JP2011086036A - 電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラム - Google Patents

電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所望する適切な範囲に、アイコン群を表示する。
【解決手段】電子機器100は、表示部110と、表示部に対応付けられたタッチパネル112と、タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡172によって分割された表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコン150であるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲200として特定する範囲特定部134と、アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出するアイコン群位置算出部136と、表示部のアイコン群位置算出部が算出した位置にアイコン群を表示させる表示制御部138とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを備えた電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラムに関する。
近年、ユーザ自身の指でフレキシブルな操作が可能なタッチパネルを備えた、携帯電話、UMPC(Ultra-MobilePC)、デジタルカメラ、携帯型ゲーム機等の電子機器が普及している。また、映像等を表示するために電子機器におけるディスプレイの表示範囲およびタッチパネルの検知範囲は大型化している。
そのため、例えば、電子機器を片手で把持しながら画面操作する場合、指がタッチパネルの検知範囲全体に届かずに、指から離れた位置に表示されたアイコンを容易に押下できない等、操作性が低下してしまうことがあった。
そこで、ディスプレイの表示範囲を複数の部分領域に固定的に分割しておき、ユーザが指定するポイントに対応する1の部分領域にアイコンを表示するディスプレイ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−150317号公報
特許文献1に記載の技術を用いる場合、1または複数のアイコンであるアイコン群はあくまで固定的な部分領域に表示されるだけなので、部分領域の位置や数によっては所望する領域にアイコン群を表示できず、却って操作性が低下してしまうことがあった。また、部分領域が排他的に分割されているため、その領域を跨ってアイコン群を表示することができず、苛立ちを覚えることすらあった。
そこで本発明は、ユーザが所望する適切な範囲にアイコン群を表示することが可能な、電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の電子機器(100)は、表示部(110)と、表示部に対応付けられたタッチパネル(112)と、タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡(172)によって分割された表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコン(150)であるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲(200)として特定する範囲特定部(134)と、アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出するアイコン群位置算出部(136)と、表示部のアイコン群位置算出部が算出した位置にアイコン群を表示させる表示制御部(138)とを備えることを特徴とする。
本発明の電子機器においては、ユーザがタッチパネルを通じて示した所望する範囲がアイコン群表示範囲として設定され、すべてのアイコンそれぞれの少なくとも中心部分がそのアイコン群表示範囲に収まるように表示される。そのため、ユーザは、自身の操作状況に応じた適切な範囲にアイコン群を配置することができるので、操作性が格段に向上する。
上記範囲特定部は、軌跡によって形成される上に凸の曲線よりも下側の範囲を、アイコン群表示範囲としてもよい。
ユーザが電子機器を片手で把持したまま同じ手の指先で所望する範囲を指定する場合、その範囲の境界線は円弧状の曲線となることが多い。ここでは、曲線の向きによって、操作する指や手がタッチパネル上のどの方向にあるのかが予想できる。範囲特定部は、タッチパネルにおける検出位置の軌跡で区切られた表示部上の表示範囲のうち、指がある方向の表示範囲を所望する範囲と見なし、範囲特定部はその範囲をアイコン群表示範囲として特定する。
上記表示制御部は、軌跡を、他と区別できる態様で表示部に表示させてもよい。
かかる構成により、ユーザは、自身のタッチパネルへの操作入力の軌跡を視認して、所望する範囲がタッチパネルに正しく認識されているか否かを確認することができる。
上記表示制御部は、アイコン群表示範囲を、他と区別できる態様で表示部に表示させてもよい。
かかる構成により、ユーザは、アイコン群表示範囲を視認して、認識されたアイコン群表示範囲が、所望する範囲であるか否かを確認することができる。
上記アイコン群位置算出部は、アイコン群の大きさを変更した上で、アイコンそれぞれの位置を算出してもよい。
かかる構成により、大きさを変更する前のアイコン群に対してアイコン群表示範囲が小さすぎても、アイコン群をアイコン群表示範囲に収容することができ、ユーザの操作性を向上することができる。
上記アイコン群位置算出部は、アイコン群の並び方を変更した上で、アイコンそれぞれの位置を算出してもよい。
アイコン群をそのままの並び方でアイコン群表示範囲に収容できなかったとしても、アイコン群表示範囲の指定によってはアイコン群の並び方を変更するだけで収容可能となる場合がある。ここではアイコン群の並び方を変更してその全体的な形状を、指定されたアイコン群表示範囲の外形に適合させることで、アイコンの大きさを極力維持したままアイコン群をアイコン群表示範囲に収容し、ユーザの操作性を向上する。
