JP2015518608A - タブレットコンピュータにおけるフローティングナビゲーションコントロール - Google Patents

タブレットコンピュータにおけるフローティングナビゲーションコントロール Download PDF

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Abstract

態様は、タブレットコンピュータのディスプレイ上の左下位置、右下位置、又は左下位置と右下位置の両方にナビゲーションコントロールを配置することに関する。ナビゲーションコントロールの配置は、ユーザの親指の向きに応じて選択し得る。ナビゲーション領域は、ユーザの親指の動きの範囲及び/または大きさに関して定義され得る。さらに、ナビゲーションコントロールは、ユーザのプリファレンスに応じて左手のコントロールと右手のコントロールの間で切り替え可能である。ディスプレイが縦長モードと横長モードの間で切り替えられる時、ナビゲーションコントロールはナビゲーション領域及び表示モードに応じて自動的に調節可能である。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)この出願は、「タブレットコンピュータにおけるフローティングナビゲーションコントロール」と題して2012年4月10日に出願された米国特許出願13/443,567の利益を主張するものとし、その開示事項は参照により本出願に組み込まれるものとする。
本開示は、タブレットコンピュータに関連するフローティングナビゲーションコントロールに関する。
タブレットコンピュータのユーザは、タブレットコンピュータ画面の最上部に通常位置するナビゲーションコントロールとの相互作用を通してコンピュータコンテンツをあちこち検索する。時々、画面の最上部のナビゲーションコントロールに手が届くのが難しいことがある。例えば、消費者がタブレットコンピュータを横長に手で持つ時、ユーザの手は、コンピュータの左右いずれかの側にあるその位置から画面の最上部の位置にあるナビゲーションコントロールへ移動させなければならない。他の例では、プライマリナビゲーションが左手側にあり、右利きの人にとっては理想的ではない。したがって、消費者は、ナビゲーションコントロールに適切にアクセスするために心地良くない位置でタブレットコンピュータを持つことがある。
本開示の態様の基本的な理解が得られるように本開示の簡単な概要を以下に示す。この概要は、本開示の詳細な概説ではない。本開示の鍵となる又は重要な要素を特定することを意図するものでなく、本開示の特定の実施形態のいかなる範囲や請求項の権利範囲を詳細に記述するものでもない。この唯一の目的は、後に提示するより詳細な説明への序章として簡単な形で本開示のいくつかの概念を提示することにある。
1つ又は複数の実施形態及び対応する開示に関し、様々な非限定的態様がタブレットコンピュータのための動的に調節可能なユーザインタフェースに関連して説明され、ナビゲーションコントロールは親指のタッチスクリーンの操作により容易にアクセスできるように設定可能な位置に配置されている。
ある態様は、メモリとプロセッサーとを備え得るシステムに関連する。このメモリは、プロセッサーにより実行することが可能なコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶する。コンピュータ実行可能コンポーネントは、タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示させ得るナビゲーションコンポーネントを含み得る。調節コンポーネントは、ユーザの親指の向きに応じて制御機能の配置を修正し得る。コンピュータ実行可能コンポーネントは、制御機能を修正された配置に維持することが可能な保持コンポーネントをも含み得る。
他の態様は、メモリに格納したコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサーを使用するステップを備え得る方法に関する。コンピュータ実行可能命令は、複数の制御機能をタブレットコンピュータのディスプレイに表示することと、ユーザに関連付けられた人間工学的な考慮に部分的に基づいてディスプレイ内の複数の制御機能の少なくともサブセットの配置を修正することを含み得る。コンピュータ実行可能命令は、前記修正された配置とユーザの間の関連付けについての情報を保持することをも含み得て、前記ユーザは、少なくとも1人の他のユーザと区別される。
さらなる態様は、コンピュータ実行可能コンポーネントを記憶するメモリとそのメモリに記憶される前記実行可能コンポーネントを実行するプロセッサーとを備え得るデバイスに関する。この実行可能コンポーネントは、タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示し得るナビゲーションコンポーネントと、親指の大きさ又は動きの範囲の少なくとも1つを検出し得る校正コンポーネントとを含み得る。この実行可能コンポーネントは、ナビゲーション領域内で前記制御機能の第1のサブセットの配置を修正し得る調節コンポーネントをも含み得る。前記ナビゲーション領域は、親指の大きさ又は動きの範囲に基づいて定義された領域を備える。さらに、前記実行可能コンポーネントは、第1のサブセット内で1つ又は複数の制御機能への変更を受け取り得る修正コンポーネントを含み得る。前記調節コンポーネントは、1つ又は複数の制御機能への受け取った変更を適用し得る。前記実行可能コンポーネントは、制御機能の第1のサブセットの配置とユーザとを関係付け、この関係付けについてのデータを記憶し得る保持コンポーネントをも含み得る。
以下の説明及び添付する図面により本開示のある例示的な態様を示す。これらの態様が示されているが、本開示の原理が使用され得る様々な方法のうちのほんの一部にすぎない。本開示の他の利点及び新規な特徴は、図面を併せて考慮したとき以下の本開示の詳細な説明から明らかであろう。
以下に添付する図面を参照して様々な非限定的実施例をさらに説明する。
図1は、一態様における浮遊性のナビゲーションコントロールを提供する非限定的システムの例を示す。
図2は、一態様におけるユーザの親指によりアクセス可能なナビゲーション領域を有する例示的な表示領域を示す。
図3は、いくつかの態様におけるディスプレイの例示的なインスタンスの線画による非限定的表現を示し、フローティング制御バーは、ディスプレイの右下部分に位置する。
図4は、一態様におけるディスプレイの例示的なインスタンスの線画による他の非限定的表現を示し、フローティング制御バーは、ディスプレイの左下部に位置する。
図5は、一態様における、横長方向に示されるディスプレイの左下及び右下の部分に位置する2つのフローティング制御バーを示す線画による非限定的表現をさらに示す。
図6は、縦長方向に示されるディスプレイの非限定的例を示す。
図7は、一態様における、ユーザの親指の動きの範囲及び/または親指の大きさを特定するシステムの非限定的実施形態の他の例を示す。
図8は、一態様における、ユーザが1つ又は複数の制御機能及び/またはフローティング制御バーを微調整することが可能となるシステムの非限定的実施形態の他の例を示す。
図9は、一態様における、タブレットコンピュータの現在のユーザを識別するシステムの非限定的実施形態の他の例を示す。
図10は、一態様における、ユーザが左利きであるか右利きであるかによりナビゲーション要素の位置を調整するシステムの非限定的実施形態の他の例を示す。
図11は、一態様における、フローティングナビゲーションコントロールを提供する非限定的方法の例を示す。
図12は、一態様における、フローティングナビゲーションコントロールを提供する非限定的方法の他の例を示す。
図13は、様々な実施形態が実装される例示的な非限定的ネットワーク環境を示すブロック図である。
図14は、様々な実施形態が実装される例示的な非限定的コンピュータのシステム又は動作環境を示すブロック図である。
主題の開示の様々な態様または特徴は、図面を参照して説明され、あらゆる場所で同じ参照番号は同じ要素を指し示すために使用される。以下の説明では、主題の開示の完全な理解が可能となるように説明の目的で多数の個別の詳細が述べられている。しかし、これらの個別の詳細によらなくても、他の方法、コンポーネント、材料、その他により、この開示された主題が実施できることは明らかであろう。他の例では、良く知られた構造及びコンポーネントが、主題の開示の説明を容易にするためにブロック図の形で示される。
本開示で説明される1つ又は複数の実施例に関して、ユーザはパーソナル情報、デモグラフィックス情報、位置情報、専有情報、公にしにくい情報、態様を集めるデータに関する同様の事項の提供をオプトアウトすることが可能であると理解される。さらに、ここで説明される1つ又は複数の実施例は、収集され、受信され又は送信されたデータを匿名にして提供し得る。
導入として述べると、ここで開示される発明の主題は、タブレットコンピュータディスプレイの左下部及び右下部の少なくとも1つにおいて調整可能で都合の良い位置にナビゲーションコントロールを配置することに関する。例えば、1つ又は複数のフローティングナビゲーションコントロールバーは、タブレットコンピュータディスプレイの左下、又は右下、又は左下と右下の両方の位置に配置し得る。いくつかの態様に関しては、この配置は、タッチスクリーン操作のためのユーザの親指のアクセスのし易さに応じて選択され得る(例えば、ユーザに関連する人間工学的な考慮に基づいて)。ある例では、ナビゲーション領域は、ユーザの親指が動く範囲内の領域であり得る。
ある態様は、メモリとプロセッサーとを含むシステムに関する。このメモリは、プロセッサーにより実行することが可能なコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶し得る。このコンピュータ実行可能コンポーネントは、タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示できるナビゲーションコンポーネントを含むことができる。他のコンピュータ実行可能コンポーネントは、ユーザの親指の向きに応じて制御機能の配置を修正することができる調節コンポーネントであり得る。コンピュータ実行可能コンポーネントは、修正された配置における制御機能を維持することができる保持コンポーネントを含むこともできる。
