JP2011088854A - インボルクリン発現抑制剤 - Google Patents
インボルクリン発現抑制剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011088854A JP2011088854A JP2009243820A JP2009243820A JP2011088854A JP 2011088854 A JP2011088854 A JP 2011088854A JP 2009243820 A JP2009243820 A JP 2009243820A JP 2009243820 A JP2009243820 A JP 2009243820A JP 2011088854 A JP2011088854 A JP 2011088854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- forsythia
- involucrin
- plant
- psoriasis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
【解決手段】レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)、ダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)、ユズ(Citrus junos)、セイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus)、ハクセン(Dictamnus dasycarpus Turcz)、セイヨウトウキ(Angelica archangelica)、クロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)、コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)、ノイバラ(Rosa multiflora)、センキュウ(Cnidium officinale)及びオオムギ(Hordeum vulgare)からなる群より選ばれる1種以上の植物の抽出物を有効成分として含有するインボルクリン発現抑制剤及び乾癬の予防又は改善剤。
【選択図】なし
Description
このように、CEは皮膚のバリア機能や皮膚の水分保持機能に重要な役割を果たしており、従来から、CEの形成・成熟異常と種々の皮膚疾患との関連性が指摘されている。
現在のところ、乾癬の治療にはビタミン剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、光線療法等が用いられ、また保湿剤等が併用されている(非特許文献3参照)。しかしながら、これらはいずれも対症療法であり、発症原因そのものを制御しうる治療法の開発が求められている。
本発明において、レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)はモクセイ科レンギョウ属の植物である。その果実は生薬(生薬名:連翹(レンギョウ))等として用いられている。
ダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)はミカン科ミカン属の植物である。その成熟果皮は、橙皮(トウヒ)と呼ばれる生薬として用いられている。
ユズ(Citrus junos)はミカン科ミカン属の植物である。
セイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus)はクワ科カラハナソウ属の植物である。ホップとも呼ばれ、その毬花はビールの原料の一つである。
ハクセン(Dictamus dasycarpus Turcz)はミカン科ハクセン属の植物である。その根皮は、白鮮皮(ハクセンピ)と呼ばれ、生薬として用いられている。
セイヨウトウキ(Angelica archangelica)はセリ科シシウド属の植物で、アンジェリカともいう。
クロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)はシソ科ヤマハッカ属の植物で、延命草ともいう。
コガネバナ(Acutellaria baicalensis Georgi)はシソ科タツナミソウ属の植物である。その根は、黄ゴン(オウゴン)と呼ばれる生薬として用いられている。
ノイバラ(Rosa multiflora)はバラ科バラ属の植物である。その果実は、営実(エイジツ)と呼ばれる生薬として用いられている。
センキュウ(Cnidum officinale)はセリ科ハマゼリ属の植物である。その根茎は生薬として用いられている。
オオムギ(Hordeum vulgare)はイネ科オオムギ属の植物である。その発芽種子は麦芽と呼ばれ、ビール等の原料として使用される。
これらの植物は、自生しているものや市販のものから入手することができ、そのいずれを用いてもよい。
レンギョウについては、レンギョウの果実を用いることが好ましい。また、レンギョウの果実を用いる場合、生薬や漢方等として使用される連翹(レンギョウ)を用いてもよい。
ダイダイについては、ダイダイの果皮を用いることが好ましく、特に成熟果皮を用いることが好ましい。また、ダイダイの果皮を用いる場合、生薬や漢方等として使用される橙皮(トウヒ)を用いてもよい。
ユズについては、ユズの果実を用いることが好ましい。
セイヨウカラハナソウについては、セイヨウカラハナソウの花穂を用いることが好ましい。
ハクセンについては、ハクセンの根皮を用いることが好ましい。また、ハクセンの根皮を用いる場合、生薬や漢方等として使用される白鮮皮(ハクセンピ)を用いてもよい。
セイヨウトウキについては、セイヨウトウキの根を用いることが好ましい。
クロバナヒキオコシについては、クロバナヒキオコシの全草を用いることが好ましい。
コガネバナについては、コガネバナの根を用いることが好ましい。また、コガネバナの根を用いる場合、生薬や漢方等として使用される黄ゴン(オウゴン)を用いてもよい。
ノイバラについては、ノイバラの果実を用いることが好ましい。また、ノイバラの果実を用いる場合、生薬や漢方等として使用される営実(エイジツ)を用いてもよい。
