JP2011085615A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011085615A
JP2011085615A JP2009235968A JP2009235968A JP2011085615A JP 2011085615 A JP2011085615 A JP 2011085615A JP 2009235968 A JP2009235968 A JP 2009235968A JP 2009235968 A JP2009235968 A JP 2009235968A JP 2011085615 A JP2011085615 A JP 2011085615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
air
air cleaner
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009235968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4969630B2 (ja
Inventor
Taketo Akagawa
雄飛 赤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009235968A priority Critical patent/JP4969630B2/ja
Priority to US12/899,180 priority patent/US8452203B2/en
Priority to CN201010513065.8A priority patent/CN102043362B/zh
Publication of JP2011085615A publication Critical patent/JP2011085615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4969630B2 publication Critical patent/JP4969630B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions
    • A61L9/014Deodorant compositions containing sorbent material, e.g. activated carbon
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/16Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using physical phenomena
    • A61L9/22Ionisation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2209/00Aspects relating to disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L2209/10Apparatus features
    • A61L2209/14Filtering means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】イオン発生器を有する空気清浄機を内蔵し、室内の空気を浄化しながらも、イオン発生器のイオン発生効率を長期にわたって維持する。
【解決手段】換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43を画像形成装置1の本体筐体30の相互に対向するそれぞれの側壁部30a、30cに設け、換気装置31の各排気ファン32を空気清浄機41の吸気口43よりも高い位置に設けたことから、換気装置31の各排気ファン32から排出されシリコンが空気清浄機41の吸気口43に吸引されることは殆どなく、このシリコンがイオン発生器47の放電電極に殆ど付着せず、イオン発生器47のイオン発生効率を長期にわたって維持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置としては、電子写真方式のものがある。この方式の装置では、静電潜像を感光体ドラム表面に形成し、トナーにより感光体ドラム表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム表面にトナー像を形成し、トナー像を感光体ドラムから記録用紙に転写し、記録用紙を加熱及び加圧して、トナー像を記録用紙上に定着させている。
このような画像形成装置は、必須のOA機器であって、殆どのオフィスに設置され、更には家庭や病院にも普及しつつある。
ところが、電子写真方式の画像形成装置では、記録用紙に対するトナー像の形成処理中に排出ガス等が生じることから、オフィス、家庭、病院等の多くの人々に不快感を与えることがあった。
このため、例えば特許文献1では、送風ファン、マイナスイオン発生部、プラスに帯電されたフィルター、及びオゾンフィルター等を画像形成装置内部に設け、送風ファンにより画像形成装置内を換気しつつ、マイナスイオン発生部により外部から侵入して来た塵埃、カビ等をマイナスに帯電させて、これらをプラス帯電のフィルターに吸着させて除去したり、あるいはオゾン除去フィルターにより画像形成装置内のガス等を低減させて、清浄な空気を外部に排出している。従って、画像形成装置外部から侵入して来た塵埃、カビ等を除去したり、画像形成装置内のガスを低減させて、清浄な空気を外部に放出することができる。
特開2005−4144号公報
しかしながら、特許文献1では、室内の空気を浄化することができても、マイナスイオン発生部が画像形成装置内のガスに晒される構成のため、マイナスイオン発生部のイオン発生効率が早期に低下していた。これは、画像形成装置内のガスには、トナー粉や記録用紙剥離用の剥離剤に混入されているシリコンが含まれ、このシリコンがマイナスイオン発生部の放電電極等に付着して、マイナスイオン発生部の絶縁性が低下するためであると考えられる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、イオン発生器を有する空気清浄機を内蔵し、室内の空気を浄化しながらも、イオン発生器のイオン発生効率を長期にわたって維持することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像形成装置内の空気を換気する換気手段を備える画像形成装置であって、イオン発生器を有する空気清浄機を前記画像形成装置内部で隔離して設け、前記空気清浄機により画像形成装置外部の空気を吸引して浄化し排出しており、空気を吸引する前記空気清浄機の吸気口を前記換気手段の排気口から離間した位置に設けている。
例えば、前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の相互に異なるそれぞれの壁部に設けている。