ある態様では、調節コンポーネントは、ディスプレイの左下部分に制御機能の第1のサブセットを、ディスプレイの右下部分に制御機能の第2のサブセットを配置できる。
いくつかの態様では、システムは、ユーザの親指の大きさ又は動く範囲のうち少なくとも1つを特定する校正コンポーネントをも備え得る。さらにこの態様では、調節コンポーネントは、ユーザの親指の大きさ又は動く範囲に応じて制御機能の配置を変更できる。
他の態様では、システムは、1つ又は複数の制御機能へのユーザの修正を受け取り得る修正コンポーネントを備えることもできる。さらにこの態様に加え、ユーザの修正は、1つ又は複数の制御機能の大きさ又は位置に関し得る。
他の態様では、システムは、タブレットコンピュータのユーザを検出し得るユーザ識別コンポーネントを備え得る。さらにこの態様に加え、調節コンポーネントは、保持コンポーネントから受信する情報に一部基づいてユーザのために配置を修正し得る。さらなる例では、このユーザ識別コンポーネントは、ユーザのバイオメトリック特徴に基づいてユーザを検出し得る。
他の態様では、この調節コンポーネントは、、ディスプレイのナビゲーション領域内で制御機能の配置を修正し得る。さらにこの態様に加え、ナビゲーション領域は、ユーザの親指の動きの範囲内で領域を備え得る。
さらなる態様では、システムは、ユーザが左利きであるか右利きであるかに基づいて、制御機能の配置を左側にするか右側にするかを切り替えることができるトグルコンポーネントを備え得る。さらに他の態様では、システムは、タブレットコンピュータが縦長向きか横長向きかを変更するに応じて制御機能の配置を調整できるモードコンポーネントを含み得る。
ある態様によれば、フローティング制御バーは、制御機能を備え得る。さらに、制御機能は、制御バーの下の要素を見ることが可能となるように半透明(又は半透明に)表示され得る。他の態様では、フローティング制御バーは、フローティングメニュー又は再配置可能メニューであり得る。さらに他の態様では、フローティング制御バーは、ディスプレイの左下部分又は右下部分、又はディスプレイの左下部分と右下部分の両方でアクセス可能であり得る。
さらなる態様は、実行可能コンポーネントを記憶するメモリとメモリに記憶されたこの実行可能コンポーネントを実行するプロセッサーとを含むデバイスに関する。この実行可能コンポーネントは、タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示することができるナビゲーションコンポーネントと、親指の大きさとその動きの範囲のうち少なくとも1つのを検出することができる校正コンポーネントとを含み得る。この実行可能コンポーネントは、ナビゲーション領域内で制御機能の第1のサブセットの配置を修正し得る調節コンポーネントをも含み得る。このナビゲーション領域は、親指の大きさ又は動きの範囲に基づいて定義された領域を備え得る。さらに、この実行可能コンポーネントは、第1のサブセット内で1つ又は複数の制御機能の変更を受け取り得る修正コンポーネントを含み得る。この調節コンポーネントは、受け取った1つ又は複数の制御機能の変更を適用することができる。この実行可能コンポーネントは、制御機能の第1のサブセットの配置とユーザとを関連付けて又その関連付けに関する情報を記憶することができる保持コンポーネントをも含み得る。
1つの態様におけるデバイスは、デバイスの現在のユーザを識別し得るユーザ識別コンポーネントをも備え得る。さらにこの態様においては、保持コンポーネントは、現在のユーザのために制御機能の第1のサブセットの配置に関係する情報を検索することができ、この調節コンポーネントは、制御機能の第1のサブセットが修正された配置にて表示されるようにすることができる。
まず図1を参照すると、一態様における浮揚性のナビゲーションコントロール装置を提供する非限定的システム100の例が示されている。システム100は、動的に調節可能なユーザインタフェースを提供し、ナビゲーションコントロールは、タッチスクリーン操作のために親指により容易にアクセスできるように設定で変更可能な位置に配置される。本開示で説明されるシステム、装置、及び/または処理の様々な態様は、例えば、1つ又は複数のマシンに関連付けられる1つ又は複数のコンピュータ可読媒体に具体化されるような、1つ又は複数のマシン内に具体化されるマシン実行可能コンポーネントを構成し得る。このようなコンポーネント(群)は、1つ又は複数のマシン(例えば、1つ又は複数のコンピュータ、コンピュータのデバイス、仮想マシン等)が実行するとき、上記の動作をそのマシンに実行させ得る。システム100は、コンピュータ実行可能コンポーネント及び命令を記憶し得るメモリ102を含み得る。システム100は、メモリ102に記憶されたコンピュータ実行可能コンポーネントを実行するプロセッサー104をも含み得る。1つ又は複数のコンピュータ実行可能コンポーネントは、ここではメモリ102から分離したコンポーネントとして説明され示され得るが、様々な態様では、1つ又は複数のコンピュータ実行可能コンポーネントは、メモリ102内に記憶され得る。
システム100は、ユーザの親指がアクセスするのに都合がよく、設定で変更可能であるか、又はユーザにより手作業で変更され得るかもしくは自動的に変更され得る(例えば、推定、ユーザ識別、ユーザのプリファレンス、画面の向き、実行されるアプリケーションの種類、その他もろもろに基づいて)位置にナビゲーションコントロールを配置するように構成され得る。例えば、アプリケーションのウェブサイトについての主なナビゲーションは、タブレットコンピュータディスプレイ等のディスプレイの下側の隅のいずれかもしくは両方、又は四半部のいずれかもしくは両方(例えば、左側及び/または右側)に配置され得る。下側の四半部のいずれか又は両方にナビゲーションコントロールを配置することにより、例えばユーザがタブレットコンピュータを使用しながらソファでくつろぐ場合にナビゲーションコントロールが容易になる。
いくつかの態様では、ナビゲーションコントロールは、ユーザが左利きであるか、右利きであるか、及び/または両手利きであるかにより、配置され得る。ある例では、ユーザは右利きであり、主として右手の親指を使うが、病状に起因して(例えば、親指が骨折、手が骨折、その他もろもろ)左手の親指を使用する必要があるかも知れない。したがって、ユーザは、このコントロールが表示領域の左下に配置されるように、少なくとも一時的にナビゲーションコントロールを修正し得る。いくつかの態様では、ユーザは、左手の親指と右手の親指とを交代的に使用し得るし、又はコントロールの第1のサブセットには左手の親指を使用し、コントロールの第2のサブセットには右手の親指を使用し得る。したがって、コントロールは、ディスプレイの左下及び右下の両方に配置され得る。いくつかの態様において、システム100は選択されたコントロールの配置がユーザのプリファレンスに基づいてされるように構成され得る。
ある実施形態では、システム100は、ディスプレイ1つ又は複数の制御機能108をデバイス112に関連するディスプレイ110に表示し得るナビゲーションコンポーネント106を備える。いくつかの態様において、システム100は、デバイス112の中に保持され得る。ある例では、デバイス112は、物理的キーボード及び/またはマウスを用いずにタッチスクリーンとのやり取りによりユーザにより操作されるコンピュータ(例えば、モバイルコンピュータ)であり得る。いくつかの態様においては、仮想キーボード(例えば、スクリーン上の仮想キーボード)、タッチペン、又はデジタルペンが、コンピュータを操作するのに利用され得る。ある例では、コンピュータは、タブレットコンピュータである。用語「タブレットコンピュータ」、「タブレット」、又は「デバイス」は、ここでは同じ意味で使用され得る。
1つ又は複数の制御機能108は、ユーザがこのデバイスで動作を実行するために選択し得る様々なコマンドである。例えば、制御機能は、(例えば、インタネットにアクセスしていろいろ情報を見る間に)「ホーム」画面に戻るリクエストであり得る。他の制御機能は、「サイトの閲覧」のための又は「お気に入り」のリストを表示するためのコマンドを含み得る。制御機能のさらなる例には、「受信箱」(例えば、Eメールアプリケーション用の)を表示するコマンド又は「私のビデオ」、「再生リスト」、「設定」、「購読」などのような他の項目を表示するコマンドが含まれ得る。ユーザがシステムとやりとりすることを可能とする制御機能は、ここで説明する事項に加えて開示された態様とともに利用され得る。
システム100は、少なくとも制御機能108のサブセットの配置を修正し得る調節コンポーネント114をも備え得る。例えば、システム100は、当初ディスプレイ110上のデフォルト位置(例えば、ディスプレイ110の最上部)に制御機能108を表示するように構成され得る。デバイスが平らな表面(例えば、机、テーブル、その他もろもろ)上に置かれるときのように、デフォルト位置に満足することができユーザがナビゲーションを使用してデバイス112を制御できるときもあり得る。
しかし、制御機能の位置がデバイス112の効率的なコントロールや操作の助けとならないときもあり得る。例えば、ティーンエイジャーのようなデバイスのユーザは、カウチ又は他の面にもたれかかりながら(例えば、床に横たわる、ベッドに横たわる、バッグチェアにすわる、その他)デバイスを使用したがるかも知れない。もたれかかった位置にあるときは、ナビゲーションコントロールによりデバイスの操作が扱いにくくなるであろう。例えば、ユーザはデバイスの最下部の位置(手でデバイスをつかんでいる場合)から画面の最上部の位置まで手を動かさなければならない。この場合、手を動かしにくいばかりでなく、疲労及び/またはユーザの欲求不満を増加させ得る。
ユーザの経験を改善するため、調節コンポーネント114が、ディスプレイ110のナビゲーション領域内で少なくとも1つの制御機能の配置を修正し得る。ある態様では、制御機能108のサブセットの配置が調節コンポーネント114により親指の向きに応じて修正された。例えば、ナビゲーションコンポーネント106が、1つ又は複数の制御機能108に関係する情報を調節コンポーネント114に提供し得る。このような情報は、1つ又は複数の制御機能108のそれぞれのデフォルト位置を含み得る。調節コンポーネント114は、デフォルト位置とユーザの親指の配置(又は予想される配置)との差(距離として表現し得る)として計算することができ、その計算の一部又は全部に基づいて1つ又は複数の制御機能108の位置を変更することができる。
