JP2014197334A - 表示制御装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器を片手で保持しつつ、電子機器を保持する手の指で操作用オブジェクトをタッチ操作する際の操作性を向上させる。【解決手段】傾斜検出部105は表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出し、CPU101は配置制御部106およびサイズ制御部107によって傾斜方向および傾斜量に応じて表示画面におけるオブジェクトの配置およびサイズを変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、表示すべきオブジェクトの配置およびサイズを制御する表示制御装置に関する。
一般に、デジタルカメラ、携帯電話、又は所謂タブレット端末などの小型携帯機器(電子機器)には、タッチ操作による入力操作が可能なタッチパネルが搭載されるものが多い。そして、これら小型携帯機器のなかには物理的なボタンをほとんど備えず、タッチパネル上に表示されるアイコンなどの操作用オブジェクトに対するタッチ操作のみで全ての操作が行える機器もある。
小型携帯機器の場合には、ユーザが小型携帯機器を片手で保持し、さらに、小型携帯機器を保持する側の手の指によって各種操作を行う状況にある。この場合、小型携帯機器を保持する側と反対側に配置された操作用オブジェクトには指が届きづらく、タッチ操作を良好に行うことが困難となる。
このような操作上の困難性を解消するため、例えば、小型携帯機器の傾斜を検出して、当該検出した傾斜に応じてタッチパネル上に表示される操作用オブジェクトを移動させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2008−3671号公報
ところで、特許文献1に記載の手法では、操作用オブジェクトが多数表示されている際に、小型携帯機器を傾斜させて、小型携帯機器を保持する側に全ての操作用オブジェクトを移動させると、操作用オブジェクトが小型携帯機器を保持する側から遠い範囲まで配置されてしまう。このような場合、一部の操作用オブジェクトには依然として指が届きづらく、片手では操作しづらい状況を改善することが難しい。
そこで、本発明の目的は、電子機器を片手で保持しつつ、電子機器を保持する手で操作用オブジェクトをタッチ操作する際の操作性を向上させることのできる表示制御装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による表示制御装置は、表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置であって、前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出手段と、前記傾斜検出手段で検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置の制御方法であって、前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出ステップと、前記傾斜検出ステップで検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置で用いられる制御プログラムであって、前記表示制御装置が備えるコンピュータに、前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出ステップと、前記傾斜検出ステップで検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出して、当該傾斜方向および傾斜量に応じて表示画面におけるオブジェクトの配置およびサイズを変更するようにしたので、電子機器を傾斜させた際においても電子機器を片手で保持しつつ、電子機器を保持する手の指でオブジェクトをタッチ操作する際の操作性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態による表示制御装置が用いられた電子機器の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す端末装置における傾斜量の算出について説明するための図であり、(a)は端末装置が静止している状態を示す図、(b)は端末装置を傾斜させた状態を示す図である。 図1に示す端末装置における表示制御を説明するためのフローチャートである。 図1に示す端末装置で行われる操作用オブジェクトの配置変更とサイズ変更を説明するための図であり、(a)は電源投入直後における端末装置に表示された操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図、(b)は端末装置を傾斜させた際の操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図、(c)は端末装置を(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。 本発明の第2の実施形態による端末装置100で行われる表示制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による端末装置で行われる鑑賞用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更を説明するための図であり、(a)は電源投入直後における端末装置に表示された操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図、(b)は端末装置を傾斜させた際の操作用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更の状態を示す図、(c)は鑑賞用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更の状態を示す図、(d)は端末装置を(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。 