上記課題を解決するために、表示部と、表示部に対応付けられたタッチパネルとを備える電子機器を用いた、本発明のアイコン表示方法は、タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡によって分割された表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコンであるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する第1のステップと、アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出する第2のステップと、表示部の第2のステップにおいて算出した位置にアイコン群を表示させる第3のステップとを含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明のアイコン表示プログラムは、表示部と、表示部に対応付けられたタッチパネルとを備える電子機器のコンピュータに、タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡によって分割された表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコンであるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する第1のステップと、アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出する第2のステップと、表示部の第2のステップにおいて算出した位置にアイコン群を表示する第3のステップとを実行させることを特徴とする。
上述した電子機器における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該アイコン表示方法およびアイコン表示プログラムにも適用可能である。
以上説明したように本発明は、ユーザが所望する適切な範囲に、アイコン群を表示することが可能となる。
電子機器の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 電子機器の外観を示す説明図である。 アイコン群の再配置処理の開始を説明するための説明図である。 アイコン群表示範囲の特定処理を説明するための説明図である。 円の中心の位置に近い選定点を特定するためのテーブルの一例を示す説明図である。 アイコン群表示範囲の表示態様の一例を示す説明図である。 アイコン群の再配置処理を説明するための説明図である。 アイコン群の大きさおよび並び方の変更を伴う再配置処理を説明するための説明図である。 アイコン表示方法の概略的な処理を示したフローチャートである。 表示範囲特定ステップの詳細な処理を示したフローチャートである。 電子機器のメッセージの表示の一例を示す説明図である。 再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートである。 電子機器のメッセージの表示の一例を示す説明図である。 並び固定再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートである。 並び方を固定したアイコン群の再配置の処理を説明するための説明図である。 並び変更再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートである。 並び方を変更したアイコン群の再配置の処理を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
タッチパネルを備えた電子機器が広く普及しているが、アイコンの配置が固定的であるため、電子機器を片手で保持しながらでは操作し難いことがあった。本実施形態の電子機器は、ユーザが所望する範囲にアイコンを表示させ、操作性を向上させる。以下、このような電子機器について詳述し、その後、かかる電子機器を用いたアイコン表示方法について説明する。
(電子機器100)
電子機器100としては、携帯電話、PHS(Personal Handy phone System)、ノート型パーソナルコンピュータ、UMPC、MID(Mobile Internet Devices)、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、音楽プレイヤー、ポータブルテレビ、携帯型ゲーム機器、DVD(Digital Versatile Disc)プレイヤー、リモートコントローラ等、表示部に対応してタッチパネルが設けられた様々な機器を用いることができる。
図1は、電子機器100の概略的な構成を示した機能ブロック図であり、図2は、電子機器100の外観の一例を示した説明図である。図1に示すように、電子機器100は、表示部110と、タッチパネル112と、メモリ114と、中央制御部116と、を含んで構成される。
表示部110は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、中央制御部116の制御に従って、電子機器100に搭載されたOS(Operating System)やアプリケーション等により生成されるGUI(Graphical User Interface)を表示する。GUIには、1または複数のアイコン150であるアイコン群等が含まれる。本実施形態において、アイコン150は、例えば図2に示すアイコン150a〜150iや図8に示すアイコン150a〜150lのうち、任意の1つのアイコンである。
タッチパネル112は、表示部110に対応付けて例えばその表面に設置され、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、静電容量方式等の各種方式に固有の原理によって、ユーザが接触した位置を検出し、その検出位置を中央制御部116に伝送する。本実施形態におけるタッチパネル112は、ユーザがタッチパネル112に触れたことによって生じる電気信号等により、ユーザのタッチパネル112への接触の有無及びその接触位置を検出する操作入力検出部としての機能も含むものとして説明する。なお、操作入力検出部としての機能を中央制御部116に持たせるようにしてもよい。
メモリ114は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、中央制御部116が電子機器100全体を制御するためのプログラム、プログラムに従った演算結果、GUIに用いられるアイコン等の画像、後述するテーブルおよびアイコン群表示範囲の座標を保持する。なお、HDDは正確には装置であるが、説明の便宜上本説明では記録媒体と同義として扱う。
中央制御部116は、中央処理装置(CPU)や信号処理装置(DSP:Digital Signal Processor)を含む半導体集積回路で構成され、所定のプログラムを用いて電子機器100全体を管理および制御する。
また、中央制御部116は、入力受付部130、範囲特定部132、アイコン群位置算出部134、表示制御部136としても機能する。
入力受付部130は、タッチパネル112から伝送された検出位置に応じて、各部にその検出位置に表示されたアイコンに対応する機能、例えば、各アプリケーションの開始/終了、各アプリケーションが提供する機能、アイコン群の再配置処理等を実行させる。