例えば、図2に示されるように、ディスプレイ110は1つ又は複数のナビゲーション領域を含むことができ、第1のナビゲーション領域202及び第2のナビゲーション領域204が示される。ナビゲーションの領域202、204は、ユーザの親指206、208の動きの範囲内の領域として定められている。ある態様では、親指の動きの範囲がユーザの親指の鞍関節により定められ得る。鞍関節は、親指の横方向の動き(例えば、上下動)及び往復運動(例えば、手のひらを横切る(across the palm))を可能とするが、回転運動を可能にしない。したがって、例えば、ユーザがソファにもたれてタブレットコンピュータを膝に保持している時、ユーザは、自分の親指はすでにディスプレイにごく接近しており、親指を動かすことにより、自分の手と腕を動かす必要無しにタブレットコンピュータをコントロールすることができる。ナビゲーション領域は、ユーザが異なれば異なり得る。例えば、第1のユーザは大きな手を有するかも知れず、第2のユーザは小さな手を有するかも知れない。したがって、ナビゲーション領域は、(垂直方向と水平方向の両方に)第1のユーザのためには大きくし得る。
上記のように、少なくとも1つの制御機能の配置は、調節コンポーネント114により修正され得る。いくつかの態様において1つより多い制御機能の配置が、又はいくつかの態様において実質的に全ての制御機能の配置が、調節コンポーネント114により修正される。いくつかの態様では、制御機能108は、制御機能の2つ以上の部分集合に分割することができ、ディスプレイ上において第1のサブセットは、第1の位置に配置され、第2のサブセットは、第2の位置に配置される。例えば、第1のサブセットは、ディスプレイの左下の隅に配置することができ、第2のサブセットは、ディスプレイの右下の隅に配置することができる。いくつかの態様では、1つ又は複数の制御機能108が、第1のサブセットと第2のサブセット(例えば、「ホーム」制御機能)の両方で重複している。
図3を参照すると、図3はディスプレイ110の例示的なインスタンスの線画による非限定的表現を示し、いつくかの態様において、調節コンポーネント114は、ディスプレイ110内でフローティング制御バー302の配置を修正し得る。ある例では、フローティング制御バー302は、「ホーム」、「ブラウザ」、「購読」、「お気に入り」、「再生リスト」、「私のビデオ」、「再生待ち行列」「受信箱(6)」、及び「設定」を含む9つの制御機能として示されるように1つ又は複数の制御機能108を含み得る。様々な態様における、1つ又は複数のフローティング制御バーは、ここに示され説明されるよりも少ない又は多い制御機能を含み得ることは理解されるべきである。
様々な態様では、フローティング制御バーは、フローティングメニュー又は再配置可能メニューであり得る。フローティング制御バー302は、ディスプレイ110上に表示されている示されたビデオリスト304のように表示された他の要素の上に実質的に配置され得る。いくつかの態様では、もしユーザがフローティング制御バー(例えば、ビデオリスト)の下に位置するものを見たいなら、ユーザは所望の通り、フローティング制御バーの位置を変更したり移動できる。いくつかの態様においては、フローティング制御バーは、フローティング制御バーの下にある要素をユーザが見ることができるように実質的に透明であり得る。透明のフローティング制御バーは、フローティング制御バーとフローティング制御装置の下にある要素との両方を実質的に同時に見ることを可能にする。
図3の例は、右レイアウト306を示し、フローティング制御バーはディスプレイの右下部分308にある。しかし、フローティング制御バーは、図4の左レイアウト404に示されるようにディスプレイ110の左下部分402に配置され得る。さらに、いくつかの態様において、フローティング制御バーは、ディスプレイ110の左下部分402とディスプレイ110の右下部分308と両方に分割することができる。他の例においては、1つより多いフローティング制御バーが利用され得る。1つより多いフローティング制御バーが利用される態様においては、各フローティング制御バーは異なる制御機能を備える。しかし、いくつかの態様において、少なくとも1つの制御機能が2つ以上のフローティング制御バーにおいて重複して存在することができる。少なくとも2つのフローティング制御バーを表示するディスプレイの線画の非限定的例が図5に示され、第1のフローティング制御バー502は左下部分402に配置され、第2のフローティング制御バー504は右下部分308に配置される。
再び図1を参照すると、システム100には、修正された配置において制御機能のサブセットを維持することができる保持コンポーネント116も含まれる。保持コンポーネント116は、修正された配置に関する情報を調節コンポーネント114から受け取り得る。いくつかの態様では、保持コンポーネント116は、またデフォルト位置に関する情報もナビゲーションコンポーネント106から受け取る。
ある例においては、タブレットコンピュータは、横長モードで使用することができ、横長モードで使用するとき調節コンポーネント114は1つ又は複数の制御機能の配置を修正してしまってもよい。しかし、時間がたつと、ユーザは画面コンテンツを縦長モードで見ることを望むかもしれず、したがって、ユーザは、ディスプレイ内の画像が縦長モードで見られるようにタブレットコンピュータの向きを変更する。ユーザは、変更可能な設定により、ディスプレイが正しい向きで見られるようにデバイスをつかむことによりデバイスの向きを物理的に変更することにより、その他もろもろにより、向きを変更することができる。
保持コンポーネント116は、縦長モードおよび横長モードの両方に対して同様の位置に制御機能のサブセットを保持することができる。例えば、制御機能の第1のサブセットは、右下の隅に配置され、制御機能の第2のサブセットは左下の隅に配置される。画面が縦長モードから横長モードに変更されたときに、保持コンポーネント116は、制御機能の第1のサブセットの位置と第2のサブセットの位置をディスプレイの端に関して(例えば、ユーザがその親指が制御機能に届き得るように)ディスプレイ内でほぼ同じ位置に保つことができる。例えば、保持コンポーネント116は、ユーザに関連付けられた(複数の)ナビゲーション領域に関する情報を記憶することができ、両方の向き(例えば、縦長及び横長)に対して同様の大きさのナビゲーション領域を使用することができる。
ある向きの変更例が図5及び図6に示され、図5は、横方向506に示されたディスプレイを表わし、図6は、縦方向602に示されたディスプレイの非限定的例を表わしている。図示していないが、図2、図3、及び図4の例も、ある態様において縦長モードから横長モードへ同様に切り替えることが可能である。
いくつかの態様において、保持コンポーネント116は、修正された配置を特定ユーザに関連付けることができる。この方法で、ユーザが次にデバイスを操作するときに、ユーザは自動的に認識されることができ、ナビゲーションコントロールはユーザの親指(もしくは手の大きさ)及び/またはユーザのプリファレンスに合わせて大きさ及び配置が定められ得る。したがって、ユーザは、少なくとも1つの他のユーザと区別することができ、ユーザインタフェースは、ユーザの人間工学的な考慮、ユーザのプリファレンス、及び/または他のパラメータ(例えば、ディスプレイの大きさ、ディスプレイの向き、表示すべき制御機能の数、その他もろもろ)に基づいて構成され得る。したがって、同じデバイス(又はデバイスのファミリの中で)の異なるユーザに対して異なる設定が存在し得る。
ここで図7を見ると、ある態様におけるシステム700の非限定的実施形態の他の例が示される。システム700は、ある態様においてユーザの親指の動きの範囲及び/または大きさを識別できる校正コンポーネント702を用いることができる。ユーザの親指の動きの範囲及び/または大きさに基づいて、制御機能及び/またはフローティング制御バーは、ディスプレイ(例えば、ナビゲーション領域内)上でその方向及び/または大きさをユーザにとって適切に定めることができる。
ユーザは、人により手の大きさ及び/または手の動く範囲が異なるので、校正コンポーネント702は、ユーザの特徴を評価し、入力を他のシステムコンポーネント(例えば、ナビゲーションコンポーネント106、調節コンポーネント114、保持コンポーネント116、メモリ102、プロセッサー104、その他もろもろ)に提供して、制御機能108(及び/またはフローティング制御バー)はユーザに応じて調節されるようにすることが可能となる。制御機能108及び/またはフローティング制御バーは、ユーザの人間工学に基づくべきであり、ユーザにとって心地よいものであるべきである(例えば、大きすぎず小さすぎず、その他もろもろ)。したがって、校正コンポーネント702はユーザにとって制御機能を配置すべき最良の領域を知ることができ、ユーザがタブレットコンピュータとやり取りを行う次の機会に、制御機能はこれらの位置に自動的に配置され得る。
いくつかの態様において、それぞれの親指の動きの範囲及び/または大きさが個別に決定される。もし、ユーザが特定の親指を使用したくない(又は使用できない)なら、ユーザがタブレットコンピュータを制御するのに使用したい(又は使用できる)親指の向き及び/または大きさが提供される。初期設定処理の後(又は異なる時に)、ユーザは、望むように手動でその設定を再設定することができる。校正コンポーネント702は、推奨される制御機能及び/またはフローティング制御バーの配置及び/または大きさを自動的に提供するように設定処理を開始することができる。いくつかの態様において、配置及び/または大きさは、ユーザについての追加の情報が得られるときに、校正コンポーネント702及び/またはシステム700の他のコンポーネントにより自動的に調節され得る。追加の情報の例としては、ユーザのプリファレンス及び/またはあちこち検索しならびに/もしくは制御機能ならびに/もしくはフローティング制御バーを使用するにあたってユーザが感じた困難点が含まれ得る。
