JP2005334403A - 認証方法および認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの手間を増やさずに、認証精度向上、認証時間短縮といったパフォーマンスの向上を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】虹彩の近傍の画像を虹彩と同時または虹彩に引き続いて取得し、そこから得られる虹彩以外の情報を利用して認証を行う。例えば、まゆげと目との距離d2、瞳孔の中心から鼻下までの垂直距離d3、瞳孔の中心から鼻の中心までの水平距離d4、または各パーツ同士の位置関係等を上記虹彩以外の情報として用いることができる。これらの情報を予め登録しておけば、認証時に照合することができる。また、画像内の目の形、まつげの状態、眼球の白目部分の血管形状、まゆげの形状、鼻の形、鼻の一部の形、ほくろの位置等の情報を生体検出に用いる。
【選択図】図15

Description

本発明は認証方法および認証装置に関し、登録された虹彩データと認証の際に撮像される虹彩データとを照合して認証する認証方法および認証装置に関する。
近年、高度情報化社会の進展により、個人情報保護の要求が高まっている。そこで、パスワード入力等と比較して、偽造やなりすましが困難なバイオメトリクス認証が試みられている。その中で、目の中の虹彩を利用した認証方法は、非接触で認証可能であり、生涯殆ど変化しないこともあり、注目を集めている。「虹彩」とは、瞳孔より外側のドーナツ状の部分を指し、その部分の皺模様が各人物に固有のパターンを形成するため、精度が高い認証を実現することができる。
特許文献1は、登録された虹彩データと、認証時に提供される虹彩データとを照合する手法を開示する。
特表平8−504979号公報
しかしながら、上記特許文献1のような照合方法を用いても、認証精度が完全ではないため、さらなる認証精度の向上が求められる。これに対し、例えば、虹彩認証と指紋認証とを併用して複合的に認証することも考えられるが、ユーザの手間が増えてしまい煩雑である。また、ユーザの利便性を考えれば、認証精度の向上とともに、認証時間の短縮も求められる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの手間を増やさずに、認証精度向上、認証時間短縮といったパフォーマンスの向上を図ることができる認証方法および認証装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の認証方法は、登録された虹彩データと、認証の際に撮像される画像から得られる虹彩データとを照合して認証する方法であって、画像に含まれる虹彩近傍の虹彩以外の情報を所定の処理に利用する。虹彩を含む画像から虹彩データと、虹彩以外の情報を得るとよい。なお、「虹彩近傍」とは、まゆげや鼻が入る程度の範囲を示すが、まゆげ、まつげ、鼻の一部の形状等、虹彩以外の情報として用いる部分が入る範囲を実験的に求めて最適な範囲を定めればよい。「所定の処理」は、虹彩の登録の際の処理でもよく、認証の際の処理でもよい。
この態様によれば、目を撮像して虹彩の画像を得る際に破棄していた虹彩以外の部分を有効に利用することにより、ハードウエアの構成を変更せずに、パフォーマンスを向上させることができる。
虹彩以外の情報を利用して、撮像された画像内の虹彩が生体であるか否かを判定してもよいし、虹彩データの照合とともに、虹彩以外の情報の照合を複合的に行ってもよい。これによれば、虹彩以外の情報を利用しないで虹彩を照合する場合と比較し、認証精度を向上させることができる。
虹彩以外の情報を利用して、登録する虹彩データを分類してもよい。これにより、虹彩以外の情報を基にして、照合すべき登録虹彩データの数を減らすことができ、認証時間を短縮することができる。
虹彩以外の情報を利用して、虹彩の位置を特定してもよい。位置を特定すると、対比可能なレベルのデータに補正することが容易となる。
本発明の別の態様は、認証装置である。この装置は、登録された虹彩データと、認証の際に撮像される画像から得られる虹彩データとを照合して認証する装置であって、虹彩を含む顔の一部を撮像する撮像部を備え、撮像部から入力される画像に含まれる虹彩近傍の虹彩以外の情報を所定の処理に利用する。
この態様によれば、目を撮像して虹彩の画像を得る際に破棄していた虹彩以外の部分を有効に利用することにより、ハードウエアの構成を変更せずに、パフォーマンスを向上させることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザの手間を増やさずに、認証精度向上、認証時間短縮といったパフォーマンスの向上を図ることができる。
