JP2015035045A - 情報処理装置、表示制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数画像が表示されている場合で、画像同士の重なりを抑制する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、パネル式の表示部と、表示部に積層配置され、接触検知によりユーザの入力を受け付けるタッチパネル式の入力部と、制御部とを有する。制御部は、入力部で接触検知される軌道に基づき、表示部の表示領域内で閉領域を作成する。制御部は、表示部で表示される閉領域の外側に配置される画像が、入力部で受け付けられるユーザ操作により閉領域の内側に入るのを、許容するか否かを判定し、判定結果に従った表示となるように、画像の表示を制御する。
【選択図】図2

Description

この明細書に記載の実施形態は、タッチパネル上での表示や操作を制御する技術に関する。
複数のタッチを検知するマルチタッチパネルを入力デバイスとして採用したコンピュータがある。このタッチパネルをさらに大型化し、テーブル面として採用した卓上型のコンピュータがある。この卓上型のコンピュータは、多人数での同時操作を許容し、会議やプレゼンテーションを行うことができる。
特開2012−234230号公報
このような卓上型のコンピュータでは、1つの画面を共有しているため、一方の表示データが他方のデータに干渉してしまい、この他方データの操作や表示がうまく行えない場合がある。具体的な例としては、他者の表示画像が自身の表示画像に重なってしまい、自身の表示画像が見えなくなったり、正しく編集作業を行うことができなくなったりする。
実施形態は上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数画像が表示されている場合で、画像同士の重なりを抑制する技術を提供することを目的とする。
実施形態の情報処理装置は、パネル式の表示部と、表示部に積層配置され、接触検知によりユーザの入力を受け付けるタッチパネル式の入力部と、制御部とを有する。制御部は、入力部で接触検知される軌道に基づき、表示部の表示領域内で閉領域を作成する。制御部は、表示部で表示される閉領域の外側に配置される画像が、入力部で受け付けられるユーザ操作により閉領域の内側に入るのを、許容するか否かを判定し、判定結果に従った表示となるように、画像の表示を制御する。
実施形態の卓上型情報処理装置の外観を示す図である。 実施形態の卓上型情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態の卓上型情報処理装置を上側から視認したときの図である。 実施形態の指定エリアを設けるときの操作例を示す図である。 実施形態の記憶部に記憶されるマップデータの一例を示す図である。 実施形態の可否テーブルの一例を示す図である。 操作内容に従い指定エリアへのカード侵入の許可/不許可を説明する図である。 実施形態のエリア指定/解除の動作例を示すフローチャートである。 カードの操作時の動作例を示すフローチャートである。 事前に定義されたエリアで分割するときの分割例を示す図である。 事前に定義されたエリアで分割するときの動作例を示すフローチャートである。
本実施形態では、画面上に独立した作業領域を設けることで、互いの操作の干渉を防ぐ。また本実施形態では、卓上型の情報処理装置(コンピュータ)について説明する。本実施形態の卓上型情報処理装置は、平らな天板面に、表示面、操作面を上方に向けた大型の液晶パネルを有している。
以下、図面を参照しつつ本実施形態の態様について説明する。図1は、実施形態の卓上型情報処理装置の外観を示した図である。卓上型情報処理装置100はテーブル型(卓上型)の情報処理装置であり、その天板面上に、操作表示用の大型のタッチパネルディスプレイ50が配置されている。
タッチパネルディスプレイ50は、複数の接触位置を同時検出するマルチタッチセンサ(入力部)がパネル式の表示部上に積層配置されており、画面上の画像を指先やペン先でコントロールすることが可能である。タッチパネルディスプレイ50は、様々なコンテンツ画像を表示可能とし、操作入力のためのユーザインターフェースの役割も担う。
図2は、卓上型情報処理装置100内部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。卓上型情報処理装置100は、プロセッサ10、DRAM(Dynamic Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、タッチパネルディスプレイ50、ネットワークI/F(Interface)60を有する。これらは通信バスBにより互いに制御信号、データの送受信を行う。
