JP2011080320A - パワートランク駆動ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パワートランク駆動ユニットに、トランクリッドの開閉機構へ伝達する動力を手動で遮断/伝達するクラッチCを設ける。更に、前記パワートランク駆動ユニットは、駆動源の回転を減速する減速歯車列Gを有し、クラッチCは、歯車列Gの歯車の噛み合いを外す噛合解除手段70である。
【選択図】図1
Description
請求項4に係る発明は、前記クラッチは、前記噛み合いが外される歯車が他の歯車と噛み合った噛合状態と、噛み合いが外れた非噛合状態との2つの状態を保持する歯車保持手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載のパワートランク駆動ユニットである。
請求項2に係る発明によれば、前記パワートランク駆動ユニットは、駆動源の回転を減速する歯車列を有し、前記クラッチは、前記歯車列の歯車の噛み合いを外す噛合解除手段であることにより、歯車列の一部をクラッチとして用いることとなり、機構が簡素となる。
先ず、実施形態のパワートランク駆動ユニットを用いたパワートランクを説明する図7を用いてパワートランクの全体構成を説明する。図において、ボデー1の後部にはトランク3が形成されている。このトランク3の開口は、開閉機構としてのヒンジ5を介してボデー1に設けられたトランクリッド7によって覆われる。
図2、図5示すように、駆動装置21は、ハウジング51の断面形状が矩形の駆動装置収容部23内に設けられる。この駆動装置収容部23内には、一端部が減速装置1の出力軸に接続されたねじ棒25が配置されている。このねじ棒25の周面には、おねじ25aが形成されている。
この減速歯車列Gは、図3に示すように、減速装置収容部53内には、モータ17の出力軸17aが進出している。この出力軸17aは減速装置19の入力側の軸となり、ピニオン61が取り付けられている。
そして、開閉機構であるヒンジ5への動力を手動で遮断/伝達するクラッチCが設けられている。本実施形態のクラッチCは、回転中心軸である第2軸69を軸に沿って移動させ、減速歯車列Gの最終段の歯車、即ち、第1小歯車67と第2大歯車71の噛合及び大歯車75と第2小歯車72との噛合を外す噛合解除手段70で構成されている。
図1に示すように、第2軸69の一方の端部側は、駆動装置収容部23に形成された円筒部23bに遊嵌し、減速装置収容部53に、回転可能に設けられている。この円筒部23bは、第2軸69の回転を許容し、第2軸69の軸方向の移動のうち、一方の端部方向(矢印K方向)移動を禁止する軸受けとなっている。
図1、図4、図6に示すように、蓋54には、レバー73のレバー本体部73aが挿通可能な穴54aが形成されている。
そして、第1小歯車67と第2大歯車71と噛み合った状態及び大歯車75と第2小歯車72とが噛み合った状態では、突起73d、73eは、穴54aの周囲の蓋54の内面に当接可能なようにレバー73に設けられている。更に、第2軸69が蓋54の穴54aから引き出され、第1小歯車67と第2大歯車71との噛み合い及び大歯車75と第2小歯車72との噛み合いが解除された状態では、突起73d、73eは、穴54aの周囲の蓋54の外面に当接可能なように、レバー73に設けられている。
(通常状態:ヒンジ5への動力を伝達する状態)
レバー73の突起73d、73eが、穴54aの周囲の蓋54の内面に当接可能で、第2軸69の第2大歯車71が第1軸63の第1小歯車67に噛合し、第2軸69の第2小歯車72がねじ棒25の被駆動軸部25bの大歯車75に噛合している。
(噛合解除状態:ヒンジ5への動力伝達が遮断された状態)
レバー73の突起73d、突起73eが穴54の凹部54d、凹部54eと対向する位置まで、レバー73の操作部73bを回転操作する。
そして、レバー73の突起73d、突起73eと、突起73d、73eが当接する穴54aの周囲の蓋54外面、内面とで、噛み合いが外される歯車が他の歯車と噛み合った噛合状態と、噛み合いが外れた非噛合状態との2つの状態を保持する歯車保持手段が形成されている。
(1) 開閉機構であるヒンジ5への動力を手動で遮断/伝達するクラッチCを設けたことにより、低コストで、消費電力も少なくなる。
C クラッチ
G 減速歯車列
Claims (5)
- トランクリッドの開閉機構を駆動するパワートランク駆動ユニットにおいて、
前記開閉機構への動力を手動で遮断/伝達するクラッチを設けたことを特徴とするパワートランク駆動ユニット。 - 前記パワートランク駆動ユニットは、
駆動源の回転を減速する歯車列を有し、
前記クラッチは、
前記歯車列の歯車の噛み合いを外す噛合解除手段であることを特徴とする請求項1記載のパワートランク駆動ユニット。 - 前記噛合解除手段は、
前記歯車列の最終段の歯車の噛み合いを外すことを特徴とする請求項2記載のパワートランク駆動ユニット。 - 前記クラッチは、
前記噛み合いが外される歯車が他の歯車と噛み合った噛合状態と、噛み合いが外れた非噛合状態との2つの状態を保持する歯車保持手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載のパワートランク駆動ユニット。 - 前記噛み合いが外される歯車は、回転中心軸に沿って移動することにより他の歯車との噛み合いが外れる歯車であり、
前記歯車保持手段は、
前記歯車列を覆うカバーに設けられ、前記噛み合いが外される歯車の軸の一方の端部側に係合し、前記噛み合いが外される歯車の噛合状態時に、前記噛み合いが外される歯車の回転を許容し、前記噛み合いが外される歯車が軸の一方の端部方向に移動するのを禁止する軸受けと、
前記噛み合いが外される歯車との相対回転を許容するように前記噛み合いが外される歯車の軸の他方の端部側に取り付けられたレバー本体部,該レバー本体部の外周面に形成された突起からなるレバーと、
前記歯車列を覆うカバーに設けられ、前記レバー本体部が挿通可能で、内周面に前記突起が挿通可能な凹部が形成された穴と、
からなり、
前記突起は、前記噛合状態では前記穴の周囲のカバーの内面に当接可能で、前記非噛合状態では、前記穴の周囲のカバーの外面に当接可能なように設けられていることを特徴とする請求項4記載のパワートランク駆動ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009235245A JP2011080320A (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | パワートランク駆動ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009235245A JP2011080320A (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | パワートランク駆動ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011080320A true JP2011080320A (ja) | 2011-04-21 |
Family
ID=44074620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009235245A Pending JP2011080320A (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | パワートランク駆動ユニット |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011080320A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101739188B1 (ko) * | 2015-06-25 | 2017-05-25 | 경기과학기술대학교 산학협력단 | 탈부착 가능한 차량트렁크 자동개폐장치 |
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JP2005351319A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Nishikawa Shoji Kk | トルク変換装置 |
-
2009
- 2009-10-09 JP JP2009235245A patent/JP2011080320A/ja active Pending
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