図3は、アイコン群の再配置処理の開始を説明するための説明図である。特に、図3(a)は、アイコン群を再配置するか否かの確認ダイアログ162の呼び出し方法を説明し、図3(b)は、確認ダイアログ162の一例を示す。
本実施形態において、ユーザが、アイコン150が表示されている部分以外の領域の、例えば、図3(a)において、任意の点160で示す位置を、例えば、所定時間内に2回連続してタップ(押下)するダブルタップを行い、タッチパネル112からその操作入力が伝送され、入力受付部130がその操作入力を受け付けると、表示制御部136は、図3(b)に示すような確認ダイアログ162を表示部110に表示させる。かかる確認ダイアログ162の表示は、例えば、図示しない機械式スイッチのON、専用の設定画面上での操作等を入力受付部130が受付けたときに行われてもよい。
次に、例えばユーザが確認ダイアログ162の「はい」と表示されている箇所に触れ、そのアイコン群を再配置する指示する操作入力を、タッチパネル112を通じて入力受付部130が受け付けると、範囲特定部132はアイコン群表示範囲の特定処理を開始する。
つまり、範囲特定部132は、アイコン群を再配置する指示の後に、ユーザがタッチパネル112をなぞると、タッチパネル112へのユーザの操作入力の軌跡によって分割された表示部110上の表示範囲のうちの1つを、アイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する処理である特定処理を行う。本実施形態において、アイコン群表示範囲は、表示部110の表示範囲の一部である部分領域であり、アイコン群を表示する範囲としてユーザが所望する範囲である。
図4は、アイコン群表示範囲の特定処理を説明するための説明図である。特に、図4(a)は、アイコン群表示範囲の指定のための操作入力の途中経過の一例を示し、図4(b)は、タッチパネル112の検出位置の軌跡172を示し、図4(c)は、タッチパネル112の複数の検出位置182a〜182cと座標軸を示し、図4(d)は、タッチパネル112の複数の検出位置の対象範囲の一例を示し、図4(e)は、軌跡172上の3つ以上の点を通る円の中心186の位置と選定点の一例を示す。ここで、選定点は、アイコン群を配置するときに基準となり得る表示範囲の任意の点であり、例えば、表示範囲が矩形であればそれぞれの角(図4(a)〜(e)のA〜D)に、表示範囲が円形であれば円周部に所定の間隔毎に複数配置される。
図4(a)に示すように、ユーザがタッチパネル112上を指170でなぞる(スライドさせる)と、タッチパネル112がその複数の位置を、軌跡として検出する。
本実施形態において、図4(b)に示すように、表示範囲の四隅の点である選定点A〜Dのうち、例えば、選定点Aを原点として、横方向をx軸、縦方向をy軸とし、選定点の座標を選定点A(0、0)、選定点B(X、0)、選定点C(X、Y)、選定点D(0、Y)とする。かかる座標系は、表示部110のピクセルに対応付けられた座標系であり、X、Yは、表示範囲上のx座標、y座標の最大値(辺の長さ)である。
範囲特定部132は、タッチパネル112の検出位置の軌跡172の開始点174と終了点176が、それぞれ、辺AB、辺BC、辺CD、辺DAの上に位置するか否かを判定し、位置しない場合、正常な操作入力が行われなかったと判断して、ユーザに再度の操作入力を促す。かかる判定は以下の3つの条件に従い、すべての条件を満たす場合、正常な操作入力が行われたと判断される。
条件1:開始点174の座標(x1、y1)が、x1=0、x1=X、y1=0、y1=Yの何れかを満たす。
条件2:終了点176の座標(x2、y2)が、x2=0、x2=X、y2=0、y2=Yの何れかを満たす。
条件3:開始点174と終了点176とが同一の辺上にない。
なお、開始点174と終了点176が、辺AB、辺BC、辺CD、辺DAの上に位置するか否かを判定し、位置しない場合、正常な操作入力が行われなかったと判断する動作を例とするが、開始点174と終了点176が、辺AB、辺BC、辺CD、辺DAから所定の距離以内であれば正常な動作であると判定してもよい。その場合、範囲特定部132は、開始点174と終了点176の位置を辺AB上、辺BC上、辺CD上、辺DA上のいずれかの最も近い位置に開始点174と終了点176を設定する。
ここで、図4(c)に示すように、軌跡172によって、表示部110上の表示範囲が部分領域178、180に分割されているため、範囲特定部132は、どちらが、ユーザがアイコン群表示範囲として所望する範囲であるかを判定する必要がある。
そこで、範囲特定部132は、軌跡172によって形成される上に凸の円弧状の曲線よりも下側の範囲を、アイコン群表示範囲とする。これは、ユーザが電子機器100を片手で把持したまま同じ手の指先で所望する範囲を指定する場合、その範囲の境界線は、例えば指170の付け根を軸にした円弧状の曲線となることが多いため、軌跡172を描く指170の付け根の位置を下としたとき、上に凸の円弧状の曲線よりも下側の範囲が指170の付け根に近くて操作し易い、ユーザが所望する範囲であると考えられるからである。
つまり、その曲線上の少なくとも3点を通る円の中心186の位置を判断することで、操作する指170の軸や手がタッチパネル112上のどの方向にあるのかが予想できる。ここでは、範囲特定部132は、タッチパネル112へのユーザの操作入力の軌跡172で区切られた部分領域178、180のうち、軌跡172によって形成される上に凸の曲線よりも下側の、指170の軸がある方向の斜線で示す部分領域180を所望する範囲と見なし、アイコン群表示範囲として特定する。
具体的に、範囲特定部132は、軌跡172が図4(c)のようにx=0の辺DAからx=Xの辺BCに跨る場合、隣り合う2点間のx軸方向の間隔が等しい、軌跡172上の検出位置182a〜182cを選択する。範囲特定部132は、軌跡172の形状と、軌跡172上の3つ以上(本実施形態においては3つ)の検出位置182a〜182cの座標の相対的な位置関係とに基づいて、図4(c)の軌跡172によって形成される円弧状の曲線上の3点(182a〜182c)を通る円の中心186(図4(e)参照)の位置が判断できる。範囲特定部132は、所定のテーブルを用いて、円の中心186に近い選定点を導出し、その選定点を含む範囲、つまり、軌跡172によって形成される上に凸の曲線よりも下側の範囲をアイコン群表示範囲とする。
図5は、円の中心186の位置に近い選定点を特定するためのテーブル192の一例を示す説明図である。本実施形態において、検出位置182aの座標を(xa、ya)、検出位置182bの座標を(xb、yb)、検出位置182cの座標を(xc、yc)とする。
