JP2011086694A - バンプ形成方法及び配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便なプロセスかつ良好な電気的接続が得られるバンプ形成方法及び配線基板を提供する。
【解決手段】バンプ形成方法は、基板11上に、バンプ形成用の貫通孔15を形成する工程(工程1)と、基板11の裏面に第1導体層41を積層する積層工程(工程2)と、積層工程の前または後に、貫通孔15内に半田塊25を埋設し、貫通孔15の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する埋込工程(工程3)と、半田塊25が、半田からなる半田層22と、半田層22の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂層23と、を有し、樹脂層23を加熱溶融して貫通孔15内を埋設しつつ、第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続する接続工程(工程4)と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、バンプ形成方法及び配線基板に関する。
近年、半導体装置の高集積化を目的として、半導体装置における配線構造、電極パッド構造などの微細化に関する開発が行われている。プリント配線板などの配線基板、又は半導体チップなどの電子部品等の電極パッド部を電気接続する方法として、金属バンプが利用されている。金属バンプは外部接続端子として機能するため、基板の導体回路と電気的に良好に接続することが求められる。
従来の金属バンプを形成する技術としては、例えば、成形済みのボールを搭載する方法、またははんだペーストの印刷により形成する方法が挙げられる。
特許文献1には、貫通孔にめっきを施すことによりスルーホールメッキ層を形成し、貫通孔の電極パッドの内部に、導電性ペーストを塗布あるいは充填し、そこに棒形状のバンプ部材をはめ込み、リフロー半田付をするか、または貫通孔の電極パッドの内に、はんだ付用フラックスを塗布し、棒形状のバンプ部材をはめ込み、通常のはんだ付でバンプを形成することが記載されている。
特開平10−326961号公報
しかしながら上記特許文献に記載された技術では、基板の表面と裏面の導体とを接続するために貫通孔にめっきを形成し、さらにスルーホールに導電性ペーストを充填する工程を要した。そのため、製造プロセスが増加して生産性が低下するといった問題があった。また、棒形状のバンプ部材とメッキ層とは異なる種類の金属を材料としているため、両者の電気的接合が低下しやすく、また貫通孔を隙間なく埋めるという点で改善の余地があった。そのため、良好な電気的接続が得られない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡便なプロセスかつ良好な電気的接続が得られるバンプ形成方法及び配線基板を提供する。
本発明によれば、
基板上に、バンプ形成用の貫通孔を形成する工程と、
前記基板の裏面に第1導体層を積層する積層工程と、
前記積層工程の前または後に、前記貫通孔内に半田塊を埋設し、前記貫通孔の開口から前記半田塊の一部を突出させて前記基板の表面に凸部を形成する埋込工程と、
前記半田塊が、半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂と、を有し、前記樹脂を加熱溶融して前記貫通孔内を埋設しつつ、前記第1導体層と前記半田塊とを電気的に接続する接続工程と、
を含み、前記凸部がバンプとして機能することを特徴とするバンプ形成方法が提供される。
また、本発明によれば、
基板と、
前記基板を貫通する貫通孔に埋設され、前記基板の表面に突出した半田塊と、
前記半田塊と電気的に接続し、前記基板の裏面に形成された第1導体層と、
を備え、
半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂と、を有した前記半田塊の前記樹脂を加熱溶融して、前記貫通孔内を埋設し、前記半田塊の前記基板の表面に突出した凸部がバンプとして機能するように構成されたことを特徴とする配線基板が提供される。
本発明によれば、基板に形成された貫通孔に半田塊を埋設し、この半田塊の一部を貫通孔から基板の表面側に突出させて凸部を形成している。また、この半田塊は、半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂と、を有している。
そのため、半田リフロー接続の際、半田塊の樹脂が加熱溶融され貫通孔内の隙間を埋めることができるとともに、樹脂が流動して半田層が露出されるため、半田塊と基板の裏面の導体層とを接続できる。また、フラックス活性化合物を含有する樹脂により、半田と導体層との接続を良好にできる。これにより、基板の裏面の導体層と、基板の表面側に突出した半田塊とが電気的に接続され、基板の表面にバンプが得られる。したがって、簡便なプロセスでバンプを形成できると共に、良好な電気的接続が得られる。
