JP2011086276A - 読影レポート作成装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】読影レポートと医用画像とのリンク付け作業の支援を行う。
【解決手段】医用画像を取得して表示し、医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示し、医用画像上の病変領域の位置を入力し、入力された病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を読影レポートに識別表示可能に挿入し、識別表示された読影レポートのリンク文字を指定し、リンク文字の指定に応じて病変領域の位置を表す指標を、医用画像上に表示する。
【選択図】図9

Description

本発明は、医用画像の読影レポート作成装置および方法並びにその方法を実施するためのコンピュータ用プログラムに関するものである。
近年、医療分野の画像診断においては、専門医が医用画像を読影し、その結果を担当医に読影レポートとして記録して報告することが行われており、その読影レポートとして、電子的な読影レポートが広く用いられている。
このような読影レポートとして、特許文献1に示すように、読影レポートに記載された文字列にハイパーリンクによって参照画像がリンク付けされたものを作成することができるようにしたものがある。このような読影レポートを用いて、担当医などの読影者は、読影レポートに記載された文字を画面上でクリックすることにより対応する参照画像を表示して見ることができ、読影レポートをより容易に理解することができる。
特開2005−301453号公報
しかし、このハイパーリンクを貼った読影レポートの作成には、従来から行われている読影レポート作成作業に加えて、作成される読影レポートに記載された文字列を選択して、そこに参照画像をドラッグアンドドロップするというリンク付け作業が新たに必要となり、読影レポートを入力する負荷が増加するという問題があった。
また、特許文献1では、一つの文字列に対して一枚の画像をリンク付けするため、一枚のスライス画像に複数のリンク対象部位がある場合、リンク付けされた複数の文字列のどれを指定しても、対応する同一の医用画像が見られるだけで、どの文字列が医用画像のどこを指しているかまでは分からないという問題があった。
また、この問題を解消するために、一つのスライス画像からリンク付けされた複数の対象部位を対象部位ごとに切り出して、新たな複数の参照画像を作成し、作成された参照画像をそれぞれ対応する文字列にドラッグアンドドロップしてリンク付け作業を行うという方法があったが、編集作業が非常に繁雑となるという問題があった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑み、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能にし、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解をより容易にする読影レポート作成装置および方法を提供することを目的とする。
本発明による読影レポート作成装置は、医用画像を取得して表示する医用画像表示手段と、前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示する読影レポート表示手段と、
前記医用画像上の病変領域の位置を入力する病変領域入力手段と、入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入するリンク文字挿入手段と、識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定するリンク文字指手段と、該リンク文字指定手段による指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示する指標表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明による読影レポート作成方法は、医用画像を取得して表示し、前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示し、前記医用画像上の病変領域の位置を入力し、入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入し、識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定し、該リンク文字指定手段による指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示することを特徴とするものである。
本発明の読影レポート作成プログラムは、コンピュータを、医用画像を取得して表示する医用画像表示手段と、前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示する読影レポート表示手段と、前記医用画像上の病変領域の位置を入力する病変領域入力手段と、入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入するリンク文字挿入手段と、識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定するリンク文字指定手段と、該リンク文字指定手段による指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示する指標表示手段として機能させることを特徴とするものである。
ここで、「病変領域の位置」は、病変領域内の任意の位置を示す点であってもよいし、病変領域そのものを示すものであってもよい。領域は、円、矩形、矢印、閉曲面など、様々な手法で示すことができる。
また、「病変領域の位置の入力」は、マウスやキーボードあるいはその他の入力装置によって病変の位置を直接入力するものでもよいし、マウスやキーボード等によって入力された座標に基づいて算出された病変領域の位置を入力するものでもよいし、画像処理によって医用画像から異常陰影領域を自動検出する周知の画像認識機能を用いて認識された病変領域の位置を入力するものであってもよい。
ハイパーリンクによってリンク付けされる「リンク文字」とは、予め用意された文字列または記号または数字であることが望ましいが、操作者が入力するものでもよい。
「リンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入する」とは、リンク文字は、読影レポートの文字の中で目立つように、他の文字と区別されて表示されることを意味し、例えば、リンク文字は着色または背景色の着色、下線、点滅、太字、書体、文字の大きさ、枠など周知の手法を用いて、リンク付けされていない文字と識別できるように表示される。また、読影レポートに挿入されたリンク文字は、リンク付けをされた状態を保ちつつ、予め用意された文字列等から別の文字列等に編集することができる。
「リンク文字の指定」とは、マウスやキーボードあるいはその他の入力装置によってリンク文字を指定することをいう。
本発明の読影ポート作成装置においては、前記病変領域入力手段が、複数の病変領域の位置を入力可能なものであり、前記リンク文字挿入手段が、入力された前記複数の病変領域の位置の各々に対応する複数のリンク文字を挿入可能なものであってもよい。
また、本発明の読影ポート作成装置においては、前記読影レポート表示手段は、前記リンク文字に対応する病変領域を含む医用画像を縮小した添付画像を前記読影レポートに併せて表示するものであることが好ましい。
また、本発明の読影ポート作成装置においては、前記読影レポート表示手段は、複数の前記添付画像を、前記読影レポートに前記リンク文字が記載された順番に並べて表示するものであってもよい。
また、本発明の読影ポート作成装置においては、前記病変領域入力手段は、病変領域の位置を手動で入力可能なものであってもよい。「病変領域の位置を手動で入力可能」とは、マウスやキーボード等の入力装置を用いてオペレータが病変領域の位置を入力することができることをいう。
また、本発明の読影レポート作成装置においては、複数の病変を表す病変名が記憶された病変名記憶手段と、前記医用画像から前記病変領域の位置を自動検出する病変領域検出手段をさらに備え、前記病変領域入力手段が、前記病変領域検出手段によって自動検出された前記病変領域の位置を入力するものであり、前記リンク文字挿入手段は、前記病変領域検出手段によって検出された前記病変領域の位置にある病変を表す病変名を前記病変名記憶手段から選択して挿入するものであることが望ましい。