範囲特定部132は、図5に示した検出位置182a〜182cのそれぞれの座標の相対的な位置関係によって、表示範囲の中央部から見て円の中心186の位置に近い選定点を特定する。かかるテーブル192は、メモリ114に保持されている。
例えば、図4(c)の例では、検出位置182a〜182cのy座標を比較すると、右肩上がりであるためya<yb<ycであり、さらに、右側であるほどその傾きが小さくなっているため|yb−ya|>|yc−yb|となっている。その条件に当てはまる選定点は選定点Bとなる。
範囲特定部132は、特定した選定点(ここでは選定点B)が含まれる部分領域180をアイコン群表示範囲として特定する。そして、範囲特定部132は、表示部110のピクセルの内、アイコン群表示範囲として特定された範囲に含まれるピクセルに対応する座標を、メモリ114に保持させる。後述するアイコン群位置算出部134は、対象がアイコン群表示範囲に含まれるか否か(すべてのアイコン150の中心部分がアイコン群表示範囲に収容できるか否か)は、かかるメモリ114に保持させた座標を参照し、対応する座標が含まれるか否かによって判断する。このように3つの検出位置182a〜182cの座標の相対的な位置関係によって、その3つの検出位置182a〜182cを通る円の中心186の位置に近い選定点が決まる。
次に、より正確に円の中心186の位置に近い選定点を特定する方法について述べる。
例えば、図4(d)に示す軌跡172上において、y座標が最大となる点184よりも右側(図4(d)に破線で示す)から、3つの検出位置182a〜182cを選択した場合、y座標の値は、右側であるほど小さくなっていく。
そのため、3つの検出位置182a〜182cのy座標は、ya>yb>ycとなり、右側であるほどその傾きが小さくなるため、|yb−ya|<|yc−yb|となる。テーブル192を参照すると、その条件に当てはまる選定点は選定点Aとなり、範囲特定部132は、円の中心186の位置に近い選定点として、誤って選定点Aを選択することとなる。このような誤判断を回避するため、範囲特定部132は、軌跡172の形状も判断基準とし、軌跡172における頂点184と、軌跡172と辺BCが接する点176との間の部分(図4(d)中の破線部分)からは検出位置182を選択しない。
このように、範囲特定部132は、軌跡172の形状によって、誤りの要因となる部分を除外してから3点の検出位置182a〜182cを選択し、円の中心186の位置に近い選定点を特定して、軌跡172によって形成される上に凸の円弧状の曲線よりも下側の範囲をアイコン群表示範囲とする。かかる構成により、簡易な計算でアイコン群表示範囲を特定し、ユーザの操作性を確実に向上できる。
また、範囲特定部132は、軌跡172上の3つ以上の検出位置と、タッチパネル112上の複数の選定点A〜Dとの距離に基づいて、軌跡172上の3つ以上の検出位置を通る円の中心186の位置に近い選定点を特定してもよい。そのような特定の方法について図4(e)を用いて説明する。
図4(e)に示すように、選定点Bは、自体と検出位置182a〜182cそれぞれとを結んだ3つの結線188a〜188cのうち、その距離の最大値と最小値との差が、選定点Aと、検出位置182a〜182cそれぞれとを結んだ結線190a〜190cの距離の最大値と最小値との差よりも小さい。選定点C、Dについても同様に、選定点Bの方が3つの距離のうちの最大値と最小値との差が小さい(結線は図示せず)。
これは、検出位置182a〜182cと等距離にある中心186と、選定点Bとの距離が、他の選定点A、C、Dとの距離よりも短いことを示す。すなわち、範囲特定部132は、軌跡172上の3つ以上の点を通る円の中心186の位置に近い選定点を、選定点Bと特定できる。
このように、3つ以上の検出位置182それぞれと、タッチパネル112上の所定の選定点、本実施形態において選定点Bとの距離が等距離に近い程、その選定点Bは、3つ以上の検出位置182を通る円の中心186に近い。そのため、かかる距離を算出し、それぞれの差分を計算するといった簡易な計算のみによって、円の中心186の位置に近い選定点を容易に特定し、軌跡172によって形成される上に凸の円弧状の曲線よりも下側の範囲をアイコン群表示範囲とすることができる。
図6は、アイコン群表示範囲200の表示態様の一例を示す説明図である。特に、図6(a)は、タッチパネル112の検出位置の軌跡172を線で強調した表示の一例を、図6(b)は、アイコン群表示範囲200を塗りつぶした表示の一例を、それぞれ示している。
このように、後述する表示制御部136は、タッチパネル112の検出位置の軌跡172と、アイコン群表示範囲200とのいずれか一方もしくは両方を、他と区別できる態様(例えば、軌跡172を点滅する線で示したり、アイコン群表示範囲200を表示範囲の他の領域と異なる色で塗りつぶしたりパターンやテクスチャを表示させたりする等)で表示部110に表示させる。
軌跡172の表示の態様を変化させる構成により、ユーザは、自身のタッチパネル112への操作入力の軌跡172を視認して、所望する範囲がタッチパネル112に正しく認識されているか否かを確認することができる。
また、アイコン群表示範囲200の表示の態様を変化させることにより、ユーザは、アイコン群表示範囲200を視認して、認識されたアイコン群表示範囲200が、実際に所望する範囲であるか否かを確認することができる。
アイコン群位置算出部134は、アイコン群をアイコン群表示範囲200に再配置すべく、アイコン群を構成するアイコン150a〜150iそれぞれの少なくとも中心部分が、アイコン群表示範囲200内に収まるようにアイコン150a〜150iそれぞれの位置を算出する。
図7は、アイコン群の再配置処理を説明するための説明図である。特に、図7(a)は、再配置前のアイコン群を示し、図7(b)は、表示部110上の基準点202の位置を示し、図7(c)は、アイコン群がアイコン群表示範囲200に収容できるか否かの判定の一例を示し、図7(d)は、再配置後のアイコン群を示す。
範囲特定部132が、軌跡172上の3点を通る円の中心186の位置に近い選定点を選定点Bであると特定した場合、アイコン群位置算出部134は、アイコン150a〜150iを、選定点Bに近づける方向に移動して再配置する。そのため、アイコン群位置算出部134は、まず図7(b)に示す基準点202の位置を導出する。ここで、基準点202は、選定点Bに最も近い位置に配置されると想定されるアイコン150iの移動後の表示範囲204の中心部分の点である。
アイコン150a〜150iそれぞれの大きさは同一とし、アイコン150a〜150iそれぞれの幅をw、高さをh、アイコン150iと画面端との距離であり操作性が損なわれない所定値をg、選定点Bの座標を(X、0)とすると、基準点202の座標(xr、yr)は下記の2式で導出できる。
xr=X−w/2−g 式(1)
yr=h/2+g 式(2)
