JP2011086366A - 高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造 - Google Patents

高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011086366A
JP2011086366A JP2010225041A JP2010225041A JP2011086366A JP 2011086366 A JP2011086366 A JP 2011086366A JP 2010225041 A JP2010225041 A JP 2010225041A JP 2010225041 A JP2010225041 A JP 2010225041A JP 2011086366 A JP2011086366 A JP 2011086366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
head
coil
half coil
head according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010225041A
Other languages
English (en)
Inventor
Luiz M Franca-Neto
エム. フランカ−ネト ルイス
Petrus Antonius Van Der Heijden
アントニウス ヴァン デール ヘイデン ペトルス
Bernhard E Knigge
イー. クニッジ バーナード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HGST Netherlands BV
Original Assignee
Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV filed Critical Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Publication of JP2011086366A publication Critical patent/JP2011086366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/313Disposition of layers
    • G11B5/3143Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding
    • G11B5/3146Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding magnetic layers
    • G11B5/315Shield layers on both sides of the main pole, e.g. in perpendicular magnetic heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/313Disposition of layers
    • G11B5/3143Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding
    • G11B5/3146Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding magnetic layers
    • G11B5/3153Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding magnetic layers including at least one magnetic thin film coupled by interfacing to the basic magnetic thin film structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

【課題】高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造を提供する。
【解決手段】高保磁力媒体に書き込む垂直薄膜ヘッドのための2つの書き込み支援成分を供給するための構造を開示する。本発明により提供される2つの成分は媒体書き込み支援成分とヘッドスイッチング支援成分を含む。本構造は、ABSにおける磁極端を囲む補助半コイルと、補助半コイルに接続される磁極層に平行に走る導体とを含む。ABSまたはABSから奥まった位置のいずれかに配置される集積化ヒートシンクを提供する。導体は、半コイルへの差動または同相モード電流フローを可能にする対称または非対称給電形状のいずれかを備えることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は薄膜垂直磁気ヘッド構造に関する。具体的には、本発明は高保磁力媒体への信号書き込みを支援する補助半コイルを採用するための構造に関する。
ハードディスクドライブの記憶容量を増加しようとして磁気記録のビット面密度が向上し続けるにつれて、磁気転移寸法と記録ヘッドクリティカルフィーチャ(critical features)が縮小し続けている。高ビット面密度において記録媒体を安定させるためには高保磁力を有する磁気的に硬い媒体材料が必要となる。一般的には、硬い媒体への書き込みは、誘導性書き込みヘッドを含む磁性材料の飽和磁化を増加させることにより実現されてきたが、この点に関し現在の技術は公知の材料の限界に急速に到達しつつある。高面密度化の別の結果としてはデータ転送速度の増加である。非常に高いデータ書き込み速度では、従来の書き込み磁場を使用して記録媒体の磁化を切り替えることはますます困難になった。
上記困難のいくつかを克服するために提案された一技術は、磁極端の3つの側面を囲む単一のアンペアワイヤ(ampere wire)を利用するワイヤ増幅磁気記録ヘッド(WAMR:wire amplified magnetic recording head)である。唯一の磁界発生素子として使用されると、アンペアワイヤはより速い書き込み速度およびデータ転送速度(その低インダクタンスによる)と、よりよく制限されたクロストラックプロフィールとを生成する可能性がある。このような装置は例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4においてClintonらにより開示されている。Clintonらにより開示された装置では、アンペアワイヤは媒体にデータ信号を書き込むための主コイルである。いくつかの実施形態では、媒体のスイッチングを支援するアンペアワイヤにより書き込まれるデータ信号にRF−AC信号が単純に加えられる。データを書き込むためにアンペアワイヤを使用することの主要な困難の1つは、十分な大きさの磁場を得るのに必要な非常に大きな電流密度である。この高電流密度は、アンペアワイヤを高温にする可能性があり、配線と磁極端における望ましくない拡散とエレクトロマイグレーションをもたらすかもしれない。温度を制御する試みにおいては、ワイヤ素子自体に電流を供給するだけでなくワイヤを冷却するために、ABS(エアベアリング面:air bearing surface)に配置されるヒートシンク構造を採用する。しかしながら、アンペアワイヤ素子の小さい断面積のために、ワイヤからの伝導による冷却はその有用性が制限される。
