JP2011092037A - 餌木 - Google Patents
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Abstract
【課題】根掛かりの少ない餌木を提供できるようにする。
【解決手段】 餌木1は、細長い擬餌形状からなる餌木本体2と、餌木本体2の頭部に設けられた、釣り糸を接続するラインアイ3と、餌木本体2の尾部に設けられたフック4と、餌木本体2の下部(腹部)の頭部側に内蔵されたウェイト6とを備える。このようにウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置するので、餌木1が海底の岩や藻に引っ掛かりにくく、根掛かりしにくくなる。また、水中移動時の抵抗を軽減させて、より俊敏な動きを行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】 餌木1は、細長い擬餌形状からなる餌木本体2と、餌木本体2の頭部に設けられた、釣り糸を接続するラインアイ3と、餌木本体2の尾部に設けられたフック4と、餌木本体2の下部(腹部)の頭部側に内蔵されたウェイト6とを備える。このようにウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置するので、餌木1が海底の岩や藻に引っ掛かりにくく、根掛かりしにくくなる。また、水中移動時の抵抗を軽減させて、より俊敏な動きを行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、アオリイカ等のイカ釣りに用いられる餌木に関する。
イカは海中をゆっくり沈下する餌を捕食する習性があり、そのような習性を利用して、餌木を用いたイカ釣りが行われている。餌木はエビや魚に似せた疑餌であり、頭部に釣り糸を接続するラインアイが、尾部にフックが設けられている。また、腹部の頭部側には、餌木を水中に沈めるためのウェイトが突設されている(例えば特許文献1を参照)。
餌木を用いたアオリイカの釣法は、釣り糸に取り付けた餌木を水中にキャストした後、釣り竿を操って餌木を海面方向へしゃくり上げては再び沈下させる等の動作を繰り返していくのが一般的である。既述したように餌木はその腹部の頭部側に水中に沈めるためのウェイトが突設されており、釣り糸を引かない状態で頭部を斜め下方に向けて沈下し、釣り糸を引くことで頭部を上方に向けさせることができる。
通常、餌木においては腹部の頭部側にてウェイトが突設されているが、ウェイトが突出しているため、餌木が海底の岩や藻に引っ掛かる根掛かりがしやすくなるという問題があった。また、ウェイトが突出しているため、水中移動時の抵抗となってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、根掛かりが少なく、水中移動時の抵抗を軽減させることのできる餌木を提供できるようにすることを目的とする。
本発明の餌木は、細長い擬餌形状からなる餌木本体と、前記餌木本体の頭部に設けられた、釣り糸を接続するラインアイと、前記餌木本体の尾部に設けられたフックと、前記餌木本体の腹部の頭部側にてボディラインの内側に位置するように設けられたウェイトとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体は中空であり、前記ウェイトが内蔵されている点にある。
また、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体の表面に前記ウェイトが部分的に露出している点にある。
あた、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体の腹部の頭部側に凹部が形成されており、その凹部に前記ウェイトが接合されている点にある。
また、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体は中空であり、前記ウェイトが内蔵されている点にある。
また、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体の表面に前記ウェイトが部分的に露出している点にある。
あた、本発明の餌木の他の特徴とするところは、前記餌木本体の腹部の頭部側に凹部が形成されており、その凹部に前記ウェイトが接合されている点にある。
本発明によれば、根掛かりが少なく、また、水中移動時の抵抗を軽減させて、より俊敏な動きを行うことができる餌木を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る餌木1の側面図である。図1に示すように、餌木1は、細長い擬餌形状からなる餌木本体(ボディ)2を備え、餌木本体2の前端部(頭部)に釣り糸を接続するラインアイ3が設けられ、後端部(尾部)にフック4が設けられている。また、餌木本体2の左右側面には毛5が植毛されている。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る餌木1の側面図である。図1に示すように、餌木1は、細長い擬餌形状からなる餌木本体(ボディ)2を備え、餌木本体2の前端部(頭部)に釣り糸を接続するラインアイ3が設けられ、後端部(尾部)にフック4が設けられている。また、餌木本体2の左右側面には毛5が植毛されている。
餌木本体2は木材や合成樹脂で形成され、それ自体は水に浮くように設定されている。そして、餌木本体2に色彩模様が塗装されたり、色彩模様を有する布が貼着されたりして、外観がエビや魚に似せた疑餌をなすように構成される。本実施形態では、図2に示すように、餌木本体2は中空部を有する合成樹脂製とされ、左右に分割した右ハーフ及び左ハーフを接合する構成となっている。なお、図2では、ラインアイ3及びフック4の図示を省略する。
ここで、図2に示すように、餌木本体2の下部(腹部)の頭部側に、ウェイト(錘)6が内蔵されている。すなわち、ウェイト6は、餌木1のボディラインの内側に位置するように設けられている。ウェイト6の形状や材質は問わないが、餌木本体2内でしっかりと固定できるようにする。
以上述べた本実施形態に係る餌木1では、腹部の頭部側にウェイト6が配設されているので、釣り糸を引かない状態で頭部を斜め下方に向けて沈下し、釣り糸を引くことで頭部を上方に向けさせることができる。
また、ウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置するので、餌木1が海底の岩や藻に引っ掛かりにくく、根掛かりしにくくなる。
さらに、ウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置するので、水中移動時の抵抗を軽減させて、より俊敏な動きを行うことができる。例えば、アクション時にダート(左右に移動する動き)をスムーズに行うことができる。
