JP2011099031A - 接着性組成物 - Google Patents

接着性組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011099031A
JP2011099031A JP2009254118A JP2009254118A JP2011099031A JP 2011099031 A JP2011099031 A JP 2011099031A JP 2009254118 A JP2009254118 A JP 2009254118A JP 2009254118 A JP2009254118 A JP 2009254118A JP 2011099031 A JP2011099031 A JP 2011099031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
organic
general formula
epoxy resin
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009254118A
Other languages
English (en)
Inventor
Yugo Yamamoto
祐五 山本
Yasushi Takamatsu
靖 高松
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2009254118A priority Critical patent/JP2011099031A/ja
Publication of JP2011099031A publication Critical patent/JP2011099031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

【課題】エポキシ樹脂と硬化促進剤の両方が含まれている、室温で安定で硬化性に優れる接着性組成物を提供する。
【解決手段】(A)1分子内に下記一般式で表される骨格を1以上と1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、(B)3級アミンと、を含んでなり、E型粘度計により25℃、1.0rpmで測定した粘度が200〜10000mPa・sである組成物。
Figure 2011099031

(一般式において、Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、接着性組成物、シール剤および有機ELディスプレイに関する。
エポキシ樹脂組成物は、その熱硬化性から熱硬化性接着剤として、広く用いられている。エポキシ樹脂組成物を接着剤として用いる際には、その硬化を迅速に行うため、アミン化合物などの硬化剤を用いるのが一般的である。しかし、エポキシ樹脂組成物に硬化剤を添加すると、常温でも前記組成物の硬化が進行してしまう。そこで、接着(硬化)直前に、エポキシ樹脂組成物に硬化剤を添加する、いわゆる2液型の接着剤が市販されている。
しかし2液型の場合、エポキシ樹脂組成物の硬化の際に、硬化剤を添加するという工程が必要であり、またエポキシ樹脂組成物と硬化剤を均一に攪拌と加熱を行わないと、硬化の状態が不均一になるため、前記添加工程の条件の精密な制御が必要になるなど、工程が複雑になるという問題があった。
そこでエポキシ樹脂組成物と硬化剤を混ぜた状態で保管できる(常温での保存安定性が良い)、いわゆる1液型の接着剤組成物が求められている。
このような背景から、常温では反応せず加熱することで硬化促進剤として機能する潜在性硬化促進剤の開発が進められている。代表的な潜在性硬化促進剤としては、アミンイミド化合物がある。しかしアミンイミド化合物を分解させるには、通常、130℃以上の温度が必要となるため、比較的低温で硬化させる必要がある接着剤や塗料、電子・電気材料用途のエポキシ樹脂組成物において、既存の潜在性硬化促進剤を使用することは難しい。そこで、エポキシ樹脂組成物をより低温で硬化させることができる(低温硬化性が高い)、アミンイミド化合物の開発が行われているが(例えば、特許文献1、2参照)、その低温硬化性はまだ十分でない。
特開2000−229927号公報 特開2003−096061号公報
このような背景から、本発明は、簡便に接着することができるエポキシ樹脂と硬化促進剤の両方が含まれている1液型で、室温での保存安定性と硬化性に優れる接着性組成物を提供することを目的とする。
本発明は、以下の接着性組成物に関する。
具体的には、
[1](A)1分子内に下記一般式(1)で表される骨格を1以上、かつ1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、(B)3級アミンと、を含んでなり、E型粘度計により25℃、1.0rpmで測定した粘度が200〜10000mPa・sである組成物。
Figure 2011099031

(一般式(1)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
[2]前記エポキシ樹脂(A)が下記一般式(2)、下記一般式(3)または下記一般式(4)で表される骨格のいずれか1つを有する、[1]に記載の組成物。
Figure 2011099031

(一般式(2)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
Figure 2011099031

(一般式(3)において、nは1以上の整数を示し、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
Figure 2011099031

