JP5507417B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、家電機器や産業機器の各種機器の電力系統における電源装置に関する。
近年、家電機器や産業機器の各種機器の電力系統に高調波電流が流入する問題に対して、機器内の電源装置には、インダクタとスイッチング素子の動作によるエネルギー蓄積効果を利用し、力率を改善しながら出力電圧を昇圧する交流直流変換回路(AC−DCコンバータ)が用いられるようになっている。
このAC−DCコンバータにおける制御では、直流電圧値(出力電圧計測値Vdc)とその目標値(目標出力電圧値Vref)との電圧差分値(Ev)に交流電圧値(入力電圧計測値Vin)を乗算して得られる値に応じて,上記スイッチング素子の導通比(スイッチング素子のスイッチング周期において、スイッチング素子が導通状態となる時間の割合である。時比率DUTYとする)を決定し、力率改善(PFC:Power Factor Correction)を行っている。
このような電源装置は、例えば特許文献1に示されるように、交流電源から直流電圧を得る少なくともスイッチング素子とインダクタとダイオードからなる交流直流変換部(PFC部)と、交流電源の電流値を検出する入力電流検出部と、交流電源の電圧値を検出する入力電圧検出部と、交流直流変換回路が出力する直流電圧値を検出する直流電圧検出部と、電流検出部と入力電圧検出部と直流電圧検出部で得られる各値に基づき力率改善を行い且つ、直流電圧値を予め設定された目標値になるように上記スイッチング素子の動作をPFC制御するスイッチング動作制御部から構成される(特許文献1の図8参照)。
PFC制御は、一般に次のように実行される。上記動作制御部は、電圧制御ループにおいて、出力電圧計測値Vdcと目標出力電圧値Vrefとの電圧差分値Evを演算し、電圧誤差信号VPIを生成する。その後、この電圧誤差信号VPIと入力電圧計測値Vinを正規化した値とを乗算することで、入力電流設定値Irefを得る。次に、制御部は、電流制御ループにおいて、入力電流設定値Irefと入力電流計測値Iinとの電流差分値Eiを演算し、電流誤差信号IPIを生成する。
そして、電流誤差信号IPIの信号レベルに応じ、スイッチング素子の導通比(DUTY)を逐次変換することで、入力電圧計測値Vinと入力電流計測値Iinと波形が相似し、力率が1となるように、すなわち入力電圧と入力電流の位相が同相となるように、かつ、直流電圧が所定の目標出力電圧値Vrefとなるように制御する。
ここで、直流電圧検出部で得られた直流電圧(出力電圧計測値Vdc)には、交流直流変換回路の特性上、交流電源周波数の2倍の周波数のリップル成分が重畳されている。直流電圧にリップル成分が含まれたまま上記制御演算を行うと、電圧誤差信号VPIにおいてリップル成分の影響が現れ、最終的には入力電流(入力電流計測値Iin)の波形に歪みが生じてしまう。
このリップル成分を排除するために、電圧制御ループにおいて、電圧差分値Evを演算する際の直流電圧値として、応答速度の遅い(カットオフ周波数1Hz程度)のローパスフィルタを通した値を用いるのが一般的である。一方、電流制御ループの電流誤差信号IPIは、入力電流(入力電流計測値Iin)を正弦波状に追従させるように逐次デューティを制御するので、カットオフ周波数を高めに設定するのが一般的である。
また、軽負荷時には、直流電圧(出力電圧計測値Vdc)が高くなり、電圧誤差信号VPIの信号レベルがほぼ0へと低下し、入力電流設定値Irefを出力する乗算器を構成するオペアンプのオフセット成分が無視できなくなる。すなわち、軽負荷時には、このオフセット成分に起因して、電流制御ループの電流誤差信号IPIの信号レベルが上昇して、スイッチング素子の導通比(時比率DUTYとする)も大きくなり、直流電圧(出力電圧計測値Vdc)が目標出力電圧値Vrefを越えてしまうという現象があった。
この現象への対策として、特許文献1においては、オフセット調整電流生成手段を設け、軽負荷時に減少する電圧誤差信号VPIの信号レベルの変化に応じて、前記乗算器のオフセット電圧をキャンセルする技術が開示されている(特許文献1の図7及び段落「0063」〜「0065」参照)。