センキュウについては、センキュウの根を用いることが好ましい。
オオムギについては、オオムギの種子を用いることが好ましく、特に発芽種子を用いることが好ましい。オオムギの発芽種子を用いる場合、市販されている麦芽を用いてもよい。
本発明において用いる、レンギョウ、ダイダイ、ユズ、セイヨウカラハナソウ、ハクセン、セイヨウトウキ、クロバナヒキオコシ、コガネバナ、ノイバラ、センキュウ及びオオムギの抽出物の製造方法については特に限定はなく、上記植物を通常の方法で抽出することにより抽出物を得ることができる。具体的には、上記植物を乾燥させた乾燥物、その粉砕物等を圧搾抽出することにより得られる搾汁、各種抽出溶剤による粗抽出物、粗抽出物を分配又はカラムクロマトなどの各種クロマトグラフィーなどで精製して得られた抽出物画分などを本発明における抽出物として用いることができる。
上記の植物は生のままで抽出に供することも可能であるが、より抽出効率を高めるために、乾燥、細断、粉砕などの工程を加えることも好ましい。本発明の植物抽出物としては、上記植物を乾燥させた乾燥物又はその粉砕物から、抽出溶剤を用いて得られた抽出物を用いることがより好ましい。
また、本発明のインボルクリン発現抑制剤、或いは乾癬の予防又は改善剤においては、上記各植物又はその抽出物を単独で用いても良く、また2種以上混合して用いても良い。
さらに、これらの植物又はその抽出物は、インボルクリンの過剰発現が原因となる症状の予防改善を目的とした医薬、化粧料として使用可能である。例えば、前述したように、表皮におけるインボルクリンの発現量増加と乾癬との間には関連がある。そのため、上記植物の抽出物を含有させることで乾癬及び乾癬に伴うあれ肌等の予防・改善を目的とした医薬、化粧料として使用可能である。さらに、視力障害の原因となるはん痕性角結膜症の患者の結膜では、インボルクリン等の角化に関与するタンパク及びそれらを架橋する酵素トランスグルタミナーゼの発現量が健常者に比べて増加しているとの報告がある(Investigative Ophthalmology and Visual Science 2001、42(3)、549-556)。このことから、上記植物又はその抽出物を含有させることで、はん痕性角結膜症の予防・治療を目的とした医薬等としても使用可能である。上記植物又はその抽出物がインボルクリン発現抑制作用を有することは従来全く知られておらず、本発明者等により得られた新しい知見である。
組成物とする場合、インボルクリン発現抑制剤中の上記植物抽出物の量は特に制限されないが、前記抽出物が固形分濃度として0.0001〜10質量%含まれるのが好ましく、0.01〜5質量%含まれるのがより好ましく、0.1〜5質量%含まれるのがさらに好ましい。
組成物とする場合、乾癬の予防又は改善剤中の上記植物抽出物の量は特に制限されないが、前記抽出物が固形分濃度として0.01〜15質量%含まれるのが好ましく、0.1〜10質量%含まれるのがより好ましく、1〜5質量%含まれるのがさらに好ましい。
また、本発明のインボルクリン発現抑制剤及び乾癬の予防又は改善剤は皮膚外用剤以外の形態、例えば経口剤等として使用することも可能である。
本発明の皮膚外用剤には、上記植物抽出物に加えて、上述した各種添加剤やその他の薬効成分を適宜加えることができる。さらには取りうる剤型に応じて、皮膚外用剤に通常用いられる各種成分を配合することができる。皮膚外用剤の剤型として、具体的には、クリーム、乳液、ローション、ゲル、軟膏、ペースト、パック、シート状製品等、外用適用可能な種々の剤型とすることができ、これらの剤型とするにあたって、例えば、各種油剤、界面活性剤、ゲル化剤、防腐剤、酸化防止剤、溶剤、アルコール、水、キレート剤、増粘剤、紫外線吸収剤、乳化安定剤、pH調整剤、色素、香料等を配合することができる。
本発明の皮膚外用剤に含まれる上記植物抽出物の量は特に制限されないが、前記抽出物が固形分濃度として0.01〜15質量%含まれるのが好ましく、0.1〜10質量%含まれるのがより好ましく、1〜5質量%含まれるのがさらに好ましい。
(製造例1)レンギョウ抽出物の調製
レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)の果実乾燥物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で21日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、レンギョウ抽出液324.5mL(蒸発残分1.41w/v%)を得た。
ダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)の果皮乾燥物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で18日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、ダイダイ抽出液273.43mL(蒸発残分3.73w/v%)を得た。
ユズ(Citrus junos)の果実乾燥物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で9日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、ユズ抽出液336.2mL(蒸発残分2.36w/v%)を得た。
セイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus)の花穂乾燥物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で22日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、セイヨウカラハナソウ抽出液187.2mL(蒸発残分2.79w/v%)を得た。
ハクセン(Dictamnus dasycarpus Turcz)の根皮細断物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で46日間抽出を行った。抽出物をろ過し、ハクセン抽出液327.8mL(蒸発残分1.93w/v%)を得た。