また、前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の相互に対向するそれぞれの壁部に設けている。
また、前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の正面側壁部及び背面側壁部に設けている。
また、前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の一壁部の下方及び上方に離間させて設けている。
また、前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の一壁部の相互に離間した両端部位に設けている。
また、前記空気清浄機の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の正面側壁部に設けている。
また、前記画像形成装置の上方に突出するダクトを設け、空気を排出する前記空気清浄機の排気口を前記ダクトに接続して、空気をダクトを通じて画像形成装置の上方に排出している。
また、前記画像形成装置は、画像形成装置の底部に配置された給紙部と、前記給紙部の上方に配置された排紙部と、前記給紙部と排紙部の中間高さに配置され、記録用紙を給紙部から受け取って、画像を記録用紙上に形成し、記録用紙を排紙部へと排出するプリンタ部とを備え、前記空気清浄機は、前記排紙部の下方に配置されている。
また、前記空気清浄機は、シリコン吸着用フィルターを有している。
本発明によれば、イオン発生器を有する空気清浄機を画像形成装置内部で隔離して設けているので、イオン発生器が画像形成装置内のガスに晒されることはない。また、空気を吸引する空気清浄機の吸気口を換気手段の排気口から離間した位置に設けているので、換気手段の排気口から排出された空気、つまり画像形成装置の排出ガスを含む空気が、空気清浄機の吸気口まで流れることは殆どなく、空気清浄機の吸気口に殆ど吸引されない。このため、画像形成装置のガス成分が空気清浄機のイオン発生器の放電電極に殆ど付着せず、イオン発生器のイオン発生効率を長期にわたって維持することができる。
このイオン発生器としては、正イオン及び負イオンを同時に発生して放出するものが好ましい。このような正イオン及び負イオンは、空気中の浮遊細菌を効果的に除去することができる。
例えば、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、画像形成装置の本体筐体の相互に異なるそれぞれの壁部に設けている。より具体的には、一般的に画像形成装置の本体筐体が概ね六面体の立体形状を有することから、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、六面体の六面のうちの相互に異なる2つの面をなすそれぞれの壁部に設ける。これにより、空気清浄機の吸気口を換気手段の排気口から確実に離間させることができる。
例えば、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、本体筐体の相互に対向するそれぞれの壁部に設けてもよい。あるいは、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、本体筐体の正面側壁部及び背面側壁部に設けても構わない。この場合は、空気清浄機の吸気口と換気手段の排気口が画像形成装置の本体筐体の両端に配置されるので、換気手段の排気口から排出された空気が空気清浄機の吸気口に極めて吸引され難くなる。
また、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、画像形成装置の本体筐体の一壁部の下方及び上方に離間させて設けてもよい。換気手段により換気されている空気は、画像形成装置内部で暖められて、換気手段の排気口から排出され、画像形成装置外部で上昇して行く。このため、空気清浄機の吸気口を下方に配置し、換気手段の排気口を上方に配置しておけば、換気手段の排気口から排出された空気が該排出口下方にある空気清浄機の吸気口に殆ど吸引されない。
また、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口を、画像形成装置の本体筐体の一壁部の相互に離間した両端部位に設けただけでも、換気手段の排気口から排出された空気が清浄機の吸気口に吸引されることを抑えることができる。
また、空気清浄機の排気口を、画像形成装置の本体筐体の正面側壁部に設けている。あるいは、空気を排出する空気清浄機の排気口をダクトに接続して、空気をダクトを通じて画像形成装置の上方に排出している。いずれの場合も、空気清浄機の排気口から排出された空気を室内に広く行き渡らせることができ、この空気に含まれるイオンにより、空気中の浮遊細菌を効果的に除去することができる。
例えば、画像形成装置の底部に配置された給紙部と、給紙部の上方に配置された排紙部と、給紙部と排紙部の中間高さに配置されたプリンタ部とを備える構成では、空気清浄機を排紙部の下方に配置することができる。画像形成装置が小型化されていることから、空気清浄機の配置スペースが限られるが、上記構成では排紙部の下方に空気清浄機の配置スペースを容易に確保することができる。
また、空気清浄機を排紙部の下方に配置すると、空気清浄機をプリンタ部の隣りに区分して配置してプリンタ部の付近に設けられた換気手段から隔離することが容易になる。そして、空気清浄機及び換気手段を画像形成装置の本体筐体の相互に対向するそれぞれの壁部近傍に設けて、空気清浄機の吸気口及び換気手段の排気口をそれぞれの壁部に設けることが可能になる。この場合は、吸気口を排気口から遠ざけるために空気清浄機の空気経路を長くする必要がなく、空気清浄機を大型化する必要もなく、延いては画像形成装置の大型化を抑えることができる。
また、空気清浄機にシリコン吸着用フィルターが設けられているので、画像形成装置の排出ガスにシリコンが含まれていて、このシリコンが空気清浄機の吸気口に吸引されたとしても、このシリコンがシリコン吸着用フィルターに吸着され、このシリコンがイオン発生器の放電電極に付着することがない。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す断面図である。 図1の画像形成装置を上方から見て、画像形成装置における換気装置及び空気清浄機を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の第2実施形態を上方から見て、画像形成装置における換気装置及び空気清浄機を示す概略図である。 図3の画像形成装置を示す斜視図である。 図3の画像形成装置を示す断面図である。 本発明の画像形成装置の第3実施形態を概略的に示す断面図である。 図6の画像形成装置を上方から見て、画像形成装置における換気装置及び空気清浄機を示す概略図である。 図6及び図7の画像形成装置の変形例を概略的に示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す断面図である。本実施形態の画像形成装置1は、原稿を読取って、原稿の画像データを取得したり、或いは、外部から画像データを受信して取得し、この画像データによって示されるモノクロ画像を記録用紙に形成するものであり、その構成を大別すると、原稿搬送部(ADF)2、原稿読取り部3、プリンタ部4、及び給紙部5からなる。
