JP2011080340A - 支柱立て起し機具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水平接地バー部21及びその水平接地バー部21に実質的に直交する方向に延びる主回動バー部22を備えるT字形状のバー本体20と、主回動バー部22より短いバー状に設けられると共に、上端部33において主回動バー部22の上端部23に軸着されることで構成される水平接地バー部21の軸芯と実質的に平行な上部回動軸31を中心にして回動自在に設けられ、下端32が地面に接地して主回動バー部22と共になって逆V字状に立つことができるように設けられた補助バー30と、その補助バー30又は主回動バー部22の上端部33、23に吊下げられることで配されて、支柱10を吊り上げるように設けられた吊り上げ装置40とを具備する。
【選択図】図1
Description
柱材の両端にその両端を夫々固定したチェーンを吊り治具の滑車に懸架し、前記柱材の一端と該柱材以外の固定点間を拘束ワイヤによって連結し、前記吊り治具を吊下げて前記柱材を傾斜または垂直とした状態ならしめた後前記ワイヤを取り外す。前記吊り治具は遠隔操作可能なチェーンロック機構を有する(特許文献1参照)。
この柱材の建て起し方法及び装置にあっては、柱材の全体をワイヤで吊り上げるものであって、装置が大型化すると共に、極めて大きな動力を必要とするものである。
そこで本発明の目的は、支柱を、簡易な構成で、多くの人手を要することなく容易に立て起すことができる支柱立て起し機具を提供することにある。
本発明に係る支柱立て起し機具の一形態によれば、下端部が支柱保持部に回動可能に配置された支柱を、該下端部を中心に回動させることで立て起す支柱立て起し機具であって、バー状の全長に亘って地面に接地して配置される水平接地バー部、及び該水平接地バー部に実質的に直交する方向に延長されて該水平接地バー部の軸芯を中心にして上端部が上下方向に回動される主回動バー部を備えるT字形状のバー本体と、前記主回動バー部より短いバー状に設けられると共に、上端部において前記主回動バー部の上端部に軸着されることで構成される前記水平接地バー部の軸芯と実質的に平行な上部回動軸を中心にして回動自在に設けられ、下端が地面に接地して前記主回動バー部と共になって逆V字状に立つことができるように設けられた補助バーと、該補助バー又は前記主回動バー部の上端部に吊下げられることで配されて、前記支柱を吊り上げるように設けられた吊り上げ装置とを具備する。
また、本発明に係る支柱立て起し機具の一形態によれば、前記T字形状のバー本体の下端部と、前記補助バーの下端部との開きを制限するように、両者の間に開き制限用ロープが設けられていることを特徴とすることができる。
この支柱立て起し機具は、下端部12が支柱保持部15に回動可能に配置された支柱10を、その下端部12を中心に回動させることで立て起すものである。本形態例における支柱保持部15は、支柱10を立てた状態に固定するもので、その下部に支柱10の下端部12が回動可能に軸着されるように設けられている。なお、この支柱保持部15は、これに限定されず、支柱10をその下端部12を中心に回動できるように保持できるものであれば、例えば支柱10の下端を滑らないように受けるストッパであってもよい。
本形態例の吊り上げ装置40は、手動のチェーンブロックによって構成されている。41はチェーンブロック本体であり、42はロードチェーンであり、43はハンドチェーンである。また、本形態例のチェーンブロック(吊り上げ装置40)は、補助バー30の上端部33に設けられた回動軸芯部33aの先端部33bに吊下げられている。
これによれば、簡単な構成によって、バー本体20と補助バー30とが、好適に相対的に回動できる構成となると共に、大きな荷重にも適切に対応して吊り上げることができる形態になっている。
このようにバー本体20を分解できる形態とすることで、コンパクトに収納でき、搬送を効率良く行うことができる。
このように開き制限用ロープ50を設けることで、意図しない状態に大きく開いてしまうことを防止できるため、操作性が向上し、作業を行い易くすることができる。
図4は、支柱10の立て起し作業を開始する際の状態を示す第1の工程模式図である。
支柱10は、その下端部12が支柱保持部15に軸着されている。本発明に係る支柱立て起し機具は、バー本体20の主回動バー部22と補助バー30とによって逆V字状に起立した状態に置かれる。なお、水平接地バー部21は、支柱保持部15から所要の間隔をおいた位置で、支柱10と実質的に直交する方向に置かれる、そして、吊り上げ装置40(チェーンブロック)のロードチェーン42の先端が、支柱10の中途部に連結された状態となっている。具体的には、支柱10の中途部に掛け回した紐に、ロードチェーン42の先端に設けられたフックを引っ掛けた状態になっている。なお、図4〜図7ではチェーンブロックの詳細な形態は省略して記載しており、ロードチェーン42の作動状態のみを点線で示してある。