本発明によれば、簡便なプロセスかつ良好な電気的接続が得られるバンプ形成方法及び配線基板を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の第1実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の第1実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。 本発明の埋込工程の一例を示す工程断面である。 本発明の変形例を示す工程断面図である。 本発明の変形例を示す工程断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1実施形態)
図1〜3は、本発明の第1実施形態に係るバンプ形成方法の工程の一例を示す工程断面図である。
配線基板100は、基板11と、基板11を貫通する貫通孔15に埋設され、基板11の表面に突出した半田塊25(半田塊251、半田塊252)と、半田塊251及び半田塊252と電気的に接続し、基板11の裏面に形成された回路パターン43(第1導体層)と、を備えている。また、半田塊252の基板11の表面に突出した凸部がバンプ45として機能するように構成されている。本実施形態では貫通孔15に半田塊25が複数埋設されている。
より詳細には、本実施形態において、基板11の裏面には第1絶縁層31、表面には第2絶縁層32が形成されている。また、バンプ45は、導体層44(第2導体層)で覆われている。すなわち、回路パターン43は、第1絶縁層31を介して基板11の裏面上に形成され、導体層44は、第2絶縁層32を介して基板11の表面上に形成されている
本実施形態において、基板11は絶縁性の基板であって、材料としては例えばエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などが挙げられる。これらの材料の中でも特にエポキシ樹脂が好ましい。
第1絶縁層31には、基板11の貫通孔15上に位置するように開口が形成されている。これにより、第1絶縁層31上に積層された回路パターン43と、貫通孔15内部の半田塊251とを接続できる。
同様にして、第2絶縁層32は、基板11の貫通孔15に対向する領域に開口が形成されている。これにより、第2絶縁層32上に積層された導体層44と、貫通孔15内部の半田塊252とを接続できる。
第1絶縁層31及び第2絶縁層32は、例えば、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂を半硬化させた絶縁材を用いて形成される。これら絶縁層は、同じ材料であっても、互いに異なる材料であってもよい。
回路パターン43(第1導体層41)及び導体層44(第2導体層42)は、例えば、鉄、ニッケル、アルミ、ステンレス、銅などが用いられ、これらのなかで、銅を用いることがより好ましい。これら導体層は、同じ材料であっても、互いに異なる材料であってもよい。
本実施形態において、半田塊25は、2つの半田塊251及び半田塊252からなる。図3に示すように、貫通孔15に半田塊251上に半田塊252が積層している。また、貫通孔15に埋設された上層の半田塊252の一部が基板11の表面から突出しており、基板11の表面に凸部を形成している。本実施形態において、バンプ45は、半田塊252の一部が基板11の表面に突出した凸部より形成されている。
本実施形態において、半田塊251及び半田塊252は、コア21と、コア21を被覆する半田層22と、半田層22の外側を被覆する樹脂層23と、をそれぞれ有している。加熱溶融した樹脂層23は貫通孔15内に埋設されている。本実施形態において、半田層22は、内部にコア21を有しているため、半田塊251及び半田塊252の形状をより安定的にできる。
本実施形態において、半田塊251及び半田塊252の形状は球状である。これにより、上下左右の区別なく貫通孔15に埋設することができる。
半田塊25の大きさは、貫通孔15の深さまたは基板11の厚み、貫通孔15の開口部の径、要求されるバンプ45の突出量等により適宜調整できる。
ここで、「被覆」とは、コア21の外表面または半田層22の外表面の全面を覆うものに限定されず、未被覆の領域を有していてもよい。被覆の程度や度合いは適宜調整できる。
コア21は、熱変形しにくいものが好ましく、半田層22よりも融点が高くなっていればよく、例えば、半田層22よりも融点が高い樹脂組成物を用いて形成されてもよい。これにより、半田リフロー時に溶融変形されないため、形状が安定し、良好な接続を実現できる。またコア21は、導電性材料を含んでいてもよい。導電性材料としては、銅などが挙げられる。コア21に銅が含まれることにより、導電率を向上でき電気抵抗を下げることができる。