プロセッサ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置であり、ROM30やHDD40などに格納されているプログラムをDRAM20にロードし、演算実行することで、プログラムに従い様々な処理を行う。DRAM20は、揮発性の主記憶装置である。ROM30は、永続的に記憶する不揮発性の記憶装置であり、システム起動時のBIOS(Basic Input Output System)などが記憶されている。HDD40は、永続的に記憶可能な不揮発性の補助記憶装置であり、ユーザが使用するデータやプログラムを記憶する。
タッチパネルディスプレイ50は、静電容量方式のタッチパネルの入力部(タッチパネル式の入力部)、およびフラット型パネルの表示部(パネル式の表示部)により構成されている。タッチパネルは、複数の同時接触を検知するマルチタッチに対応しており、接触位置に応じた座標値(X値、Y値)を得ることができる。フラット型パネルは、表示用の発光素子をパネル全面に備えている。
ネットワークI/F60は、外部機器と通信を担うユニットであり、LAN(Local Area Network)ボードを含む。またネットワークI/F60は、近距離無線通信規格に準拠したデバイスやUSB(Universal Serial Bus)の規格に準拠したコネクタを有する。
図3は、卓上型情報処理装置100を上側から視認したときの平面図である。図3以降の各図に示されるX軸、Y軸の方向は、全て同じものである。卓上型情報処理装置100は、複数ユーザの同時ログインを可能としている。図3(A)は、4人のユーザがカードA、Bを表示させてディスカッションをしている例である。尚、実施形態では各アプリケーションが表示するその表示画像をカードと称する。カードAは、たとえばドキュメント編集ソフトウェアで編集しているときの表示画像であり、カードBは、ブラウザソフトウェアで任意のホームページを表示しているときの表示画像である。ユーザが事前に決められた操作をカード上で行うことで、当該カードの拡大/縮小表示、回転、移動、新規表示、表示の削除を行うことができる。
1人のユーザが所定操作によりカードBを拡大表示した場合、図3(B)に示すようにこの操作により、カードBがカードAに重なる場合がある。このとき、他のユーザがカードAに対してドキュメント編集操作を行っていると、カードBが重なっているため編集作業が困難となる。
本実施形態では、このような他のカードからの干渉を抑制するため、画面上に独立したエリアを作成する。このエリアは、任意の場所に、任意の大きさおよび形状で作成することができる。図4は、このエリア作成の操作例を説明する図である。エリアの作成は、エリア指定モードをオンにした状態で、以下の手順で行う。
1.任意の場所をタッチする。
2.画面をなぞり、任意の大きさおよび形状を作成する。
以降、図4に示すように、作成したエリアを指定エリアと称し、その他のエリア(指定エリアの外部)を共有エリアと称する。
また指定エリアの解除は、エリア指定モードをオンにした状態で、作成したエリアの境界線をタッチすることで行う。尚、境界線上をなぞる(消す)ことで解除する実装でもよいし、指定エリア内をタッチして内から外へ向かうようにする操作(境界線を切る操作)で解除する実装でもよい。この境界線を切る操作は、指定エリア外から指定エリア内へ向かうようにする操作でもよい。
図5に示す数値データは、タッチパネルディスプレイ50の表示領域の各位置に対応したマップデータの一例である。このマップデータは、HDD40に記憶され、指定エリアの作成、解除が行われるたびに更新される。図5の例では、2つの指定エリア(Pエリア、Qエリア)が作成されており、これら指定エリアは、それぞれ個別の識別番号が付与される。本例では、Pエリアは識別番号1が付与され、Qエリアは識別番号2が付与されている。識別番号0は共有エリアであり、識別番号0と他の番号とが隣接する位置がエリアの境界となる。本実施形態では、識別番号0に配置されるカードは、識別番号1、2のエリアへの侵入を制御され、識別番号1、2に配置されるカードも同様に、識別番号0の共有エリアへの外出を制御される。
実施形態では、ユーザの操作内容ごとに、共有エリアから指定エリアへのカードの侵入、指定エリアから共有エリアへのカードの外出を制御している。図6(A)は、指定エリアへの侵入可否を操作ごとに示したテーブルであり、図6(B)は、指定エリアから共有エリアへの外出可否を操作ごとに示したテーブルである。これらデータテーブルは、HDD40に記憶される。図6(A)の例では、拡大操作による指定エリアへの侵入を禁止しており、移動による侵入を許可している。図7は、この様子を示した図である。ユーザがカードをタッチし、横方向にスライドさせる操作を行うことで、このスライド移動に従いカードも移動する。本例の場合、移動による指定エリアへのカードの侵入が許可されているため、外にあったカードが指定エリア内に入ることができる。一方、2本指でカード上をタッチし、これらの距離間隔が離れるように各指を移動させることで、拡大操作となる。本例の場合、この拡大操作による指定エリアへの侵入を禁止しているため、カードの拡大は境界線までとなる。