特開2002−176768号公報
しかしながら、上述のような構成によると、軽負荷時における直流電圧(出力電圧計測値Vdc)の上昇抑制に対する対策はできるものの、上述したように応答速度の遅い電圧制御ループを用いているので、直流電圧を供給している負荷の電圧変動に対応できないという問題があった。
(1)上記課題を解決するために、本発明は、交流電源の交流電圧から直流電圧を得る少なくともスイッチング素子とインダクタとダイオードからなる交流直流変換部と、前記交流電源の電流値を検出する入力電流検出部と、前記交流電源の電圧値を検出する入力電圧検出部と、前記交流直流変換部が出力する直流電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部と、前記入力電流検出部と前記入力電圧検出部と前記直流電圧検出部各々で得られる前記交流電源の電流値、前記交流電源の電圧値及び前記直流電圧の電圧値に基づき、前記直流電圧の電圧値が予め設定された目標出力電圧値になるように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング動作制御部を備え、前記スイッチング動作制御部は、前記直流電圧の電圧値と前記目標出力電圧値との電圧差分値に基づいて電圧誤差信号を生成する電圧誤差信号生成部を有し、前記スイッチング動作制御部は、前記電圧誤差信号が予め設定された閾値より低くなると、前記スイッチング素子をオンする信号のパルス幅を、前記閾値より高い場合に比べて短くすることを特徴とする電源装置である。
(2)また、本発明は、前記スイッチング動作制御部は、前記交流電源の電圧値と前記電圧誤差信号とに基づいて入力電流設定値を生成する乗算器と、前記入力電流設定値と前記交流電源の電流値との電流差分値に基づいて電流誤差信号を生成する電流誤差信号生成部と、前記電流誤差信号に基づいて前記パルス幅を演算する時比率演算部を有し、前記電圧誤差信号と前記パルス幅制御の閾値との差分に基づいて、前記パルス幅を演算することを特徴とする。
(3)また、本発明は、前記スイッチング動作制御部は、前記時比率演算部において、PID演算処理に求めた電流誤差信号IPIによって、時比率DUTYを、DUTY=Dmax−IPI×Kcnv(Dmaxは時比率DUTYの最大出力値(上限値)であり、Kcnvは、電流誤差信号IPIを時比率DUTYに変換する際の係数である。)に従って、演算することを特徴とする。
(4)また、本発明は、前記時比率演算部におけるPID演算処理は、電流差分値Ei(t)を、Ei(t)=入力電流設定値Iref−入力電流計測値Iin(t)により演算し、PID演算処理で求める電流誤差信号IPI=Ui(t)を、Ui(t)=Kip×Ei(t)+{Kii×Ei(t−1)+Ui(t−1)}+Kid×{Ei(t)−Ei(t−n)}(Ui(t−1)は、前回のPID演算処理で求めた電流誤差信号IPIであり、Ei(t−1)、Ei(t−n)は、それぞれ、1回前、n回前のPID演算処理における電流差分値Eiを示し、Ei(t)は今回の処理結果による値であり、Kip、Kii、Kidは、ぞれぞれ、PID演算処理における比例(P)係数、積分(I)係数、微分(D)係数を示す。)により演算することを特徴とする。
(5)また、本発明は、前記スイッチング動作制御部は、前記時比率演算部におけるオフセット減算処理に用いるオフセット値を生成するオフセット演算部を備え、このオフセット演算部において、オフセット判定閾値THoffsetと電圧誤差信号VPIとの差分により、オフセット値Offsetを、Offset=(THoffset−VPI)×Koffset(Koffsetは、実験またはシミュレーションにより予め算出されている係数値であり、スイッチング動作制御部において設定されている値である。)により演算することを特徴とする。
(6)また、本発明は、前記時比率演算部において、前記オフセット値Offsetによって、時比率DUTYを、DUTY(t)=DUTY(t−1)−Offset(DUTY(t)は、今回の減算処理で求める時比率DUTYであり、DUTY(t−1)は前回の減算処理で求めた時比率DUTYである。)により演算することを特徴とする。