設定処理を開始するため、校正コンポーネント702は、命令又はプロンプトのセットがディスプレイ110上に及び/またはオーディオスピーカーを通して出力するようにさせることができる。例えば、校正コンポーネント702は、ユーザがデバイスを心地よい状態で保持させ、ディスプレイの側(例えば、ディスプレイの左下及び右下の領域)に沿ってそのそばで親指を動かし(例えば、上下)及び/または親指を円形状に回転させるように指示できる。校正コンポーネント702は、その動きを追跡し、ユーザの親指がディスプレイに(水平方向に)延ばした長さ及びユーザの親指が垂直方向に伸ばした量を測定することができ、これらがナビゲーション領域を規定する。この測定及び/または延ばした位置情報は、調節コンポーネント114に伝達され得て、これによりユーザにとって心地よいであろう位置に制御機能108及び/またはフローティング制御バーを配置し得る。例えば、もしユーザの親指をディスプレイの水平方向に短い距離だけ延ばす場合、制御機能及び/またはフローティング制御バーは、ディスプレイ110の外周近くに配置され得る。しかし、もしユーザの親指をディスプレイのさらに内側に伸ばす場合(例えば、ユーザの親指が長い場合)、制御機能及び/またはフローティング制御バーは、ディスプレイのさらに少し内側に(例えば、ディスプレイ110の外周からさらに離れて)配置され得る。加えて、制御機能及び/またはフローティング制御バーの垂直方向の位置(例えば、フローティング制御バーの高さ)は、同様にしてユーザによりさらに調節され得る。
いくつかの態様において、設定処理を開始するために、校正コンポーネント702は命令又はプロンプトのセットをユーザにゲーム形式で提供し得る。例えば、校正コンポーネント702は、視覚的項目をディスプレイ上に表示させることができ、システム700が制御機能及び/またはフローティング制御バーの正しい向き及び/または大きさを決定し得るように、この視覚的項目はどのようにユーザがその親指を動かすかを示す。この視覚的項目は、ユーザが1つまたは複数の親指で視覚的項目の動きを追跡することを試み得るように表示され得る。いくつかの態様において、この視覚的項目は、3つのドットであり得る。例えば、ユーザは、3つのドットをその親指で押してみるように指示され得るが、ここで各親指を個々に追跡することが実行される(例えば、まず左手の親指、次に右手の親指が追跡される)。校正コンポーネント702は、ユーザがこの3つのドットを各親指で押す(又は触れる)ことができるかどうかに基づいてユーザの親指の動きの範囲及び/または大きさを確認できる。いくつかの態様において、もし、ユーザがディスプレイ(例えば、手の全体を動かすことなく)上の3つのドットのいずれか1つにも触れることができないなら、表示された位置のドットに接触できるように1つ又は複数のドットが調節されて1つ又は複数の他の機会がユーザに提供され得る。いくつかの態様において、ユーザがドットを外す割合又はパーセンテージは、1つ又は複数の制御機能及び/または1つ又は複数のフローティング制御バーのより適切な大きさ及び/または向きの決定に考慮することができる。
いくつかの態様においてユーザの親指の大きさを特定し適切な大きさの制御機能及び/またはフローティング制御バーを調整するために、校正コンポーネント702が各親指(例えば、親指の指球)により接触された部分の表面積の大きさ(ディスプレイ上の)を特定し得る。もし、ユーザの手が大きいなら、より大きな表面積がユーザの親指により接触され得る。同様にして、もし、ユーザの手が小さいなら、より小さい表面積がユーザの親指により接触され得る。したがって、制御機能が不適切な大きさにならないように、接触される表面積の量に基づいて制御機能(及び/またはフローティング制御バー)の大きさが、調節され得る。例えば、大きな親指を持つユーザは、小さい大きさの制御機能を選択するのが困難かも知れず、したがって、ディスプレイ上の望まない制御機能を選択するかも知れず及び/またはうっかり異なる要素を選択し得る。これに対して、もし、ユーザの親指が小さくて、制御機能及び/またはフローティング制御バーが大きいなら、ユーザは選択され得る項目の大きさ(例えば長さ、高さ)が原因で適切な項目を選択するために手を動かさなければならないことがある。したがって、校正コンポーネント702は、1つ又は複数の制御機能の適切な大きさを考慮することができる。
図8は、ある態様におけるシステム800の非限定的実施形態の他の例を示す。システム800は、ユーザが1つ又は複数の制御機能及び/またはフローティング制御バーを微調整することを可能とする修正コンポーネント802を使用し得る。修正コンポーネント802は、ユーザが1つ又は複数の制御機能及び/またはフローティング制御バーの1つ又は複数の大きさ、位置、及び/または向きを調節することを可能とするために、校正コンポーネント702及び/または他のシステムコンポーネントとインタフェースで接続し得る。この調節は、保持コンポーネント116に伝達されることができ、保持コンポーネント116はこの調整をユーザ(例えば、ユーザのユーザー名、ユーザー名/パスワードのペア、又はバイオメトリック特徴等の他の方法で識別される)に関連付けることができる。
1つ又は複数の制御機能及び/またはフローティング制御バーの調節は、ユーザの手(又は指又は親指等の手の一部)の動き又は身振りに基づいて修正コンポーネント802により受け取られる。例えば、制御機能は、校正コンポーネント702により実行される設定処理に基づいてディスプレイ(ナビゲーション領域内)上に配置され得る。制御機能が配置され大きさが定められるとほぼ同時に、ユーザは、ディスプレイを横切って手を引き、制御機能を少し動かし(動かすように試みる)(例えば、左へ、右へ、上へ、下へ、その他)得る。手の動きに基づいて、修正コンポーネント802は、指示された方向に(例えば、もし手の動きが上方向ならば、調節コンポーネント114は、ディスプレイ上で僅かに高い位置となるように制御機能を動かすことができる)制御機能の位置を変更し得る。
いくつかの態様では、ユーザは、上向きの動きを示すことがあり、この動きにより修正コンポーネント802が制御機能はディスプレイ上でより高い位置に移動すべきであると認識し得る。この調節は、調節コンポーネント114により促進され得る。しかし、ユーザは、同じ制御機能に関して次に下向きの動きを示すことがあり得る。この動きを制御機能の望ましい動きとして解釈する代わりに、修正コンポーネント802は、この動きを制御機能の大きさを調節すると解釈し得る。したがって、調節コンポーネント114は、この例に従って制御機能の高さを増加させ得る。
様々な態様において、修正コンポーネント802は、もしユーザからの動き又は他の指示が不明瞭であれば、ユーザからのフィードバックを求めることができる。上記の例を続けると、もしユーザが手により上向きの動きを示したとき、修正コンポーネント802は、この制御機能は再配置をしたのか、大きさを変更したのかを問う質問を(例えば、プロンプトの形で)ユーザに出力することができる。ユーザは、その親指でそれぞれの単語に触れること等により所望の操作を選択でき、修正コンポーネント802は、制御機能に適切な変更を施すために所望の操作(群)を調節コンポーネント114に伝達する。
図9は、ある態様におけるシステム900の非限定的実施形態の他の例を示す。システム900は、タブレットコンピュータの現在のユーザを識別することができるユーザ識別コンポーネント902を使用し得る。例えば、タブレットコンピュータは、家族のメンバー、一群の友人、その他等の複数のユーザにより利用され得る。他の例では、一群のタブレットコンピュータが1組のユーザにより利用され得る。具体例としては、家族(例えば、父、母、3人の子供)が一群の3つのデバイスを所有することができ、家族のどのメンバーが使用してもよい。したがって、もし、娘が家の部屋に入ってきてデバイスが部屋のテーブルの上に置かれたままになっていたら、様々な機能(例えば、友人が郵送したビデオを見る、他人が郵送したビデオであるが、娘にとっては興味があり得るビデオを見る、他の行動も同様)を実行するために娘は特定のデバイスを使用することを決定するかも知れない。ユーザの経験(例えば、この例における娘の経験)を改善するために、ユーザ識別コンポーネント902は、娘はデバイスの現在のユーザであると動的に認識することができる。
ユーザ識別コンポーネント902による認識を容易にするため、デバイスと交信できる各人に関係する情報は、メモリ102(又は他のシステムコンポーネント)に保持され得る。例えば、その人がそのデバイスと交信するためにユーザー名又はユーザー名/パスワードのペアを入力することができ、ユーザ識別コンポーネント902は、ユーザ向きにデバイスを設定するのにユーザー名情報を利用する。いくつかの態様においては、ユーザ識別コンポーネント902は、特定のユーザを区別するのに他の方法を利用できる。例えば、ユーザは生体認証(例えば、電子指紋、親指の指紋、アイスキャン、その他)により認識され得る。情報デバイスを扱う人に関係する情報に部分的に基づいて、ユーザ識別コンポーネント902は、そのデバイスを用いて目下の人を認識して情報を保持コンポーネント116(又は他のシステムコンポーネント)に提供するように構成される。このようにして、ナビゲーションコントロール又は他の設定で変更可能な項目につき特定のユーザのためにディスプレイ上での配置及び/または大きさが定められる。配置及び/または大きさは、以前に(又は自動的に)校正コンポーネント702により実施された設定処理、及び/または他の判断(例えば、修正コンポーネント802により実施される変更)に基づき得る。例えば、もしユーザ識別コンポーネント902により認識された人が自分のプリファレンスをシステム900(例えば、左手側に制御機能の第1のサブセット及び右手側に制御機能の第2のサブセット)に伝えていたなら、デバイスのつい最近の(以前の)ユーザのプリファレンスに関わらずこのようなプリファレンスは動的に実施される。
いくつかの態様において、デバイスのサブセット又は一群は、ユーザ識別及び/またはプリファレンス情報を提供するために互いに通信し得る。例えば、3つのデバイスの一群が使用されており、娘は第1のデバイスを使用している。第1のデバイスに関連づけられた校正コンポーネント702及び修正コンポーネント802が、娘のためにシステムの設定を行っている。娘が第2のデバイスを使用すると決定したとき、第1のデバイス及び第2のデバイスは娘の情報が第1のデバイスから第2のデバイスへ伝達されるように通信できる。ある態様では、通信はその娘が第2のデバイスを利用し始めると同時に生じる。しかし、いくつかの態様では、通信は異なる時間に生じる。例えば、識別情報及びプリファレンス情報は第1のデバイスのバックエンド(上記の例において)に記憶され、他の情報が通信される(例えば、バックエンドを通して通信されたサービス)のと実質的に同時に第2のデバイス(及び/または第3のデバイス)に通信され得る。