原稿搬送部2では、少なくとも1枚の原稿が原稿セットトレイ6にセットされると、原稿を1枚ずつ原稿セットトレイ6から引き出して搬送し、この原稿を原稿読取り部3の第1プラテンガラス7上に導いて副走査方向に通過させ、この原稿を排紙トレイ10に排出する。
原稿読取り部3では、第1プラテンガラス7の下方に第1及び第2走査部8、9、結像レンズ11、及びCCD(Charge Coupled Device)12等からなる光学ユニットを配置しており、原稿が第1プラテンガラス7上を副走査方向に通過する際に、第1走査部8の光源によって原稿表面を露光し、第1及び第2走査部8、9のミラーによって原稿表面からの反射光を結像レンズ11へと導き、結像レンズ11によって原稿表面の画像をCCD12上に結像させる。CCD12は、原稿表面の画像を主走査方向に繰り返し読取り、原稿表面の画像を示す画像データを出力する。
また、第2プラテンガラス13上に載置された原稿を読取ることができる。原稿搬送部2は、その奥一辺をヒンジ(図示せず)により下側の原稿読取り部3の奥一辺に枢支され、その手前部分を上下させることにより開閉される。この原稿搬送部2が開かれると、第2プラテンガラス13が解放されて、第2プラテンガラス13上に原稿を載置することができる。原稿が載置されて、原稿搬送部2が閉じられた状態で、第1及び第2走査部8、9が副走査方向に移動されつつ、第1走査部8の光源によって第2プラテンガラス13上の原稿表面が露光され、第1及び第2走査部8、9のミラーによって原稿表面からの反射光が結像レンズ11へと導かれ、結像レンズ11によって原稿表面の画像がCCD12上に結像される。このとき、第1及び第2走査部8、9が相互に所定の速度関係を維持しつつ移動されて、原稿表面→第1及び第2走査部8、9→結像レンズ11→CCD12という反射光の光路の長さが変化しないように第1及び第2走査部8、9の位置関係が常に維持され、これによりCCD12上での原稿表面の画像のピントが常に正確に維持される。
CCD12から出力された画像データは、マイクロコンピュータ等の演算回路により各種の画像処理を施されてから、プリンタ部4に出力される。
従って、原稿読取り部3では、原稿が第1プラテンガラス7上で搬送される原稿搬送方式、及び原稿が第2プラテンガラス13上に置かれて、第1及び第2走査部8、9が移動される原稿固定方式の両方を併用している。
プリンタ部4では、その略中央に感光体ドラム14が配置され、その周囲に帯電ユニット15、光走査ユニット16、現像ユニット17、転写ユニット18、及びクリーニングユニット19が配置されている。
帯電ユニット15は、感光体ドラム14表面を均一に帯電させる。光走査ユニット16は、画像データを入力し、画像データに応じて光ビームの強度を変調しつつ、均一に帯電された感光体ドラム14表面を光ビームで走査して、感光体ドラム14表面に静電潜像を書き込む。現像ユニット17は、感光体ドラム14表面の静電潜像をトナーにより現像して、感光体ドラム14表面にトナー像を形成する。
転写ユニット18は、給紙部5により記録用紙が搬送されて来ると、この記録用紙を感光体ドラム14との間に挟み込んで搬送しつつ、感光体ドラム14表面のトナー像を記録用紙上に転写する。クリーニングユニット19は、感光体ドラム14表面に残留したトナーを除去して、感光体ドラム14表面に新たなトナー像を形成することができるようにする。
プリンタ部4の上部には、定着装置20が配置されている。定着装置20は、画像が転写された記録用紙を加熱ローラ25と加圧ローラ26間に挟み込み、記録用紙を加熱及び加圧して、記録用紙上に転写されたトナー像を定着させる。
この記録用紙は、搬送ローラにより上方に搬送されて、排紙ローラ21から排紙トレイ22へと排出される。
また、記録用紙の両面に画像を形成する場合は、記録用紙が、排紙ローラ21で逆方向に反転搬送され、更に反転搬送経路23へと搬送され、その表裏を反転されてからプリンタ部4へと再び搬送され、その裏面にトナー像が転写されて定着される。そして、記録用紙が、排紙ローラ21から排紙トレイ22へと排出される。
給紙部5は、給紙カセット24を備えており、この給紙カセット24から記録用紙を1枚ずつ分離供給する。この記録用紙は、感光体ドラム14と転写ユニット18間に供給され、感光体ドラム14上のトナー像を転写される。
次に、本実施形態の画像形成装置1における換気装置及び空気清浄機の構成を詳しく説明する。
図2は、上方から見たときの画像形成装置1における換気装置及び空気清浄機を示す概略図である。画像形成装置1は、略六面体の立体形状である本体筐体30を有している。換気装置31は、その本体筐体30の側壁部30aに設けられた2個の排気ファン32と、本体筐体30の背面側壁部30bに設けられた吸気口33とを備えている。
各排気ファン32は、送風ファン、送風ファンの回転駆動用モータ、及びフィルター等を備え、送風ファンの回転駆動により画像形成装置1内の空気をフィルターを通じて外部へと排出する。従って、各排気ファン32は、画像形成装置1内の空気を強制的に排出する排気口の機能を果たす。これらの排気ファン32は、定着装置20の加熱ローラ25付近から上昇して来た熱気を効率的に排気することができるように定着装置20の上方に配置されている(図1を参照)。
また、吸気口33は、本体筐体30の背面側壁部30bに形成された単なる開口部である。各排気ファン32により画像形成装置1内の空気が排出されると、これに伴って外部の空気が吸気口33を通じて画像形成装置1内へと吸引される。この吸気口33は、ここから吸引された外部の空気がプリンタ部4を通って各排気ファン32へと至るようにプリンタ部4の下方、つまり画像形成装置1の底部付近に設けられている。
画像形成装置1の動作中に、画像形成装置1の内部温度がセンサにより検出され、この検出された内部温度が一定値を越えると、各排気ファン32のモータが回転駆動され、それらの送風ファンが回転して、画像形成装置1内の空気が排気され、外部の空気が吸気口33を通じて画像形成装置1内へと吸引され、画像形成装置1内が換気され、画像形成装置1の内部温度の上昇が抑えられる。また、センサにより検出された内部温度が一定値未満になると各排気ファン32のモータが停止される。
また、各排気ファン32による換気に伴い、画像形成装置1の内部温度の上昇が抑えられるだけでなく、画像形成装置1内で発生したオゾン等のガスの殆どが、各排気ファン32のフィルターを通過するときに、このフィルターにより除去される。ただし、フィルターで除去しきれなかった一部のガスがフィルターを通じて外部に排出される。この除去しきれない原因としては、ファンで排気する空気の流速を十分遅くすることや、排気方向におけるフィルターの長さを十分長く取ることが、困難であるためである。空気流を十分遅くする場合、ファンは十分ゆっくり回転することと、画像形成装置1内の空気を排気するために十分な吸引圧を生じさせることの相反する性能が必要であるからである。また、排気方向におけるフィルターの長さを十分長く取ることは、画像形成装置1のスペースをとり装置の大型化を招くためである。
