JP2019130871A - 情報読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【課題】端子の摩耗を抑制可能な情報読取装置を提供する。【解決手段】本発明に係る情報読取装置300は、装置本体1に着脱可能な容器26に設けられた情報記憶部200の端子200a、200b、200c、200dに接触する本体側端子301a、301b、301c、301dと、容器26の着脱操作に応じて端子200a〜200dに対する本体側端子301a〜301dの位置を移動する端子移動手段400を有している。【選択図】図6

Description

本発明は、情報読取装置及び画像形成装置に関する。
容器に関連する固有の情報が記憶されるIDチップなどの情報記憶部から当該情報を読取る情報読取装置が知られている。情報読取装置は、自身が備える端子と、情報記憶部が備える端子とを接触させて情報記憶部との間で通信を行ない情報の読出しや必要に応じて情報の書込みを行なっている。このような構成を画像形成装置に適用したものとして例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1では、容器となるインクカートリッジに情報記憶部となるIDチップを設け、インクカートリッジが装着される装置本体側に情報読取装置を設け、両者の端子を接触させることでインクカートリッジに関連する各種固有の情報の読出しを可能にしている。
従来構成の場合、両者の端子が接触と離間を繰り返すと、端子の特定位置の摩耗が懸念される。端子の摩耗は、読取り不良の要因や耐久性の低下に成り兼ねない。
本発明は、端子の摩耗を抑制可能な情報読取装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報読取装置は、装置本体に着脱可能な容器に設けられた情報記憶部の端子に接触する本体側端子と、容器の着脱操作に応じて端子に対する本体側端子の位置を移動する端子移動手段を有することを特徴としている。
本発明によれば、端子の摩耗を抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略図。 画像形成装置を主走査方向から見たときの構成図。 装置本体に対する容器の着脱操作と着脱位置と離脱位置を説明する図。 容器の一形態の構成を示す図であり、(a)は主走査方向から見た図、(b)は上方から見た図、(c)は情報記憶部の端子側からみた図。 本体側端子の構成を説明する図であり、(a)は上面から見た図、(b)は情報記憶部の端子との接触側からみた図、(c)は主走査方向から見た図。 容器の装着状態と、情報記憶部の端子と本体側端子との接触状態と移動動作を説明する図。 容器の装着状態と、情報記憶部の端子と本体側端子との接触状態を示す図。 容器の着脱操作に伴い本体側端子が移動する経過を説明する図。 端子移動手段の一形態を説明する図であり、(a)は本体側端子の移動前の状態を示し、(b)は本体側端子の移動後の状態を示す。 端子移動手段の構成を説明する拡大図。 容器の着脱操作に伴う端子移動手段の動作を説明する図。 端子移動手段が全ての容器に対して個別に設けられた形態を説明する図。 端子移動手段が複数の容器のうちの任意のものに設けられた形態を説明する図。 端子移動手段で移動される端子と接触する容器が別な形態を説明する図であり、(a)は上方から見た図、(b)は主走査方向から見た図。 本発明に係る情報読取装置を備えた画像形成装置の別な形態を示す概略図。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。実施形態において、同一の機能や構成を有するものには同一の符号を付し、重複説明は適宜省略する。図面は一部構成の理解を助けるために、部分的に省略又は模式的に示す場合もある。
図1、図2を参照して、本発明の実施対象となる画像形成装置の一例の全体とその要部の構成と動作を説明する。図中矢印で示した上下方向Zに直交する、これも図中矢印で示した前後方向Xにおいて、図1における装置本体1の左側が前面1F(正面)側であり、右側が後(奥)側である。上下方向Z及び前後方向Xに直交するとともに図2の紙面を貫通する方向が主走査方向Yであり、シート幅方向(用紙幅方向)に相当する。
画像形成部3は、インクジェット記録方式で画像形成を行う構成である。図2に示すように、画像形成部3は、シリアル型インクジェット記録部である。
画像形成装置は、装置本体1の内部にスプール軸受台101aを上下に備える。スプール軸受台101aは、長尺の記録材である用紙を巻き回した複数のシートロール紙4a、4bからなる被記録媒体としての用紙10をそれぞれ繰り出し可能に支持するシートロール支持部としての機能・構成を有している。なお、図示の例ではシートロールは2巻を上下方向Zに装着できるようになっているが、本発明では1巻のみ、あるいは3巻以上等であっても差し支えない。
画像形成部3に対応して装置本体1の内部には、主走査方向Yに延びるガイドロッド18及びガイドレール19が側板に掛け渡してある。これらガイドロッド18及びガイドレール19にはキャリッジ20が主走査方向Yに摺動可能に保持されている。キャリッジ20には、ブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の液体であるインク滴を吐出する複数のヘッドを備えた液体吐出ヘッドであるヘッド部202が搭載されている。ヘッド部202には、各ヘッドに液体であるインクを供給するサブタンク(ヘッドタンクと称することもある)を一体的に備え、液体吐出ユニット201を構成している。すなわち、液体吐出ユニット201のヘッド部202は、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、ヘッド部202は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
キャリッジ20を主走査方向Yに移動走査する主走査移動機構は、主走査方向Yの一方側(図1において左斜め上方)に配置された駆動源である駆動モータ21と、この駆動モータ21の出力軸に連結して駆動モータ21によって回転駆動される駆動プーリ22と、主走査方向Yの他方側(図1において右斜め下方)に配置した従動プーリ23と、駆動プーリ22と従動プーリ23との間に巻き掛けベルト部材24とを備えている。従動プーリ23は、周知のテンションスプリングによって外方、すなわち駆動プーリ22から離れる方向にテンションが掛けられている。ベルト部材24は、キャリッジ20の背面側に設けられたベルト固定部にその一部分が固定保持され、それによってキャリッジ20を主走査方向Yに牽引するようになっている。