デバイス間で(又は全く異なるデバイス間で、これらは同じデバイスグループ内に属しないが例えばインタネットを介して通信するデバイスとの間で)通信される情報は、ここで開示されたフローティングナビゲーションコントロールの使用によりユーザの経験を改善するための開始点として利用され得る。例えば、ユーザのための設定は、デバイスの左下側端の近くに位置する小さな制御機能であり得る。第2のデバイスは、この情報を利用してディスプレイの大きさ、向き、及び第2のデバイスの他の特徴(第1のデバイスの特徴とは異なり得る)に応じてプリファレンスを利用し得る。
図10は、ある態様におけるシステム1000の非限定的実施形態の他の例を示す。システム1000は、ユーザが左利きである又は右利きであるかに応じてナビゲーション要素の位置を調節することができるトグルコンポーネント1002を使用し得る。いくつかの態様において、システムは、縦長モードと横長モードのいずれで表示されているかに基づいてナビゲーション要素の位置を調節することができるモードコンポーネント1004を追加的に又は代替的に使用し得る。
トグルコンポーネント1002は、左利きモードか右利きモードかに基づいて設定を自動的に調節することができる。例えば、もしユーザが右手でデバイスを持ち上げて右手の親指を動かし始めたら、トグルコンポーネント1002は、この動きは右側で起こっていることを認識でき、調節コンポーネント114に制御機能を画面の右下の部分に移動させるよう指示することができる。制御機能は、さらに他のシステムコ
ンポーネントにより調節されることができ、他のシステムコンポーネントは、ユーザの親指の動きの範囲、ユーザの親指の大きさ、ユーザのプリファレンス及び他の考慮事項を考慮することができる。
いくつかの態様において、トグルコンポーネント1002は、左利きモード又は右利きモードに応じてタブレットディスプレイ内でのフローティング制御バーの配置を修正することができる。制御機能に関するユーザの設定は、ユーザ校正基準に基づいて調節され得る。例えば、フローティング制御バーは、校正及び/または他の調節がシステムによってなされる前にディスプレイ(例えば、左右)の正しい(又はより適切な)部分に配置され得る。
いくつかの態様において、トグルコンポーネント1002は、ナビゲーションコントロール及び/またはフローティング制御バーにとって最も適切な位置をユーザとのやり取りなしに推定することができる。さらに、トグルコンポーネント1002(他のシステムコンポーネントと同様に)は、デバイスのユーザがシステムコンポーネントにより実行される異なる動作に気づくことなくバックグラウンドでそれぞれの機能を実行することができる。例えば、人がタブレットを持ち上げた時、その人は無意識に親指をコンピュータ画面上に置くかもしれない。このことに基づき、トグルコンポーネント1002、及び他のシステムコンポーネント(例えば、調節コンポーネント114、校正コンポーネント702、修正コンポーネント802、その他もろもろ)は、何が制御機能の正しい(または最も適切な)位置であるか及び/または何が制御機能の適切な大きさであるかを推定することができる。
いくつかの態様において、モードコンポーネント1004は、ユーザが縦長モードから横長モードへ又は横長モードから縦長モードへデバイス(及び画面)を動かす場合に、ナビゲーション要素の位置及び/または大きさを自動的に調節することができる。縦長モードと横長モードの間で変更するためには、ユーザは単にデバイス(又は画面)の方向を適切に変えるだけで可能である。モードコンポーネント1004は、この変更が生じたことを認識するように構成され、検出されたこの変更に基づいてナビゲーションコントロールの位置及び/または大きさを調節することができる。
図11は、ある態様におけるフローティングナビゲーションコントロールを提供する非限定的方法1100の例を示す。説明を簡単にするため、方法は、一組の複数の動作として示され説明されているが、いくつかの動作はここに示され説明された他の動作と異なる順序及び/または同時に起こり得るので、開示される主題は、複数動作の順序により限定されない。例えば、当業者は方法が代替的に状態図のように相互に関係ある状態又はイベントのシリーズとして表現され得ることを理解し認識している。さらに、示された動作の全てが、開示された主題に関して方法を実施するのに必要であるのではない。さらに、本開示で開示された方法は、これらの方法をコンピュータ又は他のコンピュータのデバイスに移動又は伝達することを容易にするために製品に記憶され得ることは理解されるであろう。
方法1100は、動的に調節可能なユーザインタフェースを提供でき、このナビゲーションコントロールは、親指のタッチスクリーン操作により容易にアクセス可能となるように設定で変更可能な位置に配置される。いくつかの態様において、方法1100は、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサーを使用することを含み得る。
方法1100は、複数の制御機能がデバイス(例えば、ナビゲーションコンポーネントを使用する)のディスプレイに表示されるときに、1102において開始する。デバイスは、例えばタブレットコンピュータであり得る。複数の制御機能は、ユーザがデバイスにより操作を実行するため選択し得る様々なコマンドである。例えば、複数の制御機能は、複数の制御機能のためのデフォルト位置にてディスプレイに表示され得る。
1104において、ディスプレイ内の制御機能の少なくともサブセットの配置が修正され得る(例えば、調節コンポーネントを用いて)。この修正は、ユーザに関連付けられる人間工学的な考慮に部分的に基づき得る。制御機能のサブセットの配置を変更することは、ある態様においてユーザの親指の動きの範囲または大きさに応じて配置を変更することを含み得る。例えば、この修正は、ディスプレイの左下部分、右下部分、又は左下部分と右下部分の両方の上にある1つ又は複数の親指の向きに応じてディスプレイ内で複数の制御機能のサブセットを移動することを含み得る。他の例では、この修正は、親指の位置により規定されるディスプレイのナビゲーション領域内で複数の制御機能のサブセットの配置を変更することを含み得る。
修正された配置とユーザの間の関連付けに関する情報は、1106(例えば、保持コンポーネントを用いて)において保持される。この情報は、ユーザが再びそのデバイスを使用するときに利用され得る。例えば、ユーザがそのデバイスの操作を始める次の機会に、特定のユーザが検出され(例えば、ユーザ識別コンポーネントを用いて)そのユーザ固有の情報がアクセスされ得る(例えば、保持コンポーネントを用いて)。ある態様によれば、方法1100は、タブレットコンピュータのユーザを認識すること、保持された情報を取得すること、及び複数の制御機能の少なくともサブセットを保持された情報に基づいて出力することを含み得る。
このようにして、ディスプレイは、ユーザのためにデバイスを再校正する必要がなくユーザにとって適切に設定され得る(例えば、校正コンポーネントを用いて)。いくつかの態様において、ユーザは少なくとも1つの他のユーザから区別され得る(例えば、ユーザ識別コンポーネントを用いて)。例えば、ユーザは、ユーザのバイオメトリック特徴又は他の基準(例えば、ユーザー名、ユーザー名とパスワードのペア、その他)に基づいて識別され得る。
いくつかの態様によれば、方法1100は、タブレットコンピュータの向きが変更になったことを検出することを含み得る(例えば、モードコンポーネントを用いて)。この態様に加え、方法1100は、縦長方向と横長方向との間で変更が可能となるように複数の制御機能の少なくともサブセットの配置を切り替えることを含む。
図12は、ある態様におけるフローティングナビゲーションコントロールを提供する非限定的方法1200の他の例を示す。方法1200は、1202において複数の制御機能がディスプレイ(例えば、ナビゲーションコンポーネントにおいて)上で表示されるときに開始する。複数の制御機能の少なくともサブセットの配置が1204で修正され得る(例えば、調節コンポーネントを用いて)。
命令のセットは、1206にて出力され得る(例えば、校正コンポーネントを用いて)。命令のセットはユーザによりアクセスされ得る1つ又は複数のナビゲーション領域を決定するよう設計され得る。例えば、1つ又は複数のナビゲーション領域は、ユーザの親指の動きの範囲及び/または大きさに基づいて規定され得る。いくつかの態様において、命令のセットは、視覚的フォーマット及び/または可聴フォーマットで出力され得る。例えば、命令のセットは、デバイスがユーザのために利用されるべき人間工学的な考慮を確実なものとするためにその親指をどのように動かすかをユーザに指示し得る。
1208において、命令のセットへの応答が受け取られ得る(例えば、ユーザインタフェースを用いて)。例えば、この応答はディスプレイの上でのユーザの親指の動きの形で受け取られ得る。動きの範囲及び/またはユーザの親指の指球は、受け取った応答から測定され得る。いくつかの態様において、もし応答が所定の時間内に(例えば、デフォルトの時間値)受け取られないなら、応答が無いことはユーザは制御機能の変更を望まないものと解釈され得る。
いくつかの態様では、応答が無いのが、親指のうちの1つに対してだけであり得る。例えば、ユーザは、ディスプレイの右手側において表示されるどの制御機能も持ちたくない、(又は持てない)ので、命令に応答して右手の親指を動かさない。したがって、少なくとも制御機能のサブセットの第1の制御機能は、応答に基づいて(例えば、調節コンポーネントを用いて)1210において大きさが変更され又は配置が変更され得る。1212において、ユーザにおいて修正された配置、変更した大きさ、変更した位置に関する情報は、再検索可能なフォーマットで保持される(例えば、保持コンポーネントを用いて)。
いくつかの態様においては、方法1200は、調節に基づいて再方向付けもしくは再位置決め及び第1の制御機能の向きもしくは位置を変更した(例えば、調節コンポーネントを用いて)後に、第1の制御機能の調節を受け取る(例えば、ユーザインタフェースを用いて)ことをも含み得る。この変更は情報の一部として保持され得る(例えば、保持コンポーネントを用いて)。
