JP5423593B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、パネルでの操作入力が可能な情報処理装置に関する。
近年、電子機器の小型化が進み、デジタルビデオカメラ装置、デジタルスチルカメラ装置、あるいは車載用のカーナビゲーション装置、オーディオ装置、DVD再生装置、テレビジョン装置、更には携帯用の情報処理端末、ゲーム機器、ミュージックプレイヤー装置等の小型の情報処理装置が種々提供されている。また、このような情報処理装置として、オーディオ再生機能やインターネット接続機能等、複数の機能が組み合わされているものが多くなっている。
これらの情報処理装置では、表示部とタッチパネルとを組み合わせたユーザインターフェースが設けられることが多く、表示部にアイコンや仮想キーボード等の種々の操作キーを模した画像を表示させ、ユーザは、所望の操作キーに対応するタッチパネルの部位を自身の指で押圧することで所望する操作入力を遂行することができる。
しかしながら、情報処理装置の小型化に伴って表示部も比較的小さくなっている。これに反して、情報処理装置の高機能化、複合化に伴って操作入力に必要な操作キーは増加する傾向にあり、必然的に個々の操作キーを模した画像が小さく表示されると共に操作キー同士の間隔も狭くなる。このため、タッチパネルへの入力の際、所望する操作キーが自身の指に隠れてしまったり、誤って隣接する操作キーを押止してしまうことがあった。このとき、タッチパネルへの専用入力ペンを用いることもできるが、利便性が損なわれてしまう。
そこで、所望する操作キー付近に自身の指が達すると、近辺の複数の操作キーを模した画像を拡大表示する技術や(例えば、特許文献1)、1本の指の接触位置より特定距離隔てた位置にポインタ画像を表示することでポインタが指で隠れるのを回避する技術や(例えば、特許文献2)、タッチパネル画面に表示された選択対象に対し、例えば親指と人差し指などで挟むようにタッチした時に、その2点間またはその2点で指定される領域内のアイテムを操作対象として認識する技術(例えば、特許文献3)が提案されている。
特開平8−234909号公報 特開平6−051908号公報 特開2002−304256号公報
しかし、特許文献1の技術では、文章入力等、複数回の連続した操作入力を必要とする場合に、その操作入力の度に拡大表示画面が切り替わり、不連続かつ煩雑な操作によって操作効率の低下を招いていた。また、特許文献2の技術では、指の接触位置とポインタとの相対的な位置関係が常に変わらないため、表示部端部のアイテムを選択することができない、所謂不感帯が生じていた。さらに、特許文献3では、2本の指と離隔したアイテムを認識できるが、2点間に複数のアイテムが存在する場合にはどのアイテムが操作対象として認識されているか特定することができず、選択決定した結果を通じて把握する場合もあった。
本発明は、このような課題に鑑み、表示部に表示された操作キーを模した画像の大きさやその間隔の狭さに拘わらず、パネルを通じたユーザの操作性と利便性とを確保することが可能な、情報処理装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、パネルに対しての操作に応じて、パネル上の少なくとも2点を導出し、パネル上の2点から表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、導出された表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、パネル上の2点とは異なる任意の点への入力に応じて、特定点をシフトする位置補正部とを備えることを特徴とする。
特定点は、パネル上の2点に対応した表示部上の2点の結線上の点であり、位置補正部は、表示部上の2点の結線上の位置に特定点をシフトしてもよい。
位置補正部は、表示部が表示する選択対象上の位置に特定点をシフトしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の情報処理装置は、表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、パネルに対しての操作に応じて、パネル上の少なくとも2点を導出し、パネル上の2点から表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、導出された表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、パネル上の2点に係る、パネルに対しての押圧力または接触面積に応じて、特定点を移動する相対移動部と、を備えることを特徴とする。
相対移動部は、パネル上の2点に係る、パネルに対しての押圧力または接触面積の相対量に応じて、パネル上の2点に対応した表示部上の2点のいずれかに近づくように特定点を移動してもよい。
相対移動部は、パネル上の2点に係る、パネルに対しての押圧力または接触面積の総量に応じて、パネル上の2点に対応した表示部上の2点の結線との距離が異なるように特定点を移動してもよい。
特定点導出部は、押圧力を示す値または接触面積を示す値に低域通過フィルタを施して特定点を導出してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の情報処理装置は、表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、パネルに対しての操作に応じて、パネル上の少なくとも2点を導出し、パネル上の2点から表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、導出された表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、を備え、特定点は、パネル上の2点に対応した表示部上の2点の結線を一辺とする三角形における表示部上の2点以外の点であり、特定点導出部は、パネル上の2点とは異なる任意の点への入力に応じて、2点の結線の中心を対称の中心とする点対称の位置に特定点を移動することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の情報処理装置は、表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、パネルに対しての操作に応じて、パネル上の少なくとも2点を導出し、パネル上の2点から表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、導出された表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、を備え、特定点導出部は、重力の方向に基づいて、特定点を特定することを特徴とする。
特定点は、表示部上の2点の結線を一辺とする三角形における表示部上の2点以外の点である第1の点、または、表示部上の2点の結線の中心を対称の中心として第1の点と点対称の位置の第2の点であり、特定点導出部は、重力の方向に基づいて、第1の点または第2の点を特定点としてもよい。
表示制御部は、パネル上の2点に対応した表示部上の2点の結線を表示部に表示させてもよい。
選択対象に任意の指標が重畳されている間に、パネル上の2点の操作が解除されるか、またはパネル上の新たな他の点の操作を検知すると、選択対象に関連付けられた処理を遂行する処理遂行部をさらに備えてもよい。