半田層22の形成方法としては、例えば電解めっきを用いること等により形成される。半田層22の厚さ、組成などは適宜選択して用いることができる。
樹脂層23は、半田リフロー時に溶融し、貫通孔15と半田塊251及び252との隙間を埋めるように広がる。これにより、貫通孔15内でのボイドの発生を抑制できるとともに、半田層22が露出し電気的接続が可能となる。
本実施形態における樹脂層23としては、熱硬化性樹脂が好ましく、更には常温で液状のものが好ましい。例としては、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエン樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等公知の熱硬化性樹脂を適用することが出来るが、より好ましくはエポキシ樹脂である。貫通孔15の隙間を埋めるため不純物、特にイオン性不純物が少ないものが好ましい。
エポキシ樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂の種類として特に限定されず、例えば、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、多官能型エポキシ樹脂等を用いることができるが、常温で液状のものが好ましい。常温で液状ではないものに関しては、既存の液状エポキシ樹脂にあらかじめ溶解させて使用するか、予め溶剤に溶かして使用することも出来る。
エポキシ樹脂の硬化剤としては、公知のものを用いることができ、例えば、酸無水物系硬化剤、アミン系硬化剤、フェノール樹脂系硬化剤等を用いることができる。エポキシ樹脂の硬化促進剤としては、公知のものを用いることができ、例えば、イミダゾール類、DBU、リン系触媒、金属アセチルアセトナートや金属ナフテン酸等の金属錯体等を用いることができる。また、特性を向上させるためにフィラーを添加することが出来る。その例としては、シリカ、炭酸カルシウム、アルミナ、窒化アルミ等が挙げられる。
樹脂層23は、フラックス活性化合物を含有している。フラックス活性化合物とは、半田バンプの酸化膜を還元し、半田の表面張力を低下させ、半田の濡れを良くする作用を有するものをいう。これにより、回路パターン43(第1導体層41)及び導体層44(第2導体層42)が、半田と接続性が良好でない金属から形成された場合であっても電気的に良好な接続が得られる。
このフラックス活性化合物としては、例えば有機カルボン酸類(ポリマー、モノマー含む)、ハイドロキノン、ナフトキノンのような還元作用を示す物質または該構造を有する化合物のことを示す。これらは主剤となる液状の熱硬化性樹脂100重量部に対し、10〜50重量部であることが望ましい。10重量部未満であると十分なフラックス活性が得られず、半田バンプの接合性が低下するという不具合が生じる可能性があり、50重量部を越えるとマイグレーションや耐湿劣化などにつながる可能性がある。
また、フラックス活性化合物は、例えば、エポキシ樹脂の硬化剤としての作用とフラックス作用の両方を有する物質であってもよい。例えば、1分子あたり少なくとも2個以上のフェノール性水酸基と1分子当たり少なくとも1個以上の芳香族カルボン酸を有する化合物であり、この様な化合物の例としては、例えば、ジヒドロキシ安息香酸、フェノールフタリン、ジヒドロキシナフトエ酸、無水メチルナジック酸等がある。
さらに、樹脂層23はフラックス活性化合物とは別の硬化剤をさらに含んでもよい。硬化剤としては、特に限定されるものではなく、フェノール類、アミン類、チオール類があげられるが、エポキシ樹脂との反応性や硬化後の物性を考えた場合、フェノール類が好適に用いられる。
これらの原材料の他に必要に応じて、低応力剤、顔料、難燃剤、粘度調整剤、密着助剤等を添加することが出来る。
樹脂層23に用いられる樹脂組成物の製造方法は、例えば、これらの原材料について所定の配合量を秤量し、3本ロールや混練機等を用いて、混合し、脱泡して製造できる。
さらにこの樹脂組成物を用いて半田塊251及び252の樹脂層23を形成する方法としては、次の方法が挙げられる。例えば、基板上に半田層22付きコア21を載置し、これを転がしながら、溶剤に樹脂を溶解させたワニスをスプレーガンなどにより吹き付けることにより、半田層22の外表面に樹脂層23を形成する。また、別の方法としては、例えば、基板上に溶剤に樹脂を溶解させたワニスを塗布して、薄膜を形成し、この薄膜上に半田層22付きコア21を載置して転がすことにより、半田層22の外表面に付着させてもよい。
次に図1〜3を用いて、本実施形態におけるバンプ形成方法の一例について説明する。
本実施形態におけるバンプ形成方法は、
基板11上に、バンプ形成用の貫通孔15を形成する工程(工程1)と、