「病変名」とは、病名、病名を表すキーワードまたは記号、もしくはそれらの略称のいずれかを含むものである。また、病変名に臓器名、または臓器を表すキーワードを含んでもよい。
「記憶手段」は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記録媒体が適宜用いられる。
「病変領域を自動検出」とは、画像処理によって医用画像から異常陰影を検出する周知の画像認識機能を用いて病変を含む異常陰影領域を検出することをいう。自動検出される病変領域は、臓器領域であってもよい。
前記読影レポート表示手段は、前記読影レポートの前記リンク文字の指定に応じて、指定された該リンク文字と対応する前記指標のみを強調表示するものであってもよい。
前記リンク文字挿入手段は、前記複数のリンク文字を互いに異なる色に着色して前記読影レポートに挿入するものであり、前記指標表示手段は、前記複数の指標を該指標に対応するリンク文字と同じ色に着色して表示するものであってもよい。
本発明による読影レポート作成装置および方法ならびにプログラムによれば、医用画像上で入力した病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字が読影レポートに識別表示可能に挿入されるから、病変領域の位置を入力するだけでハイパーリンクによるリンク付け作業が完了し、煩雑なリンク付け作業が不要となり、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。また、識別表示された読影レポートのリンク文字を指定することにより病変領域の位置を表す指標を医用画像上に表示することができ、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
前記病変領域入力手段が、複数の病変領域の位置を入力可能なものであり、前記リンク文字挿入手段が、入力された前記複数の病変領域の位置の各々に対応する複数のリンク文字を挿入可能なものである場合には、対応する複数のリンク作業が容易になるため、複数の煩雑なリンク付け作業が不要となり、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
本発明における前記読影レポート表示手段が、前記リンク文字に対応する病変領域を含む医用画像を縮小した添付画像を前記読影レポートに併せて表示するものである場合は、リンク付けされた画像の添付画像を参照することが容易になるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
本発明における前記読影レポート表示手段が、複数の前記添付画像を、前記読影レポートに前記リンク文字が記載された順番に並べて表示するものである場合は、リンク付けされた画像の添付画像を参照することが容易になるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
本発明における前記病変領域入力手段が、病変領域の位置を手動で入力可能なものである場合は、病変領域の位置を手動入力するだけでハイパーリンクによるリンク付け作業が完了し、煩雑なリンク付け作業が不要となり、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
本発明による読影レポート作成装置および方法ならびにプログラムが、複数の病変を表す病変名が記憶された病変名記憶手段と、前記医用画像から前記病変領域の位置を自動検出する病変領域検出手段をさらに備え、前記病変領域入力手段が、前記病変領域検出手段によって自動検出された前記病変領域の位置を入力するものであり、前記リンク文字挿入手段は、前記病変領域検出手段によって検出された前記病変領域の位置にある病変を表す病変名を前記病変名記憶手段から選択して挿入するものである場合には、読影レポート上に病変領域の位置を示すリンク文字が自動的に挿入されるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
本発明による前記読影レポート表示手段が、前記読影レポートの前記リンク文字の指定に応じて、指定された該リンク文字と対応する前記指標のみを強調表示するものである場合は、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
本発明による前記リンク文字挿入手段が、前記複数のリンク文字を互いに異なる色に着色して前記読影レポートに挿入するもので、前記指標表示手段が、前記複数の指標を該指標に対応するリンク文字と同じ色に着色して表示するものである場合には、読影レポートの複数のリンク文字と複数の病変領域の位置の対応を容易に理解することができ、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
本発明の実施の形態となる読影レポート作成装置の概略構成図 第一の実施形態の構成を示すブロック図 第一の実施形態の読影レポート作成機能を示す機能ブロック図 第一の実施形態のリンク文字挿入処理の流れを説明するためのフロー図 第一の実施形態の読影レポート作成機能により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図 第一の実施形態のリンク文字変更の流れを説明するためのフロー図 第一の実施形態のリンク文字を一部変更して作成された読影レポートの概念図 第二の実施形態により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図 第二の実施形態の変形例により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図 第三の実施形態の読影レポート作成機能を示す機能ブロック図 第三の実施形態のリンク文字挿入処理の流れを説明するためのフロー図 病変領域の位置とリンク文字の候補を対応付ける対応付けテーブルの例 リンク文字の候補リストの表示例
図1は、医用画像処理装置の概要を示すハードウェア構成図である。図に示すように、このシステムでは、モダリティ1と、画像保管サーバ2と、画像処理ワークステーション3とが、ネットワーク9を経由して通信可能な状態で接続されている。
モダリティ1は、被検体を表す医用画像Vを取得するものであり、具体的には、CT装置、MRI装置、PET、超音波診断装置等である。
画像保管サーバ2は、モダリティ1で取得された医用画像Vや画像処理ワークステーション3での画像処理によって生成された医用画像Vを画像データベースに保存・管理するコンピュータであり、大容量外部記録装置やデータベース管理ソフトウェア(たとえば、ORDB(Object Relational Database)管理ソフトウェア)を備えている。
画像処理ワークステーション3は、読影者からの要求に応じて、モダリティ1や画像保管サーバ2から取得した医用画像Vに対して画像処理を行い、生成された画像を表示するコンピュータである。
画像データの格納形式やネットワーク9経由での各装置間の通信は、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)等のプロトコルに基づいている。
次いで、第一の実施形態の医用画像処理機能に関連する構成を説明する。
図2は画像処理ワークステーション3の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態による読影レポート作成装置は、各種表示を行う液晶モニタ等の表示部301、各種入力を行うキーボードおよびマウス等からなる入力部303、本発明の読影レポート作成プログラムを含む、本実施形態による読影レポート作成装置を制御するための各種プログラムおよび画像データ等の各種データを保存するハードディスク305、各種プログラムを実行することにより本実施形態による読影レポート作成装置を制御するCPU307、プログラム実行時の作業領域となるメモリ309、バス313を介してネットワークと接続する通信インターフェース311を備えた画像処理ワークステーション3で構成されている。