また図6(B)の例では、拡大操作による指定エリアから共有エリアへの外出を許可し、移動操作による指定エリアから共有エリアへの外出を禁止している。尚、本例では拡大操作、移動操作を対象に説明しているが、他にも、指定エリアへの侵入、指定エリアからの外出を伴う可能性のある操作として、回転操作、新規表示操作がある。これらにも、図6に示す侵入可否情報や外出可否情報があってもよい。
図8は、指定エリアの作成、解除を行うときの動作例を示したフローチャートである。この動作は、プロセッサ10が、HDD40に記憶されているプログラムをDRAM20に展開し、演算実行し、各ハードウェアと協働することで実現される。
プロセッサ10は、エリア指定モードがオンになったかを判定する(ACT001)。このモード切り替えは、タッチパネルディスプレイ50上に表示される所定ボタン(不図示)の押下により行われる。エリア指定モードがオンになると(ACT001、Yes)、プロセッサ10は、指先やペン先の接触がタッチパネルディスプレイ50で検知されるまで待機し(ACT002、Noのループ)、接触を検知すると(ACT002、Yes)、プロセッサ10は、当該タッチ位置が境界線上であるかを判定する(ACT003)。境界線上であるか否かの判定は、図5に示すマップデータを用いて行われ、識別番号0と他の番号との境界位置(もしくはその近傍)で接触を検知したか否かで行われる。
境界線上である場合(ACT003、Yes)、プロセッサ10は、マップデータ内の該当する指定エリアを削除し(ACT010)、境界線の描画を消去するようにタッチパネルディスプレイ50を制御する(ACT011)。その後、処理はACT012の判定へと進む。この動作について、図5のマップデータを参照して説明する。たとえばPエリアの境界線が選択されると、ACT010で、プロセッサ10は識別番号1のデータを0にして共有エリアに変更し、ACT011で境界線の描画を削除する。尚、色別で各エリアが示されている場合、プロセッサ10は、Pエリアが共有エリアの色になるようにタッチパネルディスプレイ50の表示を制御する。
ACT003の説明に戻る。接触位置が境界線上で無い場合(ACT003、No)、プロセッサ10は、接触位置に境界を示す点(たとえば黒色点)を描画し(ACT004)、接触位置の座標値(X値,Y値)を記憶する(ACT005)。プロセッサ10は、指先やペン先がタッチパネルディスプレイ50から離れ、非接触となったかを判定する(ACT006)。非接触でない場合(ACT006、No)、ACT004に戻る。指先やペン先の移動に従い、ACT004〜ACT006が繰り返し実行されることで、接触点が連なり境界線となる。
非接触となると(ACT006、Yes)、プロセッサ10は、ACT005で記憶された境界座標値に基づき閉じた領域を作成する(ACT007)。ここでは、以下のルールで閉領域を作成する。尚、これはあくまでも一例である。
・指先の移動(軌道)で閉領域が作成される場合、プロセッサ10は、この閉領域を採用する。
・指先の移動(軌道)で閉領域が形成されない場合、プロセッサ10は、軌道の始点と終点とを結んで閉領域を作成する。
・タッチパネルディスプレイ50の一辺近傍から接触検知を開始し、この一辺と直行する辺の近傍で終了する場合、プロセッサ10は、これら2辺の直行点を含めるように閉領域を作成する(図4参照)。
・タッチパネルディスプレイ50を分割するように、平行する2辺近傍が指先軌道の始点、終点となる場合、分割された領域のうち狭い領域を閉領域として採用する。もしくは既設の指定エリアがある場合、この既設エリアを含まない方を閉領域として採用する。
ACT007では、既設の指定エリアがある場合、プロセッサ10はその既設エリアとは重ならないように閉領域を作成する。プロセッサ10は、たとえば図5に示すマップデータ上で、識別番号0で示される位置にのみ、閉領域を作成し、その他の識別番号1、2に重ならないように閉領域を作成する。
またACT007では、プロセッサ10は、指先の移動に基づき閉領域を作成したあと、その閉領域を成型してもよい。たとえば指先の軌道が略四角形の領域であった場合、プロセッサ10は、ACT005で記憶された各座標値のうちのXの最大値、Yの最大値、Xの最小値、Yの最小値を取得し、これらを組み合わせて4つの座標を作成する。プロセッサ10は、この4つの座標を頂点とした矩形の閉領域を作成する。円形、楕円形についても、ACT005で記憶された各座標値に基づき、中心点や半径、長径、短径を算出することで、成型を行うことができる。
また、共有エリアが規定を下回らないように制限を設けてもよい。たとえば共有エリアが、タッチパネルディスプレイ50の表示領域面積の50%を下回らないように制限を設ける。この場合、プロセッサ10は、図5に示すマップテーブルで、識別番号0の数をカウントし、この数が規定値を下回らないように制限をかける。
