JP2011087404A - ドライバ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバ回路の回路面積、消費電力、及び製造コストを低減する。
【解決手段】力率改善回路は、制御回路から供給されたパラメータに基づいて、駆動電圧の変化量におけるチャージ電流成分から力率改善回路に対する入力電圧の位相角を推定する位相角推定部141と、駆動電圧の誤差を補償する電圧補償部と、電圧補償部142の補償結果及び位相角推定部141によって推定された位相角の変化量に基づいて、コンデンサに流れるチャージ電流の変化量を推定する第1電流推定部143と、駆動電流の変化量を推定する第2電流推定部144と、第1電流推定部143によって推定されたチャージ電流の変化量及び第2電流推定部144によって推定された駆動電流の変化量に基づいて、デューティを算出する算出部145と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ等の外部装置を駆動させるドライバ回路に関する。
モータ等に供給された電力の力率を向上させるための技術として、力率改善回路(以下、「PFC(Power Factor Corrector)」という)を用いる技術が知られている。一般的なPFCは、外部装置のコンデンサに流れる電流(以下、「チャージ電流」という)の波形を外部装置の駆動電圧の波形と相似形になるように調整することによって、力率を改善する。
しかしながら、従来のPFC(特許文献1乃至3、及び非特許文献1を参照)では、駆動電圧や駆動電流のセンスを行うための信号経路が必要となるので、PFCを構成する素子の数が増加する。すなわち、PFC専用のセンス回路が必要となる。その結果、PFCの回路面積及び消費電力が増加する。また、回路面積及び消費電力の増加によって、製造コストが増加する。
特表2006−510340号公報 特開2001−37254号公報 特開平10−201248号公報
「重要性高まる力率補正 デジタル制御でコスト削減」(2009年4月17日、EE Times Japan(2009年4月号) 第44頁乃至第48頁)
本発明の目的は、PFCが組み込まれたドライバ回路の回路面積、消費電力、及び製造コストを低減することである。
本発明の一態様によれば、
コンデンサを含む外部装置の駆動電流及び駆動電圧をセンスするセンス回路と、
前記外部装置にパルス信号を供給するパルス幅変調器と、
前記外部装置の力率を改善するために前記パルス幅変調器のデューティを算出する力率改善回路と、
前記センス回路によってセンスされた駆動電流及び駆動電圧に基づいて、前記外部装置の駆動電流を制御するとともに、前記駆動電流に関するパラメータを前記力率改善回路に供給する制御回路と、を備え、
前記力率改善回路は、
前記制御回路から供給されたパラメータに基づいて、前記駆動電圧の変化量におけるチャージ電流成分から前記力率改善回路に対する入力電圧の位相角を推定する位相角推定部と、
前記駆動電圧の誤差を補償する電圧補償部と、
前記電圧補償部の補償結果及び前記位相角推定部によって推定された位相角の変化量に基づいて、前記コンデンサに流れるチャージ電流の変化量を推定する第1電流推定部と、
前記駆動電流の変化量を推定する第2電流推定部と、
前記第1電流推定部によって推定されたチャージ電流の変化量及び前記第2電流推定部によって推定された駆動電流の変化量に基づいて、前記デューティを算出する算出部と、
を備えることを特徴とするドライバ回路が提供される。
本発明によれば、PFCが組み込まれたドライバ回路の回路面積、消費電力、及び製造コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係るドライバ回路の概略構成を示すブロック図である。 図1のドライバ回路10及び外部装置20の構成の一例を示すブロック図である。 図1のPFC14の概略構成を示すブロック図である。 図1のドライバ回路10の回路構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態に係るドライバ回路の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るドライバ回路の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1のドライバ回路10及び外部装置20の構成の一例を示すブロック図である。図3は、図1のPFC14の概略構成を示すブロック図である。図4は、図1のドライバ回路10の回路構成を示す回路図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るドライバ回路の構成について説明する。
