JP2011093822A - 毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び毛髪化粧用品 - Google Patents

毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び毛髪化粧用品 Download PDF

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Abstract

【課題】泡状の剤型として用いる際の操作性及び塗布性を改善することの容易な毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び毛髪化粧用品を提供する。
【解決手段】毛髪化粧料組成物は、染毛剤又は脱色脱染剤として構成される。毛髪化粧料組成物は、使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される。毛髪化粧料組成物は、(A)第1のカチオン性界面活性剤として、炭素数16以上22以下のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤と、(B)第2のカチオン性界面活性剤として、炭素数10以上16未満のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤とを含有する。毛髪化粧料組成物の使用方法は、泡状の剤型に発泡させる発泡段階を含む。発泡段階における発泡操作は、ノンエアゾールによる発泡操作である。毛髪化粧用品は、毛髪化粧料組成物と、それを液密に閉塞可能とする閉塞可能容器とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、染毛剤又は脱色脱染剤として構成されるとともに剤型を泡状にして用いる毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び毛髪化粧用品に関する。
毛髪化粧料組成物には、毛髪の感触向上等を目的としてカチオン性界面活性剤を含有させることがある。特許文献1には、酸化染毛剤の第2剤にカチオン性界面活性剤としての塩化セチルトリメチルアンモニウムを含有させた実施例が開示されている。
特開2009−62293号公報
ところで、染毛剤又は脱色脱染剤として構成されるとともに剤型を泡状にして用いる毛髪化粧料組成物では、例えば無発泡の剤型に比して毛髪に馴染ませやすいといった利点がある。ところが、剤型を泡状にして用いる毛髪化粧料組成物において、炭素数16以上のアルキル基を有するカチオン性界面活性剤を含有させると、粘性の高い泡質となる傾向となり、泡状の剤型とされた組成物を、例えば適量ずつ取り分けて毛髪に移動させるに際して、糸引きが生じやすくなる。こうした糸引きは、例えば組成物を取り分ける際の操作性を低下させるとともに、糸状となった組成物が周囲を汚してしまうおそれがある。もっとも、アルキル基の炭素数の少ないカチオン性界面活性剤に変更することで、上述した糸引きは抑制されるようになるものの、泡状の剤型とした際に流動性が過剰に高まったり、泡のきめが粗くなったりする傾向にある。その結果、毛髪への馴染みが低下することで、毛髪への塗布性が得られ難くなる。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、泡状の剤型として用いる際の操作性及び塗布性を改善することの容易な毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び毛髪化粧用品を提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明の毛髪化粧料組成物は、染毛剤又は脱色脱染剤として構成されてなり、使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される毛髪化粧料組成物であって、(A)第1のカチオン性界面活性剤として、炭素数16以上22以下のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤と、(B)第2のカチオン性界面活性剤として、炭素数10以上16未満のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤とを含有することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の毛髪化粧料組成物において、前記(A)第1のカチオン性界面活性剤に対する前記(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量比が、0.4〜5の範囲であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の毛髪化粧料組成物において、更に、(C)アニオン性界面活性剤、及び(D)両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界面活性剤を含有することを要旨とする。
請求項4に記載の発明の毛髪化粧料組成物の使用方法は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料組成物の使用方法であって、前記泡状の剤型に発泡させる発泡段階を含み、前記発泡段階における発泡操作は、ノンエアゾールによる発泡操作であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明の毛髪化粧用品は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料組成物と、前記毛髪化粧料組成物を液密に閉塞可能とする閉塞可能容器とを備えたことを要旨とする。
本発明によれば、泡状の剤型として用いる際の操作性及び塗布性を改善することが容易となる。
(a)〜(d)は、実施形態における酸化染毛剤の使用方法を示す説明図。
以下、本発明を酸化染毛剤として構成される毛髪化粧料組成物、その使用方法、及び染毛用品に具体化した実施形態について詳細に説明する。