プロセッサ10は、新たな識別番号を導出し、作成した閉領域内の各位置の値が新たな識別番号となるように、マップデータを更新する(ACT008)。プロセッサ10は、閉領域内について再描画する(ACT009)。ここでは、たとえば閉領域内の色を共有エリアと異ならせたり、手書きの線を成型したりする。
上記ACT002〜ACT009、ACT010、ACT011の動作は、エリア指定モードが解除されるまで繰り返される(ACT012、Noのループ)。
上記のように指定エリアの設定、解除が行われるが、次に、指定エリアが設定された後の各カード操作に対する制御例について、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
プロセッサ10は、カードの表示領域内での接触があるか(選択されるか)を判定する(ACT101)。選択されるまでACT101の判定が繰り返される(ACT101、Noのループ)。選択される場合(ACT101、Yes)、プロセッサ10は、そのカードに対する操作内容を取得する(ACT102)。たとえば2点を検知してその間隔が開く場合、拡大操作となり、間隔が狭まる場合は縮小操作となる。また各検知点が軸中心に回転する場合、カードの回転操作となり、指先がスライド移動する場合はカードの移動操作となる。プロセッサ10は、この検知点の数や移動方向に応じて、どのような操作であるかを判定する。
プロセッサ10は、この操作内容が境界を跨ぐ可能性のある操作(事前に定義される操作)であるかを判定する(ACT103)。本例では、プロセッサ10は、図6で示す「拡大」、「移動」の操作であるか否かを判定する。「拡大」、「移動」の操作では無い場合(ACT103、No)、プロセッサ10は、そのまま当該操作を実施する。ここでの実施とは、操作内容に従いカードを再描画したり、カード位置情報やカードの向き情報を更新したりする。
操作内容が「拡大」、「移動」である場合(ACT103、Yes)、プロセッサ10は、その操作により当該カードが境界を超えるか否かを判定する(ACT104)。境界を超えない場合(ACT104、No)、プロセッサ10は、そのまま当該操作を実施する(ACT108)。操作により境界を超える場合(ACT104、Yes)、プロセッサ10は、図6に示す可否テーブルを参照する(ACT105)。カードが共有エリアから指定エリアに侵入する操作の場合は図6(A)が参照され、指定エリアから共有エリアへ外出する操作の場合は図6(B)が参照される。
可否テーブルを参照した結果、許可の場合(ACT106、Yes)、そのまま実施される(ACT108)。不許可の場合(ACT106、No)、プロセッサ10は、境界を超えないように操作を実施する(ACT107)。
上記ACT103〜ACT107、およびACT108の動作は、カードから指先が離れるまで繰り返し行われる(ACT109、Noのループ)。またACT101〜ACT109までの動作は、指定エリアが消去(解除)されるまで繰り返される(ACT110、Noのループ)。
上記では、指先やペン先でタッチパネルディスプレイ50をタッチし、その移動(軌道)によりエリアを指定する実装例を説明したが、卓上型情報処理装置100は、事前に定義される領域に分割し、指定エリアを作成することも可能である。この実装例を図10、図11を参照して説明する。
図10に分割の一例を示す。本例では、画面領域を分割するボタン(不図示)を事前に用意しておき、このボタンを押すことで、予め決められたパターンにタッチパネルディスプレイ50の表示領域が分割される。複数パターンがある場合には、ボタンを押す度にパターンが切り替わる。パターンに「分割無」を含めることで、エリアの解除を行うことができる。本実施形態では、プロセッサ10は、0分割(分割無し)、2分割、4分割となるように繰り返し制御する。
図11は、この領域分割を行うときの動作例を示すフローチャートである。プロセッサ10は、エリア指定モードがオンであるかを判定し(ACT201)、オンである場合(ACT201、Yes)、プロセッサ10は、所定ボタン(不図示)が押下されるまで待機する(ACT202、Noのループ)。所定ボタンが押下されると(ACT202、Yes)、プロセッサ10は、現在の分割情報を取得する(ACT203)。分割情報とは、今現在いずれの分割パターンかを示す数値であり、HDD40もしくはDRAM20に記憶される。本例の場合、分割無しの場合は0、2分割の場合は1、4分割の場合は2とする。
プロセッサ10は、現在のパターンの次の分割パターンとなるようにエリア分割を再構成する(ACT204)。具体的に記すと、プロセッサ10は、取得した分割情報が0(分割無し)の場合は2分割となるように制御し、分割情報が1(2分割)の場合は4分割となるように制御する。分割情報が2(4分割)の場合は分割無しとなるように制御する。ここでの制御とは、マップデータの更新や境界線の描画、領域色を変更するなどである。その後、プロセッサ10は、分割情報を変更後のものに更新する(ACTACT205)。このACT202〜ACT205の動作は、エリア指定モードがオフになるまで繰り返し実行される(ACT206、Noのループ)。
