JP2016104951A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、装置全体としてより小型化することができる車両用ドアロック装置を提供することにある。
上記車両用ドアロック装置について、前記第1係合部は、前記連結部の内周部に形成された内歯車であり、前記第2係合部は、前記内歯車に噛合可能な外歯車であることが好ましい。
この構成によれば、前記対向部は、少なくとも前記フルラッチ完了位置において前記レバー支持部に近接することで、前記アクティブレバーが前記中立位置から前記フルラッチ完了位置に向かって一方向に回動する際、前記レバー支持部との間に摺動音が生じる可能性を抑制できる。
以下、車両用ドアロック装置の第1の実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。
スライドドア10が開放されている状態では、アンラッチ位置に保持されるラッチ25は、ボデーに固着されたストライカ29に係合凹部25aを対向させる。つまり、係合凹部25aは、スライドドア10の閉作動に伴うストライカ29の進入経路を開放している。また、所定の初期回動位置に保持されるポール26は、係合端部26aを第3爪部25dの上方に配置する。なお、このときのラッチ機構22の状態をアンラッチ状態(解除状態)という。
図6に示すように、ベースプレート30には、第2支持ピン40と同心の略円形の取付孔30bが形成されるとともに、リリースレバー41には、取付孔30bの内径よりも大きい内径を有してこれと同心の略円形の支持孔41bが形成されている。一方、第2支持ピン40は、取付孔30bの内径と同等の外径を有して該取付孔30bに圧入・固着される略円柱状の取付部40aを有するとともに、支持孔41bの内径と同等の外径を有して該支持孔41bに回動自在に挿入される略円柱状の支持軸部40bを有する。また、第2支持ピン40は、取付孔30bを貫通する取付部40aの先端に接続される略円錐台状の抜け止め部40cを有するとともに、支持孔41bを貫通する支持軸部40bの先端に接続される該支持軸部40bよりも拡径された略円盤状の抜け止め部40dを有する。さらに、支持ピン40は、抜け止め部40dに接続される該抜け止め部40dよりも拡径された略円盤状のフランジ40eを有する。
まず、ラッチ機構22がフルラッチ状態又はハーフラッチ状態にあり、図4に示すように、アクティブレバー35及びリリースレバー41がそれぞれ中立位置及び初期回動位置にあるとする。この状態で、ECUによりアクチュエータ31を駆動してアクティブレバー35を図示反時計回転方向に回動させると、一定の空走区間を経て内歯車部37bがリリースレバー41のギヤ部42aに噛合することで、図5への変化で示すように、リリースレバー41が図示反時計回転方向に回動し始める。
(1)本実施形態では、リリースレバー41は、溝部35a内に配置された第2支持ピン40の周りに回動自在に支持されるとともに、ギヤ部42aにおいて溝部35aを形成する内歯車部37bと噛合可能である。従って、リリースレバー41を第1支持ピン34の近傍に集約配置することができ、ひいては装置全体としてより小型化することができる。
以下、車両用ドアロック装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のアクティブレバー及びリリースレバーを変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
(1)本実施形態では、第1円弧面71aは、少なくともアクティブレバー70のフルラッチ完了位置においてレバー支持部76の第2円弧面76aに近接する。従って、アクティブレバー70が中立位置からフルラッチ完了位置に向かって一方向に回動する際、連結部71の弾性変形に伴い第1円弧面71aが第2円弧面76aに当接することで、ピニオン33aとの噛合位置(電動モータ32)からアクティブレバー70に加えられる負荷を支えのある状態で受けることができる。
・図7に示すように、内歯車部37bに代えて、連結部37の接続部38側寄りの内周部を解放部37cに対して第1支持ピン34側に突出させた略扇状の第1係合部61を有するアクティブレバー60を採用してもよい。そして、ギヤ部42aに代えて、レバー支持部42の接続部38側寄りの外周部を第2支持ピン40側に凹ますことで、レバー支持部42の接続部38から離間する側の外周部を相対的に第2支持ピン40を中心とする径方向に突出させた略扇状の第2係合部66を有するリリースレバー65を採用してもよい。
・前記各実施形態において、ベースプレート21,30を一体形成してもよい。
・前記各実施形態において、アクティブレバー35,70及びリリースレバー41,75の板厚は、互いに同等であってもよいし、異なっていてもよい。
Claims (7)
- 車両のドアを閉止状態に保持可能なラッチ機構と、
第1支持軸の周りに回動自在な支持部、前記第1支持軸を中心とする径方向において前記支持部の外側に配置され外周部において電動モータに駆動連結される連結部、前記支持部及び前記連結部の間に凹部が形成されるようにそれら支持部及び連結部同士を接続する接続部、並びに前記支持部の外周部及び前記連結部の内周部のいずれか一方に形成された第1係合部を有するアクティブレバーと、
前記凹部内で前記第1支持軸と平行に配置された第2支持軸の周りに回動自在であって前記ラッチ機構に連係され、前記アクティブレバーと一体回動するように前記第1係合部と係合可能な第2係合部を有するリリースレバーとを備えた、車両用ドアロック装置。 - 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記第1係合部と前記第2係合部は、それぞれ重なる板厚の範囲で係合可能である、車両用ドアロック装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドアロック装置において、
前記第1係合部は、前記連結部の内周部に形成された内歯車であり、
前記第2係合部は、前記内歯車に噛合可能な外歯車である、車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記第2支持軸は、前記ドアに固定されるベースプレートに回動不能に固定されており、前記第2支持軸には、係合状態にある前記第1係合部及び前記第2係合部の係合位置を前記ベースプレートと協働してそれらの板厚方向に挟み込むフランジが形成された、車両用ドアロック装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドアロック装置において、
前記リリースレバーは、レバー支持部において前記第2支持軸の周りに回動自在であり、
前記アクティブレバーは、中立位置からフルラッチ完了位置に向かって一方向に回動することで半ドア状態にある前記ドアを全閉状態で保持するように前記ラッチ機構を作動させ、前記中立位置からリリース位置に向かって他方向に回動することで前記第1係合部及び前記第2係合部の係合により前記リリースレバーを介して前記ドアの全閉状態での保持を解除するように前記ラッチ機構を作動させるものであり、
前記連結部は、少なくとも前記フルラッチ完了位置において前記レバー支持部に当接又は近接する対向部を有した、車両用ドアロック装置。 - 請求項5に記載の車両用ドアロック装置において、
前記対向部は、少なくとも前記フルラッチ完了位置において前記レバー支持部に近接する、車両用ドアロック装置。 - 請求項6に記載の車両用ドアロック装置において、
前記第1係合部は、前記連結部の内周部に形成された内歯車であり、
前記第2係合部は、前記レバー支持部の外周部に形成され前記内歯車に噛合可能な外歯車であり、
前記対向部は、前記内歯車の歯元円を形成する第1円弧面であり、
前記レバー支持部は、前記外歯車の歯先円を形成する第2円弧面において、前記第1円弧面に近接する、車両用ドアロック装置。
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JP2019100134A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
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- 2015-09-30 JP JP2015195365A patent/JP6514083B2/ja active Active
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