JP2011088644A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単なロック機構を用いて、より強固にロックすることが可能なヒンジキャップを提供する。
【解決手段】排出孔を有するキャップ本体2、キャップ本体とヒンジで係合された蓋3、および蓋をキャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップ1であって、ロック機構は、蓋の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部5を用いたものであり、スライド部の背面の上方には、スライド部が上方にスライドされた時に、蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられ、さらに、スライド部の背面には、スライド部が下方にスライドされた時に蓋より下方に突出してキャップ本体の側面と接する部分に、本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒンジキャップに関し、特にロック機構を有するヒンジキャップに関する。
シャンプーやリンス等の液体あるいは洗顔料等のクリーム状のものを充填する容器のキャップとして、キャップ本体とヒンジ結合された蓋を備えたヒンジキャップが多数用いられており、使用者はヒンジキャップの蓋を開けて、容器内の液体等を排出して使用する。前記ヒンジキャップは、蓋によってキャップ本体に設けられた液体を排出する孔を塞ぎ、蓋を開けるとキャップ本体に設けられた孔が露出し、容器を押したり、容器を逆さまにすることで容器内の液体を排出する構造となっている。
蓋の開け閉めを繰り返す容器の場合、蓋とキャップ本体に設けられた凹凸等を用いて互いに係合させるだけの簡単な構造を用いているものが多く、このような構造ではキャップに何らかの力、あるいは衝撃が加わった時に、簡単に蓋が外れて容器内の液体等が排出されるという問題があった。このような問題を解消するために、ヒンジキャップに様々なロック機構を用いたものが見られるようになっている(特許文献1を参照)。
特開2003−63553号公報
しかしながら、従来のロック機構はその構造が複雑なものは蓋の開閉が簡単にできないものがあり、また、ロック機構が簡単では使用者が意図しない時に蓋が開くという問題があった。
そこで、本発明は簡単なロック機構を用いて、より強固にロックすることが可能なヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明のヒンジキャップは、排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体とヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、前記ロック機構は、前記蓋の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の上方には、前記スライド部が上方にスライドされた時に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が下方にスライドされた時に前記蓋より下方に突出して前記キャップ本体の側面と接する部分に、前記本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられたことを特徴とする。
あるいは、本発明のヒンジキャップは、排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体にヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、前記ロック機構は、前記キャップ本体の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の下方には、前記スライド部が下方にスライドされた時に、前記キャップ本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が上方にスライドされた時に前記キャップ本体より上方に突出して前記蓋の側面と接する部分に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられたことを特徴とする。
また、前記スライド部が、前記蓋の側面および前記キャップ本体の側面の内側に設けられたガイド部内をスライドする構造とすることもできる。
本発明のヒンジキャップは、本発明のヒンジキャップは、排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体とヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、前記ロック機構は、前記蓋の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の上方には、前記スライド部が上方にスライドされた時に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が下方にスライドされた時に前記蓋より下方に突出して前記キャップ本体の側面と接する部分に、前記本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられたことにより、スライド部をスライドさせて、簡単に蓋のロックおよびロックの解除を行うことができ、ロック状態を強固に保つことができる。
