JP2011088714A - 乗客コンベアの挟まれ防止装置 - Google Patents

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JP2011088714A JP2009243529A JP2009243529A JP2011088714A JP 2011088714 A JP2011088714 A JP 2011088714A JP 2009243529 A JP2009243529 A JP 2009243529A JP 2009243529 A JP2009243529 A JP 2009243529A JP 2011088714 A JP2011088714 A JP 2011088714A
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Masahiro Nishi
正弘 西
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Abstract

【課題】本発明は、既設の誘導柵と欄干との間に容易に設置することができ、利用者の荷物等が欄干の終端部と誘導柵との間に挟まれるのを、柵を変位させることなく防止することができる乗客コンベアの挟まれ防止装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】挟まれ防止装置は、一対の支持柱21、一対の側板22、回転可能な複数のコロ23、及びローラ24を有している。側板22は、欄干7の終端部と誘導柵9の欄干7側の端部とを挟んで互いに対向している。コロ23は、側板22の上端部間に互いに間隔をおいて設けられている。ローラ24は、移動手摺8に摩擦接触し移動手摺8の移動により回転される。ローラ24に接触しているコロ23は、移動手摺8の移動に連動してローラ24とは反対方向へ回転される。
【選択図】図1

Description

この発明は、欄干の終端部とその近傍に立設された誘導柵との間に利用者の荷物等が挟まれるのを防止する乗客コンベアの挟まれ防止装置に関するものである。
従来の乗客コンベアの誘導柵では、主柵体と欄干端部との間に可倒柵体が設けられている。可倒柵体は、ゴム製の取付具を介して乗降床に取り付けられている。可倒柵体に力が作用すると、取付具が弾性変形し、可倒柵体が取付具を中心として倒れるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の乗客コンベアの誘導柵では、主柵体の欄干側の端部に弾性支持部を介して揺動柵体が取り付けられている。揺動柵体に力が作用すると、弾性支持部が弾性変形し、揺動柵体が主柵体に対して揺動する(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−1459号公報 特開2008−7295号公報
上記のような従来の誘導柵では、可倒柵体や揺動柵体が変位することにより、利用者の荷物等が欄干の終端部と主柵体との間に挟まれるのが防止されるが、変位した柵体を完全に元の状態まで復元させることが難しく、また可倒柵体や揺動柵体が破損される恐れがあった。さらに、可倒柵体や揺動柵体を有する特殊な誘導柵を予め建築側に設置してもらう必要があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、既設の誘導柵と欄干との間に容易に設置することができ、利用者の荷物等が欄干の終端部と誘導柵との間に挟まれるのを、柵を変位させることなく防止することができる乗客コンベアの挟まれ防止装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの挟まれ防止装置は、乗客コンベアの欄干の終端部と、その近傍に立設された誘導柵の欄干側の端部とを挟むように配置された一対の側板、側板の上端部間に互いに間隔をおいて設けられた回転可能な複数のコロ、及びコロの下方で側板間に設けられ移動手摺に接触して回転されるローラを有し、少なくとも一部のコロを移動手摺の移動に連動してローラとは反対方向へ回転させる回転機構を備えている。
この発明の乗客コンベアの挟まれ防止装置は、欄干の終端部と誘導柵の端部とを挟むように側板が配置されているので、既設の誘導柵と欄干との間に容易に設置することができ、欄干の終端部と誘導柵との間に挟まれるのを、柵を変位させることなく防止することができる。また、側板の上端部にはコロが並べられており、かつ少なくとも一部のコロがローラと反対方向へ回転されるので、利用者の手や荷物等はコロの回転により誘導され、利用者の荷物等が側板間に挟まれるのを防止することができる。
この発明の実施の形態1による挟まれ防止装置が設置されるエスカレータを示す側面図である。 図1のA部を拡大して示す側面図である。 図2の設置領域に挟まれ防止装置を設置した状態を示す側面図である。 図3の挟まれ防止装置の内部構造を示す側面図である。 図3の挟まれ防止装置を示す平面図である。 図1のB部に挟まれ防止装置を設置した状態を示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による挟まれ防止装置が設置されるエスカレータを示す側面図、図2は図1のA部を拡大して示す側面図である。図において、トラス1の上端部には、駆動装置2及び上部スプロケット3が設けられている。上部スプロケット3は、駆動装置2により回転される。