(一般式(4)において、 mは1以上の整数を示し、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
[3]前記エポキシ樹脂(A)が1,1’-ビス〔p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル〕エタンである、[1]に記載の組成物。
[4]前記3級アミンを、3級アミンの活性官能基/エポキシ基の当量比が0.008〜0.152の範囲で含む請求項[1]ないし[3]のいずれか一項に記載の組成物。
[5](C)酸無水物を、さらに含む、[1]ないし[4]のいずれか一項に記載の組成物。
[6]酸無水物を、酸無水基/エポキシ基の当量比が0.8〜1.2の範囲で含む、[5]に記載の組成物。
[7][1]に記載の組成物を含む、シール剤。
[8]基板上に有機EL素子を形成する第1の工程と、前記有機EL素子に[7]に記載の組成物を密着させる第2の工程と、前記組成物を硬化させて封止部材を形成する第3の工程と、を含む、有機ELデバイスの製造方法。
[9]有機EL素子と、前記有機ELと接する請求項1に記載の組成物の硬化物と、
を含む有機ELデバイス。
[10][9]に記載の有機ELデバイスを具備する有機ELディスプレイパネル。
本発明によれば、接着直前に硬化促進剤を添加する工程が不要な1液型であり、室温での保存安定性と硬化性に優れる接着性組成物を提供することができる。
本発明の有機ELパネルの一例を示す図である。
次に、本発明を詳細に説明する。また、以下の説明では、「〜」を使用して数値範囲を規定するが、本発明の「〜」は、境界値を含む。例えば、「10〜100」とは、10以上100以下である。
1.組成物
本発明の組成物は、(A)1分子内に所定の骨格を1以上、かつ1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、(B)3級アミンと、を含んでなり、E型粘度計により25℃、1.0rpmで測定した粘度が200〜10000mPa・sであり、さらに(C)酸無水物を含んでも良い。
(A)エポキシ樹脂
本発明で用いられるエポキシ樹脂(A)は1分子内に下記一般式(1)で表される骨格を1以上、かつ1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂である。
Figure 2011099031
一般式(1)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示し、具体的には炭素数が1〜6のアルキル基、ビニル基、アリール基などである。メカニズムは明確ではないが、2つの芳香環をつなぐメチレン基に1つ炭化水素基が置換することで、メチレン基の水素基が硬化促進剤である3級アミンと、立体的、電子的に緩やかに相互作用しやすくなると考えられる。これにより、エポキシ樹脂と硬化促進剤(3級アミン)とを含む組成物(1液型)であっても、常温での保存安定性が高く、かつ緩やかな相互作用であるため、100℃付近の低温でも十分な硬化性を発揮すると考えられる。
一般式(1)におけるアリール基は、上述したように3級アミンとの相互作用に寄与すると推定されるが、本発明の組成物の硬化物の耐熱性を向上させる効果もある。
一般式(1)において、アリール基は炭化水素基、エポキシ基、ビニル基、アリール基などの官能基を置換基として有していても良い。エポキシ樹脂(A)は、一般式(1)で表される骨格を1つだけ有していても、複数有していてもよい。
一般式(1)で表される骨格を1つだけ有しているエポキシ樹脂(A)の例として、具体的には、下記一般式(2)で表される骨格を有しているものが挙げられる。
Figure 2011099031

一般式(2)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示し、具体的には炭素数が1〜6のアルキル基、ビニル基、アリール基などが挙げられる。また一般式(2)において、アリール基は炭化水素基、エポキシ基、ビニル基、アリール基などの官能基を置換基として有していても良い。さらに一般式(2)で表される化合物としては、具体的には、1,1’-ビス〔p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル〕エタン、1,1’-ビス〔p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル〕プロパンなどが挙げられる。
また一般式(1)で表される骨格を複数有しているエポキシ樹脂(A)の例として、具体的には、下記一般式(3)や下記一般式(4)で表される骨格を有しているものを挙げられる。
Figure 2011099031

一般式(3)において、nは1以上の整数を示し、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基を示し、具体的には炭素数が1〜6のアルキル基、ビニル基、アリール基などである。また一般式(3)において、アリール基は炭化水素基、エポキシ基、ビニル基、アリール基などの官能基を置換基として有していても良い。さらに具体的には、メチル基、エチル基などが挙げられる。
Figure 2011099031