基板11の裏面に第1導体層41を積層する積層工程(工程2)と、
積層工程の前または後に、貫通孔15内に半田塊25を埋設し、貫通孔15の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する埋込工程(工程3)と、
半田塊25が、半田からなる半田層22と、半田層22の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂層23と、を有し、樹脂層23を加熱溶融して貫通孔15内を埋設しつつ、第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続する接続工程(工程4)と、を含む。
さらに、本実施形態において、(工程3)と(工程4)との間に、基板11の表面に第2導体層42を積層し、凸部の形状に沿うように第2導体層42を変形させる工程、および(工程4)の後に凸部の形状に沿うように第2導体層42を選択的に除去する工程を含む。以下、各工程について詳述する。
基板11上に、バンプ形成用の貫通孔15を形成する工程(工程1);
まず、図1(a)に示すように、基板11を準備する。次に、図1(b)に示すように、例えば、エッチング、ドリル加工、レーザー加工などの方法により、基板11を貫通するバンプ形成用の貫通孔15を形成する。
基板11の裏面に第1導体層41を積層する積層工程(工程2);
基板11の裏面に、第1絶縁層31及び第1導体層41をこの順で積層する(図1(c)参照)。
貫通孔15内に半田塊25を埋設し、貫通孔15の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する埋込工程(工程3);
次に、図1(c)に示すように、基板11の表面に、振り込み用マスク40を設置する。
本実施形態において、振り込み用マスク40には、基板11の貫通孔15に対向する領域に開口が形成されており、この開口を介して貫通孔15に半田塊25が埋設される。また、振り込み用マスク40の厚さは、半田塊25の大きさよりも小さく、半田塊25の大きさ及び形成したいバンプ45の大きさに合わせて適宜調整される。
続けて、振り込み用マスク40上に複数の半田塊25を配置し、基板11全体に振動を与えながら、振り込み用マスク40の開口を通じて貫通孔15に半田塊25を埋設する。その後、図2(a)に示すようにして、振り込み用マスク40上の過剰な半田塊25を、ブレード48により移動させて取り除く。
続けて、基板11表面から振り込み用マスク40を取り除く。本実施形態において、貫通孔15には2つの半田塊251及び半田塊252が埋設され、半田塊252の一部が貫通孔15の開口から突出して基板11表面に凸部が形成される。
基板11の表面に第2導体層42を積層し、凸部の形状に沿うように第2導体層42を変形させる工程;
次に、図2(b)に示すように、基板11の表面に第2絶縁層32、第2導体層42を積層する。
なお、第1絶縁層31及び第2絶縁層32は、貫通孔15に対向する領域に開口がそれぞれ形成されている。これにより、貫通孔15に対向する領域で第1導体層41と第2導体層42が露出するため、後に説明する半田リフロー工程で、半田塊251と第1導体層41、半田塊252と第2導体層42とがそれぞれ電気的に接続できるようになる。
次に、図2(b)に示すように、第2導体層42、第2絶縁層32、基板11、第1絶縁層31及び第1導体層41を順に積層して積層体を形成し、上下方向から積層板50によりこの積層体を挟持する。積層板50は、バンプ45形成領域に、基板11表面に形成された凸部と嵌合しうる凹部が形成されている。また積層板50は、第1導体層41及び第2導体層42を保護するものであり、着脱が容易である。
続けて、この積層体を上下方向から加熱・加圧し、積層板50と凸部の間に挟まれた第2導体層42を、凸部の形状に沿うように変形する。
半田塊25が、半田からなる半田層22と、半田層22の外側に形成された樹脂層23と、を有する(第1)半田塊であり、樹脂層23を加熱溶融して貫通孔15内を埋設しつつ、半田塊25を加熱溶融して第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続する接続工程(工程4):
次に、リフロー炉にて加熱することにより、半田塊252、半田塊251の最外周に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂層23を加熱溶融して、半田層22を露出させる。さらに、半田層22の一部が加熱溶融することにより、第1導体層41と半田塊251とを電気的に接続し、かつ第2導体層42と半田塊252とを電気的に接続する。このとき、半田塊251及び252の最外周に形成された樹脂層23の一部が溶融して広がり、貫通孔15の内部の隙間を埋め込むことができる(図2(c)中の領域16)。さらに、第1絶縁層31、第2絶縁層32が溶融により広がることによって、さらに貫通孔15を隙間なく埋めることができる。また、コア21は、半田層22よりも溶融温度が高いため、半田リフロー時でも溶融せず、半田塊251及び252の熱変形が低減される。