表示制御部は、選択対象に任意の指標が重畳されている間、選択対象の表示態様を変化させてもよい。
以上説明したように本発明は、表示部に表示された操作キーを模した画像の大きさやその間隔の狭さに拘わらず、パネルを通じたユーザの操作性と利便性とを確保し、操作効率を向上することが可能となる。
第1の実施形態にかかる情報処理装置の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 情報処理装置の外観の一例を示した外観図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 位置補正部の他の例を示す説明図である。 相対移動部の動作を説明するための説明図である。 操作入力方法の概略的な処理を示したフローチャートである。 第2の実施形態にかかる情報処理装置の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 指標の表示態様を説明するための説明図である。 位置補正部の動作を示す説明図である。 相対移動部の動作を説明するための説明図である。 絶対移動部の動作を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
情報処理装置では、表示部とそれに対応したパネルとを組み合わせたユーザインターフェースが設けられることが多いが、情報処理装置の小型化と高機能化に伴って、近年、情報処理装置の表示部上では操作キーを模した画像が小さくなる傾向にある。このため、例えば、表示部の仮想キーボード画面において、個々の操作キーを模した画像が指より小さく表示され、特定のキーをユーザの指で直接操作しようとすると、指や手に目的とする操作キーが隠されてしまい、どの操作キーを指しているのか把握し難くなることがあった。また、操作キーが小さいと、所望する操作キーと一緒に他の操作キーを押止してしまったり、誤った操作キーを押止してしまうといった問題も生じていた。そこで、本願の実施形態における情報処理装置では、表示部に表示された操作キーを模した画像の大きさやその間隔の狭さに拘わらず、パネルを通じたユーザの操作性と利便性とを確保し、操作効率を向上することを目的とする。以下、このような情報処理装置について詳述し、その後、情報処理装置を用いた操作入力方法について説明する。
(第1の実施形態:情報処理装置100)
情報処理装置100としては、デジタルビデオカメラ装置、デジタルスチルカメラ装置、車載用のカーナビゲーション装置、オーディオ装置、DVD再生装置、テレビジョン装置、携帯用の情報処理端末、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy phone System)、ノート型パーソナルコンピュータ、UMPC(Ultra-Mobile PC)、MID(Mobile Internet Devices)、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機器、ミュージックプレイヤー装置、リモートコントローラ等、表示部に対応してパネルが設けられた様々な電子機器を用いることができる。
図1は、情報処理装置100の概略的な構成を示した機能ブロック図であり、図2は、情報処理装置100の外観の一例を示した外観図である。図1に示すように、情報処理装置100は、表示部110と、パネル112と、メモリ114と、中央制御部116とを含んで構成される。
表示部110は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、後述する中央制御部116の制御に従って、情報処理装置100に搭載されたOS(Operating System)やアプリケーション等により生成される画像を表示する。かかる画像は、例えば、1または複数のアイコンを並置したGUI(Graphical User Interface)用の画像や文字入力を支援するキーボード画像を含む。
パネル112は、表示部110の表面に対応して配置され、ユーザの指によって示された位置を検出する所謂ポインティングデバイスとして機能する。そして、パネル112は、その検出した位置(例えば座標)を中央制御部116に送信する。本実施形態では、パネル112として、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、静電容量方式等の各種方式によるタッチパネルを用い、ユーザがパネル112に触れたことによって生じる電気信号等により、ユーザのパネル112への接触位置のみならず、その接触におけるパネル112への押圧力やパネル112との接触面積も検知することができる。ここでは、パネル112として、接触式のタッチパネルを用いているが、かかる場合に限らず、押圧力や接触面積を検知する部分を除いて、静電容量方式や光学方式による非接触のパネルを採用することもできる。さらに、本実施形態のパネル112は離隔した2点(2つの領域)への接触を同時に検出できる所謂マルチタッチにも対応している。
押圧力や接触面積を検知するパネル112として、例えば、FTIR(Frustrated Total Internal Reflection)方式のタッチパネルでは、アクリルパネルと赤外線とを組み合わせることで接触操作が検知される。タッチパネル内において、まず、アクリルパネルの断面に赤外線が照射され、アクリルパネルの内部に入った赤外線がアクリルパネルと空気との屈折率の関係により全反射を起こす。しかし、そのアクリルパネルの表面にユーザの指が接触すると、指の接触領域において全反射が拡散反射に変化する。タッチパネルは、この拡散反射した赤外線を撮影することによって接触点を認識する。ユーザがタッチパネルに強く接触すると指が歪んで接触面積が大きくなり、FTIR方式では、このような接触面積を、拡散反射したピクセルの総数として検出することができる。
また、パネル112としての、例えば、感圧式のタッチパネルでは、感圧抵抗素子を格子状に並べ、センサにかかる圧力の分布を計測している。センサ面は、感圧抵抗性インクと絶縁インクとがプラスティックシートに印刷されて作られているので、さまざまな形状に対応することができる。かかる感圧式タッチパネルでは、感圧抵抗素子の抵抗値の変化に対応した電圧をA/D変換機で測定し、圧力の変化の値に変換する。したがって、接触の有無のみならず、どれくらいの力で押し込まれたかといった圧力感知ができるため、軽く触れられているだけなのか強く押し込まれているのかも識別することが可能である。押圧力の検出は感圧抵抗素子に限らず、圧電素子等を用いても実現可能である。
また、マルチタッチを検知するタッチパネルとして、例えば、抵抗膜方式のタッチパネルでは、2枚のシートそれぞれに細長い導電膜を複数並列させて形成し、その導電膜の長手方向が直交するように2枚のシートが重ねられている。ユーザの指の接触位置は、抵抗値が異なる縦の導電膜と横の導電膜とから特定することができる。
メモリ114は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、中央制御部116が情報処理装置100全体を制御するためのプログラム、プログラムに従った演算結果、GUIに用いられるアイコンの画像等を保持する。