図13を参照すると、開示された主題の様々な態様を実施するための適当な環境1300はコンピュータ1302を含む。コンピュータ1302は、処理ユニット1304、システムメモリ1306、符号復号器(codec)1305及びシステムバス1308を含む。1つ又は複数の非限定的実施例にいて、コンピュータ1302は、図1−図10に関連して説明され又は示された1つ又は複数のシステム又はコンポーネントを実施するのに使用され得る。システムバス1308は、システムメモリ1306を含み、しかもこれに限定はされないシステムコンポーネントを処理ユニット1304に結合する。処理ユニット1304は、任意の様々な利用可能なプロセッサーであり得る。デュアルマイクロプロセッサ及び他のマルチプロセッサ・アーキテクチャも処理ユニット1304として使用され得る。
システムバス1308は、業界標準アーキテクチャ(ISA)、マイクロチャネル・アーキテクチャ(MSA)、拡張ISA(EISA)、Intelligent Drive Electronics(IDE)、VESAローカルバス(VLB)、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(PCI)、カードバス、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、アドバンスト・グラフィックスポート(AGP)、パーソナルコンピュータメモリカード・インターナショナルアソシエーション・バス(PCMCIA)、ファイアワイア(Firewire)(IEEE1394)、並びに小型コンピュータシステムインタフェース(SCSI)を含み、しかもこれらには限定されない任意の様々な利用可能なバスアーキテクチャを用いた、メモリバスもしくはメモリ制御部、周辺機器用バスもしくは外部バス、及び/またはローカルバス、を含む多数種類のバス構造のうちどれでもよい。
システムメモリ1306は、揮発性メモリ1310と、不揮発性メモリ1312とを含む。スタートアップの間等にコンピュータ1302内の要素間で情報を伝達する基本ルーチンを含む基本入力/出力システム(BIOS)、は不揮発性メモリ1312に記憶される。加えて、ある態様によれば、符号復号器1305は、少なくとも1つのエンコーダ又はデコーダを含むことがあり、少なくとも1つのエンコーダ又はデコーダは、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、及びソフトウェアからなる。符号復号器1305は、別個のコンポーネントとして説明されているが、符号復号器1305は、不揮発性メモリ1312内に含まれ得る。図示により、限定するものではないが、不揮発性メモリ1312は、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラム可能なROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能ROM(EEPROM)、又はフラッシュメモリを含み得る。揮発性メモリ1310は、外部のキャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。様々な態様によれば、揮発性メモリは、書き込み操作リトライロジック(図13に図示せず)及び同様のものを記憶し得る。図示により、限定するものではないが、RAMは、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDRSDRAM)、及びエンハンストSDRAM(ESDRAM)等の多くの形で利用可能である。
コンピュータ1302は、取り外し可能な/取り外し不可能な、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶装置媒体をも含み得る。図13は、例えば、ディスク記憶装置1314を示す。ディスク記憶装置1314は、磁気ディスクドライブ、半導体ディスク(SSD)、フロッピーディスク、テープドライブ、ジャズドライブ、ジップドライブ、LS−70ドライブ、フラッシュメモリカード、又はメモリスティック等のデバイスを含み、しかもこれに限定されない。加えて、ディスク記憶装置1314は、記憶媒体を他の記憶媒体と組み合わせで又は個別に含み得るし、これらの記憶媒体は、コンパクトディスクROMデバイス(CD−ROM)、CD書き込み可能ドライブ(CD−Rドライブ)、CD書換可能ドライブ(CD−RWドライブ)又はデジタル多用途ディスクROMドライブ(DVD−ROM)等の光ディスクドライブを含み、しかもこれらに限定されない。ディスク記憶装置デバイス1314をシステムバス1308に接続することを容易にするために、インタフェース1316等の取り外し可能の又は取り外しができないインタフェースが、通常使用される。
図13は、ユーザと適切な動作環境1300で説明される基本的なコンピュータリソースとの間の仲介として機能するソフトウェアを説明していると理解される。このようなソフトウェアは、オペレーティングシステム1318を含む。オペレーティングシステム1318は、ディスク記憶装置1314に記憶されることがあり、コンピュータ1302のリソースを制御し割り当てるように動作する。アプリケーション1320は、システムメモリ1306、又はディスク記憶装置1314のいずれかに記憶されるブート/シャットダウントランザクションテーブル及び同様の物等のプログラムデータ1326、プログラムモジュール1324を通してオペレーティングシステム1318によりリソース管理を活用する。開示された態様は、様々なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせにより実施され得ることが理解される。
ユーザは、1つ又は複数の入力デバイス1328(例えば、ユーザインタフェース)を通してコマンド又は情報をコンピュータ1302に入力する。入力デバイス1328は、マウス、トラックボール、タッチペン、タッチパッド、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送受信アンテナ、スキャナー、TVチューナーカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、などのようなポインティング・デバイスを含み、しかもこれらには限定されない。これらの及び他の入力デバイスは、インタフェースポート1330を介してシステムバス1308を通り処理ユニット1304と接続する。1つ又は複数のインタフェースポート1330は、例えば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、及びユニバーサル・シリアル・バス(USB)を含む。1つ又は複数の出力デバイス1336は、入力デバイス1つ又は複数の1328として同じ種類のポートのいくつかを使用する。したがって、例えば、USBポートは、入力をコンピュータ1302に提供し、出力情報をコンピュータ1302から出力デバイス1336に出力するのに使用され得る。出力アダプター1334は、特殊なアダプタが必要とされる他の出力デバイス1336の中でモニター、スピーカー、プリンタ等のいくつかの出力デバイス1336が存在することを示すために提供される。出力アダプター1334は、出力デバイス1336とシステムバス1308の間の接続手段を提供するビデオカード及びサウンドカードを含み、これらは例示であって限定はされない。他のデバイス及び/またはデバイスのシステムも、1つまた複数の遠隔コンピュータ1338のように入力と出力の両方の能力を提供することに注意すべきである。
コンピュータ1302は、リモート・コンピュータ(群)1338(例えば、デバイスのファミリ)等の1つ又は複数のリモート・コンピュータへの論理的な接続を用いてネットワーク環境で動作し得る。このリモート・コンピュータ(群)1338は、パーソナルコンピュータ、サーバー、ルーター、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサベースの機器、ピアデバイス、スマートフォン、タブレット、又は他のネットワークノードであってもよく、コンピュータ1302に関して説明した要素の多くを含む。簡潔にするために、メモリ記憶装置1340のみがリモート・コンピュータ(群)1338に示されている。リモート・コンピュータ(群)1338は、ネットワークインタフェース1342を通してコンピュータ1302と論理的に接続され、通信接続(群)1344を介して接続されている。ネットワークインタフェース1342は、ローカルエリア・ネットワーク(LAN)と広域ネットワーク(WAN)とセルラー方式のネットワーク等の有線通信ネットワーク及び/または無線通信ネットワークを包含する。LAN技術は、光ファイバー分散データインタフェース(FDDI)、銅線分散データ・インタフェース(CDDI:Copper Distributed Data Interface)、イーサネット、トークンリング及び同様のものを含む。WAN技術は、2地点間リンク、総合デジタル通信網(ISDN)及びこれらの変形例等の回路交換網、パケット交換データ網、及びデジタル加入者回線(DSL)を含み、しかもこれらに限られない。
通信接続(群)1344は、ネットワークインタフェース1342をバス1308に接続するのに使用されるハードウェア/ソフトウェアを用いる。通信接続1344は、表示を明瞭にするためコンピュータ1302の内側に示されているが、これはコンピュータ1302の外部にも存在し得る。ネットワークインタフェース1342に接続するのに必要なハードウェア/ソフトウェアは、通常の電話等級モデム、ケーブルモデム並びにDSLモデム等を含むモデム、ISDNアダプター、及び有線並びに無線イーサネットカード、ハブ、並びにルーター等の内部の並びに外部の技術を含み、これらは例示目的で示しているにすぎない。