あるいは、本発明のヒンジキャップは、排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体にヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、前記ロック機構は、前記キャップ本体の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の下方には、前記スライド部が下方にスライドされた時に、前記キャップ本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が上方にスライドされた時に前記キャップ本体より上方に突出して前記蓋の側面と接する部分に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられたことでも、簡単に蓋のロックおよびロックの解除を行うことができる。
また、前記スライド部が、前記蓋の側面および前記キャップ本体の側面の内側に設けられたガイド部内をスライドすることにより、ヒンジキャップの側面からロック機構が突出しないので、外部からの力がスライド部に加わってロックが解除されるのを防ぐことができより強固にロックすることが可能となり、またヒンジキャップの側面に突出した部分を設けないでよいので、外観をよりスマートに仕上げることができる。
第1の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、ロックした状態を示す。 第1の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、ロックを解除した状態を示す。 第1の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、蓋を開いた状態を示す。 第1の実施形態のヒンジキャップのロック機構の動きを示す概略断面図である。 第2の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、ロックした状態を示す。 第2の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、ロックを解除した状態を示す。 第2の実施形態のヒンジキャップの斜視図であり、蓋を開いた状態を示す。 第2の実施形態のヒンジキャップのロック機構の動きを示す概略断面図である。 ヒンジキャップを容器に取り付けた状態を示す斜視図である。
本発明を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1〜3に示すのが本発明の第1の実施形態のヒンジキャップ1の斜視図であり、図4がヒンジキャップ1のロック機構の動きを表した概略断面図であり、図9に示すのがヒンジキャップを取り付けた容器の斜視図である。
本発明のヒンジキャップ1は、図9に示すように、シャンプーやリンスといった液体を収容する容器18の開口に取り付けられ、容器18を使用する際には容器18内に収容された液体を排出し、そして、使い終わったら容器18を密閉するためのものであり、図1〜3に示すように、容器18の開口に取り付けられる楕円筒形状のキャップ本体2と、前記キャップ本体2にヒンジ4で係合された同じく楕円筒形状の蓋3からなり、前記蓋3を前記キャップ本体2にロックするロック機構を有する。
前記キャップ本体2には、容器内の液体を排出する排出孔6が設けられ、前記蓋3には、前記排出孔6を塞ぐ閉塞部7が設けられており、前記蓋3を閉じてキャップ本体に係合させた時に、前記閉塞部7が前記排出孔6を塞いで容器を密閉する。また、前記キャップ本体2には容器の開口部と取り外し可能に係合する係合部17を設けることで、容器内の液体を簡単に補充できるようにすることもできる。係合部としては、図4に示すようなネジ係合等様々なもの用いることができる。また、前記キャップ本体2および前記蓋3の形状は特に楕円筒形状に限定するものではなく、円筒形状、あるいは角柱等様々な形状を用いることができる。
前記ロック機構は、前記蓋3の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部5を用いたものであり、前記スライド部5は、前記キャップ本体2および前記蓋3の側面の内側に設けられたガイド部8,9内を上下にスライドする。前記スライド部5の両側面には突出部10が設けられ、前記突出部10が前記ガイド部8,9の両側面の溝部11,12にスライド可能に嵌め込まれることで、前記スライド部5は前記ガイド部8,9内を上下にスライドする。