本発明によれば、応答速度の遅い電圧制御ループで軽負荷対策を行うのではなく、電圧誤差増幅信号(VPI)をモニタし、応答速度の速い電流制御ループにおいて、スイッチング素子の導通比(時比率DUTY)を狭める更新演算を、スイッチング素子のオン/オフ毎に対応して行うことができる。これにより、軽負荷動作でもほぼ一定に出力電圧を制御するとともに、直流電圧を供給している負荷の電圧変動に応答性よく対応できる。
本発明の実施形態における電源装置を示す回路構成図である。 図1に示すスイッチング動作制御部15の回路構成図である。 スイッチング動作制御部15の時比率DUTY更新制御を示すフロー図である。 図1に示す電源装置の動作波形図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態における電源装置を示す回路構成図である。
図1に示す電源装置は、商用交流電源(AC電源)に接続される第1、第2の交流入力端子1a、1bの交流電圧を直流電圧に変換して第1及び第2の直流出力端子2a、2bとの間に直流電圧を発生し、これら出力端子間に接続されるDC−DCコンバータ等に直流電圧を供給する電源装置である。
電源装置は、第1、第2の交流入力端子1a、1bと第1及び第2の直流出力端子2a、2bとの間に、入力段のフィルタ回路FLTRと、リレー回路RYと、力率改善回路PFCとを順番に設けている。電源装置は、更に、力率改善回路PFCに含まれているスイッチング素子(トランジスタQ1,Q2、ダイオードBD1,BD2)をオン/オフ制御するために、入力電圧検出部11と、入力電流検出部12と、SWドライブ部13と、出力電圧検出部14と、スイッチング動作制御部15とを有している。
図1の力率改善回路PFCにおいて、直流出力端子2aと直流出力端子2bとの間に、ダイオードD1、トランジスタQ1、抵抗R1が直列に接続される。また、直流出力端子2a、2bとの間には、ダイオードD2、トランジスタQ2、抵抗R2が直列に接続される。トランジスタQ1及びトランジスタQ2各々には、それぞれダイオードBD1及びダイオードBD2が並列に接続され、これら2つの並列回路が力率改善回路PFCのスイッチング素子として機能する。
また、ダイオードD1とトランジスタQ1との接続点が、インダクタL1を介して、交流入力端子1a側へ接続され、ダイオードD2とトランジスタQ2との接続点が、インダクタL2を介して、交流入力端子1b側へ接続される。直流出力端子2a、2bとの間には、また、電解コンデンサC2が接続される。なお、トランジスタQ1及びQ2は、図1において、Nチャネル型MOSトランジスタとしているが、この場合、ダイオードBD1及びBD2は、MOSトランジスタ中の寄生ダイオードであってよい。また、トランジスタQ1及びQ2として、NPN型バイポーラトランジスタやIGBTを用いてもよい。
交流入力端子1a、1bに接続される交流電源の正方向電圧期間において、トランジスタQ1がオンしている時には、交流入力端子1a、インダクタL1、トランジスタQ1、ダイオードBD2及びインダクタL2から成る第1の閉回路が形成され、インダクタL1にエネルギーを蓄積する。次に、トランジスタQ1がオフすると、交流入力端子1a、インダクタL1、ダイオードD1、電解コンデンサC2、ダイオードBD2及びインダクタL2から成る第2の閉回路が、インダクタL1に蓄積されたエネルギーを電解コンデンサC2へ供給し、電解コンデンサC2を交流電源電圧より高い値に充電する。
一方、交流電源の負方向電圧期間においては、トランジスタQ2がオンしている時には、交流入力端子1b、インダクタL2、トランジスタQ2、ダイオードBD1、インダクタL1から成る第3の閉回路が形成され、インダクタL2にエネルギーを蓄積する。次に、トランジスタQ2がオフすると、交流入力端子1b、インダクタL2、ダイオードD2、電解コンデンサC2、ダイオードBD1、インダクタL1から成る第4の閉回路が、インダクタL2に蓄積されたエネルギーを電解コンデンサC2へ供給し、電解コンデンサC2を交流電源電圧より高い値に充電する。