キャリッジ20には、キャリッジ20の主走査位置を検知するための周知のエンコーダシートが主走査方向Yに沿って配置されている。本実施形態では、エンコーダセンサによって、エンコーダシートを読み取ることで、このキャリッジ20における主走査領域のうち、記録領域では上段のシートロール紙4aまたは下段ロール紙4bから繰り出されて搬送されてきた用紙10が、搬送手段により記録領域へ搬送され、キャリッジ20の移動方向である主走査方向Yと直交する副走査方向(図1の前後方向Xのうちの前方向Xaである)に間欠的に搬送される。搬送手段とは、例えばローラ対9a、9b、丸棒状の軸状部材であるレジストローラ34、及びレジストローラ34の軸線方向で複数に分割した形態で配置してあるレジスト加圧ローラ35などである。
用紙10は、図2に示すように、キャリッジ20と対向するプラテン36により案内される。プラテン36の下方には吸引ファン37が設けてあり、プラテン36に形成した吸引孔により用紙10が吸着される。
主走査領域のうちの一方の端部側領域(図1において右斜め下方側)には、キャリッジ20内の各ヘッドの維持回復を行う維持回復機構25が配置されるとともに、各ヘッドのサブタンク4に供給する各色のインクを収容したインクカートリッジ26が装置本体1に対して着脱自在に装着されている。インクカートリッジ26には、装置本体1に対して着脱自在に装着される容器としての廃液タンク28が配管やホースなどによって接続されていて、インクカートリッジ26で余ったインキが回収可能に構成されている。本実施形態において、画像形成前の画像表示剤とは、インクカートリッジ26に収容されている使用前のインクである。
つまり、キャリッジ20は、印字ヘッドを実装し、印字や必要な場合を除いて、ホームポジションで待機している。図1では、装置本体1内右側の破線で示した箱形状をしたヘッドメンテユニット上部が、ホームポジションである。キャリッジ20内のヘッド部202へのインク供給は、供給機構を構成するインクカートリッジ26からヘッド部20につながるチューブ29(図7参照)と、その経路の途中にあるポンプにより行う。ヘッドメンテナンスユニットである維持回復機構25によるメンテナンスにて発生した廃液は、廃液タンク28にて回収される。廃液タンク28は、その内部に回収した廃液が許容量になると、交換や廃液を捨てる必要があることから、装置本体1に対して着脱可能に装着されている。すなわち、本実施形態において、インクカートリッジ26と廃液タンク28が容器に相当する。この廃液は、画像形成後の画像表示剤である。
画像形成装置は、図2に示すように、画像形成部3で画像が記録された用紙10を所定の長さに切断するシート切断手段としてのカッタ27を備えている。カッタ27は、複数のプーリ(そのうちの1つのプーリはカッタ駆動モータに連結されている)間に掛け渡されたワイヤやタイミングベルトに固定され、カッタ駆動モータによりプーリを介してワイヤやタイミングベルトが主走査方向Yに移動することで用紙10を所定の長さに切断するように構成されている。
次にインクカートリッジ26の構成とその装着部周辺の構成について説明する。装置本体1に着脱可能に装着されたインクカートリッジ26は、ここではイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクがそれぞれ収容されたイエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bの4つを備えている。インクカートリッジ26としては、これら4つの色のインクカートリッジに限定されるものではなく、単色のみ、あるいは5色、6色等に増加したものであってもよい。
本実施形態において、イエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bの大きさは同一であり、同一の構成のものとして説明するが、使用頻度の高い特定色のインクカートリッジ、例えばブラックカートリッジ26Bを、他の色のインクカートリッジよりも大容量とし大きさのみを他のインクカートリッジと異なるようにしても良い。
なお、発明を実施するための形態において、特定の色のインクカートリッジを説明する場合は、色を示すY、М、C、Kの添え字を符号26につけて説明するが、インクカートリッジに共通した構成については、Y、М、C、Kの添え字は省略する。
装置本体1に対して着脱可能に設けられたインクカートリッジ26は、図3に示すように、装置本体1に形成されたカートリッジ装着部1Aに対して装置本体1の前側から後側に向かって装着され、前側に引き抜かれることでカートリッジ装着部1A(装置本体1)から離脱される(取り外される)。本実施形態において、前後方向Xとは着脱方向でもある。図中、符号X1は装着方向を示し、符号X2は離脱方向を示す。図3において実線で示すインクカートリッジ26は装着状態を示し、二点鎖線で示すインクカートリッジ26は離脱状態を示す。なお、離脱状態を示すインクカートリッジ26は部分的に破断して表記している。
装着側に位置するインクカートリッジ26の端面26aには、インクカートリッジ26の各種固有の情報を記録した情報記憶部としてのIDチップ200が装着されている。各種固有の情報の情報とは、容器内に収容される収容物の情報であり、例えば、インク色、インクの種類、製造年月日、成否判定情報が挙げられる。成否判定情報とは、純正品か非純正品かを判別するための情報である。
IDチップ200には、図4(a)〜図4(c)に示すように、情報取出部となる複数の端子200a、200b、200c、200dが設けられている。端子200a、200b、200c、200dは金属製の板材で構成されていて、上下方向Zに一定間隔で並んで配置されている。端子200a、200b、200c、200dは、それぞれ主走査方向Yに延在している。本実施形態においては、端子200aから端子200dまでは、同一の大きさとしているが、異なる大きさであってもよい。IDチップ200は必要に応じて送信されている情報の更新(上書き)が可能なタイプのものであってもよい。インクカートリッジ26の端面26aには、インク供給用のチューブ29(図7参照)が接続されるインク接続口210が形成されている。
