JP2011083898A - インクジェットプリンターの廃インク回収制御方法 - Google Patents

インクジェットプリンターの廃インク回収制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷ジョブ実行中に廃インクタンクが満杯になったことに起因して動作が停止してしまうことのないインクジェットプリンターを提案すること。
【解決手段】インクジェットヘッド7から排出される廃インクを、廃インクタンク装着部13に着脱可能に装着された廃インクタンク20に回収するインクジェットプリンター1において、廃インクタンク20が廃インクで満杯になったか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行う(ST17、18)。この判定においては、廃インクタンク20に保持されている廃インク残量AAが、当該廃インクタンク20による廃インク回収量の上限値ZAよりも所定量だけ低い印刷限度値ZB以上になった場合に廃インクタンク20が満杯であると判定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、インクジェットヘッドから排出される廃インクを、ユーザーによって廃インクタンク装着部に着脱可能あるいは交換可能に装着された廃インクタンクに回収するインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法に関する。
インクジェットプリンターではインクジェットヘッドの各ノズルから印刷に関与しないインク液滴を定期的に吐出する等してノズル詰まりを防止するメンテナンス動作が行われる。特許文献1、2に開示されているように、インクジェットプリンターでは、インクジェットヘッドから排出された廃インクは廃インク回収路を介して廃インクタンクに回収される。また、廃インクタンクが廃インクで満杯になったか否かのオーバーフロー判定は、廃インクが排出される動作中に行われる。すなわち、印刷開始前あるいは印刷中に行われる。廃インクタンクが満杯であることが検出されると印刷動作が強制中断され、未印刷状態の印刷データーは破棄される。
特開平09−104121号公報 特開2006−88589号公報
ここで、廃インクタンクとしてユーザーが交換あるいは着脱可能なものを用いる場合は、廃インクタンクが満杯になった時に、印刷動作を一時中断して、ユーザーに対して廃インクタンクの交換を促す警告を発すればよい。廃インクタンクが交換された後には、中断していた印刷動作を自動的に再開させて印刷ジョブを完了させることができる。しかしながら、廃インクタンク交換後の印刷の自動再開には次のような問題点がある。
廃インクタンクが交換されると、それを検出したインクジェットプリンターは中断していた印刷動作、イニシャライズ動作などの動作を直ちに再開する。例えば、廃インクタンクの装着場所がインクジェットプリンターの背面側にある場合には、インクジェットプリンターの向きを変えて廃インクタンクの交換作業を行い、しかる後にインクジェットプリンターの向きを戻す作業が行われる。このために、インクジェットプリンターを前向きに戻す作業中に印刷動作などが自動再開されてしまう可能性が高い。特に、業務用の大型のプリンターは大きく、重量があるので、作業に時間を要する。
インクジェットプリンターの移動中に印刷が再開されると、インクジェットプリンターに加わる振動などによって印刷品質が低下する可能性がある。また、インクジェットプリンターを移動させている途中で突然に動作が開始することはユーザーに不安感を与えることにもなり、好ましくない。
中断していた印刷動作の自動再開は、印刷データーがホスト側の装置からプリンターファーム側に既に送信済みなので、ホスト側の装置から自動再開を止めることは一般的にできない。また、インクジェットプリンターの側に一時停止用の手動操作スイッチなどを配置することも考えられるが、却って操作が煩雑になるので実用的な方法ではない。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、印刷動作中に廃インクタンクが満杯になったことに起因して動作が停止してしまうことのないインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、インクジェットヘッドから排出される廃インクを、廃インクタンク装着部に着脱可能に装着された廃インクタンクに回収するインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法であって、
前記廃インクタンクが前記廃インクで満杯になったか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行い、
前記判定においては、前記廃インクタンクに保持されている廃インク残量が、当該廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い印刷限度値と同一、あるいはそれ以上になった場合に、前記廃インクタンクが満杯であると判定することを特徴としている。