尚、所定ボタンが押下されるごとに、1つ加算される正数カウンタをDRAM20やHDD40に設けてもよい。この場合、プロセッサ10は、カウンタ値を3で除算したときの剰余を算出し(0、1、2の値となる)、この剰余値に対応した分割パターンとなるように制御する。
その後、プロセッサ10は、マップデータや可否テーブルに従い、1つの分割領域の外側に配置されるカードが、当該1つの分割領域の内側に入るのを許可するか否かを制御する。この制御は図9に示したフローチャートに従う。尚、このように事前に定義されたパターンに基づき分割領域を作成する場合、全ての領域を指定エリアとする実装でもよいし、いずれか1つを共有エリアとし、その他を指定エリアとする実装でもよい。
本実施形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
上記実施形態では、卓上型情報処理装置での態様を説明したが、態様はこれに限定されない。たとえばタブレット型のコンピュータでもよい。
制御部は、実施形態のプロセッサ10、DRAM20、通信バス90を少なくとも有する構成に相当する。またプロセッサ10、DRAM20、通信バス90などの各ハードウェアと協働して動作するプログラムは、HDD40(ROM30でもよい)に事前に記憶されており、プロセッサ10によりDRAM20にロードされ、演算実行される。表示部、入力部は、タッチパネルディスプレイ50に相当する。記憶部は、DRAM20、HDD40に相当する。記憶部は情報処理装置の外部にあっても構わない。
以上に詳説したように、本実施形態の態様により、画像の表示の重なりを抑制することができ、各画像の視認性、操作性が損なわれるのを抑制する。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
10 プロセッサ、20 DRAM、30 ROM、40 HDD、50 タッチパネルディスプレイ60 ネットワークI/F、B 通信バス、100 卓上型情報処理装置(情報処理装置)。

Claims (6)

  1. 表示部と、
    前記表示部上に配置され、接触検知によりユーザの入力を受け付けるタッチパネル式の入力部と、
    前記入力部で接触検知される軌道に基づき、前記表示部の表示領域内で閉領域を作成し、前記表示部で表示される前記閉領域の外側に配置される画像が、前記入力部で受け付けられるユーザ操作により前記閉領域の内側に入るのを、許容するか否かを判定し、判定結果に従った表示となるように、前記表示部での前記画像の表示を制御する制御部と
    を有する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、さらに、前記入力部で受け付けられるユーザ操作により、前記表示部で表示される前記閉領域の内側に配置される画像が、前記閉領域の外側に出るのを許容するか否かを判定し、判定結果に従い前記表示部での前記画像の表示を制御する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
    さらに、許可するか否かを示す情報が操作内容ごとに記憶されている記憶部を有し、
    前記制御部は、前記入力部で受け付けられる前記ユーザ操作に対応した前記情報を前記記憶部から取得し、該情報に従い前記判定を行う
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記閉領域の外側の面積が、規定を下回らないように前記閉領域を作成する
    情報処理装置。
  5. 表示部と、
    前記表示部上に配置され、接触検知によりユーザの入力を受け付けるタッチパネル式の入力部と、
    前記入力部が事前に定義される操作を受け付ける場合、前記表示部の表示領域を事前に定義される形式で分割するように制御し、1つの分割領域の外側に配置される画像が、前記入力部で受け付けられるユーザ操作により前記1つの分割領域の内側に入るのを、許容するか否かを判定し、判定結果に従った表示となるように、前記表示部での前記画像の表示を制御する制御部と、
    を有する情報処理装置。
  6. 表示部と、前記表示部上に配置され、接触検知によりユーザの入力を受け付けるタッチパネル式の入力部とを有するコンピュータで実行されるためのプログラムであり、
    前記入力部で接触検知される軌道に基づき、前記表示部の表示領域内で閉領域を作成し、
    前記表示部で表示される前記閉領域の外側に配置される画像が、前記入力部で受け付けられるユーザ操作により前記閉領域の内側に入るのを、許容するか否かを判定し、
    判定結果に従った表示となるように、前記表示部での前記画像の表示を制御する
    処理を、前記コンピュータで実行するための表示制御プログラム。
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