JP2011101336A - 階層マスク生成装置、フレーム補間処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ブロック設定手段511は、代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定する。探索範囲候補特定手段521は、前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定する。相対割合演算手段523は、前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算する。決定手段525は、前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定する。
【選択図】 図15
Description
本発明において採用したグローバル動きベクトル演算装置1の機能ブロック図を図1に示す。グローバル動きベクトル演算装置1は、ブロック別動きベクトル演算手段3、平行移動パラメータ演算手段6、回転・ズームパラメータ演算手段7、グローバル動きベクトル記憶手段9、展開後動きベクトル手段11、閾値記憶手段15、計算対象ブロック決定手段17、および繰り返し手段13を備えている。
グローバル動きベクトル演算装置1の詳細ブロック図を図2に、演算処理のフローチャートを図3に示す。以下、図2,図3を用いて説明する。
−a5=−a3
これらを前記式(6),式(7)に代入すると、式(8)、式(9)が得られる。
上記実施形態においては、GMVパラメータ演算について、重み付け係数を考慮して、最小二乗法で平行移動パラメータを求めて、これをアフィン変換の式に代入して、ズーム・回転パラメータを求めた。しかし、これに限定されず、他の手法によって4つのパラメータを演算するようにしてもよい。
上記開示したGMV演算装置にて得られたGMVを用いて、下記実施形態においては、ブロックごとに探索範囲を複数段階とする階層構造マスクを生成することにより、精度と演算速度の二律背反の要求を得ることができた。
GMVact(n+1.5)=GMV0(n+0.5)
で求められる。
GMV0:カメラワーク推定部209から算出されたGMV
なお、等速直線運動ではなく、より滑らかさを加味するために、
GMVact(n+1.5) = {GMV0(n+0.5) +GMVact(n+0.5)}/2
として、GMVactを演算するようにしてもよい。
マスク生成部203について説明する。マスク生成部203は、動きオブジェクトマスク生成部203aおよび階層マスク生成部203bを備えている。
動きオブジェクトマスク生成部203aの詳細ブロックを図7に示す。動きオブジェクトマスク生成部203aは、エッジ抽出部251、261、仮動きオブジェクトマスク生成部252,262、補正部253、263を備えている。
得られた動きオブジェクトマスクを用いて、階層マスク生成部203b(図5参照)は、各ブロックの探索範囲を決定する階層マスクを生成する。階層マスク生成部203bの詳細を図9に示す。
ブロック分割部261は、前フレームの動きオブジェクトマスクを所定のブロックに分割する。動きオブジェクトマスクは、既に説明したように、動いている部分は白く、静止している部分については黒の二値画像である。本実施形態においては、第1分割部261aが画素数16*16に、第2分割部261bが画素数32*32に、第3分割部261cが画素数64*64のブロックに分割するようにした。かかる画素数は計算を容易にするためであるが、これに限定されるわけではない。また、分割部の数も限定されない。
前オブジェクト画素計測部263は、第1分割部261a〜第3分割部261cによって、前記ブロックサイズに分割された各ブロックについて、それぞれ、ブロック内の画素数を計測する。
前フレームブロック別最大値抽出部265(図9参照)は、画素数計測部263a〜263cが計測した各ブロックについて、その最大値を決定する。その際、所定範囲の周辺ブロックも含めて、当該ブロックの最大値とする。また、後述する階層数決定部279(図9参照)にて、ブロックサイズ別に比較する為に、画素数をブロック構成画素数との相対値とした。
前フレームブロック別最大値抽出部265(図9参照)の最大値抽出部265aは、計測した画素数について、その周辺ブロックも合わせて、そのうちの最大値を当該ブロックの最大値とする。本実施形態においては、16*16画素のブロックの場合は、周辺ブロックとして周囲1ブロックとした。
前フレームブロック別最大値抽出部265(図9参照)の最大値抽出部265bは、計測した画素数について、その周辺ブロックも合わせて、そのうちの最大値を当該ブロックの最大値とする。本実施形態においては、32*32画素のブロックの場合は、周辺ブロックとして周囲2ブロックとした。
前フレームブロック別最大値抽出部265(図9参照)の最大値抽出部265cは、計測した画素数について、その周辺ブロックも合わせて、そのうちの最大値を当該ブロックの最大値とする。本実施形態においては、64*64画素のブロックの場合は、周辺ブロックとして周囲3ブロックとした。
ブロックパターン別前後フレーム比較部277は、3種類のブロックパターンそれぞれについて、各ブロックについての最大値、最小値を決定する。
図5に示すブロックマッチング型探索処理204は、カメラワーク補償部201から与えられた補償後の前後フレームおよびマスク生成部203の階層マスク生成部203bから与えられる階層マスクを用いて、ブロックごとのブロックマッチング処理を行い、ブロックごとのローカル動きベクトルを求める。