本発明では、廃インクタンクが満杯であるか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行うようにしているので、印刷データーをホスト側の装置から受信後に、当該印刷データーの印刷が終了するまでの間において、廃インクタンクが満杯になったことにより印刷動作が中断してしまうことがない。また、廃インクタンクの満杯の判定を、廃インクタンクの廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い安全側の印刷限度値を基準として行っている。したがって、仮に、印刷動作中において排出される廃インクによって廃インクタンクが印刷限度値を超えたとしても、当該印刷限度値と上限値とのマージンを適切な値に設定しておけば、廃インクタンクに上限値を超える廃インクが排出されることを防止できる。よって、廃インクが廃インクタンクから漏洩して周辺の部位を汚してしまうことがない。
ここで、インクジェットプリンターは、前記印刷限度値を、外部からの指令によって変更可能な状態で記憶保持することが望ましい。上述のように、印刷限度値を適切な値に設定しておくことにより、印刷中に廃インクタンクが上限値を超える廃インクによってオーバーフロー状態に陥ることを確実に防止できる。
また、ユーザーによって、前記上限値との差分を表すマージンを入力させ、インクジェットプリンターにおいては、入力された前記マージンを前記上限値から減算して前記印刷限度値を設定すればよい。この場合には、インクジェットプリンターは、前記マージンを前記廃インクタンクの前記廃インク残量に加算した値が、前記上限値以上になる場合には、当該マージンの入力を拒否することが望ましい。
廃インクタンクに既にある程度の量の廃インクが保持されている場合に、大きなマージンを設定すると、廃インクタンクの上限値を超えた量の廃インクを廃インクタンクに排出可能となってしまう。この場合には、一回の印刷ジョブにおける印刷量が多い場合には、多量の廃インクが排出されて、廃インクタンクの廃インク残量が上限値を超えて、廃インクが廃インクタンクからオーバーフローする危険性がある。したがって、このような大きなマージンが設定されることを防止することが望ましい。
また、前記判定においては、前記廃インク残量に前記マージンを加算した値が、前記印刷限度値を超える場合には、前記廃インクタンクが満杯であると判定することが望ましい。この場合には、次回の印刷ジョブの実行によって排出される廃インクによって、廃インクタンクがオーバーフローする可能性がある。したがって、このようにすれば、廃インクタンクのオーバーフローの発生を未然に防止できる。
ここで、ユーザーによって、前記マージンを、所定サイズの記録媒体に対する印刷枚数を表す値として入力設定させることが望ましい。ユーザーにとっては、直観的に理解できる印刷枚数(印刷量)によってマージンを入力設定させることが便利である。また、ユーザーは自分が一回の印刷ジョブによって印刷する印刷枚数の最大値を経験的に理解している場合が多いので、印刷枚数の最大値をマージンとして設定入力させれば、印刷動作中に廃インクタンクがオーバーフロー状態に陥ることを確実に防止できる。
次に、本発明は、上記の廃インク回収制御方法を実行するためにインクジェットプリンターを制御するコンピューターに搭載して使用するプリンタードライバーであって、
前記コンピューターに接続されている表示装置に印刷条件設定画面を表示させる機能と、
当該印刷条件設定画面上に、前記印刷限度値を設定するためのマージンを入力させるためのマージン入力部を表示させる機能と、
前記マージン入力部に入力された前記マージンを前記インクジェットプリンターに装着されている廃インクタンクの廃インク残量に加算した加算値が、当該廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値以上の場合には、前記マージンの入力を不能にさせる機能と、
前記加算値が前記上限値未満の場合に、前記上限値から前記マージンを減算した値を前記印刷限度値として前記インクジェットプリンターに設定させる機能とを前記コンピューターに実行させることを特徴としている。
コンピューターに接続されている表示装置に表示される印刷条件設定画面上において、そのマージン入力部にマージンを入力することにより、ユーザーの印刷量に対応した印刷限度値を簡単に設定あるいは変更できる。
次に、本発明のインクジェットプリンターは、
インクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドから排出される廃インクを回収するための廃インクタンクが着脱可能に装着される廃インクタンク装着部と、
前記廃インクタンク装着部に装着されている前記廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い印刷限度値が記憶保持されている印刷限度値記憶部と、