中央制御部116は、中央処理装置(CPU)や信号処理装置(DSP:Digital Signal Processor)、プログラム等が格納されたROMやメモリ114、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、情報処理装置100全体を管理および制御する。また、本実施形態において、中央制御部116は、表示制御部118、特定点導出部120、入力受付部122、位置補正部124、相対移動部126、処理遂行部128としても機能する。
表示制御部118は、1または複数のアイコンを並置したGUI用の画像や文字入力を支援するキーボード画像等を組み合わせた画像を表示するための画像データを生成し、生成された画像データに基づく画像を表示部110に表示させる。
特定点導出部120は、パネル112に対しての操作に応じて、まず、パネル112上の点を特定し、その点に対応する表示部110上の点を導出して、その表示部110上の点から表示部110上の特定点を特定する。具体的に、特定点導出部は、パネル112上で指が接触していると認識される連続した領域があると、パネル112に対しての押圧または接触面に基づいて、その接触した領域におけるXY座標上の幾何学的中心、またはその接触した領域の重心に相当する点を算出してパネル112上の1の点を特定する。
また、その接触した領域が楕円等の方向性を有している場合には、特定点導出部120は、その方向を特定し、特定された方向に対して重み付けを行った後に点を特定してもよい。さらに、パネル112上に意図せず出現したゴミや異物による検知エラーを排除するために、特定点導出部120は、接触した領域の面積が所定の面積の範囲以上であり、かつ所定の範囲以下であるもののみを検知対象とすることで、点の検出精度の向上を図ることが可能となる。
特定点導出部120は、このようなパネル112に接触した領域内の点を、連続した領域毎に1つずつ特定する。そして、特定点導出部120は、このようにして求めたパネル112上の点と座標を等しくして1対1に対応している表示部110上の点を導出し、そのような点が表示部110上で1つのみであれば、表示部110上のその点をそのまま特定点とする。また、特定点導出部120は、検出したパネル112上の点が2点特定された場合、そのパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点を求め、予め定められた導出式に基づいて表示部110上の特定点を特定する。かかる特定点の特定処理に関しては後ほど詳述する。
入力受付部122は、特定点導出部120から伝送された特定点に応じて、その特定点が表示部110に表示されている画像のどの位置(座標)に対応するか判断し、その判断結果を表示制御部118や処理遂行部128に送信する。このように、操作入力は、パネル112を介した特定点と表示部110に表示された画像とを対応付けることで行われているものの、ユーザには、表示部110に表示されたアイコンやキーボードを模した画像を直接押止させ、そのアイコンやキーボードの操作キーに対応した処理が遂行されたように錯覚させることができる。
また、ユーザがパネル112の表面に対し2本の指を2点で接触させると、パネル112は、その2点の接触をそれぞれ検知し、特定点導出部120は、パネル112から受信した接触情報に基づいて2点の検出位置を特定し、それに対応する表示部110上の2点の位置を導出し、予め定められた導出式に基づいて特定点を導出する。このとき表示制御部118は、表示部110に既に表示されている画像における、導出された特定点の位置に任意の指標を重畳した画像を表示部110に表示させる。任意の指標は、矢印や指さし画像といった、点を特定可能なポインタでもよく、ユーザの好みに応じてキャラクターや他の様々な画像を採用することもできる。
図3〜図5は、指標の表示態様を説明するための説明図である。本実施形態において、特定される特定点Cは、例えば、図3(a)に示された表示部110上の2点A、Bの結線150上の点とする。したがって、指標152は接触する2本の指154a、154bの間、例えば、2点A、Bの中央位置に表示され、ユーザは、指標152や、指標152周囲の画像を、自身の指154(154a、154b)に隠れない位置で容易に視認することができる。ここでは、特定点Cの位置を2点A、Bの中央としたが、結線150上であればその位置(2点A、Bに対する相対位置)は任意である。しかし、指標152(特定点C)の位置は、指154に隠れないような位置であることが望ましい。
また、ユーザが2本の指154a、154bを任意に動かし、接触を検知しているパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点A、Bの位置が移動すると、図3(b)の如く、接触位置に追従するように導出式による特定点Cも移動し、それに伴って指標152の位置も移動する。このような特定点Cの移動は、2点A、Bの平行移動に限らず、回転移動や2点A、Bの間隔が変化する移動も含まれる。
したがって、ユーザは、2本の指154a、154bの配置や間隔を調整することで表示部110上の様々な位置に指標152を移動することが可能となる。ユーザは、指154をパネル112に接触させたまま、指標152を自由に移動し、所望するアイコンや操作キー(以下、単に選択対象という)上に指標152を重畳し、その選択対象を選択決定する動作を実行することで、後述する処理遂行部128がその選択対象に関する処理を遂行する。ここでは選択対象として、予め選択されることが想定される操作キー等を挙げているが、かかる場合に限られず、例えば、画面自体の切り取り等において表示部110の所定の位置を指定する場合等、画面上の様々なアイテムを対象とすることができる。したがって、接触するパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点A、B間に複数の選択対象が存在する場合においても、ユーザは、その複数の選択対象のうちの所望する選択対象に指標152を確実に重ねることができるので、所望する操作キーと一緒に他の操作キーを押止してしまったり、誤った操作キーを押止してしまうといった問題を回避することが可能となる。
このとき、接触するパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点A、Bの相対位置関係や間隔と、導出式によって導き出される特定点Cとの組み合わせは無数にある。換言すれば、所望する任意の位置に指標152を移動させたい場合の2本の指154a、154bの配置(方向や間隔)は何通りも考えられることになる。例えば、図4の例で同一の選択対象156に指標152を重畳する場合に、図4(a)のように表示部110の縦方向に2本の指154a、154bを配置しても、図4(b)のように表示部110の横方向に2本の指154a、154bを配置しても目的を達成することができる。そうすると、表示部110の端部に所望する選択対象156がある場合であっても、図4(a)または図4(b)の如く、指154の配置を調整することで、ユーザは、その選択対象156に指標152を容易に重畳することができる。したがって、ユーザが、表示部110の選択対象156を選択できないといった不感帯の問題が生じない。