装置本体1には、情報読取装置300が配置されている。情報読取装置300はカートリッジ装着部1Aの内部において、カートリッジ装着部1Aに装着されたインクカートリッジ26の端面26aと対向する部位に配置されている。情報読取装置300は、図5(a)、図5(b)、図5(c)に示すように、読取機能を有する本体301と、本体側端子302a、302b、302c、302dを備えている。本体側端子302a、302b、302c、302dは金属製の突起で構成されていて、インクカートリッジ26の端面26aと対向する本体301の端面301aに上下方向Zに一定間隔で並んで配置されている。本実施形態において、本体側端子302a、302b、302c、302dと端子200a、200b、200c、200dの上下方向Zへの間隔は同一とされている。本体側端子302a、302b、302c、302dはそれぞれ、インクカートリッジ26が装着状態を占めると、インクカートリッジ26の端子200a、200b、200c、200dと接触するように設けられている。本体301は、本体側端子302a、302b、302c、302dがそれぞれ端子200a、200b、200c、200dと接触すると、IDチップ200に記憶されている各種情報を読出す機能を備えている。本体301は、必要に応じて追加、修正するための情報を本体側端子302a、302b、302c、302dから端子200a、200b、200c、200dを介してIDチップ200に送信する機能を備えているものであってもよい。
このようなIDチップ200を備えたインクカートリッジ26を、装置本体1に対して着脱操作してインクカートリッジ26と情報読取装置300との位置関係が着脱方向(前後方向)Xにおいて相対的に変化すると、IDチップ200の端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dが同じ位置で接触と離間を繰り返すため、端子の特定位置の摩耗が懸念される。両者の端子が磨耗すると、インクカートリッジ26が装着状態を占めても、本体側端子302a〜302dと端子200a〜200dとの接触状態が不安定となり、読取り不良の要因や耐久性の低下に成り兼ねない。
そこで、本実施形態に係る情報読取装置300は、図6、図7に示すように、装置本体1に対して着脱可能なインクカートリッジ26との間で通信される情報が記憶されるIDチップ200の端子200a〜200dに接触する本体側端子302a〜302dとともに、インクカートリッジ26の着脱操作に応じて、端子200a〜200dに対する本体側端子302a〜302dの位置を移動する端子移動手段400を有している。
図8は、インクカートリッジ26の着脱操作(着脱動作)と端子移動手段400による本体側端子302a〜302dの移動状態を状態1から状態5として模試的に示した図である。各状態において、図8中上段は上方から見た状態であり、下段は主走査方向Yから見た状態を示す。
図8において、状態1は、インクカートリッジ26がカートリッジ装着部1A(装置本体1)に装着位置を占めた装着状態であり、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが接触した通信可能状態を示す。
図8において、状態2は、インクカートリッジ26を離脱方向X2へ移動して、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが離間した状態を示す。
図8において、状態3は、インクカートリッジ26を装着方向X1へ移動してカートリッジ装着部1A(装置本体1)内で装着位置を占めた装着状態となり、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが接触した状態を示す。このインクカートリッジ26の装着操作に伴い、端子移動手段400は本体側端子302a〜302dを全て装着前とは異なる位置に移動する。
図8において、状態4は、状態2と同様、インクカートリッジ26を離脱方向X2へ移動して、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが離間した状態を示す。状態2との違いは、本体側端子302a〜302dの位置が異なっている点である。
図8において、状態5は、状態3同様、インクカートリッジ26を装着方向X1へ移動してインクカートリッジ26が装着位置を占めた装着状態であり、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが接触した状態を示す。このインクカートリッジ26の装着操作に伴い、端子移動手段400は、本体側端子302a〜302dを全て装着前とは異なる(状態3とは異なる)位置に移動する。
状態2、状態4において、カートリッジ装着部1Aからインクカートリッジ26は完全に引き抜かれていないが、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとは離間しているので、広義の意味においては離脱状態である。つまり、インクカートリッジ26の装着状態とは、状態1、状態3、状態5に示すように、装着位置を占めて端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが接触する状態であり、インクカートリッジ26の離脱状態とは、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが離間している状態である。このため、インクカートリッジ26の離脱状態は、図3に二点鎖線で示す位置に限定されるものではない。
このような構成によると、装置本体1(カートリッジ装着部1A)に対するインクカートリッジ26の着脱操作に応じて端子200a〜200dに対する本体側端子302a〜302dの位置が端子移動手段400よって移動される。このため、インクカートリッジ26と情報読取装置300との位置関係が着脱方向(前後方向X)で相対的に変化しても、両者が有する端子である端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの特定位置の摩耗を、本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて抑制することができる情報読取装置300を提供することができる。この結果、経時において端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとの接触状態が安定し、読取り不良の要因がなくなるばかりでなく、インクカートリッジ26(IDチップ200)や情報読取装置300の耐久性の向上につながる。