前記廃インクタンク装着部に装着されている前記廃インクタンクが前記廃インクで満杯になったか否かを判定するオーバーフロー判定部とを有し、
前記オーバーフロー判定部は、前記廃インクタンクが満杯になったか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行い、前記廃インクタンクに保持されている廃インク残量が、前記印刷限度値と同一、あるいはそれ以上になった場合に、前記廃インクタンクが満杯であると判定することを特徴としている。
ここで、インクジェットプリンターは上記構成に加えて、前記上限値と前記印刷限度値の差分を表すマージンの入力を受け付けるマージン入力部と、入力された前記マージンを前記廃インク残量に加算した値が前記上限値未満の場合にのみ、前記印刷限度値記憶部に記憶保持されている前記印刷限度値を、前記上限値から当該マージンを減算した値に書き換える印刷限度値変更部とを有していることが望ましい。
また、前記マージン入力部は、前記マージンを、所定サイズの記録媒体に対する印刷枚数を表す値により入力を受け付けることが望ましい。
本発明では、廃インクタンクが満杯であるか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行うので、印刷データーをホスト側の装置から受信後に、当該印刷データーの印刷が終了するまでの間において、廃インクタンクが満杯になったことにより印刷動作が中断してしまうことがない。よって、廃インクタンクを交換してインクジェットプリンターを移動させるなどの作業中に、中断していた印刷動作が自動再開してしまい、これに起因する印刷品質の低下、ユーザーに不安感を与えるなどの弊害を回避できる。また、廃インクタンクの満杯の判定を、廃インクタンクの廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い安全側の印刷限度値を基準として行っている。したがって、仮に、印刷動作中において排出される廃インクによって廃インクタンクが印刷限度値を超えたとしても、当該印刷限度値と上限値とのマージンを適切な値に設定しておけば、廃インクタンクに上限値を超える廃インクが排出されることを防止できる。よって、印刷動作後に満杯判定を行ったとしても、廃インクが廃インクタンクから漏洩して周辺の部位を汚してしまうという弊害を回避できる。
インクジェットプリンターの概略構成図である。 図1のインクジェットプリンターの廃インクタンク装着部を示す説明図である。 本発明を適用した廃インクタンクの斜視図である。 図3のA−A線で切断した部分を示す廃インクタンクの横断面図である。 図1のインクジェットプリンターの制御系を示す概略ブロック図である。 マージン入力動作を示す概略フローチャートである。 上限値、印刷限度値およびマージンの関係を示す説明図である。 廃インクカートリッジの管理動作を示す概略フローチャートである。
以下に、図面を参照して本発明を適用した交換式の廃インクタンクを用いて廃インクを回収するように構成されたインクジェットプリンターを説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係るインクジェットプリンターを示す概略構成図である。インクジェットプリンター1は矩形状のプリンターフレーム2を備えており、このプリンターフレーム2にはプラテン3がプリンター幅方向に配置されている。プラテン3の表面に沿って、紙送りモーター4を備えた紙送り機構によって記録用紙Pがプリンター後方側から前方側に向かって矢印の方向に搬送される。プラテン3の上方には、プリンター幅方向に向かってプラテン3と平行にガイド軸5が配置されている。このガイド軸5に沿ってプリンター幅方向に往復移動するキャリッジ6が配置されており、当該キャリッジ6には下向き状態でインクジェットヘッド7が搭載されている。キャリッジ6の駆動機構はキャリッジモーター8、ベルト・プーリー式の動力伝達機構9を備えている。
キャリッジ6には各色のインクカートリッジ10が搭載されている。たとえば、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各インクを貯留している4個のインクカートリッジ10が搭載されている。各インクカートリッジ10からはインクジェットヘッド7の各色のノズルにインクが供給される。キャリッジ6はガイド軸5に沿って記録用紙Pに対する印刷領域を往復移動すると共に、当該印刷領域からプリンター幅方向に外れたホームポジションHPに移動可能である。印刷待機状態などにおいてはキャリッジ6はホームポジションHPに位置する。
ホームポジションHPには、インクジェットヘッド7のノズル詰まり防止などのメンテナンスを行うヘッドメンテナンスユニット11が配置されている。ヘッドメンテナンスユニット11は、インクジェットヘッド7のノズル面をキャッピングするためのヘッドキャップ12と、これを昇降させるための昇降機構(図示せず)が備わっている。また、廃インクタンク装着部13が備わっており、ここには、ユーザーによって着脱可能あるいは交換可能な状態で廃インクタンク20が装着される。