また、表示制御部118は、表示部110上の2点間に指標152を重畳するのみならず、図5に示すように、その2点の結線150自体を補助的に画像に重畳して表示部110に表示させてもよい。こうして、ユーザは、指が接触している位置や指標152が表示されている位置の基準となる結線150を視認することが可能となり、所望する位置に指標152を移動させるため、自身の指154をどのように移動すればよいか容易に把握することができ、所望する選択対象156に迅速に指標152を重畳することが可能となる。
位置補正部124は、表示部110上の2点A、Bの結線150上の特定点Cの位置をユーザの操作入力に応じて、定常的にまたは一時的に所定長または所定の割合でシフトする。例えば、このようなパネル112を操作する場合に用いる2本の指154a、154bをどの指にするかの選択はユーザ毎に異なり、また、用いられる2本の指154a、154bの長さやパネル112への接触の仕方が異なる場合もある。このとき、位置補正部124は、ユーザの操作入力に応じて、指標152が表示部110上の2点A、Bのいずれかに定常的に偏るよう指標152の表示位置を所定長または2点A、Bに対する所定の割合で調整する。こうして、ユーザは、定常的に、結線150上の所望する位置に指標152を表示させることができる。
このように、位置補正部124が定常的に特定点Cの位置を所定長シフトすることもできるが、その他の例として、位置補正部124は、表示部110の画像の内容に応じて、特定点Cを一時的に結線150上の任意の長さだけシフトすることもできる。
図6は、位置補正部124の他の例を示す説明図である。例えば、図6のように、パネル112と接触している2点に対応する表示部110上の2点A、Bの間、特に結線150上に複数の選択対象156がある場合、ユーザは、2本の指154a、154bを移動することでその複数の選択対象156のうちの所望する選択対象156に指標152を重畳することができる。
しかし、このように結線150に一部が重なっている選択対象156が複数存在する場合には、指154を実際に移動しなくとも、ユーザが2本の指154a、154bを固定したまま、他の指(例えば中指)をタップすることで、位置補正部124は、その結線150に一部が重なり、かつ結線150方向に隣接する他の選択対象156に特定点Cを移動する。したがって、図6に示すように、表示部110上の2点A、Bの結線150上にある指標152が、パネル112上の3点目の接触(タップ)が実行される度に結線150上で他の選択対象156に含まれる任意の位置にシフトし、ユーザは、そのシフトされた指標152が所望する選択対象156に重畳されたタイミングでその選択対象156を選択決定し、選択対象156に関する処理を遂行することが可能となる。ただし、ここでのタップ動作が、後述する処理遂行部128におけるタップ動作と等しくなる場合、いずれかの動作を異ならせるとよい。
相対移動部126は、パネル112上の2点に係る、パネル112に対しての押圧力または接触面積の相対量に応じて、特定点Cを、パネル112上の2点に対応した表示部110上の2点A、Bのいずれかに近づくように移動し、表示制御部118は、その特定点Cの位置に任意の指標152を重畳する。例えば、ユーザが自身の指154への力の入れ方を適宜調節すると、相対移動部126は、そのパネル112上の2点に係る、パネル112上で指が接触していると認識される連続した領域の押圧力または接触面積の、パネル112上の2点の領域の相対量に応じて特定点導出部120で導出された特定点Cを結線150上でさらに移動し、表示制御部118は、その移動された特定点Cの位置に指標152を重畳し、表示部110に表示させる。したがって、ユーザは、所望する選択対象156が、接触する2点に対応した表示部110上の2点A、B間に有りさえすれば、2本の指154自体を移動させなくとも、2本の指154a、154bの力加減を調整することで、その選択対象156に指標152を重畳することが可能となる。
図7は、相対移動部126の動作を説明するための説明図である。例えば、図7(a)、(b)のように、パネル112に接触する2点に対応する表示部110上の2点A、Bの間に複数の選択対象156が有る場合において、一方の点Aに近い選択対象156に指標152を重畳する場合、ユーザは、図7(a)のように、点Aに関する指154aに、点Bに関する指154bより相対的に力を入れて(または点Bに関する指154bの力を、点Aに関する指154aより相対的に抜いて)、指標152を結線上で点Aに近づける。また、他方の点Bに近い選択対象156に指標152を重畳する場合、ユーザは、図7(b)のように、点Bに関する指154bに、点Aに関する指154aより相対的に力を入れて(または点Aに関する指154aの力を、点Bに関する指154bより相対的に抜いて)、指標152を結線上で点Bに近づける。こうして、ユーザは、押圧力や接触面積を調整するのみで指標152の位置を微調整できる。
しかし、人の指154によるパネル112への押圧力やその接触面積はふらつきやすく、押圧力または接触面積の相対量が一定の値を示さないことが多い。そこで、特定点導出部120は、パネル112に対する押圧力やその接触面積に基づいて、その接触した領域におけるXY座標上の1点を特定する際に、XY座標値それぞれに低域通過フィルタを施して、フィルタリングされたXY座標値をパネル112上の点とし、その点に対応する表示部110上の点A、Bから特定点Cを導出し、表示制御部118は、その特定点Cの位置に任意の指標152を重畳する。また、上述した相対移動部126は、パンル112上の2点に係る、パネル112に対しての押圧力または接触面積の相対量を導出する際に、上述した押圧力や接触面積を検知可能なパネル112において検知された押圧力を示す値自体、または、接触面積を示す値自体に低域通過フィルタを施し、もしくは、導出された相対量に低域通過フィルタを施して、特定点Cを移動する。こうして、人の指とパネル112との接触状態がふらつく場合であっても、その平均的な押圧力や接触面積に応じて特定点Cの位置が定まるので、ユーザは、安定した位置に指標152を位置させることが可能となる。
また、上述したように、ユーザが2本の指を固定したまま、他の指(例えば中指)をタップすることで、位置補正部124は、その結線上にある他の選択対象に特定点Cを移動している。このような処理に準じて、ユーザがいずれかの指に力を入れた(または力を抜いた)場合、定常状態からの押圧力または接触面積の増減の差分が、予め規定しておいた閾値を超えるのを検出したら、相対移動部126は、その結線上にある、例えば力を入れた方向にある他の選択対象156に定点Cを移動する。こうして、ユーザは力加減の微妙な調整をしなくても、その選択対象に指標を重畳することが可能となる。
ユーザは、上述した特定点導出部120や表示制御部118によって、所望する選択対象156に指標152を重畳すると、その選択対象156に関連付けられた処理を遂行すべく、選択対象156を選択決定する動作を行う必要がある。そこで、以下に示す処理遂行部128は、まず、このような選択決定の動作を検知する。
処理遂行部128は、選択対象156に任意の指標152が重畳されている間、即ち、特定点Cの表示部110上の座標(x、y)が、選択対象156の認識範囲として予め定められた表示部110上の範囲に含まれ(a≦x≦b、c≦y≦d))、その選択対象156が選択されていると入力受付部122が判断している間に、パネル112上の2点の接触が解除され、またはパネル112上の新たな他の点の接触を検知すると、選択対象156に関連付けられた処理を遂行する。こうして、任意の指標152を選択対象156に合わせた状態で接触解除またはさらなる接触により、ユーザは容易に選択対象の処理を実行することができる。例えば、現在起動しているアプリケーションが文字入力ソフトであれば、処理遂行部128は、表示制御部118を介して、選択決定された文字を表示部110に表示させる。