なお、交流電源の正方向電圧期間または負方向電圧期間において、オンオフ動作を求められるのは、上述の通りトランジスタQ1またはQ2のいずれか一方のみであるが、2つのトランジスタを同じゲート信号を用いてオン/オフさせてもよい。
このような構成により、力率改善回路PFCは、スイッチング素子をオン/オフするとともに、電解コンデンサC2の両端子間電圧を一定に制御するが、交流入力端子1a、1bに接続される交流電源の電圧の周波数よりも高い周波数で、スイッチング素子のオン/オフ制御を行う必要がある。そこで、スイッチング動作制御部15は、スイッチング素子の導通比(時比率DUTY)を決定する演算処理を、交流入力電圧、交流入力電流、直流出力電圧に基づいて行っている。
このため、力率改善回路PFCにおいて、抵抗R1及びR2の各々の両端は、入力電流検出部12へと接続され、トランジスタQ1及びQ2各々のゲート端子及びソース端子は、SWドライブ部13へと接続され、直流出力端子2a、2b出力端子は、出力電圧検出部14へと接続される。また、インダクタL1及びL2の交流入力端子1a、1b側が、入力電圧検出部11へと接続される。
入力電圧検出部11は、交流電圧を検出して、入力電圧計測値Vin(交流電源の電圧値)をスイッチング動作制御部15へ出力する。また、入力電流検出部12は、抵抗R1及びR2に流れる交流電流を検出して、入力電流計測値Iinをスイッチング動作制御部15へ出力する。また、出力電圧検出部14(直流電圧検出部)は、直流出力端子2a、2b間の電圧を検出して、出力電圧計測値Vdcをスイッチング動作制御部15へ出力する。
スイッチング動作制御部15は、これらの入力される信号の電圧レベルに基づいて、時比率DUTYを生成し、SWドライブ部13に出力する。SWドライブ部13は、時比率DUTYに基づいて、スイッチング素子のドライブ信号を生成する。
また、スイッチング動作制御部15は、リレー回路RYのスイッチをオンさせる。そのため、入力電圧計測値Vinを監視し、AC電源を電解コンデンサC2でピーク充電された、概ねAC電源の実効値×√2の電圧値に達し、AC電源の実効値を認識可能となった時間経過後に、リレー回路RYのスイッチをオンさせ、力率改善回路PFCの交流入力端子に対するインピーダンスを下げる。なお、リレー回路RY中の抵抗(抵抗R3)は、リレー回路RYの前後に設けられたコンデンサ容量とともに、CR時定数回路を構成し、スイッチング動作開始前の力率改善回路PFC部の電解コンデンサC2に急激な電流が流れないようにするものである。
図2は、スイッチング動作制御部15の回路構成図である。
スイッチング動作制御部15は、オフセット演算部20、電圧誤差信号生成部21、電流誤差信号生成部22、時比率演算部23、正規化演算部31〜33、比較器41,43及び乗算器42を有する。
オフセット演算部20は、時比率演算部23におけるオフセット減算処理に用いるオフセット値Offsetを生成する回路であり、本発明の特徴的部分をなす。なお、詳細については、波形図及び動作フローを参照して後述する。
電圧誤差信号生成部21は、比較器41及びVPI生成部26より構成され、電圧誤差信号VPIを生成する。比較器41は、正規化演算部31が出力電圧計測値Vdcを正規化した値(スイッチング動作制御部15の動作電圧に合うように、出力電圧計測値Vdcに係数k1、例えば1/100を乗じた値)と予め設定された目標出力電圧値Vrefとを比較し、その差分をとって電圧差分値Evを生成する。
VPI生成部26は、電圧差分値Evと電圧ゲインGvとを乗算して、電圧誤差信号VPIを生成する。ここで、フィードバック制御系では周知の様に、PIDと呼ばれる、電圧誤差に対して比例P,積分I,微分Dの演算処理を加え、これらを必要に応じて合成してフィードバックし、系の応答性を改善することが行われる。電圧ゲインGvは、このPID演算処理によって求められる値である。
乗算器42は、正規化演算部32が入力電圧計測値Vinを正規化した値(スイッチング動作制御部15の動作電圧に合うように、例えば、入力電圧計測値Vinの最大値k2で除した値)と電圧誤差信号VPIとを乗算して、入力電流設定値Irefを生成する。