図2は廃インクタンク装着部13を示す説明図である。廃インクタンク装着部13は、プリンター前面側に開閉蓋14が取り付けられており、ここを開けて、直方体形状の廃インクタンク20を前方から装着可能である。廃インクタンク装着部13のプリンター後側の端部には廃インク回収針15がプリンター前方に延びている。廃インクタンク20を廃インクタンク装着部13に装着すると、廃インク回収針15が廃インクタンク20に差し込まれる。この結果、ヘッドキャップ12から廃インクポンプ16を介して廃インク回収針15に至る廃インク回収路17に廃インクタンク20が接続され、当該廃インクタンク20に廃インクを回収可能になる。
印刷動作前、印刷動作中、あるいは予め定められた時点においてヘッドメンテナンス動作においては、インクジェットヘッド7の各ノズルから印刷に関与しないインク液滴の吐出、あるいは、各ノズルからインクがヘッドキャップ12の側に吸引される。このようにして各ノズルから排出された廃棄インクは、廃インク回収路17を介して廃インクタンク20に回収される。
ここで、廃インクタンク装着部13には、廃インクタンク20の側に記憶保持(担持)されている廃インクタンク情報を読み取るための接続端子部18が配置されている。廃インクタンク20の側には、当該廃インクタンク20の情報を担持している情報担持体としてのICチップ19(図3参照)が取り付けられている。廃インクタンク20を装着すると、ICチップ19の側の接点部19aに接続端子部18が接続された状態になり、ICチップ19に記憶保持されている廃インクタンク情報をインクジェットプリンター1の側から読み出し可能になる。
(廃インクタンク)
図3は廃インクタンク20の外観斜視図であり、図4はそのA−A線で切断した部分の断面図である。これらの図を参照して説明すると、廃インクタンク20は扁平な直方体形状のケース21と、この中に収納されているインク吸収材30とを備えている。ケース21は合成樹脂製のケース本体22と合成樹脂製のケース蓋23から構成されている。
ケース21のケース本体22は、その廃インクタンク装着部13に対する装着方向Dの後端側部分が広幅となっている長方形の底板部分22aを備えている。底板部分22aにおける装着方向Dの前端縁および後端縁には直角に起立している前板部分22bおよび後板部分22cが形成されており、その両側の縁にも直角に起立している側板部分22d、22eが形成されている。前板部分22bの中央には、廃インク回収針15を挿入するための挿入孔24が形成されている。一方の側板部分22dの装着方向の前端側の部位には、廃インクタンク情報が記憶保持されているICチップ19が取り付けられている。先に述べたように、廃インクタンク20を廃インクタンク装着部13に装着すると、当該ICチップ19の接点部19aが廃インクタンク装着部13の接続端子部18に接続された状態になる。
ケース蓋23は、ケース本体22の開口縁22fよりも一回り大きな蓋板部分23aと、この蓋板部分23aの外周縁から直角に起立している縁板部分23bとを備えている。ケース蓋23の蓋板部分23aにおける装着方向Dの前端側の部分には多数個の円形通気孔23cが形成されている。これらの円形通気孔23cを介して、内部のインク吸収材30に吸収された廃インクが蒸発することにより、インク吸収材30に吸収保持されている廃インクの減容化を図っている。
一方、インク吸収材30は図4から分かるように、複数枚、本例では5枚の所定厚さの板状インク吸収材31〜35から構成されている。これらの板状インク吸収材31〜35は、不織布、フェルトなどのインク吸収性能を備えた素材から形成されており、ケース本体22に収納可能な輪郭形状のものである。板状インク吸収体32と板状インク吸収材35の間に挟まれている2枚の板状インク吸収材33、34は、それらの前端面がケース本体22の挿入孔24に対峙する位置に積層されている。これらの板状インク吸収材33、34の前端縁には、装着方向の後側に所定の長さで所定形状に切り込まれた切り込み部37、38が形成されている。これらの切り込み部37、38によって、挿入孔24から挿入される廃インク回収針15が差し込まれるキャビティ36が形成されている。
(インクジェットプリンターの制御系)
図5はインクジェットプリンターの制御系を含む概略ブロック図である。この図に示すように、インクジェットプリンター1は、外部装置200、例えばパーソナルコンピューターに接続することができる。外部装置200はインクジェットプリンター1との間で所定の通信を行い、例えば、印刷ジョブ又は画像データーを送信し、インクジェットプリンター1は受信した印刷ジョブなどを実行する。外部装置200にはインクジェットプリンター1のプリンタードライバー201がインストールされている。外部装置200に接続されている入力装置202からの入力操作に基づき、プリンタードライバー201が起動して、外部装置200に接続されている表示装置203の画面上に印刷条件設定画面204を表示させ、後述のマージンを含む各種の印刷条件を入力設定することができる。