(第1実施形態)
第1実施形態は、撮像した画像内の虹彩上に座標や方向等の基準を容易に決定するために、顔と虹彩の両方の画像を利用するものである。
図1は、第1実施形態における携帯機器の第1例を示す図である。図1の携帯機器は、第1の携帯電話機10である。第1の携帯電話機10は、ヒンジ部を介して表示側筐体と操作側筐体とが回動自在に連結された構成である。表示側筐体には、第1撮像部20、第2撮像部40、表示部60が備えられている。
第1撮像部20は、可視光カメラ等が用いられ、主に顔全体を撮像するために用いられる。第2撮像部40は、高精細の赤外光カメラ等が用いられ、主に目の中の虹彩を撮像するために用いられる。
表示部60は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等が用いられ、第1撮像部20から入力される画像、および第2撮像部40から入力される画像を、表示領域を分割して同時に表示することができる。図1では、表示部60は、左の表示領域60Aに第1撮像部20から入力される画像を、右の表示領域60Bに第2撮像部40から入力される画像を表示している。
具体的には、表示部60は、左の表示領域60Aに顔画像を、右の表示領域60Bに虹彩画像を同時に表示している。ユーザの虹彩と撮像している認証装置との相対的な位置や方向が、表示される顔画像を用いて虹彩画像の基準を決定できるような状態になるように、ユーザの動作を自然に促すようにしている。虹彩撮像用のカメラの撮像可能範囲は、顔撮像用のカメラの範囲より狭くなるのが一般的であるため、虹彩撮像用のカメラの撮像範囲に虹彩を持ってくる必要が生じる。ユーザが顔画像の表示を見て、直感的に顔や上記認証装置を動かすと、虹彩と当該認証装置との相対的な位置や方向を所望の状態にすることができる。
また、異なるカメラ、図1では第1撮像部20と第2撮像部40で取得した顔画像と虹彩画像を、単一の表示デバイス、図1では表示部60に表示することにより、複数の表示デバイスが不要となり、ユーザが顔と目の状態を同時に確認することができる状態を簡単に実現することができる。
なお、表示部60は、第2撮像部40で撮像した虹彩または虹彩近傍の画像、および第1撮像部20で撮像した顔画像に重ねて、後述する図3に示すようなスケールガイドやグリッド線等のガイドを表示して、水平方向の位置決めを補助してもよい。
図2は、第1実施形態における認証装置の機能ブロックを示す図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、プロセッサ、RAM等の各種素子、カメラ、ディスプレイ等の各種デバイスで実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
第1撮像部20および第2撮像部40は、撮像した画像データを処理部80に出力する。処理部80は、入力された画像データに各種の信号処理を行う。本実施形態では、2種類の画像データを利用して、後述する虹彩の方向や、被写体までの距離等の3次元的情報を算出する。表示制御部62は、表示部60における画像の表示態様を制御する。例えば、表示部60の表示領域や解像度を考慮して、上述した分割表示等の制御を行う。表示部60は、表示制御部62の指示に基づき、画像データを表示する。
図3は、第1撮像部から入力される顔画像と第2撮像部から入力される虹彩画像を示し、(a)は虹彩パターン登録時の画像を示し、(b)は認証時の画像を示す。処理部80は、第1撮像部20から顔画像を、第2撮像部40から虹彩画像を取得し、その相対的な位置関係から虹彩の方向を決定する。例えば、顔画像の目の位置、および虹彩画像の瞳孔中心位置の相対的な位置関係から、虹彩の方向、即ち回転角度を決定する。なお、顔の基準位置と瞳孔中心位置とが2つの撮像部20、40で同時に取得できるのであれば、必ずしも、顔および虹彩を表示する必要はない。
図3(a)は、登録時に虹彩パターンの水平方向、即ち角度の基準を定義している様子を示す。左上の画像内のスケールガイドは、第1撮像部20で撮像した画像内の目50の位置を座標で認識している様子を示す。右上の画像内のスケールガイドは、第2撮像部40で撮像した画像内の目52Aの位置を座標で認識している様子を示す。そして、第2撮像部40で撮像され、水平方向が定義された目52Bの虹彩パターンが登録される。