ただし、本実施形態の情報処理装置100は、2点の接触操作のみならず、通常のユーザインターフェースで用いられる1点の接触操作も許容している。したがって、2点の接触が解除された、すなわち1点の接触のみになった状態を不用意に選択決定とすると、1点の接触による接触操作と区別できない場合が生じ得る。ここでは、例えば、パネル112上の2点の接触操作で選択決定する動作を行う場合、一方が接触解除された後、入力受付部122は、タイマによる計時を開始し、処理遂行部128は、所定時間内に他方も接触解除されてはじめて選択決定されたと判断し、所定時間内に他方の接触解除を検知できない場合は、選択決定されていないと判断してその選択をキャンセルする。
また、新たな他の点の接触検知による選択決定の場合、他の点の接触検知は1回に限られず、その選択対象156に指標152が重畳される限り、何度でも選択決定を繰り返すことができる。すなわち、パネル112上の2点の接触操作が維持されている間、例えば、他の点のタップによってキーボード画面の同じ文字キーを連続して入力することが可能となる。
また、表示制御部118は、選択対象156に任意の指標152が重畳されている間、選択対象156の表示態様を変化させるとしてもよい。ここでは、選択対象156に指標152が重畳したときに、表示制御部118が、その選択対象156自体またはその周囲を明滅させたり、選択対象156の色や大きさを変化させたり、表示部110上の異なる位置に選択対象156を拡大表示させたりして、指標152が重畳している選択対象156をユーザに把握させ易くする。こうして、ユーザに所望の選択対象156を確実に選択させることが可能となる。
以上、説明した本実施形態の情報処理装置100では、アイコンや操作キー等、選択対象156が小さく、その選択対象156同士の間隔が狭い場合でも、ユーザは、自身の指154で直接かつ正確に接触操作することが可能となる。
また、本実施形態の情報処理装置100では、ユーザが、表示部110に表示された選択対象156を、パネル112上の2点への接触操作を通じてそのまま選択することができるため、操作の度に拡大表示画面が切り替わり、不連続かつ煩雑な操作によって操作効率の低下を招くこともない。また、ユーザがパネル112上で自身の指154を任意の方向や間隔に変えることで、所望する選択対象156に指標152を重畳することができるので、不感帯の問題も生じない。さらに、2点A、B間に複数の選択対象156が存在する場合においても、表示部110上の2点A、Bに対応するパネル112上の2点の接触位置およびその押圧力や接触面積によって適切な位置に指標152を移動し、選択対象156を特定することができるので、所望する選択対象156と一緒に他の選択対象156を押止してしまったり、誤った選択対象156を押止してしまうといった問題も回避できる。
さらに、情報処理装置100では、パネル112に対する2点の接触操作と、パネル112に対する既存の1点の接触操作とを両方許容しているので、選択対象156が1点の接触操作で十分に選択可能な場合には1点の接触操作を行い、2点の接触操作の方が選択対象を選択し易い場合には2点の接触操作を行うといった具合に、選択対象に応じて適宜接触操作を選択することで、より操作性および利便性の高い操作入力を実現することが可能となる。
また、コンピュータを、情報処理装置100として機能させるプログラムや当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
(操作入力方法)
さらに、上述した情報処理装置100におけるパネル112での操作入力を実行する操作入力方法も提供される。図8は、本実施形態にかかる操作入力方法の概略的な処理を示したフローチャートである。
まず、情報処理装置100の特定点導出部120は、パネル112においてユーザによる接触操作が検知されているか否か判定し(S200)、接触が検知されると(S200におけるYES)、その接触が検知されているパネル112上の接触領域から点を特定、その点に対応する表示部110上の点を導出し、その点が2点で有るか否か判定する(S202)。点が2点ではない場合、すなわちパネル112への接触が1点のみであった場合(S202におけるNO)、その1点の接触が解除されたか否か判定し(S204)、接触が解除されると(S204におけるYES)、その接触が解除された時点における接触位置に選択対象156が有るか否か判定し(S206)、選択対象156が有れば(S206におけるYES)、処理遂行部128は、その選択対象156に関する処理を実行する(S208)。こうして、1点の接触操作であっても接触解除を通じて確実に処理が実行される。
ここで、1点の接触操作においても接触解除をもって選択対象156に関する処理を実行するとしたのは、2点の接触操作において1点目の接触と2点目の接触とが同時に為されなかった場合に、1点目の接触に従って誤って処理が遂行されないようにするためである。また、1点に接触したまま指154をスライドさせて移動すると、最初に選択した選択対象156から別の選択対象156に変更することができることはいうまでもない。ここで、接触が解除されていない場合には(S204におけるNO)、接触判定ステップS202からを繰り返す。
かかる構成により、ユーザが2点の接触操作を試みた場合において、パネル112に対する2点の接触が同時に為されなかったとしても、1点を接触した時点で一旦上述した1点の接触操作と判定され、その後、2点目が接触すると2点の接触操作が実行されるので、2点の接触操作にスムーズに移行することができる。
接触判定ステップS202において点が2点であると判定した場合、すなわち、パネル112への接触が2点であった場合(S202におけるYES)、特定点導出部120は、接触されたパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点A、Bから導出式に基づいて表示部110上の特定点を導出し、例えば、ここでは2点A、Bの結線上の点を特定点とし、表示制御部118は、その特定点の位置に指標152を重畳し、表示部110に表示させる(S210)。
そして、特定点導出部120は、そのパネル112上の2点のうち1点が接触解除されたか否か判定し(S212)、解除されていなければ(S212におけるNO)、さらに3点目の接触および解除(タップ)が有るか否か判定し(S214)、3点目の接触解除が有れば(S214におけるYES)、その接触が有った時点における特定点の位置に選択対象156が有るか否か判定し(S216)、選択対象156が有れば(S216におけるYES)、処理遂行部128は、その選択対象156に関する処理を実行する(S218)。また、3点目の接触解除が無ければ(S214におけるNO)、接触判定ステップS202からを繰り返す。