インクジェットプリンター1の制御系はコントローラー100を中心に構成されており、コントローラー100は、CPU102、RAM104、及びEEPROM(不揮発性メモリー)106を有している。コントローラー100には、時間を継続的にカウントするためのRTC(リアルタイムクロック回路)110が付設されている。RTC110でカウントされている時刻は、定期的に、あるいは必要に応じて、CPU102に読み込まれるようになっている。
コントローラー100、RTC110などには、主電源回路120から駆動電力が供給される。主電源回路120は、商用100VAC電源のような外部電源300から電力を入力し、インクジェットプリンター1内の各部へ各部用の電圧をもつ直流電力を供給する。主電源回路120は、CPU102からの制御でオン及びオフされるようになっている。以下、主電源回路120を電源と略称する場合がある。RTC110は、電源がオフである間も、蓄電器(例えば大容量のコンデンサー又はバッテリー)130から電力を受けて、継続して動作できるようになっている。蓄電器150は、電源オンの間に主電源回路120により充電される。
コントローラー100のCPU102は、予め組み込まれた制御プログラムを実行することにより、ヘッドメンテナンス制御、廃棄インクタンク装着部13に装着される廃インクタンク20が廃インクで満杯になったか否かのオーバーフロー判定を含む廃インク回収状態管理制御、および、その他の制御を行う。
ヘッドメンテナンス制御は、インクジェットヘッド7の状態を適正に維持するために、ヘッドメンテナンスを適時に自動的に行うための制御である。ヘッドメンテナンス制御は、電源オン時(直後)、印刷開始時(直前)、印刷動作中などに行われる。ヘッドメンテナンス制御は、前回のヘッドメンテナンスの実行時からの経過時間の長短に応じて、クリーニングを行う必要があるかどうかを判断し、必要があれば、それを実行する。クリーニングには、作業量のレベルの異なる複数種類のプロセスが用意されており、クリーニングを行う必要ありと判断された場合、上記経過時間の長短に応じてどのレベルのクリーニングプロセスを行うかが選択されるようになっている。
廃インク回収状態管理制御は、廃インクタンク20に保持されている廃インクの量(廃インク残量)をその蒸発量を考慮に入れて計算し、計算された廃インク残量に基づいて、廃インクタンク20が廃インクで満杯になったか否かのオーバーフロー判定を行うものである。廃インク回収状態管理制御はヘッドメンテナンス制御内で行われるが、オーバーフロー判定は、インクジェットプリンター1が印刷ジョブ実行中の場合には、印刷ジョブが終了した後に実行されるようになっている。また、ユーザーの要求によりヘッドメンテナンス(インクカートリッジ10の装着時のインク充填、ユーザー要求によるクリーニング)が行われたときにも廃インク回収状態管理制御が実行される。
ここで、電源オン状態においては、RAM104に、廃インクタンク20に回収された廃インク総量SA、蒸発を考慮した後の廃インクタンク20の廃インク残量AA、廃インクタンク20の廃インク保持量の上限値ZA、廃インクタンク20の廃インクの蒸発速度EC(単位時間当たりの蒸発量)、廃インクタンク20の蒸発残率ERR(もうこれ以上は蒸発しないと認められる限界の廃インク残量の廃インク総量SAに対する比率)などが保持されている。また、上限値ZAよりも所定量だけ低い印刷限度値ZBが保持される。印刷限度値ZBは後述のように、廃インクタンク20のオーバーフロー判定の基準となる廃インク量である。
なお、上限値ZA、廃インク総量SA、廃インク量ΔA、蒸発速度EC、蒸発残率ERRは、例えば、廃インクタンク20に搭載されているICチップ19のメモリーに記憶保持されており、ここから読み出される。装着される廃インクタンク20の種類が分かっている場合には、これらの値をインクジェットプリンター1の側のEEPROM106に保持することも可能である。また、廃インクタンク20のICチップ19の側に、これらの値を算出するために必要な情報を記憶保持し、コントローラー100の側において、これらの情報を読み出して、インク種などを考慮して、予め定めた算出方法によって算出することも可能であり、このようにすると、上限値ZAを精度良く算出できる。
(マージン入力設定動作)
図6はオーバーフロー判定に用いる印刷限度値ZBを変更(設定)するためのマージンの入力設定動作を示す概略フローチャートである。図7は上限値ZA、印刷限度値ZB、マージンN(X(P))の関係を示す説明図である。
印刷限度値ZBとして、予め定めたデフォールト値がEEPROM106に設定されている。印刷限度値ZBは、ユーザーが、表示装置203に表示された印刷条件設定画面204に配置されているマージン入力ボックス205にマージンNを入力することにより変更することが可能である(図5参照)。マージンNは、本例では、インクジェットプリンター1による所定サイズの記録用紙Pの印刷枚数を表す値である。