本発明の第3の実施形態による端末装置100で行われる表示制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による端末装置において配置およびサイズを変更した操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトを変更前の状態に戻す例を説明するための図であり、(a)は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズが変更された状態を示す図、(b)は前回の傾斜方向と同軸方向でかつ逆方向に端末装置を傾斜させた際の表示状態を示す図、(c)は端末装置を(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。 本発明の実施の形態における端末装置100において3軸方向の傾斜量に応じた操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズの変更についてその一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態による表示制御装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による表示制御装置が用いられた電子機器の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の電子機器は、例えば、タブレット端末装置(以下単に端末装置と呼ぶ)であり、この端末装置100には表示制御装置が搭載されている。そして、端末装置100は表示部1041(つまり、表示画面)に表示された操作用オブジェクト(以下アイコンともいう)をタッチ操作することによって種々の処理を行う機能を有している。
端末装置100はCPU101を備えており、このCPU101は端末装置100全体の動作を統括制御する。RAM102はCPU101のワークエリアとして用いられる一時記録領域である。ROM103には後述するフローチャートなどを処理するために用いられる制御プログラムが格納される。
タッチパネル104は液晶パネルなどの表示部1041とタッチ操作を検出するタッチセンサ1042とを有し、表示部1041には操作用オブジェクト(アイコン)および鑑賞用オブジェクトが表示される。
なお、操作用オブジェクトとは、主にユーザ操作用として表示部1041に表示されるオブジェクトであり、ユーザが操作用オブジェクトを指又はペンなどでタッチ操作すると、CPU101はタッチ操作された操作用オブジェクトに関連付けられた処理を行う。操作用オブジェクトは、例えば、アイコンである。
鑑賞用オブジェクトとは、主にユーザの鑑賞用として表示部1041に表示されるオブジェクトであり、この鑑賞用オブジェクトは、例えば、外部記憶装置200に記録された静止画又は動画である。
なお、タッチセンサ1042による検出手法として、例えば、圧力変化の検出、静電容量の変化の検出、又は電磁誘導方式による検出などがある。
傾斜検出部105は、後述するようにして、端末装置100の傾斜を検出する。ここでは、傾斜検出部105として、端末装置100の左右方向(x軸)、上下方向(y軸)、および前後方向(z軸)の3軸方向に関して傾斜を検出可能な3軸加速度センサを有している。
なお、端末装置100の左右方向(x軸)とはタッチパネル104上の左右方向をいい、上下方向(y軸)とはタッチパネル104上の上下方向をいう。また、前後方向(z軸)とはタッチパネル104に対して垂直方向であるとする。
傾斜検出部105は、端末装置100の電源投入を基準として、端末装置100の各軸方向における傾斜(3軸傾斜という)を検出する。そして、傾斜検出部105は、CPU101の制御下で、後述するようにして3軸傾斜に応じて各軸方向の傾斜量を算出する。
配置制御部106は、CPU101の制御下でタッチパネル104上における操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置を制御する。サイズ制御部107は、CPU101の制御下でタッチパネル104上における操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトのサイズを制御する。
端末装置100にはインタフェース(IF)108を介して外部記憶装置200が接続される。端末装置100はコネクタ109を備えており、このコネクタ109を外部記憶装置200に備えられたコネクタ201に接続すると、端末装置100がI/F208を介して外部記憶装置200に接続される。
外部記憶装置200は、例えば、メモリカード又はハードディスクであり、この外部記憶装置200はI/F108と接続されるI/F202と静止画および動画など記録する記録部203を有している。
図1に示す例では、端末装置100は外部記憶装置200を取り付けるためのI/Fおよびコネクタを一系統のみ有しているが、外部記憶装置200を取り付けるI/Fおよびコネクタを複数系統備えるようにしてもよい。そして、互いに異なる規格のI/Fおよびコネクタの系統を複数備えるようにしてもよい。
さらに、I/Fとして無線機器などに対応するものを用いれば、他のコンピュータなどの周辺機器との間で静止画などの転送を無線回線を介して行うことができる。また、端末装置100が静止画および動画を撮影する撮像部(図示せず)を備えるようにしてもよい。