ここで図14を参照すると、開示された態様におけるコンピュータの環境1400の概略ブロック図が示されている。コンピュータの環境1400は、1つ又は複数のクライアント1402(例えば、ラップトップ、スマートフォン、PDA、メディア・プレーヤー、コンピュータ、ポータブル電子デバイス、タブレット、及び同様のもの)を含む。クライアント1402は、ハードウェア及び/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピュータのデバイス)であり得る。コンピュータの環境1400は、1つ又は複数のサーバー1404をも含む。サーバー(群)1404は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせ(例えば、スレッド、プロセス、コンピュータのデバイス)であってもよい。サーバー1404は、例えば本開示の態様を使用することによって変換を実行するスレッドを用いることができる。クライアント1402とサーバー1404の間での可能な通信の1つでは、2つ以上のコンピュータ処理の間に送信されるデータパケットの形で行うことができ、このデータパケットは、ビデオデータを含み得る。データパケットは、例えば関連する背景情報等のメタデータを含み得る。コンピュータの環境1400は、クライアント(群)1402とサーバー(群)1404の間の通信を容易にするのに使用され得る通信フレームワーク1406(例えば、インタネットネットワーク(群)又はモバイルネットワーク(群)等のグローバル通信ネットワーク)を含む。
通信は、有線技術(光ファイバを含む)及び/または無線技術により促進され得る。クライアント(群)1402は、クライアント(群)1402の近くで情報(例えば、関連する背景情報)を記憶するのに使用され得る1つ又は複数のクライアントのデータストレージ(群)1408を含むか又は運用可能に接続される。同様に、サーバー(群)1404は、サーバー1404の近くの情報を記憶するのに使用され得る1つ又は複数のサーバーデータストレージ(群)1410を運用可能に含むか又は運用可能に接続される。
示された本開示の態様は、あるタスクが通信ネットワークを通してリンクされる遠隔処理デバイスによって実行される分散コンピューティング環境(Distributed Computing Environment)においても実施されることができる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ローカルメモリ記憶デバイスと遠隔メモリ記憶デバイスの両方に配置され得る。
さらに、この記述において説明される様々なコンポーネントは、主題のイノベーション(群)の実施形態を実施するために適当な数値を有するコンポーネント並びに回路素子を含み得る電気回路(群)を含み得ることが理解される。さらに、様々なコンポーネントの多くが1つ又は複数の集積回路(IC)チップ上で実施され得ることが理解され得る。例えば、1つの実施形態では、コンポーネントのセットが単一のICチップで実装され得る。他の実施形態では、1つ又は複数のコンポーネントのそれぞれが別個のICチップ上に組みたてられ、又は実装される。
上に述べてきたことは、様々な実施形態の例を含んでいる。もちろん、1つ又は複数の態様を説明する目的でコンポーネント又は方法の考えられる全ての組み合わせを説明することは可能ではないが、多くのさらなる組み合わせ及び並べ替えが可能であることは理解される。したがって、主題の開示は全てのこのような変更、修正、及び変形を包含することが意図されている。さらに、主題の開示の示された実施形態の上記の記述は、要約書に記載されていることを含め、開示された実施形態につき開示された形で網羅することを意図するものではなく開示された形に限定することを意図するものでもない。特定の実施形態及び実施例は、本開示では例示の目的で説明されており、本開示の関連ある技術分野における当業者が認識できるように、このような実施形態及び実施例の範囲内であると考えられる様々な修正が可能である。
特に上記のコンポーネント、デバイス、回路、システム及び同様の物により実行される様々な機能に関して、このようなコンポーネントを説明するのに使用される用語は、たとえ本開示で開示された主題の例示的な態様においてその機能を実行する開示された構造と構造上等価ではないとしても、別段の指示がない限り、説明されるコンポーネントの指定された機能(例えば、機能同一)を実行する任意のコンポーネントに対応することが意図されている。この点に関し、この態様は、特許請求の範囲の主題の様々な方法のイベント及び/または動作を実行するシステム及びコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可読記憶媒体を含むことをも認識されたい。
上記のシステム/回路/モジュールは、いくつかのコンポーネント/ブロック間の相互作用に関して、説明されてきた。このようなシステム/回路及びコンポーネント/ブロックは、これらのコンポーネントもしくは特定のサブコンポーネント、特定のコンポーネントもしくはサブコンポーネントのいくつか、及び/または追加のコンポーネント、及び上述事項の様々な配列及び組み合わせによるものを含み得ることが理解され得る。サブコンポーネントは、親コンポーネント(階層的)内に含まれるのではなく、他のコンポーネントに通信できるように結合されたコンポーネントとして実施され得る。さらに、1つ又は複数のコンポーネントは組み合わせて集合した機能を提供する単一のコンポーネントにしてもよく、いくつかの別個のサブコンポーネントに分割してもよく、管理層等の任意の1つ又は複数の中間層が、統合された機能を提供するためこのようなサブコンポーネントと通信可能に結合するように提供され得ることに留意すべきである。本開示で説明されるいかなるコンポーネントも、本開示には特に説明されないが当業者には周知の1つ又は複数の他のコンポーネントと相互作用し得る。ここで説明されるコンポーネントは、主としてそれぞれの動作又は機能を実行することに関して説明されるが、非アクティブ状態でこれらのコンポーネントがこのような動作又は機能を実行するように構成され得ると理解される。
加えて、特定の特徴は、のいくつかの実施例の1つのみに関して開示されていることがあり得る一方、これらの特徴は、任意の所与の又は特定の応用で所望され利点があるように他の実施例の1つ又は複数の他の特徴と組み合わせられ得る。さらに、「含む」、「含めて」、「有する」、「包含する」、これらの変形及び他の類似の文言が発明の詳細な説明又は特許請求の範囲に使用されている限りにおいて、これらの用語は、いかなる追加の又は他の要素の存在を排除しないオープンランゲージ(open transition word)としての用語「備える(comprising)」と同様の意味であり包含的であることが意図されている。
本願で使用されるように、用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、又は同様のものは、一般にハードウェア(例えば、回路)、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は1つ又は複数の特定の機能を有する運転可能なマシンに関係するエンティティのいずれかのコンピュータに関係するエンティティに言及することが意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサー(例えば、デジタル信号プロセッサー)で動作するプロセス、プロセッサー、オブジェクト、実行ファイル、スレッド(実行の脈絡:thread of execution)、プログラム、及び/またはコンピュータであり得て、しかもこれらに限られない。説明のために、コントローラで動作するアプリケーションとコントローラの両方ともコンポーネントであり得る。1つ又は複数のコンポーネントは、実行プロセス及び/またはスレッド内に存在することがあり、コンポーネントは、1つのコンピュータにローカライズされるか及び/または2つ以上のコンピュータにまたがって分散され得る。さらに、「デバイス」は、特別に設計されたハードウェア、ハードウェアが特定の機能を実行できるように搭載されたソフトウェアの実行により特化された汎用的ハードウェア、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェア、コンピュータ可読伝送媒体で送信されるソフトウェア又はこれらの組み合わせの形で登場する。
さらに、文言「例」又は「例示的な」は、例、事例、又は説明として役立つことを意味するために本開示で使用される。本開示で「例示的な」として説明されるどのような態様又は設計も、他の態様又は設計よりも好ましいか又は利点があるとして解釈されるとは限らない。むしろ、文言「例」又は「例示的な」の使用により、具体的に概念を提示することを意図している。本願で使用される場合、用語「又は」は、排他的な「又は(or)」「もしくは(or)」ではなく、両立的な「又は(or)」「もしくは(or)」を意味することが意図されている。すなわち、特段の記載がない限り又は文脈から明らかでない限り、「XはA又はBを使用する」とは、通常の両立的な配列のいずれをも意味することが意図されている。すなわち、もしXがAを使用する場合、XがBを使用する場合、又はXがAとBの両方を使用する場合、上述の例のいずれにおいても「XはA又はBを使用する」が満たされる。加えて、本願明細書と特許請求の範囲で使用される冠詞「a」及び「an」は、特段の記載がない限り又は文脈から単数形を指すことが明らかでない限り、一般に「1つ又は複数の」を意味すると解釈されるべきである。
コンピュータのデバイスは、通常様々な媒体を含み、これらはコンピュータ可読記憶媒体及び/または通信媒体を含み、これらの2つの用語は本明細書では次のように互いに異なる意味で使用されている。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセスすることができ、通常非一時的性質を有し、揮発性媒体と不揮発性媒体の両方及び取り外し可能媒体と取り外しできない媒体の両方を含み得る任意の利用できる記憶媒体である。一例としてであって、限定するものではないが、コンピュータ−可読記憶媒体は、コンピュータ可読命令、プログラムモジュール、構造化データ、又は構造化されないデータ等の情報記憶装置の任意の方法又は技術に関連して実施され得る。コンピュータ−可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)又は他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置デバイス、又は所望の情報を記憶するのに使用され得る他の有形の及び/または非一時的媒体を含み得て、しかもこれらには限定されない。コンピュータ−可読記憶媒体は、例えば、媒体により記憶される情報に関する様々な動作についてアクセス要求、クエリー、又は他のデータ検索プロトコルを介して1つ又は複数のローカル又はリモート・コンピュータのデバイスによりアクセスされ得る。