1点接触解除ステップS212において、パネル112上の2点のうち1点が接触解除されると(S212におけるYES)、入力受付部122は、タイマの計時を開始し(S220)、そのタイマの計時が所定時間を超過しているか否かのタイムアウトを判定する(S222)。ここで、入力受付部122がタイムアウトと判定すると(S222におけるYES)、指標152による選択対象156の選択が無効になり、入力受付部122は、タイマの計時を停止して(S224)、接触判定ステップS202からを繰り返す。
タイマの計時が所定時間を超過していない間(S222におけるNO)、入力受付部122は、接触解除した1点の再接触、即ち、2点による接触操作が復活したか否か判定し(S226)、再接触が有れば(S226におけるYES)、タイマの計時を停止して(S224)、再び接触判定ステップS202からを繰り返す。
こうして、パネル112から1点目を接触解除したとき、特定点による選択状態が維持されるものの、そのことのみによっては選択対象156に関する処理は遂行されず、タイムアウトまたは2点目の再接触により選択状態の維持が解除される。また、以下に示すように1点目と2点目とを所定時間内に連続して解除したときのみその維持された選択状態が有効となり、選択対象156に関する処理が遂行されることとなる。
再接触が無い場合(S226におけるNO)、入力受付部122は、さらに2点目がパネル112上で接触解除されたか否か判定し(S228)、2点目の接触解除が無い間(S228におけるNO)、タイムアウト判定ステップS222からを繰り返す。ここで、2点目の接触解除が有ると(S228におけるYES)、タイマの計時を停止し(S230)、1点目の接触解除の時点における特定点の位置に選択対象156が有るか否か判定し(S232)、選択対象156が有れば(S232におけるYES)、処理遂行部128は、その選択対象156に関する処理を実行する(S234)。
こうして、選択対象156に任意の指標152が重畳されている間に、2点の接触が解除され、または新たな他の点の接触が検知されると、選択対象156に関連付けられた処理が遂行される。
(第2の実施形態:情報処理装置300)
第1の実施形態では、接触したパネル112上の2点に対応する表示部110上の2点の結線上の点を特定点とすることで、所望する選択対象156に指標152を重畳する例を挙げた。第2の実施形態では、それ以外の位置を特定点とすることで、高い操作性や利便性を供給する。
図9は、情報処理装置300の概略的な構成を示した機能ブロック図である。図9に示すように、情報処理装置300は、表示部110と、パネル112と、メモリ114と、中央制御部316とを含んで構成され、中央制御部316は、表示制御部318、特定点導出部320、入力受付部122、位置補正部324、相対移動部326、絶対移動部330、処理遂行部128としても機能する。第1の実施形態における構成要素として既に述べた表示部110、パネル112、メモリ114、中央制御部116の入力受付部122、処理遂行部128は、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違する中央制御部316の表示制御部318、特定点導出部320、位置補正部324、相対移動部326、絶対移動部330を主に説明する。
特定点導出部320は、パネル112に接触した2点に対応する表示部110上の2点から予め定められた導出式に基づいて特定される特定点を導出する。このとき、表示制御部318は、導出された特定点の位置に任意の指標152を重畳し、表示部110に表示させる。
図10〜図13は、指標152の表示態様を説明するための説明図である。本実施形態において、上記導出式に基づいて特定される特定点Cは、例えば、図10(a)に示された表示部110上の2点A、Bの結線150を一辺とする三角形158の2点A、B以外の点とする。したがって、指標152は接触する2本の指154a、154bより上方の、例えば、表示部110上の2点A、Bの結線150の垂直2等分線上に表示され、ユーザは、指標152や、指標152周囲の画像を自身の指154に隠れない位置で容易に視認することができる。ここで、指標152は、第1の実施形態同様、矢印や指さし画像といった点を特定可能なポインタでもよく、ユーザの好みに応じてキャラクターや他の様々な画像を採用することができる。また、本実施形態では、指標として図10のような略二等辺三角形の矢印を準備し、その頂点の角度を2点A、Bとの角度と等しくしている。
また、ここでは、特定点Cの位置を表示部110上の2点A、Bの結線150の垂直2等分線上としたが、2点との関係で位置が特定されればその位置(2点に対する相対位置)は任意である。
また、ユーザが2本の指154a、154bを任意に動かし、接触を検知している2点に対応する表示部110上の2点A、Bの位置が移動すると、図10(b)の如く、接触位置に追従するように導出式による特定点Cも移動し、それに伴って指標152の位置も移動する。このような特定点Cの移動は、2点A、Bの平行移動に限らず、回転移動や2点の間隔が変化する移動も含まれる。特に、本実施形態では、特定点Cが2点A、Bの回転移動に応じて2点A、Bの中点を中心とする円周上を移動するため、指標152の回転移動の自由度が高くなる。
したがって、ユーザは、第1の実施形態同様、2本の指154a、154bの配置や間隔を調整することで表示部110上の様々な位置に指標152を移動することが可能となる。ユーザは、指154をパネル112に接触させたまま、指標152を自由に移動し、所望する選択対象156上に指標152を重畳し、その選択対象を選択決定する動作を実行することで、処理遂行部128がその選択対象に関する処理を遂行する。
このとき、接触するパネル112上の2点に対応した表示部110上の2点A、Bの相対位置関係や間隔と、導出式によって導き出される特定点Cとの組み合わせは無数にある。換言すれば、所望する任意の位置に指標152を移動させたい場合の2本の指154a、154bの配置(方向や間隔)は何通りも考えられることになる。例えば、図11の例で同一の選択対象156に指標152を重畳する場合に、ユーザは、図11(a)のように表示部110の縦方向に2本の指154a、154bを配置しても、図11(b)のように表示部110の横方向に2本の指154a、154bを配置しても目的を達成することができる。そうすると、表示部110の端部に所望する選択対象156がある場合であっても、図11(a)または図11(b)の如く、指154の配置を調整することで、ユーザは、その選択対象156に指標152を容易に重畳することができる。したがって、ユーザが、表示部110の選択対象156を選択できないといった不感帯の問題が生じない。
ただし、表示部110の下端にある選択対象156を選択する場合に、2本の指を表示部110上方から回さなければならないので、例えば、図12(a)のように、キーボード画面160の下に、キーボード下端の選択対象156を選択させるための領域162を設けたり、図12(b)のように、パネル112を表示部110より下方に延長し、検知領域164を設けたりすることでも対応することができる。
また、本実施形態では、特定される特定点Cを表示部110上の2点A、Bの結線150を一辺とする三角形158の2点以外の点としたので、導出式が一意に決められていたとしても、その条件を満たす点として、結線150を隔てて2つの候補が存在することになる。そこで、特定点導出部320は、ユーザによるタップ等の所定の入力に応じて、表示部110上の2点A、Bの結線150を一辺とする三角形158の2点A、B以外の点(特定点)を、他の候補の点に移動する。