セイヨウトウキ(Angelica archangelica)の根の細断物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で17日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、セイヨウトウキ抽出液238.2mL(蒸発残分2.34w/v%)を得た。
クロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)の全草の乾燥細断物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で9日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、クロバナヒキオコシ抽出液255.3mL(蒸発残分1.02w/v%)を得た。
コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)の根の細断物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で13日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、コガネバナ抽出液322.2mL(蒸発残分3.37w/v%)を得た。
ノイバラ(Rosa multiflora)の果実40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で16日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、ノイバラ抽出液326.1mL(蒸発残分1.76w/v%)を得た。
センキュウ(Cnidium officinale)の根の細断物40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で18日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、センキュウ抽出液297.8mL(蒸発残分3.59w/v%)を得た。
オオムギ(Hordeum vulgare)の発芽種子40gに50vol%エタノール水溶液400mLを加え、室温、静置条件下で15日間抽出を行った。その後、抽出物をろ過し、オオムギ抽出液302.9mL(蒸発残分1.88w/v%)を得た。
(1)正常ヒト表皮角化細胞
以下の2種類の正常ヒト表皮角化細胞を用いた。
i)正常ヒト新生児包皮由来表皮角化細胞:KK−4009、ロット番号5C0759、クラボウ(倉敷紡績株式会社)製
ii)正常ヒト成人男性包皮由来表皮角化細胞:KJB−100、ロット番号FOR21M1105、コージンバイオ株式会社製
培地として、正常ヒト表皮角化細胞増殖用無血清液体培地(EpiLife−KG2 M−EPI−2150S、クラボウ製)を用いた。添加剤としては、終濃度10μg/mLインスリン(INS)、0.1ng/mLヒト組換え型上皮成長因子(hEGF)、0.5μg/mLハイドロコーチゾン(HC)、抗菌剤(50μg/mLゲンタマイシン、50ng/mLアンフォテリシンB)、0.4%V/Vウシ脳下垂体抽出液(BPE)を用いた。
上記の添加剤を全て添加した培地:EpiLife−KG2(+)を増殖用培地として以下の試験に用いた。また、上記の添加剤のうちINS、HC、抗菌剤を添加した培地:EpiLife−KG2(−)を植物抽出物添加時の培地として用いた。継代培養には、0.025%W/Vのトリプシンと0.01%W/VのEDTAとを含むトリプシン/EDTA溶液(HK−3120、クラボウ製)とFBSを10%含むトリプシン中和液(HK−3220、クラボウ製)を用いた。
6穴プレート又は12穴プレートに正常ヒト表皮角化細胞を1.0〜1.5×104cm2にて播種し、EpiLife−KG2(+)培地を用いて、37℃、5%CO2濃度の条件下で培養した。1〜3日間培養を行い、50%〜60%コンフルエントの状態になるのを確認した。その後、PBSで2回細胞を洗浄し、培地をEpiLife−KG2(−)に交換し、さらに24時間培養した。上記製造例で調製した植物抽出物を終濃度が0.5V/V%又は1.0V/V%となるようにそれぞれ添加したEpiLife−KG2(−)培地に交換し、さらに24時間培養した。なお、コントロールとしては、それぞれの植物エキスの抽出溶媒を用いた。
PBSで2回細胞を洗浄し、アイソジェン(311−02501、ニッポンジーン社製)を添加し、細胞を回収した。ニッポンジーン社が提示する標準的な方法に従い、細胞からRNAを抽出、精製した。精製したRNAの濃度の測定には、吸光分光度計及びQuant−iTTM RiboGreen RNA Reagent and kit(R11490、インビトロジェン社製)をそれぞれ用いた。インビトロジェン社が提示する標準的な方法に従い、RNA濃度を測定した。RNA濃度を測定後、QuantiTect Reverse Transcript(205311、キアゲン社製)を用いて、キアゲン社が提示する標準的な方法に従い、精製したRNAからcDNAを得た。
アプライドバイオシステムズ 7500 Fast リアルタイムPCRシステムを用いて、インボルクリン(以下、IVLとも略記する)遺伝子及び内部標準遺伝子としてRibosomal Protein large PO(以下、PRLP0とも略記する)遺伝子のRNAの発現量をそれぞれ定量した。アプライドバイオシステムズ社が提示する標準的な方法に従い、Universal Master Mix(4304437、 アプライドバイオシステムズ)、TaqMan(登録商標)Gene Expression Assays(IVL:Hs00846307_s1、RPLP0:Hs99999902_mL、アプライドバイオシステムズ製)を用いた。各遺伝子について検量線法による相対定量を行なった。評価にあたり、IVL遺伝子のRNA発現量を内部標準遺伝子であるRPLP0遺伝子のRNA発現量で補正し、IVL/RPLP0 RNA量とした。更に、コントロールとして抽出溶媒のみを添加した細胞系のIVL/RPLP0 RNA量を1とし、それに対する各抽出物のIVL/RPLP0 RNA量を相対値で表しIVL/RPLP0 RNA 相対発現量とした。結果を図1に示す。図1において、PRLP0 RNA 相対発現量を四角、IVL/RPLP0 RNA 相対発現量を棒グラフでそれぞれ示す。