図3(b)は、認証時に第1撮像部20で撮像した画像内の目54の位置と、第2撮像部40で撮像した画像内の目56Aの位置関係から、虹彩パターンの水平方向からの回転角度を決定している様子を示す。第2撮像部40で撮像された目56Bの虹彩パターンから、登録された虹彩パターンの水平方向からの回転角度を決定することができる。具体的には、第1撮像部20で撮像した画像上の顔の基準となる位置、例えば左目じりと、第2撮像部40で撮像した画像上の虹彩の基準となる位置、例えば右目瞳孔中心との位置関係から虹彩の方向を決定することができる。特に、第2撮像部40で撮像した画像の範囲に目じり等が入っていない場合でも、上記回転角度を決定することができる。また、顔画像上の両目または反対の目の位置も考慮することができ、片目のみで当該回転角度を決定する場合より精度を高めることができる。
図4は、第1実施形態における携帯機器の第2例を示す図である。図4の携帯機器は、第2の携帯電話機12である。第2の携帯電話機12の表示部60は、図示しない顔撮像用の撮像部が撮像した顔の画像に重ねて、図示しない虹彩撮像用の撮像部の撮像領域、即ち撮像可能範囲を示す枠をガイドとして表示する。これにより、ユーザに対して、虹彩撮像用の撮像部の撮像範囲内に自ら虹彩が入るような動作を自然に促すことができる。ユーザがこの表示を見て、直感的に顔や認証装置を動かすと、虹彩と当該撮像装置との相対的な位置や方向を所望の状態にすることができる。ユーザは、鏡を見る時に手鏡を動かして見たい部分を映すような感覚で、自然に、虹彩画像の撮りやすい状態に第2の携帯電話機12を動かすことができる。
図5は、第2例における携帯機器の他の表示例を示す図である。この表示例は、表示部60に撮像可能範囲を示す枠の中に虹彩撮像用の撮像部で撮像した画像66を表示するものである。ピクチャインピクチャのように表示し、虹彩、目の位置を同時に合わせられるようユーザに促すことができる。
図6は、第1実施形態における携帯機器の第3例を示す図である。図6の携帯機器は、第3の携帯電話機14である。第3の携帯電話機14は、第1の携帯電話機10と比較して、第2撮像部40が操作側筐体の外側の端に取り付けられている。なお、右の表示領域60Bに顔画像が表示されているが、第1撮像部20と第2撮像部40を図6のように配置すると、視差画像を得やすくなることを便宜的に示したものであり、基本的にはどちらかの表示領域50A/Bには、虹彩画像が表示される。
図7は、図6の携帯機器でユーザの顔画像および虹彩画像を撮像している様子を示す。図7に示すように、複数のカメラ、ここでは第1撮像部20と第2撮像部40を機器または機器の一体化された部分の両端に配置することにより、複数のカメラで、視差の大きい画像を得ることができる。したがって、限られたスペースに搭載するカメラで、機器から被写体までの距離d1、その他の3次元的な情報を効率的に取得することができる。例えば、第3の携帯電話機14の傾きを得て、上述した虹彩の方向を決定し易くすることができる。また、上記距離d1が求められると、撮像した虹彩画像と登録虹彩パターンとを比較する際に、対比するに適した大きさに当該撮像した虹彩画像を拡大または縮小処理することができる。さらに、上記距離d1が離れすぎていて、虹彩を認識できない場合、”目を近づけて下さい”といったメッセージを表示して、ユーザに上記距離d1を縮めるよう促すこともできる。
このように第1実施形態によれば、 顔の全部または一部の画像と虹彩画像を用いることにより、虹彩上の基準となる位置、方向を容易にかつ正確に決定することができる。これをズーム機能等で実現した場合、小型化が困難であり用途がゲートアクセス用等に限定されてしまうが、本実施形態によれば、小型化でき、携帯機器に適用することができる。また、小型の撮像専用装置を覗き込むような動作をユーザに強いるものでもなく、利便性が高い。
(第2実施形態)
第2実施形態は、小容量メモリで虹彩認証を実現するものである。図8は、第2実施形態における認証装置の機能ブロックを示す図である。撮像部30は、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられ、虹彩画像を行もしくは列または面単位の格子状の画像データとして処理部80に出力する。撮像部30は、1つでもよいし、第1実施形態で説明したように複数であってもよい。処理部80は、画像バッファ82、画像処理部84、画像照合部86、および画像登録部88を含む。
画像バッファ82は、撮像部30から入力される画像データを一時記憶しておくためのメモリ領域である。本実施形態では、画像処理部84の作業領域としても利用される。画像処理部84は、画像バッファ82内の画像データに後述する各種の加工を施す。画像照合部86は、画像バッファ82内の画像データと、画像登録部88に登録された虹彩パターンとを比較して、同一人物の虹彩であるか否かを判定する。画像登録部88は、予め撮像された虹彩パターンのテンプレートを登録している。