トラス1の下端部には、下部スプロケット4が設けられている。上部スプロケット3と下部スプロケット4との間には、ステップチェーン5が巻き掛けられている。ステップチェーン5には、複数のステップ6(図では一部のみ示す)が連結されている。
トラス1上には、一対の欄干7が立設されている。欄干7は、ステップ6の往路の左右両側に設けられている。各欄干7には、ステップ6の移動に連動して移動される移動手摺8が設けられている。
上部乗降口には、一対の誘導柵9が立設されている。下部乗降口にも一対の誘導柵9が立設されている。誘導柵9は、例えば、混雑時の動線の整理、横入りの防止、又は転落防止等のために設置される。欄干7の終端部と誘導柵9との間には、図2に示すように、利用者の荷物等が挟まれる可能性のある領域、即ち挟まれ防止装置の設置領域10が存在している。このような設置領域10は、図1のB部にも同様に存在している。
上部乗降口及び下部乗降口の床下には、排水ドレーン11がそれぞれ設けられている。また、トラス1の底部には、オイルパン12が設けられている。
図3は図2の設置領域10に挟まれ防止装置を設置した状態を示す側面図、図4は図3の挟まれ防止装置の内部構造を示す側面図、図5は図3の挟まれ防止装置を示す平面図、図6は図1のB部に挟まれ防止装置を設置した状態を示す斜視図である。
各挟まれ防止装置は、一対の支持柱21、一対の側板22、回転可能な複数のコロ23、及び回転機構としてのローラ(加圧ローラ)24を有している。支持柱21は、誘導柵9の近傍の床面上に立設されている。支持柱21の下端部は、ボルト等により床面に固定されている。側板22は、支持柱21上に支持されている。また、側板22は、欄干7の終端部と誘導柵9の欄干7側の端部とを挟んで互いに対向している。
コロ23は、側板22の上端部間に互いに間隔をおいて設けられている。ローラ24は、コロ23の下方で側板22間に設けられており、移動手摺8に摩擦接触し移動手摺8の移動により回転される。全てのコロ23の回転軸及びローラ24の回転軸は、互いに平行かつ水平に配置されている。
ローラ24は、一部のコロ23に摩擦接触している。これにより、ローラ24に接触しているコロ23は、移動手摺8の移動に連動してローラ24とは反対方向へ回転される。この例では、ローラ24は、コロ23よりも大径である。
このような挟まれ防止装置では、欄干7の終端部と誘導柵9との間に、両者の隙間(設置領域10)を塞ぐように側板22が設けられているので、利用者の荷物等が挟まれるのが防止される。また、欄干7の終端部と誘導柵9の端部とを挟むように側板22を配置するだけで、既設の誘導柵9と欄干7との間に容易に設置することができる。
また、側板22の上端部にはコロ23が並べられており、かつ少なくとも一部のコロ23がローラ24と反対方向へ回転されるので、利用者の手や荷物等はコロ23の回転により誘導され、利用者の荷物等が側板22間に挟まれるのを防止することができる。図4の例では、折り返し部で下方へ引き込まれる移動手摺8に対して、コロ23は、コロ23上の手や荷物等を誘導柵9側へ導くように回転される。
さらに、移動手摺8の駆動力がローラ24により伝達されてコロ23が回転されるため、専用の駆動源を用いずにコロ23を回転させることができる。
さらにまた、側板22は支持柱21により支持されているので、側板22の設置が容易である。
なお、実施の形態1では、ローラ24を直接接触させてコロ23を回転させたが、ローラ24からコロ23への動力伝達は、チェーンやベルト等を用いて行ってもよい。即ち、実施の形態1の回転機構はローラ24のみにより構成されているが、チェーンやベルト等を含んでもよい。
また、回転機構は、全てのコロ23を回転させても、一部のコロ23のみを回転させてもよい。但し、図4のように移動手摺8が下方へ引き込まれる部分に設置される挟まれ防止装置では、少なくとも移動手摺8に最も近いコロ23は回転機構により回転されることが好適である。
さらに、実施の形態1では側板22を支持柱21により支持したが、別の取付具により誘導柵9や欄干7の終端部に側板22を取り付けることも可能である。
さらにまた、実施の形態1では挟まれ防止装置をエスカレータに適用したが、動く歩道にも適用できる。
7 欄干、8 移動手摺、9 誘導柵、21 支持柱、22 側板、23 コロ、24 ローラ(回転機構)。

Claims (2)

  1. 乗客コンベアの欄干の終端部と、その近傍に立設された誘導柵の前記欄干側の端部とを挟むように配置された一対の側板、
    前記側板の上端部間に互いに間隔をおいて設けられた回転可能な複数のコロ、及び
    前記コロの下方で前記側板間に設けられ移動手摺に接触して回転されるローラを有し、少なくとも一部の前記コロを前記移動手摺の移動に連動して前記ローラとは反対方向へ回転させる回転機構
    を備えていることを特徴とする乗客コンベアの挟まれ防止装置。
  2. 前記誘導柵の近傍の床面上に立設され、前記側板を支持する複数本の支持柱をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの挟まれ防止装置。
JP2009243529A 2009-10-22 2009-10-22 乗客コンベアの挟まれ防止装置 Pending JP2011088714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107128789A (zh) * 2017-05-10 2017-09-05 上海交通大学 一种扶手带出入口的安全保护装置

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