さらに、乾癬患者の皮膚においてはインボルクリンが過剰発現していることが知られている。したがって、図1の結果から、上記植物の抽出物はインボルクリンの発現を抑制することで、乾癬とそれに伴うあれ肌を予防・改善できることがわかる。
前記製造例で得られた抽出物を有効成分として、下記に示す組成のローション、美容液、化粧水を常法により各々調製した。
(組成) (配合:質量%)
エタノール 80.0
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
香料 0.1
精製水 18.4
コガネバナ抽出物 1.0
(組成) (配合:質量%)
パルミチン酸カルシウム 1.8
スクワレン 20.0
パルミチン酸 2.0
ステアリン酸 3.0
グリセリン 20.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 42.2
センキュウ抽出物 1.0
(組成) (配合:質量%)
N−アミジノ―トランス―4―ヒドロキシ―L−プロリン 2.0
エデト酸2ナトリウム 0.05
モノラウリン酸ポリエチレン(20)ソルビタン 1.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
ソルビトール(70) 2.0
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 3.0
エタノール 10.0
レンギョウ抽出物 1.0
精製水 77.95
Claims (2)
- レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)、ダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)、ユズ(Citrus junos)、セイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus)、ハクセン(Dictamnus dasycarpus Turcz)、セイヨウトウキ(Angelica archangelica)、クロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)、コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)、ノイバラ(Rosa multiflora)、センキュウ(Cnidium officinale)及びオオムギ(Hordeum vulgare)からなる群より選ばれる1種以上の植物の抽出物を有効成分として含有するインボルクリン発現抑制剤。
- レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)、ダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)、ユズ(Citrus junos)、セイヨウカラハナソウ(Humulus lupulus)、ハクセン(Dictamnus dasycarpus Turcz)、セイヨウトウキ(Angelica archangelica)、クロバナヒキオコシ(Isodon trichocarpus)、コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)、ノイバラ(Rosa multiflora)、センキュウ(Cnidium officinale)及びオオムギ(Hordeum vulgare)からなる群より選ばれる1種以上の植物の抽出物を有効成分として含有する乾癬の予防又は改善剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243820A JP2011088854A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | インボルクリン発現抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243820A JP2011088854A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | インボルクリン発現抑制剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011088854A true JP2011088854A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44107448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009243820A Pending JP2011088854A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | インボルクリン発現抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011088854A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103070963A (zh) * | 2013-02-25 | 2013-05-01 | 梁贵文 | 一种治疗感染白色念珠菌疾病的中药制剂 |
JP2014091727A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Fancl Corp | Mif分泌抑制剤 |
JP2017002028A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | 御木本製薬株式会社 | Ctip2遺伝子発現増強剤 |