発光部70は、一般のフィラメント電球やLED(Light Emitting Diode)等が用いられ、処理部80からの指示によりユーザに向けて発光する。発光部70は、オプションであり、搭載しなくてもよい。発光部70の用途の詳細は後述する。
まず、第2実施形態における認証装置の第1動作例は、撮像部30が虹彩を検出したことを受けて、テンプレートの生成を開始する例である。図9は、顔の目周辺の画像を格子状に取り込んでテンプレートを作成している様子を示し、(a)は取り込んだ画像が虹彩である場合を示し、(b)は取り込んだ画像が虹彩でない場合を示す。
図9(a)において、撮像部30は、顔の目周辺の画像を上から下にスキャンして、格子状の画像データ102を画像バッファ82に出力していく。画像処理部84は、画像バッファ82内の画像データ102から虹彩、虹彩周辺の一部等を示す何らかのパターンを検出すると、テンプレート104の作成を開始する。図9(a)では、目の上端で台形の形状を検出したことにより、テンプレート104の作成を開始している。このように、虹彩全体の画像を取得する以前にテンプレート104の生成を開始することができる。そして、スキャン、虹彩検出、テンプレート104作成をパイプライン的に処理している。このようなパイプライン処理で生成されたテンプレートは、登録時であれば、画像登録部88に登録され、認証時であれば、画像照合部86に渡される。
図9(b)において、画像処理部84は、画像バッファ82内の画像データ106を基にテンプレート108を生成しているときに、生成中のテンプレート108が照合に不適切と判断した場合に、途中でもこれを廃棄等して、新たなテンプレート生成を開始する。即ち、テンプレート生成完了以前に、別のテンプレート生成を開始する。ここで、照合に不適切と判断する場合とは、虹彩を検出しない場合、または途中から虹彩ではなくなる場合等が該当する。
このように第1動作例は、画像を全て取り込んでから照合のための処理を開始するのではなく、リアルタイムで虹彩の検出を行い、検出と同時にテンプレートの生成を開始することにより、画像バッファ82に必要なメモリ容量を削減することができる。また、照合までの時間も短縮することができる。さらに、テンプレート生成途中で、虹彩ではないと判断すると、あるいは、生成中のテンプレートの質等が一定の基準を満たさないと判断すると、そのテンプレート生成を中止して新たなテンプレート生成を開始する。これにより、より一層、メモリ容量を削減し、照合までの時間を短縮することができる。
次に、第2実施形態における認証装置の第2動作例は、画像データをリアルタイムに処理してテンプレートを生成する例である。図10は、取得した画像データに各種の処理を施しながらテンプレートを生成している様子を示す。
画像処理部84は、虹彩画像データを採取する際に、撮像部30から画像バッファ82に取り込み中の画像データの品質等を判定し、その判定結果を用いて当該画像データを間引く。より具体的には、画像処理部84は、テンプレート110をリアルタイムに生成している途中で、「まつげに隠れて充分な画質のデータが採れない部分」や「ライト等の写りこみで虹彩画像の画質が低い部分」等、品質が悪いと判断した部分をすぐに間引く。これにより、不要なデータによりメモリが占領されてしまうのを防止することができ、画像登録部88に登録される虹彩パターンの容量を削減することができる。また、認証時にも小さいメモリ容量で照合することができる。
画像処理部84は、虹彩画像のデータを採取する際に、撮像部30から画像バッファ82に取り込み中の画像データに平均化処理等を施す。より具体的には、画像処理部84は、テンプレート110生成中に、ほとんど重複する行があった場合等に、複数行のデータを平均化してまとめる等の処理を行う。平均化処理は、横同士のピクセルを平均化してもよいし、縦横4ピクセルを平均化するといったものでもよい。これにより、画像データを圧縮することができ画像登録部88に登録される虹彩パターンの容量を削減することができる。また、認証時にも小さいメモリ容量で照合することができる。なお、データの圧縮は、可逆性がない方式でもよい。この場合、可逆性がある方式よりも圧縮効率を高めることができる。図10の上のテンプレート110は、画像データ取り込み中に順次圧縮や間引き、平均化等の処理が施された後のテンプレートを示し、下のテンプレート112は、虹彩情報を生かす形式に縦横比を変えて生成したテンプレートを示す。
次に、第2実施形態における認証装置の第3動作例は、格子状に虹彩のテンプレートを生成する例である。虹彩画像のデータを採取する際に、画像バッファ82内のメモリ配列に合うように、CCD等の撮像部30を用いて水平ラインごとに画像データを取得する。