アイコン群位置算出部134は、基準点202とアイコン150a〜150iそれぞれとの距離dを導出し、その距離dに基づいて基準点202に最も近いアイコン150を特定する。任意のアイコン150の座標を座標(xp、yp)とすると、距離dは、次式を用いて導出できる。
d=√((xr−xp)+(yr−yp)) 式(3)
そして、アイコン群位置算出部134は、本実施形態において最も近いアイコン150iの中心部分が、基準点202に重なるように移動する際の、x座標、y座標それぞれの移動量xm、ymを下記の2式を用いて導出する。ただし、アイコン150iの座標は座標(xs、ys)とする。
xm=xr−xs 式(4)
ym=yr−ys 式(5)
アイコン群位置算出部134は、アイコン150a〜150iそれぞれについて、x座標をxm、y座標をymだけ移動させた際の、移動後の中心の座標を導出する。移動元のアイコン150の中心部分の座標を(xp、yp)とすると、移動後の中心の座標(xa、ya)は下記の2式を用いて導出される。
xa=xp+xm 式(6)
ya=yp+ym 式(7)
アイコン群位置算出部134は、導出した移動後のアイコン150a〜150iのそれぞれの中心すべてが、アイコン群表示範囲200に収容されているか否かを判定する。
図7(c)に示すような場合、アイコン群位置算出部134は、移動後のアイコン150a〜150iの中心部分すべてが、アイコン群表示範囲200に収容できると判断する。
そして、図7(d)に示すように、アイコン群位置算出部134は、アイコン150a〜150iを導出した座標の位置に再配置し、表示制御部136は、再配置されたアイコン150a〜150iを表示部110に表示させる。また、中心がアイコン群表示範囲200に収容できないアイコンがある場合、アイコン群位置算出部134は、以下に詳述する、アイコンの大きさの変更、および並び方の変更を伴う再配置処理を行った上で、再度、再配置する座標を導出する。
図8は、アイコン群の大きさおよび並び方の変更を伴う再配置処理を説明するための説明図である。特に、図8(a)は、再配置前のアイコン群を示し、図8(b)は、アイコン群表示範囲200にある一つのアイコン150の中心部分が収容できない例を示し、図8(c)は、大きさを変更したアイコン群の再配置の一例を示し、図8(d)は、並び方を変更したアイコン群の再配置の一例を示す。
再配置処理を行う前に、図8(a)に示すようにアイコン群が表示されていた場合、図8(b)に示すように、アイコン群表示範囲200が設定されたとする。この場合、アイコン群のアイコンの数が多すぎて、特に、一つのアイコン150の中心部分206が、設定されたアイコン群表示範囲200に収容できない。
そこで、アイコン群位置算出部134は、図8(c)に示すように、アイコン群を構成するアイコン150a〜150lそれぞれの少なくとも中心部分がアイコン群表示範囲200に収まらない場合や、操作入力による指示がある場合等に、アイコン群の大きさを変更した上で、ここではアイコン150a〜150lの大きさを小さくし、アイコン150a〜150lそれぞれの位置を算出する。
かかる構成により、大きさを変更する前のアイコン群に対してアイコン群表示範囲200が小さすぎても、アイコン群をアイコン群表示範囲200に収容することができ、ユーザの操作性を向上することができる。
また、アイコン群位置算出部134は、図8(d)に示すように、アイコン群を構成するアイコン150a〜150lそれぞれの少なくとも中心部分がアイコン群表示範囲200に収まらない場合や、操作入力による指示がある場合等に、アイコン群の大きさのみならず、アイコン群の並び方を変更した上で、アイコン150a〜150lそれぞれの位置を算出してもよい。
アイコン群をそのままの並び方でアイコン群表示範囲200に収容できなかったとしても、アイコン群表示範囲200の指定によってはアイコン群の並び方を変更するだけで収容可能となる場合がある。ここではアイコン群の並び方を変更してその全体的な形状をアイコン群表示範囲200の外形に適合させることで、アイコン150a〜150lの大きさを極力維持したままアイコン群をアイコン群表示範囲200に収容し、ユーザの操作性を向上する。
このように、アイコン群位置算出部134は、アイコン群の大きさのみ、もしくはアイコン群の並び方のみ、またはアイコン群の大きさと並び方を両方変更することでアイコン群をアイコン群表示範囲200に収まるようにする。以下では、このうち大きさのみ、または、大きさと並び方を変更する例を挙げている。また、アイコン群の表示形態は、かかる場合に限定されず、アイコン群位置算出部134は、アイコンの大きさも並び方も変更せず、表示制御部136は、次画面に遷移すると表示しきれなかったアイコンを表示部110に表示させたりしてもよい。
また、アイコン群位置算出部134は、アイコン群の、大きさと並び方のいずれか、または、大きさと並び方両方を変更する場合、アイコン群の色を変更する。かかる構成により、ユーザはアイコン群の色の変化を通じて、アイコン群の大きさや並び方が変更されたことが容易に視認できる。
さらに、アイコン群位置算出部134は、アイコン群を構成するアイコン150同士の間隔を維持した状態で、アイコン群の、大きさと並び方のいずれか、または、大きさと並び方両方を変更する。アイコン群と画面端の間隔(図7(b)にgで示す)やアイコン150同士の間隔等は、狭くなりすぎるとユーザが意図したアイコンとは異なるアイコンが反応する可能性が高くなり、操作性が低下する。かかるアイコン150同士の間隔を維持する構成により、このような誤検知を回避し、高い操作性を維持することができる。
表示制御部136は、中央制御部116の指示に従い、電子機器100に搭載されたOSやアプリケーション等により生成されるGUIを表示部110に表示させる。また、本実施形態において、表示制御部136は、表示部110のアイコン群位置算出部134が算出した位置に移動後のアイコン150の中心部分の座標に合わせて、メモリ114に保持されたアイコン群の画像を表示させる。このとき表示制御部136は、アイコン群位置算出部134がアイコン群の大きさを変更した場合、各アイコン150の大きさもそれに合わせて変更する。
上述したように、本実施形態の電子機器100においては、ユーザがタッチパネル112を通じて示した、所望する範囲(例えば指170が容易に届く範囲等)がアイコン群表示範囲200として設定され、すべてのアイコン150の、少なくとも中心部分がそのアイコン群表示範囲200に収まるように表示される。そのため、ユーザは、自身の操作状況に応じた適切な範囲にアイコン群を配置することができるので、操作性が格段に向上する。
また、コンピュータによって、電子機器100として機能するプログラムや当該プログラムを記録した記録媒体も提供される。
(アイコン表示方法)