さらに、前記スライド部5は下方にスライドした時に前記蓋3から脱落しないように前記蓋3のガイド部9に保持されており、前記スライド部5が最も上方にスライドした時に、前記スライド部5は前記蓋3のガイド部9に全て収容される大きさとなっている。前記スライド部5が前記ガイド部9に収容された状態から下方へとスライドさせた時に、前記スライド部5は前記蓋3から下方へと突出して前記キャップ本体2のガイド部8内に入りさらに下方へとスライドする。
前記スライド部5の背面には、上方に同じ高さで並んで2個の第1の凹部13、下方に同じ高さで並んで2個の第2の凹部14が設けられており、前記キャップ本体2の側面の前記ガイド部8内には、前記第2の凹部14と嵌合する2個の凸部15が設けられ、前記蓋3の側面の前記ガイド部9内には、前記第1の凹部13と嵌合する2個の凸部16が設けられている。本実施形態では、前記凹部13,14および前記凸部15,16は円筒形としている。しかし、前記凹部13,14および前記凸部15,16の形状および個数は特に限定するものではなく、横長の長方形のものをそれぞれ1個設けてもよく、また、小さな立方体を多数設けてもよく、様々なものを用いることができる。
前記スライド部5の表面は、ロックした時に前記キャップ本体2および前記蓋3の表面よりも1段奥に収まるようにすることで、ヒンジキャップ1の表面には突出することがなく、スライド部5に物が引っ掛かって勝手にスライドするのを防止する効果があり、さらにヒンジキャップ1の側面をフラットにすることでデザイン性を高める効果もある。スライド部5の表面には三角形を形成してロックを解除させる際にスライド部5をスライドさせる方向を明示している。さらに、スライド部5の表面に凹凸を設けて前記スライド部5をスライドさせる際に指が滑るのを防止し、前記スライド部5を動かしやすくすることもできる
前記蓋3の開閉を行うためには、前記第1の凹部13と前記凸部16の嵌合、および、前記第2の凹部14と前記凸部15との嵌合を解除する必要があるので、前記スライド部5は前記ガイド部8,9内を上下にスライドさせるだけでなく、前後にスライドさせなければならない。そのために、前記スライド部5が前記ガイド部8,9内で前後に移動できるように、前記スライド部5の両側面の突出部10は、前ガイド部8,9の両側面の溝部11,12内で上下だけでなく前後に移動できる大きさに形成している。
また、前記蓋3が前記キャップ本体2にロックされた状態では、前記蓋3の閉塞部7が前記キャップ本体2の排出孔6を塞いで、ヒンジキャップ1は閉じられた状態となるので、ヒンジキャップ1が取り付けられた容器は密閉されて、蓋3がロックされた状態となり、前記蓋3はロック機構を解除しなければ開かない状態となる。
ロック機構についてさらに詳しく説明する。図1および図4(a)に示すのが、ヒンジキャップ1がロック機構を用いてロックされた状態である。前記蓋3と前記キャップ本体2が係合し、前記蓋3の閉塞部7が前記キャップ本体2の排出孔6を塞いでいる。さらに、前記スライド部5は前記ガイド部9内を下方へとスライドさせられて前記蓋3から下方へと突出し、前記スライド部5の突出した部分は前記キャプ本体2のガイド部8に挿入されて最も下方へとスライドした状態となっている。
そして、前記スライド部5を前記ガイド部8,9内で奥へと押し込まれて、前記スライド部5の背面の第2の凹部14が前記キャップ本体2の凸部15と嵌合させられている。この時、前記スライド部5の上端は前記蓋3に設けられた凸部16よりも下方に位置している。このようにして、前記スライド部5を前記キャップ本体2と係合させることで、前記蓋3は前記ロック機構によって前記キャップ本体2にロックされた状態となる。
ロック状態から前記蓋3を開けるには、ロック機構によってロックを解除しなければならない。そのために、図4(b)に示すように、前記スライド部5を前記ガイド部8,9内で手前に、そして上方へと移動させて前記スライド部5の背面の第2の凹部14と前記キャップ本体2の凸部15との嵌合を解除する。そして、前記スライド部5を前記ガイド部8,9内で手前に移動させた状態で、前記スライド部5を上方へとスライドさせて、図4(c)に示すように、前記キャップ本体2のガイド部8から離れて、前記蓋3のスライド部9に収まるようにする。
そして、前記スライド部5が最も上方に移動したら、前記スライド部5を奥へと押し込み、前記スライド部5の背面の第1の凹部13を前記蓋3の凸部16と嵌合させる。これにより、図2および図4(d)に示すように、前記スライド部5は前記蓋3のガイド部9に収容されて、前記蓋3に固定された状態となる。この時、前記スライド部5は前記キャップ本体2とは完全に離れているので、ヒンジキャップ1のロック機構は解除され前記蓋3は自由に開閉できる状態となる。
このようにしてロックが解除されたら、前記蓋3をヒンジ4を用いて上方に回動させると、ヒンジキャップ1を開けることができる。するとヒンジキャプ1は、図3および図4(e)に示す状態となり、キャップ本体2の排出孔6が露出され容器内に収容された液体等の収容物を排出できる。