図2は、図1に示す端末装置100における傾斜量の算出について説明するための図である。そして、図2(a)は端末装置100が静止している状態を示す図であり、図2(b)は端末装置100を傾斜させた状態を示す図である。
いま、端末装置が静止している状態(図2(a)に示す状態)で電源が投入されると、傾斜検出部105は、CPU101の制御下でタッチパネル104の表面に関してその左右方向(x軸)、上下方向(y軸)、および前後方向(z軸)を、それぞれ傾斜検出部105における各軸方向に対応する基準軸P1、P2、およびP3に決定する。
図2(a)に示す状態から端末装置100を傾斜させると(図2(b)参照)、傾斜検出部105は、上記の基準軸P1〜P3と傾斜後の3軸Q1〜Q3とがなす角度に応じて各軸の傾斜量を算出する。ここでは、基準軸P1〜P3の各々について、時計回りの傾斜量をプラスの傾斜量、そして、反時計回りの傾斜量をマイナスの傾斜量とする。
図2(b)に示す例では、端末装置100は時計回りに傾斜されているので、各軸の傾斜量はそれぞれ基準軸P1に対して+θxy、基準軸P2に対して+θxy、基準軸P3に対して+θzとなる。
なお、ここでは、x−y平面はタッチパネル104の表示面に対して平行であり、x軸方向の傾斜量とy軸方向の傾斜量とは同一の量になるので、x軸方向の傾斜量とy軸方向の傾斜量とのいずれか一方を算出すればよい。
また、傾斜量の算出は上述の例に限定されず、例えば、傾斜検出部105は常に重力方向を検出して、この検出結果に応じて端末装置100の傾斜方向と傾斜量を算出するようにしてもよい。
さらに、上述の例では、傾斜検出部105が3軸加速度センサを備えているが、3軸加速度センサの代わりに角速度センサ又は磁気センサなどを備えるようにしてもよい。さらには、複数種のセンサを組み合わせて用いるようにしてもよく、いずれにしても端末装置100の傾斜が検出できればよい。
加えて、上述の例では、基準軸P1〜P3を電源投入の際に決定するようにしたが、別にユーザが設定するようにしてもよい。また、傾斜量が大きく変化する直前の所定の定時間以上の静止状態において基準軸を決定するようにしてもよい。
図3は、図1に示す端末装置100における表示制御を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。
いま、端末装置100において、表示部1041に操作用オブジェクトが表示されているものとする。表示部1041に操作用オブジェクトが表示されていると、CPU101は傾斜検出部105によって端末装置100の傾斜が検出されたか否かを判定する(ステップS301)。端末装置100の傾斜が検出されないと(ステップS301において、NO)、CPU101は待機する。
一方、端末装置100の傾斜が検出されると(ステップS301において、YES)、CPU101は傾斜検出部105によって端末装置100の傾斜に係る各軸の傾斜量を算出する(ステップS302)。
続いて、CPU101は、各軸の傾斜量のいずれか1つが所定量α以上でありかつ当該所定量α以上(所定量以上)の状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS303)。この所定量αは、端末装置100に予め設定されている角度である。(なお、所定量αは、例えば、ROM103に記録されている)。
各軸の傾斜量の全てが所定量α以上でかつ所定時間以上継続していない状態であると判定すると(ステップS303において、NO)、CPU101はステップS301の処理に戻って傾斜検出部105によって再度端末装置100の傾斜を検出する。
各軸の傾斜量のいずれか1つが所定量α以上でかつ所定時間以上継続している状態であると判定すると(ステップS303において、YES)、CPU101は配置制御部106によって表示部1041に表示されている操作用オブジェクトの配置を変更する。さらに、CPU101はサイズ制御部107によって操作用オブジェクトのサイズを変更する(ステップS304)。そして、CPU101は表示制御を終了する。なお、操作用オブジェクトの配置およびサイズの変更については後述する。
図4は、図1に示す端末装置100で行われる操作用オブジェクトの配置変更とサイズ変更を説明するための図である。そして、図4(a)は電源投入直後における端末装置100に表示された操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図であり、図4(b)は端末装置100を傾斜させた際の操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。また、図4(c)は端末装置100を図4(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。
図4に示す例では、上記の所定量αは0よりも十分大きな量(つまり、角度)であるとする。さらに、ここでは、端末装置100をx−y平面にほぼ平行に傾斜した場合が示されており、従って、傾斜後のz軸Q3と基準軸P3とがなす角度はほぼ0となる。また、傾斜後のx軸Q1および基準軸P1がなす角度と傾斜後のy軸Q2と基準軸P2がなす角度は同一であるので、傾斜後のy軸Q2および基準軸P2のみを用いるものとする。
いま、電源投入直後における端末装置100の姿勢が図4(a)に示す状態であったとする。この状態では、端末装置100のタッチパネル104(つまり、表示部1041)には操作用オブジェクト401を含めて10個の操作用オブジェクトが表示されている。この際、ユーザは右手のみで端末装置100を保持している。
図4(a)に示す状態では、端末装置100はまだ傾斜していないので、傾斜検出部105はy軸Q2と基準軸P2がほぼ一致していると検出する(つまり、端末装置100は基準位置にある)。よって、CPU101は配置制御部106およびサイズ制御部107によって操作用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更を行うことなく、操作用オブジェクトを所定の配置およびサイズでタッチパネル104に表示する。