Citations (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185026A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-13 | Nintendou Yatsukiyoku:Kk | 掻痒性皮膚疾患治療剤 |
JPH06247850A (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-06 | Suntory Ltd | 12−リポキシゲナーゼ阻害剤 |
JPH08176002A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Kao Corp | 細胞接着抑制剤 |
JPH10251155A (ja) * | 1997-03-10 | 1998-09-22 | Shiseido Co Ltd | プロテアーゼ阻害剤 |
JPH1149681A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-02-23 | Advanced Sukin Res Kenkyusho:Kk | 皮膚病治療薬 |
JP2001288113A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Lion Corp | 皮膚外用剤組成物 |
JP2001288066A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-16 | Shiseido Co Ltd | 皮膚バリアー機能改善剤 |
JP2001322940A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-20 | Kao Corp | カテプシンd産生促進剤 |
JP2002308792A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Kao Corp | サポシン産生促進剤 |
JP2004331567A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Fancl Corp | 血管新生阻害用組成物 |
JP2005075811A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Shiseido Co Ltd | トリプシン特異的活性阻害剤 |
JP2006182732A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | トリプシン阻害剤 |
JP2007106774A (ja) * | 1994-06-24 | 2007-04-26 | Phytotech Ltd | 中国薬草抽出物 |
JP2007197386A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | サイクリックampホスホジエステラーゼ阻害剤 |
JP2007197388A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 血小板凝集抑制剤 |
JP2008007411A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | トランスグルタミナーゼ産生促進剤および表皮角化正常化剤 |
JP2008007412A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | インボルクリン産生促進剤及び表皮角化正常化剤 |
JP2009051740A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Kao Corp | Nfatシグナル阻害剤及びnfatシグナル阻害方法 |
-
2009
- 2009-10-22 JP JP2009243820A patent/JP2011088854A/ja active Pending
Patent Citations (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185026A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-13 | Nintendou Yatsukiyoku:Kk | 掻痒性皮膚疾患治療剤 |
JPH06247850A (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-06 | Suntory Ltd | 12−リポキシゲナーゼ阻害剤 |
JP2007106774A (ja) * | 1994-06-24 | 2007-04-26 | Phytotech Ltd | 中国薬草抽出物 |
JPH08176002A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Kao Corp | 細胞接着抑制剤 |
JPH10251155A (ja) * | 1997-03-10 | 1998-09-22 | Shiseido Co Ltd | プロテアーゼ阻害剤 |
JPH1149681A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-02-23 | Advanced Sukin Res Kenkyusho:Kk | 皮膚病治療薬 |
JP2001288066A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-16 | Shiseido Co Ltd | 皮膚バリアー機能改善剤 |
JP2001288113A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Lion Corp | 皮膚外用剤組成物 |
JP2001322940A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-20 | Kao Corp | カテプシンd産生促進剤 |