さらに、上述した電子機器100を用いたアイコン表示方法も提供される。図9は、本実施形態にかかるアイコン表示方法の概略的な処理を示したフローチャートである。
図9に示すように、入力受付部130は、アイコン150が表示されている部分以外のタッチパネル112の領域をユーザが押下したか否かを判定する(S300)。押下を検出しなかった場合(S300のNO)、検出されるまで待機する押下判定ステップ(S300)を繰り返す。
アイコン150が表示されている部分以外のタッチパネル112の領域をユーザが押下した場合(S300のYES)、表示制御部136は、確認ダイアログ162を表示部110に表示させ、ユーザからの指示がアイコン群の再配置をする指示か否かを判定する(S302)。アイコン群を再配置する指示でない場合(S302のNO)、押下判定ステップ(S300)に戻る。
アイコン群の再配置をする指示である場合(S302のYES)、アイコン群表示範囲200を特定する処理を行う(S304)。そして、特定されたアイコン群表示範囲200にアイコン群を再配置する処理を行い(S306)、押下判定ステップ(S300)に戻る。
続いて、範囲特定ステップ(S304)の詳細について、図10および図11を用いて説明する。
図10は、範囲特定ステップ(S304)の詳細な処理を示したフローチャートであり、図11は、電子機器100のメッセージの表示の一例を示す説明図である。
表示制御部136は、図11(a)に示すような、アイコン群表示範囲200の指定を促すメッセージ「タッチパネルをなぞってアイコンを表示させる範囲を指定してください」500を表示部110に表示させる(図10のS350)。そして、入力受付部130は、タッチパネル112が位置を検出したか否かを判定する(S352)。
タッチパネル112が位置を検出すると(S352のYES)、入力受付部130はその検出位置182の座標をメモリ114に保持させ(S354)、表示制御部136は表示部110にその位置を他と異なる態様で表示させ(S356)、位置検出判定ステップ(S352)に戻る。
また、位置検出判定ステップ(S352)において、タッチパネル112が位置を検出していない場合(S352のNO)、範囲特定部132は、タッチパネル112が前回位置を検出してから所定時間が経過したか否かを判定する(S358)。所定時間が経過していない場合(S358のNO)、位置検出判定ステップ(S352)に戻る。
タッチパネル112が前回位置を検出してから所定時間が経過した場合(S358のYES)、範囲特定部132は、検出位置182の軌跡172の開始点174と終了点176の座標から、上述した条件に従って操作入力が正常に行われたか否かを判定する(S360)。正常に行われていないと判定された場合、表示制御部136は、図11(b)に示すようなエラーメッセージ「もう一度タッチパネルをなぞってアイコンを表示させる範囲を指定してください」502を表示部110に表示させ(S362)、位置検出判定ステップ(S352)に戻る。
操作入力が正常に行われていた場合(S360のYES)、範囲特定部132は、軌跡172の形状と、軌跡172上の3つの検出位置182a〜182cの座標の相対的な位置関係とに基づいて、軌跡172上の少なくとも3点を通る円の中心186の位置に近い選定点を特定し(S364)、上に凸のその円弧状の曲線よりも下側の範囲をアイコン群表示範囲200とする(S366)。そして、表示制御部136は、範囲特定部132が特定したアイコン群表示範囲200を他と異なる態様で表示部110に表示させる(S368)。
続いて、再配置ステップ(S306)の詳細について図12〜図17を用いて説明する。
図12は、再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートであり、図13は、電子機器100のメッセージの表示の一例を示す説明図である。図12に示すように、アイコン群位置算出部134は、基準点202の座標を導出し(S400)、アイコン150がその基準点202に移動する際の移動量を計算し(S402)、移動後のアイコン150の中心部分の座標を導出し、移動後のアイコン150の中心部分すべてがアイコン群表示範囲200に収容できるか否かを判定する(S404)。収容できる場合(S404のYES)、アイコン群位置算出部134は、収容できることを示す可能フラグを立てる(S406)。
アイコン群表示範囲200に収容できない場合(S404のNO)、アイコン群位置算出部134は、図13(a)に示すようなアイコン150の大きさの変更を許容するか否かを問うメッセージ「アイコンの大きさを変更しても良いですか?」504を表示制御部136に出力させ、ユーザからの操作入力がアイコン150の大きさの変更を許容する入力であるか否かを判定する(S408)。アイコン150の大きさの変更を許容する入力でない場合(S408のNO)、移動後のアイコン150の中心部分のすべてはアイコン群表示範囲200に収容できないことを示す不可能フラグを立て(S410)、収容の可否判定処理ステップ(S418)に遷移する。
アイコン150の大きさの変更を許容する場合(S408のYES)、アイコン群位置算出部134は、図13(b)に示すようなアイコン150の並び方の変更を許容するか否かを問うメッセージ「アイコンの並び方を変更しても良いですか?」506を表示制御部136に出力させ、ユーザからの操作入力に基づいて、アイコン150の並び方の変更を許容する入力であるか否かを判定する(S412)。
アイコン150の並び方の変更を許容する入力でない場合(S412のNO)、アイコン群位置算出部134は、並び固定の再配置処理を行う(S414)。アイコン150の並び方の変更を許容する場合(S412のYES)、アイコン群位置算出部134は、並び方を変更する再配置処理を行う(S416)。
そして、アイコン群位置算出部134は、可能フラグまたは不可能フラグを参照しアイコン群の収容が可能か否かを判定して(S418)、不可能な場合(S418のNO)、図13(c)に示すようなエラーメッセージ「範囲内にすべてのアイコンを配置することができません」508を表示し(S420)、可能な場合(S418のYES)、アイコン群表示範囲200にアイコン群を配置して、表示制御部136は、表示部110のアイコン群位置算出部134が算出した位置にアイコン群を表示させる(S422)。続いて、表示制御部136は、アイコン群位置算出部134が出力した、図13(d)に示すようなアイコン群の配置の変更を確定するか否かを問うメッセージ「この配置でよろしいですか?」510を、表示部110に表示させ、ユーザからの操作入力に基づいて、アイコン群の配置の変更を確定する入力があったか否かを判定する(S424)。