図13に補償処理を行う他の実施形態であるフレーム補間処理装置300の機能ブロック図を示す。図5に示す実施形態では、動きオブジェクトマスク生成部203aに、グローバル動きベクトルを用いて補償後のフレームを用いて、差分を求めた。これに対して、この実施形態では、前回算出したGMVを用いてLMVを生成し、これをマスク生成部303の動きオブジェクトマスク生成部303aに与えている。動きオブジェクトマスク生成部303aは、与えられたLMVを用いて前後フレームを各ブロック単位で移動させたものを補償後フレームとして、差分をとるようにしている。これにより、図5に示す実施形態と比べると、精度は低いが簡易な構成で、実現が可能である。また、前回算出したGMVを用いて生成したLMVは、局所動き補償部306にも与えられ、局所動き補償がなされる。
上記実施形態における階層マスク生成部203b、303b、403bは、下記に示す階層マスク生成装置として把握することもできる。
前記各動きマスクが与えられると、各々について、所定の構成画素ブロックに分割する手段であって、前記の構成画素数は、各動きマスク毎に複数種類あり、この複数種類のブロックパターンに分割する分割手段、
前記第nフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターンについて、各ブロックのうち前記白部分が存在するブロックの周辺ブロックについて、前記ブロックのブロックサイズに応じて、ブロックサイズが大きくなるほど、周辺探索範囲を大きくして、前記白部分の画素数の最大値を当該周辺ブロックの最大値として決定する第nフレーム周辺ブロック画素数決定手段、
前記第n+αフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターンについて、各ブロックのうち前記白部分が存在するブロックの周辺ブロックについて、前記ブロックのブロックサイズに応じて、ブロックサイズが大きくなるほど、周辺探索範囲を大きくして、前記白部分の画素数の最大値を当該周辺ブロックの最大値として決定する第n+αフレーム周辺ブロック画素数決定手段、
前記第nフレーム、第n+αフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターン別に、同じブロックを比較して、当該ブロックの最大値および最小値を求める最大値最小値演算手段、
前記ブロックパターン別の各ブロックの最小値が所定の閾値を超える場合には、そのブロックパターンで示される領域が探索範囲であるとして決定する階層マスク決定手段、
を備えた階層マスク生成装置。
上記実施形態における階層マスク生成部203b、303b、403bは、図15に示す探索範囲決定装置として把握することもできる。図15に探索範囲決定装置500の機能ブロックを示す。
上記実施形態における階層マスク生成部203bおよびブロックマッチング型ME処理部204は、下記に示す探索装置して把握することもできる。階層マスク生成部303bと304,および階層マスク生成部403bとブロックマッチング型ME処理部404についても同様である。
上記実施形態における動きオブジェクトマスク生成部203aは、下記に示す動きマスク生成装置として把握することもできる。
第nフレームから第n+αフレームの画像データを減算して、値がマイナスとなる画素については値をゼロとした前記第nフレームからみた第nフレーム動きマスクを生成する第1マスク生成手段、
第n+αフレームから第nフレームの画像データを減算して、値がマイナスとなる画素については値をゼロとした前記第n+αフレームからみた第n+αフレーム動きマスクを生成する第2マスク生成手段、
前記第nフレームの画像データから第nフレームエッジ画像を抽出する第1エッジ抽出手段、
前記第n+αフレームの画像データから第n+αフレームエッジ画像抽出する第2エッジ抽出手段、
第nフレーム動きマスクを、前記第nフレームエッジ画像および第n+αフレーム動きマスクによって補正する第1補正手段、
第n+αフレーム動きマスクを、前記第n+αフレームエッジ画像および第nフレーム動きマスクによって補正する第2補正手段、
を備えた動きマスク生成装置。
上記では、画像を固定とし、複数の探索範囲を採用した場合を例として説明したが、従来の縮小画像を用いた階層化動き推定法(以下、縮小画像階層化動き推定法という)についても同様である。以下、説明する。まず、前記制御情報は、探索範囲として、いずれの縮小画像を用いるかを示すフラグ信号となる。
本実施形態においては、順方向における動きベクトルを求める場合、すなわち、α=1である場合について説明したが、αは0以外の整数、または分数であってもよい。たとえば、α=−1の場合には、逆方向の動きベクトルを求めることとなる。
Claims (11)
- 第nフレームおよび第n+αフレームの画像データに基づいて生成され、前記第nフレームからみた第nフレーム動きマスクと、前記第n+αフレームからみた第n+αフレーム動きマスクであって、前記各動きマスクは、各画素が動きのある部分に該当するのか、または動きのない部分に該当するのかを表す信号である、が与えられると、ブロックごとに異なる探索範囲を決定するための階層マスクを生成する装置であって、
前記各動きマスクが与えられると、各々について、所定の構成画素ブロックに分割する手段であって、前記の構成画素数は、各動きマスク毎に複数種類あり、この複数種類のブロックパターンに分割する分割手段、
前記第nフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターンについて、各ブロックのうち前記動きのある部分が存在するブロックの周辺ブロックについて、前記ブロックのブロックサイズに応じて、ブロックサイズが大きくなるほど、周辺探索範囲を大きくして、前記白部分の画素数の最大値を当該周辺ブロックの最大値として決定する第nフレーム周辺ブロック画素数決定手段、