なお、全ての実施例において、本発明の機能は、外部からインストールされるプログラムによって、コンピュータにより遂行される。そして、そのプログラムは、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を供給されてインストールされたものであってもよい。
図3は、本発明の第1の実施形態における読影レポート作成機能に関連する部分を示す機能ブロック図である。図3に示すように、本発明の読影レポート作成機能は、モダリティ1または画像保管サーバ2からの要求に応じて、ネットワーク9を介して医用画像Vを取得する医用画像表示手段50と、電子的な読影レポートを作成して表示する読影レポート表示手段30と、医用画像上の病変領域の位置を入力する病変領域入力手段10と、入力された病変領域の位置とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を読影レポートに識別表示可能に挿入するリンク文字挿入手段20と表示された読影レポートのリンク文字を指定するリンク文字指定手段40とリンク文字指定手段40の指定に応じて病変の位置を表す指標を、医用画像上に表示する指標表示手段60とから構成されている。
病変領域入力手段10は、主に病変領域を入力するための入力部303を含み構成され、入力部303からオペレータの操作に応じて医用画像V上に点、円、矩形、など適宜入力される病変領域の位置および該病変領域の位置を含む医用画像Vを示す情報をリンク文字挿入手段20に位置情報として入力する。
また、リンク文字挿入手段20は、主にCPU307を含み構成され、病変領域入力手段10によって入力された病変領域の位置と予め用意した文字列、記号、数字等からなる所定の文字列とをハイパーリンクによってリンク付けして、所定の文字列をリンク文字として読影レポート表示手段30が作成した読影レポートに識別表示可能に挿入する。
読影レポート表示手段30は、主に読影レポートを作成するための入力部303、読影レポートを作成するためのCPU307、読影レポートを表示するための表示部301を含み構成され、オペレータの操作に応じて入力部303の入力を読影レポートに反映して作成し、作成された読影レポートを表示部301に表示する。
リンク文字指定手段40は、主に入力部303を含み構成され、入力部303からオペレータによるリンク文字の指定に応じて、指定されたリンク文字を指標表示手段60および医用画像表示手段50に入力する。
医用画像表示手段50は、主に医用画像Vをネットワーク9から取得する通信インターフェース311および取得した医用画像Vを表示するための表示部301を含み構成され、ネットワーク経由で取得した医用画像を表示部301に表示する。
指標表示手段60は、主に指標を表示する表示部301を含み、指定されたリンク文字にリンク付けされている医用画像V上の病変の位置に指標を表示する。この際、指定されたリンク文字に対応する病変の位置を含む医用画像Vは、医用画像表示手段50によって表示部301に表示される。指標は、図5に示す指標115Aのような十字マークでもよいし、点、円、矩形、矢印、閉曲面など、位置を示すことができる周知の指標を用いることができる。
図4および図5を用いて、本実施形態にかかる読影レポートにリンク文字を挿入する動作を説明する。
図5は、第一の実施形態の読影レポート作成機能により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図である。図5には、読影レポート作成画面の一例として、読影レポート作成画面100が示されている。
まず、図5に示す読影レポート作成画面100の構成を説明する。図5に示す読影レポート作成画面100は患者の情報を記す患者情報領域101を備える。患者情報領域101には、例えば、DICOMのヘッダー情報から得られる患者名、患者ID、性別、年齢等が表示される。医用画像Vの情報を示す医用画像情報領域103には、撮影日、モダリティ、依頼科等が、マウスやキーボード等の入力部303、または、DICOMのヘッダー情報から入力され、表示される。読影レポート領域104には、読影医名欄106、読影レポートである所見欄105、診断欄107が設けられる。読影医名欄106、所見欄105、診断欄107は医師等がオペレータとなって、マウスやキーボード等により入力、編集を行うことができる。
さらに、読影レポート作成画面100には、編集した読影レポートを保存、キャンセル等するための読影レポート編集ボタン109やその他必要に応じて様々な機能ボタンが適宜備えられてもよい。図5では、一時保存ボタン、確定ボタン、キャンセルボタン等を例として示した。
読影レポート作成画面100には、過去レポート選択ボタン119A、参照画像選択ボタン119Bなどの情報を参照するために必要なボタンが適宜用意され、本発明の実施形態におけるリンク入力を可能にするリンク入力選択ボタン111を備えている。このようなリンク入力選択ボタン111は、その目的を達成する範囲で、周知の様々は形態で備えられ得る。
過去レポート選択ボタン119Aを選択すると、参照情報領域117に過去レポートが選択可能に表示される。参照画像選択ボタン119Bを選択すると、図5に示すように参照情報領域117に医用画像Vのサムネイルが選択可能に表示される。
また、読影レポート作成画面100には、詳細画像表示領域113が備えられ、参照情報選択領域117には医用画像Vのサムネイルや過去レポート等の参照情報が適宜表示される。図5では、参照情報領域117において医用画像Vを示す複数のサムネイルのうちサムネイル117Aが選択され、サムネイル117Aに対応する医用画像115が詳細画像表示領域113に表示された様子を示している。なお、参照情報領域117に示された複数のサムネイルは、医用画像Vの一つのシリーズに含まれる病変を表す医用画像のサムネイルであってもよいし、複数のシリーズに含まれた病変を表す医用画像のサムネイルであってもよい。
詳細画像表示領域113には、詳細画像表示領域113に表示された医用画像を加工、編集するための編集ボタン113A、113Bが適宜備えられる。
次いで、図4に沿って、リンク文字105Aを読影レポートである所見欄105に入力する流れを説明する。図4は、第1の実施形態にかかる読影レポート作成装置の動作を示すフローチャートである。
まず、リンク入力ボタン111を入力部303で選択し、リンク入力モードをオンにする(ST101)。
次に、病変の位置を入力するために、編集ボタン113Aから十字型ポインタ113Cを、入力部303を用いて選択する。すると、十字型ポインタが表示されるため、十字型ポインタを病変の位置の上に合わせてマウスでクリックすると病変の位置115Aが入力される(ST102のY)。このように、本実施形態の読影レポート作成装置における病変領域入力手段10は、病変領域の位置を手動で入力可能であり、病変の位置115Aの選択には、図5の編集ボタン113Aに限定されず、点、円、矩形、閉曲線、矢印など、マーキング可能な図形や線や点であれば種々のマーク(指標)で病変領域の位置を指定または表示することができる。また、マークの色を色指定ボタン113Bのようなツール等によって選択することができてもよい。
次に、病変領域の位置115Aが入力されると、リンク文字挿入手段20に病変の位置115Aを含む医用画像115の記憶場所を示す情報、および医用画像115上での病変領域の座標などの病変領域の位置を示す位置情報を含む情報が取得される。また、位置情報には、例えばDICOMのヘッダー情報から取得した、画像IDなどの情報をさらに含んでいても良く、病変の位置115Aにおける画像の輝度の値などの画像情報を含んでもよい。例えば、病変領域の位置が点の場合は、医用画像115上での座標値として位置情報を取得でき、病変領域の位置が円の場合は、医用画像115上での中心の座標値と半径の長さとして位置情報を取得でき、病変領域の位置が直線または曲線で囲まれた図形の場合は、医用画像115上での直線の端点や曲線を表す関数など、その図形を表す情報を適宜位置情報として取得できる。
リンク文字挿入手段30は、所定の文字列から所見欄105にまだ使用されていないものを選択して、リンク文字105Aとして挿入する文字列を決定する(ST103)。
この所定の文字列は、文字列または記号または数字のいずれでもよく、(1)病変1、病変2のような定型の文字列、(2)医用画像Vが一連の断層画像からなる1つのシリーズを構成する医用画像であれば、医用画像Vのシリーズ番号と病変の位置を含む断層画像のスライス番号を組み合わせた番号、(3)病変の位置の画素値、(4)病変の位置の解剖学的な部位名、(5)病変の位置の座標値、(6)上記の組み合わせを使用することができる。