必要とされるのは、高保磁力媒体にデータを書き込むための改善された方法と構造である。
図1(先行技術)は、従来のコイルを有する一般的な垂直薄膜ヘッドの部分断面図100である。ヘッドは、シールド層102、104、読み取り素子103、成形層110、コイル108、主磁極112、下側の戻り磁極層106、シールド114、充填層118、および上側の戻り磁極層116を含む。シールド114は、トレイリングシールド(trailing shield)であってもラップアラウンドシールド(wrap around shield)であってもよい。垂直記録ヘッドに適用された場合のラップアラウンドシールドとトレイリングシールドの詳細は、例えば、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9に見出すことができる。
図2(先行技術)は、WAMRヘッドの簡略化されたABS図200である。このヘッド構造では、アンペアワイヤ204は主磁極112(磁極端)の3側面を囲み、アンペアワイヤ204により発生される熱のヒートシンクとしても役立つ導体202を介し書込み電流がアンペアワイヤ204に供給される。アンペアワイヤは、シールド114、115aおよび115bからの主磁極112の分離を最小化するために小断面積を有しなければならない。アンペアワイヤ204の低インダクタンスと小断面積との組み合わせにより、高保磁力媒体に書き込むのに十分な強さの磁場における高電流密度をもたらす。この高電流は、特にはヒートシンク接続部から最も遠い磁極端の上のアンペアワイヤ部において局所的に高温を生ずる可能性がある。この高温はアンペアワイヤ内およびその周囲において成分のエレクトロマイグレーションと拡散を引き起こすので望ましくない。
図3(先行技術)はWAMRヘッドの部分断面図300である。この構造において、図1の従来のコイル108はアンペアワイヤ204とヒートシンクとしての導体202とで置換されている。
米国特許第7,212,367号明細書 米国特許第7,149,055号明細書 米国特許第6,665,136号明細書 米国特許出願公開第2008/0112087号明細書 米国特許出願公開第2007/0146930号明細書 米国特許出願公開第2007/0115584号明細書 米国特許出願公開第2006/0174474号明細書 米国特許出願公開第2006/0044682号明細書 米国特許出願公開第2007/0137027号明細書
本発明は、フレア点を有する磁極層と、磁極層の着磁状態に影響を与えるように動作可能な複数の巻数を有する主コイルと、エアベアリング面における磁極層の3つの辺の周囲に延在し第1の終端部と第2の終端部を有する補助半コイルと、エアベアリング面から磁極層のフレア点を越えるまで延在する、補助半コイルの第1の終端部に結合されエアベアリング面にほぼ垂直な第1の導体と、エアベアリング面から磁極層のフレア点を越えるまで延在する、補助半コイルの第2の終端部に結合され、エアベアリング面にほぼ垂直な第2の導体と、を有する垂直ヘッドを提供することを目的とする。
本発明は以下の詳細説明を考察するとよりよく理解される。このような説明は以下の添付図面を参照する。
従来のコイルを有する一般的な垂直薄膜ヘッドの部分断面図である(先行技術)。 WAMRヘッドの簡略化されたABS図である(先行技術)。 WAMRヘッドの部分断面図である(先行技術)。 本発明の一実施形態によるABSにヒートシンクを有する補助半コイルのABS図である。 本発明の一実施形態による図4に開示された構造の部分平面図である。 本発明の一実施形態によるヒートシンクを有する補助半コイルのABS図である。 本発明の一実施形態による図6に開示された構造の部分平面図である。 本発明の一実施形態による図7のA−A部の部分断面図である。 本発明の一実施形態によるヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の部分平面図である。 本発明の一実施形態による図9のB−B部の部分断面図である。 本発明の一実施形態による図9と図10の構造のABS図である。 本発明の一実施形態によるABSにヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電のABS図である。 本発明の一実施形態による図12の構造の部分平面図である。 本発明の一実施形態によるABSに電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルの部分平面図である。 本発明の一実施形態による図14の構造のABS図である。 本発明の一実施形態によるABSに電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の部分平面図である。 本発明の一実施形態による図16の構造のABS図である。 本発明の一実施形態によるABSにヒートシンクと電気絶縁性のヒートシンクの両方を有する補助半コイルの平面図である。 本発明の一実施形態によるヒートシンク、ABSにおける電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の平面図である。 本発明の一実施形態によるABSにヒートシンクと金属ヒートシンクの両方を有する補助半コイルの平面図である。 本発明の一実施形態によるヒートシンク、ABSにおける金属ヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の平面図である。 本発明の一実施形態による媒体書き込み支援のための差動モード電流フローを有する補助半コイルおよび対称給電の平面図である。 本発明の一実施形態によるヘッドスイッチング支援のための同相モード電流フローを有する補助半コイルおよび対称給電の平面図である。 本発明の一実施形態による非対称給電を使用するヘッドスイッチング支援と媒体書き込み支援の両方のための差動モード電流フローを有する補助半コイルの平面図である。
図1〜3(先行技術)については上に検討された。
本発明は、先に開示されたWAMRヘッド構成を多くのやり方で改良するのに役立つ。第1に、本発明は従来の主コイル構造(図1の108のような)と補助半コイルとの組み合わせを利用する。これにより半コイルの電流密度を著しく低減し、ひいては放熱要件を減らし、温度を下げ、半コイルにおける有害なエレクトロマイグレーションと拡散効果を低減または防止する。さらに、本発明は、半コイルにヘッドスイッチング支援機能を追加するために磁極層に平行に走る導体を追加する。半コイルは、媒体への書き込みを支援し、かつヘッドのスイッチングを改良するために利用されるRF信号またはデータ導出特別信号を導入する役目を果たす。半コイルは従来の主コイルと平行に接続されてもよいしあるいは別の回路に接続されてもよい。