また、端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの摩耗が低減することは、本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて、インクカートリッジ26の着脱回数(抜き差し回数)の増加となり、端子不良によるインクカートリッジ26の交換回数を低減でき、インクカートリッジ26や情報読取装置300の耐久性の向上や作業性の向上につながる。
本実施形態において、端子移動手段400による本体側端子302a〜302dの移動方向は、インクカートリッジ26側(IDチップ200)の端子200a〜200dが延設されている主走査方向Yであり、インクカートリッジ26の一回の着脱操作によって、主走査方向Yの何れか一方に一度移動可能としている。つまり、端子移動手段400は、インクカートリッジ26の装着前と異なる位置へ本体側端子302a〜302dを移動するように構成されている。
このため、インクカートリッジ26の一回の着脱操作毎に、着脱前の位置と異なる位置に本体側端子302a〜302dが移動され、端子200a〜200dとの接触箇所が着脱操作毎に代わることとなり、端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの特定位置の摩耗をより低減することができる。
次に、端子移動手段400の具体的な構成について説明する。
端子移動手段400は、図9(a)、図9(b)に示すように、装置本体1に設けられていて、本体側端子302a〜302dを備えた本体301を移動可能に支持する支持部としての可動体410とレール412、回転カム411、スライダ415及び規制手段420を備えている。
レール412は、図10にも示すように、可動体410の上下に一対で互いに平行に配置されていて、主走査方向Yに延設されている。本体301は、可動体410に取り付けられていて、可動体410と一体で主走査方向Yに移動可能とされている。可動体410には、主走査方向Yに延びる円筒形の回転カム411の外周面411aに斜めに形成されたカム溝419に挿入されて係合するカムピン413が、回転カム411に向かって突出するように設けられている。
回転カム411は、インクカートリッジ26の着脱操作に連動して回転して本体側端子302a〜302d(本体301)を主走査方向Yに移動するものである。回転カム411は、装置本体1に回転自在に支持された軸418に固定されていて、軸418と一体回転するように構成されている。回転カム411の側面411bには、カム側歯部となる歯車414が回転カム411と一体回転するように設けられている。回転カム411は歯車414に回転駆動力が伝達されることで回転する。
スライダ415は、図10に示すように、インクカートリッジ26の着脱操作に連動して着脱方向(前後方向)Xに摺動移動可能に装置本体1に設けられている。スライダ415は、着脱方向(前後方向)X方向に延接されていて、回転カム411よりも下方に配置されている。スライダ415の一端415aは、カートリッジ装着部1A内に位置し、インクカートリッジ26との当接部415bが形成されている。スライダ415の他端415cには、歯車414と噛合う移動側歯部416が形成されている。スライダ415の他端415cは、カートリッジ装着部1Aを装置奥側(装着方向X1)に突き抜けていて、カートリッジ装着部1Aの外側で移動側歯部416と歯車414とが噛合うように配置されている。
すなわち、端子移動手段400は、移動側歯部416を備えたスライダ415で構成されたラックと歯車414で構成されたピニオンギアによってラックの直線運動を回転運動に変換して回転カム411を回転するラックアンドピニオン機構を備えている。
スライダ415と装置本体1との間には、スライダ415を離脱方向X2に付勢する付勢手段としてのコイルバネ417が介装されている。スライダ415は、インクカートリッジ26がカートリッジ装着部1Aに挿入されると当接部415bが押されと、コイルバネ417のバネ力(付勢力)に抗して装着方向X1に移動し、インクカートリッジ26がカートリッジ装着部1Aから離脱方向X2に引き抜かれると、コイルバネ417のバネ力(付勢力)によってカートリッジ装着部1A内に突出する移動習性が与えられている。
図11は、インクカートリッジ26の着脱操作に伴う端子移動手段400の動作を示す。図11において、状態a1は、カートリッジ装着部1Aにインクカートリッジ26が挿入されてきた状態を示す。この状態a1においてはスライダ415とインクカートリッジ26とは非接触状態である。
図11において、状態a2は、状態a1の位置からインクカートリッジ26が装着方向X1に押し込まれスライダ415の当接部415bとインクカートリッジ26とが接触した状態を示す。
図11において、状態a3は、インクカートリッジ26が装着方向X1にさらに押し込まれ端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dが接触した装着状態(装着位置)を示す。インクカートリッジ26が状態a2から状態a3へと移動する際、スライダ415の当接部415bがインクカートリッジ26によって装着方向X1に押されることで、スライダ415の移動が移動側歯部416から歯車414へと伝達されて回転カム411が回転し、カム溝419に沿ってカムピン413が移動することで本体301と本体側端子302a〜302dが主走査方向Yの一方側から他方側へと移動する。このため、移動した位置で端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとが接触して通信可能状態となる。
このように、インクカートリッジ26によってスライダ415が装着方向X1に押されることで、本体側端子302a〜302dが装着前とは異なる位置である一方側から他方側へと移動して端子200a〜200dと接触するので、本体側端子302a〜302dが移動しない構成に比べて、端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの特定の位置の摩耗を低減することができる。また、歯車414や移動側歯部416の歯数を変更してギア比を変えることで、スライダ415の移動に伴う回転カム411の位相変化量を調整できる。このため、カートリッジ装着部1Aの大きさやインクカートリッジ26の大きさに応じてギア比を設定することで、本体側端子302a〜302dの主走査方向Yにおける移動量(ズラシ量)を、カートリッジ装着部1Aの大きさやインクカートリッジ26の大きさに応じて任意に調整することができる。このため、端子移動手段400を機種の異なる画像形成装置に搭載しやすくなり、装置対応力(互換性)が向上するとともに、部品の共通化によるコスト低減を図ることができる。