また、比較器43は、正規化演算部33が入力電流計測値Iinを正規化した値(スイッチング動作制御部15の動作電圧に合うように、入力電流計測値Iinに係数k3を乗じた値)と入力電流設定値Irefとを比較し、その差分をとって電流差分値Eiを生成する。IPI生成部27は、電流差分値Eiと電流ゲインGiとを乗算して、電流誤差信号IPIを生成する。電流ゲインGiは、上記電圧ゲインGvと同様に、PID演算処理によって求められる値である。なお、電流制御ループにおけるPID演算処理の詳細については、後述する。
時比率演算部23は、電流誤差信号IPIに基づいて、スイッチング素子をオンするパルス幅(時比率DUTY)を、例えば電流誤差信号IPIから時比率DUTYへの変換を行う演算式を用いて演算し、SWドライブ部13へ出力する。SWドライブ部13は、入力される時比率DUTYでのスイッチング動作を行うか否かを、制御の動作指令などに基づいて判定してドライブ信号を出力し、スイッチング素子をオン/オフする。このスイッチング動作が実行されることにより、入力電圧計測値Vinと入力電流計測値Iinと波形が相似し、力率が1となるように、すなわち、入力電圧計測値Vinと入力電流計測値Iinの位相が同相となるように、かつ、直流電圧が所定の目標出力電圧値Vrefとなるように制御される。
なお、上記回路構成においては、電圧差分(電圧差分値Ev)が大きくなると、誤差信号(IPI)の電流または電圧レベルが上がり、デューティを拡げた状態(スイッチング素子がオンする期間が長い状態)でスイッチング動作し、電圧差分(電圧差分値Ev)が小さくなると、誤差信号(IPI)の電流または電圧レベルが下がり、デューティを狭めた状態(スイッチング素子がオンする期間が短い状態)でスイッチング動作する論理構成となっている。
続いて、スイッチング動作制御部15の時比率DUTY更新制御(PWM出力制御)について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、スイッチング動作制御部15の時比率DUTY更新制御(PWM出力制御)を示すフロー図、図4は、電源装置の動作波形図である。
なお、以下の説明において、電源装置は例えば周波数50HzのAC電源に接続されるものとし、図4においては、1周波数分の入力電圧計測値Vin、電圧誤差信号VPI、電流誤差信号IPI、時比率DUTY及びトランジスタQ1、Q2のゲート・ソース間電圧(Vgs)の変化を示している。
スイッチング動作制御部15は、更新サイクル毎に、時比率DUTY更新制御(PWM出力制御)を実行する。最初に、スイッチング動作制御部15は、入力電圧検出部11から、入力電圧計測値Vinを取得し(ステップS1)、電圧制御ループにおいて、入力電流設定値Irefの演算処理を行う(ステップS2)。演算は、乗算器42が、次式(1)により、電圧誤差信号VPIと、正規化演算部32が入力電圧計測値Vinを正規化した値NVin(スイッチング動作制御部15の動作電圧に合うように、入力電圧計測値Vinの最大値k2で除した値)とを乗ずることで行う。
Iref=VPI×NVin…(1)
次に、スイッチング動作制御部15は、入力電流検出部12から、入力電流計測値Iinを取得し(ステップS3)、電流制御ループにおいて、電流誤差信号IPIの演算処理を行う(ステップS4)。演算は、電流誤差信号生成部22が、以下の式(2)〜(4)で示すPID演算により、入力電流設定値Irefと、取得した入力電流計測値Iin(t)とに基づいて行う。
電流差分値Ei(t)=入力電流設定値Iref−入力電流計測値Iin(t)…(2)
Ui(t)=Kip×Ei(t)+{Kii×Ei(t−1)+Ui(t−1)}+Kid×{Ei(t)−Ei(t−n)}…(3)
IPI=Ui(t)…(4)
