JP2011096412A - 高圧放電灯点灯装置およびそれを用いた画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高圧放電灯点灯装置Aは、高圧放電灯Laに所定の電力を供給する降圧チョッパ回路1と、高圧放電灯Laに印加するランプ電流の極性を交互に反転させるインバータ回路2と、ランプ電流の極性を反転させる周波数を変更する制御回路5とを備えている。制御回路5は、高圧放電灯Laの点灯開始後に当該高圧放電灯Laの電極温度が所定温度に達すると、ランプ電流の極性を反転させる周波数を所定の点灯周波数から当該点灯周波数よりも低い周波数に定期的に切り替える周波数切替モードを実行する。
【選択図】図1
Description
図1は実施形態1の高圧放電灯点灯装置Aの概略回路図であり、本実施形態の高圧放電灯点灯装置Aは、直流電源Eを所望の電圧値の直流出力に降圧する所謂降圧チョッパ回路(電力供給手段)1と、高圧放電灯Laに印加するランプ電流の極性を交互に反転させ、共振回路3を介して高圧放電灯Laに高周波電力を供給するインバータ回路(極性反転手段)2と、降圧チョッパ回路1の出力電圧を検出する電圧検出回路4と、降圧チョッパ回路1およびインバータ回路2を駆動制御する制御回路(制御手段)5とを備えている。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態2を、図3〜図5を参照しながら説明する。本実施形態では、高圧放電灯Laの電極温度を点灯開始からの経過時間tにより推定する点に特徴があり、それ以外の構成は実施形態1と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。なお、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態3を、図6を参照しながら説明する。上述の実施形態2では、点灯開始から所定時間tが経過したところから上記のちらつき対策を行っているが、本実施形態では点灯開始から所定時間tが経過し、且つ、高圧放電灯Laに印加されるランプ電圧Vが所定電圧V1以上になったところからちらつき対策を行うように構成されている。なお、それ以外の構成は実施形態2と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。また、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態4を、図7を参照しながら説明する。本実施形態では、点灯開始からちらつき対策を開始するまでの所定時間(つまり電極温度が所定温度に達するまでの時間)tを、高圧放電灯Laに供給する平均電力に応じて変更できるようにした点で実施形態2と異なっている。なお、それ以外の構成は実施形態2と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。また、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態5を、図8および図9を参照しながら説明する。上述の実施形態4では、ちらつき対策を開始するまでの所定時間tを、高圧放電灯Laに供給される平均電力Pに応じて変更できるようになっているが、本実施形態では、図9に示すように高圧放電灯Laに対して加えられる風量(空冷条件)Fに応じて所定時間tが変更できるようになっている。なお、以下の説明において実施形態2と同様の構成については、同一の符号を付して説明は省略する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態6を、図10および図11を参照しながら説明する。上述の実施形態5では、ちらつき対策を開始するまでの所定時間tを、高圧放電灯Laの風量(空冷条件)Fに応じて変更できるようになっているが、本実施形態では、高圧放電灯Laの点灯履歴に応じて所定時間tが変更できるようになっている。なお、以下の説明において実施形態2と同様の構成については、同一の符号を付して説明は省略する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態7を、図12を参照しながら説明する。本実施形態の高圧放電灯点灯装置Aは、上記の各実施形態1〜6で説明したちらつき対策の開始から所定期間、高圧放電灯Laに供給する平均電力を高圧放電灯Laの定格電力未満に設定する点に特徴があり、それ以外の構成は実施形態1と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略し、また必要に応じて図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態8を、図13を参照しながら説明する。本実施形態では、ちらつき対策を開始してからの所定期間(定格電力よりも小さい平均電力を供給する期間)をランプ電圧に応じて設定する点に特徴があり、それ以外の構成は実施形態7と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。なお、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態9を、図14および図15を参照しながら説明する。本実施形態では、定常点灯時において高圧放電灯Laに供給する平均電力に応じて、ちらつき対策を開始してからの所定期間(定格電力よりも小さい平均電力を供給する期間)を変更できる点に特徴があり、それ以外の構成は実施形態7または8と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。なお、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置Aの実施形態10を、図16を参照しながら説明する。本実施形態では、高圧放電灯Laに供給される平均電力が定格電力を超える場合、上記のちらつき対策を停止させる点に特徴があり、それ以外の構成は実施形態1と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。なお、回路構成については実施形態1と同様であるから、以下の説明において必要な場合には図1を参照する。
本発明に係る画像表示装置Bの実施形態を、図17を参照しながら説明する。本実施形態の画像表示装置Bは、例えばプロジェクタであって、上述の実施形態1〜10の何れかの高圧放電灯点灯装置Aと、高圧放電灯Laと、複数(図17では3個)の冷却用のFAN6と、電源部7と、外部信号を入力するための入力部8と、レンズやミラーなどの光学部品からなる光学系9とを備えている。
2 インバータ回路(極性反転手段)
5 制御回路(制御手段)
A 高圧放電灯点灯装置
La 高圧放電灯
Claims (11)
- 高圧放電灯に所定の電力を供給する電力供給手段と、高圧放電灯に印加するランプ電流の極性を交互に反転させる極性反転手段と、前記ランプ電流の極性を反転させる周波数、または、前記ランプ電流の正極性の期間と負極性の期間の割合であるデューティ比を変更する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ランプ電流の極性を反転させる周波数を、所定の点灯周波数から当該点灯周波数よりも低い少なくとも1つの周波数に定期的に切り替える周波数切替モード、または、前記ランプ電流の正極性の期間と負極性の期間とが等しい第1モード、前記ランプ電流の正極性の期間が負極性の期間よりも長い第2モード、および前記ランプ電流の負極性の期間が正極性の期間よりも長い第3モードを、それぞれ少なくとも1周期以上繰り返して実行するデューティ比切替モードの何れか一方を、高圧放電灯の点灯開始後に当該高圧放電灯の電極温度が所定温度に達すると実行することを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、高圧放電灯の点灯開始から所定時間が経過すると、当該高圧放電灯の電極温度が所定温度に達したと判断して、前記周波数切替モードまたはデューティ比切替モードを実行することを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、高圧放電灯の点灯開始から当該高圧放電灯の電極温度が所定温度まで上昇するのに要する所定時間が経過し、且つ、高圧放電灯に印加するランプ電圧が所定電圧以上になると、前記周波数切替モードまたはデューティ比切替モードを実行することを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、定常点灯時において高圧放電灯に供給される所定の平均電力に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項2または3記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、高圧放電灯の空冷条件に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項2または3記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、高圧放電灯の点灯履歴に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項2または3記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、前記周波数切替モードまたはデューティ比切替モードの開始から所定期間、高圧放電灯に供給する平均電力を当該高圧放電灯の定格ランプ電力未満に設定することを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、高圧放電灯に印加するランプ電圧が所定範囲内にある期間を前記所定期間に設定することを特徴とする請求項7記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、定常点灯時において高圧放電灯に供給される所定の平均電力に応じて前記所定期間を変更することを特徴とする請求項7または8記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記制御手段は、前記周波数切替モードまたはデューティ比切替モードの開始後において、高圧放電灯に供給される平均電力が当該高圧放電灯の定格ランプ電力よりも大きい場合、前記周波数切替モードまたはデューティ比切替モードを停止することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の高圧放電灯点灯装置。
- 請求項1〜10の何れか1項に記載の高圧放電灯点灯装置を備えることを特徴とする画像表示装置。
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JP2009059602A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Panasonic Corp | 高圧放電ランプの点灯方法、高圧放電ランプの点灯装置、高圧放電ランプ装置、及び投射型画像表示装置 |
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