一般式(4)において、mは1以上の整数を示し、 Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基であり、具体的にはアルキル基、ビニル基、アリール基などである。また一般式(3)において、アリール基は炭化水素基、エポキシ基、ビニル基、アリール基などの官能基を置換基として有していても良い。
本発明のエポキシ樹脂(A)は、1分子内に2個以上のエポキシ基を有する。これは、熱硬化により架橋反応を進め、本発明の組成物を硬化させるためである。
本発明のエポキシ樹脂(A)の分子量は、分子量が200〜5000であり、200〜2000であることが好ましい。分子量が上記範囲だと、組成物の塗工性が良いからである。また分子量は、ポリスチレンを標準物質とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される。
(A‘)エポキシ樹脂
本発明の組成物は、本発明の効果を損ねない範囲で、上記エポキシ樹脂(A)以外のエポキシ樹脂(A‘)を含むことができる。
エポキシ樹脂(A‘)は特に限定されないが、本発明の組成物を硬化した硬化物の耐熱性を向上させるためには、フェノール型エポキシ樹脂が好ましい。フェノール型エポキシ樹脂は特に限定されないが、2価以上のフェノール型エポキシ化合物またはその2〜4当量体であることが好ましい。フェノール型エポキシの例には、ビスフェノール型エポキシ、水素化ビスフェノール型エポキシ、フェノールノボラック型エポキシ、クレゾールノボラック型エポキシなどが含まれる。
(B)3級アミン(硬化促進剤)
本発明の組成物に含まれる硬化促進剤は、エポキシ樹脂の硬化を開始させるとともに、硬化を促進させる機能を有する3級アミンが用いられ、特に限定されないが、具体的には、トリスジメチルアミノメチルフェノール、イミダゾール化合物などが挙げられる。
本発明の組成物に含まれる3級アミン量は、3級アミンの活性官能基と、本発明の組成物に含まれるエポキシ基の当量比が0.008〜0.152であることが好ましく、0.02〜0.100であることがより好ましい。3級アミンの量が上記の範囲より多いと、組成物の常温での安定性が損なわれ、上記の範囲より少ないと硬化性が損なわれるからである。なお本発明でいう活性官能基とは、3級アミン構造を含む化合物1分子内に存在する3級アミン構造の数のことをいう。具体的には、トリスジメチルアミノメチルフェノールの場合、1分子中に3個の3級アミン構造を有しているので、活性官能基は3となる。
(C)酸無水物
本発明の組成物には、酸無水物を含んでも良い。酸無水物を添加することで組成物の硬化性や、硬化物の透明性を高めることができる。特に、発光素子の光取り出し側の封止剤、具体的には有機EL素子の面封止剤として用いる際には、酸無水物を添加するのが好ましい。
本発明の組成物に含んでも良い酸無水物は、特に限定されないが、例えばメチルヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルナジック酸無水物、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水安息香酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、無水フタル酸が挙げられる。中でも、透明度および硬化性が高いエポキシ樹脂組成物を得る上で、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸であることがより好ましい。酸無水物は、4-(2,5-ジオキソテトラヒドロフラン-3-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1,2-ジカルボン酸無水物または5-(2,5-ジオキソテトラヒドロ-3-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸無水物のような2官能以上の化合物であってもよい。室温で液状である酸無水物を用いると、均一なエポキシ樹脂組成物が得られる。(C)酸無水物の含有量は、酸無水物基と、本発明の組成物に含まれるエポキシ基との当量比が、0.8〜1.2であることが好ましい。
(D)シランカップリング剤
本発明の組成物は、(D)シランカップリング剤を含んでいてもよい。(D)シランカップリング剤を含む組成物は、無機材料、特に表面に親水性の官能基があるシリカガラスなどとの接着性が高くなる。具体的には有機EL素子の封止剤としたときに基板との密着性が高くなり、好ましい。シランカップリング剤の例には、エポキシ基、カルボキシル基、メタクリロイル基、イソシアネート基などの反応性基を有するシラン化合物が含まれる。シラン化合物の具体例には、トリメトキシシリル安息香酸、γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ-イソシアナトプロピルトリエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどが含まれる。(D)シランカップリング剤は、1種単独であっても、2種以上の組み合わせであってもよい。(D)シランカップリング剤の含有量は、組成物100質量部に対して、0.05〜30質量部であることが好ましく、0.3〜20質量部であることがより好ましく、0.1〜10質量部であることがさらに好ましい。
(E)溶剤
本発明の組成物は、前述の(A)〜(D)成分を均一に混合する点などから、(E)溶剤を含んでもよい。(E)溶剤は、特に(A)成分を均一に分散または溶解させる機能を有する。(E)溶剤は、各種有機溶剤であってもよく、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒;エーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ−ルモノアルキルエーテル、エチレングリコ−ルジアルキルエーテル、プロピレングリコールまたはジアルキルエーテル等のエーテル類;N−メチルピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン、ジメチルフォルムアルデヒド等の非プロトン性極性溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類等が含まれる。特に、(A)高分子量のビスフェノール型エポキシ樹脂を溶解し易い点から、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒(ケト基を有する溶媒)がより好ましい。
(F)その他任意成分