本実施形態の酸化染毛剤は、使用時に泡状の剤型とされて毛髪に適用されるものである。酸化染毛剤は、アルカリ剤及び酸化染料を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる二剤式の酸化染毛剤である。酸化染毛剤には、(A)第1のカチオン性界面活性剤として、炭素数16以上22以下のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤と、(B)第2のカチオン性界面活性剤として、炭素数10以上16未満アルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤とが含有される。
本実施形態の第1剤は、少なくとも酸化染料及びアルカリ剤を含んでいる。酸化染料は、第2剤に含有される酸化剤による酸化重合に起因して発色可能な化合物であり、染料中間体及びカプラーに分類される。酸化染料は、少なくとも染料中間体を含んでいる。
染料中間体としては、例えばフェニレンジアミン類(但し、メタフェニレンジアミンを除く。)、アミノフェノール類(但し、メタアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール及びパラメチルアミノフェノールを除く。)、トルイレンジアミン類(但し、トルエン−3,4−ジアミン及びトルエン−2,4−ジアミンを除く。)、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類(但し、2,6−ジアミノピリジンを除く。)、及びそれらの塩類が挙げられる。塩類としては、例えば塩酸塩、硫酸塩、及び酢酸塩等が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
カプラーは、染料中間体と結合することにより発色する化合物であって、必要に応じて第1剤に含有される。カプラーとしては、例えばレゾルシン、ピロガロール、カテコール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトクレゾール、パラメチルアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール及びそれらの塩が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
酸化染毛剤中における染料中間体の含有量は、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%である。染料中間体の含有量が0.01質量%未満の場合、十分な染色性が得られないおそれがある。染料中間体の含有量が10質量%を超えても染色性はそれ以上向上しないことから、染毛の経済性が低下するおそれがある。
第1剤は、前記酸化染料以外の染料として、例えば「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載された酸化染料、及び直接染料から選ばれる少なくとも一種を適宜含有してもよい。
アルカリ剤は、第2剤に含有される酸化剤の作用を促進するとともに、毛髪を膨潤させて毛髪への染料の浸透性を向上させることにより、染色性を向上させる。アルカリ剤としては、例えばアンモニア、アルカノールアミン、有機アミン類、無機アルカリ、塩基性アミノ酸、及び硫酸塩が挙げられる。有機アミン類としては、例えば2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、及びグアニジンが挙げられる。無機アルカリとしては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウムが挙げられる。塩基性アミノ酸としては、例えばアルギニン、及びリジン、並びに塩基性アミノ酸塩が挙げられる。塩基性アミノ酸の塩としては、例えばアンモニウム塩が挙げられる。硫酸塩としては、硫酸アンモニウムが挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
アルカリ剤の含有量は、好ましくは第1剤及び第2剤を混合した酸化染毛剤においてpHが7〜12の範囲となる量である。pHが7未満では、第2剤に酸化剤としての過酸化水素が含有される場合、過酸化水素の作用が十分に促進されないおそれがある。混合液のpHが12を超えると、酸化染毛剤が毛髪に塗布されたときに、毛髪に損傷等の不具合が発生しやすくなるおそれがある。
第2剤は少なくとも酸化剤を含んでいる。酸化剤は、酸化染料を酸化重合させて発色する。酸化剤としては、例えば過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、及び、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。酸化剤は、好ましくは、毛髪に含まれるメラニンの脱色力に優れることから、過酸化水素から構成される。
第2剤中における酸化剤の含有量は、好ましくは0.1〜10.0質量%、より好ましくは0.5〜8.0質量%である。酸化剤の含有量が0.1質量%未満の場合、酸化染料を十分に酸化重合させることが困難となるおそれがある。酸化剤の含有量が10.0質量%を超える場合、毛髪が損傷しやすくなるおそれがある。
こうした酸化染毛剤には、カチオン性界面活性剤が含有されることで、例えば毛髪に塗布された酸化染毛剤を洗い流す際、又は染毛処理後の毛髪を乾燥させた後において、毛髪の感触を改善することができる。ここで、本実施形態の酸化染毛剤では、カチオン性界面活性剤として、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤が含有されることで、剤型を泡状とした際の泡質が改善される。
(A)第1のカチオン性界面活性剤は、炭素数16以上22以下のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤である。(A)第1のカチオン性界面活性剤としては、ジメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤、及びトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤が挙げられる。