本発明の実施形態に係るドライバ回路10は、所定の動作を行う外部装置20に接続される。また、ドライバ回路10は、外部装置20の駆動電流及び駆動電圧をセンスするセンス回路として動作するように構成されるアナログデジタル変換器(以下、「ADC(Analog to Digital Converter)」という)12と、外部装置20の力率を改善するためにパルス幅変調器(以下、「PWM(Pulse Width Modulator)」という)18aのデューティを算出するように構成されるPFC14と、ADC12によってセンスされた駆動電流及び駆動電圧に基づいて、外部装置20の駆動電流を制御するとともに、駆動電流に関するパラメータをPFC14に供給するように構成される制御回路16と、PFC14によって算出されたデューティでADC12の出力に対してパルス幅変調を行って、外部装置20にパルス信号を供給するように構成されるPWM18aと、所定のデューティで制御回路16の出力に対してパルス幅変調を行って、外部装置20にパルス信号を供給するように構成されるPWM18bと、を備える。
図2を参照して、図1のドライバ回路10及び外部装置20の構成の一例について説明する。
外部装置20は、モータ21及びコンプレッサ22を含むエアコンディショナと、昇圧型コンバータ23と、3相インバータ24と、を備える。なお、本発明の実施形態では、外部装置20は、エアコンディショナに限られない。例えば、外部装置20は、シーリングファン、換気扇等の各種のファンであっても良い。
外部装置20では、端子L及びNに電流が供給される。昇圧型コンバータ23及び3相インバータ24は、端子L及びNに供給された電流に基づいて電力を生成し、その電力をモータ21に供給するように構成される。モータ21は、供給された電力に基づいて駆動するように構成される。また、外部装置20は、ハードウェアスケーリングK1乃至K4を経由して、駆動電圧V、並びにシャント電流I、I、及びIをADC12に供給するように構成される。なお、本発明の実施形態では、外部装置20のコンバータのトポロジは、昇圧型に限られない。例えば、外部装置20のコンバータのトポロジは、降圧型であっても良いし、昇降圧型であっても良い。
ADC12は、駆動電圧V、並びにシャント電流I、I、及びIをそれぞれデジタル信号V´、I´、I´、及びI´に変換し、それらのデジタル信号をPFC14及び制御回路16に供給するように構成される。すなわち、ADC12は、PFC14及び制御回路16にデジタル信号V´、I´、I´、及びI´を供給するために、外部装置20の駆動電流I及び駆動電圧Vをセンスする3シャントセンス方式のセンス回路として動作する。
制御回路16は、ADC12から供給されたデジタル信号V´、I´、I´、及びI´に基づいて、モータ21の位置を推定し、モータ21に印加する電圧VDCを決定する処理と、デューティDを算出してPWM18bに供給する処理と、駆動電流Iに関するパラメータ(電流ベクトル(I,I))をPFC14に供給する処理と、を行うように構成される。デューティDは、モータに印加される電圧VDCを駆動電圧Vで除した値である(D=VDC/V)。
PFC14は、ADC12から供給されたデジタル信号V及び制御回路16から供給された電流ベクトル(I,I)に基づいて、デューティDを算出してPWM18aに供給するように構成される。なお、例えば、PFC14は、(式1)に基づいてデューティDを算出する。
Figure 2011087404
PWM18aは、PFC14から供給されたデューティDをパルス幅変調して、パルス信号Pを昇圧型コンバータ23に供給するように構成される。
PWM18bは、制御回路16から供給されたデューティDをパルス幅変調して、パルス信号P乃至Pを3相インバータ24に供給するように構成される。
図3を参照して、図1のPFC14の構成について説明する。