図4は、本発明の一実施形態によるABSにヒートシンク404a、404bを有する補助半コイル404cのABS図400である。この図では、磁極端408は3つの辺(側面)上で補助半コイル404cにより囲まれる。絶縁層406は、補助半コイル404cを磁極端408から効果的に電気的に絶縁する低導電率(半コイルに対し)かつ非磁性体の層である。好ましくは、ヒートシンクの導電率はいかなる寄生効果も最小限にするために半コイルの導電率の約20%未満でなければならない。本実施形態では、補助半コイル404cはヒートシンク404aと404bに一体的に接続される。好ましくは、ヒートシンク404a、404bと補助半コイル404cはすべて同じ材料を含む。電流は、図4では直接視認できない導体410aと410bにより補助半コイル404cに供給される。これらの導体は磁極層が蒸着される平面の下に存在するということに留意されたい。シールド402は、ラップアラウンドシールドであり、補助半コイル404cを囲む。必要に応じ補助半コイル404cとシールド402との間に絶縁層(図示せず)を使用してもよい。補助半コイル404cは絶縁層406とシールド402の間に配置されるので実効ギャップを増加させる。したがって補助半コイル404cは可能な限り薄くしておかなければならない。ギャップを増加するとシールド効果が低下する。しかしながら、薄い半コイル、高電流密度における抵抗加熱を抑制するために総電流を下げるように制限される。このため、非常に高い電流を有する単一コイルWAMR実施形態はラップアラウンドシールドを有する垂直ヘッドに対して実用的ではないかもしれない。本発明では、半コイルは補助コイルであり、かつ媒体にデータを書き込む責任を負わないので、電流フローを低く保つことができる。
図4の実施形態では、ヒートシンク404a、404b、導体410a、410bおよび補助半コイル404cは、非磁性体金属、好ましくは半コイルの製造中または動作中に安定でありかつ腐食を起こしにくい貴金属または銅などの低導電率金属からなる。磁極層とシールド402は当業者によく知られた適切な磁気合金で構成される。絶縁層406は、アルミナ、二酸化ケイ素、または当該技術領域でよく知られた他の任意の類似の材料などの絶縁体で構成されてもよい。
図5は、本発明の一実施形態による図4に開示された構造の部分平面図500である。これは戻り磁極層116と絶縁層406上のすべての充填層(充填層118の部分など)とが除去された図4の構造の平面図であることに留意されたい。導体410e、410a、410bおよび410fは補助半コイル404cに電流を供給する。導体410aと410bは、磁極の幅が増加し始める「フレア点」を越えて(絶縁層406下で)磁極と平行に走るように意図的に配置される。図4に示すように、これらの導体はまた磁極層の基底面下に存在する。この形状の目的は補助半コイルにより追加の書き込み支援機能を提供することである。適切な同相モードRF電流またはデータ導出信号電流が導体410aと410bの両方において生成されると、面内水平磁界が磁極端に誘起され、媒体へのデータの書き込みをさらに改善するヘッドスイッチング支援機能を提供する。詳細説明については図20〜22の考察を参照されたい。今後の参照では、この形状(磁極に対して対称的に配置される給電導体を有する)は「対称給電」と呼ぶものとする。
適切な差動RF電流が導体410aと410bにおいて生成され補助半コイル404cを流れると、媒体へのデータの書き込みも改良する媒体書き込み支援機能が生成される。詳細説明については図20〜22の考察を参照されたい。ヘッドスイッチング支援機能と媒体書き込み支援機能の両方を一緒に利用することができかつそれらが相補的であるのは本発明の利点である。
図4と図5の実施形態は先行技術に勝る多くの利点を有する。先行技術のWAMRヘッドでは、電流は半コイルを介しヒートシンク部(すなわち図2の202)を通って流れ、導体410は存在しない。したがって磁極に平行な電流フローは存在しないので、生成されるヘッドスイッチング支援磁場は存在しない。本発明の図4と図5の実施形態は、ABSに搭載されるヒートシンクの有用性を維持する。導体410a、410bは補助半コイル404cからの熱伝導を制限するので、熱は熱伝導により補助半コイル404cからヒートシンク404a、404bに伝達される。ヒートシンク404a、404bは先行技術のWAMRヘッドにおけるようにいかなる差動モード電流も搬送しないが、寄生キャパシタを介したグラウンドへの同相モード電流の伝導経路を提供することもできる。ヒートシンクの形状は、同相モード電流を供給する回路内の他のパラメータを調整することができるように容量結合効果を調節するために、設計者により使用することができる。
図6は、本発明の一実施形態によるヒートシンク604e、604fを有する補助半コイル604cのABS図600である。図7は図6に開示された構造の部分平面図700である。これは戻り磁極層116と絶縁層406上のすべての充填層(充填層118の部分など)とが除去された図6の構造の平面図であることに留意されたい。図8は図7のA−A部の部分断面図800である。充填層118の部分は詳細を明らかにするために透明である。本発明のこの実施形態では、ヒートシンク604eと604fは磁極のフレア点(絶縁層406下)を過ぎるまでABSから奥まった位置にある。導体604aと604bは、補助半コイル604c内に発生した熱を伝導させることと、半コイルに/から電流を供給することとの二重の目的を果たす。図4と図5の実施形態のように、導体604aと604bは、適切な同相モード電流をヘッドスイッチング支援にそして適切な差動モード電流を媒体書き込み支援に与える対称給電構成として配置される。本実施形態では、ヒートシンク604e、604fは導体604a、604bを介し補助半コイル604cに同相モードおよび差動モード電流の両方を搬送する。導体604a、604bはまた、ヒートシンクに熱伝導経路を提供するので、図4と図5(図面は原寸に比例していない)に示すものより一般的には厚く、それらより大きな断面となる。導体604a、bもまた高熱伝導率金属で構成されてよい。
図9は、本発明の一実施形態によるヒートシンク904e、904fと非対称給電を有する補助半コイル904c部分平面図900である。これは戻り磁極層116と絶縁層406上のすべての充填層(充填層118の部分など)とが除去された平面図であることに留意されたい。図10は図9のB−B部の部分断面図である。充填層118の部分は詳細を明らかにするために透明である。図11は図9と図10の構造のABS図である。本発明の本実施形態では、ヒートシンク904eと904fは磁極のフレア点(絶縁層406下)を過ぎるまでABSから奥まった位置にある。導体904aと904bは、補助半コイル604c内に発生した熱を伝導させることと、半コイルから/へ電流を供給することとの二重の目的を果たす。先の図4〜8の実施形態とは異なり、導体904a、bは磁極に対して非対称に配置される。これは、ヘッドスイッチング支援のための同相モードおよび差動モード電流フローの併用を可能にするために行われる。対称給電形状を利用する先の実施形態では、磁極端上に磁界の面内(水平)成分は存在しない。面内磁界成分を生成するために、1つの導体は磁極に最も近い導体(すなわち導体904a)からの水平磁界成分が磁極端に存在するようにする適切な距離だけ移動され、移動された導体(すなわち904b)内に流れる電流からの磁場勾配からの影響が小さくなるようにする。詳細説明については図20〜23を参照されたい。差動電流フローは、同相モードにおける場合のように電流が寄生キャパシタに依存しないという点で、回路設計観点からはいくつかの利点を有すると考えられる。差動電流は1つのヒートシンクから補助半コイルを通って他のヒートシンクに流れるので、導体を分離させることができ、接地効果を最小限にする。本実施形態では、先に説明された実施形態におけるように、差動電流モードはまた媒体書き込み支援のために利用される。