アイコン群の配置の変更を確定する入力があった場合(S424のYES)、アイコン群位置算出部134は、そのまま処理を終了し、アイコン群の配置の変更を確定しない場合(S424のNO)、表示制御部136は、アイコン群位置算出部134が配置を元に戻したアイコン群を表示部110に表示させる(S426)。
続いて、並び固定再配置ステップ(S414)の詳細について図14および図15を用いて説明する。
図14は、並び固定再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートであり、図15は、並び方を固定し大きさを変更したアイコン群の再配置の処理を説明するための説明図である。アイコン群位置算出部134は、基準点202や移動量の値を一旦リセットする(S440)。
そして、アイコン群位置算出部134は、アイコン150の大きさを変更するパラメータであり、元のアイコン150の大きさからの縮小の割合を示す縮小率rを、初期値(例えば0)に対して所定値(例えば0.1)を増加させる(S442)。
図15(a)に示すように、アイコン群位置算出部134は、アイコン150の型520の幅wと高さhとに、それぞれ1から縮小率r分だけ引いた値を乗算し、幅wr、高さhrの縮小した型522を導出する。
続いて、アイコン群位置算出部134は、縮小された型522の幅wrと、高さhrと、固定して変更しないアイコン群と画面端の間隔gとに基づいて、式(1)、(2)におけるw、hを、それぞれwr、hrに置き換えて、基準点202を設定する(S444)。そして、アイコン群位置算出部134は、図7において説明した処理と同様、選定点Bに最も近いアイコン150(ここでは図8(a)に示すアイコン150l)と基準点202とから、アイコン150lの移動量を計算する(S446)。
続いて、アイコン群位置算出部134は、アイコン150それぞれの配置(具体的にはアイコン150の中心部分の配置)を開始する。図15(b)に示すx軸方向のアイコン150の並びを行、y軸方向のアイコン150の並びを列とすると、アイコン群位置算出部134は、まず、現在の行(初回は一番下段の1行目)について、アイコン150の配置が終了したか否かを判定する(S448)。
1行目について、アイコン150の配置が終了していない場合(S448のNO)、現在のアイコン150(初回は基準点202に対応するアイコン150l)から、x軸の負方向の隣のアイコン150について、x軸方向のシフト量Sx分だけx軸の負の方向に移動した位置を導出する(S450)。ここで、x軸方向のシフト量Sxは、Sx=wr+gで導出される。
その導出された位置がアイコン群表示範囲200の範囲内であるか否かを、メモリ114に保持されたアイコン群表示範囲200の座標に基づいて判定する(S452)。
アイコン群表示範囲200の範囲内である場合(S452のYES)、その位置を、アイコン150を移動する際のアイコン150の中心部分の移動先の位置とし(S454)、すべてのアイコン150について配置が完了しているか(移動先が決定しているか)判定する(S456)。
まだ移動先が決定していないアイコン150がある場合(S456のNO)、行のアイコン150の配置終了判定ステップ(S448)に戻る。
行のアイコン150の配置終了判定ステップ(S448)において、現在の行のアイコン150の配置が終了している場合(S448のYES)、x軸方向のシフトをリセットし基準点202と同じ列とし(S458)、図15(b)に示すy軸の正方向に1つ上の行のアイコン150について、y軸方向のシフト量Sy分だけy軸の正方向に移動した位置を導出する(S460)。ここで、y軸方向のシフト量Syは、Sy=hr+gで導出される。
本実施形態においてアイコン群と画面端の間隔gは、縮小率rが変わっても所定値を維持することとしたが、かかる場合に限定されず、縮小率rに応じて変動させてもよい。その場合、上述したシフト量は、例えば、Sx=(1−r)×(w+g)、Sy=(1−r)×(h+g)とする。
そして、範囲内判定ステップ(S452)に遷移する。範囲内判定ステップ(S452)において、導出された位置がアイコン群表示範囲200の範囲内で無い場合、縮小率rが上限値(例えば0.5)を超えているか否かを判定し(S462)、超えていない場合(S462のNO)、リセットステップ(S440)に戻る。縮小率rが上限値を超えている場合(S462のYES)、不可能フラグを立て(S464)処理を終了する。
図15(b)に示すように、すべてのアイコン150について移動先が決定して移動後のアイコン150の中心部分すべてがアイコン群表示範囲200に収容できる場合(S456のYES)、可能フラグを立て(S466)処理を終了する。すると、表示制御部136は、アイコン群位置算出部134が、上述したアイコン表示ステップ(S422)において、図15(c)に示すように縮小率rに応じて縮小したアイコン群を、表示部110に表示させる。
続いて、並び変更再配置ステップ(S416)の詳細について図16および図17を用いて説明する。
図16は、並び変更再配置ステップの詳細な処理を示したフローチャートであり、図17は、並び方を変更したアイコン群の再配置の処理を説明するための説明図である。リセットステップ(S440)から移動量計算ステップ(S446)までの処理については、上述した並び固定再配置ステップ(S414)の対応する処理と実質的に等しい処理ので、同一の符号を付して説明を省略する。
並び固定再配置ステップ(S414)と同様、図17(a)に示すx軸方向のアイコン150の並びを行、y軸方向のアイコン150の並びを列とする。ここで、並び固定再配置ステップ(S414)と異なり、並び変更再配置ステップ(S414)は、元のアイコン150の並び方を維持する必要がなく、1行目から順次、アイコン群表示範囲200に収容できるだけアイコン150の移動先を同一の行に詰めて設定できる。そのため、現在の行について、アイコン150の配置が終了したか否かを判定する(並び固定再配置ステップ(S414)における配置終了ステップ(S448))必要がない。
アイコン群位置算出部134は、現在のアイコン150(初回は基準点202に対応するアイコン150)から、x軸の負方向にシフトした隣のアイコン150について、x軸方向のシフト量Sx分だけx軸の負の方向に移動した位置を導出する(S470)。そして、その導出された位置がアイコン群表示範囲200の範囲内であるか否かを判定する(S472)。
アイコン群表示範囲200の範囲内である場合(S472のYES)、その位置を移動先とし(S474)、すべてのアイコン150について配置が完了しているか(移動先が決定しているか)判定する(S476)。
まだ移動先が決定していないアイコン150がある場合(S476のNO)、x軸方向シフトステップ(S470)に戻る。