空気清浄機41は、画像形成装置1内の換気装置31及びプリンタ部4から隔離され、画像形成装置1内の雰囲気から隔絶された別体のものであり、排紙トレイ22の下方に配置されている。本実施形態の画像形成装置1では、概ね、給紙カセット24を画像形成装置1の底部に配置し、給紙カセット24の上方に排紙トレイ22を配置し、給紙カセット24と排紙トレイ22の中間高さにプリンタ部4を配置しており、排紙トレイ22の下方(給紙カセット24の上方、あるいはプリンタ部4の隣り)にスペースを設け、このスペースに空気清浄機41を配置している。
画像形成装置1が小型化されていることから、空気清浄機41の配置スペースが限られるが、上記構成では排紙トレイ22の下方に空気清浄機41の配置スペースを容易に確保することができる。
また、空気清浄機41をプリンタ部4の隣りに区分して配置してプリンタ部41付近の換気装置31から隔離することが容易になる。そして、換気装置31及び空気清浄機41のそれぞれを、画像形成装置1の本体筐体30の相互に対向するそれぞれの側壁部30aの側、30cの側に設けて、換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43をそれぞれの側壁部30a、30cに設けることが可能になる。
空気清浄機41は、筐体42を有しており、この筐体42により空気清浄機41が画像形成装置1内の雰囲気から隔絶して設けられる。この空気清浄機41の筐体42は、上方から見るとL字形のものであり、このL字形の両端が開口されて吸気口43及び排気口44となっている。吸気口43は、画像形成装置1の側壁部30cに設けられ、排気口44は、画像形成装置1の正面側壁部30dに設けられている。
この空気清浄機41の筐体42では、吸気口43から排気口44までが空気の経路となっており、この空気経路の入口側の吸気口43にフィルター45が設けられ、この空気経路の途中に排気ファン46及びイオン発生器47が設けられている。
フィルター45は、周知の活性炭を含む活性炭フィルターであり、このフィルター45を通過する空気中の浮遊物を吸着して、空気を浄化する。例えば、空気中の塵埃、カビ等を吸着して除去する。また、シリコン等の化学物質等も吸着して除去することができる。
イオン発生器47は、プラズマクラスターイオン(登録商標)発生素子(PCI)である。このPCIは、正イオンを発生する正イオン発生部と、負イオンを発生する負イオン発生部とを備え、正イオン及び負イオンを共に発生する。このようなPCIは、本願発明の出願人が先に出願した特開2002−58731号公報に詳しく開示されている。
排気ファン46は、換気装置31の排気ファン32と同様に、送風ファン及び送風ファンの回転駆動用モータを備え、送風ファンの回転駆動により吸気口43から吸引されて排気口44より排出されるという空気流を形成する。
この空気清浄機41は、例えば画像形成装置1と連動して動作し、画像形成装置1の動作中に排気ファン46のモータ及びイオン発生器47がオンとなり、画像形成装置1の停止中に排気ファン46のモータ及びイオン発生器47がオフとなる。
画像形成装置1の動作中に排気ファン46のモータがオンになると、送風ファンが回転して、空気が吸気口43から吸引されてフィルター45を通過し、空気が排気ファン46及びイオン発生器47を介して排気口44より排出される。また、イオン発生器47がオンになると、イオン発生器47が空気中に正イオン及び負イオンを発生する。
このとき、空気清浄機41の筐体42内側の空気経路では、フィルター45が空気中の浮遊物を吸着除去して空気を浄化し、また空気中に正イオン及び負イオンが付与される。そして、この浄化されかつ正イオン及び負イオンが付与された空気が、排気口44より外部に排出される。
先に述べたように空気清浄機41の排気口44が画像形成装置1の本体筐体30の正面側壁部30dに設けられている。また、画像形成装置1を設置するときに、画像形成装置1の正面側(例えば操作部パネルを設けた側)を空きスペースにすることが多い。このため、空気清浄機41の排気口44から排出された空気が室内の広い範囲に行き渡り易く、この空気に含まれる正イオン及び負イオンにより室内の空気中の浮遊細菌が効果的に除去される。
このように画像形成装置1においては、換気装置31により画像形成装置1内が換気されて、画像形成装置1の内部温度の上昇が抑えられる。また、画像形成装置1内で発生したオゾン等のガスの殆どが各排気ファン32のフィルターにより除去される。更に、空気清浄機41により空気が浄化されたり空気中に正イオン及び負イオンが発生され、この空気が排気口44より外部に排出されて室内の広い範囲に行き渡る。そして、この空気に含まれる正イオン及び負イオンにより室内の空気中の浮遊細菌が効果的に除去される。
ところで、電子写真方式の画像形成装置1においては、オゾンが発生するだけではなく、トナー粉や記録用紙剥離用の剥離剤に混入されているシリコンが気化して、このシリコンが空気中に分散することがある。これらのオゾンやシリコンの殆どは、各排気ファン32のフィルターにより除去されるものの、それらの一部が除去されきれずに画像形成装置1の外部に排出される。
仮に、このシリコンを含む空気が、空気清浄機41の吸気口43から吸引されてイオン発生器47まで到達したならば、イオン発生器47のイオン発生効率が早期に低下してしまう。これは、シリコンがイオン発生器47の放電電極等に付着して、イオン発生器47の絶縁性が低下するためであると考えられる。
そこで、本実施形態の画像形成装置1では、シリコンが空気清浄機41の吸気口43から吸引され難い構成とし、またシリコンが吸気口43から吸引されても、これをフィルターにより除去して、シリコンがイオン発生器47の放電電極に付着しないようにしている。具体的には、換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43を画像形成装置1の本体筐体30の相互に対向するそれぞれの側壁部30a、30cに設けている。このため、各排気ファン32と吸気口43が本体筐体30を挟んで離間し、換気装置31の各排気ファン32から空気清浄機41の吸気口43へと空気が直接流れることは殆どなく、各排気ファン32から排出されたシリコンが空気清浄機41の吸気口43に殆ど吸引されない。
また、換気装置31の各排気ファン32を空気清浄機41の吸気口43よりも高い位置に設けている。換気装置31の各排気ファン32からは画像形成装置1内部で暖められた空気が排出され、この暖められ排出された空気が画像形成装置1外部で上昇して行く。従って、換気装置31の各排気ファン32から排出されたシリコンが該各排気ファン32よりも下方にある空気清浄機41の吸気口43に吸引されることは殆どない。