続いて、ユーザが端末装置100をx−y平面にほぼ平行に角度θaだけ傾斜させると(図4(b))、CPU101は傾斜検出部105によって端末装置100の傾斜を検出し、各軸の傾斜量を求める。前述のように、端末装置100はx−y平面にほぼ平行に時計回りに傾斜しているので、基準軸P2に対する傾斜量は+θaとなる。CPU101は傾斜量+θaが所定量α以上でかつ所定時間以上継続している状態であると判定すると、傾斜方向に対応する方向に操作用オブジェクトを移動させる。
図4(b)に示す例では、端末装置100は時計回りにx−y平面にほぼ平行に傾斜しているので、CPU101はタッチパネル104の左側に表示されていた操作用オブジェクトを右側に移動させて、元々右側に位置する操作用オブジェクトに係る配置可能領域に配置する。
この際、CPU101は、右側に位置する操作用オブジェクトの配置可能領域に全ての操作用オブジェクトが配置されるように、サイズ制御部107によって操作用オブジェクトのサイズを変更する。
図4(a)に示す状態では、タッチパネル104の右側の配置可能領域には操作用オブジェクトが一列に4個までしか配置できないが、操作用オブジェクトのサイズ変更によって、図4(b)に示す状態では一列に5個の操作用オブジェクトの配置可能となる。
操作用オブジェクトの配置可能領域とは、予めタッチパネル104の各側端部に規定された領域であり、この操作用オブジェクトの配置可能領域は端末装置100を片手(右手又は左手)で保持して操作する際に指が届きやすい範囲に設定される。
上述のように、操作用オブジェクトの配置可能領域に全ての操作用オブジェクトを配置すれば、片手(ここでは、右手)で端末装置100を保持して操作する際に指が届く範囲に全ての操作用オブジェクトを配置することができる。
その後、ユーザが端末装置100を再び図4(a)で示す姿勢に戻したとする(図4(c)参照)。この場合には、y軸Q2と基準軸P2とのなす角度はほぼ0となるので、CPU101は各軸の基準軸に対する傾斜量が全て所定量α以下であると判定する。このため、CPU101は操作用オブジェクトの配置およびサイズの変更を行わず、図4(b)に示す配置およびサイズで操作用オブジェクトをタッチパネル104に表示する。
これによって、一旦操作用オブジェクトの配置およびサイズが変更された後に、端末装置100を傾斜前の姿勢に戻しても、ユーザは変更後の表示状態のまま操作を行うことができる。
なお、上述の例では、操作用オブジェクトの配置可能領域は予め定められているものとしたが、ユーザが配置可能領域を設定することができるようにしてもよい。
このように、本発明の第1の実施形態では端末装置100の傾斜に応じて、操作用オブジェクトの配置およびサイズを変更するようにしたので、片手で操作しやすい配置可能領域に全ての操作用オブジェクトを配置することができる。これによって、ユーザは片手で端末装置100を保持しつつ、端末装置100を保持している手の指でタッチ操作を容易に行うことができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による端末装置の一例について説明する。なお、第2の実施形態による端末装置の構成は図1に示す端末装置100と同様である。
前述の第1の実施形態においては、端末装置100の傾斜に応じて操作用オブジェクトの配置およびサイズを変更する例について説明したが、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトが同時にタッチパネル104に表示されていると、操作用オブジェクトの配置の変更によって、一側端側(例えば、右側)において操作用オブジェクトが鑑賞用オブジェクト上に多数重畳されて表示されることになる。このため、鑑賞用オブジェクトが一側端部において見づらくなることがある。
この場合、鑑賞用オブジェクトに重畳する範囲を小さくするように操作用オブジェクトのサイズを小さくして対処しようとすると、操作用オブジェクトが多数ある場合には、操作用オブジェクトのサイズが非常に小さくなってしまう。
この結果、ユーザは指によるタッチ操作が困難になるばかりでなく、操作用オブジェクト上に示される画像又は文字などを認識することが困難となって、誤操作の原因となることがある。
上述のような事態を回避するためには、鑑賞用オブジェクトに重畳する操作用オブジェクトを最小限に抑え、かつ操作用オブジェクトを操作可能なサイズ以上に維持する必要がある。
図5は、本発明の第2の実施形態による端末装置100で行われる表示制御を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。また、図5において、図3に示すステップと同一の処理については同一の参照符号を付して説明を省略する。
いま、端末装置100において、表示部1041に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトが表示されているものとする。表示部1041に操作用オブジェクトが表示されているので、CPU101は図3で説明したステップS301〜S304の処理を行う。
そして、ステップS304の処理によって、操作用オブジェクトの配置およびサイズを変更した後、CPU101は配置制御部106によってタッチパネル104に表示されている鑑賞用オブジェクトの配置を変更する。さらに、CPU101はサイズ制御部107によって鑑賞用オブジェクトのサイズを変更する(ステップS501)。その後、CPU101は表示制御を終了する。