前記第n+αフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターンについて、各ブロックのうち前記動きのある部分が存在するブロックの周辺ブロックについて、前記ブロックのブロックサイズに応じて、ブロックサイズが大きくなるほど、周辺探索範囲を大きくして、前記白部分の画素数の最大値を当該周辺ブロックの最大値として決定する第n+αフレーム周辺ブロック画素数決定手段、
前記第nフレーム、第n+αフレーム動きマスクにおける前記複数のブロックパターン別に、同じブロックを比較して、当該ブロックの最大値および最小値を求める最大値最小値演算手段、
前記ブロックパターン別の各ブロックの最小値が所定の閾値を超える場合には、そのブロックパターンで示される領域が探索範囲であるとして決定する階層マスク決定手段、
を備えた階層マスク生成装置。 - 第nフレームおよび第n+αフレームにおける移動オブジェクトの領域を特定するための動きマスクを用いた移動オブジェクト探索における探索範囲を決定する探索範囲決定装置であって、
第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定手段、
前記分割された各ブロックについて、前記第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定する探索範囲決定手段、
を備えた探索範囲決定装置において、
前記ブロック設定手段は、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定手段は、以下の手段を備えていること、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定する探索範囲候補特定手段、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算する相対割合演算手段、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定する決定手段、
を特徴とする探索範囲決定装置。 - 請求項2の探索範囲決定装置において、
前記動きマスクは、各画素が動きのある部分に該当するのか、または動きのない部分に該当するのかを表す信号であり、
前記相対割合は、当該範囲内における動きのある部分の占める割合であること、
を特徴とする探索範囲決定装置。 - 第nフレームおよび第n+αフレームにおける移動オブジェクトの領域を特定するための動きマスクを用いた移動オブジェクト探索における探索範囲を決定する探索装置であって、
第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定手段、
前記分割された各ブロックについて、前記第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定する探索範囲決定手段、
前記各ブロックの探索範囲においてブロックマッチングを行ない、対象フレームの動きベクトルを求める動きベクトル演算手段、
を備えた探索装置において、
前記ブロック設定手段は、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定手段は、以下の手段を備えていること、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定する探索範囲候補特定手段、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算する相対割合演算手段、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定する決定手段、
を特徴とする探索装置。 - 請求項4の探索装置において、
前記動きベクトル演算手段は、前記第nフレームおよび前記第n+αフレームの画像データを縮小させる画像縮小手段を有しており、前記決定手段からブロック探索範囲が与えられると、これを当該ブロックに対して採用する画像の縮小率であるとして、前記ブロックマッチングを行うこと、
を特徴とする探索装置。 - 請求項5の探索装置において、
前記動きベクトル演算手段は、前記縮小画面について縮小率の大きな画像でのブロックマッチングによって得られた動きベクトルを、縮小率が次に小さい画像でのブロックマッチングにおける初期ベクトルとして採用して、当該初期ベクトルで特定されるブロックに基づく所定の範囲の探索処理を、前記縮小率を小さくして繰り返し探索する予備探索型ブロックマッチング手段であって、前記各ブロックについて、前記決定手段から与えられたブロック探索範囲に基づいて、前記繰り返し探索する開始画像の縮小率を決定して、前記ブロックマッチングを行う予備探索型ブロックマッチング手段を有すること、
を特徴とする探索装置。 - 請求項5の探索装置において、
前記動きベクトル演算手段は、前記縮小画面について縮小率の大きな画像でのブロックマッチングによって得られた動きベクトルを、縮小率が次に小さい画像でのブロックマッチングにおける初期ベクトルとして採用して、当該初期ベクトルで特定されるブロックに基づく所定の範囲の探索処理を、前記縮小率を小さくして繰り返し探索する予備探索型ブロックマッチング手段であって、前記繰り返し探索の各探索処理において全ブロックについての初期ベクトルを演算した後、当該縮小画像において得られた初期ベクトルを、前記階層マスクで使用可能なブロック以外はゼロベクトルとなるようにマスク処理をしたものを初期ベクトルとして前記繰り返し探索を行う予備探索型ブロックマッチング手段を有すること、
