JP2011100351A - Asic検証装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模のFPGA(Field Programmable Gate Array)により大規模SoC(System on a Chip)の回路検証を実現する。
【解決手段】モジュール回路情報を格納した2以上のPROM106と、検証対象とするモジュール回路情報を格納したメモリを選択するセレクタ109と、CPU102を有するFPGA(Field Programmable Gate Array)101と、メインメモリ107とを有し、セレクタ109により選択されたメモリ106に格納されたモジュール回路情報をFPGA101に書き込む書込手段と、書込手段によりFPGA101に書き込まれたモジュール回路情報に基づいてモジュール動作検証を行う検証手段と、検証手段による検証後のデータと、CPUのブートプログラムと、次に検証対象とするモジュール回路についてのテストプログラムとをメインメモリ107に格納する格納手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ASIC検証装置および画像形成装置に関する。さらに詳述すると、プログラマブルロジックデバイスとしてFPGAを搭載したASIC検証装置および該ASIC検証装置を制御部に有する画像形成装置に関するものである。
ASIC(Application Specific Integrated Circuit)の大規模化に伴い、大容量のデータを用いる回路検証が必要となっている。大容量のデータを用いた回路検証について、シミュレーションによるものとすると、多大な時間がかかってしまうという問題がある。
このような問題に対して、利用者が独自に論理回路を書き込むことが可能なプログラマブルロジックデバイスとしてFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いた実機検証技術により、回路検証を短時間で行うことが知られている。さらに、近年では、FPGA内に中央処理装置(CPU)を搭載したCPU内蔵型のFPGAが開発され、システムオンチップ(SoC:System on a Chip)の実機検証技術として用いられるようになっている。
しかしながら、これまでのFPGAによる実機検証では、ASICの回路規模の増大により、FPGAやその周辺の回路規模も求められるため、コストが増大するという問題が生じていた。
このようなFPGAによる実機検証として、例えば、特許文献1には、小規模な構成のプログラマブルロジックにより大規模の制御論理を高速に実現することを目的として、FPGA部に所望の制御論理を実現するためのマッピングデータを保持するメモリとして、メモリA、メモリBの2面以上設けるとともに、どのメモリ面のマッピングデータをFPGA部に使用させるかを動的に切り替えるセレクタと、セレクタの動作、メモリA、メモリBの内容の読み書きを制御するための制御回路を備え、メモリA、メモリBの切り替えを制御することで、FPGA部内の論理を高速に切り替えることを可能とした技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、複数のメモリを動的に切り替えることで小規模な構成のプログラマブルロジックにより大規模の制御論理を高速に実現することを目的としているが、上記のFPGAおよびFPGA周辺の回路規模が大きくなってしまうという問題を解消することはできない。
そこで本発明は、小規模のFPGAにより大規模SoCの回路検証を実現できるASIC検証装置およびこれを制御手段に備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載のASIC検証装置は、モジュール回路情報を格納した2以上のメモリと、検証対象とするモジュール回路情報を格納したメモリを選択する選択回路と、中央演算処理装置を有するFPGA(Field Programmable Gate Array)と、メインメモリとを有し、選択回路により選択されたメモリに格納されたモジュール回路情報をFPGAに書き込む書込手段と、書込手段によりFPGAに書き込まれたモジュール回路情報に基づいてモジュール動作検証を行う検証手段と、検証手段による検証後のデータと、中央演算処理装置のブートプログラムと、次に検証対象とするモジュール回路についてのテストプログラムとをメインメモリに格納する格納手段とを備えるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のASIC検証装置において、書込手段によるFPGAへのモジュール回路情報の書き込みは、実際のデータ処理順に併せて行うものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のASIC検証装置において、FPGAは2以上の中央演算処理装置を有し、該2以上の中央演算処理装置は、同一または異なるモジュールの検証を行うものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のASIC検証装置において、FPGAを2以上有し、該2以上のFPGAは、同一または異なるモジュールの検証を行うものである。