図6は、本発明の第2の実施形態による端末装置100で行われる鑑賞用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更を説明するための図である。そして、図6(a)は電源投入直後における端末装置100に表示された操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図であり、図6(b)は端末装置100を傾斜させた際の操作用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更の状態を示す図である。また、図6(c)は鑑賞用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更の状態を示す図であり、図6(d)は端末装置100を図6(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。
なお、図6に示す例においても、図4に示す例と同様にx−y平面にほぼ平行に端末装置100を傾斜するので、y軸Q2と基準軸P2のみを用いるものとする。
いま、電源投入直後における端末装置100の姿勢が図4(a)に示す状態であったとする。この状態では、端末装置100のタッチパネル104(つまり、表示部1041)には操作用オブジェクト401を含めて10個の操作用オブジェクトが表示されるとともに、鑑賞用オブジェクト601がタッチパネル104に表示されている。この際、ユーザは右手のみで端末装置100を保持している。
図6(a)に示す状態では、端末装置100はまだ傾斜していないので、傾斜検出部105はy軸Q2と基準軸P2がほぼ一致していると検出する。よって、CPU101は配置制御部106およびサイズ制御部107によって操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置変更およびサイズ変更を行うことなく、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトをそれぞれ所定の配置およびサイズでタッチパネル104に表示する。
続いて、ユーザが端末装置100をx−y平面にほぼ平行に角度θbだけ傾斜させると(図6(b))、CPU101は傾斜検出部105によって端末装置100の傾斜を検出し、各軸の傾斜量を求める。
前述のように、端末装置100はx−y平面にほぼ平行に時計回りに傾斜しているので、基準軸P2に対する傾斜量は+θbとなる。CPU101は傾斜量+θbが所定量α以上でかつ所定時間以上継続している状態であると判定すると、傾斜方向に対応する方向に操作用オブジェクトを移動させる。
図6(b)に示す例では、端末装置100は時計回りにx−y平面にほぼ平行に傾斜しているので、CPU101はタッチパネル104の左側に表示されていた操作用オブジェクトを右側に移動させて、元々右側に位置する操作用オブジェクトに係る配置可能領域に配置する。
この際、図4(b)に関連して説明したように、CPU101は、右側に位置する操作用オブジェクトの配置可能領域に全ての操作用オブジェクトが配置されるように、サイズ制御部107によって操作用オブジェクトのサイズを変更する。
上述ようにして、操作用オブジェクトの配置およびサイズを変更した後、CPU101は操作用オブジェクトが鑑賞用オブジェクト701に重畳しないように、配置制御部106およびサイズ制御部107によって鑑賞用オブジェクト601の配置およびサイズを変更する(図6(c)参照)。
図示の例では、CPU101は配置制御部106によって操作用オブジェクトを移動させた方向と逆方向(ここでは、左側)に鑑賞用オブジェクト701を移動させ、鑑賞用オブジェクト701を鑑賞用オブジェクトの配置可能領域に配置する。
なお、鑑賞用オブジェクトの配置可能領域は予め反対側(ここでは右側側端部)に設定された操作用オブジェクトの配置可能領域に重ならない位置に設定されている。さらに、鑑賞用オブジェクトの配置可能領域は図6(b)に示す鑑賞用オブジェクト701の表示サイズよりも小さいサイズに設定される。
よって、CPU101は鑑賞用オブジェクト701の配置変更とともに、サイズ制御部107によって鑑賞用オブジェクト701が鑑賞用オブジェクトの配置可能領域からはみ出さずに配置されるように、鑑賞用オブジェクト701のサイズを変更する。これによって、鑑賞用オブジェクトの配置可能領域からはみ出すことなく鑑賞用オブジェクト701が配置されて、鑑賞用オブジェクト701に操作用オブジェクトが重畳することはない。
その後、ユーザが端末装置100を再び図6(a)で示す姿勢に戻したとする(図6(d)参照)。この場合には、y軸Q2と基準軸P2とのなす角度はほぼ0となるので、CPU101は各軸の基準軸に対する傾斜量が全て所定量α以下であると判定する。
このため、CPU101は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701の配置およびサイズの変更を行わず、図6(c)に示す配置およびサイズで操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701をタッチパネル104に表示する。
これによって、一旦操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズが変更された後に、端末装置100を傾斜前の姿勢に戻しても、ユーザは変更後の表示状態のまま操作および鑑賞を行うことができる。
このように、本発明の第2の実施形態では端末装置100の傾斜に応じて、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更するようにしたので、操作用オブジェクトが鑑賞用オブジェクトに重畳して鑑賞用オブジェクトが見づらくなるという事態を回避することができる。