本発明の組成物は、発明の効果を損なわない範囲で、その他樹脂成分、充填剤、改質剤、安定剤などの任意成分をさらに含有することができる。他の樹脂成分の例には、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリウレタン、ポリブタジェン、ポリクロロプレン、ポリエーテル、ポリエステル、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、石油樹脂、キシレン樹脂、ケトン樹脂、セルロース樹脂、フッ素系オリゴマー、シリコン系オリゴマー、ポリスルフィド系オリゴマーが含まれる。これらの1種単独を、または複数種の組み合わせを含有することができる。
後述するように、本組成物を接着シートとして用いる場合は、熱可塑性樹脂を本発明の組成物に添加するのが好ましい。これは本発明の組成物を乾燥させて、接着シートを作成する際に、前記熱可塑性樹脂を所定量添加することで、シート形状を保ちやすくすることができるからである。また上記接着シートを、封止剤として用いる際に、シート形状を有する熱可塑性樹脂が適度に軟化し、封止性を向上させることができるからである。
充填剤の例には、ガラスビーズ、スチレン系ポリマー粒子、メタクリレート系ポリマー粒子、エチレン系ポリマー粒子、プロピレン系ポリマー粒子が含まれる。充填剤は、複数種の組み合わせであってもよい。
改質剤の例には、重合開始助剤、老化防止剤、レベリング剤、濡れ性改良剤、界面活性剤、可塑剤などが含まれる。これらは、複数種を組み合わせて使用してもよい。安定剤の例には、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤が含まれる。改質剤は、複数種の組み合わせであってもよい。
本発明の組成物の硬化速度は、ある程度高いほうが好ましい。有機EL素子などの被封止材を封止するときの作業性を高めるためである。速やかに硬化できるとは、例えば、加熱条件下(80〜100℃)において、120分以内に硬化することをいう。
組成物が硬化したかどうかは、硬化物をホットプレート上で硬化させ、ゲル化したかどうかを指触にて確認して判断すればよい。封止用組成物が硬化したかどうかはエポキシ基の転化率から求めてもよい。エポキシ基の転化率は、硬化反応させる前と硬化反応させた後の封止用組成物をDSCで熱分析して、未硬化の発熱ピークの熱量から算出できる。指触によりゲル化したかどうかを確認するほうが簡便である。封止用組成物の硬化性は、硬化促進剤の含有量を調節することによって制御される。
本発明の組成物の、25℃での粘度は、100〜10000mPa・sであることが好ましい。組成物の粘度を上記範囲にすることで、塗工性を高めつつ、塗工後の組成物の形状を保持し、接着作業を容易にすることができる。粘度は、E型粘度計(東機産業製 RC−500)によって、25℃、1prmの条件で測定される。
本発明の封止用組成物は、発明の効果を損なわない限り、任意の方法で製造されうる。例えば、1)(A)〜(E)成分を準備する工程と、2)(A)〜(D)成分を(E)成分に溶解させて30℃以下で混合する工程と、を含む方法で製造される。1)の工程では、(A)〜(E)成分を一度に混合してもよいし、(E)成分に(A)成分を溶解および混合した後、他の成分を添加して混合してもよい。混合は、これらの成分をフラスコに装入して攪拌する方法や、三本ロールで混練する方法が含まれる。
2.接着シート
上記の本発明の組成物をシート状にして接着シートとして用いることもできる。前記接着シートは本発明の組成物の塗膜を乾燥して得られるシートを含む。本発明の接着シートは、好ましくは基材フィルム(または離型フィルム)と、該基材フィルム上に形成され、前記組成物の塗膜を乾燥して得られるシート(以下、「本発明の接着シート」ともいう)と、必要に応じて該シート状の組成物上に形成される離型フィルムと、を含む。
本発明の接着シートの厚みは、封止剤として用いる場合は、被封止材の種類にもよるが、例えば1〜100μmであり、好ましくは10〜30μmであり、さらに好ましくは20〜30μmである。
本発明の接着シートは、熱圧着温度において適度な流動性を有することが好ましい。有機EL素子を封止する際に、加熱により流動化したシートを素子表面の凹凸に円滑に充填して気泡を排除するためである。熱圧着時の流動性は、溶解点で判断されうる。溶解点とは、前記シートを加熱した際に流動性を発現する温度であり、好ましくは50〜100℃である。
溶解点(流動温度)が50℃未満では、熱転写する際または熱硬化して封止する際に、シートの流動性が大き過ぎて垂れが生じ易くなり、硬化物の膜厚の管理が困難になる場合がある。一方、溶解点(流動温度)が100℃を超えると、熱転写する際の作業性が悪くなるため気泡を含み易くなったり、加熱により有機EL素子に悪影響を与える可能性がある。
前記の通り接着シートは、本発明のシートと、基材フィルムや離型フィルムを含みうる。基材フィルムや離型フィルムの例には、公知の離型フィルムが含まれ、好ましくはポリエチレンテレフタレートである。基材フィルムまたは離型フィルムの厚さは、フィルム材質にもよるが、有機EL素子等の被封止材への追従性を有する点などから、例えば50μm程度である。
本発明の接着シートは、基材フィルム(または離型フィルム)上に形成した、前記組成物の塗膜を乾燥させることにより得られる。塗膜の厚さは、乾燥後に、所望の厚さ(例えば、10〜30μm)となるように設定されればよい。塗布方法は、特に限定されず、例えばスクリーン印刷、ディスペンサー、各種塗布ロールを使用する方法等がある。本発明の封止用シートは、封止用組成物の塗工性がよいため高い膜厚均一性を有する。
乾燥温度および乾燥時間は、前記シートに含まれるエポキシ樹脂(A)やエポキシ樹脂(A‘)が硬化せずに、(E)溶剤を蒸発除去できる程度に設定されればよい。乾燥温度は、例えば20〜70℃であり、乾燥時間は、例えば10分〜3時間程度である。具体的には、塗膜を、窒素雰囲気等の不活性ガス雰囲気下、50℃で10分間程度乾燥した後、さらに2時間程度真空乾燥することが好ましい。このように、真空乾燥をさらに行うことで、比較的低い乾燥温度で、前記シートに含まれる溶剤や水分を除去できる。乾燥方法は、特に限定されず、例えば熱風乾燥、真空乾燥等がある。
前記シート上に、さらに離型フィルムをラミネートすることが好ましい。ラミネートは、例えばラミネータを用いて60℃程度で行うことが好ましい。離型フィルムの厚さは、例えば20μm程度である。
本発明の接着シートは、含水率を一定以下に維持するため、シリカゲル等の乾燥剤とともに保管することが好ましい。
3.組成物と接着シートの用途
本発明の組成物や接着シートは、硬化されることによりシール部材として用いられる。シールされる対象は特に限定されないが、例えば光デバイスが好ましい。光デバイスの例には、有機ELパネル、液晶ディスプレイ、LEDなどが含まれる。