PFC14は、位相角推定部141と、電圧補償部142と、第1電流推定部143と、第2電流推定部144と、算出部145と、モード選択部146と、を備える。
位相角推定部141は、制御回路16から供給された駆動電流Iに関するパラメータ(電流ベクトル(I,I)に基づいて、PFC14に対する入力電圧の位相角の変化量Δθを推定し、その位相角の変化量Δθを第1電流推定部143に供給するように構成される。
電圧補償部142は、ADC12から供給されたデジタル信号V´に基づいて、駆動電圧s誤差を補償し、補償結果を第1電流推定部143に供給するように構成される。
第1電流推定部143は、電圧補償部142から供給された補償結果及び位相角推定部141から供給された位相角の変化量Δθに基づいて、図1の外部装置20のコンデンサに流れるチャージ電流の変化量ΔIを推定し、そのチャージ電流の変化量ΔIを算出部145に供給するように構成される。
第2電流推定部144は、ADC12から供給されたデジタル信号V´及び制御回路16から供給されたパラメータ(電流ベクトル(I,I)に基づいて、駆動電流の変化量ΔIを推定し、その駆動電流の変化量ΔIを算出部145に供給するように構成される。
算出部145は、第1電流推定部143から供給されたチャージ電流の変化量ΔI及び第2電流推定部144から供給された駆動電流の変化量ΔIに基づいて、チャージ電流Iの波形を駆動電圧Vの波形と相似形に調整するようなデューティDを算出し、PWM18aに供給するように構成される。
モード選択部146は、チャージ電流Iを制御するための電流制御モード又は駆動電圧の位相角θを推定するための位相角推定モードを選択するように構成される。好ましくは、モード選択部146は、通常は電流制御モードを選択し、定期的に位相角推定モードを選択するように構成される。位相角推定部141は、モード選択部146から位相角推定モードを選択するためのモード信号MODE(2)が供給されたとき(すなわち、モード選択部146によって駆動電圧の位相角θを推定するための位相角推定モードが選択された場合)に動作するように構成される。
図4を参照して、図1のドライバ回路10の回路構成について説明する。
位相角推定部141は、位相角検出部141aと、位相角計測部141bと、位相角算出部141cと、グリッド電圧算出部141dと、を備える。
位相角検出部141aは、算出部145によって算出されたデューティDに基づいて、駆動電圧の位相角θの極性の変化点を検出するように構成される。すなわち、位相角検出部141aは、PFC14に対する入力電圧の位相角がゼロ度又は90度になったことを検出する。具体的には、位相角検出部141aは、算出部145から供給されたデューティD(Dの初期値は0である)に定数α(α>0)を加算してデューティの推定値D´(D´=D+α)を算出する。そして、位相角検出部141aは、デューティの推定値D´あたりの駆動電圧Vの変化量に基づいて駆動電圧の周期的変化ΔVMestを算出する(ΔVMest=(dV/dt)−(I/C)、Cは外部回路20のキャパシタの容量である)。そして、位相角検出部141aは、駆動電圧の周期的変化ΔVMestに基づいて、駆動電圧の位相角θの極性の変化点を検出する。例えば、位相角検出部141aは、駆動電圧の周期的変化ΔVの極性が負から正に変化したときにリセット信号(位相角θがゼロ度であることを示す信号)を位相角計測部141bに供給し、駆動電圧の周期的変化ΔVの極性が正から負に変化したときにセット信号(位相角θが90度であることを示す信号)を位相角計測部141bに供給する。すなわち、位相角検出部141aは、駆動電圧の周期的変化ΔVの極性の変化点における変化方向(負から正又は正から負)に基づいて駆動電圧Vの周期的変化を判定する。
位相角計測部141bは、位相角検出部141aの検出結果(リセット信号又はセット信号)に基づいて、駆動電圧の位相角θを計測し、その計測結果を位相角算出部141cに供給するように構成される。具体的には、位相角計測部141bは、位相角検出部141aによって駆動電圧の周期的変化ΔVの極性の変化点が検出されたときにリセット及びスタートするカウンタを備える。なお、このカウンタは、プリセットされた入力電流周波数F(F=1/T)に基づいて定期的にリセットされる。
位相角算出部141cは、位相計測部141bによって計測される前の位相角と計測された後の位相角との差を位相角の変化量Δθとして算出し(Δθ=(θ−θ/z))、その位相角の変化量Δθを第1電流推定部143に供給するように構成される。