再びヒンジキャップ1を閉じてロックするには、まず、前記蓋3をヒンジ4を用いて下方へと回動させて、図2および図4(d)に示すように前記蓋3を前記キャップ本体2に係合させる。次に、前記スライド部5を前後にそして下方へと移動させて、前記スライド部5の第1の凹部13と前記蓋3の凸部16との嵌合を解除する。そして、図4(c)に示すように、前記スライド部5を前記ガイド部9内で手前に移動させた状態で、前記スライド部5を前記ガイド部9内を下方へとスライドさせて突出させる。すると、図4(b)に示すように、前記スライド部5の下方は前記キャップ本体2のガイド部8内へとスライドする。
前記スライド部5を最も下方にスライドさせて奥へと押し込み、前記スライド部5の背面の第2の凹部14を前記キャップ本体2の凸部15と嵌合させる。これにより、図1および図4(a)に示すように、前記蓋3は再び前記キャップ本体2に固定されてロックされた状態となる。
上述のように、本発明のヒンジキャップ1は、ロック機構としてスライド部5を用いて、スライド部5を上下にスライドさせることで簡単にロックおよびロックの解除を行うことができる。また、前記スライド部5をヒンジキャップ1の側面よりも内側に収めることで、ヒンジキャップ1の表面から余分な凸部を排除し、さらに、スライド部5に意図せずに力が加えられるのを防止することもできる。
次に、第2の実施形態のヒンジキャップ1’について図を用いて説明する。本実施形態のヒンジキャップ1’は、第1の実施形態のヒンジキャップ1の蓋3に設けていたスライド部5を、キャップ本体に設けたものである。
図5〜8に示すように、容器の開口に取り付けられるキャップ本体2’と、前記キャップ本体2’にヒンジ4で係合された蓋3’からなり、前記蓋3’を前記キャップ本体2’にロックするロック機構を有し、容器に固定するための係合部17としてリブをキャップ本体2’に設けている。
前記キャップ本体2’には、容器内の液体を排出する排出孔6が設けられ、前記蓋3’には、前記排出孔6を塞ぐ閉塞部7が設けられている。前記ロック機構は、前記キャップ本体2’の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部5を用いたものであり、前記スライド部5は、前記キャップ本体2および前記蓋3の側面の内側に設けられたガイド部8,9内を上下にスライドする。前記スライド部5の両側面には突出部10が設けられ、前記突出部10が前記ガイド部8’,9’の両側面の溝部11,12にスライド可能に嵌め込まれることで、前記スライド部5は前記ガイド部8’,9’内を上下にスライドする。
さらに、前記スライド部5は上方にスライドした時に前記キャップ本体2’から脱落しないように前記キャプ本体2’のガイド部8’に保持されており、前記スライド部5が最も下方にスライドした時に、前記スライド部5は前記キャップ本体2’のガイド部8’に全て収容される大きさとなっており、その位置から上方へとスライドした時には、前記スライド部5は前記キャップ本体2’から上方へと突出して前記蓋3’のガイド部9’内へとスライドする。
前記スライド部5の背面には、上方に2個の第1の凹部13、下方に2個の第2の凹部14が設けられており、前記キャップ本体2’の側面の前記ガイド部8’内には、前記第2の凹部14と嵌合する2個の凸部15が設けられ、前記蓋3’の側面の前記ガイド部9’内には、前記第1の凹部13と嵌合する2個の凸部16が設けられている。前記スライド部5の表面は、前記キャップ本体2および前記蓋3の表面よりも1段奥に収まるように形成されている。
前記蓋3’の開閉を行うために、前記スライド部5が前記ガイド部8’,9’内で動けるように、前記スライド部5の両側面の突出部10は、前ガイド部8’,9’の両側面の溝部11,12内で上下だけでなく前後に移動できる大きさに形成している。
また、前記蓋3’が前記キャップ本体2’にロックされた状態では、前記蓋3’の閉塞部7が前記キャップ本体2’の排出孔6を塞いで、ヒンジキャップ1は閉じられているので、ヒンジキャップ1が取り付けられた容器は密閉されて、前記蓋3はロック機構を解除しなければ開かない状態となる。
ロック機構についてさらに詳しく説明する。図5および図8(a)に示すのが、ヒンジキャップ1がロックされた状態である。前記蓋3’と前記キャップ本体2’が係合し、前記蓋3’の閉塞部7が前記キャップ本体2’の排出孔6を塞いでいる。さらに、前記スライド部5は前記ガイド部8’内を上方へとスライドさせられて前記キャップ本体2’から上方へと突出し、前記キャップ本体2’からはこれ以上上方へとスライドして脱落しないように保持され、上方へと突出した部分は前記蓋3’のガイド部9’に挿入されて最も上方へとスライドした状態となっている。
この時、前記スライド部5を前記ガイド部8’,9’内で奥へと押し込まれ、前記スライド部5の背面の第1の凹部13が前記蓋3’の凸部16と嵌合させられている。この時、前記スライド部5の下端は前記キャップ本体2’に設けられた凸部15よりも上方に位置している。このように前記スライド部5を前記蓋3’と係合させることで、前記蓋3’は前記キャップ本体2’にロックされた状態となる。