規制手段420について説明する。
規制手段420は、図10に示すように、スライダ415の着脱方向(前後方向)Xへの移動による回転カム411の回転方向を一方向に規制するものである。
規制手段420は、スライダ415がインクカートリッジ26の装着方向X1へ移動する際にスライダ415を案内する第1案内部421と、装着方向X1と離脱方向X2に位置する端部422a、422bとで第1案内部421に連通し、スライダ415が離脱方向X2に移動する際にスライダ415を案内する第2案内部422を有している。第1案内部421と第2案内部422は、装置本体1に形成された連続したカム溝で構成されている。
スライダ415の他端415cには、これらカム溝で構成された第1案内部421と第2案内部422に挿入されて、その内部を移動するガイドピン423が固定されている。第1案内部421は、インクカートリッジ26が装着位置を占めたときに、歯車414と移動側歯部416とを離間する方向にガイドピン423を移動させてスライダ415を案内するように、離脱方向X2から装着方向X1に向かうに従い下り傾斜した経路を構成している。第2案内部422は、インクカートリッジ26が装着位置から離脱方向X2に移動した際に、歯車414と移動側歯部416とが噛合う方向にガイドピン423を移動させてスライダ415を案内するように、装着方向X1から離脱方向X2に向かう従い上り傾斜した経路を構成している。
端部422aは、インクカートリッジ26が図11の状態3に示す装着位置を占めた際にガイドピン423が位置するように配置され、端部422bは、スライダ415の当接部415bにインクカートリッジ26が接触する前の初期位置に位置するように配置されている。歯車414と移動側歯部416とは、図10、図11の状態a1に示すスライダ415が初期位置にあるときには互いに噛合っていて、インクカートリッジ26が装着位置を占めた際には図11の状態3に示すように、互いに離間するように形成されている。
規制手段420は、図10に示すようにストッパ部材424を備えている。ストッパ部材424は、外形L字形状をなし、L字形状の短辺部424aが第1案内部421と第2案内部422に跨るように位置する規制位置と、第1案内部421と第2案内部422から離脱した離脱位置とを占めるように、直角部分が支点425を中心に回動するように設けられている。ストッパ部材424には、一端が長辺部424bに引っ掛けられ、他端が装置本体1に固定された引っ張りコイルバネ427によって規制位置へ復帰する復帰力が作用している。規制位置は、長辺部424bに当接する位置決め部材426によって位置が定められている。
ストッパ部材424は、スライダ415が装着方向X1に移動する場合にはスライダ415に設けたガイドピン423の第1案内部421から第2案内部422への移動を許容し、スライダ415が第2案内部422に位置する場合には、装着方向X1側に位置する端部422aから第1案内部421へのガイドピン423の移動を制限する。
このような規制手段420の動作について図11を用いて説明する。
図11の状態a1において、スライダ415は初期位置を占めているので、ガイドピン423は第1案内部421内に位置し、回転カム411の歯車414と移動側歯部416とは噛合い状態にある。この状態からカートリッジ装着部1Aに装着されたインクカートリッジ26を状態a2に示すように装着方向X1に押し込まれて移動すると、回転カム411が回転し、先に説明したように本体側端子302a〜302dが装着前の位置とは異なる位置へと移動する。この移動タイミングは、本体側端子302a〜302dに対して端子200a〜200dが接触する以前に完了するのが望ましい。
インクカートリッジ26が図11の状態2から装着方向X1に向かって移動すると、ガイドピン423によってストッパ部材424が押されて、図中、反時計回りに回動して許容位置を占めるとともに、第1案内部421が下り傾斜しているため、スライダ415の他端415c側が下降する。このため、ガイドピン423は第1案内部421から第2案内部422へと移動し、回転カム411の歯車414と移動側歯部416との噛合いが解除される。スライダ415の他端415cの下降に伴いガイドピン423は第2案内部422に移動するが、ガイドピン423がストッパ部材424の短辺部424aを通過すると、ストッパ部材424は引っ張りコイルバネ427のばね力によって許容位置から規制位置へと時計周りに回動する。このため、端部242a側につながる第1案内部421を塞ぐように短辺部424aが位置するため、ガイドピン423が端部242a側から第1案内部421内へ逆戻りすることを防止することができる。
インクカートリッジ26をカートリッジ装着部1Aから引き抜くべく、図11の状態4に示すように離脱方向X2に移動すると、ガイドピン423は第2案内部422内に位置しているので、移動側歯部416と歯車414との噛合いが解除されている。このためインクカートリッジ26を離脱方向X2に移動した初期おいては、回転カム411は回転しないため、装着時に移動した本体側端子302a〜302dの位置は変化しない。
インクカートリッジ26が状態a4から状態a5に示すように離脱方向X2に移動してスライダ415の当接部415bから離間すると、コイルバネ417の作用により、スライダ415が初期位置へと戻され、ガイドピン423が第2案内部422内を離脱方向X2に向かって移動する。このとき、第2案内部422は、離脱方向X2に向かって上り傾斜しているので、スライダ415は離脱方向X2に進む(戻される)ことで上昇し、回転カム411の歯車414と移動側歯部416とが噛み合い状態となる。このため、インクカートリッジ26を再度、装着方向X1に移動させると、回転カム411の歯車414が移動する移動側歯部416によって回転されるため、回転カム411が回転し、本体側端子302a〜302dが、装着前と異なる位置(反対の位置)へ移動する。