(A)第1のカチオン性界面活性剤の具体例としては、塩化セチルトリメチルアンモニウム(セトリモニウムクロリド、C16)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(ステアリルトリモニウムクロリド、C18)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(C18)、塩化ベヘニルトリメチルアルミニウム(ベヘントリモニウムクロリド、C22)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(ジステアリルジモニウムクロリド、C18)、臭化セチルトリメチルアンモニウム(C16)、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム(C18)、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン(C18)、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン(C16)、及びメチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム(C22)が挙げられる。(A)第1のカチオン性界面活性剤の中でも、好ましくは炭素数16以上のアルキル基を有するトリメチルアンモニウム型界面活性剤であり、より好ましくはセチルトリメチルアンモニウム又はその塩である。
(A)第1のカチオン性界面活性剤は、単独で含有させてもよいし、複数種を組み合わせて含有させてもよい。酸化染毛剤中における(A)第1のカチオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%の範囲であり、泡質を改善する作用を顕著に発現させるとともに、毛髪の感触について優れた効果が得られ易くなるという観点から、より好ましくは0.2〜2質量%である。
(B)第2のカチオン性界面活性剤は、炭素数10以上16未満のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤である。(B)第2のカチオン性界面活性剤としては、ジメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤、及びトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤が挙げられる。(B)第2のカチオン性界面活性剤の具体例としては、上記の(A)第1のカチオン性界面活性剤の具体例において、アルキル基の炭素数を10以上16未満に変更した化合物が挙げられる。(B)第2のカチオン性界面活性剤としては、好ましくは炭素数10以上16未満のアルキル基を有するトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤であり、より好ましくは炭素数10以上15以下のアルキル基を有するトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤であり、さらに好ましくは炭素数10以上14以下のアルキル基を有するトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤である。炭素数10以上14以下のアルキル基を有するトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤の具体例としては、ドデシルトリメチルアンモニウム(C10)、ラウリルトリメチルアンモニウム(C12)、ミリスチルトリメチルアンモニウム(C14)、又はその塩が挙げられ、好ましくはラウリルトリメチルアンモニウム(C12)又はその塩である。
なお、アンモニウム型カチオン性界面活性剤の炭素数は、アルキル基の主鎖の炭素数であり、例えば二鎖型のカチオン性界面活性剤の場合では、最も炭素数の多いアルキル鎖の炭素数を示している。
(B)第2のカチオン性界面活性剤は、単独で含有させてもよいし、複数種を組み合わせて含有させてもよい。酸化染毛剤中における(B)第2のカチオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%の範囲であり、泡質を改善する作用を顕著に発現させるとともに、毛髪の感触について優れた効果が得られやすくなるという観点から、より好ましくは0.4〜4質量%である。
なお、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤は、第1剤及び第2剤のいずれか一方の剤に含有させてもよいし、第1剤及び第2剤に振り分けて含有させてもよい。
(A)第1のカチオン性界面活性剤に対する(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量比(質量比=(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量/(A)第1のカチオン性界面活性剤の質量)は、0.4〜5の範囲であることが好ましい。この質量比を0.4以上とすることで、泡状の剤型とした際の糸引きの発生を更に抑制することが容易となる。一方、この質量比が5を超える場合、泡状の剤型とした際に流動性が過剰に高まったり、泡のきめが粗くなったりする傾向となり、毛髪への馴染みが低下するおそれがある。
酸化染毛剤を構成する第1剤及び第2剤の少なくとも一方には、発泡させるための基材として水が含有されている。酸化染毛剤中における水の含有量は、好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは60質量%以上である。
酸化染毛剤を構成する第1剤及び第2剤の少なくとも一方には、発泡性を高めるという観点から、(C)アニオン性界面活性剤、及び(D)両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界面活性剤を含有させることが好ましい。
(C)アニオン性界面活性剤は、延びが良好な泡をより多く形成させることができるようになる結果、酸化染毛剤の塗布性を更に向上させることが容易となる。
(C)アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホン脂肪酸塩、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン(ココイルグルタミン酸TEA)等のN−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、及びスルホコハク酸エステルが挙げられる。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンとしては、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、及びトリエタノールアミンが挙げられる。(C)アニオン性界面活性剤は、単独で含有されてもよいし、複数種を組み合わせて含有させてもよい。