本発明の組成物や接着シートは、特に有機ELパネルのシール部材として用いられることが好ましい。有機発光素子は水分によって容易に劣化するため、そのシール部材には特に低透湿性が求められる。本発明の組成物と接着シートの硬化物は、低透湿性に優れ、かつ被封止材に密着することができるので、有機ELパネルのシール部材として特に有効である。本発明の組成物ないし接着シートは、有機ELパネルのなかでも、特にボトムエミッション構造の有機ELパネルのシール部材を提供することができる。
有機ELパネルは、有機EL素子が配置された表示基板と;表示基板と対になる対向基板と;表示基板と対向基板との間に介在し、前記有機EL素子を封止するシール部材とを有する。前述の通り、シール部材が有機EL素子と対向基板との間に形成される空間に充填されているものを、面封止型の有機ELパネルという。本発明の組成物ないし接着シートは、特にボトムエミッション構造の有機ELパネルの、面封止型のシール部材の作製に適する。
図1は、ボトムエミッション構造であって、面封止型の有機ELパネルを模式的に示す断面図である。図1に示されるように、有機ELパネル10は、表示基板(透明基板)12、有機EL素子14、および対向基板(封止基板)16がこの順に積層されており、有機EL素子14の周囲と対向基板(封止基板)16との間にシール部材18が充填されている。本発明の有機ELパネルでは、図1におけるシール部材18が、前述の封止用シートの硬化物となる。表示基板12は、通常ガラスからなる。
有機EL素子14は、表示基板12側から、アノード透明電極層20(ITOやIZOなどからなる)、有機EL層22およびカソード反射電極層24(アルミニウムや銀などからなる)が積層されている。アノード透明電極層20、有機EL層22およびカソード反射電極層24は、真空蒸着及びスパッタ等により成膜されてもよい。
本発明の組成物または接着シートの硬化物をシール部材とする有機ELパネルは、任意の方法で製造されうる。例えば、前記有機ELパネル10は、1)有機EL素子14が配置された表示基板に封止用組成物を乾燥して得られるシートを載置(または転写)する工程、2)前記組成物または接着シートが載置(または転写)された表示基板12の上に、対になる対向基板(封止板)16を重ね合わせて積層体を得る工程、3)得られた積層体の前記シートを熱圧着させる工程、4)熱圧着させた前記シートを硬化させる工程、を含む方法で製造されうる。各工程は、公知の方法に準じて行えばよい。
1)の工程では、接着シートを封止部材として用いる場合は、離型フィルムを有する接着シートの一方の離型フィルムを剥がして露出した前記シートを有機EL素子上に載せた後、他方の離型フィルム(基材フィルム)を剥がして転写してもよいし;離型フィルムを有しない前記シートを直接、有機EL素子上にロールラミネータ等により載せてもよい。
3)の工程では、前記シートを、真空ラミネータ装置を用いて、例えば50〜100℃で熱圧着させることにより、有機EL素子と前記シートとの接着、および表示基板12と対向基板16との仮固着を行う。
4)の工程では、例えば80〜100℃の硬化温度で前記シートを完全硬化させる。加熱硬化は、80〜100℃の温度で0.1〜2時間程度行うことが好ましい。なお、加熱硬化させる際の温度を100℃以下とするのは、有機EL素子にダメージを与えないためである。
以下において、実施例および比較例を参照してさらに本発明を説明する。本発明の技術的範囲は、これらによって限定して解釈されない。まず、実施例および比較例で使用した各成分を示す。
<ビスフェノールAD型エポキシ樹脂>
R710(株式会社プリンテック社製):エポキシ当量170g/eq
<ビスフェノールF型エポキシ樹脂>
エピクロン830S(大日本インキ化学工業株式会社製):エポキシ当量170g/eq
<ビスフェノールA型エポキシ樹脂>
YL980(ジャパンエポキシレジン株式会社製):エポキシ当量180g/eq
<酸無水物>
リカシッドMH−700(新日本理化株式会社製):酸無水物当量163g/eq
<3級アミン>
JERキュア3010(トリスジメチルアミノメチルフェノール)(ジャパンエポキシレジン株式会社製):活性官能基当量90g/eq
[実施例1]
攪拌容器にビスフェノールAD型エポキシ樹脂(R710)を添加し、前記エポキシ樹脂100重量部に対して、酸無水物(リカシッドMH−700)を99重量部添加した。さらに3級アミン化合物(JERキュア3010)を、前記エポキシ樹脂100重量部に対して3重量部となるように添加し、25℃で1時間、撹拌混合することにより、各原料を溶解させ、エポキシ樹脂組成物(接着性組成物)を調製した。次に上記接着性組成物について、後述する方法で(1)硬化性、(2)室温での保存安定性、(3)初期粘度の評価を行った。結果を表1に示す。
(1)硬化性
接着性組成物を、2枚のNaCl結晶板(厚み5mm)の間に挟んだサンプルを用意した。このサンプルを、所定の温度(90℃)で2時間熱処理した前後の赤外線透過スペクトルを、FT−IR測定装置によって測定した。本測定で得られたスペクトルに基づき、エポキシ基の逆対称環伸縮に由来する吸収ピーク高さ(910cm−1付近)を、ベンゼン環の環内C−C伸縮に由来する吸収ピーク高さ(1600cm−1付近)で除して規格化した。そして、熱処理によるエポキシ基由来のピークの減少度合いからエポキシ基の反応率を算出した。上記熱処理前の接着性組成物のエポキシ基由来ピークの規格値をx1、所定の温度で2時間加熱した後に測定されるエポキシ樹脂組成物のエポキシ基由来ピークの規格値をx2とした場合、{(x1−x2)/x1}×100(%)で算出される値を、エポキシ転化率として算出した。
このエポキシ転化率は100%に近づくほど、エポキシ基が消費されて硬化が進んだことを意味する。そして、以下の3段階で評価した。当該エポキシ転化率が90〜100%の場合、硬化性が高く極めて良好である(○)とし、当該エポキシ転化率が50〜90%未満の場合、硬化性が良好である(△)とし、当該エポキシ転化率が0〜50%未満の場合、硬化性が劣る(×)とした。
(2)室温での保存安定性
接着性組成物の、室温での粘度をη1、室温に24時間放置した後の当該エポキシ樹脂組成物の粘度をη2とした場合、η2/η1で算出される値を粘度変化として求めた。そして、以下の3段階で評価した。当該η2/η1が、1.5未満である場合を保存安定性が極めて良好である(○)とし、当該η2/η1が1.5以上から2.0未満の間にある場合を保存安定性が良好である(△)とし、当該η2/η1が2.0以上である場合を、保安安定性が劣る(×)、とした。
(3)初期粘度
接着性組成物の粘度を、E型粘度計(東機産業製 RC−500)により25℃、3分の条件で測定し、この測定値を、接着性組成物の初期粘度(mPa・s)とした。
[実施例2、比較例1〜4]
実施例2、比較例1〜4は、表1に示されるような組成比率(重量比)で、実施例1と同様の条件下で混合して、接着性組成物を得た。前記組成物について、実施例1と同様に上記(1)〜(3)の方法で評価を行った。評価結果を表1に示す。
Figure 2011099031