人間工学の観点から、2点A、Bの結線150を一辺とする三角形158の2点以外の点は、表示部110上の上方向に表示されるのが望ましい。したがって、特定点導出部320は、候補となる2つの特定点の座標を導き出し、図13に示すように、表示部110上で上方の座標を示す特定点Cを初期値とし、表示制御部318は、その特定点Cの位置に指標152を重畳し、表示部110に表示させる。ここで、表示部110の上下は、情報処理装置300に設けられた例えば加速度センサにより重力の方向を判断することで特定するとしてもよい。
また、特定点Cの初期値を、特定の指、例えば親指による3点目の接触に応じて特定点Cの初期値を決定するとしてもよい。
こうして表示された指標152がユーザの所望する位置と異なる場合、ユーザは、パネル112をタップし、特定点導出部320は、そのタップに応じて、現在、指標152を重畳している特定点Cを、図13中矢印で示すように、表示部110上の2点A、Bの結線150の中心166を対称の中心とする点対称の位置(または2点A、Bの結線150を対称軸とする線対称の位置)に移動して、所望する側に指標152を移動させる。こうして、任意の指標152を点対称の位置に容易に移動できる。
ここでタップは、例えばパネル112上の2点のうち、いずれかの指によるタップ動作、すなわち一旦パネル112から一方の指を放してから、すぐに再度接触させる動作をすることで特定点Cの切り替えをするようにしてもよい。または、パネル112上の2点以外の例えば親指など3点目の接触のたびに、特定点Cの切り替えをするようにしてもよい。ただしこの場合、3点目の接触で選択対象156を確定することができなくなる。
また、表示制御部318は、上述した特定点Cの位置に指標152を重畳するのみならず、第1の実施形態における結線150同様、その三角形158を補助的に重畳した画像を表示部110に表示させてもよい。こうして、ユーザは、指が接触している位置や指標152が表示されている位置の基準となる三角形158を視認することが可能となり、所望する位置に指標152を移動させるために自身の指154をどのように移動すればよいか容易に把握することができ、所望する選択対象156に迅速に指標152を重畳することが可能となる。
位置補正部324は、表示部110上の2点A、Bの結線150を一辺とする三角形158の2点以外の点を所定変位補正する。
図14は、位置補正部324の動作を示す説明図である。具体的に、位置補正部324は、2本の指154a、154bの接触状態を通じて、特定点Cの位置を補正する。位置補正部324は、パネル112に対する2本の指154a、154bの接触面積や接触形状等の接触状態から、その指がそれぞれ人のどの指(例えば、人差し指と中指等)であるか、いずれかまたは両方の指154の接触している面積の接触形状およびまたは両方の接触している面積部分の位置関係から推定する。例えば、位置補正部324は、図14(a)のように人差し指と中指と推定した場合、それぞれの指の長さの違いを考慮して表示部110上の2点A、Bを導出し、図14(b)のように、その指の延長方向に特定点Cを移動する。また、位置補正部324は、いずれかまたは両方の指154の接触している面積の接触形状およびまたは接触している面積部分の双方の位置関係から、例えば接触部分の楕円の長手方向の形状と接触部分の距離を検出して指154の方向が楕円の長手方向の延長方向にあり、これと平行であり、かつ両方の接触部分の中央位置の延長上にあると推定し、その方向に特定点Cを移動してもよい。こうして、2本の指154の方向に指標152を表示させることができ、ユーザの操作性や利便性が高まる。多くの場合には接触面積の形状は楕円であり、いずれかの接触部分の面積の形状の情報によって方向の推定は可能である。なお、指の傾きによって接触面積の形状がほぼ円になる場合もあるが、この場合であっても長時間この状態が維持されることはないので、方向が検出できた場合には、検出位置との関係で所定の時定数で、検出方向の正確性を向上することができる。
相対移動部326は、第1の実施形態同様、パネル112上の2点に係る、パネル112に対しての押圧力または接触面積の相対量に応じて、特定点Cを、パネル112上の2点に対応した表示部110上の2点A、Bのいずれかに近づくように移動し、表示制御部318は、その特定点Cの位置に任意の指標152を重畳する。例えば、ユーザが自身の指154への力の入れ方を適宜調節すると、相対移動部326は、その2点に係る、パネル112上で指が接触していると認識される連続した領域の押圧力または接触面積の、パネル112上の2点を含む領域の相対量に応じて特定点導出部320で導出された特定点Cをさらに移動し、表示制御部318は、その移動された特定点Cの位置に指標152を重畳し、表示部110に表示させる。また、本実施形態において、絶対移動部330は、パネル112上の2点に係る、パネル112に対しての押圧力または接触面積の総量に応じて、特定点Cを2点の結線150との距離が異なるよう(結線150を底辺とする三角形の高さが異なるよう)に移動し、表示制御部318は、その特定点Cの位置に任意の指標152を重畳する。
図15は、相対移動部326の動作を説明するための説明図である。例えば、図15(a)、(b)のように指標152が表示されている状態において、指標152を表示部110の左方向に移動する場合、図15(a)のように、点Aに関する指154aに、点Bに関する指154bより相対的に力を入れて(または点Bに関する指154bの力を、点Aに関する指154aより相対的に抜いて)、指標152を点Aに近づける。また、指標152を表示部110の右方向に移動する場合、図15(b)のように、点Bに関する指154bに、点Aに関する指154aより相対的に力を入れて(または点Aに関する指154aの力を、点Bに関する指154bより相対的に抜いて)、指標152を点Bに近づける。
図16は、絶対移動部330の動作を説明するための説明図である。図16(a)、(b)のように指標152が表示されている状態において、指標152を表示部110の上方向に移動する場合、図16(a)のように、点Aに関する指154aと点Bに関する指154bとの両方に力を入れて、指標152を結線150から遠ざける。また、指標152を表示部110の下方向に移動する場合、図16(b)のように、点Aに関する指154aと点Bに関する指154bとの両方の力を抜いて、指標152を結線150に近づける。こうして、ユーザは、押圧力や接触面積を調整するのみで任意の指標の位置を微調整できる。
さらに、相対移動部326や絶対移動部330は、表示制御部118を介して、指154の接触位置における接触部分の周囲に任意の表示態様を付与し、押圧力や接触面積の大きさに応じて、その表示態様の照度や色を変更し、ユーザに自身の押圧力の相対量や総量を認識させることもできる。
また、表示制御部318は、第1の実施形態同様、押圧力やその接触面積に低域通過フィルタを施して任意の指標152を移動してもよい。そして、処理遂行部128は、選択対象に任意の指標152が重畳されている間に、パネル112上の2点の接触が解除され、または新たな他の点の接触を検知すると、選択対象156に関連付けられた処理を遂行する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができ、表示部110に表示された操作キーを模した画像の大きさやその間隔の狭さに拘わらず、パネルを通じたユーザの操作性と利便性とを確保し、操作効率を向上することが可能となる。また、操作入力方法も、図8に示す指標表示ステップS210の特定点Cが異なること以外は、図8と処理の流れが等しいので、ここではその説明を省略する。