(C)アニオン性界面活性剤の中でも、アルキル硫酸塩、及びスルホコハク酸エステルから選ばれる少なくとも一種が好ましい。アルキル硫酸塩としては、例えばアルキル基の炭素数が12〜18のものが挙げられ、具体的にはラウリル硫酸塩、セチル硫酸塩、及びステアリル硫酸塩が挙げられる。スルホコハク酸エステルとしては、例えばスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、POEスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリウム、及びウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウムが挙げられる。
酸化染毛剤中における(C)アニオン性界面活性剤の含有量は、例えば0.1〜3.0質量%とされる。
(D)両性界面活性剤は、延び及び付着性の良好な泡をより多く形成させることができるようになる結果、酸化染毛剤の塗布性を更に向上させることが容易となる。
(D)両性界面活性剤としては、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩、N−アシルアミノエチル−N−カルボキシメトキシエチルアミノカルボン酸塩、及びヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンが挙げられる。
脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインとしては、例えばヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(コカミドプロピルベタイン、又はヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインと記載されることもある。)、パーム油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ラウラミドプロピルベタイン、又はラウリン酸アミドプロピルベタインと記載されることもある。)、及びリシノレイン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインが挙げられる。脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインは、塩として配合してもよい。その塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩が挙げられる。
アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインとしては、例えばデシルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オレイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ベヘニルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインが挙げられる。アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインは、塩として配合してもよい。その塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩が挙げられる。
N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩としては、例えばココアンホ酢酸Na(N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンであり、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインと記載されることもある。)、ココアンホプロピオン酸Na(N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン)、ラウロアンホ酢酸Na(N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン)、オリーブアンホ酢酸Na、カカオ脂アンホ酢酸Na、ゴマアンホ酢酸Na、スイートアーモンドアンホ酢酸Na、ステアロアンホ酢酸塩、パームアンホ酢酸Na、ピーナッツアンホ酢酸Na、ヒマワリ種子アンホ酢酸Na、及び綿実アンホ酢酸Naが挙げられる。
N−アシルアミノエチル−N−カルボキシメトキシエチルアミノカルボン酸塩としては、例えばココアンホジ酢酸Na、ココアンホジプロピオン酸Na、及びラウロアンホジ酢酸Naが挙げられる。
(D)両性界面活性剤は単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。(D)両性界面活性剤の中でも、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びアルキルジメチルアミノ酢酸ベタインから選ばれる少なくとも一種が好ましい。
酸化染毛剤中における(D)両性界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5〜10.0質量%であり、より好ましくは1.0〜5.0質量%であり、さらに好ましくは1.0〜3.0質量%である。
ここで、酸化染毛剤に(C)アニオン性界面活性剤を含有させる場合には、上記の(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤に対して、使用時において接触されるように、第1剤又は第2剤に含有させることが好ましい。すなわち、例えば第1剤中に(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤を含有させるとともに、第2剤中に(C)アニオン性界面活性剤を含有させることが好ましい。また例えば第2剤中に(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤を含有させるとともに、第1剤中に(C)アニオン性界面活性剤を含有させることが好ましい。このように構成することで、酸化染毛剤の使用時においてその発泡性が高められるとともに、発泡操作後において泡状の剤型の消泡(破泡)が抑制されることで泡状の剤型が維持されやすくなる。