表1に示されるように、実施例および比較例の接着性組成物は、有機EL素子などの精密機器の破損が起こりにくい比較的低い温度(100℃)で十分な硬化性があることがわかる。一方、実施例と比較例で硬化性に大きな差異がないにもかかわらず、室温での保存安定性については、実施例1、2の接着性組成物は良好であり、比較例1〜4の接着性組成物は24時間放置しただけで粘度が2倍〜3倍近く上昇し、安定性が悪いことがわかる。以上のことから、実施例1、2に記載の接着性組成物は、低温での硬化性を維持しつつ、常温での保存安定性が優れていることがわかる。
本発明の接着性組成物は、1液型で室温での保存安定性と硬化性に優れるため、接着直前に硬化促進剤を添加するなどの工程が不要であり、接着剤として広範に用いることができる。特に精密な接着剤の塗工パターンの形成が必要な、ディスプレイ等の他のデバイスにおける封止材として好ましく用いることができる。
10 有機ELパネル
12 表示基板(透明基板)
14 有機EL素子
16 対向基板(封止基板)
18 シール部材
20 アノード透明電極層
22 有機EL層
24 カソード反射電極層

Claims (10)

  1. (A)1分子内に下記一般式(1)で表される骨格を1以上、かつ1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、
    (B)3級アミンと、
    を含んでなり、E型粘度計により25℃、1.0rpmで測定した粘度が200〜10000mPa・sである組成物。
    Figure 2011099031