図12は、本発明の一実施形態によるABSにヒートシンク404a、404bを有する補助半コイル404cと非対称給電のABS図1200である。図13は図12の構造の部分平面図1300である。この実施形態は対称給電が非対称給電で置換されるということを除いて図4、5の実施形態と同様である。差動媒体書き込み支援およびヘッドスイッチング電流は導体1210e、1210a、1210b、1210fを通って補助半コイル404cから/へ流れる。
図14は、本発明の一実施形態によるABSに電気絶縁性のヒートシンク1402を有する補助半コイル410cの部分平面図1400である。図15は図14の構造のABS図1500である。この実施形態は、金属製のヒートシンク404a、404bが、熱伝導性であるが電気絶縁性のヒートシンク1402により置換されたこと以外は図4、5に示すものと同様である。ヒートシンク1402に好適な材料としては、限定するものではないが、DLC(ダイヤモンド類似カーボン)、窒化ケイ素、炭化ケイ素、ポリシリコンが挙げられる。ヒートシンク1402の電気的絶縁性は、補助半コイル410cを流れる電流のかなりの部分が導体410a、bを通って流れることを保証する。
図16は、本発明の一実施形態によるABSに電気絶縁性のヒートシンク1402を有する補助半コイル1210cおよび非対称給電の部分平面図1600である。電流は導体1210a、b、e、fを介し補助半コイル1210cに供給される。図17は図16の構造のABS図1700である。この実施形態は対称給電が非対称給電で置換されたこと以外は図14、15のものと同様である。ヒートシンク1402の電気的絶縁性は、補助半コイル410cを流れる電流のかなりの部分が導体1210a、bを通って流れることを保証する。
図18aは、本発明の一実施形態によるABSにヒートシンク604e、fと電気絶縁性のヒートシンク1402の両方を有する補助半コイル604cの平面図1800である。給電は対称的である。この実施形態は、高電流構成に対処するための、あるいはヒートシンクまたはABSにのみ存在するヒートシンクのいずれかの一組により得られるものよりさらに温度を下げるための、ヒートシンクの両方の組の冷却力を組み合わせる。図19aは、対称給電構成のABSにヒートシンク604e、fと導電性のヒートシンク404a、404bの両方を有する補助半コイル404cの平面図1900である。
図18bは、本発明の一実施形態によるヒートシンク904e、904f、ABSにおける電気絶縁性のヒートシンク1402を有する補助半コイル904cおよび非対称給電の平面図1801である。図19bは、ヒートシンク904e、904f、ABSにおける導電性のヒートシンク404a、404bを有する補助半コイル404cおよび非対称給電の平面図1901である。
図20は、本発明の一実施形態による媒体書き込み支援のための差動モード電流フローを有する補助半コイル604cおよび対称な電流給電の平面図2000である。図20には、補助半コイルを通る差動電流フローの電流フロー経路を例示する。ヒートシンクを有する構造(図6、7、8)が一例として用いられたが、先に開示された対称給電を有する実施形態の任意のものを使用し得ることは当業者にとって明らかであろう。電流はRF周波数を有するAC信号またはデータ導出信号であるので、矢印で表される2002a、2002b、2002c、2002dはフローの「瞬間的」方向を示す。用語「差動」は、電流2002c、2002dが電流2002a、2002bにほぼ等しいが磁極に平行な反対方向に流れる場合を指す。この電流は、補助半コイル604cを流れる電流にほぼ等しい。寄生キャパシタ効果による共通(グラウンド)への電流フローが存在する場合、電流2002b、2002cは正確には等しくないかもしれない。これらの寄生電流は、補助半コイルと導体604a、604b、604e、604fの低インピーダンスのために主電流フローと比較して小さいものと予測される。媒体書き込み支援に関しては、半コイルを通る差動電流フローが大きい。
一例として、1KOe垂直磁界強度を生成するためには10〜15mA程度の電流レベルが必要とされる。このレベルは、約20nm×40nmの断面寸法の補助半コイルにおいて1〜2×10A/cmの電流密度を生成する。媒体書き込み支援のためのRF周波数は10〜50GHzである。この電流レベルは大きいが、80〜100mA程度を必要とする可能性がある先行技術のWAMRヘッドより著しく低い。
図21は、本発明の一実施形態によるヘッドスイッチング支援および対称電流給電のための同相モード電流フローを有する補助半コイル604cの平面図2100である。第2の書き込み支援成分(ヘッドスイッチング支援)を供給するために、磁極端(ABS)に面内(水平)磁界2104を供給しなければならない。これを行うための1つの方法は、2つの導体604bと604aのそれぞれにおいて2つの同相モード電流2102cと2102bをそれぞれ発生することである。用語「同相モード」は、磁極に平行な同じ「瞬間的」フロー方向を有する導体604a、604b内の電流を指す。電流2102は、媒体書き込み支援またはデータ導出信号に使用されるものより大きさが一桁低いRF周波数を有するAC信号である。導体604aと604bの電流は同じ方向に流れるので、これらの電流により生成される水平磁界成分は増強され、約100〜200Oeの磁界Hcm2104を生成する。
図22は、本発明の一実施形態による非対称給電を使用するヘッドスイッチング支援と媒体書き込み支援の両方のための差動モード電流フローを有する補助半コイル904cの平面図2200である。ヒートシンクを有する構造(図9,10,11)が一例として用いられたが、先に開示された非対称給電を有する実施形態の任意のものを使用し得ることは当業者にとって明らかであろう。非対称給電形状を使用することで、媒体書き込み支援とヘッドスイッチング支援の両方を生成する差動電流フローを使用できるようになる。媒体書き込み支援に関しては、その説明は図20、21において上に検討したもの全く同様であり、繰り返さない。ヘッドスイッチング支援に関しては、1つの導体904aが磁極の近傍に存在するので面内(水平)磁場Hdiff2204を発生するために差動電流フローを使用することができ、そして水平磁場はこの導体素子を流れる電流2202cにより支配される。補助半コイル904cから離れて流れる電流は通常、戻り導体904bが磁極の極近傍に存在すれば、Hdiffを零にする等しくかつ反対方向の磁界成分を生成するであろう。しかしながら、磁極から離れた位置に戻り導体904bを再配置することにより、逆磁界成分の影響を著しく低減して、大きな磁界成分Hdiffが所望のヘッドスイッチング支援機能を依然として提供できるようにする。
本発明は先に説明された実施形態により制限されない。むしろ、本発明の範囲は添付特許請求範囲およびそれらの同等物と併せてなされたこれらの説明により定義される。
100 垂直薄膜ヘッドの部分断面図
102、104 シールド層
103 読み取り素子
106 戻り磁極層
108 コイル
110 成形層