このように換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43を画像形成装置1の本体筐体30の相互に対向するそれぞれの側壁部30a、30cに設け、換気装置31の各排気ファン32を空気清浄機41の吸気口43よりも高い位置に設けたことから、換気装置31の各排気ファン32から排出されシリコンが空気清浄機41の吸気口43に吸引されることは殆どなく、イオン発生器47の放電電極へのシリコンの付着が防止され、イオン発生器47のイオン発生効率を長期にわたって維持することができる。
また、換気装置31の各排気ファン32から排出されたシリコンが室内の空気に分散することから、僅かなシリコンが空気清浄機41の吸気口43に吸引されるが、この僅かなシリコンが吸気口43のフィルター45により除去されるので、これによってもイオン発生器47の放電電極へのシリコンの付着が防止され、イオン発生器47のイオン発生効率が維持される。従って、フィルター45は、空気を浄化し、かつイオン発生器47のイオン発生効率の低下を防止するという2つの役目を果たす。
更に、先に述べたように換気装置31及び空気清浄機41を画像形成装置1の本体筐体30の相互に対向するそれぞれの側壁部30a、30c近傍に設けて、換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43をそれぞれの側壁部30a、30cに設けていることから、吸気口43を各排気ファン32から遠ざけるために空気清浄機41の筐体42を長くする必要がなく、空気清浄機41を大型化させる必要もなく、延いては画像形成装置1の大型化を抑えることができる。
尚、空気清浄機41を画像形成装置1と連動させているが、空気清浄機41をその電源スイッチの操作によりオンオフさせて画像形成装置1から独立動作させても構わない。
図3は、本発明の画像形成装置の第2実施形態を上方から見て示す概略図である。また、図4は、本実施形態の画像形成装置を示す斜視図である。更に、図5は、本実施形態の画像形成装置を示す断面図である。尚、図3乃至図5において、図1及び図2の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
この実施形態の画像形成装置1Aでは、図1及び図2の画像形成装置1と同様に、原稿搬送部2、原稿読取り部3、プリンタ部4、及び給紙部5を備え、それらのレイアウトも変わらない。また、換気装置31を備え、各排気ファン32及び吸気口33のレイアウトも変わらない。ただし、図1及び図2の空気清浄機41の代わりに、空気清浄機41A及びダクト51を適用している。
この空気清浄機41Aの筐体42は、筒状の直方体であって、その両端が吸気口43及び排気口44となっている。吸気口43は、本体筐体30の正面側壁部30dに設けられ、排気口44は、本体筐体30の背面側壁部30bに設けられている。
空気清浄機41Aの筐体42では、空気経路の入口側の吸気口43にフィルター45が設けられ、この空気経路の途中に排気ファン46及びイオン発生器47が設けられている。排気ファン46がオンになると、空気が吸気口43から吸引されてフィルター45を通過し、空気が排気ファン46及びイオン発生器47を介して排気口44より排出される。
ダクト51は、筒状のものであって、その底部が閉塞され、その側壁に接続口51aが設けられ、この接続口51aが空気清浄機41Aの筐体42の排気口44に重ねられて接続されている。また、ダクト51は、画像形成装置1Aよりも高く上方に延びており、その上端に2つの排気口51b、51cを有している。
ここで、空気清浄機41Aの排気ファン46がオンになると、空気が吸気口43から吸引されて排気口44より排出される。この空気は、排気口44からダクト51の接続口51aを通じてダクト51内部へと導かれ、このダクト51を通じて上方へと導かれ、ダクト51の上端の2つの排気口51b、51cから排出される。一方の排気口51bは、画像形成装置1Aの正面側上方に向けて空気を排出し、また他方の排気口51cは、画像形成装置1Aの背面側上方に向けて空気を排出する。
従って、空気清浄機41Aから排出された空気が、画像形成装置1Aの前方上向き及び後方上向きの2方向に放出されて、室内のより広い範囲に行き渡る。そして、この空気に含まれる正イオン及び負イオンにより室内の空気中の浮遊細菌が効果的に除去される。
また、空気清浄機41Aの吸気口43は、本体筐体30の正面側壁部30dに設けられ、本体筐体30の右側壁部30aにおける換気装置31の各排気ファン32から離間し、各排気ファン32よりも下方に位置するので、各排気ファン32から排出されたシリコンが空気清浄機41Aの吸気口43に吸引されることは殆どない。
更に、各排気ファン32から排出されたシリコンが室内の空気に分散していて、僅かなシリコンが空気清浄機41Aの吸気口43に吸引されても、この僅かなシリコンが吸気口43のフィルター45により除去される。
図6は、本発明の画像形成装置の第3実施形態を概略的に示す断面図である。尚、図6において、図1及び図2の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施形態の画像形成装置1Bは、外部から画像データを受信して取得し、この画像データによって示されるモノクロ画像を記録用紙に形成するプリンタであり、その構成を大別すると、プリンタ部4及び給紙部5からなる。
プリンタ部4は、給紙部5の上方に配置さており、感光体ドラム14、帯電ユニット15、光走査ユニット16、現像ユニット17、転写ユニット18、クリーニングユニット19、及び定着装置20を有している。給紙部5からプリンタ部4へと記録用紙が搬送されて来ると、この記録用紙が感光体ドラム14と転写ユニット18間を通って、感光体ドラム14表面のトナー像が記録用紙上に転写され、定着装置20により記録用紙上のトナー像が定着され、この記録用紙が排紙トレイ22へと排出される。
給紙部5は、画像形成装置1Bの底部に配置されており、その給紙カセット24から記録用紙を1枚ずつ引き出してプリンタ部4へと搬送供給する。
図7は、上方から見たときの画像形成装置1Bにおける換気装置及び空気清浄機を示す概略図である。画像形成装置1Bは、略六面体の立体形状である本体筐体61を有している。換気装置31は、その本体筐体61の左側壁部61aに設けられた2個の排気ファン32と、本体筐体61の背面側壁部61bに設けられた吸気口33とを備えている。
各排気ファン32は、画像形成装置1B内の空気を強制的に排出する排気口の機能を果たすものであり、定着装置20の加熱ローラ25付近から上昇して来た熱気を効率的に排気することができるように定着装置20の近傍かつ上方に配置されている(図6を参照)。
また、吸気口33は、本体筐体61の背面側壁部61bに形成された単なる開口部である。この吸気口33は、各排気ファン32と吸気口33間に定着装置20が挟まれるように位置決めされ、ここから吸引された外部の空気が定着装置20を通って各排気ファン32へと至るようにされている。