グリッド電圧算出部141dは、位相角計測部141bによって計測された位相角θに基づいてグリッド電圧Vを算出し、そのグリッド電圧Vを算出部145に供給するように構成される。
電圧補償部142は、電圧補償器PIを備える。電圧補償部142は、ADC12から供給されたデジタル信号V´と所定の目標駆動電圧VM_refとの差に基づいて、目標駆動電圧VM_refに対する駆動電圧Vの誤差を補償するためのチャージ電流の平均値ピークIC_peak_refを算出し、そのチャージ電流の平均値ピークIC_peak_refを第1電流推定部143に供給するように構成される。電圧補償部142は、交流の半正弦波10周期に1回の割合でフィードバックを行う(例えば、10[Hz])程度の比較的遅いループである。
第1電流推定部143は、位相角算出部141cから供給された位相角の変化量Δθに対応するチャージ電流I(Δθ)と電圧補償部142から供給されたチャージ電流の平均値ピークIC_peak_refとの差をチャージ電流の変化量ΔIとして算出するように構成される。
第2電流推定部144は、制御回路16から供給された電流ベクトル(I,I)から駆動電流Iを算出し、算出される前の駆動電流と算出された後の駆動電流との差を駆動電流の変化量ΔIとして算出するように構成される(ΔI=I−I/z)。
算出部145は、電流補償器PIを備える。算出部145は、平均電流モードにおいて、コンデンサのチャージ電流Iの波形を駆動電圧Vの波形と相似形に調整するようなデューティDを算出し、そのデューティDを位相角検出部141a及びPWM18aに供給するように構成される。歪みや位相遅れの少ないチャージ電流Iにするために、比較的高速なフィードバック周波数(例えば、100kHz)及びスイッチング周波数(例えば、100kHz)が必要となる。具体的には、電流補償器PIは、駆動電圧の位相角θと電圧補償部142から供給された平均値ピークIC_peak_refに基づいて算出されるチャージ電流と駆動電流Iの合計から算出される現在の(1サイクル前のデューティDに対応する)駆動電流との誤差ΔIL_ave_errorから最新のデューティDを算出する。
モード選択部146は、モード信号MODE(1)又は(2)を生成する。モード信号MODE(1)が生成された場合には、チャージ電流Iを制御するための電流制御モードが実行され、モード信号MODE(2)が生成された場合には、PFC14に対する入力電圧の位相角を推定するための位相角推定モードが実行される。位相角推定部141は、モード信号MODE(2)が生成された場合に動作する。
従来では、力率を改善するために駆動電圧及び駆動電流のセンスが必要である。すなわち、PFC専用のセンス回路及びセンス用の信号経路が存在する。その結果、PFCが組み込まれたドライバ回路の回路面積、消費電力、及び製造コストが増加する。
これに対して、本発明の実施形態では、ADC12から供給されたデジタル信号V´及び制御回路16から供給された信号(電流ベクトル(I,I))に基づいてPFC14がデューティDを算出する。すなわち、駆動電圧V及び駆動電流Iをモニタするアプリケーション(ADC12及び制御回路16)とPFC14とが組み合わせられるので、PFC14専用のセンス回路及びセンス用の信号経路が実質的に存在していない。その結果、PFC14が組み込まれたドライバ回路10の回路面積、消費電力、及び製造コストが低減する。
なお、本発明の実施形態では、位相角検出部141aは、所定の演算を行って駆動電圧Vの周期的変化を判定したが、本発明の範囲はこれに限られるものではない。位相角検出部141aは、アークサインテーブルを用いて駆動電圧Vの周期的変化を判定しても良い。この場合には、力率改善効果を向上させることができる。
また、本発明の実施形態(特に、図4)では、制御回路16がベクトル制御(FOC(Field Oriented Control)方式を採用する例について説明したが、本発明の範囲はこれに限られるものではない。
また、本発明の実施形態では、1チップのDSP/MCU(Digital Signal Processor / Micro Controller Unit)によってドライバ回路10全体が構成されても良いし、PFC14とその他のモジュールとがそれぞれ異なるチップ(すなわち、2チップ)で構成されても良い。