画像処理部84は、CCD等からの出力データあるいは、CCD等の出力データを格納した画像バッファ82内のメモリ配列に合わせて、虹彩画像データを行や列の格子状に分割することで、最後まで虹彩画像を取得できていなくても、テンプレートの作成を開始することができる。これにより、メモリ容量の削減、および高速化を図ることができる。
図11は、画像バッファ内の画像データをひし形に補正している様子を示す。虹彩画像のデータは、取得毎に瞳孔の開き具合が異なるため補正が必要となる。CCD等からの出力データは、画像バッファ82内のメモリ配列114に合わせて、格子状に取得される。画像処理部84は、画像バッファ82内の画像データをひし形形状で補正する。瞳孔が開いたらひし形を開き、瞳孔が閉じたらひし形を閉じるように補正する。図11の補正後のメモリ配列116内の画像データは、ひし形形状に変形されている。このように、ひし形形状で補正することにより、演算量、データ容量を削減することができる。さらに、中心からの距離に対して同心円形状で補正するのではなく、ひし形形状で補正することにより、一部の行や列のみで、例えば数行あれば補正可能となり、テンプレートも早期に作成開始することができる。また、簡易な処理でありながら、一定の精度を維持することができ、瞳孔の動きに対して簡単に追従させることができる。
図12は、虹彩画像のメモリ行ごとに各種の処理を実行することにより、順次照合処理を実行している様子を示し、(a)は虹彩画像全体のテンプレートと照合している様子を示し、(b)は虹彩画像の一部のテンプレートと照合している様子を示す。図12(a)の左は登録されている虹彩のテンプレートを示し、右は撮像部30から入力されてくる格子状のデータ118を示す。画像照合部86は、画像登録部88に登録された虹彩のテンプレートと、画像バッファ82に入力されてくる格子状のデータ118とを、メモリ行または列ごとに周波数変換、ハミング距離、畳み込み積分等の各種の照合アルゴリズムを利用して、比較照合する。これにより、画像をスキャンしながらの順次照合処理が実施可能となり、メモリ容量削減、照合時間の短縮を図ることができる。ここで、周波数変換とは、ある模様を複数の周波数成分に分解し、各周波数成分の重み付け計数同士を比較する照合方法である。
図12(b)の左は格子状単位で登録されている虹彩のテンプレートを示し、右は撮像部30から入力されてくる格子状のデータ118を示す。左は網掛け部分120〜128のみが画像登録部88に登録されているテンプレートとなる。画像処理部84は、虹彩を直線的に並んだ部分毎に複数の部分に分割し、画像照合部86は、各々の部分同士で照合を行い、その結果を複数の部分について統合し、その統合結果で本人か否かの認証を行う。即ち、行または列ごとにデータを比較する際に、複数行や複数列を比較するのではなく、個々の行や列毎に成功か失敗かを判定し、その結果を統合して最終的に本人か否かを判断する。
統合の仕方の具体例としては、一定の個数の領域、例えば一定数の行について照合結果が成功となった場合に、最終的に本人と判断する方法がある。例えば、図12(b)では5行のテンプレート120〜128のうち、4行以上一致したら認証成功とすることができる。なお、一致する個数だけでなく、一致する順番等を考慮してもよい。このように、スキャンしながら単一行または単位列ごとに照合することにより、行や列に対して判定を行った後、その行や列のデータが不要になり、すぐにメモリから削除することが可能になる。その分、メモリ容量を少なくすることができる。また、登録される虹彩画像データも軽くすることができる。
図13は、虹彩画像データに重み付けを行う様子を示し、(a)は虹彩画像データの列毎に重み付けした様子を示し、(b)は虹彩画像データの行毎に重み付けした様子を示し、(c)は虹彩画像データの行および列毎に重み付けをした様子を示す。
画像照合部86は、上記統合を行う際、虹彩画像データの行毎および/または列毎にデータの信頼性に応じて、理論的または経験的に重み付けを行う。あるいは、データの行または列を削除、即ち重みをゼロにする。例えば、「良い画質で撮像できた行は重みを重くする」、「個人の特徴が顕著にでている部分の重みを重くする」、「まぶたに隠れた等により撮像できなかった部分は重みをゼロにする」等の重み付けを行う。このような重み付けを行うことにより、照合精度を向上させることができる。