そして、操作用オブジェクトのサイズも極端に小さくする必要がないので、ユーザは片手で端末装置100を保持しつつ、端末装置100を保持している手の指でタッチ操作を容易に行うことができて、誤操作を防止することができる。
なお、上述の第2の実施形態では、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの双方について配置およびサイズの変更を行うようにしたが、いずれか一方のみについて配置およびサイズの変更を行うようにしてもよい。
例えば、鑑賞用オブジェクトの配置可能領域が鑑賞用オブジェクトの表示サイズ以上である場合には、鑑賞用オブジェクトのサイズを変更する必要はない。この際には、図5に示すフローチャートのステップS501において、鑑賞用オブジェクトのサイズ変更を行わないようにしてもよい。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態による端末装置の一例について説明する。なお、第3の実施形態による端末装置の構成は図1に示す端末装置100と同様である。
前述の第1および第2の実施形態においては、端末装置100の傾斜に応じて、操作用オブジェクトおよび/又は鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更して、端末装置100の傾斜状態を元の状態に戻しても配置およびサイズを変更後の状態とした。
一方、配置およびサイズを変更した後、ユーザによる所望の操作が終了した際には、操作用オブジェクトおよび/又は鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更前の状態に戻したいことがある。そこで、本発明の第3の実施形態では、操作用オブジェクトおよび/又は鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更した後、簡単な操作で変更前の配置およびサイズに戻すようにする。
図7は、本発明の第3の実施形態による端末装置100で行われる表示制御を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。また、図7において、図3および図5に示すステップと同一の処理については同一の参照符号を付して説明を省略する。
いま、端末装置100において、表示部1041に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトが表示されているものとする。表示部1041に操作用オブジェクトが表示されているので、CPU101は図3で説明したステップS301〜S303の処理を行う。
ステップS303において、端末装置100の傾斜量が所定量α以上でかつ所定時間以上継続していると、CPU101は端末装置100において過去に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの少なくとも一方について配置およびサイズの変更が行われたか否かを判定する(ステップS701)。
なお、CPU101は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの少なくとも一方について配置およびサイズの変更を行う都度、オブジェクト変更履歴を内蔵メモリ(図示せず)に保存する。この際には、配置およびサイズ変更を行なった際に検出された傾斜方向および傾斜量が合わせて保存される。
過去に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトのいずれについても配置およびサイズの変更が行われていないと(ステップS701において、NO)、CPU101は図3で説明したステップS304の処理を行った後、図5で説明したステップS501の処理を行って、表示制御を終了する。
一方、過去に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの少なくとも一方について配置およびサイズの変更が行われていると(ステップS701において、YES)、CPU101はステップS301において傾斜検出部105で検出された傾斜方向が前回の配置およびサイズ変更の際の傾斜方向と同軸方向であるか否かを判定する(ステップS702)。つまり、CPU101は前回の端末装置100を傾斜させた傾斜方向と今回の端末装置100を傾斜させた傾斜方向とが同軸方向であるか否かを判定する。
傾斜方向が同軸方向でないと、つまり、今回の傾斜方向が異なる軸方向の傾斜であると(ステップS702において、NO)、CPU101はステップS304およびS501の処理を行って、表示制御を終了する。
傾斜方向が同軸方向であると(ステップS702において、YES)、CPU101はステップS301において傾斜検出部105で検出された傾斜方向が前回の配置およびサイズ変更の際の傾斜方向と逆方向であるか否かを判定する(ステップS703)。ここで、逆方向とは、例えば、時計回り(+方向)の傾斜方向に対して反時計回り(−方向)の傾斜方向をいう。
傾斜方向が逆方向でないと(ステップS703において、NO)、CPU101は表示制御を終了する。一方、傾斜方向が逆方向であると(ステップS703において、YES)、CPU101は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更前の状態に戻して(ステップS704)、表示制御を終了する。
図8は、本発明の第3の実施形態による端末装置100において配置およびサイズを変更した操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトを変更前の状態に戻す例について説明するための図である。そして、図8(a)は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズが変更された状態を示す図であり、図8(b)は前回の傾斜方向と同軸方向でかつ逆方向に端末装置100を傾斜させた際の表示状態を示す図である。また、図8(c)は端末装置100を図8(a)に示す姿勢に戻した際の操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを示す図である。