所定の文字列に病変1、病変2のような定型の文字列を用いた場合は、病変領域の位置を指定しただけで、リンク文字を入力部303から入力することなくリンク付け操作を行えるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。また、手動で病変領域の位置を指定しただけで、リンク文字が挿入されるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
また、医用画像115のシリーズ番号と病変の位置を含む断層画像のスライス番号を組み合わせた番号を所定の文字列に用いる場合は、医用画像115のヘッダー情報から必要な情報を得てリンク文字を作成する。この場合、リンク文字を入力部303から入力することなくリンク付け操作を行えることに加えて、どの医用画像についてのリンクなのかを明確に把握できるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
また、所定の文字列に、病変の位置の画素値または座標値を用いる場合は、医用画像115の病変領域の位置の対応する画素値または座標値を得てリンク文字を作成する。この場合は、リンク文字を入力部303から入力することなくリンク付け操作を行えることに加えて、病変領域の症状また位置をリンク文字から推測できるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
さらに、所定の文字列として、解剖学的な部位を表す部位名を用いる場合は、リンク文字を以下のように抽出して挿入できる。まず、入力された病変領域の位置が所属する臓器を、計算機支援画像診断(CAD;Computer Aided Diagnosis)によって抽出する。各臓器の抽出の具体例を挙げると、肺野について、特開2001−137230号、特開2008−253293号、肝臓抽出について特開2001−283191号、特開2002−345807号、骨について、特開2008−43564号、心臓について、特開2004−141612号の技術が利用でき、その他の臓器認識技術も指定された病変の位置が所属する臓器を自動的に抽出できるものであれば利用可能である。例えば、病変の位置を含む医用画像について、上記の臓器抽出を行い、抽出された臓器に病変の位置が含まれていれば、その臓器を病変の位置が所属する臓器と決定できる。この臓器を表す解剖学的な部位を表す部位名をリンク文字として挿入できる。この場合は、リンク文字を入力部303から入力することなくリンク付け操作を行えることに加えて、病変領域の症状また位置をリンク文字から推測できるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
また、部位名として、各臓器または各臓器の部位を表す部位名を使用することができ、例えば、肺の場合、左肺、右肺を部位名としてもよいし、さらに細かく分類した、右肺上葉か、右肺中葉、右肺下葉、左肺上葉、左肺下葉を部位名としてもよいし、左肺上葉上舌区(S4)等、肺区域で分類した部位名としてもよいし、これらの略称を部位名としてもよい。
さらに、所定の文字列として、解剖学的な部位を表す部位名を用いる場合の変形例として、病変を表すリンク文字の候補を記憶する病変名記憶手段80をさらに備えれば、病変の名称、部位の名称もしくはそれらの略称を予め病変名記憶手段80に登録し、所定の文字列に、記憶された病変名を選択的に用いることができる。
病変名記憶手段80は、主にハードディスク305から構成され、少なくとも複数の病変名が記憶された病変名データベースである。複数の病変または部位については、予め登録される。病変名の登録は、入力部303から入力されて登録されてもよいし、予め用意された病変名をネットワークまたは記憶媒体等を介して複写して作成してもよい。また、病変名記憶手段80には、臓器などの解剖学的な部位名も登録されていてもよい。なお、ここでいう病変名は略称や病変を示す記号などでもよい。具体的には、病変名記憶手段80に、図12に示すように、臓器名201と病変領域の位置の特徴情報203と病変を表すリンク文字の候補205を対応付けた病変領域の位置とリンク文字の候補の対応付けテーブルを用意する。図12では、病変領域の位置の特徴情報203として、CT画像の輝度値203が対応付けられている。
病変領域の位置を入力すると、先述の計算機支援画像診断による臓器抽出の具体例等を用いて、入力された病変領域の位置が所属する臓器を抽出する。次に、入力された病変領域の位置の画像の輝度値を位置情報として取得する。
図12に示すように、入力された病変領域の位置が、臓器名201の中の肺に属するものであり、例えば、病変領域の位置の特徴情報203について入力された病変領域の位置の輝度値が−2000から0の間に含まれる値である−50であれば、リンク文字の候補205のうち、ブラ、気胸、肺気腫、気管支拡張、の4つの文字列が対応するリンク文字の候補205Aと決定する。また、輝度値が100の場合は、輝度値100は輝度値50から100に含まれ、かつ輝度値100から1000に含まれるため、結節、GGO、浸潤影、石灰化がリンク文字の候補と決定する。
図13に示すように、このリンク文字の候補20Aは、ユーザーが病変領域の位置を指定すると、読影レポート作成画面100上に、リンク文字の候補リスト210として表示される。リンク文字の候補リスト210からリンク文字の候補210Aがユーザーによって選択されると、選択されたリンク文字の候補210Aがリンク文字として読影レポートに挿入される。図13には、リンク文字の候補にない文字列を入力する場合、その他を選択して、入力部からリンク文字を入力することもできる。リンク文字の候補のリスト表示は、プルダウンメニューの形式で表示されてもよいし、部位名を選択できる種々の方法を適用できる。この場合は、リンク文字を入力部303から選択するだけでリンク付け操作を行えることに加えて、病変領域の症状また位置をリンク文字から推測できるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
また、病変の位置から取得する情報として、病変領域の位置の周辺の輝度値平均、分散、または輝度値パターンを取得するものとしてもよく、病変領域の位置の特徴情報203をそれぞれ病変領域の位置の周辺の輝度値平均、分散、または輝度値パターンに応じた特徴情報として、対応するリンク文字の候補を選択できるようにしてもよい。
次いで、リンク文字挿入手段20は病変の位置115Aのリンク情報を記憶する(ST104)。リンク情報は、例えば、(1)リンクID、(2)シリーズ名およびスライス名およびスライス上の座標からなる病変領域の位置、(3)リンク文字から構成されてもよい。リンクID、シリーズ名およびスライス名およびスライス上の座標からなる病変領域の位置は、病変領域入力手段10から入力された位置情報により取得できる。
所見欄105に、病変領域入力手段10から取得した病変領域の位置115Aを含む画像とハイパーリンクによってリンク付けしてリンク文字105Aを挿入する(ST105)。この際、リンク文字105Aは、ハイパーリンクによってリンク付けされていることが識別できるように、リンク文字の着色または背景色の着色、下線、点滅、太字、書体、リンク文字の大きさ、枠などで、リンク文字以外の文字とは区別して認識できるよう挿入される。挿入される位置は、その時読影レポートのカーソルがある位置にリンク文字が挿入されることが望ましいが、追加されるリンク文字が、読影レポートの所見欄105の文章の最後となるように挿入されてもよく、適宜好ましい位置に挿入することができるものとする。
そして、さらに、病変領域の位置がST102と同様に入力された場合は、ST102からST105までのステップを繰り返す(ST106のY)。つまり、本実施形態の病変領域入力手段10は、複数の病変領域の位置を入力可能なものであり、リンク文字挿入手段20は、入力された複数の病変領域の位置の各々に対応する複数のリンク文字を挿入可能なものであって、リンク文字は、医用画像Vから複数の病変領域の位置が指定された場合、指定された回数分、対応するリンク文字が挿入される。
病変領域の位置が入力されない場合は、リンク文字の挿入処理を終了する(ST106のN)。