次に、第2実施形態における認証装置の第4動作例は、虹彩の回転角度をCCD等にフィードバックする例である。図14は、虹彩の角度ずれが補正されていく過程を示す。画像処理部84は、画像バッファ82内の虹彩部分を含む画像データから、虹彩の向き、即ち回転角方向を検出する。例えば、目じりの角度θ1等を検出することにより、虹彩の回転角を検出することができる。画像処理部84は、検出した角度を補正機能付きCCD32にフィードバックする。補正機能付きCCD32は、CCDの基板上に形成された回路で、フィードバックされた回転角度に従い、撮像した画像を回転させることができる。また、アクチュエータでCCD自体を回転させてもよい。さらに、CCDからの直接の出力に補正を行うために設けられているLSI等で回転角度の補正を行ってもよい。
このようなフィードバック機構を設けることにより、常に、向きが一定となる画像を取得することができる。さらに、この取得した画像からテンプレートを生成することで、照合時に登録データと照合用データとの間の相対的な角度の違いを考慮することを不要にすることができる。特に上述したような行や列による分割を行う場合、虹彩の回転方向を登録時と認証時でそろえておく必要がある。通常は、このための補正を認証部分で行うことになるが、この補正をCCD等で行うことにより認証部分の処理を軽くすることができる。
次に、第2実施形態における認証装置の第5動作例は、瞳孔の開き具合が一定になるようにする例である。上述したような行または列ごとに処理する方法では、同心円による分割を用いる方法に比較して、瞳孔の拡大や縮小に対する補正に手間がかかる。これに対しては、目の瞳孔を縮小あるいは拡大させる方法を用いることより、登録時あるいは認証時に虹彩画像を取得する際の虹彩の状態、例えば瞳孔の開き具合を一定にすればよい。
図8に示した発光部70は、虹彩画像の撮像前または撮像時に光を目に照射して、瞳孔を縮小させる。これにより、異なる環境で虹彩画像を撮像する場合であっても、常に瞳孔が縮小した状態で虹彩画像を取得することができる。したがって、瞳孔の大きさを一定にするための補正が不要、あるいは簡略化することができる。例えば、折畳式の携帯電話機の認証に適用した場合、ユーザが筐体を開くときに発光部70が発光するように制御されていてもよい。
このように第2実施形態によれば、虹彩画像を行や列の格子状で分割して照合を行うことにより、CCD等からの虹彩部分の画像データの出力の完了を待たずに処理を開始すること等が可能になる。即ち、虹彩画像全体を作業メモリ領域へおく必要はなく、必要最小限の作業メモリ領域で虹彩認証が可能となる。よって、モジュールの小型化や低コスト化を実現することができる。
これに対し、虹彩画像を同心円で分割する場合、虹彩画像全体を記録してからそのデータを処理する必要があり、虹彩画像全体を作業メモリ領域へおくことを余儀なくされ、多大なLSI面積が必要なる。一方、CCD等の撮像デバイスでは、行または列を基本として画像データを取得、出力等することが一般的であるため、本実施形態を容易に実現することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、虹彩撮像の際に虹彩近傍の画像をも取り込み、それを有効に利用するものである。第3実施形態における認証装置の機能ブロックは、基本的に図8に示した機能ブロックど同様であるため省略する。
まず、第3実施形態における認証装置の第1動作例は、虹彩の近傍の画像を虹彩と同時または虹彩に引き続いて取得し、そこから得られる虹彩以外の情報を用いる例である。図15は、虹彩および虹彩近傍の画像を示す。画像照合部86は、画像バッファ82に取り込まれた虹彩および虹彩近傍の画像内の虹彩以外の情報を利用して認証を行う。例えば、まゆげと目との距離d2、瞳孔の中心から鼻下までの垂直距離d3、瞳孔の中心から鼻の中心までの水平距離d4、または各パーツ同士の位置関係等を上記虹彩以外の情報として用いることができる。これらの情報を予め画像登録部88に登録しておけば、認証時に照合することができる。
次に、第3実施形態における認証装置の第2動作例は、虹彩の近傍の画像を虹彩と同時または虹彩に引き続いて取得し、そこから得られる虹彩以外の情報を生体検出に用いる例である。ここで、「生体検出」とは、「つくりもの」等の虹彩ではなく、「生きている人間」のものであることを検出するという趣旨である。画像照合部86は、画像バッファ82に取り込まれた画像内の目の形、まつげの状態、眼球の白目部分の血管形状、まゆげの形状、鼻の形、鼻の一部の形、ほくろの位置等の情報を生体検出に用いる。
図16は、目全体の画像を示し、(a)はまつげがある目の画像を示し、(b)はまつげがない目の画像を示す。例えば、画像照合部86は、まつげがあるか否かを確認する。したがって、(b)のような画像であれば、虹彩のみが写った写真等であり、生体でないと判断することができる。この確認とともにまゆげがあるか否かも確認してもよい。また、虹彩の内側にある黒い部分である瞳孔部分に反射する光のパターンが、当該認証装置に付いている照明のパターンに一致していることを確認してもよい。これらの確認処理により、偽造による「なりすまし」等の不正を防止することができる。