すなわち、図7から分かるように、印刷限度値ZBは廃インク量を表す値であり、廃インクタンク20の上限値ZAよりも所定量X(P)だけ少ない量である。本例では、この所定量X(P)を、所定サイズの記録用紙Pの印刷枚数の値として入力可能となっている。所定サイズ、例えばA4サイズの記録用紙PをN枚分印刷した場合には、枚数分に対応した回数のヘッドメンテナンス動作(印刷に関与しないインク液滴の吐出動作)が行われる。したがって、N枚分の印刷を行う印刷ジョブの間に排出される廃インク量を算出できる。本例では、この廃インク量に、偶発的な不具合の発生に対する処置として想定されるヘッドメンテナンス動作によって排出される廃インク量を加算して、マージンとして入力される各印刷枚数Nに対する廃インク量が予め設定されている。例えば、対応テーブルの形態でEEPROM106に設定されている。また、Nの値として例えば1〜1000までの値(印刷枚数が1枚から1000枚分)を入力可能となっている。
図6のフローチャートに従って説明すると、コントローラー100は、マージンNが入力されると(ステップST1)、マージンNに対応する廃インク量としてのマージンX(P)を算出する(ステップST2)。次に、上限値ZAから当該マージンX(P)を減算した値(=ZA−X(P))を算出し、マージンX(P)を、廃インクタンク20に既に保持されている廃インク残量AAに加算した加算値(=AA+X(P))を算出する(ステップST3)。
この加算値が上限値ZA以上の場合には、マージンNの入力を無効とする(ステップST4→ST1)。この場合には、次回に想定される印刷ジョブ実行によって排出される廃インクによって廃インクタンク20がオーバーフローする可能性があるからである。加算値が上限値ZA未満の場合には、記憶保持されている印刷限度値ZBの値を当該加算値(=ZA−X(P))に書き換える(ステップST4→ST5)。
このように、コントローラー100はマージンNの入力を受け付けるマージン入力部および印刷限度値ZBを変更する印刷限度値変更部として機能する。
(廃インク回収状態管理制御)
図8は廃インク回収状態管理制御を示す概略フローチャートである。ヘッドメンテナンスが実行されて廃インク(廃インク量ΔA)が排出されると(ステップST10)、廃インク回収状態の管理制御が起動する。この管理制御においては、まず、前回の蒸発量算出時刻から今回の蒸発量算出時刻までの経過時間(蒸発時間)ET1が算出される(ステップST11)。次に、経過時間ET1と、廃インクタンク20の廃インク残量AAと、廃インクタンク20の蒸発速度EC(単位時間当たりの廃インクの蒸発量)を用いて、廃インクの蒸発量AEを次式により算出する(ステップST12)。
AE=ET1×EC
次に、蒸発量AEを用いて廃インクタンク20の廃インク残量算出値ABを次式により求める(ステップST13)。
AB=AA−AE
次に、廃インクタンク20の蒸発残率ERRを考慮して、廃インク残量AAを決定する。すなわち、廃インク残量算出値ABが、現在の廃インク総量の残存量(=SA×ERR)よりも小さな値であるか否かを判断する。廃インク残量算出値ABが残存量よりも小さな値の場合には、廃インク残量AAを、廃インク総量SAの残存量(=SA×ERR)に廃インク量ΔAを加算した値に書き換える(ステップST14、ST15)。これに対して、廃インク残量算出値A1が残存量以上の場合には、廃インク残量AAを、廃インク残量算出値ABに廃インク量ΔAを加算した値に書き換える(ステップST14、ST16)。
次に、廃インク残量AAにマージンX(P)を加算した値が、印刷限度値ZBを超える値であるか否かを判断する(ステップST17)。印刷限度値ZBを超えた値となっている場合には、図7において、点A(1)、A(2)、A(3)で示すように、次回に想定される印刷ジョブでの廃インク量によって、廃インクタンク20がオーバーフロー状態に陥る可能性がある。そこで、この場合には、廃インク残量AAの値を上限値ZAに書き換える(ステップST18)。これにより以下に述べるオーバーフロー判定においては必ずオーバーフローであると判定され、廃インクタンク20が実際のオーバーフロー状態に陥ってしまうことを未然に防止できる。
この後は、インクジェットプリンター1が印刷ジョブを実行中であるか否かの状態を確認し(ステップST19)、印刷ジョブの実行中では無い場合にはオーバーフロー判定を実行し(ステップST20)、印刷ジョブの実行中の場合には、印刷ジョブの終了を待って、オーバーフロー判定を行う。
オーバーフロー判定では、廃インク残量AAを印刷限度値ZBと比較し(ステップST20)、印刷限度値ZB未満の場合には処理を終了する。印刷限度値ZB以上の場合には、廃インクタンク20が廃インクで満杯になった旨の判定を行い、警告を表示し、外部装置200に出力して(ステップST21)、インクジェットプリンター1を動作停止状態に移行させる(ステップ22)。
なお、コントローラー100は、オーバーフロー判定と共に、廃インクタンク20の廃インク残量AAが上限値ZAの90%以上になったか否かのニアエンド判定も所定のタイミングで実行している(図7の破線B)。ニアエンド状態が検出されるとその旨の警告を出力して、廃インクタンク20が満杯(オーバーフロー)状態に近くなった旨をユーザーに知らせることができるようになっている。