また、読影レポート作成領域105で、挿入されたリンク文字が、入力部303によって選択された場合、例えば、図5に示す選択ツール123等によってリンク文字105Aが選択された場合、医用画像表示手段50は読影レポート表示手段30からリンク文字105Aに対応する医用画像115の位置情報を取得し、医用画像115を詳細画像表示領域113に表示する。また、指標表示手段60はリンク文字挿入手段20からリンク情報を取得し、リンク文字105Aに対応する病変領域の位置115Aを詳細画像表示領域113の医用画像115上に表示する。指標は、病変領域の位置を入力した形式と同じ形式で表されることが好ましい。つまり、病変領域の位置を十字型ポインタで入力すると、指標も十字型ポインタで表され、病変領域の位置を閉曲線で入力すると、閉曲線で指標が表示されることが望ましい。ただし、病変領域の位置が領域で表される場合に、領域内の代表的な点として指標を表示できるようにしてもよい。また、指標の表示形式を、矢印、領域、病変領域内の代表的な点を示す種々のポインタなど選択するようにしてもよい。
オペレータは、リンク文字を挿入した後、キーボード等の操作により、挿入されたリンク文字およびその周辺の文章を編集することができ、さらに別のリンク文字を挿入することもでき、リンク入力と読影レポートの記入作業を交互に行うことができる。
また、従来技術では、作成した読影レポートにドラッグアンドドロップでハイパーリンクを作成してからでなければ、病変領域を含む医用画像の確認ができなかったが、本発明によれば、医用画像Vの病変領域の位置を次々と指定することにより読影レポートの具体的な内容を記述する前にリンク文字を作成しておくことができ、読影レポートの内容をオペレータが記入する作業の間にも、すでに挿入されたリンク文字を選択すると対応する病変領域の位置が表示できるため、読影レポートを作成しながら病変領域の位置の確認が容易に行えて、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
図6および図7を用いて、本実施形態にかかる読影レポートに挿入されたリンク文字を変更する動作を説明する。
図6は、第一の実施形態のリンク文字変更の流れを説明するためのフロー図である。
図7は、第一の実施形態のリンク文字を一部変更して作成された読影レポートの概念図である。
図7は読影レポート作成画面100の所見欄105の一例である。図7には、病変1、病変2(105B)、病変3(105C)の3つのリンク文字が挿入され、病変1が編集されて新たなリンク文字である不整形結節(105A)に変更された状態を示している。
まず、リンク文字が挿入された所見欄105において、リンク文字を入力部303で選択する(ST201)。次に、リンク文字を任意の文字列または記号もしくは数字に、マウス、キーボードの操作に応じて変更する。例えば、具体的には、リンク文字に矢印123等の選択ツールを合わせ、右クリックするとプルダウンメニュー形式でリンク文字変更オプションが表示され、そのリンク文字変更オプションを選択してリンク文字変更を行う(ST202)。ハイパーリンクされた状態を保ったままリンク文字の文字列だけを変更できる方法であれば、適宜別の方法を用いてリンク文字の変更を行っても良い。
次に、リンク情報として、変更前のリンク文字に替えて変更後のリンク文字を対応する病変領域の位置に対応付けてリンク情報を更新する(ST203)。
このように、十字型ポインタのような病変領域の位置を点によって指定する場合には、入力部303でクリックするだけで、病変領域の位置をハイパーリンクによってリンク付けしたリンク文字が、読影レポートに挿入されているため、従来の技術と異なって、繰り返しドラッグアンドドロップをするという必要がなく、簡単に病変領域の位置のリンク付けができる。また、病変領域の位置を点若しくは領域で指定し、その指定された位置を医用画像V上に表示するため、どの部分について読影レポートで言及されているか一目で把握することができ、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
また、一つの医用画像上について、複数の病変領域の位置が記されている場合に、その複数の病変領域の位置115D、115E、115Fを、リンク文字105Dを指定すると115Dを表示し、115E、115Fを表示しないようにできる。
特許文献1に示す技術では、一つの文字列に対して一枚の画像をリンク付けするため、一枚のスライス画像に複数のリンク対象部位がある場合、リンク付けされた複数の文字列のどれを指定しても、対応する医用画像が同一の画像となってしまい、どの文字列が医用画像のどこを指しているか分かりにくいという問題があったが、本実施形態によれば、病変の位置を表す指標を医用画像上に表示するため、どのリンク文字105Dがどの病変領域の位置について記述されたかが明確に把握できるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
また、一枚のスライス画像に複数のリンク対象部位がある場合、特許文献1に示す技術のように、一つのスライス画像からリンク付けされた複数の対象部位を対象部位ごとに切り出して、新たな複数の参照画像を作成し、作成された参照画像をそれぞれ対応する文字列にドラッグアンドドロップしてリンク付け作業を行うという面倒な方法をとらず、対応する位置を入力部303で選択して入力するだけで、リンク文字と対応する病変領域の位置を正確に把握できる読影レポートが作成でき、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
図8は、第二の実施形態の読影レポート作成機能により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図である。なお、図8、図9において、図5と共通の番号を付したものについては、図5と同じ構成であるため、説明を省略する。
図8に示すように、読影レポート作成画面では、読影レポート表示手段30が読影レポート領域114に添付画像表示領域121を備え、読影レポートに併せてリンク文字に対応する病変領域の位置を含む医用画像を縮小したサムネイル121A、121B、121Cを添付画像として表示している。医用画像のサムネイル121Aは病変領域の位置115Aを含む医用画像を縮小したものであり、サムネイル121Bは病変領域の位置115Bを含む医用画像を、サムネイル121Cは病変領域の位置115Cを含む医用画像をそれぞれ縮小したものである。
このようにリンク文字に対応する病変領域の位置を含む医用画像のサムネイル(縮小画像)を読影レポートに併せて表示することで、その後読影レポートを読む際、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
さらに、医用画像の添付画像表示領域121に添付画像である病変領域の位置を含む医用画像のサムネイルをレポートに記載された順番に表示した場合には、どのリンク文字がどの画像についての記述なのかを把握することが容易になるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
さらなる変形例を図9に示す。以下の変形例は、その本質を変容させることなく、他の実施形態にも適用できる。図9は、第二の実施形態の変形例による読影レポート作成機能により表示された読影レポートおよび医用画像の概念図である。
一つの医用画像上に複数の病変領域の位置が記されている場合のさらなる変形例として、その複数の病変領域の位置その複数の病変領域の位置115D、115E、115Fを、同時に表示する方法もある。この場合、リンク文字105Dを指定に応じて、指定されたリンク文字105Dおよび病変領域の位置115Dを他のリンク文字105E,105F,病変領域の位置115E、115Fとは識別表示することで、どのリンク文字105Dがどの病変領域の位置について記述されたかが明確に把握でき、さらにその画像上にいくつの病変領域の位置が記載されているかも把握できるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。図9においては、一つの医用画像上に存在する複数の病変領域の位置を識別表示する例として、病変文字105Dが選択され、選択された病変文字105Dが枠を付けることで105E、105Fとは識別表示されている。さらに、選択された病変文字105Dに対応する病変領域の位置115Dの十字型ポインタが他の病変領域の位置を表す十字型ポインタ115E、115Fよりも太字で示され、識別表示されている。