このような、規制手段420を備えることで、インクカートリッジ26を着脱操作しても、装着操作時に回転した回転カム411が離脱操作時に逆回転しないため、装着操作時に移動した本体側端子302a〜302dが元の位置に戻されることがなくなる。このため、スライダ415の着脱方向(前後方向)X1への移動時にしか回転カム411が回転しないので、着脱操作しても、その操作により、本体側端子302a〜302dは常に装着前とは異なる位置へ移動するので、端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの特定位置の摩耗を、本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて抑制することができる。この結果、経時において端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとの接触状態が安定し、読取り不良の要因がなくなる。
また、ストッパ部材424を備えることで、第2案内部422に移動したガイドピン423が、インクカートリッジ26の装着位置において第1案内部421へ移動することが防止できるため、インクカートリッジ26の離脱方向X2への移動時における回転カム411の歯車414と移動側歯部416の離間を確実に維持することができる。このため、インクカートリッジ26の離間方向X2への移動時における回転カム411の回転が防止されるので、装着時に装着前と異なる位置に移動した本体側端子302a〜302dの不用意な移動を防止できる。よって、端子200a〜200dと本体側端子302a〜302dとの摩耗を抑制でき、読取り不良の要因を低減することができる。
上記次実施形態において、端子移動手段400を備えた情報読取装置300の設置形態としては、特に色に限定を加えることなく、1つのインクカートリッジと1つ情報読取装置300の関係について説明した。しかし、図12に示したインクカートリッジ26のように、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクがそれぞれ収容され、IDチップ200をそれぞれ備えたイエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bの4つを備えている場合、各色のインクカートリッジ26(IDチップ200)の個数と端子移動手段400を備えた情報読取装置300の個数を同数となるように設ける。
このようにイエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bと情報読取装置300の個数を同数にすることで、イエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bの端子200a〜200dと本体側端子302a〜302の特定位置での摩耗を低減することができる。このため、イエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bと情報読取装置300との位置関係が相対的に変化しても、両者が有する端子の摩耗を抑制可能な情報読取装置300を提供することができる。
図12では、イエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bと情報読取装置300の個数を同数にしたが、図13に示すように、イエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26C、ブラックカートリッジ26Bと情報読取装置300の個数を異なる個数となるように設けても良い。
例えばカラーの画像形成装置の場合、ブラックのインクの使用頻度は多く、ブラックカートリッジ26Bの交換回数も他の色のインクカートリッジ26に比べて多く、それだけブラックカートリッジ26Bの端子200a〜200dに接触する本体側端子302a〜302dの摩耗も他の色の物に比べて多くなる。
このような場合、端子移動手段400を備えた情報読取装置300はブラックカートリッジ26Bと対向配置して設け、その色のカートリッジとなるイエロカートリッジ26Y、マゼンタカートリッジ26M、シアンカートリッジ26Cには本体301と本体側端子302a〜302dを備えた構成としても良い。
このような構成とすると、使用頻度の多いインクカートリッジ26(ここではブラックカートリッジ26B)にのみ端子移動手段400を用いることで、端子の摩耗を抑制しつつも部品点数を減らし、コスト低減を図ることができる。
図14は、容器としてインクカートリッジではなく廃液タンクを例示したものである。廃液タンク28は、複数の色毎に設けられる場合もあれば、全ての色に対して共通のタンクとして設けられる場合がある。何れの場合でも容器となる廃液タンク28の端面28aには情報を記録した情報記憶部としてのIDチップ250が装着されている。IDチップ250には、情報取出部となる複数の端子250a、250b、250c、250dが設けられている。端子250a、250b、250c、250dは金属製の板材で構成されていて、上下方向Zに一定間隔で並んで配置されている。廃液タンク28の端面28aには、回収した廃液となる使用済みのインクが搬送される回収チューブ29a(図7参照)が接続されるインク接続口210が形成されている。
装置本体1には、廃液タンク28を装着するタンク装着部1Bが設けられている。廃液タンク28は、タンク装着部1Bに対して着脱可能とされている。本形態の場合、廃液タンク28の着脱方向は、図1、図14に示すように主操作方向Yとなり、タンク装着部1Bには、情報読取装置300が配置されている。情報読取装置300は、タンク装着部1Bの内部において、タンク装着部1Bに装着された廃液タンク28の端面28aと対向する部位に配置されている。情報読取装置300は、本体301と本体側端子302a〜302dを備えている。本形態の場合、本体側端子302a〜302dは、端子250a〜250dと同様の間隔で本体301の端面301aに配置されていて、廃液タンク28が装着状態を占めると、端子250a〜250dと接触するように設けられている。本体301は、本体側端子302a〜302dがそれぞれ端子250a〜250dと接触すると、IDチップ250に記憶されている各種情報を読出す機能を備えている。また、情報読取装置300が備える端子移動手段400による本体側端子302a〜302dの移動方向は、前後方向Xとなる。