(第2の実施形態)
図3、4は、第2の実施形態に係る餌木1の側面図、底面図である。なお、図3、4では、ラインアイ3、フック4、毛5等の図示を省略する。第2の実施形態でも、餌木本体2の腹部の頭部側にウェイト6が内蔵されているが、ウェイト6の下面には前後に延びる突状部6aが形成されており、その突状部6aが餌木本体2に形成された矩形穴から餌木本体2の下面に露出する。
図3、4は、第2の実施形態に係る餌木1の側面図、底面図である。なお、図3、4では、ラインアイ3、フック4、毛5等の図示を省略する。第2の実施形態でも、餌木本体2の腹部の頭部側にウェイト6が内蔵されているが、ウェイト6の下面には前後に延びる突状部6aが形成されており、その突状部6aが餌木本体2に形成された矩形穴から餌木本体2の下面に露出する。
餌木1が水中に沈んでいくときに、最初に着底するのはウェイト6がある腹部である。この場合に、腹部が木材や合成樹脂であるよりも、第2の実施形態のように金属製のウェイト6を露出させておくことにより、振動が釣り人に伝わりやすくなる。これにより、餌木1が着底したかどうかの判断と、着底位置の状況判断が行いやすくなる。例えば着底位置が岩場等の硬質な状況であれば、「コツン」という振動が釣り人に伝わる。
(第3の実施形態)
上記第1、2の実施形態では、餌木本体2が中空部を有する外殻体とした例を説明したが、図5に示すように、餌木本体2を木材や合成樹脂の発泡材で形成し、餌木本体2が中実に構成されてもよい。なお、図5では、ラインアイ3及びフック4の図示を省略する。
上記第1、2の実施形態では、餌木本体2が中空部を有する外殻体とした例を説明したが、図5に示すように、餌木本体2を木材や合成樹脂の発泡材で形成し、餌木本体2が中実に構成されてもよい。なお、図5では、ラインアイ3及びフック4の図示を省略する。
本実施形態では、餌木本体2の腹部の頭部側に凹部2aが形成されており、その凹部2aにウェイト6が接着等により接合される。本実施形態の場合、ウェイト6が餌木1のボディラインの一部を構成し、ウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置することになる。
もちろん、第1の実施形態で述べたように餌木本体2が中空部を有する場合でも、凹部2aを形成しておき、その凹部2aにウェイト6を接合する構成としてもよい。
この場合も、ウェイト6が露出しているので、振動が釣り人に伝わりやすくなる。これにより、餌木1が着底したかどうかの判断と、着底位置の状況判断が行いやすくなる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば餌木本体2の形状等は変形可能である。例えば図6に示すものは、餌木本体2が略中央で前後に2分割されており、その間にジョイント部7を有する構成としてもよい。ジョイント部7として例えばヒンジを用いれば、餌木本体2の前後が相互に独立して左右に揺動し、複雑な動きが可能となる。
また、ラインアイ3の位置も、上記実施形態では餌木本体2の最前部としたが、前端部の上側や下側に配置してもかまわない。
また、フック4の形状も、上記実施形態では針が2段階において放射状に延伸する所謂ダブルフックを示したが、シングルフックでもかまわない。さらに、図7に示すように、餌木1の上部側においてのみ針が放射状に延伸する形態としてよい。この場合、フック4の針が海底の岩や藻に引っ掛かりにくくなり、ウェイト6が餌木1のボディラインの内側に位置する構成と相まって、より根掛かりしない餌木を提供することができる。
1:餌木、2:餌木本体、3:ラインアイ、4:フック、5:毛、6:ウェイト
Claims (4)
- 細長い擬餌形状からなる餌木本体と、
前記餌木本体の頭部に設けられた、釣り糸を接続するラインアイと、
前記餌木本体の尾部に設けられたフックと、
前記餌木本体の腹部の頭部側にてボディラインの内側に位置するように設けられたウェイトとを備えたことを特徴とする餌木。 - 前記餌木本体は中空であり、前記ウェイトが内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の餌木。
- 前記餌木本体の表面に前記ウェイトが部分的に露出していることを特徴とする請求項2に記載の餌木。
- 前記餌木本体の腹部の頭部側に凹部が形成されており、その凹部に前記ウェイトが接合されていることを特徴とする請求項1に記載の餌木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009246908A JP2011092037A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | 餌木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009246908A JP2011092037A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | 餌木 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011092037A true JP2011092037A (ja) | 2011-05-12 |
Family
ID=44109735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009246908A Pending JP2011092037A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | 餌木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011092037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103222450A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-07-31 | 古洛布莱株式会社 | 仿生饵 |
-
2009
- 2009-10-27 JP JP2009246908A patent/JP2011092037A/ja active Pending
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CN103222450A (zh) * | 2012-01-31 | 2013-07-31 | 古洛布莱株式会社 | 仿生饵 |
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