また、指定されたリンク文字および対応する病変領域の位置を表す指標を、マークまたは文字もしくはこれら両方の点滅、リンク文字の着色または背景色の着色、下線、点滅、太字、書体、リンク文字の大きさ、枠など識別表示可能な種々の方法によって強調表示することで、どのリンク文字に対応する病変領域の位置が表示されているかより明確に示すことができ、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
さらに、複数のリンク文字と病変領域の位置が存在する場合に、対応するリンク文字と病変領域の位置を同じ色で着色して表示することができる。このように識別表示を行った場合には、どのリンク文字がどの病変領域の位置について記述されたかが明確に把握できることに加え、さらに全てのリンク文字についてどの病変領域の位置を表しているか、一度に把握することができるため、リンク付けされた文字列と対応する医用画像の理解がより容易になる。
次に、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、計算機支援画像診断(CAD;Computer Aided Diagnosis)によって病変領域の位置を自動入力する。
図10は、第三の実施形態の読影レポート作成機能を示す機能ブロック図である。複数の病変を表す病変名が記憶された病変名記憶手段80と、医用画像から病変領域の位置を自動検出する病変領域検出手段70をさらに備え、病変領域入力手段10が、病変領域検出手段70によって自動検出された病変領域の位置を入力するものであり、リンク文字挿入手段30が、病変領域検出手段70によって検出された病変領域の位置にある病変を表す病変名を病変名記憶手段80から選択して挿入するものであること以外は第一の実施形態と同様であるため、同じ名の部分については説明を省略する。
病変名記憶手段80は、主にハードディスク305から構成され、少なくとも複数の病変名が記憶された病変名データベースである。複数の病変または部位については、予め登録される。病変名の登録は、入力部303から入力されて登録されてもよいし、予め用意された病変名をネットワークまたは記憶媒体等を介して複写して作成してもよい。また、病変名記憶手段80には、臓器などの解剖学的な部位名も登録されていてもよい。なお、ここでいう病変名は略称や病変を示す記号などでもよい。
病変領域検出手段70は、周知の腫瘍等の病変を検出する手段を用いて、医用画像Vから病変の自動抽出を行い、病変領域の位置を検出して、検出された病変領域の位置を病変領域入力手段10に入力する。また、リンク文字挿入手段30は、病変領域検出手段は検出された病変領域を表す病変名を病変名記憶手段80から選択して、リンク文字として挿入する。ここで、同じ病変名を示す場合は、具体的な病名をより把握できるため下位概念で挿入することが望ましい。
病変領域検出手段70は、計算機処理を用いて異常陰影候補を自動的に検出するようにした計算機支援画像診断(CAD;Computer Aided Diagnosis)を行い、自動的に病変領域を検出する。この場合、異常陰影の位置は領域でもよく、その異常陰影の重心など、異常陰影領域の代表の位置を示す点でもよい。また、全ての医用画像に対して病変領域を自動検出してもよいし、医用画像の一部について病変領域を自動検出してもよい。
病変領域検出に利用できる技術は、具体的には、特開2003−225231号、特開2003−271924号、および、久保田等、「ヘリカルCT像を用いた肺がん計算機診断支援システムの評価」、電子情報通信学会、信学技報、pp.41-46、MI2001-41(2001-09)に示す肺がんを検出する技術、脇田等、「びまん性肺疾患の知的CAD」、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究"多次元医用画像の知的診断支援"、第4回シンポジウム論文集、pp. 45-54、2007に示すコンソリデーション、Ground-Glass Opacity(GGO)、Crazy-Paving、蜂巣状陰影、肺気腫陰影、粒状影等のびまん性肺疾患の検出技術、脇田等、「多時相腹部X線CT像の時相間濃度特徴計測に基づく肝臓がん検出」、コンピュータ支援画像診断学会論文誌、Vol.10、No.1、Mar 2007に示す肝臓がん検出技術、「正常構造の理解に基づく知的CAD」、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究"多次元医用画像の知的診断支援"、第4回シンポジウム論文集pp.55-60、2007に示す肝細胞がん、肝のう胞、肝血管種、肝臓領域における出血、脳領域における出血を検出する技術を用いることができる。
また、特開2004−329929号に示すような血管の異常を検出する技術、本出願人の出願である特開平10−97624号に示す異常陰影候補の検出技術、特開平8−215183号に示すような石灰化領域の検出技術を用いることもできる。以上の病変検出技術から病変領域が発見された場合は、病変領域の位置と病変を検出した検出技術を特定する病変領域検出情報を病変領域検出手段10に入力する。
図11は、第三の実施形態のリンク文字挿入処理の流れを説明するためのフロー図である。図11を用いて第三の実施形態のリンク文字挿入処理の流れを説明する。ここで、ST305からST308は、それぞれST103からST106と同じ処理である。
まず、ST101と同様に読影レポートをリンク入力可能な状態に設定する(ST301)。例えば、図5のようにリンク入力ボタン111を入力部303で選択してもよく、さらに自動病変領域挿入ボタン等を設けて、本第三の実施形態に示すリンク文字入力可能にするボタン等を設けて、該ボタンをオンにして入力画面にしてもよい。
次に、リンク入力モードがオンになると、病変領域検出手段70は、異常陰影等の病変を自動的に検出する(ST302)。病変領域検出手段70が複数の病変を検出する機能を備えている場合は、全ての病変領域の検出機能によって、病変領域を検出し終えるまで、自動病変領域検出を繰り返す(ST303のN)。
全ての病変領域検出が終了し(ST303のY)、病変領域の位置115Gが検出された場合は、検出された病変領域の位置115Gおよび病変領域の位置115Gを検出した方法を特定する病変領域検出情報を病変領域入力手段10に入力する。病変領域入力手段10は、図4に示すST103と同様に、病変領域の位置115Gが入力されると、医用画像115の記憶場所を示すアドレスまたは画像ID、および病変領域の位置115Gを示す座標などの情報が取得される。また、病変領域入力手段10は、病変領域の位置115Gを検出した方法を特定する病変領域検出情報をリンク文字挿入手段30に入力する。
リンク文字挿入手段30は、所定の文字列から所見欄105にまだ使用されていないものを選択して、リンク文字105Gとして挿入する文字列を決定する(ST305)。
この所定の文字列は、病変領域の位置を検出した方法に対し、挿入する文字列を予め対応付けて記憶手段80に記憶しておき、入力された病変領域検出情報から挿入する文字列を決定する。また、挿入する文字列は、検出された病変領域を表す文字列とすることが望ましい。
病変を検出した技術が、臓器に特有な病変を検出する場合は、病変を検出する技術の検出対象病変名を表すキーワードを挿入する文字列とすることが望ましい。具体的には、病変領域の位置を検出した方法が肺がんを検出する技術であれば、肺がんを挿入文字列とし、肝臓がんを検出する技術であれば肝臓がんを挿入文字列とするように、病変を検出した技術を特定する病変領域検出情報に対して、予想される病変を表すキーワードを挿入する文字列とするように対応付けておくことが好ましい。この結果、自動的に挿入されたリンク文字が臓器に特有な病変を表すキーワードとなっているため、リンク文字から病変の位置と病変名の把握が容易であり、より容易にハイパーリンクを含む読影レポートの作成ができる。