なお、図8に示す例においても、図4に示す例と同様にx−y平面にほぼ平行に端末装置100を傾斜するので、y軸Q2と基準軸P2のみを用いるものとする。
いま、図6で説明したようにして、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701の配置およびサイズが変更されてタッチパネル104に表示されているものとする(図8(a)参照)。図8(a)においては、前述の図6(d)に示す状態と同様にユーザは右手のみで端末装置100を保持している。
図8(a)に示す状態からユーザが図8(b)に示す状態に、端末装置100を傾斜させたとする。図8(b)では、端末装置100は図6(b)に示す傾斜方向と同軸方向でかつ逆方向に角度θcだけ傾斜させている。つまり、端末装置100はx−y平面にほぼ平行に反時計回りに角度θcだけ傾斜させている。
このため、基準軸P2に対する傾斜量は−θcとなる。CPU101は傾斜量−θcが所定量α以上でかつ所定時間以上継続している状態であると判定すると、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701の配置およびサイズを変更前の状態に戻す(図8(b)参照)。
その後、ユーザが端末装置100を再び図8(a)に示す姿勢に戻したとする。この場合には、y軸Q2と基準軸P2とのなす角度はほぼ0となるので、CPU101は各軸の基準軸に対する傾斜量が全て一定量α以下であると判定する。そして、CPU101は操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701の配置およびサイズの変更を行わず、図8(b)に示す配置およびサイズで操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクト701をタッチパネル104に表示する(図8(c)参照)。
このようにすれば、端末装置100の傾斜に応じて操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更した場合にも、逆方向に傾斜させるという簡単な操作でユーザは操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更前の配置およびサイズに戻すことができる。
ところで、上述の第1〜第3の実施形態の各々では、基準軸P3に対する傾斜量はほぼ0であるとして説明したが、基準軸P3に関する傾斜量が所定量α以上である場合についても同様にして操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更することができる。
図9は、本発明の実施の形態における端末装置100において3軸方向の傾斜量に応じた操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズの変更についてその一例を示す図である。
図9に示す例では、例えば、x軸方向の基準軸P1およびy軸方向の基準軸P2に対する傾斜量θxyがα>θxy>−αであり、z軸方向の基準軸P3に対する傾斜量θzがθz≧αである場合には、CPU101は操作用オブジェクトをタッチパネル104上の上方向に移動させる。そして、CPU101は鑑賞用オブジェクトを操作用オブジェクトの移動方向と反対方向であるタッチパネル104上の下方向に移動させる。
また、傾斜量θxy≧αで、かつ傾斜量θz≧αである場合には、CPU101は操作用オブジェクトをタッチパネル104上の右上方向に移動させる。そして、CPU101は鑑賞用オブジェクトを操作用オブジェクトの移動方向と反対方向であるタッチパネル104上の左下方向に移動させる。
ここで、3軸方向の全てに対する傾斜量が所定量α以上である場合には、x軸方向の基準軸P1、y軸方向の基準軸P2、およびz軸方向の基準軸P3に対する傾斜に応じた方向に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトを移動するようにしているが、操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトをそれぞれ別の方向に移動させるようにしてもよい。例えば、x軸方向の基準軸P1およびy軸方向の基準軸P2に対する傾斜、又はz軸方向の基準軸P3に対する傾斜のいずれか一方に対応する方向に操作用オブジェクトおよび鑑賞用オブジェクトを移動させるようにしてもよい。
さらに、上述の第1〜第3の実施形態の各々では、傾斜量が所定量α以上でありかつ所定時間継続すると操作用オブジェクトおよび/又は鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更すると判定し、当該判定を一回のみ行っているが、例えば、互いに異なる複数の閾値(つまり、所定量)を設定して、閾値毎に判定を行うようにしてもよい。
この場合には、複数の閾値の各々について傾斜量が当該閾値以上でありかつ所定時間継続すると判定される都度、CPU101は段階的に操作用オブジェクトおよび/又は鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更する。