凸部の形状に沿うように第2導体層42を選択的に除去する工程;
次に、積層板50を取り外し、第1導体層41、第2導体層42それぞれを選択的に除去することにより、所定の回路パターン43、バンプ45をそれぞれ形成する。より具体的には、第1導体層41上に、レジスト層を形成し、レジスト層に所定のパターンを形成し、レジスト層をマスクとして第1導体層41を選択的にエッチングし、回路パターン43を形成する。同様にして第2導体層42を所定のバンプ形状になるように選択的にエッチングし、バンプ45を形成する。このようにして、図3に示すような、配線基板100が得られる。
本実施形態の効果を説明する。本発明によれば、基板11に形成された貫通孔15に半田塊25(半田塊251及び252)を埋設し、この半田塊252の一部を貫通孔15から基板11の表面側に突出させて凸部を形成している。また、これらの半田塊25は、半田からなる半田層22と、半田層22の外側に形成され、フラックス活性化合物を含有する樹脂層23と、を有している。そのため、半田リフロー接続の際、半田塊25の樹脂層23が加熱溶融され貫通孔15内の隙間を埋めることができる(図3中の領域16)。さらに、樹脂層23が広がることにより半田層22が露出して半田塊251の一部と基板11の裏面の第1導体層41とを電気的に接続できる。また、フラックス活性化合物を含有する樹脂層23により、半田と回路パターン43との接続を良好にできる。このようにして、基板11の裏面の回路パターン43と、基板11の表面側に突出した半田塊252とが電気的に接続され、基板11の表面にバンプ45が得られる。したがって、簡便なプロセスでバンプを形成できると共に、良好な電気的接続が得られる。
また従来の技術では、基板に貫通孔を形成した後貫通孔内に導電性材料を電解めっきなどにより形成し、穴埋めしなければならなかった。そのため、穴埋めした導電性材料を選択的に除去して、基板表面を平坦化しエッチング処理や研磨処理などの工程が必要となった。
これに対し、本実施形態では、貫通孔15の内部の半田塊251及び252の数や大きさを適宜調整して配置することができる。そのため、貫通孔の内壁に導電性材料を形成する作業や貫通孔の内部を穴埋めする作業が必要ない。また、穴埋め後に、基板11を平坦化する作業が生じないため、簡便な方法で、生産性の高い配線基板100が実現できる。
本実施形態では、半田塊251及び252の樹脂層23は、リフロー時のプレスなどにより貫通孔15内に広がるため、半田層22と第1導体層41、第2導体層42との間はより低い抵抗で接続できる。
また、従来は貫通孔内に電解めっきを用いて導電性材料を埋め込むためにめっきシードとなる導体回路層が厚くなりバラツキが増大するといった問題があったが、本発明は電解めっき工程を必要とせず薄く厚さの一定な銅箔を使用できる。そのため、薄くて厚さバラツキの小さい第1導体層41を形成することが可能であり、精度の高い微細な回路パターニングが得られる。
本実施形態における半田塊251及び252は、半田よりも融点が高いコア21を有するため、半田塊251及び252の熱変形を抑制し、接続位置を固定することができる。これにより信頼性の高い回路基板をえることができる。
なお、上記実施形態では、半田塊25が2つの半田塊251及び252からなる場合について説明したが、半田塊の数はこれに限られない。一つの貫通孔15に対して3つ以上の半田塊25が設けられてもよい。これにより、貫通孔15のアスペクト比が1.5以上の場合や、0.5を下回る場合であっても半田塊25の径、個数、配置を適宜変更することで良好な半田接続を得ることができる。ただしこの場合、積層した半田塊のうち最上層の半田塊25の一部のみが基板11の表面の貫通孔15の開口から突出することが好ましい。
本実施形態において、基板11は絶縁性の基板の場合について説明したが、導電性であってもよい。この場合、図3に示すように回路パターン43と基板11との間には第1絶縁層31が介在し、バンプ45と基板11との間に第2絶縁層32が介在することで、絶縁が保たれる。また、貫通孔15内では、半田塊25と基板11との間に溶融した樹脂層23が介在することで絶縁が保たれる。
本実施形態では、第1絶縁層31、第2絶縁層32を用いた例について説明したが、基板11が絶縁性基板の場合、これら絶縁層を用いなくてもよい。
(第2実施形態)
図4〜6は、本発明の第2実施形態に係るバンプ形成方法の一例を示す工程断面図である。
本実施形態において、半田塊25は、半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された樹脂と、を有する(第1)半田塊253と、金属からなる(第2)半田塊254であり、半田塊254の一部が基板11の表面に突出している。