また、病変領域検出手段70から検出された病変領域を含む医用画像V1について、CADを用いた部位認識を行って病変領域の部位名を取得し、検出された病変を表す病変名と取得された部位名からなる文字列を挿入するリンク文字としてもよい。この結果、自動的に挿入されたリンク文字が臓器および病変を表すキーワードとなっているため、リンク文字から病変のある臓器と病変名の把握が容易であり、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。具体的には、病変領域が検出された医用画像V1について、肺野について、特開2001−137230号、特開2008−253293号、肝臓抽出について特開2001−283191号、特開2002−345807号、骨について、特開2008−43564号、心臓について、特開2004−141612号の技術が利用でき、抽出された臓器に検出された病変の位置が含まれていれば、その臓器は病変領域を含む部位であると判断できる。なお、その他の臓器認識技術も検出された病変の位置が所属する臓器を自動的に抽出できるものであれば利用可能である。なお、挿入する文字列として、ST105の説明で示した所定の文字列を用いることもできる。
次いで、リンク文字挿入手段20は位置115Gのリンク情報を記憶する(ST306)。リンク情報は、例えば、(1)リンクID、(2)シリーズ名およびスライス名およびスライス上の座標からなる病変領域の位置、(3)リンク文字から構成されてもよい。リンクID、シリーズ名およびスライス名およびスライス上の座標からなる病変領域の位置は、病変領域入力手段10から入力された位置情報により取得できる。
所見欄105に、病変領域入力手段10から取得した病変領域の位置115Gとハイパーリンクによってリンク付けしてリンク文字105Gを挿入する(ST307)。この際、リンク文字105Gは、ST105と同様にハイパーリンクによってリンク付けされていることが識別できるように挿入される。
そして、さらに、病変領域の位置がST102と同様に入力部303から入力された場合は、ST305からST307までのステップを繰り返す(ST308のY)。つまり、リンク文字は、医用画像Vから複数の病変領域の位置が指定された場合、指定された回数分、対応するリンク文字が挿入される。
病変領域の位置が入力されない場合は、リンク文字の挿入処理を終了する(ST308のN)。なお、入力部303によって入力があった場合、先述の通りST305ではST103と同様の処理を行う。
第三の実施形態のように、リンク付けする病変領域の位置を自動入力することによって、読影レポートに最初から病変領域の位置にハイパーリンクによってリンク付けされたリンク文字が挿入された状態となるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。さらに、本実施形態によれば、読影者にその医用画像Vに目を通す前に、リンク文字と対応病変領域の位置をリストアップした情報を提供することができるため、病変領域の目安を与えることができ、読影時に、病変部を見落とす、またはレポートに書き漏らす等の人為ミスを低減し、より正確に読影レポートを作成する支援ができる。
また、読影レポートに挿入される文字列を部位に関連する文字列とした場合は、自動挿入されたリンク文字を見るとどの部位に病変領域が存在するかを理解することが容易になるため、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
また、第三の実施形態の変形例として、病変領域検出手段70に替えて、病変領域の位置を入力部303で指定すると、その病変領域の位置を含む病変領域を抽出する病変領域検出手段70’を備えていてもよい。
具体的には、図11に示すリンク文字挿入の流れで、ST302に替えて、以下の処理を行う。なお、ST302以外については第三の実施形態と同様である。
本出願人の特開2007−307358号に示す方法を用いて、まず、輪郭が既知である異常領域を含む複数のサンプル画像における各画素の特徴量を予め機械学習することにより、角画素が輪郭を示す画素であるかどうかを評価する評価関数Fを特徴量に対応させて求める。次に、画像中の異常領域内の位置を入力部303を用いて点で指定し、その点を基準として異常領域を含む十分な大きさの判別領域を決定し、決定した判別領域内の各画素に対して特徴量を抽出する。抽出した特徴量に基づいて、各画素が輪郭を表す画素であるかどうかの評価値を、評価関数を用いて算出し、算出した評価値に基づいて最適な病変領域の輪郭を得る。この得られた病変領域の輪郭を病変領域入力手段10に入力する。
この第三の実施形態の変形例を用いた場合には、病変領域の位置を点で指定するだけで、より正確に病変領域を抽出して指定することができ、より精度の高い病変領域を示した読影レポートを作成することができるため、オペレータの操作を複雑化することなく、より品質のよい読影レポートを作成することができる。
また、第三の実施形態のさらなる変形例として、病変領域の位置として、臓器領域を自動入力してもよい。この場合、臓器領域を自動検出し、検出された臓器領域の位置と臓器を検出した検出技術を特定する病変領域検出情報を病変領域検出手段10に入力する。また、リンク文字を挿入する際、臓器領域を検出した技術の検出対象臓器名を表すキーワードを挿入する文字列とすることが望ましい。具体的には、臓器領域の位置を検出した方法が肺を検出する技術であれば、肺を挿入文字列とするように、臓器領域を検出した技術を特定する病変領域検出情報に対して、予想される臓器名または臓器の部位を表すキーワードを挿入する文字列とするように対応付けておくことが好ましい。この結果、自動的に挿入されたリンク文字が臓器を表すキーワードとなっているため、リンク文字から臓器の把握が容易であり、ハイパーリンクを含む読影レポートをより容易に作成可能である。
なお、臓器領域は、病変のある臓器が検出される場合と病変のない臓器が検出される場合があり得る。病変のない臓器が検出された場合にでも、病気が改善した場合など病変のない臓器について読影レポートに記載する場合があるので、読影レポート作成が容易になる。
臓器領域を自動検出できる技術として、肺野について、特開2001−137230号、特開2008−253293号、肝臓抽出について特開2001−283191号、特開2002−345807号、骨について、特開2008−43564号、心臓について、特開2004−141612号の技術が利用でき、臓器領域を自動検出できる技術であれば、その他の技術も利用可能である。
なお、本明細書において、図6を用いて説明した読影レポートに挿入されたリンク文字を変更する動作では、リンク文字修正のステップST201で読影レポートの編集を開始し、編集したいリンク文字を指定する際、リンク文字を編集するモードとリンク文字以外の文字を編集するモードを別々に設け、リンク文字を編集する場合とリンク文字以外の編集をする場合でモードを切り換えることが好ましい。そして、リンク文字を変更するモードでは、読影レポート上のリンク文字以外の文字は変更が出来ないようロックし、逆に、読影レポート上のリンク文字以外の文字を編集するモードでは、リンク文字は変更できないようロックすることが好ましい。
リンク文字編集モードとリンク文字以外の文字編集モードを切り替える方法としては、例えば、読影レポート上のリンク文字に選択ツールを重ねて右クリックすることでプルダウンメニューを表示させ、プルダウンメニュー中でリンク文字を編集するモードとレポート上のリンク文字以外の文字を編集するモードを選択可能にすることが考えられる。また、読影レポート上のリンク文字に選択ツールを重ねた状態でダブルクリックすると、リンク文字を編集するモードをONにするとともにリンク文字以外の文字を編集するモードをOFFにし、リンク文字以外の文字に選択ツールを重ねた状態でダブルクリックするとレポート上のリンク文字以外の文字を編集するモードをONにするとともにリンク文字を編集するモードをOFFにするようにモードを切り換えるようにしてもよい。また、同様に、読影レポート上のリンク文字に選択ツールを重ねた状態で右クリックすると、リンク文字を編集するモードをONにするとともにリンク文字以外の文字を編集するモードをOFFにし、リンク文字以外の文字に選択ツールを重ねた状態で右クリックするとレポート上のリンク文字以外の文字を編集するモードをONにするとともにリンク文字を編集するモードをOFFにするようにモードを切り換えるようにしてもよい。さらに、画面上にリンク文字を編集するモードとレポート上のリンク文字以外の文字を編集するモードを選択できるボタン等を設けてもよい。リンク文字編集モードとリンク文字以外の文字編集モードを切り換える方法としては、以上の例に限られず、種々のモードを切り換え方法を適用することができる。