(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤の合計質量(W1)に対する(C)アニオン性界面活性剤の質量(W2)の質量比(質量比=W2/W1)は、0.25〜3の範囲であることが好ましい。この質量比を0.25〜3の範囲とすることで、泡状の剤型がより維持されやすくなる。
第1剤及び第2剤の剤型としては、例えば固体状、水溶液状、分散液状、乳化物状、ゲル状、フォーム状、及びクリーム状が挙げられる。固体状の剤型としては、例えば粉末状、及び錠剤が挙げられる。固体状の剤型とする場合においては、第1剤及び第2剤を混合するに際して分散性に優れるという観点から、粉末状であることが好ましい。なお、例えば第1剤を固体状の剤型とする場合には、第2剤は水を含有する剤とされる。
第1剤及び第2剤には、必要に応じて、例えば油性成分、非イオン性界面活性剤、水溶性高分子化合物、キレート剤、無機塩、及び分散剤を含有させてもよい。
油性成分としては、例えば油脂、ロウ、高級アルコール、炭化水素、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル、及びシリコーンが挙げられる。
油脂としては、例えばラノリン、オリーブ油、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、及び月見草油が挙げられる。ロウとしては、例えばミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、及びラノリンが挙げられる。高級アルコールとしては、例えばセチルアルコール(セタノール)、2−ヘキシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、デシルテトラデカノール、及びラノリンアルコールが挙げられる。
炭化水素としては、例えばパラフィン、オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワラン、ポリブテン、ポリエチレン、マイクロクリスタリンワックス、及びワセリンが挙げられる。高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、及びラノリン脂肪酸が挙げられる。アルキルグリセリルエーテルとしては、例えばバチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、及びイソステアリルグリセリルエーテルが挙げられる。
エステルとしては、例えばアジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、及び2−エチルヘキサン酸セチルが挙げられる。
シリコーンとしては、例えばジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、末端水酸基変性ジメチルポリシロキサン、650〜10,000の平均重合度を有する高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、及びフッ素変性シリコーンが挙げられる。
多価アルコールとしては、例えばグリコール、及びグリセリンが挙げられる。グリコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールが挙げられる。グリセリンとしては、例えばグリセリン、ジグリセリン、及びポリグリセリンが挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、例えばエーテル型非イオン性界面活性剤、及びエステル型非イオン性界面活性剤が挙げられる。エーテル型非イオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル(セテス)、POEステアリルエーテル(ステアレス)、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル(オレス)、POEラウリルエーテル(ラウレス)、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、及びPOEセチルステアリルジエーテルが挙げられる。
エステル型非イオン性界面活性剤としては、例えばモノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル、及びショ糖脂肪酸エステルが挙げられる。
水溶性高分子化合物としては、例えばカルボキシメチルセルロース、及びヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。キレート剤としては、例えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸及びその塩類、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩類、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP、エチドロン酸)及びその塩類が挙げられる。無機塩としては、例えば塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムが挙げられる。分散剤としては、例えばステアリン酸マグネシウムが挙げられる。
第1剤及び第2剤には、その他の成分として例えば糖類、防腐剤、安定剤、pH調整剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、及び紫外線吸収剤、並びに「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載されるものから選ばれる少なくとも一種を含有させてもよい。
なお、酸化染毛剤中における無機塩の含有量は、発泡性を高めるという観点から、10質量%以下であることが好ましい。
次に、酸化染毛剤の使用方法について説明する。