また、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載のASIC検証装置を備えた制御手段を有するものである。
本発明によれば、小規模のFPGAにより大規模SoCの回路検証を実現できる。
本発明に係るASIC検証装置の機能ブロック図である。 図1に示すASIC検証装置による検証処理の説明図である。 ASIC検証装置の機能ブロック図の他の例である。 図3に示すASIC検証装置による検証処理のフローチャートである。 第1の実施形態に係るASIC検証装置の機能ブロック図である。 図5に示すASIC検証装置による検証処理のフローチャートである。 第2の実施形態に係るASIC検証装置の機能ブロック図である。 図7に示すASIC検証装置による検証処理のフローチャートである。 第3の実施形態に係るASIC検証装置の機能ブロック図である。 図9に示すASIC検証装置による検証処理のフローチャートである。 画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図11に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係るASIC検証装置は、モジュール回路情報を格納した2以上のメモリ(PROM106)と、検証対象とするモジュール回路情報を格納したメモリを選択する選択回路(セレクタ109)と、中央演算処理装置(CPU102)を有するFPGA(Field Programmable Gate Array)101と、メインメモリ(メモリ107)とを有し、選択回路により選択されたメモリに格納されたモジュール回路情報をFPGAに書き込む書込手段と、書込手段によりFPGAに書き込まれたモジュール回路情報に基づいてモジュール動作検証を行う検証手段と、検証手段による検証後のデータと、中央演算処理装置のブートプログラムと、次に検証対象とするモジュール回路についてのテストプログラムとをメインメモリに格納する格納手段とを備えるものである。すなわち、以下に詳細に述べるように、FPGAにおける回路書き込み処理に際して、評価対象モジュールの検証後、外部メモリに、少なくともCPUのブートプログラム、評価対象モジュールの処理後データ、メインプログラムを格納しておき、次の評価対象モジュール回路をFPGAに書き込む動作を繰り返すことを特徴とするものである。
先ず、図1および図2を用いて本発明に係るASIC検証装置およびこれを用いたASICの検証制御(ASIC検証方法)の概要を説明する。図1にASIC検証装置100の機能ブロック図を示す。
図1において、FPGA101は、ユーザによって内部回路の書き込み可能なゲートアレイであって、CPU内蔵のバス構成も含むものである。また、CPU102は、装置全体の制御を司る中央演算処理装置である。また、メモリコントローラ(メモリCTLr)103は、外部バス108上に搭載されているメモリのコントローラであり、JTAGIF104は、PROM106(PROM1,PROM2,…の総称をいう)とFPGA101のインタフェース回路である。
また、PROM106は、FPGA101内に書き込むモジュール回路情報を格納するメモリであり、評価対象105は、FPGA検証にて評価するモジュール/IPである。また、外部メモリ(メモリ)107はメインメモリである。ここで、メインメモリ107には、少なくともCPUのブートプログラム及びメインプログラムが格納されている。このメインプログラムは、次にどのモジュールを検証するかを選択できる内容を有する。
図1に示すように、このASIC検証装置100では、CPU102がFPGA101内部に構成されているので、ボード上にCPUバスを出す必要がなく、セレクタ制御回路等の余分な回路が不要となり、部品の集約化が可能となる。よって、図1に示すようなシンプルな回路構成とできる。
次に、図1に示すASIC検証装置100によるASICの検証処理の概要を図2(a)〜(d)を用いて説明する。なお、図2(a)〜(d)中の矢印は、データ処理の流れを示す。
(1)FPGAへのモジュール回路情報の書込み(図2(a):書込手段)。
先ず、予めPROM1に格納されたモジュール回路の情報をJTAGIF104を通してFPGA101に書き込む。これにより、FPGA101が書き込んだモジュールの動作を行うため動作検証が可能となる。
(2)モジュールの動作検証(図2(b):検証手段)。
次に、書き込んだモジュールの動作検証を行う。Soc構成の内部バス構成を実現しているためSocと同等の動作検証が可能となる。
(3)モジュール処理のデータをメモリに格納(図2(c):格納手段)
次に、モジュール処理後のデータを外部メモリ107に格納する。ここで、外部メモリ107には、CPUのブートプログラムおよびメインプログラムも格納している。これにより、FPGA101に次のモジュール回路を書き込む際に、今回のモジュールで処理したデータを入力データとして扱うことが可能となる。また、必要に応じて、次処理の為にメインプログラムを書き換える。
(4)FPGAへのモジュール回路情報の書込み(図2(d):書込手段)