図6に示すように、配線基板200は、基板11と、基板11の表面に形成されたバンプ46と、基板11の裏面に形成された回路パターン43(第1導体層)と、基板11を貫通する貫通孔15に埋設された複数の半田塊25と、を備えている。また、バンプ46は、半田塊254の一部が基板11の表面に突出した凸部より形成され、バンプ46と回路パターン43とが半田塊253を介して電気的に接続するように構成されている。他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態において、半田塊254は、金属から形成されている。半田塊254は、導電性であって、例えば、半田、銅、金、銀、ニッケル等が用いられ、それらが積層されて形成されてもよい。
次に図4〜6を用いて、本実施形態におけるバンプ形成方法の製造方法について説明する。以下、各工程について詳述する。
基板11上に、バンプ形成用の貫通孔15を形成する工程(工程1):
まず、図4(a)に示すように、基板11を準備する。次に、図4(b)に示すように、例えば、エッチング、ドリル加工、レーザー加工などの方法により、基板11を貫通するバンプ形成用の貫通孔15を形成する。
基板11の裏面に第1導体層41を積層する積層工程(工程2);
基板11の裏面に、第1絶縁層31及び第1導体層41をこの順で積層する(図4(c)参照)。
貫通孔15内に複数の半田塊25を埋設し、貫通孔15の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する埋込工程(工程3);
貫通孔15に半田塊25を埋設する方法は、例えば図7に示される方法が用いられる。詳細は後述するが、まず図7に示される方法により半田塊253を貫通孔15に埋設した後、図7に示される方法を繰り返して半田塊254を貫通孔15に埋設する。または、まず図7に示される方法により半田塊253を貫通孔15に埋設した後、図2(a)に示すようにして、振り込み用マスク40上に半田塊254を配置し、基板11全体に振動を与えながら、振り込み用マスク40の開口を通じて貫通孔15に半田塊254を埋設し、振り込み用マスク40上の過剰な半田塊254を、ブレード48により移動させて取り除いてもよい。
次に、図5(a)に示すように、第1導体層41、第1絶縁層31、基板11、フィルム49を順に積層して積層体を形成し、上下方向から積層板50によりこの積層体を挟持する。フィルム49は、積層板50と基板11との離型性を向上させるものであり、一般に離型フィルムと呼ばれるものである。積層板50の凹部と半田塊25とが挟み込んで離れにくくなった場合でもフィルム49により両者の離型性を良好にできる。フィルム49の材料としては特に限定されないが、例えばフッ素系の樹脂フィルムが用いられる。
半田からなる半田層22と、半田層22の外側に形成された樹脂層23と、を有する(第1)半田塊253の、樹脂層23を加熱溶融して貫通孔15内を埋設しつつ、半田塊25を加熱溶融して第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続する接続工程(工程4):
次に、リフロー炉にて加熱することにより、半田塊253の最外周に形成された樹脂層23を加熱溶融して、半田層22を露出させる。さらに、半田層22の一部が加熱溶融することにより、第1導体層41、半田塊253及び半田塊254を電気的に接続する。このとき、半田塊253の最外周に形成された樹脂層23の一部が溶融して広がり、貫通孔15の内部の隙間を埋め込むことができる(図5(b)中の領域16)。また、コア21は、半田層22よりも溶融温度が高いため、半田リフロー時でも溶融せず、半田塊253及び254の熱変形が低減される。
次に、フィルム49及び積層板50を取り外し、所定の回路パターン43、半田塊254からなるバンプ46を形成する。より具体的には、第1導体層41上に、レジスト層を形成し、レジスト層に所定のパターンを形成し、レジスト層をマスクとして第1導体層41を選択的にエッチングし、回路パターン43を形成する。このようにして、図6に示すような、配線基板200が得られる。
本実施形態において、基板11の表面側に半田塊254の一部が突出するように、貫通孔15に半田塊254を埋設するため、半田リフロー接続工程後、半田塊254をそのままバンプ46にできる。そのため、より簡便な方法でバンプ46が形成できる。本実施形態のその他の効果は、上記実施形態と同様である。
なお、第2実施形態では、半田塊254が導電層で覆われていない例について説明したが、半田塊254上に、金属からなる導電層が形成されていてもよい。また、半田塊254はCu等種々の金属を用いて形成することができる。