次に、第3実施形態における認証装置の第3動作例は、虹彩の近傍の画像の全部または一部を用いる認証を虹彩認証と複合的に用いる例である。画像照合部86は、画像バッファ82に取り込まれた画像内の目の形、まつげの状態、眼球の白目部分の血管形状、まゆげの形状、鼻の形、鼻の一部の形、ほろくの位置等の情報と虹彩から得られる情報とを複合的に用いて認証を行う。
例えば、目の形と虹彩画像の照合を行い、これらが両方一致した場合のみ認証成功とする。この他、目の形以外を利用してもよいし、また複合の方法も、両方一致した場合に認証するという方法以外でもよい。さらに、目の形だけでなく他の対象も加えて、2つ以上の対象を複合化してもよい。例えば、図15に示すように、まゆげ部分130、目部分132、鼻部分134といった対象を用いて複合認証し、それぞれの認証がすべて成功したら認証し、いずれかが失敗すれば認証しないといった処理を行うことができる。
このように、虹彩といっしょに取り込んだ画像を、認証に利用することにより、容易に虹彩認証を補完することができ、高精度化を図ることができる。しかも、ユーザに対して、指紋採取のために指を撮像部30に掲げる等の他の動作を強いるものでもない。
次に、第3実施形態における認証装置の第4動作例は、虹彩の近傍の画像を利用して虹彩データベースのデータを分類する例である。画像照合部86は、画像バッファ82に取り込まれた画像から、目の形、まつげの状態、眼球の白目部分の血管形状、眉毛の形状、鼻の形、鼻の一部の形、ほくろの位置等の情報を虹彩画像データの分類に用いる。
画像登録部88は、虹彩画像データを登録する際、例えば、一重まぶたか否かによって分類して予め登録する。図17は、まぶたが一重か否かで分類したデータベースを用いて照合する例を示すフローチャートである。画像照合部86は、画像バッファ82に取り込まれた画像を取得する(S10)。そして、その画像から一重まぶたであるか否かを判定する(S12)。一重まぶたであれば(S12のY)、一重まぶたの虹彩画像データを登録しているデータベースと照合する(S14)。一致する画像データがあれば(S16のY)、照合が成功し(S18)、一致する画像データがなければ(S16のN)、照合が失敗する(S24)。
ステップS12において、一重まぶたでなければ(S12のN)、一重以外の虹彩画像データを登録しているデータベースと照合する(S20)。一致する画像データがあれば(S22のY)、照合が成功し(S18)、一致する画像データがなければ(S22のN)、照合が失敗する(S24)。
画像照合部86は、認証しようとした虹彩を含む目が一重まぶたであると分かれば、それ用のデータベース内の登録データとのみ照合処理を行えばよいことから、照合時間を短縮することができる。一対一の照合でももちろん照合時間の短縮が求められるが、多対一で照合する場合、特に短時間での照合が求めらる。例えば、ビルへの入室管理等の場合に登録者が1000人規模になると、全データとの照合に多大な時間が必要になってしまう。そこで、虹彩の近傍の画像を利用することにより、ID番号入力等による対象の絞込み等を用いなくても、照合対象を絞込みすることができ、照合時間を短縮化することができる。しかも、ユーザに他の動作を強いるものでもない。
次に、第3実施形態における認証装置の第5動作例は、虹彩の近傍の画像を用いて虹彩上の座標軸や基準となる方向等の基準を特定する例である。図18は、目の画像を利用して基準を決定している様子を示す。画像照合部86は、虹彩といっしょに取り込んだ画像を利用して、目の形状の両端部分を結ぶ線を虹彩上に設定して、座標軸の基準を決定する。図18では、目の両端を結ぶ直線と平行で、かつ瞳孔の中心を通る直線をX軸に、また、瞳孔の中心を垂直に通る直線をY軸に設定している。このX軸を基準に、認証時に取り込まれる虹彩画像の回転角度θ2が求められる。
この他にも、画像照合部86は、まぶたの形状、まつげの状態、眼球の白目部分の血管形状、まゆげの形状、鼻の形、鼻の一部の形、ほくろの位置等あるいは、これらのうちの複数の形状と虹彩の位置関係を用いて虹彩上の位置を特定することができる。