本実施形態の使用方法は、第1剤及び第2剤を接触させる接触段階と、その接触段階の後に泡状の剤型に発泡させる発泡段階とを含んでいる。図1(a)に示されるように、本実施形態の使用方法は、酸化染毛剤を液密に閉塞可能とする閉塞可能容器20を用いて実施される。
閉塞可能容器20は、有底筒状の容器本体21と、容器本体21の開口部を閉塞する蓋体22とを備えている。蓋体22の周縁部にはフランジ状の嵌合部が形成されており、この嵌合部が容器本体21の開口部に嵌合されるようになっている。なお、本実施形態の閉塞可能容器20では、嵌合部を容器本体21の開口部に嵌合させて蓋体22を回転させることで蓋体22が液密に装着されるようになっているが、容器本体21を閉塞させる構造は特に限定されない。例えば、蓋体に凹条を形成するとともにその凹条を容器本体の開口部周縁に形成した凸条に圧入させる構造により閉塞可能としてもよい。
閉塞可能容器20は、第1剤の包装体11及び第2剤の包装体12が収容可能に形成されている。こうした閉塞可能容器20では、同容器20を酸化染毛剤10の外装容器として、各剤をまとめて保管することができる。各剤の包装形態としては、特に限定されず、例えばボトル包装、ピロー包装、及びチューブ包装が挙げられる。なお、本実施形態の閉塞可能容器20には、染毛処理時に用いられる手袋、説明書等の付属品も収容されるように形成されている。こうした閉塞可能容器は、軽量化の観点から、樹脂材料、又は、耐水性を付与した紙材料から形成されることが好ましい。また、容器本体21の外面には、例えばシュリンクフィルムを用いた印刷を付与することもできる。
容器本体21はその底壁よりも開口部が拡径された有底筒状をなすことで、例えば手により酸化染毛剤を容易に取り出せるように構成されている。また、容器本体21の内面は曲面状をなすことで、例えば手により酸化染毛剤を取り出す際に、酸化染毛剤が容器本体21の内面に残留しにくくなっている。
こうした閉塞可能容器20を用いて酸化染毛剤を使用するには、まず、第1剤の包装体11、及び第2剤の包装体12を容器本体21から取り出し、各包装体11,12を開封した後、図1(b)に示されるように各剤を閉塞可能容器に投入する。続いて、図1(c)に示されるように容器本体21に蓋体22を装着し、閉塞可能容器20を上下に振る操作を行う。このとき、閉塞可能容器20内では、各剤が混合されるとともに各剤の混合物である酸化染毛剤が上下に振とうされることで酸化染毛剤に空気が混入される。このように酸化染毛剤に空気を振り混ぜる操作により、酸化染毛剤の発泡が開始される。そして、閉塞可能容器20を所定の回数振ることで、発泡段階を完了する。この発泡段階により、泡状の酸化染毛剤が調製される。すなわち、発泡段階により、図1(b)に示される発泡前の酸化染毛剤13から、図1(d)に示される泡状の酸化染毛剤14が調製される。
続いて、泡状の酸化染毛剤14を例えば手で取り出して毛髪に塗布する。こうした酸化染毛剤は泡状をなしているため、毛髪に容易に馴染ませることができる。ここで、酸化染毛剤には、(A)第1のカチオン性界面活性剤、及び(B)第2のカチオン性界面活性剤が含有されているため、例えば適量ずつ取り分けて毛髪に移動させるに際して、糸引きの発生が抑制されることで、酸化染毛剤の泡の切れが向上されるようになる。
このように酸化染毛剤が塗布された毛髪を所定時間放置することで、毛髪が染色される。続いて、酸化染毛剤を水又は温水で洗い流すことで、染毛段階が完了される。このとき、糸引きの発生が抑制されることから、例えば、額や首筋、閉塞可能容器の縁、床といった周囲に酸化染毛剤が付着することが少なくなるため、染毛後の後始末等が容易となる。
本実施形態の酸化染毛剤は、上述した閉塞可能容器とともに染毛用品として提供されることで、酸化染毛剤に空気を振り混ぜる操作により、泡状の剤型とするという発泡操作を簡単に実施することができるようになっている。
以上詳述した本実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される酸化染毛剤では、炭素数16以上のアルキル鎖を有するカチオン性界面活性剤を含有させると、粘性の高い泡質となる傾向にある。一方、炭素数16未満のアルキル鎖を有するカチオン性界面活性剤を含有させると、泡状の剤型とした際に流動性が過剰に高まったり、泡のきめが粗くなったりする傾向となり、毛髪への馴染みが低下するおそれがある。この点、本実施形態の酸化染毛剤では、(A)第1のカチオン性界面活性剤、及び(B)第2のカチオン性界面活性剤を含有させている。これにより、糸引きの発生が抑制されるようになるとともに、流動性が過剰に高まったり、泡のきめが粗くなったりすることが抑制される。このため、泡の切れを向上させること、及び、毛髪へ馴染ませることが容易となる。従って、剤型を泡状とした際の操作性及び塗布性を改善することの容易な酸化染毛剤が得られるようになる。
(2)(A)第1のカチオン性界面活性剤に対する(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量比は、0.4〜5の範囲であることが好ましい。このように構成した場合、剤型を泡状とした際の操作性を改善することが更に容易となる。
(3)酸化染毛剤には、(C)アニオン性界面活性剤、及び(D)両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界面活性剤を含有させることが好ましい。このように構成した場合、発泡性を高めることが容易となる。
(4)閉塞可能容器等のノンエアゾールによる発泡では、噴射剤を用いずに剤型を泡状にすることができるものの、きめ細かい泡状にすることが困難であるため、エアゾールによる発泡に比して毛髪上における酸化染毛剤の延びや毛髪への付着性が発揮されにくい傾向にある。この点、本実施形態の酸化染毛剤では、(A)第1のカチオン性界面活性剤、及び(B)第2のカチオン性界面活性剤が含有されているため、上記の延びや付着性が発揮されやすい泡質に改善されるようになる。このため、使用時にノンエアゾールで泡状の剤型とされる酸化染毛剤において、(A)第1のカチオン性界面活性剤、及び(B)第2のカチオン性界面活性剤を含有させることは特に有効である。