112 主磁極
114、115a、115b シールド
116 戻り磁極層
118 充填層
200、400 ABS図
202、904a、904b、1210e、1210a、1210b、1210f 導体
204 アンペアワイヤ
300 WAMRヘッド部分断面図
402 シールド
404a、404b、604e、604f、904e、904f、1402 ヒートシンク
404c、604c、904c、1210c、 補助半コイル
406 絶縁層
408 磁極端
410a、410b、410e、410f、604a、604b、1210a、1210b、1210e、1210f 導体
500 図4の部分平面図
600 補助半コイルABS図
700 図6の部分平面図
800 図7の部分断面図
900 補助半コイルの部分平面図
904b 戻り導体
1000 図9の部分断面図
1100 図9と図10の構造のABS図
1200 ヒートシンクを有する補助半コイルと非対称給電のABS図
1300 図12の部分平面図
1400 電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルの部分平面図
1402 電気絶縁性のヒートシンク
1500 図14の構造のABS図
1600 ABSに電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の部分平面図
1700 図16の構造のABS図
1800 ABSにヒートシンクと電気絶縁性のヒートシンクの両方を有する補助半コイルの平面図
1801 ヒートシンク、ABSにおける電気絶縁性のヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の平面図
1900 対称給電構成のABSにヒートシンクと導電性ヒートシンクの両方を有する補助半コイルの平面図
1901 ヒートシンク、ABSにおける導電性ヒートシンクを有する補助半コイルおよび非対称給電の平面図
2000 媒体書き込み支援のための差動モード電流フローを有する補助半コイルおよび対称電流給電の平面図
2002a、2002b、2002c、2002d 電流(フローの方向)
2100 ヘッドスイッチング支援のための同相モード電流フローを有する補助半コイルおよび対称電流給電の平面図
2102c、2102b 同相モード電流
2104、2204 面内磁界
2200 非対称給電を使用するヘッドスイッチング支援と媒体書き込み支援の両方のための差動モード電流フローを有する補助半コイルの平面図
2202c 電流

Claims (26)

  1. 磁極の幅が増加し始めるフレア点を有する磁極層と、
    前記磁極層の着磁状態に影響を与える、複数の巻数を有する主コイルと、
    エアベアリング面における前記磁極層の3つの辺の周囲に延在する補助半コイルであって、第1の終端部と第2の終端部を有する補助半コイルと、
    前記補助半コイルの前記第1の終端部に結合され、前記エアベアリング面から前記磁極層の前記フレア点を越えるまで延在する前記第1の導体と、
    前記補助半コイルの前記第2の終端部に結合され、前記エアベアリング面から前記磁極層の前記フレア点を越えるまで延在する前記第2の導体と、
    を含むヘッド。
  2. 前記第1の導体は、前記磁極層から第1の距離だけ離れて配置され、
    前記第2の導体は、前記磁極層から第2の距離だけ離れて配置される、請求項1に記載のヘッド。
  3. 前記第1の距離と前記第2の距離は等しい、請求項2に記載のヘッド。
  4. 前記第1の距離は前記第2の距離より長い、請求項2に記載のヘッド。
  5. 前記第1の導体と前記第2の導体に熱的に結合されたヒートシンクをさらに含む、請求項1に記載のヘッド。
  6. 前記ヒートシンクは前記エアベアリング面に配置される、請求項5に記載のヘッド。
  7. 前記ヒートシンクは金属からなる、請求項6に記載のヘッド。
  8. 前記ヒートシンクは低導電率と高熱伝導率を有する材料からなる、請求項6に記載のヘッド。
  9. 前記ヒートシンクの前記導電率は前記補助コイルの20%未満である、請求項8に記載のヘッド。
  10. 前記ヒートシンクはダイヤモンドライクカーボンを含む、請求項8に記載のヘッド。
  11. 前記ヒートシンクはシリコンの窒化物を含む、請求項8に記載のヘッド。
  12. 前記ヒートシンクはシリコンの炭化物を含む、請求項8に記載のヘッド。
  13. 前記ヒートシンクはポリシリコンを含む、請求項8に記載のヘッド。
  14. 前記ヒートシンクは前記エアベアリング面から奥まった位置にある、請求項5に記載のヘッド。
  15. 前記ヒートシンクは前記エアベアリング面から前記磁極層の前記フレア点を越える位置まで奥まった位置にある、請求項14に記載のヘッド。
  16. 前記ヒートシンクは金属からなる、請求項15に記載のヘッド。
  17. 前記ヒートシンクは前記補助半コイルに電流を供給する、請求項16に記載のヘッド。
  18. シールドをさらに含み、前記補助半コイルは前記エアベアリング面における前記シールドと前記磁極層の間に配置される、請求項1に記載のヘッド。
  19. 前記シールドはラップアラウンドシールドである、請求項18に記載のヘッド。
  20. エアベアリング面において前記第1および前記第2の導体に熱的に結合される第1のヒートシンクと、
    前記エアベアリング面から奥まった位置にある、前記第1および前記第2の導体に熱的に結合される第2のヒートシンクと、をさらに含む、請求項1に記載のヘッド。
  21. 前記第1および前記第2のヒートシンクは金属からなる、請求項20に記載のヘッド。
  22. 前記第1のヒートシンクは低導電率と高熱伝導率を有する材料からなり、前記第2のヒートシンクは金属からなる、請求項20に記載のヘッド。
  23. 前記第1のヒートシンクはダイヤモンドライクカーボンを含む、請求項22に記載のヘッド。
  24. 前記第1のヒートシンクはシリコンの窒化物を含む、請求項22に記載のヘッド。
  25. 前記第1のヒートシンクはシリコンの炭化物を含む、請求項22に記載のヘッド。
  26. 前記第1のヒートシンクはポリシリコンを含む、請求項22に記載のヘッド。
JP2010225041A 2009-10-16 2010-10-04 高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造 Pending JP2011086366A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/589,038 US8411390B2 (en) 2009-10-16 2009-10-16 Integrated half coil structure for write assist of high coercivity media

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011086366A true JP2011086366A (ja) 2011-04-28

Family

