JP5741000B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態1に係る電力変換装置(1)の概略構成を図1に示す。この電力変換装置(1)は、コンバータ回路(2)と、直流リンク部(3)と、インバータ回路(4)と、制御部(5)とを備え、単相の交流電源(8)から供給される交流の電力を所定の周波数の電力に変換し、三相交流のモータ(9)に供給するように構成されている。尚、三相交流のモータ(9)は、例えば、空気調和機の冷媒回路に設けられた圧縮機を駆動するためのものである。
上記電流制御部(50)は、電流指令値を生成し、その電流指令値に基づいてモータ電流(iu,iv,iw)を制御するように構成されている。電流制御部(50)は、速度制御部(51)、乗算器(52)、加算器(53)、dq電流指令値生成部(54)、座標変換部(55)、dq軸電流制御部(56)、PWM演算部(57)を備えている。
上記補償値演算部(60)は、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)及び直流リンク部(3)の電圧(Vdc)に基づいて、演算により補償電流指令値(icomp*)を求めるように構成されている。図3に示すように、補償値演算部(60)は、第1演算部(61)と第2演算部(62)と補償値加算部(63)とを備えている。
本実施形態では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)の波形が電源電圧(Vin)の全波整流波形になるように求められた第1補償値(i1*)と、直流リンク部(3)の電圧(Vdc)の波形が電源電圧(Vin)の全波整流波形になるように求められた第2補償値(i2*)とを加算し、その加算値を補償電流指令値(icomp*)とするようにした。これにより、第1補償値(i1*)によって抑制される上記高調波成分と、第2補償値(i2*)によって抑制される上記高調波成分との両方を抑制することができる。そのため、コンバータ回路(2)の入力電流(iin)だけに基づき補償電流指令値(icomp*)を算出していた従来よりも、上記高調波成分の抑制効果が大きくなる。
実施形態1の変形例1は、上記実施形態1の第1補償値(i1*)を算出するための電流を変更したものである。上記実施形態1では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)に基づいて第1補償値(i1*)を求めていた。これに対し、実施形態1の変形例1では、コンバータ回路(2)の入力電流(iin)に基づいて第1補償値(i1*)を求めるようにした。
実施形態1の変形例2は、上記実施形態1の補償値演算部(60)における補償電流指令値(icomp*)の算出方法を変更したものである。上記実施形態1では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)に基づいて算出される第1補償値(i1*)と、直流リンク部(3)の電圧(Vdc)に基づいて算出される第2補償値(i2*)とを加算して、補償電流指令値(icomp*)を求めていた。これに対し、実施形態1の変形例2では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)と直流リンク部(3)の電圧(Vdc)との積によって表される電力(|Pin|)に基づいて、補償電流指令値(icomp*)を算出するようにした。
実施形態1の変形例3は、上記実施形態1のコンバータ回路(2)の出力電流値(|iin|)の取得方法を変更したものである。上記実施形態1では、電流検出器(20)によって、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)を直接検出して取得していた。これに対し、実施形態1の変形例3では、モータ(9)の各相に流れる電流(iu,iv,iw)の検出値及び直流リンク部(3)の電圧(Vdc)の検出値から算出して、取得するようにした。
本発明の実施形態2は、上記実施形態1において、電源変換装置(1)のコンバータ回路(2)に接続される交流電源(8)を変更したものである。上記実施形態1では、電源変換装置(1)を単相の交流電源(8)に接続していたが、本変形例では、三相の交流電源(8)に接続するようにした。
実施形態2の変形例は、上記実施形態2の補償値演算部(60)における補償電流指令値(icomp*)の算出方法を変更したものである。上記実施形態2では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)に基づいて算出される第1補償値(i1*)と、直流リンク部(3)の電圧(Vdc)に基づいて算出される第2補償値(i2*)とを加算して、補償電流指令値(icomp*)を求めていた。これに対し、実施形態2の変形例では、コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)と直流リンク部(3)の電圧(Vdc)との積によって表される電力(|Pin|)に基づいて、補償電流指令値(icomp*)を算出するようにした。
2 コンバータ回路
3 直流リンク部
4 インバータ回路
8 交流電源
30 平滑コンデンサ
50 電流制御部
60 補償値演算部
Claims (5)
- 交流電源(8)の電源電圧(Vin)を全波整流するコンバータ回路(2)と、
上記コンバータ回路(2)の出力に並列に接続された平滑コンデンサ(30)を有し、脈動する電圧(Vdc)を出力する直流リンク部(3)と、
上記直流リンク部(3)の出力をスイッチングによって交流電圧に変換して出力するインバータ回路(4)と、
上記コンバータ回路(2)の入力電流(iin)の高調波成分が抑制されるように、上記コンバータ回路(2)の入力電流(iin)または出力電流(|iin|)と上記直流リンク部(3)の電圧(Vdc)とに基づいて、補償電流指令値(icomp*)を求める補償値演算部(60)と、
上記補償電流指令値(icomp*)に基づいて、上記インバータ回路(4)の出力電流(iu,iv,iw)を制御する電流制御部(50)とを備える
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
上記補償値演算部(60)は、上記コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)の波形が電源電圧(Vin)の全波整流波形になるように求めた第1補償値(i1*)と、上記直流リンク部(3)の電圧(Vdc)の波形が電源電圧(Vin)の全波整流波形になるように求めた第2補償値(i2*)とを加算した値を、上記補償電流指令値(icomp*)とする
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
上記交流電源(8)は単相電源であり、
上記補償値演算部(60)は、上記コンバータ回路(2)の入力電流(iin)の波形が正弦波になるように求めた第1補償値(i1*)と、上記直流リンク部(3)の電圧(Vdc)の波形が正弦波の絶対値形状になるように求めた第2補償値(i2*)とを加算した値を、上記補償電流指令値(icomp*)とする
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
上記交流電源(8)は単相電源であり、
上記補償値演算部(60)は、上記コンバータ回路(2)の出力電流(|iin|)と上記直流リンク部(3)の電圧(Vdc)との積で表される電力(|Pin|)の波形が二乗正弦波になるように、上記補償電流指令値(icomp*)を求める
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項において、
上記コンバータ回路(2)の入力電流(iin)及び出力電流(|iin|)は、上記インバータ回路(4)の出力電流(iu,iv,iw)及び上記直流リンク部(3)の電圧(Vdc)に基づいて算出される
ことを特徴とする電力変換装置。
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