を特徴とする探索装置。 - 第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定手段、
前記分割された各ブロックについて、第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定する探索範囲決定手段、
前記決定された探索範囲においてブロックマッチングを行い、対象フレームの動きベクトルを求める動きベクトル演算手段、
前記動きベクトル演算手段から与えられたローカル動きベクトルと、前記第n、n+αフレームと、前記生成されたマスクを用いて、前記第nフレームと第n+αフレームの間の、補間フレームを生成する局所動き補償手段、
を備えたフレーム補間処理装置において、
前記ブロック設定手段は、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定手段は、以下の手段を備えていること、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定する探索範囲候補特定手段、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算する相対割合演算手段、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算する相対割合演算手段、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定する決定手段、
を特徴とするフレーム補間処理装置。 - 第nフレームおよび第n+αフレームにおける移動オブジェクトの領域を特定するための動きマスクを用いた移動オブジェクト探索における探索範囲を決定する探索範囲決定方法であって、
第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定ステップ、
前記分割された各ブロックについて、前記第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定するステップ、
を備えた探索範囲決定方法において、
前記ブロック設定ステップは、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定ステップでは、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定し、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算し、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定すること、
を特徴とする探索範囲決定方法。 - 第nフレームおよび第n+αフレームにおける移動オブジェクトの領域を特定するための動きマスクを用いた移動オブジェクト探索における探索範囲を決定する探索方法であって、
第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定ステップ、
前記分割された各ブロックについて、前記第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定する探索範囲決定ステップ、
前記各ブロックの探索対象フレームの動きベクトルを求める動きベクトル演算ステップ、
を備えた探索方法において、
前記ブロック設定ステップは、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定ステップは、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定し、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算し、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定すること、
を特徴とする探索方法。 - 第nフレームにおける画像を所定画素単位のブロックに分割し、所定の代表ブロック座標で各ブロックを特定するブロック設定ステップ、
前記分割された各ブロックについて、第n+αフレームにおける所定の探索範囲を決定する探索範囲決定ステップ、
前記決定された探索範囲において対象フレームの動きベクトルを求める動きベクトル演算ステップ、
前記与えられたローカル動きベクトルと、前記第n、n+αフレームと、前記生成されたマスクを用いて、前記第nフレームと第n+αフレームの間の補間フレームを生成する局所動き補償ステップ、
を備えたフレーム補間処理方法において、
前記ブロック設定ステップは、前記代表ブロック座標について、大きさの異なるブロックを設定し、
前記探索範囲決定ステップは、
前記異なる大きさのブロック毎に第n+αフレームの探索範囲を探索範囲候補として特定し、
前記代表ブロック座標で特定される第nフレームのブロック内における移動オブジェクトの占める相対割合を演算するとともに、対応する前記第n+αフレームのブロックについて、前記各探索範囲候補の探索範囲内のブロックにおける移動オブジェクトの占める相対割合を演算し、
前記相対割合が大きなブロックに対応する探索範囲候補を、前記代表ブロック座標で特定されるブロック探索範囲として決定すること、
を特徴とするフレーム補間処理方法。
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