JP2011090035A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤を収容する現像容器6と、現像容器6に設けられて、感光体ドラム2表面に形成された静電潜像に現像剤を供給するトナー搬送手段8とを備え、感光体ドラム2表面に形成された静電潜像を現像剤によって可視像化する現像装置1において、トナー搬送手段8を、現像剤を搬送する現像ベルト8aと、現像ベルト8aを支持する支持ローラ3aと、現像ベルト8aを搬送する回転可能な駆動ローラ3bとを備えて構成し、支持ローラ3aを、現像ベルト8aを感光体ドラム2に対向させる側に固定し、現像ベルト8aを介して感光体ドラム2と対向する位置に感光体ドラム2の幅方向に沿って凹部9を形成することを特徴とするものとする。
【選択図】図1
Description
しかしながら、トナー搬送部材が絶縁性フィルムで構成されているため、耐擦性は弾性体のローラに比べて劣る上、導電膜を貫通させているため、膜が不均一であり、破損などの劣化が起きやすい。また、空間で接触しているため、感光体とトナー搬送部材間で一定の押圧力が維持できず、画像の濃度ムラなども発生しやすい。
本発明においては、前記無端ベルトがいわゆる現像ベルトを構成する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、
直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスは、他の実施例で用いる交流電圧重畳時の電圧波形としては、正弦波や台形波でも良く、電圧値の範囲としては、100V〜3kV程度が好ましく、周波数の範囲としては、100Hz〜5kHzが好ましく用いられる。但し、これらの電圧値及び周波数については、トナー層15の搬送速度や、現像ベルトの材質、あるいは現像ギャップ等によって適正値を設定すれば良く、特に限定されるものではない。
現像容器6に収容されたトナーは、攪拌部材14によって攪拌されるともに、トナー搬送手段8近傍に供給される。
次に、本実施形態に係る現像装置1の実施例1について図面を参照して説明する。
図2は本実施形態に係る現像装置を構成するトナー搬送手段に凹部を設けた場合の比誘電率を示す説明図である。
感光体ドラム2の外径は、φ30mmで形成されている。
感光体ドラム2と現像ベルト8aとは、接触するように構成されている。
ブレード10は、厚さ0.1mmのSUS304製の板の先端にシリコンゴムを被覆したものを用いて構成されている。
除電シート12は、アルミニウムを蒸着した厚さ0.3mmのフィルム材により構成されている。
支持ローラ3aの現像領域5に対向する位置に形成された凹部9は、ローラ周方向の長さ(幅)が1〜2mmで形成され、深さが現像ベルト8aの比誘電率及び膜厚により、例えば、100〜500μmの間で随時調整して形成されている。
比誘電率εrは、図2に示すように、現像ベルト8a及び凹部9による空隙層3cをそれぞれコンデンサとみなしたときの誘電率の和で表される。従って、現像ベルト8a及び空隙層3cの比誘電率をε1,ε2、厚みをd1,d2とすると、比誘電率εrは以下の式(2)で計算できる。
次に、本実施形態に係る現像装置1の実施例2について説明する。
実施例2は、以下のように構成されている。
実施例2の構成は、実施例1における現像装置1において、感光体ドラム2と現像ベルト8aとの間に間隙(現像ギャップ)を設け、その現像ギャップが200μm、空隙の厚み(深さ)が175μmとなるよう感光体ドラム2と支持ローラ3aとの中心間距離を設定し、その他は前述した実施例1と同様な構成とした。
次に、本実施形態に係る現像装置1の実施例3について説明する。
実施例3は、以下のように構成されている。
実施例3の構成は、実施例2における現像装置1おいて、支持ローラ3aに印加する現像バイアスを直流電圧に交流電圧を重畳したものとし、直流電圧として−450V、交流電圧として電圧=1.2kV、周波数=3kHzの矩形波を用い、その他は前述した実施例2と同様な構成とした。
尚、比較例として、支持ローラ3a内部に空隙を設けないローラを用い、その他の構成は実施例1に示す通りの構成とした。
本実施形態に係る現像装置1を用いて画像形成装置(シャープ社製AR−5030の画像形成装置を改造)を構成し、平均体積粒子径が6.5μmの非磁性黒トナーを用い、常温常圧環境下で40000枚の長期ランニングテストを行い、画像評価、トナー融着評価、現像ベルトの耐久性を評価した。
画像濃度は、50mm×50mmのベタ画像部の濃度を濃度計(マクベス社製、RD−918)にて測定を行った。
トナーの帯電量は、吸引法により現像ベルト8a上のトナーを吸引したときのカウンターチャージを測定し、吸引した質量からトナーの電荷量を求めた。
トナーの融着状態は、(1)210.3mm×297.0mmのA4紙の全面ベタ画像を印字し、白筋の有無を確認した。また、(2)現像ベルト8a上のトナーをテープにとり、筋の発生を調べた。更に、(3)現像ベルト8aを取り外して、ブロアーにて現像ベルト8a上のトナーを吹き飛ばしたのち、光学顕微鏡により現像ベルト8a上の状態を目視にて観察した。
ランニングテスト後の現像ベルト8aを光学顕微鏡により観察し、欠けや磨耗の有無を
確認した。殆ど変化のないものを「○」、やや欠けあるいは磨耗の見られる場合を「△」、
欠けや磨耗がある場合を「×」とした。
2 感光体ドラム(静電潜像担持体)
3c 空隙層
3a 支持ローラ(支持部材)
3b 駆動ローラ
4 電源
5 現像領域
6 現像容器(現像剤収容部)
8 トナー搬送手段(現像剤搬送手段)
8a 現像ベルト(無端ベルト)
9 凹部
10 ブレード
12 除電シート
Fe 鏡像力
ε1,ε2,εr 比誘電率
Claims (4)
- 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に設けられて、静電潜像担持体表面に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像剤搬送手段と、を備え、前記静電潜像担持体表面に形成された静電潜像を現像剤によって可視像化する現像装置において、
前記現像剤搬送手段は、現像剤を搬送する無端ベルトと、前記無端ベルトを支持する支持部材と、前記無端ベルトを搬送する回転可能な駆動ローラとを備えて構成され、
前記支持部材は、前記無端ベルトを前記静電潜像担持体に対向させる側に固定され、前記無端ベルトを介して前記静電潜像担持体と対向する位置に前記静電潜像担持体の幅方向に沿って凹部が形成されていることを特徴とする現像装置。 - 前記支持部材は、前記無端ベルトと接触する面が曲面で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記無端ベルトは、前記静電潜像担持体に対して非接触で配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
- 前記支持部材と前記静電潜像担持体との間には、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスが印加されることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009241294A JP2011090035A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 現像装置 |
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JP2009241294A JP2011090035A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 現像装置 |
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JP2011090035A true JP2011090035A (ja) | 2011-05-06 |
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Family Applications (1)
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JP2009241294A Pending JP2011090035A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 現像装置 |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS49104639A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-10-03 | ||
JPH11352772A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Canon Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2004086040A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Sharp Corp | 現像装置 |
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2009
- 2009-10-20 JP JP2009241294A patent/JP2011090035A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPS49104639A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-10-03 | ||
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JP2004086040A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Sharp Corp | 現像装置 |
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