なお、第2実施形態では、半田塊25が、半田塊253と、金属からなる半田塊254がひとつずつである場合について説明したが、この数に限られない。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
埋込工程は、以下に説明する方法で行ってもよい。図7は、本発明の埋込工程の一例を示す工程断面である。
まず、図7(a)に示すように、吸着プレート60を用意する。吸着プレート60の一方の面には凹部が形成され、凹部の底部から吸着プレート60の他方の面に貫通する穴が形成されている。凹部は、半田塊25を埋設できる大きさが好ましい。
次に、図7(b)に示すように、吸着プレート60の一方の面上に複数の半田塊25を配置し、吸着プレート60全体に振動を与えながら、吸着プレート60の凹部に半田塊25を埋設する。その後、吸着プレート60上の過剰な半田塊25を、ブレード48により移動させて取り除く。このとき、吸着プレート60の他方の面から穴を通じて、吸引してもよい。
次に、図7(c)に示すように、吸着プレート60の他方の面から穴を通じて、吸引することにより半田塊25を凹部に埋設させた状態で、半田塊25が下側になるように吸着プレート60を基板11上に配置する。このとき、基板11の貫通孔15上に半田塊25が対向するように配置する。
次に、図7(d)に示すように、吸引を停止し、吸着プレート60の穴から圧縮空気を送り込み、半田塊25を貫通孔15の内部に落下させるようにして、埋設する。
図7(b)〜図7(d)に示された工程を繰り返すことにより、半田塊25を貫通孔15に埋設できる。
上記実施形態においては、貫通孔15は柱状に形成されている例について説明したが、図8,9に示すように、貫通孔17は下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有していてもよい。この場合、貫通孔17に埋設した半田塊25が貫通孔17の開口から下方に落下するのを抑制できるようになる。これにより、さらに簡便な方法でバンプ及び配線基板を形成できる。以下、図8,9を用いて説明する。
図8は、第1実施形態の変形例を示す工程断面図である。なお、貫通孔17の形状が下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有している以外は、上記第1実施形態で説明したのと同様であるため、詳細な説明は省略する。
まず、図8(a)に示すように、エッチング、ドリル加工、レーザー加工などの方法により、基板11を貫通するバンプ形成用の貫通孔17を形成する。これにより、下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状が形成される。ドリルを用いた場合は、特殊な先端形状のビットを使用するか、複数回の加工を施すことにより形成できる。このとき、基板11の裏面の貫通孔17の開口幅が、半田塊25よりも小さいことが好ましい。
つづけて、基板11の裏面に第1導体層41を積層し、貫通孔17内に半田塊25を埋設し、貫通孔17の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する(図8(b))。基板11の表面に第2導体層42を積層し(図8(c))、凸部の形状に沿うように第2導体層42を変形させ、半田リフローにより、半田塊25を加熱溶融して第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続している(図8(d))。以後、上記第1実施形態で説明したのと同様にして、配線基板を得ることができる。この変形例においても、上記実施形態で説明したのと同様の効果が得られる。
図9は、第2実施形態の変形例を示す工程断面図である。なお、貫通孔17の形状が下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有している以外は、上記第2実施形態で説明したのと同様であるため、詳細な説明は省略する。
まず、図8(a)と同様にして、基板11に、下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有する貫通孔17を形成する(図9(a))。
つづけて、基板11の裏面に第1導体層41を積層し、貫通孔17内に半田塊25を埋設し、貫通孔17の開口から半田塊25の一部を突出させて基板11の表面に凸部を形成する(図9(b))。基板11の表面にフィルム49を積層し(図9(c))、半田リフローにより、半田塊25を加熱溶融して第1導体層41と半田塊25とを電気的に接続している(図9(d))。以後、上記第2実施形態で説明したのと同様にして、配線基板を得ることができる。この変形例においても、上記実施形態で説明したのと同様の効果が得られる。