他方では、通信媒体は、通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他の構造化されたデータもしくは構造化されないデータを、変調されたデータ信号、例えば、搬送波又は他の搬送機のように一時的であり得て、情報提供媒体又は情報伝送媒体を含むデータ信号に具体化する。用語「変調データ信号」又は「信号」は、1つ又は複数の特性のセットを有し、1つ又は複数の信号において情報を符号化するような方法で変換される信号を指している。例えば、通信媒体は、有線ネットワークもしくは直接有線接続等の有線媒体、及び音響、RF、赤外線並びに他の無線の媒体等の無線媒体を含み、しかもこれらには限定されない。
加えて、開示された態様の特定の特徴はいくつかの実施例のうち1つのみに関して開示されていることがあるが、このような特徴は、任意の所与の又は特定のアプリケーションにとって望ましく利点のあるように他の実施例の1つ又は複数の他の特徴を組み合わせ得る。さらに、「含む」、「含めて」、「有する」、「包含する」、これらの変形及び他の類似の文言が発明の詳細な説明又は特許請求の範囲に使用されている限りにおいて、これらの用語は、いかなる追加の又は他の要素の存在を排除しないオープンランゲージ(open transition word)としての用語「備える(comprising)」と同様の意味で包含的であることが意図されている。

Claims (24)

  1. システムであって、
    コンピュータ実行可能コンポーネントを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された、次に列挙する前記コンピュータ実行可能コンポーネントを実行するプロセッサーとを備え、
    タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示するナビゲーションコンポーネントと、
    ユーザの親指の向きに応じて前記制御機能の配置を修正する調節コンポーネントと、
    前記修正された配置で前記制御機能を維持する保持コンポーネントとを備える、システム。
  2. 前記調節コンポーネントは、前記制御機能の第1のサブセットを前記ディスプレイの左下部分に配置し、前記制御機能の第2のサブセットをディスプレイの右下部分に配置する、請求項1に記載のシステム。
  3. ユーザの親指の動きの範囲と親指の大きさのうち少なくとも1つを特定する校正コンポーネントをさらに備え、前記調節コンポーネントは、前記ユーザの親指の前記動きの範囲又は前記大きさに応じて前記制御機能の配置を変更する、請求項1に記載のシステム。
  4. 修正コンポーネントをさらに備え、1つ又は複数の前記制御機能へのユーザの修正を受けとり、前記ユーザの修正は前記1つ又は複数の制御機能の大きさ又は位置に関係する、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記タブレットコンピュータのユーザを検出するユーザ識別コンポーネントをさらに備え、前記調節コンポーネントは前記保持コンポーネントから受け取る情報の一部または全部に基づいて前記ユーザのための前記配置を修正する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ユーザ識別コンポーネントは、前記ユーザのバイオメトリック特徴に基づいて前記ユーザを検出する、請求5に記載のシステム。
  7. 前記ディスプレイのナビゲーション領域内で前記調節コンポーネントは前記制御機能の前記配置を修正する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ナビゲーション領域は、ユーザの親指の動きの範囲内の領域を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. ユーザが左利きであるか右利きであるかに基づいて前記制御機能の前記配置を左レイアウトと右レイアウトとの間で切り替えるトグルコンポーネントをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記タブレットコンピュータの置かれる方向が縦長方向と横長方向との間で変更されると前記制御機能の前記配置を調節するモードコンポーネントをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  11. フローティング制御バーが前記制御機能を備える、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記制御機能は、透過的に表示され、前記フローティング制御バーの下にある要素を見ることが可能である、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記フローティング制御バーは、フローティングメニュー又は再配置可能メニューである、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記フローティング制御バーは、前記ディスプレイの左下部分又は右下部分、又は前記左下部分と右下部分の両方でアクセス可能である、請求項11に記載のシステム。
  15. 方法であって、
    メモリに記憶された、次に列挙する前記コンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサーを用いるステップと、
    タブレットコンピュータのディスプレイに複数の制御機能を表示させるステップと、
    ユーザに関連付けられた人間工学的な考慮に部分的に基づいて前記ディスプレイ内で前記複数の制御機能の少なくともサブセットの配置を変更するステップと、
    前記修正された配置と前記ユーザとの関連付けについての情報を保持するステップとを備え、前記ユーザは少なくとも1人の他のユーザとは区別される、方法。
  16. 前記変更するステップは、前記ユーザの親指の動きの範囲又は親指の大きさに応じて前記配置を変更することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ディスプレイの左下部分、右下部分、又は前記左下部分と右下部分の両方の上の親指の向きに応じて、前記複数の制御機能の前記サブセットを前記ディスプレイ内で再配置するステップをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  18. 親指の位置により定義された前記ディスプレイのナビゲーション領域内で、前記複数の制御機能の前記サブセットの前記配置を修正するステップをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  19. 命令のセットを出力するステップと、
    前記命令のセットへの応答を受け取るステップと、
    前記応答に基づいて前記複数の制御機能の前記少なくとも前記サブセットの第1の制御機能の大きさまたは位置を変更するステップとをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記大きさまたは位置を変更するステップの後に前記第1の制御機能の調節を受け取るステップと、
    前記調節に基づいて前記第1の制御機能の向き及び前記位置を変更するステップとをさらに備え、前記変更は前記情報の部分として保持される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記タブレットコンピュータの前記ユーザを認識するステップと、
    前記保持された情報を取得するステップと、
    前記保持された情報に基づいて前記複数の制御機能の前記少なくとも前記サブセットを出力するステップとをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  22. 前記タブレットコンピュータの向きが変更になったことを検出するステップと、
    縦長方向と横長方向との間で変更が可能となるように前記複数の制御機能の前記少なくとも前記サブセットの前記配置を切り替えるステップとをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  23. デバイスであって、
    コンピュータ実行可能コンポーネントを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された、次に列挙する前記コンピュータ実行可能コンポーネントを実行するプロセッサーとを備え、
    タブレットコンピュータのディスプレイに制御機能を表示するナビゲーションコンポーネントと、
    少なくとも1つの親指の大きさ又は動きの範囲を検出する校正コンポーネントと、
    ナビゲーション領域内で前記制御機能の第1のサブセットの配置を修正する調節コンポーネントであって、前記ナビゲーション領域は、前記親指の大きさ又は前記動きの範囲に基づいて定義された領域を備える、調節コンポーネントと、
    前記第1のサブセット内で1つ又は複数の制御機能への変更を受け取る修正コンポーネントであって、前記調節コンポーネントは、前記受け取った変更を1つ又は複数の制御機能に適用する、修正コンポーネントと、
    前記制御機能の前記第1のサブセットの前記配置をユーザに関連付けて、前記関連付けについての情報を記憶する保持コンポーネントとを備える、デバイス。
  24. 前記デバイスの現在のユーザを識別するユーザ識別コンポーネントをさらに備え、前記保持コンポーネントは、前記現在のユーザのための前記制御機能の前記第1のサブセットの前記配置に関係する前記情報を検索し、前記調節コンポーネントにより前記制御機能の前記第1のサブセットが前記修正された配置に表示されることが可能となる、請求項23に記載のデバイス。
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