ID=43879117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010225041A Pending JP2011086366A (ja) 2009-10-16 2010-10-04 高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8411390B2 (ja)
JP (1) JP2011086366A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8587900B2 (en) 2011-05-24 2013-11-19 HGST Netherlands B.V. Radiator-cooled nanowire-based write assist
US8867168B2 (en) 2012-12-07 2014-10-21 Tdk Corporation Magnetic head for perpendicular magnetic recording having a write shield
US8619389B1 (en) * 2013-02-26 2013-12-31 Tdk Corporation Magnetic head for perpendicular magnetic recording having a write shield
US8817418B1 (en) 2013-08-15 2014-08-26 Tdk Corporation Magnetic head for perpendicular magnetic recording having a write shield
JP2015197940A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 Tdk株式会社 磁気ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ及び磁気記録再生装置
US9495979B1 (en) * 2015-09-30 2016-11-15 Seagate Technology Llc Magnetic recording head front shield formation
US9595273B1 (en) 2015-09-30 2017-03-14 Western Digital (Fremont), Llc Shingle magnetic writer having nonconformal shields
US9799351B1 (en) 2015-11-30 2017-10-24 Western Digital (Fremont), Llc Short yoke length writer having assist coils
US10249328B2 (en) * 2016-01-20 2019-04-02 Seagate Technology Llc Write coil cooling arrangement at air bearing surface
US9691416B1 (en) * 2016-04-18 2017-06-27 Western Digital Technologies, Inc. Microwave assisted magnetic recording head with trailing shield heat sink
US10210888B1 (en) * 2017-06-23 2019-02-19 Western Digital Technologies, Inc. Dual spin-orbit torque oscillator in magnetic recording
US10679650B2 (en) 2017-10-13 2020-06-09 Western Digital Technologies, Inc. Current-assisted magnetic recording write head with improved write gap structure
US10706876B1 (en) 2019-06-13 2020-07-07 Seagate Technology Llc Wire assisted magnetic recording with an alternating current driving the wire
US11056134B1 (en) * 2019-12-20 2021-07-06 Seagate Technology Llc Capacitively operated microwave assisted magnetic recording oscillator
US11049515B1 (en) 2020-05-08 2021-06-29 Seagate Technology Llc Dual wire assisted magnetic recording
US11508401B1 (en) 2020-10-21 2022-11-22 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording devices having cross-track current flow to facilitate downtrack magnetic field enhancements
US11869548B1 (en) 2020-10-29 2024-01-09 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording devices having external alternating current sources
JP2022188874A (ja) * 2021-06-10 2022-12-22 株式会社東芝 磁気ヘッド及び磁気記録装置
US11854584B1 (en) 2021-07-29 2023-12-26 Western Digital Technologies, Inc. Current assisted HAMR magnetic writer
US11881237B1 (en) 2021-11-24 2024-01-23 Western Digital Technologies, Inc. Cross track current design for energy assisted magnetic recording
US11900971B1 (en) 2022-06-21 2024-02-13 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording head with assisting electric current in trailing shield
US11894026B1 (en) * 2022-06-21 2024-02-06 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording head having leads over the trailing shield for assisting electric currents

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002025006A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2003045007A (ja) * 2001-07-26 2003-02-14 Fujitsu Ltd 磁気ヘッド