(本実施の形態の作用効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るインクジェットプリンター1においては、廃インクタンク20が満杯であるか否かのオーバーフロー判定を印刷ジョブの終了後に行うようにしている。したがって、印刷ジョブを実行中にオーバーフロー判定されて、印刷ジョブが中断してしまうことがない。よって、中断後に廃インクタンク20を交換してインクジェットプリンター1を移動させるなどの作業中に、中断していた印刷ジョブが自動再開してしまい、振動などに起因して印刷品質が低下するなどの弊害、持ち上げているインクジェットプリンター1が動作開始してユーザーに不安感を与えるなどの弊害を回避できる。
また、廃インクタンク20のオーバーフロー判定を、廃インクタンク20の廃インク回収量の上限値ZAよりも所定量だけ低い安全側の印刷限度値ZBを基準として行っている。したがって、仮に、印刷動作中において排出される廃インクによって廃インクタンク20が印刷限度値ZBを超えたとしても、当該印刷限度値ZBと上限値ZAとのマージンX(P)を適切な値に設定しておけば、廃インクタンク20に上限値ZAを超える廃インクが排出されることを防止できる。
次に、本実施の形態では、マージンとして、一回の印刷ジョブにおける印刷枚数Nの値を入力させるようにしている。ユーザーは、一回の印刷ジョブによる最大印刷枚数は経験的に分かっているので、最大印刷枚数Nをマージンとして入力させれば、廃インクタンク20が印刷動作中にオーバーフローしてしまうことを確実に防止できる。
また、ユーザーが不適切なマージンの入力を行った場合、すなわち、廃インクタンク20に既に保持されている廃インク残量AAにマージンX(P)を加算した値が上限値ZAを超えるような入力を行った場合には、このような入力を拒否して無効としている。このようなマージン設定が行われると、次の印刷ジョブの実行中において廃インクタンク20がオーバーフローする可能性がある。本実施の形態によれば、ユーザー毎に適したマージン設定を行うことができると共に、廃インクタンク20のオーバーフローにつながる不適切なマージン設定を防止できる。
さらに、オーバーフロー判定においては、廃インク残量AAにマージンX(P)を加算した値が印刷限度値ZBを超える場合には、次回における印刷ジョブにおいて廃インクタンク20がオーバーフロー状態に陥ることが無いように、強制的にオーバーフローであると判定している。したがって、廃インクタンク20がオーバーフロー状態に陥ってしまうことを未然に防止できる。
さらには、本実施の形態では、マージン設定を印刷条件設定画面(GUI)上において簡単に行うことができるので便利である。
1 インクジェットプリンター、2 プリンターフレーム、3 プラテン、4 紙送りモーター、5 ガイド軸、6 キャリッジ、7 インクジェットヘッド、8 キャリッジモーター、9 動力伝達機構、10 インクカートリッジ、11 ヘッドメンテナンスユニット、12 ヘッドキャップ、13 廃インクタンク装着部、14 開閉蓋、15 廃インク回収針、16 廃インクポンプ、17 廃インク回収路、18 接続端子部、19 ICチップ、20 廃インクタンク、21 ケース、22 ケース本体、22a 底板部分、22b 前板部分、22c 後板部分、22d 側板部分、22e 側板部分、23 ケース蓋、23a 蓋板部分、23b 縁板部分、23c 円形通気孔、24 挿入孔、30 インク吸収材、31〜35 板状インク吸収材、36 キャビティ、37 切り込み部、38 切り込み部、100 コントローラー、102 CPU、104 RAM、106 EEPROM、110 RTC、120 主電源回路、130 蓄電器、200 外部装置、201 プリンタードライバー、202 入力装置、203 表示装置、204 印刷条件設定画面、205 マージン入力ボックス、300 外部電源、ZA 上限値、ZB 印刷限度値、X(P) マージン、SA 廃インク総量、AA 廃インク残量、EC 蒸発速度、ERR 蒸発残率、ET1 経過時間(蒸発時間)、AE 蒸発量、AB 廃インク残量算出値、ΔA 廃インク量、P 記録用紙

Claims (10)

  1. インクジェットヘッドから排出される廃インクを、廃インクタンク装着部に着脱可能に装着された廃インクタンクに回収するインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法であって、
    前記廃インクタンクが前記廃インクで満杯になったか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行い、