例えば、画像形成装置1Bの動作中に、画像形成装置1Bの内部温度が一定値を越えると、各排気ファン32のモータが回転駆動され、それらの送風ファンが回転して、画像形成装置1B内の空気が排気され、吸気口33から外部の空気が画像形成装置1B内へと吸引されて、画像形成装置1B内が換気され、画像形成装置1Bの内部温度の上昇が抑えられる。画像形成装置1Bの内部温度が一定値未満になると各排気ファン32のモータが停止される。
空気清浄機41は、画像形成装置1B内の換気装置31及びプリンタ部4から隔離された別体のものであり、画像形成装置1Bの本体筐体61の右側に設けられている。
この空気清浄機41は、空気経路となるL字形の筐体42を有しており、この筐体42により空気清浄機41が画像形成装置1B内の雰囲気から隔絶して設けられる。このL字形の筐体42の両端の吸気口43及び排気口44が画像形成装置1Bの本体筐体61の右側壁部61c及び正面側壁部61dに設けられている。
この空気清浄機41の筐体42では、吸気口43にフィルター45が設けられ、吸気口43から排気口44までの間に排気ファン46及びイオン発生器47が設けられている。
排気ファン46は、吸気口43から吸引されて排気口44より排出されるという空気流を形成する。
この空気清浄機41では、排気ファン46のモータがオンになると、空気が吸気口43から吸引されてフィルター45を通過し、空気が排気ファン46及びイオン発生器47を介して排気口44より排出される。
このとき、フィルター45が空気中の浮遊物を吸着除去して空気を浄化し、イオン発生器47が空気中に正イオン及び負イオンを発生し、この浄化されかつ正イオン及び負イオンが付与された空気が排気口44より外部に排出される。
空気清浄機41の排気口44が画像形成装置1Bの本体筐体61の正面側壁部61dに設けられていることから、空気清浄機41の排気口44から排出された空気が室内の広い範囲に行き渡り易く、この空気に含まれる正イオン及び負イオンにより室内の空気中の浮遊細菌が効果的に除去される。
ここで、画像形成装置1Bでは、画像形成装置1B内で発生したオゾンやシリコンが各排気ファン32のフィルターにより除去されるものの、それらの一部が除去されきれずに画像形成装置1の外部に排出される。
そこで、本実施形態の画像形成装置1Bでは、シリコンが空気清浄機41の吸気口43から吸引され難い構成とし、またシリコンが吸気口43から吸引されても、これをフィルターにより除去している。具体的には、換気装置31の各排気ファン32及び空気清浄機41の吸気口43を画像形成装置1Bの本体筐体61の相互に対向するそれぞれの側壁部61a、61cに設けている。このため、各排気ファン32と吸気口43が本体筐体61を挟んで離間し、換気装置31の各排気ファン32から排出された空気が空気清浄機41の吸気口43に殆ど吸引されない。
従って、換気装置31の各排気ファン32から排出されシリコンが空気清浄機41の吸気口43に吸引されることは殆どなく、イオン発生器47の放電電極へのシリコンの付着が防止され、イオン発生器47のイオン発生効率を長期にわたって維持することができる。
また、換気装置31の各排気ファン32から排出されたシリコンが室内の空気に分散して、僅かなシリコンが空気清浄機41の吸気口43に吸引されても、この僅かなシリコンが吸気口43のフィルター45により除去されるので、これによってもイオン発生器47の放電電極へのシリコンの付着が防止され、イオン発生器47のイオン発生効率の低下が防止される。
図8は、図6及び図7の画像形成装置1Bの変形例を概略的に示す断面図である。
この変形例の画像形成装置1Bでは、図6及び図7の画像形成装置1Bと同様に、プリンタ部4及び給紙部5を備え、それらのレイアウトも変わらない。また、換気装置31を備え、各排気ファン32及び吸気口33のレイアウトも変わらない。更に、空気清浄機41を備えていることも変わりないが、空気清浄機41が下方に移動されている。
この空気清浄機41の下方への移動により、換気装置31の各排気ファン32の位置が空気清浄機41の吸気口43よりも高くなっている。換気装置31の各排気ファン32からは画像形成装置1B内部で暖められた空気が排出され、この暖められた空気が画像形成装置1B外部で上昇して行くため、換気装置31の各排気ファン32から排出されたシリコンが該各排気ファン32よりも下方にある空気清浄機41の吸気口43に吸引されることは殆どなく、シリコンがイオン発生器47の放電電極に付着し難くなる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範疇の設計変更等が施されたものであっても、本発明の範囲に含まれる。
例えば、排気ファン32及び吸気口43を、1つの角を挟むそれぞれの側壁部、すなわち左側壁部又は右側壁部と正面側壁部又は背面側壁部に設けても構わない。この場合でも、吸気口43を排気ファン32から確実に離間させて、排気ファン32から排出されたシリコンを吸気口43に吸引させないようにすることができる。
また、排気ファン32及び吸気口43を本体筐体の1つの側壁部における下方及び上方に離間させて設けてもよい。排気ファン32から排出された空気が画像形成装置外部で上昇して行くので、排気ファン32を吸気口43よりも上方に配置しておけば、排気ファン32から排出されたシリコンが吸気口43に吸引されることは殆どない。
更に、排気ファン32及び吸気口43を本体筐体の1つの側壁部の相互に離間した上下両端部位又は左右両端部位に設けるだけでも、排気ファン32から排出されたシリコンが吸気口43に吸引されることを抑えることができる。
また、換気装置31の排気ファン32及び吸気口33を備えるものを例示しているが、単なる排気口と吸気口からなるものであっても構わない。排気口を吸気口よりも上方に配置すれば、外部の冷たい空気が吸気口から本体筐体内部に流れ込んで、この空気が本体筐体内部で暖められて上昇し、この空気が排気口から排出されるという空気流が生じるので、単なる排気口と吸気口だけでも、本体筐体内の換気が可能である。
1、1A、1B 画像形成装置
2 原稿搬送部(ADF)
3 原稿読取り部
4 プリンタ部
5 給紙部
6 原稿セットトレイ
7 第1プラテンガラス
8 第1走査部
9 第2走査部
30 本体筐体
11 結像レンズ
12 CCD(Charge Coupled Device)
13 第2プラテンガラス
14 感光体ドラム
15 帯電ユニット
16 光走査ユニット
17 現像ユニット
18 転写ユニット
19 クリーニングユニット
20 定着装置
21 排紙ローラ
22 排紙トレイ
23 反転搬送経路
24 給紙カセット
25 加熱ローラ
26 加圧ローラ
31 換気装置
32 排気ファン
33 吸気口
41、41A 空気清浄機
42 筐体
43 吸気口
44 排気口
45 フィルター
46 排気ファン
47 イオン発生器

Claims (10)

  1. 画像形成装置内の空気を換気する換気手段を備える画像形成装置であって、
    イオン発生器を有する空気清浄機を前記画像形成装置内部で隔離して設け、前記空気清浄機により画像形成装置外部の空気を吸引して浄化し排出しており、