ここで、Ui(t)は、今回のPID演算処理で求める電流誤差信号IPIであり、Ui(t−1)は、前回のPID演算処理で求めた電流誤差信号IPIである。また、Ei(t−1)、Ei(t−n)は、それぞれ、1回前、n回前のPID演算処理における電流差分値Eiを示し、Ei(t)は今回の処理結果による値である。また、Kip、Kii、Kidは、ぞれぞれ、PID演算処理における比例(P)係数、積分(I)係数、微分(D)係数を示す。
次に、スイッチング動作制御部15は、時比率演算部23において、PID演算処理で求めた電流誤差信号IPIによって、次式(5)に従って、時比率DUTYを演算する。
DUTY=Dmax−IPI×Kcnv…(5)
ここで、Dmaxは時比率DUTYの最大出力値(上限値)であり、最小出力値Dmin(下限値)とともに、予めスイッチング動作制御部15において設定されている値である。また、Kcnvは、電流誤差信号IPIを時比率DUTYに変換する際の係数であり、実験またはシミュレーションにより予め算出されている係数値であり、同じくスイッチング動作制御部15において設定されている値である。
続いて、スイッチング動作制御部15は、先に演算した電圧誤差信号VPIの示す値が予め設定された閾値(パルス幅制御の閾値。以下、オフセット判定閾値THoffsetとする。)より大きいかどうかを判定する(ステップS6)。電圧誤差信号VPIがオフセット判定閾値THoffsetより小さいと判定した場合、ステップS7に進み(ステップS6−Yes)、大きいと判定した場合、ステップS9に進む(ステップS6−No)。
また、スイッチング動作制御部15は、オフセット演算部20において、オフセット判定閾値THoffsetと電圧誤差信号VPIとの差分により、オフセット値Offsetを、次式(6)により算出する(ステップS7)。
Offset=(THoffset−VPI)×Koffset…(6)
ここで、Koffsetは、実験またはシミュレーションにより予め算出されている係数値であり、スイッチング動作制御部15において設定されている値である。
次に、スイッチング動作制御部15は、時比率演算部23において、ステップS7において求めたオフセット値Offsetによって、次式(7)に従って、時比率DUTYを演算(減算)する(ステップS8)。
DUTY(t)=DUTY(t−1)−Offset…(7)
ここで、DUTY(t)は、今回の減算処理で求める時比率DUTYであり、DUTY(t−1)は、前回の時比率DUTY更新制御(PWM出力制御)のステップS5において算出した時比率DUTYである。なお、本減算処理においても、DUTY(t)は、上記最大出力値Dmax(上限値)と最小出力値Dmin(下限値)との間になるように算出される。
スイッチング動作制御部15は、時比率演算部23において、上記ステップS8において算出した時比率DUTY(t)を本更新サイクルにおける時比率DUTYとし(ステップS9)、SWドライブ部13へ出力する。なお、ステップS6において、VPIがTHoffsetより大きいと判定した場合(ステップS6−No)、前回の処理結果である時比率DUTYが、そのまま本更新サイクルにおける時比率DUTYとなる。
SWドライブ部13は、入力される時比率DUTYでのスイッチング動作を行うか否かを、制御の動作指令などに基づいて判定してドライブ信号を出力し、時比率DUTYに応じたパルス幅のゲート信号を出力し、スイッチング素子(トランジスタQ1,Q2)をオン/オフする。このスイッチング動作が実行されることにより、入力電圧計測値Vinと入力電流計測値Iinと波形が相似し、力率が1となるように、すなわち、入力電圧計測値Vinと入力電流計測値Iinの位相が同相となるように、かつ、直流電圧が所定の目標出力電圧値Vrefとなるように制御される。
以上の動作をまとめると、スイッチング動作制御部15は、電圧誤差信号VPIが予め設定されたオフセット判定閾値THoffsetより低くなると、オフセット判定閾値THoffsetと電圧誤差信号VPIとの差分に基づいて、オフセット値Offsetを演算する。また、時比率演算部23はオフセット値Offsetを基に、時比率DUTYに上記式(7)で示すマイナスオフセット演算処理を行い、時比率DUTYを狭める決定をする。