上記実施形態においては、半田塊が球状である場合について説明したが、半田塊の形状は、楕円状、柱状であってもよく、例えば、円筒状、角柱状などが挙げられる。また、コアの形状が、球状、柱状、または、円筒状、角柱状等であってもよい。
上記実施形態においては、半田塊251、半田塊252、半田塊253がコア21を有する場合について説明したが、コア21を有さなくてもよい。
11 基板
15 貫通孔
16 領域
17 貫通孔
21 コア
22 半田層
23 樹脂層
25 半田塊
31 第1絶縁層
32 第2絶縁層
40 マスク
41 第1導体層
42 第2導体層
43 回路パターン
44 導体層
45 バンプ
46 バンプ
48 ブレード
49 フィルム
50 積層板
60 吸着プレート
100 配線基板
200 配線基板
251 半田塊
252 半田塊
253 半田塊
254 半田塊

Claims (13)

  1. 基板上に、バンプ形成用の貫通孔を形成する工程と、
    前記基板の裏面に第1導体層を積層する積層工程と、
    前記積層工程の前または後に、前記貫通孔内に半田塊を埋設し、前記貫通孔の開口から前記半田塊の一部を突出させて前記基板の表面に凸部を形成する埋込工程と、
    前記半田塊が、半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂と、を有し、前記樹脂を加熱溶融して前記貫通孔内を埋設しつつ、前記第1導体層と前記半田塊とを電気的に接続する接続工程と、
    を含み、前記凸部がバンプとして機能することを特徴とするバンプ形成方法。
  2. 請求項1に記載のバンプ形成方法において、
    前記埋込工程と、前記接続工程との間に、前記基板の表面に第2導体層を積層し、前記凸部の形状に沿うように前記第2導体層を変形させる工程、を含み、
    前記接続工程において、前記半田塊を、前記第1導体層および前記第2導体層と電気的に接続し、
    前記接続工程の後、前記凸部の形状に沿うように前記第2導体層を選択的に除去する工程をさらに含むことを特徴とするバンプ形成方法。
  3. 請求項1に記載のバンプ形成方法において、
    前記埋込工程において、前記半田塊を複数埋設し、前記凸部を形成する半田塊が金属からなることを特徴とするバンプ形成方法。
  4. 請求項2に記載のバンプ形成方法において、
    前記第1導体層が、第1絶縁層を介して前記基板の裏面に積層され、前記第2導体層が、第2絶縁層を介して前記基板の表面に積層されることを特徴とするバンプ形成方法。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のバンプ形成方法において、
    前記半田層は内部に半田よりも融点が高いコアを有することを特徴とするバンプ形成方法。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載のバンプ形成方法において、
    前記半田塊の形状は、球状または柱状であることを特徴とするバンプ形成方法。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載のバンプ形成方法において、
    前記貫通孔は、下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有することを特徴とするバンプ形成方法。
  8. 基板と、
    前記基板を貫通する貫通孔に埋設され、前記基板の表面に突出した半田塊と、
    前記半田塊と電気的に接続し、前記基板の裏面に形成された第1導体層と、
    を備え、
    半田からなる半田層と、前記半田層の外側に形成された、フラックス活性化合物を含有する樹脂と、を有した前記半田塊の前記樹脂を加熱溶融して、前記貫通孔内を埋設し、前記半田塊の前記基板の表面に突出した凸部がバンプとして機能するように構成されたことを特徴とする配線基板。
  9. 請求項8に記載の配線基板において、
    前記バンプは、第2導体層で覆われていることを特徴とする配線基板。
  10. 請求項8に記載の配線基板において、
    前記半田塊が複数であって、前記基板の表面に突出した半田塊が金属からなることを特徴とする配線基板。
  11. 請求項9に記載の配線基板において、
    前記第1導体層は、第1絶縁層を介して前記基板の裏面上に形成され、前記第2導体層は、第2絶縁層を介して前記基板の表面上に形成されていることを特徴とする配線基板。
  12. 請求項8乃至11いずれかに記載の配線基板において、
    前記半田層は内部に半田よりも融点が高いコアを有することを特徴とする配線基板。
  13. 請求項8乃至12いずれかに記載の配線基板において、
    前記貫通孔は、下方に向かって幅が小さくなるテーパ形状を有することを特徴とする配線基板。
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