    空気を吸引する前記空気清浄機の吸気口を前記換気手段の排気口から離間した位置に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の相互に異なるそれぞれの壁部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の相互に対向するそれぞれの壁部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の正面側壁部及び背面側壁部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の一壁部の下方及び上方に離間させて設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の吸気口及び前記換気手段の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の一壁部の相互に離間した両端部位に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機の排気口を、前記画像形成装置の本体筐体の正面側壁部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の上方に突出するダクトを設け、空気を排出する前記空気清浄機の排気口を前記ダクトに接続して、空気をダクトを通じて画像形成装置の上方に排出することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、画像形成装置の底部に配置された給紙部と、前記給紙部の上方に配置された排紙部と、前記給紙部と排紙部の中間高さに配置され、記録用紙を給紙部から受け取って、画像を記録用紙上に形成し、記録用紙を排紙部へと排出するプリンタ部とを備え、
    前記空気清浄機は、前記排紙部の下方に配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記空気清浄機は、シリコン吸着用フィルターを有することを特徴とする画像形成装置。
JP2009235968A 2009-10-13 2009-10-13 画像形成装置 Active JP4969630B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235968A JP4969630B2 (ja) 2009-10-13 2009-10-13 画像形成装置
US12/899,180 US8452203B2 (en) 2009-10-13 2010-10-06 Image forming apparatus with an air purifier
CN201010513065.8A CN102043362B (zh) 2009-10-13 2010-10-12 图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235968A JP4969630B2 (ja) 2009-10-13 2009-10-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011085615A true JP2011085615A (ja) 2011-04-28
JP4969630B2 JP4969630B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=43854938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009235968A Active JP4969630B2 (ja) 2009-10-13 2009-10-13 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8452203B2 (ja)
JP (1) JP4969630B2 (ja)
CN (1) CN102043362B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107461A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011107458A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2012203251A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012203250A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2013092561A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US8811851B2 (en) 2011-10-21 2014-08-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and trapping device
JP2016184088A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2017058669A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018136505A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110115437A (ko) * 2010-04-15 2011-10-21 삼성전자주식회사 화상형성장치
JP5471880B2 (ja) * 2010-06-23 2014-04-16 富士ゼロックス株式会社 気体移送装置
JP6145653B2 (ja) * 2014-07-01 2017-06-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017109866A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社リコー シート搬送装置及びシート搬送方法
JP6910761B2 (ja) 2016-06-21 2021-07-28 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP3276430B1 (en) * 2016-07-25 2019-09-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2020024285A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 エイチピー プリンティング コリア カンパニー リミテッドHP Printing Korea Co., Ltd. 画像形成システム、電流制御プログラム