ロードチェーン42を図5のように引き上げると、そのリンク機構的な性質によって、支柱10が持ち上げられるように回動されると共に、主回動バー部22が水平接地バー部21の軸芯を中心にして自動的に起立する方向に回動する。これに伴って、補助バー30は、主回動バー部22よりも若干短く形成されているため、自動的に地面から浮いて回動自在になる。なお、図5では、説明のため、補助バー30を傾けた状態に図示してあるが、何も力を与えない状態では真下に垂れ下がった状態になる。
ロードチェーン42を図5から図6の状態のように引き上げると、そのリンク機構的な性質によって、主回動バー部22が支柱保持部15の側へ若干倒れるようになるまで回動すると共に、支柱10がさらに立て起される。この間、補助バー30は、図5の状態から継続して回動自在な状態になっている。なお、図6では、説明のため、補助バー30を傾けた状態に図示してあるが、何も力を与えない状態では真下に垂れ下がった状態になる。これによれば、補助バー30は、図5の状態から主回動バー部22の反対側に回動した状態になる。
これによれば、ロードチェーン42を図6から図7の状態のようにさらに引き上げることによって、そのリンク機構的な性質によって、主回動バー部22がさらに倒れるように回動すると共に、支柱10が垂直に立て起される。このとき、補助バー30の下端32が地面に接地して、支柱10が倒れないように保持される。この状態で、支柱固定用のピン51を支柱10と支柱保持部15の間に挿入するなどして、支柱10を支柱保持部15に固定することで、支柱10の立て起し作業が完成する。
以上の作業操作は、ロードチェーン42を巻き上げる操作を主に行えばよく、極めて簡単であり、一人の作業として行うこともできる。従って、本発明に係る支柱立て起し機具によれば、簡易な構成によって設けられ、支柱10を多くの人手を要することなく容易に立て起すことができる。
12 下端部
15 支柱保持部
20 バー本体
21 水平接地バー部
22 主回動バー部
23 上端部
23a 回動軸受部
24 下端部
30 補助バー
31 上部回動軸
32 下端
33 上端部
33a 回動軸芯部
34 下端部
40 吊り上げ装置
41 チェーンブロック本体
50 開き制限用ロープ
Claims (5)
- 下端部が支柱保持部に回動可能に配置された支柱を、該下端部を中心に回動させることで立て起す支柱立て起し機具であって、
バー状の全長に亘って地面に接地して配置される水平接地バー部、及び該水平接地バー部に実質的に直交する方向に延長されて該水平接地バー部の軸芯を中心にして上端部が上下方向に回動される主回動バー部を備えるT字形状のバー本体と、
前記主回動バー部より短いバー状に設けられると共に、上端部において前記主回動バー部の上端部に軸着されることで構成される前記水平接地バー部の軸芯と実質的に平行な上部回動軸を中心にして回動自在に設けられ、下端が地面に接地して前記主回動バー部と共になって逆V字状に立つことができるように設けられた補助バーと、
該補助バー又は前記主回動バー部の上端部に吊下げられることで配されて、前記支柱を吊り上げるように設けられた吊り上げ装置とを具備することを特徴とする支柱立て起し機具。 - 前記吊り上げ装置が、チェーンブロックであることを特徴とする請求項1記載の支柱立て起し機具。
- 前記上部回動軸が、前記主回動バー部の上端に設けられた管状の回動軸受部と、該回動軸受部の管内に挿通されるように前記補助バーの上端に水平方向へ延長されて設けられた回動軸芯部とによって構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の支柱立て起し機具。
- 前記T字形状のバー本体が、水平接地バー部と主回動バー部とに分割可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の支柱立て起し機具。
- 前記T字形状のバー本体の下端部と、前記補助バーの下端部との開きを制限するように、両者の間に開き制限用ロープが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の支柱立て起し機具。
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