ロック状態から前記蓋3’を開けるには、ロック機構を解除しなければならない。そのために、前記スライド部5を前記ガイド部9’内で手前に、そして下方へと移動させて、図8(b)に示すように、前記スライド部5の背面の第1の凹部13と前記蓋3’の凸部16との嵌合を解除する。そして、前記スライド部5を下方へとスライドさせて、図8(c)に示すように、前記蓋3’のガイド部9’から抜け出させて、前記キャップ本体2’のスライド部8’に収容する。
そして、前記スライド部5が最も下方に移動したら、前記スライド部5を奥へと押し込み、前記スライド部5の背面の第2の凹部14を前記キャップ本体2’の凸部15と嵌合させる。これにより、図6および図8(d)に示すように、前記スライド部5は前記キャップ本体2’のガイド部8’に収容されて、前記キャップ本体2’に固定された状態となる。この時、前記スライド部5は前記蓋3’は完全に離れているので、ヒンジキャップ1’のロック機構は解除され前記蓋3’は自由に開閉できる状態となる。
このようにロックが解除されたら、前記蓋3’をヒンジ4を用いて上方に回動させると、ヒンジキャップ1’を開けることができる。ヒンジキャプ1’が開くと、図7および図8(e)に示す状態となり、キャップ本体2’の排出孔6が露出され容器内に収容された液体等の収容物を排出できる。
再びヒンジキャップ1’を閉じてロックするには、まず、前記蓋3’をヒンジ4を用いて下方へと回動させて、図6および図8(d)に示すように、前記キャップ本体2’に係合させる。次に、前記スライド部5を前後にそして上方へと移動させて、図8(c)に示すように、前記スライド部5の第2の凹部14と前記キャップ本体2’の凸部15との嵌合を解除する。そして、前記スライド部5を前記ガイド部8’内を上方へとスライドさせて突出させて、前記スライド部5の上方を前記蓋3’のガイド部9’内へとスライドさせて、図8(b)の状態とする。
前記スライド部5を最も上方にスライドさせて奥へと押し込み、前記スライド部5の背面の第1の凹部13を前記蓋3’の凸部16と嵌合させる。これにより、図5および図8(a)に示すように、前記蓋3’は再び前記キャップ本体2’に固定されてロックされた状態となる。
上述のように、本実施形態では、ヒンジキャップ1’のロック機構としてキャップ本体2’にスライド可能に設けたスライド部5を上下にスライドさせることで、ヒンジキャップ1’のロックおよびロックの解除を簡単に行うことができる。また、前記スライド部5をヒンジキャップ1’の側面よりも内側に収めているのでスライド部5に意図せずに力が加えられて、蓋3’が勝手に開くのを防止することもできる。
1、1’ ヒンジキャップ
2、2’ キャップ本体
3、3’ 蓋
4 ヒンジ
5 スライド部
6 排出孔
7 閉塞部
8、8’ ガイド部
9、9’ ガイド部
10 突出部
11 溝部
12 溝部
13 第1の凹部
14 第2の凹部
15 凸部
16 凸部
17 係合部
18 容器

Claims (4)

  1. 排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体とヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、
    前記ロック機構は、前記蓋の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の上方には、前記スライド部が上方にスライドされた時に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が下方にスライドされた時に前記蓋より下方に突出して前記キャップ本体の側面と接する部分に、前記本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記スライド部が、前記蓋の側面および前記キャップ本体の側面の内側に設けられたガイド部内をスライドすることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 排出孔を有するキャップ本体、キャップ本体にヒンジで係合された蓋、および前記蓋を前記キャップ本体にロックするロック機構を有するヒンジキャップであって、
    前記ロック機構は、前記キャップ本体の側面に上下にスライド可能に係合されたスライド部を用いたものであり、前記スライド部の背面の下方には、前記スライド部が下方にスライドされた時に、前記キャップ本体の側面に設けられた凸部と嵌合される第2の凹部が設けられ、さらに、前記スライド部の背面には、前記スライド部が上方にスライドされた時に前記キャップ本体より上方に突出して前記蓋の側面と接する部分に、前記蓋の側面に設けられた凸部と嵌合される第1の凹部が設けられたことを特徴とするヒンジキャップ。
  4. 前記スライド部が、前記蓋の側面および前記キャップ本体の側面の内側に設けられたガイド部内をスライドすることを特徴とする請求項3に記載のヒンジキャップ。
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