今度は、PROM2に格納されたモジュール回路情報をJTAGIF104を通してFPGA101に書き込む。以上の動作を繰り返すことで、データの入力から出力までのプロセス検証をSoC同等の環境で実現することができる。
次に、本発明との対比のため、図3に外部CPUを備えた従来型のFPGA(CPU非内蔵型FPGA)によるASIC検証装置の機能ブロック図を示す。
FPGA901は、ユーザによって内部回路の書き込み可能なゲートアレイであって、CPU内蔵のバス構成も含むものである。CPU902は、装置全体の制御を司る中央演算処理装置である。メモリコントローラ(メモリCTLr)903は、外部バス908上に搭載されているメモリ907のコントローラである。JTAGIF904は、PROM(PROM1,PROM2,…)906とFPGA901のインタフェース回路である。
また、PROM906は、FPGA901内に書き込む回路情報を格納するメモリであって、セレクタ909により選択される。評価対象905は、FPGA検証にて評価するモジュール/IPである。メモリ907はメインメモリである。さらに、バス制御回路911は、FPGA内部バスとCPUバスのバス調停を行う回路であり、セレクタ制御回路910はセレクタ909を制御する回路である。
このFPGA901への書き込みは、予めPROM1,PROM2,…にFPGA901に書き込むモジュール回路の情報を格納しておき、実際のデータ処理の流れに沿って、使用するモジュールをFPGA901に書き込むものである。この際、FPGA外部のCPU902によってセレクトすることで、FPGA内部の論理回路書き換えタイミングを制御する。
次に、図3に示すASIC検証装置によるASICの検証フローについて図4を用いて説明する。上述のように予め複数のPROM906に所望の論理回路を格納した状態から、先ず、評価対象となる論理回路が格納されたPROM906を選択する(S001)。次に、外部CPU902によりセレクタ制御回路910を制御して、JTAGIF904を通して選択したPROM906とFPGA901とを接続して(S002)、FPGA901にPROM906に格納された回路情報を書き込む(S003)。
次いで、テストプログラム等で評価対象回路の検証を行い(S004)、検証が終了したら(S005:Yes)、検証後のデータを外部メモリ907に格納する(S006)。次評価対象回路がある場合(S007:Yes)は、S001に戻り、S001〜S006を繰り返し実行するものである。
(第1の実施形態)
次に、図5に本実施形態(第1の実施形態)に係るASIC検証装置の機能ブロック図を示す。こで、FPGA101は、ユーザによって内部回路の書き込み可能なゲートアレイであって、CPU内蔵のバス構成も含むものである。CPU102は、装置全体の制御を司る中央演算処理装置である。メモリコントローラ(メモリCTLr)103は、外部バス上に搭載されているメモリのコントローラである。JTAGIF104は、PROM(PROM1,PROM2,…)106とFPGA101のインタフェース回路である。
また、PROM106は、FPGA101内に書き込む回路情報を格納するメモリであって、セレクタ109により選択される。評価対象105は、FPGA検証にて評価するモジュール/IPである。メモリ107はメインメモリである。
このFPGA101への書き込みは、予めPROM1,PROM2,…にFPGA101に書き込むモジュール回路の情報を格納しておき、実際のデータ処理の流れに沿って、使用するモジュールをFPGAに書き込むものである。この際、FPGA内蔵のCPU102によってセレクトすることで、FPGA内部の論理回路書き換えタイミングを制御する。
すなわち、本実施形態におけるFPGA101には、CPU102が内蔵されている為、CPUバスを外部(ボード)に引き出す必要がなく、セレクタ制御回路をFPGA外部に搭載する必要がなくなる。このため、FPGAを搭載するボードの部品点数を少なくすることでシンプルな構成とすることができ、省スペース化および低コスト化を図ることができる。
また、CPU102を内蔵しているプロセッサシステムであって、SoC同等の回路構成を実現しているため、SoCの検証環境として利用することができる。
例えば、検証対象回路が画像処理モジュールの場合、画像の回転動作や変倍動作、圧縮動作は伸長動作がある。これらの処理は時系列で行われ、各々が前動作のデータ処理後データを入力データとして扱うため、SoC同等の構成にて回路検証をすることができる。
次に、図5に示すASIC検証装置によるASICの検証フローについて図6を用いて説明する。先ず、予め複数のPROM106に所望の論理回路を格納した状態から、評価対象となる論理回路が格納されたPROM106を選択する(S101)。次に、内蔵CPU102によりセレクタ109を制御して、JTAGIF104を通して選択したPROM106とFPGA101とを接続して(S102)、FPGA101にPROM106に格納された回路情報を書き込む(S103)。
次いで、テストプログラム等で評価対象回路の検証を行い(S104)、検証が終了したら(S105:Yes)、検証後のデータを外部メモリ107に格納する(S106)。同時に、CPUブートプログラム、次回路検証用のテストプログラムをメモリ107に格納する(S107)。次評価対象回路がある場合(S108:Yes)は、S101に戻り、S101〜S107を繰り返し実行する。