(5)ノンエアゾールによる発泡では、経時的に消泡しやすい泡が形成されてしまう傾向にある。つまり、アニオン性界面活性剤の起泡力を発揮させることで、発泡性は高まるものの、泡状の剤型を維持する維持力は発揮されにくくなる。ここで、予めアニオン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤を接触させておくと、アニオン性界面活性剤の起泡力をカチオン性界面活性剤が妨げるおそれがあり、アニオン性界面活性剤の起泡力が発揮されにくくなる。この点、(C)アニオン性界面活性剤を含有させる場合においては、(C)アニオン性界面活性剤は、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤に対して、使用時において接触されるように、第1及び第2剤に含有させることが好ましい。これにより、(C)アニオン性界面活性剤の起泡力が発揮されやすくなるとともに(C)アニオン性界面活性剤と上記のカチオン性界面活性剤との相互作用により、消泡(破泡)されにくい泡質となる。従って、発泡性を高めるとともに泡状の剤型を維持することの容易な酸化染毛剤を提供することができる。
(6)本実施形態の酸化染毛剤の使用方法においては、発泡段階における発泡操作が、酸化染毛剤に空気を振り混ぜる操作である。こうした発泡操作は、熟練を要しない分かりやすい操作であるため、簡便に発泡させることができるとともに、そうした発泡操作を楽しむことができる。また、フォーマー容器のような複雑な構造の容器を用いずに、例えば閉塞可能容器により発泡させることができるようになる。このため、容器本体と蓋体といった極めてシンプルな発泡用具で発泡操作を行うことができる点において有利である。
(7)本実施形態の染毛用品は、上記の酸化染毛剤と、閉塞可能容器とを備えている。こうした染毛用品によれば、酸化染毛剤に空気を振り混ぜる操作により、泡状の剤型とするという発泡操作を簡単に実施することができるようになる。従って、使用者は簡便に泡状の剤型の酸化染毛剤を調製することができる。
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・前記実施形態の毛髪化粧料組成物は、酸化染毛剤として構成されているが、常法に従って、酸性染毛料、又は脱色脱染剤として構成することもできる。この場合であっても、剤型を泡状とした際の操作性を改善することが容易となる。以下、特に断りのない限り、毛髪化粧料組成物は、染毛剤及び毛髪脱色脱染剤を含むことを意味する。
・前記酸化染毛剤は、二剤式の酸化染毛剤として構成されているが、少なくとも一方の剤を、複数の剤に分割して構成するとともに、それら複数の剤を使用時に混合するように構成してもよい。なお、脱色脱染剤として構成する場合も同様に剤を分割して構成することができる。また、例えば酸性染毛料の場合は一剤式として構成することもできる。
・閉塞可能容器により毛髪化粧料組成物を発泡させる以外に、エアゾール又はフォーマー容器により毛髪化粧料組成物を発泡させてもよい。フォーマー容器としては、例えばポンプフォーマー及びスクイズフォーマーが挙げられる。
・前記発泡操作を次のように変更することができる。すなわち、毛髪化粧料組成物に振動を加えることで、毛髪化粧料組成物に空気を混入させる発泡操作、又は毛髪化粧料組成物に回転を加えることで、毛髪化粧料組成物に空気を混入させる発泡操作に変更することもできる。このように、毛髪化粧料組成物の振とうにより発泡させる発泡操作によって、発泡させることは以下の点で有利である。フォーマー容器による発泡、又はエアゾールを用いた発泡は、容器内の毛髪化粧料組成物を吐出させる操作と何ら変わりがないため、剤型を泡状に変化させるときの楽しみに欠けるものである。これに対して、振とうにより発泡させる発泡操作では、使用時に剤型を泡状に変化させる操作を楽しむことができる。また、フォーマー容器による発泡は、噴射剤を用いずに発泡させることができるという利点があるものの、一回の吐出操作で吐出される酸化染毛剤の量は比較的少ない。これに対して、振とうによる発泡操作によれば、一度に比較的多く量の毛髪化粧料組成物を発泡させることも容易となる。なお、振とうにより発泡させる発泡操作とは、毛髪化粧料組成物を振り混ぜる操作、毛髪化粧料組成物に振動を加える操作、及び毛髪化粧料組成物に回転を加える操作の少なくとも一種の操作により発泡させることを意味する。
こうした発泡操作の種類に応じて、毛髪化粧料組成物を発泡させるための発泡用具を変更することもできる。例えば、主として振動を加える発泡操作の場合、発泡用具としては、例えば加振機、及び手動式泡立て器が好適である。また例えば、主として回転を加える発泡操作の場合、発泡用具としては、例えば撹拌棒、撹拌子、及び電動式泡立て器が好適である。こうした発泡操作は、毛髪化粧料組成物を例えば上端に開口を有する容器に投入して、その容器内で行われる。
このように、フォーマー容器を用いずに毛髪化粧料組成物の振とうにより発泡させることで、泡状の剤型とした場合であっても、操作性を改善することが容易となる。
・前記容器本体は、有底円筒状に形成されているが、例えば有底角柱状に変更することもできる。また、蓋体の形状についても、例えば容器本体の形状に応じて適宜変更してもよい。
・前記閉塞可能容器には、第1剤及び第2剤が個別に包装された状態で収容可能に形成されている。すなわち、閉塞可能容器を各剤の外装として用いているが、各剤のうち少なくとも一方を閉塞可能容器外に保存するように構成してもよい。
・前記実施形態では、閉塞可能容器を上下に振る操作により、毛髪化粧料組成物に空気を振り混ぜているが、例えば閉塞可能容器を把持して手首を捻るようにして閉塞可能容器を振る操作により、毛髪化粧料組成物に空気を振り混ぜてもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記毛髪化粧料組成物において、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤と、(C)アニオン性界面活性剤とが使用時において接触されるように分割した複数の剤を備えている毛髪化粧料組成物。
(ロ)前記毛髪化粧料組成物の使用方法において、前記発泡段階における発泡操作が、前記毛髪化粧料組成物の振とうにより発泡させる操作である毛髪化粧料組成物の使用方法。
(ハ)前記毛髪化粧料組成物の使用方法において、前記発泡操作が、前記毛髪化粧料組成物に空気を振り混ぜる操作である毛髪化粧料組成物の使用方法。
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜5、及び比較例1〜3)