    (一般式(1)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
  2. 前記エポキシ樹脂(A)が下記一般式(2)、下記一般式(3)または下記一般式(4)で表される骨格のいずれか1つを有する、請求項1に記載の組成物。
    Figure 2011099031

    (一般式(2)において、 Rは炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
    Figure 2011099031

    (一般式(3)において、nは1以上の整数を示し、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
    Figure 2011099031

    (一般式(4)において、 mは1以上の整数を示し、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜6の炭化水素基を示す。)
  3. 前記エポキシ樹脂(A)が1,1’-ビス〔p-(2,3-エポキシプロポキシ)フェニル〕エタンである、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記3級アミンを、3級アミンの活性官能基/エポキシ基の当量比が0.008〜0.152の範囲で含む請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. (C)酸無水物を、さらに含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 酸無水物を、酸無水基/エポキシ基の当量比が0.8〜1.2の範囲で含む、請求項5に記載の組成物。
  7. 請求項1に記載の組成物を含む、シール剤。
  8. 基板上に有機EL素子を形成する第1の工程と、
    前記有機EL素子に請求項7に記載の組成物を密着させる第2の工程と、
    前記組成物を硬化させて封止部材を形成する第3の工程と、
    を含む、有機ELデバイスの製造方法。
  9. 有機EL素子と、
    前記有機ELと接する請求項1に記載の組成物の硬化物と、
    を含む有機ELデバイス。
  10. 請求項9に記載の有機ELデバイスを具備する有機ELディスプレイパネル。
JP2009254118A 2009-11-05 2009-11-05 接着性組成物 Pending JP2011099031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009254118A JP2011099031A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 接着性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009254118A JP2011099031A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 接着性組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011099031A true JP2011099031A (ja) 2011-05-19