(第2の実施形態)
次に、図7に本実施形態(第2の実施形態)に係るASIC検証装置の機能ブロック図を示す。第1の実施形態に係るASIC検証装置に、内蔵CPU(第2の内蔵CPU102b)を追加した構成としている。なお、本実施形態では、内蔵CPU数を2としている(第1の内蔵CPU102a,第2の内蔵CPU102b)が、これに限られるものではない。また、第1の実施形態と同様の点についての説明は省略する。
図7に示すASIC検証装置によるASICの検証フローについて図8を用いて説明する。先ず、予め複数のPROM106に所望の論理回路を格納した状態から、評価対象となる論理回路が格納されたPROM106を選択する(S201)。次に、内蔵CPU102(例えば、102a)によりセレクタ109を制御して、JTAGIF104を通して選択したPROM106とFPGA101とを接続して(S202)、FPGA101にPROM106に格納された回路情報を書き込む(S203)。
次いで、テストプログラム等で評価対象回路の検証を行い(S204)、検証が終了したら(S205:Yes)、検証後のデータを外部メモリ107に格納する(S206)。
さらに本実施形態では、次評価対象回路がある場合(S207:Yes)は、双方の内蔵CPU102a,102bを使用するか否かを判断する(S208)。両内蔵CPUを使用する場合(S208:Yes)は両CPUのブートプログラム、テストプログラムをメモリ107に格納する(S210)。一方、片方の内蔵CPU(例えば、102a)のみを使用する場合(S208:No)は使用する片方のCPUのブートプログラム、テストプログラムをメモリ107に格納し、他方のCPU(例えば、102b)のブートプログラムはCPUが起動しないプログラムとし、動作させないこととする(S209)。これにより、消費電力を制限することができる。以後、S201に戻り、S201〜S210を繰り返し実行する。
以上説明した第2の実施形態に係るASIC検証装置によれば、2つの内蔵CPUを備えることにより、演算速度を倍増させて、検証時間を短縮することが可能となる。また、各々の内蔵CPUにより、別モジュールの検証を行うことも可能となり、さらなる処理の効率化を図ることができる。
(第3の実施形態)
次に、図9に本実施形態(第3の実施形態)に係るASIC検証装置の機能ブロック図を示す。第1の実施形態に係るASIC検証装置に、FPGA(第2のFPGA101b)を追加した構成としている。なお、本実施形態では、FPGA数を2としている(第1のFPGA101a,第2のFPGA101b)が、これに限られるものではない。また、第1の実施形態と同様の点についての説明は省略する。
図9に示すASIC検証装置によるASICの検証フローについて図10を用いて説明する。先ず、予め複数のPROM106に所望の論理回路を格納した状態から、評価対象となる論理回路が格納されたPROM106を選択する(S301)。次に、内蔵CPU102によりセレクタ109を制御して、JTAGIF104を通して選択したPROM106とFPGA101とを接続して(S302)、FPGA101にPROM106に格納された回路情報を書き込む(S303)。
次いで、テストプログラム等で評価対象回路の検証を行い(S304)、検証が終了したら(S305:Yes)、検証後のデータを外部メモリ107に格納する(S306)。
さらに本実施形態では、次評価対象回路がある場合(S307:Yes)は、双方のFPGA101を使用するか否かを判断する(S308)。片方のFPGA(例えば、101a)のみ使用する場合(S308:No)は、片方のCPUブートプログラム、テストプログラムをメモリ107に格納して、もう一方のFPGA(例えば、101b)のCPUブートプログラムはCPUが起動しないプログラムとし、動作させないこととする(S309)。これにより、一方のFPGAへの供給電力を全てオフにすることができ、消費電力を制限することができる。これに対し、双方のFPGAを使用する場合(S308:Yes)は、両FPGAについてCPUブートプログラム、テストプログラムをメモリに格納する(S310)。以後、S301に戻り、S301〜S310を繰り返し実行する。
以上説明した第3の実施形態に係るASIC検証装置によれば、FPGA外部の構成を変えずに、FPGAを複数個接続することで、1度に格納することができるロジック量を倍増させることができる。これにより、1のFPGAによる構成よりもロジック書き換え回数も削減できるので、検証時間を大幅に短縮することができる。
さらに、各FPGAが全く別の処理を行うようにすることも好ましい。すなわち、検証回路の検証時間は回路規模、内容によって異なるため、両FPGAのロジック書き換えタイミングは異なる場合が多い。そこで、書き込みタイミングを両FPGAについて同時に行う制御よりも、各々のFPGAの検証完了タイミングにより書き換えることとすることで、更なる時間短縮化を図ることができ、より効率的にFPGA検証が可能となる。
(制御部の構成)