このような構成においても、装置本体1(タンク装着部1B)に対する廃液タンク28の着脱操作に応じて端子250a〜250dに対する本体側端子302a〜302dの位置が端子移動手段400よって移動される。このため、廃液タンク28と情報読取装置300との位置関係が着脱方向(主操作方向Y)で相対的に変化しても、両者が有する端子である端子200a〜200dや本体側端子302a〜302dの特定位置の摩耗を、本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて抑制することができる情報読取装置300を提供することができる。この結果、経時において端子250a〜250dと本体側端子302a〜302dとの接触状態が安定し、読取り不良の要因がなくなるばかりでなく、廃液タンク28(IDチップ250)や情報読取装置300の耐久性の向上につながる。
また、端子250a〜250dや本体側端子302a〜302dの摩耗が低減することは、本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて、廃液タンク28の着脱回数(抜き差し回数)の増加となり、端子不良による廃液タンク28の交換回数を低減でき、廃液タンク28や情報読取装置300の耐久性の向上や作業性の向上につながる。
実施形態においては、画像形成装置として複数のインクカートリッジ26を備えたものに、端子移動手段400を備えた情報読取装置300を適用した例を説明したが、図15に示すように、1つの(一種類)のインクカートリッジ26を備えた画像形成装置に端子移動手段400を備えた情報読取装置300を適用したものであっても、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
実施形態においては、画像形成装置としてインクを用いて画像を形成する所謂インク吐出型のプリンタを例示したが、画像形成装置の形態としてはこのような形態に限定されるものではない。例えば電子写真方式で潜像を形成し、画像形成剤であり現像剤となるトナーで潜像を現像して用紙に転写する画像形成装置であってもよい。インクやトナーは容器内容物でもある。電子写真方式の画像形成装置の場合、補給トナーを収容した容器となるトナーカートリッジが画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に設けられているものがある。トナーカートリッジには特許文献1と同様に、端子を備えた情報記憶部としてのIDチップが装着されていて、装置本体に設けた本体側端子を有する情報読取装置で、IDチップと通信して情報の読み出しをするものがある。
このような形態の場合でも、従来の情報読取装置を、端子移動手段400を備えた本発明に係る情報読取装置300に置き換えることで、トナーカートリッジと情報読取装置300との位置関係が着脱方向(前後方向X)で相対的に変化しても、両者が有する端子である端子や本体側端子の特定位置の摩耗を、本体側端子を移動させない場合に比べて抑制することができる情報読取装置300を提供することができる。
上記実施形態では、サブタンクを備えた液体吐出ユニット201に対して液体であるインクを外部から供給する外部補給型のインクカートリッジ26に装着したIDチップ200と通信して情報読み出す情報読取装置300に端子移動手段400を備えた構成としたが、このような構成に限定されるものではない。例えばインクカートリッジ26から液体吐出ユニット201へインキを供給する外部補給型ではなく、サブタンク自体の容量を大きくして容器となるインクカートリッジとしヘッド部202と一体化して自立供給型とした液体吐出ユニットも存在する。
このような場合、各色の液体吐出ユニット201の装着位置は予め定められているため、誤装着は避けたい。このため、各色の液体吐出ユニット201にIDチップ200を設け、位置情報やインクの色情報などを記憶しておき、情報読取装置300で情報の読み出しを行う。そして、異なる位置に異なる色の液体吐出ユニット201が装着された場合にはエラー警告を行いつつも、情報読取装置300の本体側端子302a〜302dを端子移動手段400を用いて移動可能とすることで、本体側端子を移動させない場合に比べて液体吐出ユニット201の端子や本体側端子の摩耗を抑制することができる情報読取装置300を提供することができる。
本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
また、「液体吐出ヘッド」とは、液体吐出ヘッドに他の機能部品、機構が一体化したものであり、液体を吐出する機能に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ20、供給機構、維持回復機構25、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッド(ヘッド部202)と組み合わせたものなどが含まれる。
発明の実施の形態においては、ヘッド部202とヘッドタンクとなるサブタンクとを一体化して構成されたものを例示したが、ヘッド部202とキャリッジ20、ヘッド部202と主走査移動機構、ヘッド部202とキャリッジ20と主走査移動機構、ヘッド部202とキャリッジ20と維持回復機構25、ヘッド部202と供給機構を組み合わせたものであってもよい。
「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子を使用するものでもよい。)以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。
本発明に係る容器の形態としては、内容物となるインクやトナーを収容するものに限定されるものではなく、少なくとも内容物に関する情報を通信可能に記憶した情報記憶部を備えた容器であって、容器が装着される対象物に対して着脱可能であり、対象物に設けられたのに情報読取装置の本体側端子が情報記憶部の端子に接触することで情報が読みだされるタイプの容器であれば、用途、分野が限定されるものではない。
例えば、ヘッド部202から液状の樹脂材を吐出して立体形状を造形する3Dプリンタの装置本体に着脱可能であり、内容物となる液状の樹脂材が収容された容器であってもよい。このような容器においても、内容物の情報が記憶された情報記憶部となるIDチップが装着されている場合には、情報読取装置300の本体側端子302a〜302dを移動させない場合に比べて、本体側端子302a〜302dやIDチップの端子の摩耗を抑制することができる情報読取装置300を提供することができる。