Family

ID=44190486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009254118A Pending JP2011099031A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 接着性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011099031A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176472A1 (ja) * 2011-06-23 2012-12-27 三井化学株式会社 光半導体用の面封止剤、それを用いた有機elデバイスの製造方法、有機elデバイスおよび有機elディスプレイパネル
JP2014105286A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Nippon Kayaku Co Ltd 樹脂組成物及びその硬化物(2)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176472A1 (ja) * 2011-06-23 2012-12-27 三井化学株式会社 光半導体用の面封止剤、それを用いた有機elデバイスの製造方法、有機elデバイスおよび有機elディスプレイパネル
US20130153880A1 (en) * 2011-06-23 2013-06-20 Mitsui Chemicals, Inc. Surface sealant for optical semiconductor, method for manufacturing organic el device, organic el device and organic el display panel using the same
JP5237507B1 (ja) * 2011-06-23 2013-07-17 三井化学株式会社 光半導体用の面封止剤、それを用いた有機elデバイスの製造方法、有機elデバイスおよび有機elディスプレイパネル
JP2013166949A (ja) * 2011-06-23 2013-08-29 Mitsui Chemicals Inc 光半導体用の面封止剤、それを用いた有機elデバイスの製造方法、有機elデバイスおよび有機elディスプレイパネル
CN103636286A (zh) * 2011-06-23 2014-03-12 三井化学株式会社 光半导体用的表面密封剂、使用其的有机el器件的制造方法、有机el器件以及有机el显示面板
US9013049B2 (en) 2011-06-23 2015-04-21 Mitsui Chemicals, Inc. Surface sealant for optical semiconductor, method for manufacturing organic EL device, organic EL device and organic EL display panel using the same
KR101604896B1 (ko) * 2011-06-23 2016-03-18 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 광 반도체용 면 봉지제, 그것을 이용한 유기 el 디바이스의 제조 방법, 유기 el 디바이스 및 유기 el 디스플레이 패널
JP2014105286A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Nippon Kayaku Co Ltd 樹脂組成物及びその硬化物(2)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395677B2 (ja) エポキシ重合性組成物、それを含むシール材組成物
US10050224B2 (en) Optical-device surface-sealing composition, optical-device surface-sealing sheet, display, and display manufacturing method
JP5696038B2 (ja) 封止用組成物および封止用シート
TWI778086B (zh) 圖像顯示裝置密封材及圖像顯示裝置密封片
KR101800572B1 (ko) 유기 el 소자용 면봉지제, 이것을 이용한 유기 el 디바이스, 및 그의 제조방법
TW200528515A (en) One-component light and heat curable resin composition and uses thereof
TWI537299B (zh) 環氧聚合性組成物及有機電激發光裝置
CN101747590A (zh) 用于密封有机el器件的可光致固化树脂组合物
CN104822729A (zh) 树脂组合物及其固化物(2)
WO2004039885A1 (ja) 液晶シール剤組成物及びそれを用いた液晶表示パネルの製造方法
WO2013027389A1 (ja) シート状エポキシ樹脂組成物、及びこれを含む封止用シート
JPWO2013005441A6 (ja) エポキシ重合性組成物、および有機elデバイス
JP2013157228A (ja) 有機elデバイス、および有機elデバイスの製造方法
JP2009013282A (ja) 液晶シール剤およびそれを用いた液晶表示セル
JP2011099031A (ja) 接着性組成物
JP6342331B2 (ja) 有機el素子の面封止用シート、それを用いた有機elデバイスの製造方法、有機elデバイスおよび有機elディスプレイパネル
JP2004123909A (ja) 液晶シール剤組成物、液晶表示セルの製造方法および液晶表示素子
TW201923016A (zh) 顯示器用封裝劑
JP2008088350A (ja) 液晶シール剤およびそれを用いた液晶表示セル