JP2005108411A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv フローティング・トレイリング・シールドを備えた垂直記録用ヘッド
JP2007335062A (ja) * 2006-05-19 2007-12-27 Alps Electric Co Ltd 薄膜磁気ヘッド
JP2008123669A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Seagate Technology Llc マイクロ波支援磁界を生成するためのスピン運動量伝達駆動発振器を組み込んだwamrライタ
JP2009009678A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Seagate Technology Llc 位相シフト電流によるワイヤ支援磁気ライタ装置

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1213169A (en) 1967-12-06 1970-11-18 Int Computers Ltd Improvements in or relating to methods of magnetic recording
US4317148A (en) 1980-01-24 1982-02-23 Sperry Corporation Transducer for perpendicular magnetic recording
JPH04188404A (ja) 1990-11-22 1992-07-07 Canon Inc 磁気ヘッド装置
US5587851A (en) 1991-12-24 1996-12-24 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic head driving device with prerecording energization
JPH05234170A (ja) 1992-02-21 1993-09-10 Sony Corp 磁気ヘッド
JPH0684103A (ja) 1992-09-02 1994-03-25 Canon Inc 磁気ヘッド装置
JP3206428B2 (ja) 1996-04-09 2001-09-10 ティーディーケイ株式会社 ヘッドジンバルアセンブリを具備するハードディスク装置
US6219193B1 (en) 1998-02-20 2001-04-17 Seagate Technology Llc Superpositioning microactuator control and write current signals in a disc drive
US6349009B1 (en) 1998-06-05 2002-02-19 Seagate Technology Llc Head assembly with integrated write current shaping circuit
US6198335B1 (en) 1999-02-25 2001-03-06 Stmicroelectronics, Inc. Method and apparatus to drive the coil of a magnetic write head
US6538843B1 (en) 1999-11-09 2003-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head
US6717770B1 (en) 2000-03-24 2004-04-06 Seagate Technology Llc Recording head for applying a magnetic field perpendicular to the magnetizations within magnetic storage media
JP4277455B2 (ja) 2001-02-27 2009-06-10 Tdk株式会社 ヘッドジンバルアセンブリ
US6665136B2 (en) 2001-08-28 2003-12-16 Seagate Technology Llc Recording heads using magnetic fields generated locally from high current densities in a thin film wire
JP3998590B2 (ja) 2003-02-24 2007-10-31 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 磁気ディスク装置
US7070716B2 (en) 2003-07-28 2006-07-04 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for providing transverse magnetic bias proximate to a pole tip to speed up the switching time of the pole-tip during the writing operation
US7072142B2 (en) 2003-07-28 2006-07-04 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Apparatus for providing transverse magnetic bias proximate to a pole tip to speed up the switching time of the pole-tip during the writing operation
US7256955B2 (en) 2004-03-17 2007-08-14 Seagate Technology Llc High frequency assisted writing
US7212367B2 (en) * 2004-06-16 2007-05-01 Seagate Technology Llc Ampere wire write head with confined magnetic fields
US7092186B1 (en) 2004-11-23 2006-08-15 Western Digital Technologies, Inc. Demagnetizing a head in a disk drive by increasing the frequency of an AC write signal while maintaining the write current amplitude
US7440213B2 (en) 2005-02-09 2008-10-21 Seagate Technology Llc Apparatus and method for controlling remnant magnetization in a magnetic recording head
JP2006268965A (ja) 2005-03-24 2006-10-05 Fujitsu Ltd 広帯域伝送路装置、サスペンションアセンブリ及び記憶媒体装置