第5動作例によれば、虹彩といっしょに取り込んだ画像によって基準を決定することにより、虹彩画像比較の際の基準となる座標を、登録時と認証時で容易に一致させることができ、高精度化することができる。特に、虹彩は二重の円に囲まれた部分であり、外の円の外側が白目部分、内の円の内側が黒い瞳孔部分となり、ほぼ点対象の形状である。そのため、基準となる方向をそろえて照合を行うか、または、もともと比較対象同士が互いに回転している可能性があることを考慮する必要がある。これらを考慮しないと、本人でも誤って他人と判定されてしまう可能性がある。本動作例によれば、容易に基準を一致させることができ、誤判定を防止することができる。
このように第3実施形態によれば、虹彩近傍の画像を虹彩の画像といっしょに取り込み、この虹彩近傍の画像を積極的に利用することにより、ユーザに煩雑な動作をさせずに、複合認証、データベースの分類、位置決め等を行うことができる。なお、顔と虹彩を1つのカメラで撮像することは、虹彩部分の画質、特に画素数を認証に耐えうるレベルにするために非常に高性能、即ち多画素の素子が必要になってしまう。しかしながら、虹彩近傍の画像ならば、比較的容易にいっしょに撮像することが可能である。例えば、カメラ付き携帯電話機を用いて、目を携帯電話機の極近くまで接近させない状態で虹彩を撮像すると、自然に目全体、まゆ、鼻の一部、ほくろ等も撮像することができる。カメラ付き携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistants)等の他の携帯機器も同様である。
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。なお本発明はこれらの実施形態に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。例えば、上述した携帯機器は、携帯電話機に限るものではなく、PDA、PHS(Personal Handyphone System)、小型のPC(Personal Computer)、デジタルカメラ等も含まれる。
第1実施形態における携帯機器の第1例を示す図である。 第1実施形態における認証装置の機能ブロックを示す図である。 第1撮像部から入力される顔画像と第2撮像部から入力される虹彩画像を示し、(a)は虹彩パターン登録時の画像を示し、(b)は認証時の画像を示す図である。 第1実施形態における携帯機器の第2例を示す図である。 第2例における携帯機器の他の表示例を示す図である。 第1実施形態における携帯機器の第3例を示す図である。 図6の携帯機器でユーザの顔画像および虹彩画像を撮像している様子を示す図である。 第2実施形態における認証装置の機能ブロックを示す図である。 顔の目周辺の画像を格子状に取り込んでテンプレートを作成している様子を示し、(a)は取り込んだ画像が虹彩である場合を示し、(b)は取り込んだ画像が虹彩でない場合を示す図である。 取得した画像データに各種の処理を施しながらテンプレートを生成している様子を示す図である。 画像バッファ内の画像データをひし形に補正している様子を示す図である。 虹彩画像のメモリ行ごとに各種の処理を実行することにより、順次照合処理を実行している様子を示し、(a)は虹彩画像全体のテンプレートと照合している様子を示し、(b)は虹彩画像の一部のテンプレートと照合している様子を示す図である。 虹彩画像データに重み付けを行う様子を示し、(a)は虹彩画像データの列毎に重み付けした様子を示し、(b)は虹彩画像データの行毎に重み付けした様子を示し、(c)は虹彩画像データの行および列毎に重み付けをした様子を示す図である。 虹彩の角度ずれが補正されていく過程を示す図である。 虹彩および虹彩近傍の画像を示す図である。 目全体の画像を示し、(a)はまつげがある目の画像を示し、(b)はまつげがない目の画像を示す図である。 まぶたが一重かそれ以外かで分類したデータベースを用いて照合する例を示すフローチャートである。 目の画像を利用して基準を決定している様子を示す図である。
符号の説明
30 撮像部、 70 発光部、 80 処理部、 82 画像バッファ、 84 画像処理部、 86 画像照合部、 88 画像登録部。

Claims (2)

  1. 登録された虹彩データと、認証の際に撮像される画像から得られる虹彩データとを照合して認証する方法であって、
    画像に含まれる虹彩近傍の虹彩以外の情報を所定の処理に利用することを特徴とする認証方法。
  2. 登録された虹彩データと、認証の際に撮像される画像から得られる虹彩データとを照合して認証する装置であって、
    虹彩を含む顔の一部を撮像する撮像部を備え、
    前記撮像部から入力される画像に含まれる虹彩近傍の虹彩以外の情報を所定の処理に利用することを特徴とする認証装置。
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