このように、リンク文字を編集するモードとリンク文字以外の文字を編集するモードを切り換えることで、リンク文字の前後に新たな文字が挿入された場合に、挿入された文字がリンク文字として挿入された文字か、リンク文字以外の文字として挿入された文字かを明確に判断することができる。また、ユーザーがリンク文字をリンク文字以外の文字と誤って編集することや、リンク文字以外の文字をリンク文字と誤って編集することを防ぐことができる。
なお、本明細書の実施形態においては、読影レポートの編集中も、リンク文字の選択に応じて対応する病変領域の位置を表示可能であるため、対応する病変領域の位置を表示する際のリンク文字の選択方法とリンク文字を編集するためのリンク文字の選択方法は異なるものとする。例えば、リンク文字に対応する病変領域の位置を表示させるためにはリンク文字を左クリックで選択し、リンク文字を編集するためには上記のような方法でリンク文字を選択するようにする。
また、図6に示すST201、ST202のステップにおいては、ユーザーの音声入力による読影レポートの編集を可能にしてもよい。例えば、マイク等の音声入力部とユーザーの音声を認識する音声認識ソフトウェア等の音声認識手段をさらに備え、読影レポート音声編集ON/OFFを切り替えるボタン等を画面上に選択可能に設けて、ユーザーの読影レポート音声編集ONボタンの選択に応じて入力手段303が読影レポート音声編集モードをONにするようにしてもよい。このようにすることにより、読影レポート音声編集モードがONであれば、リンク文字の編集の全て又は一部をユーザーからの音声入力を音声認識手段が取得し、音声認識手段が取得した音声情報に基づいて、編集を行うことができる。また、読影レポート音声編集モードは、リンク文字及びリンク文字以外の文字の少なくとも一方に適用してもよいし、両方に適用してもよい。
音声編集の方法は、周知の種々の方法を用いることができる。一例として、読影レポート音声編集モードがONのとき、マイクが「リンク文字編集」という音声を受け付けると、読影レポートに記載された複数のリンク文字のうち先頭のリンク文字が選択されて識別表示され、リンク文字が識別表示された状態で「リンク文字候補」という音声を受け付けると、識別表示されたリンク文字近傍にプルダウンメニューでリンク文字の候補1、リンク文字の候補2、リンク文字の候補3が選択可能に表示され、ここで「1番を選択」という音声を受け付けると、リンク文字がリンク文字の候補1に変更されるようにする方法を用いることができる。または、上記のリンク文字が識別表示された状態で「リンク文字入力」という音声を受け付けたとき、リンク文字をユーザーが「リンク文字入力」に続いて音声入力した言葉に変更するようにしてもよい。なお、音声編集モードでは、「リンク文字編集」という音声を受け付けて、読影レポートに記載された複数のリンク文字のうちいずれかのリンク文字が選択され、識別表示された状態で、「次へ」または「前へ」という音声を受け付けると、読影レポートの先頭から数えて識別表示されたリンク文字の次または前にあるリンク文字を選択する等の各編集に必要な動作も音声入力できることが好ましい。
以上のように、ユーザーの音声入力に基づいて読影レポート中のリンク文字を編集可能にした場合は、音声編集によっても読影レポートの作成が可能となるため、操作性を高め、容易に読影レポートの作成を行うことができる。
1 モダリティ
2 画像保管サーバ
3 画像処理ワークステーション
9 ネットワーク
10 病変領域入力手段
20 リンク文字挿入手段
30 読影レポート表示手段
40 リンク文字指定手段
50 医用画像表示手段
60 指標表示手段
70 病変名記憶手段
80 病変領域検出手段
100 読影レポート作成画面
105 所見欄
105A リンク文字
115A 病変領域の位置
121A 添付画像

Claims (10)

  1. 医用画像を取得して表示する医用画像表示手段と、
    前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示する読影レポート表示手段と、
    前記医用画像上の病変領域の位置を入力する病変領域入力手段と、
    入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入するリンク文字挿入手段と、
    識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定するリンク文字指定手段と、
    該リンク文字指定手段による指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示する指標表示手段と
    を備えた読影レポート作成装置。
  2. 前記病変領域入力手段が、複数の病変領域の位置を入力可能なものであり、
    前記リンク文字挿入手段が、入力された前記複数の病変領域の位置の各々に対応する複数のリンク文字を挿入可能なものであることを特徴とする請求項1記載の読影レポート作成装置。
  3. 前記読影レポート表示手段が、前記リンク文字に対応する病変領域を含む医用画像を縮小した添付画像を前記読影レポートに併せて表示するものであることを特徴とする請求項1または2記載の読影レポート作成装置。
  4. 前記読影レポート表示手段が、複数の前記添付画像を、前記読影レポートに前記リンク文字が記載された順番に並べて表示するものであることを特徴とする請求項3記載の読影レポート作成装置。
  5. 前記病変領域入力手段が、病変領域の位置を手動で入力可能なものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の読影レポート作成装置。
  6. 複数の病変を表す病変名が記憶された病変名記憶手段と、
    前記医用画像から前記病変領域の位置を自動検出する病変領域検出手段をさらに備え、
    前記病変領域入力手段が、前記病変領域検出手段によって自動検出された前記病変領域の位置を入力するものであり、
    前記リンク文字挿入手段が、前記病変領域検出手段によって検出された前記病変領域の位置にある病変を表す病変名を前記病変名記憶手段から選択して挿入するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の読影レポート作成装置。
  7. 前記読影レポート表示手段が、前記読影レポートの前記リンク文字の指定に応じて、指定された該リンク文字と対応する前記指標のみを強調表示するものであることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項記載の読影レポート作成装置。
  8. 前記リンク文字挿入手段が、前記複数のリンク文字を互いに異なる色に着色して前記読影レポートに挿入するものであり、
    前記指標表示手段は、前記複数の指標を該指標に対応するリンク文字と同じ色に着色して表示するものであることを特徴とする請求2から7のいずれか1項記載の読影レポート作成装置。
  9. 医用画像を取得して表示し、
    前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示し、
    前記医用画像上の病変領域の位置を入力し、
    入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入し、
    識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定し、
    該リンク文字の指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示することを特徴とする読影レポート作成方法。
  10. コンピュータを、
    医用画像を取得して表示する医用画像表示手段と、
    前記医用画像の電子的な読影レポートを作成して表示する読影レポート表示手段と、
    前記医用画像上の病変領域の位置を入力する病変領域入力手段と、
    入力された前記病変領域の位置を含む医用画像とハイパーリンクによってリンク付けされるリンク文字を前記読影レポートに識別表示可能に挿入するリンク文字挿入手段と、
    識別表示された前記読影レポートの前記リンク文字を指定するリンク文字指定手段と、
    該リンク文字の指定に応じて前記病変領域の位置を表す指標を、前記医用画像上に表示する指標表示手段と
    して機能させるための読影レポート作成プログラム。
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