上記の実施形態に係るASIC検証装置を制御手段(制御部)に備えた画像形成装置の概要について説明する。図11は、本実施形態に係るASIC検証装置を搭載することが好適な画像形成装置(インクジェット記録装置)の制御部200の概要を示すブロック図である。
この制御部200は、記録用紙の搬送動作及び記録ヘッドの移動動作に関する制御等の画像形成装置全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納し、プログラムを動作させるメインメモリであるRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ(NVRAM)204と、PC等のホスト側とのデータ及び信号の送受を行うためのホストI/F205と、ユーザによって内部回路が書き込み可能なゲートアレイであって、画像処理、各種信号処理、装置全体を制御するための入出力信号を処理するFPGA206とを備えている。
また制御部200は、キースイッチ、LCD等を有し、ユーザからこの装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作/表示部207と、図示しない各種デジタルセンサの入力や、図示しない各種センサからの出力をデジタル値に変換するA/D変換機能を有するI/O208とを備えている。
さらに制御部200は、搬送ベルトの回転制御に用いる副走査エンコーダ216からの情報に基づいて副走査モータ217を制御する副走査モータ駆動部209、入力される画像データに基づいて駆動波形を選択的に記録ヘッドの圧力発生手段に印加して記録ヘッド219を制御する記録ヘッド駆動部218に対し駆動波形を生成する駆動波形制御部210、キャリッジの位置情報を検出する主走査エンコーダ220からの情報に基づいて主走査モータ221を制御する主走査モータ駆動部211、吸引ポンプやキャップを昇降/移動させるカム軸を駆動する維持モータ222の制御を行う維持モータ駆動部212、インクカートリッジからインクを供給する供給モータ223を制御する供給モータ駆動部213を備えており、また、紙を吸着させて搬送する搬送ベルトを帯電させて静電力によりベルトに用紙を吸着させる帯電ローラ/ベルト215に高圧AC電圧を供給するHVP(High Voltage Power)214を制御する。
このような画像形成装置とすることで、実際の画像処理フローの回路検証が可能となり、データ入力から出力までのデータの流れを切らすことなく実動作同様の動作検証が可能である。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、以上説明したASIC検証装置によるASIC検証制御は、プログラム(ASIC検証プログラム)で実行することもできる。当該プログラムは、例えば、メモリに記憶する構成とすることが好ましい。また、本プログラムを実行可能に記録した記録媒体の態様にも適用される。
100 ASIC検証装置
101,101a,101b FPGA
102,102a,102b CPU
103,103a,103b メモリコントローラ
104,104a,104b JTAG IF
105,105a,105b 評価対象
106 PROM1,PROM2
107 外部メモリ
108,108a,108b 外部バス
109 セレクタ
特開平11−250031号公報

Claims (5)

  1. モジュール回路情報を格納した2以上のメモリと、検証対象とするモジュール回路情報を格納した前記メモリを選択する選択回路と、中央演算処理装置を有するFPGA(Field Programmable Gate Array)と、メインメモリとを有し、
    前記選択回路により選択された前記メモリに格納された前記モジュール回路情報を前記FPGAに書き込む書込手段と、
    前記書込手段により前記FPGAに書き込まれたモジュール回路情報に基づいてモジュール動作検証を行う検証手段と、
    前記検証手段による検証後のデータと、前記中央演算処理装置のブートプログラムと、次に検証対象とするモジュール回路についてのテストプログラムとを前記メインメモリに格納する格納手段とを備えることを特徴とするASIC検証装置。
  2. 前記書込手段による前記FPGAへのモジュール回路情報の書き込みは、実際のデータ処理順に併せて行うことを特徴とする請求項1に記載のASIC検証装置。
  3. 前記FPGAは2以上の中央演算処理装置を有し、
    該2以上の中央演算処理装置は、同一または異なるモジュールの検証を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のASIC検証装置。
  4. 前記FPGAを2以上有し、
    該2以上のFPGAは、同一または異なるモジュールの検証を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のASIC検証装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のASIC検証装置を備えた制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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