範囲内判定ステップ(S472)において、導出された位置がアイコン群表示範囲200の範囲内でない場合(S472のNO)、x軸方向のシフトをリセットし基準点202と同じ列とし(S478)、図17(a)に示すy軸の正方向に1つ上の行のアイコン150について、y軸方向のシフト量Sy分だけy軸の正方向に移動した位置を導出する(S480)。
そして、その位置がアイコン群表示範囲200の範囲内であるか否かを判定する(S482)。アイコン群表示範囲200の範囲内であれば(S482のYES)、移動先決定ステップ(S474)に遷移する。
すなわち、アイコン群位置算出部134は、単純に、現在の行に、図17(a)に示すように、移動先の位置がアイコン群表示範囲200に収容できなくなると、図17(b)に示すように、次の行に移動先を設定する。
アイコン群表示範囲200の範囲内でなければ(S482のNO)、縮小率rが上限値を超えているか否かを判定する(S484)。縮小率rが上限値を超えていない場合(S484のNO)、リセットステップ(S440)に戻り、縮小率rが上限値(例えば0.5)を超えていれば(S484のYES)、不可能フラグを立て(S486)処理を終了する。
図17(c)に示すように、すべてのアイコン150について移動先が決定して移動後のアイコン150の中心部分すべてがアイコン群表示範囲200に収容できる場合(S476のYES)、可能フラグを立て(S488)処理を終了する。すると、表示制御部136は、アイコン群位置算出部134が、上述したアイコン表示ステップ(S422)において、図17(d)に示すように、縮小率rに応じて縮小したアイコン群を表示部110に表示させる。
上述したように、本実施形態のアイコン表示方法を用いると、アイコン150それぞれが、アイコン群表示範囲200に収まるように表示される。そのため、ユーザは、自身の操作状況に応じた適切な範囲にアイコン群を配置することができるので、操作性が格段に向上する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、アイコン150の大きさを縮小する例を挙げたが、逆に、アイコン群表示範囲200を大きく設定した場合、アイコン群位置算出部134は、アイコン150の大きさを拡大して配置し、押下し易くしてもよい。
なお、本明細書のアイコン表示方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを備えた電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラムに利用することができる。
100 …電子機器
110 …表示部
112 …タッチパネル
134 …範囲特定部
136 …アイコン群位置算出部
138 …表示制御部
150 …アイコン
172 …軌跡
182 …検出位置
186 …円の中心
200 …アイコン群表示範囲

Claims (8)

  1. 表示部と、
    前記表示部に対応付けられたタッチパネルと、
    前記タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡によって分割された前記表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコンであるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する範囲特定部と、
    前記アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、前記アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出するアイコン群位置算出部と、
    前記表示部の前記アイコン群位置算出部が算出した位置に前記アイコン群を表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記範囲特定部は、前記軌跡によって形成される上に凸の曲線よりも下側の範囲を前記アイコン群表示範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示制御部は、前記軌跡を、他と区別できる態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記表示制御部は、前記アイコン群表示範囲を、他と区別できる態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記アイコン群位置算出部は、前記アイコン群の大きさを変更した上で、アイコンそれぞれの位置を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記アイコン群位置算出部は、前記アイコン群の並び方を変更した上で、アイコンそれぞれの位置を算出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 表示部と、前記表示部に対応付けられたタッチパネルとを備える電子機器を用いたアイコン表示方法であって、
    前記タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡によって分割された前記表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコンであるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する第1のステップと、
    アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、前記アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出する第2のステップと、
    前記表示部の前記第2のステップにおいて算出した位置に前記アイコン群を表示させる第3のステップと
    を含む
    ことを特徴とするアイコン表示方法。
  8. 表示部と、前記表示部に対応付けられたタッチパネルとを備える電子機器のコンピュータに、
    前記タッチパネルへのユーザの操作入力の軌跡によって分割された前記表示部上の表示範囲のうちの1つを、1または複数のアイコンであるアイコン群を表示するためのアイコン群表示範囲として特定する第1のステップと、
    前記アイコン群を構成するアイコンそれぞれの少なくとも中心部分が、前記アイコン群表示範囲内に収まるようにアイコンそれぞれの位置を算出する第2のステップと、
    前記表示部の前記第2のステップにおいて算出した位置に前記アイコン群を表示させる第3のステップと
    を実行させることを特徴とするアイコン表示プログラム。
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