JP2002308792A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Kao Corp | サポシン産生促進剤 |
JP2004331567A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Fancl Corp | 血管新生阻害用組成物 |
JP2005075811A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Shiseido Co Ltd | トリプシン特異的活性阻害剤 |
JP2006182732A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | トリプシン阻害剤 |
JP2007197386A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | サイクリックampホスホジエステラーゼ阻害剤 |
JP2007197388A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 血小板凝集抑制剤 |
JP2008007411A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | トランスグルタミナーゼ産生促進剤および表皮角化正常化剤 |
JP2008007412A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | インボルクリン産生促進剤及び表皮角化正常化剤 |
JP2009051740A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Kao Corp | Nfatシグナル阻害剤及びnfatシグナル阻害方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091727A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Fancl Corp | Mif分泌抑制剤 |
CN103070963A (zh) * | 2013-02-25 | 2013-05-01 | 梁贵文 | 一种治疗感染白色念珠菌疾病的中药制剂 |
JP2017002028A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | 御木本製薬株式会社 | Ctip2遺伝子発現増強剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100844516B1 (ko) | 황기 추출물을 함유하는 화장료 조성물 | |
JP6054700B2 (ja) | 脱糖化剤及び皮膚外用剤 | |
JP2006111560A (ja) | セラミド合成促進剤 | |
JP2011088845A (ja) | インボルクリン発現抑制剤 | |
CN107809998B (zh) | 柔毛肖乳香的水醇提取物、包含其的化妆品组合物及其美容用途 | |
KR102253095B1 (ko) | 여드름 피부 개선 화장료, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 여드름 피부 개선 기능성 화장품 | |
KR101352363B1 (ko) | 현삼추출물을 유효성분으로 함유하는 피부 보습용 외용제조성물 | |
KR20150139298A (ko) | 홍국 추출물을 함유하는 보습용 피부 외용제 조성물 | |
KR20150050310A (ko) | 청호, 님잎, 병풀 및 녹차의 혼합 추출물 또는 이의 분획물을 유효 성분으로 함유하는 피부 상태 개선용 조성물 및 이를 이용한 피부 상태 개선 방법 | |
TWI773676B (zh) | 新穎之水飛薊(silybum marianum)瘦果萃取物以及其於皮膚科及皮膚化妝品的用途 | |
KR20170025367A (ko) | 피부 개선용 조성물 | |
JP2011088854A (ja) | インボルクリン発現抑制剤 | |
KR100515418B1 (ko) | 천연 생약재 추출물을 함유하는 주름개선 화장료 조성물 | |
KR101853338B1 (ko) | 지황, 황기, 당귀 및 황금 추출물을 유효성분으로 포함하는 보습용 화장료 조성물 | |
KR20180001652A (ko) | 밀몽화 추출물 또는 이의 분획물을 유효성분으로 함유하는 피부장벽강화용 화장료 조성물 | |
KR20090092095A (ko) | 식물 추출물을 함유하는 피부 노화 방지 또는 주름 개선용화장료 조성물 | |
KR102577528B1 (ko) | 피부 개선용 조성물 | |
JP5312731B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
KR101214344B1 (ko) | 쌀겨와 감초발효추출물을 포함하는 화장료 조성물 | |
KR20170025352A (ko) | 피부 개선용 조성물 | |
JP6017259B2 (ja) | エンドセリン作用抑制剤 | |
JP5465037B2 (ja) | 抗老化剤、抗酸化剤、美白剤、免疫賦活剤、皮膚外用剤および機能性経口組成物 | |
KR102610940B1 (ko) | 피부 미용액을 이용한 화장료 조성물의 제조방법 | |
JP2024073704A (ja) | ヘパリン結合性上皮成長因子様増殖因子 mRNA発現促進剤 | |
KR20160082113A (ko) | 컴파운드 k 및 파낙시돌을 함유하는 항노화용 피부 외용제 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20131226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140610 |