また、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、表示制御部318は、その選択対象156自体またはその周囲を明滅させたり、選択対象156の色や大きさを変化させたり、表示部110上の異なる位置に選択対象156を拡大表示させたりして、指標152が重畳されている選択対象156をユーザに把握させ易くする。
さらに、第1の実施形態同様、ユーザがいずれかの指に力を入れた(または力を抜いた)場合、定常状態からの押圧力または接触面積の増減の差分が、予め規定しておいた閾値を超えるのを検出したら、例えば力を入れた方向にある他の選択対象156に定点Cを移動する。こうして、ユーザは力加減の微妙な調整をしなくても、その選択対象に指標を重畳することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の操作入力方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、パネルでの操作入力が可能な情報処理装置に利用することができる。
100、300 …情報処理装置
110 …表示部
112 …パネル
120、320 …表示制御部
124、324 …位置補正部
126、326 …相対移動部
128 …処理遂行部
330 …絶対移動部

Claims (13)

  1. 表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、
    前記パネルに対しての操作に応じて、前記パネル上の少なくとも2点を導出し、前記パネル上の2点から前記表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、
    導出された前記表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、
    前記パネル上の2点とは異なる任意の点への入力に応じて、前記特定点をシフトする位置補正部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定点は、前記パネル上の2点に対応した前記表示部上の2点の結線上の点であり、
    前記位置補正部は、前記表示部上の2点の結線上の位置に前記特定点をシフトすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記位置補正部は、前記表示部が表示する選択対象上の位置に前記特定点をシフトすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、
    前記パネルに対しての操作に応じて、前記パネル上の少なくとも2点を導出し、前記パネル上の2点から前記表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、
    導出された前記表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、
    前記パネル上の2点に係る、前記パネルに対しての押圧力または接触面積に応じて、前記特定点を移動する相対移動部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記相対移動部は、前記パネル上の2点に係る、前記パネルに対しての押圧力または接触面積の相対量に応じて、前記パネル上の2点に対応した表示部上の2点のいずれかに近づくように前記特定点を移動することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記相対移動部は、前記パネル上の2点に係る、前記パネルに対しての押圧力または接触面積の総量に応じて、前記パネル上の2点に対応した表示部上の2点の結線との距離が異なるように前記特定点を移動することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定点導出部は、前記押圧力を示す値または接触面積を示す値に低域通過フィルタを施して前記特定点を導出することを特徴とする請求項4から6に記載の情報処理装置。
  8. 表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、
    前記パネルに対しての操作に応じて、前記パネル上の少なくとも2点を導出し、前記パネル上の2点から前記表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、
    導出された前記表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記特定点は、前記パネル上の2点に対応した前記表示部上の2点の結線を一辺とする三角形における前記表示部上の2点以外の点であり、
    前記特定点導出部は、前記パネル上の2点とは異なる任意の点への入力に応じて、前記2点の結線の中心を対称の中心とする点対称の位置に前記特定点を移動することを特徴とする情報処理装置。
  9. 表示部に対応して配置され、ユーザによる操作を検知するためのパネルと、
    前記パネルに対しての操作に応じて、前記パネル上の少なくとも2点を導出し、前記パネル上の2点から前記表示部上の特定点を特定する特定点導出部と、
    導出された前記表示部上の特定点の位置に任意の指標を表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記特定点導出部は、重力の方向に基づいて、前記特定点を特定することを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記特定点は、前記表示部上の2点の結線を一辺とする三角形における前記表示部上の2点以外の点である第1の点、または、前記表示部上の2点の結線の中心を対称の中心として前記第1の点と点対称の位置の第2の点であり、
    前記特定点導出部は、重力の方向に基づいて、前記第1の点または前記第2の点を前記特定点とすることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御部は、前記パネル上の2点に対応した前記表示部上の2点の結線を表示部に表示させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 選択対象に前記任意の指標が重畳されている間に、前記パネル上の2点の操作が解除されるか、または前記パネル上の新たな他の点の操作を検知すると、前記選択対象に関連付けられた処理を遂行する処理遂行部をさらに備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御部は、選択対象に前記任意の指標が重畳されている間、前記選択対象の表示態様を変化させることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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