ヘッド部202として説明した「液体吐出ヘッド」とは、ノズルから液体を吐出・噴射する機能部品である。吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構が一体化されているものがある。また、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。
液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
液体吐出ユニットとして、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構が一体化されているものがある。このチューブを介して、液体貯留源の液体が液体吐出ヘッドに供給される。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
発明の実施の形態においては、本発明に係る情報読取装置300が適用された装置として、画像形成装置を例示して説明したが、この画像形成装置は、「液体を吐出する装置」の一例でもある。
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、先に説明したインクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置の他に、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
すなわち、本実施形態に係る端子移動手段400を備えた情報読取装置300は、これら「液体を吐出する装置」、「液体吐出ユニット」、「液体吐出ヘッド」の少なくとも1つが、内容物に関する情報が記憶されたあるいは記憶可能な情報記憶部が装着された容器を備え、情報記憶部に記憶された情報を少なくとも端子を接触させて通信して読み書きするものに適用することができる。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるもの
1 装置本体
26(Y、М、C,K)容器
28 容器
200,250 情報記憶部
200a〜200d 端子
250a〜250d 端子
302a〜302d 本体側端子
300 情報読取装置。
400 端子移動手段
411 回転カム
414 カム側歯部
415 スライダ
416 移動側歯部
420 規制手段
421 第1案内部
422 第2案内部
422a 装着方向に位置する端部
422b 離脱方向に位置する端部
424 ストッパ部材
X1 装着方向
X2 離脱方向
特開2013‐130804号公報

Claims (12)

  1. 装置本体に着脱可能な容器に設けられた情報記憶部の端子に接触する本体側端子と、
    前記容器の着脱操作に応じて前記端子に対する前記本体側端子の位置を移動する端子移動手段を有する情報読取装置。
  2. 前記端子移動手段は、前記容器が前記装置本体に装着される装着操作に応じて、前記本体側端子を移動する請求項1に記載の情報読取装置。
  3. 前記端子移動手段は、前記容器が前記装置本体に装着される装着操作に応じて、前記容器の装着前と異なる位置へ前記本体側端子を移動する請求項1に記載の情報読取装置。
  4. 前記端子移動手段は、
    前記装置本体に設けられ前記本体側端子を移動可能に支持する支持部と、
    前記容器の着脱操作に連動して回転し前記本体側端子を移動する回転カムを有する請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報読取装置。
  5. 前記端子移動手段は、
    前記装置本体に設けられていて、前記容器の着脱操作に連動して移動するスライダと、
    前記スライダに設けられていて、前記回転カムに設けられたカム側歯部と噛み合う移動側歯部を有する請求項4に記載の情報読取装置。
  6. 前記スライダの移動による前記回転カムの回転方向を一方向に規制する規制手段を有する請求項5に記載の情報読取装置。
  7. 前記規制手段は、
    前記スライダが前記容器の装着方向へ移動する際に前記スライダを案内する第1案内部と、
    前記装着方向と反対の離脱方向と前記装着方向に位置する端部とで前記第1案内部に連通し、前記スライダが前記離脱方向に移動する際に前記スライダを案内する第2案内部を有し、
    前記第1案内部は、前記容器が装着位置を占めたときに前記カム側歯部と前記カム側歯部とを離間する方向に前記スライダを案内し、
    前記第2案内部は、前記容器が前記装着位置から前記離脱方向に移動した際に、前記カム側歯部と前記カム側歯部とが噛合う方向に前記スライダを案内する請求項6に記載の情報読取装置。
  8. 前記規制手段は、
    前記第1案内部と前記第2案内部に跨るように配置され、前記スライダが前記装着方向に移動する場合には前記スライダの前記第1案内部から前記第2案内部への移動を許容し、前記スライダが前記第2案内部に位置する場合には、前記装着方向に位置する端部から前記第1案内部への移動を制限するストッパ部材を有する請求項7に記載の情報読取装置。
  9. 装置本体に着脱可能であり、収容物に関する情報が記憶される情報記憶部を備え、内部に前記収容物として画像形成前の画像表示剤が収容された容器と、
    前記情報記憶部の端子に接触することで前記情報記憶部と通信可能な情報読取装置を備え、
    前記情報読取装置が請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報読取装置である画像形成装置。
  10. 装置本体に着脱可能であり、収容物に関する情報が記憶される情報記憶部を備え、内部に前記収容物として画像形成後の画像表示剤が収容される容器と、
    前記情報記憶部の端子に接触することで前記情報記憶部と通信可能な情報読取装置を備え、
    前記情報読取装置が請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報読取装置である画像形成装置。
  11. 前記情報記憶部と前記情報読取装置とが同数設けられている請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記情報記憶部と前記情報読取装置とが異なる個数設けられている請求項9または10に記載の画像形成装置。
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