    前記判定においては、前記廃インクタンクに保持されている廃インク残量が、当該廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い印刷限度値と同一、あるいはそれ以上になった場合に、前記廃インクタンクが満杯であると判定することを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  2. 請求項1において、
    前記印刷限度値を、外部からの指令によって変更可能な状態で記憶保持することを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  3. 請求項2において、
    前記上限値との差分を表すマージンを入力させ、
    入力された前記マージンを前記上限値から減算して前記印刷限度値を設定することを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  4. 請求項3において、
    前記マージンを前記廃インクタンクの前記廃インク残量に加算した値が、前記上限値以上になる場合には、当該マージンの入力を拒否することを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  5. 請求項3または4において、
    前記判定において、前記廃インク残量に前記マージンを加算した値が、前記印刷限度値を超える場合には、前記廃インクタンクが満杯であると判定することを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  6. 請求項3ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記マージンを、所定サイズの記録媒体に対する印刷枚数を表す値として入力させることを特徴とするインクジェットプリンターの廃インク回収制御方法。
  7. 請求項6に記載の廃インク回収制御方法を実行するために前記インクジェットプリンターを制御するコンピューターに搭載して使用するプリンタードライバーであって、
    前記コンピューターに接続されている表示装置に印刷条件設定画面を表示させる機能と、
    当該印刷条件設定画面上に、前記印刷限度値を設定するためのマージンを入力させるためのマージン入力部を表示させる機能と、
    前記マージン入力部に入力された前記マージンを前記インクジェットプリンターに装着されている廃インクタンクの廃インク残量に加算した加算値が、当該廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値以上の場合には、前記マージンの入力を不能にさせる機能と、
    前記加算値が前記上限値未満の場合に、前記上限値から前記マージンを減算した値を前記印刷限度値として前記インクジェットプリンターに設定させる機能とを前記コンピューターに実行させるプリンタードライバー。
  8. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドから排出される廃インクを回収するための廃インクタンクが着脱可能に装着される廃インクタンク装着部と、
    前記廃インクタンク装着部に装着されている前記廃インクタンクによる廃インク回収量の上限値よりも所定量だけ低い印刷限度値が記憶保持されている印刷限度値記憶部と、
    前記廃インクタンク装着部に装着されている前記廃インクタンクが前記廃インクで満杯になったか否かを判定するオーバーフロー判定部とを有し、
    前記オーバーフロー判定部は、前記廃インクタンクが満杯になったか否かの判定を印刷ジョブの終了後に行い、前記廃インクタンクに保持されている廃インク残量が、前記印刷限度値と同一、あるいはそれ以上になった場合に、前記廃インクタンクが満杯であると判定することを特徴とするインクジェットプリンター。
  9. 請求項8において、
    前記上限値と前記印刷限度値の差分を表すマージンの入力を受け付けるマージン入力部と、
    入力された前記マージンを前記廃インク残量に加算した値が前記上限値未満の場合にのみ、前記印刷限度値記憶部に記憶保持されている前記印刷限度値を、前記上限値から当該マージンを減算した値に書き換える印刷限度値変更部とを有していることを特徴とするインクジェットプリンター。
  10. 請求項9において、
    前記マージン入力部は、前記マージンを、所定サイズの記録媒体に対する印刷枚数を表す値により入力を受け付けることを特徴とするインクジェットプリンター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017087494A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 セイコーエプソン株式会社 メンテナンスユニット及び液体噴射装置
JP2019130871A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社リコー 情報読取装置及び画像形成装置

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