すなわち、本実施形態によれば、図4に示すように、電流制御ループにおいて、電流誤差信号IPIの波形を、図4(a)に示す従来波形ICに対して、実質的に図4(b)に示す波形INとすることができる。従って、図4(b)に示すように、電圧誤差信号VPIがオフセット判定閾値THoffsetより低くなると、従来(図4(a))に比べて、時比率DUTYを狭める制御を行うことができる。そして、時比率DUTYが入力されるSWドライブ部は、スイッチング素子がオンする期間を短くし、或いはオンさせないパルス(図中Vgsで示す)を出力する。
以上説明したように、本発明によれば、応答速度の遅い電圧制御ループで軽負荷対策を行うのではなく、電圧誤差増幅信号(VPI)をモニタし、応答速度の速い電流制御ループにおいて、スイッチング素子の導通比(時比率DUTY)を狭める更新演算を行う。これにより、スイッチング素子のオン/オフ毎(本例の場合、スイッチング周波数50kHz毎)に対応して、スイッチング素子の導通比制御を行うことができ、軽負荷動作でもほぼ一定に出力電圧を制御するとともに、直流電圧を供給している負荷の電圧変動に応答性よく対応できる。
なお、本発明により、通常動作からの負荷急変においても、電流制御ループが、電圧誤差信号VPIがオフセット判定閾値THoffsetレベル以下になった時点で働き、スイッチング素子のオン/オフ毎(スイッチング周波数毎)の更新を行う。また、軽負荷から定格負荷の負荷急変時は、オフセット判定閾値THoffsetレベル未満になった瞬間、上記マイナスオフセット演算は無視されるので(上記フローにおけるステップS6−No)、マイナスオフセットの演算式への組込による影響はなく、この場合も負荷の変動に応答よく対応できる。
また、交流電圧入力の電源起動時においては、電圧誤差信号VPIの信号レベルがほぼ0の状態から上述の演算制御を開始するが、電圧誤差信号VPIがオフセット判定閾値THoffset以下の期間、時比率DUTYが狭められた状態でスイッチング動作する。従って、従来においては、電圧差分値Evが大きいために時比率DUTYが広がった状態でスイッチング動作が行われ、突入電流が増大するという問題があったが、本発明によってソフトスタート動作により突入電流増大を抑制する効果もある。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更等も含まれる。
また、本実施形態においては、交流電源にダイオードブリッジ回路等の全波整流回路を接続しないブリッジレスブースト方式のPFC制御について説明したが、本発明を、ダイオードブリッジ回路を用いるダイオードブリッジ方式について適用することも勿論可能である。
1a,1b…交流入力端子、2a,2b…直流出力端子、FLTR…フィルタ回路、RY…リレー回路、PFC…力率改善回路、L1,L2…インダクタ、D1,D2…ダイオード、Q1,Q2…トランジスタ、BD1,BD2…ダイオード、R1,R2,R3…抵抗、C2…電解コンデンサ、11…入力電圧検出部、12…入力電流検出部、13…SWドライブ部、14…出力電圧検出部、15…スイッチング動作制御部、Vdc…出力電圧計測値、Iin…入力電流計測値、Vin…入力電圧計測値、20…オフセット演算部、21…電圧誤差信号生成部、22…電流誤差信号生成部、23…時比率演算部、26…VPI生成部、27…IPI生成部、31,32,33…正規化演算部、41,43…比較器、42…乗算器、Vref…目標出力電圧値、Ev…電圧差分値、Gv…電圧ゲイン、VPI…電圧誤差信号、Iref…入力電流設定値、Ei…電流差分値、Gi…電流ゲイン、IPI…電流誤差信号、DUTY…時比率、THoffset…オフセット判定閾値、Offset…オフセット値

Claims (6)

  1. 交流電源の交流電圧から直流電圧を得る少なくともスイッチング素子とインダクタとダイオードからなる交流直流変換部と、
    前記交流電源の電流値を検出する入力電流検出部と、前記交流電源の電圧値を検出する入力電圧検出部と、
    前記交流直流変換部が出力する直流電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部と、