US7869309B2 (en) * 2005-08-11 2011-01-11 Seagate Technology Llc Dual wire integrated WAMR/HAMR writing head
JP2007299460A (ja) 2006-04-28 2007-11-15 Tdk Corp 磁気ヘッド装置及び磁気記録再生装置
JP4188404B2 (ja) 2006-05-19 2008-11-26 三井金属鉱業株式会社 白色蛍光体および白色発光素子乃至装置
US20080112080A1 (en) 2006-11-13 2008-05-15 Hitachi Global Storage Technologies Magnetic write head employing multiple magnetomotive force (MMF) sources
JP2008159105A (ja) 2006-12-21 2008-07-10 Tdk Corp 強磁性共鳴を用いる磁気記録方法及び該方法に用いる薄膜磁気ヘッド
US20080218891A1 (en) 2007-03-07 2008-09-11 Seagate Technology Llc Magnetic recording device with an integrated microelectronic device
US8077417B2 (en) * 2008-12-11 2011-12-13 Seagate Technology Llc Skip block writing for bit patterned media write synchronization

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002025006A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2003045007A (ja) * 2001-07-26 2003-02-14 Fujitsu Ltd 磁気ヘッド
JP2005108411A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv フローティング・トレイリング・シールドを備えた垂直記録用ヘッド
JP2007335062A (ja) * 2006-05-19 2007-12-27 Alps Electric Co Ltd 薄膜磁気ヘッド
JP2008123669A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Seagate Technology Llc マイクロ波支援磁界を生成するためのスピン運動量伝達駆動発振器を組み込んだwamrライタ
JP2009009678A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Seagate Technology Llc 位相シフト電流によるワイヤ支援磁気ライタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110090596A1 (en) 2011-04-21
US8411390B2 (en) 2013-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011086366A (ja) 高保磁力媒体の書き込み支援のための集積化半コイル構造
JP2011086367A (ja) 集積化半コイルを使用した高保磁力媒体の書き込み支援のための信号伝達方法と装置
JP4357491B2 (ja) 1つの電流リードとして書込み部を用いた二層書込み部ヒータ
JP5117606B1 (ja) 磁気記録ヘッド及びその製造方法、及び磁気ディスク装置
KR100623812B1 (ko) 자기저항 기록 헤드에서의 센서 온도 감소
US7212367B2 (en) Ampere wire write head with confined magnetic fields
US7272883B2 (en) Methods of forming an electrical connection in a magnetic head using a damascene process
US8587900B2 (en) Radiator-cooled nanowire-based write assist
US6654202B2 (en) Disc drive with layered write coil
US8144425B2 (en) Magnetic recording head with compact yoke
JP2009110644A (ja) ワイヤアシスト磁気書き込み装置用のワイヤ及びワイヤリード設計
US8760808B2 (en) Magnetic device containing a heater
JP2005182987A (ja) 消去の少ない垂直磁気記録のためのヘッド
JP2007128581A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
CN100361200C (zh) 用于磁记录头的散热器
US20080259493A1 (en) Wire-assisted write device with high thermal reliability
US20130120869A1 (en) Perpendicular magnetic write head having a current carrying element for in-plane field assisted magnetic recording
JP2006107656A (ja) 発熱体を備えた薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置
US20090021861A1 (en) Magnetic write device including an encapsulated wire for assisted writing
JP3854204B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2015005324A (ja) マイクロ波アシスト磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ及び磁気記録再生装置
JP2004087023A (ja) 薄膜磁気ヘッド
US11900971B1 (en) Magnetic recording head with assisting electric current in trailing shield
US11894026B1 (en) Magnetic recording head having leads over the trailing shield for assisting electric currents
JP2005502150A (ja) 薄膜導線における高電流密度より局所的に発生する磁界を利用した記録ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160119