KR20210009518A (ko) 2019-07-17 2021-01-27 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 화상형성장치의 냉각 및 공기 정화 구조
CN114870578A (zh) * 2022-05-13 2022-08-09 武汉理工大学 一种基于低温等离子体的打印机废气处理装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004144A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008250289A (ja) * 2007-03-07 2008-10-16 Sharp Corp オゾン除去装置及びこれを備えた画像形成装置並びにオゾン除去方法
JP2011107461A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011107458A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2127190Y (zh) * 1992-05-15 1993-02-17 陈小平 复印机除尘除臭氧的装置
JP2004233618A (ja) 2003-01-30 2004-08-19 Minolta Co Ltd 画像形成装置
US7136613B2 (en) * 2003-03-10 2006-11-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multicolor image forming apparatus and image making device
JP2005092186A (ja) * 2003-08-08 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005099505A (ja) 2003-09-25 2005-04-14 Murata Mach Ltd マイナスイオン発生装置付画像形成装置
KR20060028226A (ko) * 2004-09-24 2006-03-29 삼성전자주식회사 습식 전자사진방식 화상형성장치의 산화촉매장치
US7826763B2 (en) * 2007-03-07 2010-11-02 Sharp Kabushiki Kaisha Ozone removal device, image forming apparatus having the same, and method for removing ozone
JP4813573B2 (ja) * 2009-01-19 2011-11-09 シャープ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004144A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008250289A (ja) * 2007-03-07 2008-10-16 Sharp Corp オゾン除去装置及びこれを備えた画像形成装置並びにオゾン除去方法
JP2011107461A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011107458A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107461A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011107458A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2012203251A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012203250A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US8811851B2 (en) 2011-10-21 2014-08-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and trapping device
JP2013092561A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016184088A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2017058669A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018136505A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110085819A1 (en) 2011-04-14
US8452203B2 (en) 2013-05-28
JP4969630B2 (ja) 2012-07-04
CN102043362B (zh) 2014-02-26
CN102043362A (zh) 2011-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4969630B2 (ja) 画像形成装置
JP2006018240A (ja) 画像形成装置
JP4731917B2 (ja) 画像形成装置
US7424241B2 (en) Image forming apparatus with filtering function
JP5368219B2 (ja) 冷却装置およびこれを備えた画像処理装置
JP4707508B2 (ja) 画像形成装置
JP4758487B2 (ja) 画像形成装置
JP5017388B2 (ja) 画像形成装置
JP2008015047A (ja) 画像形成装置
JP2010164905A (ja) 画像形成装置
JP4972680B2 (ja) 画像形成装置
JP4972681B2 (ja) 画像形成装置
CN102134010B (zh) 送纸设备和图像形成装置
JP5372689B2 (ja) 画像形成装置
JP2001318576A (ja) 画像形成装置
JP2005338675A (ja) 画像形成装置
JP2007078765A (ja) 画像形成装置
JP4251034B2 (ja) 画像形成装置
JP5014406B2 (ja) 画像形成装置
JP2003287995A (ja) 画像形成装置
JP2010204534A (ja) 画像形成装置
JP5241617B2 (ja) 画像形成装置及びイオン発生装置
JP2006163249A (ja) 画像形成装置
JP2011118258A (ja) 画像形成装置
JP2011203334A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4969630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150