なお、上述の実施の形態では、鑑賞用オブジェクトは外部記憶装置200に記録されている静止画又は動画であるとしたが、デジタルカメラなどの撮像装置が端末装置である場合には、鑑賞用オブジェクトとして所謂ライブビュー画像を用いるようにしてもよい。つまり、撮像装置で被写体を撮像した結果出力されるライブビュー画像を鑑賞用オブジェクトとするようにしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態では、端末装置などの電子機器を片手で保持し、その手の指でタッチパネル上の操作用オブジェクトをタッチ操作する際における操作性を向上させることができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、少なくともCPU101、RAM102、ROM103、傾斜検出部105、配置制御部106、およびサイズ制御部107が表示制御装置を構成する。そして、CPU101および傾斜検出部105が傾斜検出手段として機能し、CPU101、配置制御部106、およびサイズ制御部107が表示制御手段として機能する。なお、CPU101は保存手段としても機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を表示制御装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを表示制御装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも傾斜検出ステップおよび表示制御ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 端末装置
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 タッチパネル
105 傾斜検出部
106 配置制御部
107 サイズ制御部
200 外部記憶装置

Claims (10)

  1. 表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置であって、
    前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出手段と、
    前記傾斜検出手段で検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記オブジェクトは前記電子機器の操作に用いられる操作用オブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記オブジェクトは前記電子機器の操作に用いられる操作用オブジェクトとユーザが鑑賞するための鑑賞用オブジェクトであり、
    前記表示制御手段は、前記操作用オブジェクトを配置する領域が前記鑑賞用オブジェクトを配置する領域と重なり合わないように、前記操作用オブジェクトおよび前記鑑賞用オブジェクトの配置およびサイズを変更することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記傾斜検出手段で検出された傾斜量が所定量以上でありかつ所定時間継続すると前記オブジェクトの配置およびサイズを変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記電子機器が傾斜された後、前記傾斜検出手段によってさらに前記電子機器が傾斜されたことが検出されると、前記オブジェクトについて変更後の配置およびサイズを維持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記電子機器が傾斜された後、前記傾斜検出手段によって前記電子機器が基準位置に戻されたことが検出されると、前記オブジェクトについて変更後の配置およびサイズを維持することを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する都度、少なくとも当該変更に係る傾斜方向の変更履歴を保存する保存手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記傾斜検出手段で検出された傾斜方向が前記変更履歴で示される直前の傾斜方向と逆方向であると、前記オブジェクトの配置およびサイズを変更前の配置およびサイズに戻すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記電子機器は被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置であり、
    前記鑑賞用オブジェクトは前記撮像手段から出力されるライブビュー画像であることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  9. 表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置の制御方法であって、
    前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出ステップと、
    前記傾斜検出ステップで検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 表示画面に所定のオブジェクトを表示する際の表示制御を行う表示制御装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記表示制御装置が備えるコンピュータに、
    前記表示制御装置が搭載された電子機器について予め定められた基準位置からの傾斜方向および傾斜量を検出する傾斜検出ステップと、
    前記傾斜検出ステップで検出された傾斜方向および傾斜量に応じて前記表示画面における前記オブジェクトの配置およびサイズを変更する表示制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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