各例では、表1に示される各成分を混合することにより、二剤式の酸化染毛剤を調製した。表1及び以降の表において各成分の配合量を示す数値の単位は、質量%である。なお、第1剤の剤型は粉末状であり、第2剤の剤型は液状である。
次に、閉塞可能容器を用いて、各例の酸化染毛剤の発泡操作を行った。なお、閉塞可能容器の容量は770mLであり、高さは17cmであり、内径は7cm〜8cmである。その閉塞可能容器内に、第1剤及び第2剤の混合物として150gとなるように各剤を投入して、閉塞可能容器を上下に20回振った。こうした酸化染毛剤に空気を振り混ぜる発泡操作を行うことで、泡状の剤型とした。
(実施例6〜17)
各実施例では、表2及び表3に示すように、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤の少なくとも一方について、配合量を変更した以外は実施例1と同様にして、泡状の剤型とした。
<操作性の評価>
各例の酸化染毛剤について、専門のパネラーが手の上に載せた後、その酸化染毛剤を部分的に持ち上げる操作を行い、糸引きの状態及び泡の切れる状態を目視で観察した。その結果について、以下の判定基準により判定した。
評価5:糸引きが発生せず、泡切れに非常に優れる。
評価4:糸引きがほとんど発生せず、泡切れが優れる。
評価3:糸引きがわずかに発生するものの、泡切れが良好である。
評価2:糸引きが発生し、泡切れがやや劣る。
評価1:糸引きが激しくなり、泡切れが劣る。
判定結果の数値を各表の“取り扱い性の評価”欄に示している。
<塗布性の評価>
各例の酸化染毛剤について、専門のパネラーが毛髪に塗布し、そのときの状況について、以下の判定基準により判定した。
評価5:毛髪上における延び、及び毛髪への付着性が非常に優れる。
評価4:毛髪上における延び、及び毛髪への付着性が優れる。
評価3:毛髪上における延び、及び毛髪への付着性が良好である。
評価2:毛髪上における延びがやや劣る、又は毛髪への付着性がやや劣る。
評価1:毛髪上における延びが劣る、又は毛髪への付着性が劣る。
判定結果の数値を各表の“塗布性の評価”欄に示している。
<毛髪の感触の評価>
各例の酸化染毛剤を毛束に塗布して所定時間放置し、その毛束を温水で洗い流すことで染毛段階を実施した。温水で洗い流したとき(洗い流し時)の毛束の感触、及び、その毛束をドライヤーで乾燥した後(仕上がり後)の毛束の感触について、専門のパネラーが以下の判定基準で官能評価した。
評価5:洗い流し時、及び仕上がり後においてべたつきが感じられない。
評価4:洗い流し時、及び仕上がり後においてべたつきがほとんど感じられない。
評価3:洗い流し時、又は仕上がり後においてべたつきが僅かに感じられる。
評価2:洗い流し時、又は仕上がり後においてべたつきが感じられる。
評価1:洗い流し時、及び仕上がり後においてべたつきが感じられる。
判定結果の数値を各表の“毛髪の感触の評価”欄に示している。
Figure 2011093822
Figure 2011093822
Figure 2011093822
表1に示されるように実施例1〜5では、操作性、塗布性、及び毛髪の感触について評価4以上の結果が得られた。比較例1〜3では、操作性及び塗布性のいずれか一方について、評価1の結果であった。
比較例1では、(A)第1のカチオン性界面活性剤が含有されていない。比較例2では、(B)第2のカチオン性界面活性剤が含有されてない。比較例3では、(A)第1のカチオン性界面活性剤のうち、アルキル鎖の炭素数が異なる二種を含んでいるが、塗布性について各実施例よりも劣る結果となっている。
表2に示されるように、(A)第1のカチオン性界面活性剤に対する(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量比を所定の範囲とすることで、操作性及び塗布性のいずれの効果も高めることが更に容易となることが分かる。表3に示されるように、(A)第1のカチオン性界面活性剤及び(B)第2のカチオン性界面活性剤の含有量を調整することで、操作性、塗布性、及び毛髪の感触の効果を高めることが更に容易となることが分かる。
なお、実施例1〜4及び6〜17の第1剤及び第2剤では、発泡段階における発泡性が良好であり、発泡段階後においても、直ちに消泡(破泡)が開始されることがなく、所定時間、泡状の剤型が維持されていた。このため、染毛段階において泡状の剤型が十分に維持されるものであった。
10…酸化染毛剤、11…第1剤の包装体、12…第2剤の包装体、13…発泡前の酸化染毛剤、14…発泡後の酸化染毛剤、20…閉塞可能容器、21…容器本体、22…蓋体。

Claims (5)

  1. 染毛剤又は脱色脱染剤として構成されてなり、使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される毛髪化粧料組成物であって、
    (A)第1のカチオン性界面活性剤として、炭素数16以上22以下のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤と、(B)第2のカチオン性界面活性剤として、炭素数10以上16未満のアルキル基を有するアンモニウム型カチオン性界面活性剤とを含有することを特徴とする毛髪化粧料組成物。
  2. 前記(A)第1のカチオン性界面活性剤に対する前記(B)第2のカチオン性界面活性剤の質量比が、0.4〜5の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料組成物。
  3. 更に、(C)アニオン性界面活性剤、及び(D)両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の毛髪化粧料組成物。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料組成物の使用方法であって、
    前記泡状の剤型に発泡させる発泡段階を含み、前記発泡段階における発泡操作は、ノンエアゾールによる発泡操作であることを特徴とする毛髪化粧料組成物の使用方法。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料組成物と、前記毛髪化粧料組成物を液密に閉塞可能とする閉塞可能容器とを備えたことを特徴とする毛髪化粧用品。
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