    前記入力電流検出部と前記入力電圧検出部と前記直流電圧検出部各々で得られる前記交流電源の電流値、前記交流電源の電圧値及び前記直流電圧の電圧値に基づき、前記直流電圧の電圧値が予め設定された目標出力電圧値になるように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング動作制御部を備え、
    前記スイッチング動作制御部は、
    前記直流電圧の電圧値と前記目標出力電圧値との電圧差分値に基づいて電圧誤差信号を生成する電圧誤差信号生成部を有し、
    前記スイッチング動作制御部は、前記電圧誤差信号が予め設定された閾値より低くなると、前記スイッチング素子をオンする信号のパルス幅を、前記閾値より高い場合に比べて短くすることを特徴とする電源装置。
  2. 前記スイッチング動作制御部は、
    前記交流電源の電圧値と前記電圧誤差信号とに基づいて入力電流設定値を生成する乗算器と、
    前記入力電流設定値と前記交流電源の電流値との電流差分値に基づいて電流誤差信号を生成する電流誤差信号生成部と、
    前記電流誤差信号に基づいて前記パルス幅を演算する時比率演算部を有し、
    前記電圧誤差信号と前記パルス幅制御の閾値との差分に基づいて、前記パルス幅を演算することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記スイッチング動作制御部は、
    前記時比率演算部において、PID演算処理に求めた電流誤差信号IPIによって、
    時比率DUTYを、
    DUTY=Dmax−IPI×Kcnv(Dmaxは時比率DUTYの最大出力値(上限値)であり、Kcnvは、電流誤差信号IPIを時比率DUTYに変換する際の係数である。)に従って、
    演算することを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記時比率演算部におけるPID演算処理は、
    電流差分値Ei(t)を、
    Ei(t)=入力電流設定値Iref−入力電流計測値Iin(t)
    により演算し、
    PID演算処理で求める電流誤差信号IPI=Ui(t)を、
    Ui(t)=Kip×Ei(t)+{Kii×Ei(t−1)+Ui(t−1)}+Kid×{Ei(t)−Ei(t−n)}
    (Ui(t−1)は、前回のPID演算処理で求めた電流誤差信号IPIであり、Ei(t−1)、Ei(t−n)は、それぞれ、1回前、n回前のPID演算処理における電流差分値Eiを示し、Ei(t)は今回の処理結果による値であり、Kip、Kii、Kidは、ぞれぞれ、PID演算処理における比例(P)係数、積分(I)係数、微分(D)係数を示す。)
    により演算することを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  5. 前記スイッチング動作制御部は、前記時比率演算部におけるオフセット減算処理に用いるオフセット値を生成するオフセット演算部を備え、
    このオフセット演算部において、
    オフセット判定閾値THoffsetと電圧誤差信号VPIとの差分により、オフセット値Offsetを、
    Offset=(THoffset−VPI)×Koffset
    (Koffsetは、実験またはシミュレーションにより予め算出されている係数値であり、スイッチング動作制御部において設定されている値である。)
    により演算することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 前記時比率演算部において、
    前記オフセット値Offsetによって、時比率DUTYを、
    DUTY(t)=DUTY(t−1)−Offset
    (DUTY(t)は、今回の減算処理で求める時比率DUTYであり、DUTY(t−1)は前回の減算処理で求めた時比率DUTYである。)
    により演算することを特徴とする請求項5記載の電源装置。
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