を高めるためには、極力広い範囲に、かつ、一繋がりに溝状部21を形成することが望ましい。また、連通溝22の数や位置についても特に限定されるものではないが、保水効果を高めるとともに、連結部6の上側に保水された水分をポケット部5へ適度に供給するため、1つのポケット部5に対応して形成される連通溝22の数は連結部6と連接するポケット部5の各上辺部につき1つとすることが望ましい。
(d)上記実施形態では、植栽トレー1はポリエチレンにより構成されているが、ポリプロピレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…植栽トレー、2…底壁構成部、3…外周壁、5…ポケット部、6…連結部、11…底板部、12…側板部、16…凸部、18…通気孔、21…溝状部、22…連通溝、41…支柱部、41a…第1支持部、41b…第2支持部、44…内部空間、46…隔壁部、47…ガイドリブ、51…桁受パーツ、52…本体部、52…嵌合部、53…位置決め部、62…受壁部。

Claims (8)

  1. 底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーの段積み構造であって、
    前記植栽トレーは、当該植栽トレーとは別体として構成される桁受パーツの下部を支持する第1支持部と、前記第1支持部の直下方に設けられ、前記桁受パーツの上部に支持される第2支持部とを備え、
    前記第1支持部及び前記第2支持部は、それぞれ前記植栽トレーの外周縁に沿って略均等位置に複数設けられ、
    前記植栽トレーの前記各第1支持部にそれぞれ前記桁受パーツの下部を支持させるとともに、当該植栽トレーによって下部が支持された複数の桁受パーツの上部に別の前記植栽トレーの前記第2支持部をそれぞれ支持させることで、前記植栽トレーが段積みされることを特徴とする植栽トレーの段積み構造。
  2. 前記各桁受パーツは、
    前記各第1支持部と嵌合可能に構成され、当該嵌合状態においては、前記第1支持部に対して上方以外の方向への相対移動が規制される嵌合部と、
    前記植栽トレーの前記各第1支持部に前記嵌合部が嵌合された複数の前記桁受パーツの上側に、別の前記植栽トレーを下側の前記植栽トレーと同じ姿勢で相対させて載せた場合に、上側に載せられた前記植栽トレーの前記第2支持部と上下に当接し、当該第2支持部を下方から支える受壁部と、
    前記受壁部で前記第2支持部を支持した状態において、前記第2支持部に対し前記外周壁の外周方向において当接する位置決め部とを備え、
    前記桁受パーツを介して前記植栽トレーを段積みした状態において、前記位置決め部及び前記第2支持部は互いを把持しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の植栽トレーの段積み構造。
  3. 前記第1支持部及び前記第2支持部は、それぞれ前記桁受パーツの下部又は上部を挿入可能な筒状をなし、
    前記第1支持部の内側に形成される内部空間と、前記第2支持部の内側に形成される内部空間とが上下に連通していることを特徴とする請求項1又は2に記載の植栽トレーの段積み構造。
  4. 前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
    前記各ポケット部の前記側板部には通気孔が形成されるとともに、
    前記側板部には、前記ポケット部の内側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の植栽トレーの段積み構造。
  5. 前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の植栽トレーの段積み構造。
  6. 底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーであって、
    前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
    前記各ポケット部の前記側板部には通気孔が形成されるとともに、
    前記側板部には、前記ポケット部の内側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする植栽トレー。
  7. 前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする請求項6に記載の植栽トレー。
  8. 底壁構成部と、前記底壁構成部の外周縁から上方に延出する外周壁とを備え、上方に開口する植栽トレーであって、
    前記底壁構成部は、底板部と当該底板部の外周縁から上方に延出する側板部とを具備して上方に開口する複数のポケット部と、前記複数のポケット部の上部間を連結する連結部とを備え、
    前記連結部の上面には下方に凹となる溝状部と、当該溝状部と前記ポケット部とを連通させる連通溝とが形成されていることを特徴とする植栽トレー。
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