また、本発明の実施形態では、3シャントセンス方式のセンス回路を備えるドライバ回路10について説明したが、本発明の範囲はこれに限られるものではない。例えば、ドライバ回路10は、1シャントセンス方式又は2シャントセンス方式のセンス回路を備えても良いし、3相ブラシレスDCモータドライバ回路又はACモータ(誘導モータ)ドライバ回路であっても良い。さらに、ドライバ回路10は、ファン以外の外部装置20にも広く適用可能である。
上述した実施形態は、いずれも一例であって限定的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ドライバ回路
12 ADC
14 PFC
141 位相角推定部
141a 位相角検出部
141b 位相角計測部
141c 位相角算出部
141d グリッド電圧算出部
142 電圧補償部
143 第1電流推定部
144 第2電流推定部
145 算出部
146 モード選択部
16 制御回路
18a,18b PWM
20 外部装置
21 モータ
22 コンプレッサ
23 昇圧型コンバータ
24 3相インバータ

Claims (6)

  1. コンデンサを含む外部装置の駆動電流及び駆動電圧をセンスするセンス回路と、
    前記外部装置にパルス信号を供給するパルス幅変調器と、
    前記外部装置の力率を改善するために前記パルス幅変調器のデューティを算出する力率改善回路と、
    前記センス回路によってセンスされた駆動電流及び駆動電圧に基づいて、前記外部装置の駆動電流を制御するとともに、前記駆動電流に関するパラメータを前記力率改善回路に供給する制御回路と、を備え、
    前記力率改善回路は、
    前記制御回路から供給されたパラメータに基づいて、前記駆動電圧の変化量におけるチャージ電流成分から前記力率改善回路に対する入力電圧の位相角を推定する位相角推定部と、
    前記駆動電圧の誤差を補償する電圧補償部と、
    前記電圧補償部の補償結果及び前記位相角推定部によって推定された位相角の変化量に基づいて、前記コンデンサに流れるチャージ電流の変化量を推定する第1電流推定部と、
    前記駆動電流の変化量を推定する第2電流推定部と、
    前記第1電流推定部によって推定されたチャージ電流の変化量及び前記第2電流推定部によって推定された駆動電流の変化量に基づいて、前記デューティを算出する算出部と、
    を備えることを特徴とするドライバ回路。
  2. 前記位相角推定部は、
    前記算出部によって算出されたデューティに基づいて、前記駆動電圧の位相角の極性の変化点を検出する位相角検出部と、
    前記位相角検出部の検出結果に基づいて、前記駆動電圧の位相角を計測する位相角計測部と、
    前記位相角計測部によって計測される前の位相角と計測された後の位相角との差を前記位相角の変化量の推定値として算出する位相角算出部と、
    を備える請求項1記載のドライバ回路。
  3. 前記位相角計測部は、前記位相角検出部によって前記変化点が検出されたときにリセット及びスタートするカウンタを備える請求項2記載のドライバ回路。
  4. 前記制御回路は、ベクトル制御方式によって前記駆動電流を制御するとともに、前記駆動電流に関する電流ベクトルを前記力率改善回路に供給し、
    前記第2電流推定部は、前記電流ベクトルに基づいて前記駆動電流を算出し、算出される前の駆動電流と算出された後の駆動電流との差を前記駆動電流の変化量として算出する請求項1乃至3の何れか1項記載の力率改善回路。
  5. 前記チャージ電流を制御するための電流制御モード又は前記駆動電圧の位相角を推定するための位相角推定モードを選択するモード選択部をさらに備え、
    前記モード選択部によって前記電流制御モードが選択された場合には、前記パルス幅変調器が前記入力電圧と相似形の電流を発生させるようなデューティで動作し、前記モード選択部によって前記位相角推定モードが選択された場合には、前記位相角推定部が動作する請求項1乃至4の何れか1項記載のドライバ回路。
  6. 前記モード選択部は、前記位相角推定モードを定期的に選択する請求項5記載のドライバ回路。
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