JP2011080274A - スクリーン装置 - Google Patents

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    • E06B9/54Roller fly screens
    • E06B2009/543Horizontally moving screens

Abstract

【課題】施工現場などでの丈寸法の切り詰めによる調整を容易とした、丈詰め作業の容易なスクリーン装置を提供すること。
【解決手段】上スライドガイド枠部15を形成する第1の剛性ユニット24の大きさが、下スライドガイド枠部16を形成する第2の剛性ユニット17の大きさよりも小さく、上スライドガイド枠部と下スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部10の内部に収納されるとき、第1の剛性ユニットの側壁部18が第2の剛性ユニットの側壁部の間の内側に入り込み、上スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内で下スライドガイド枠部と交差し、スクリーン装置1の丈詰めを行う際に、第1の剛性ユニットの連結が、スクリーン取付枠部内の任意の位置で解除可能であり、上スライドガイド枠部が、スクリーン取付枠部内から取出可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーテン、ブラインドをはじめ、網戸や間仕切りなどとして用いることのできるスクリーン装置に関する。
多用途のスクリーン装置について、本出願人は、下記特許文献1に記載したものを提供している。また、本出願人は、上記スクリーン装置を基本としていくつかのバリエーションを展開してもいる。
いずれのスクリーン装置も、スクリーンの開閉方向に展出および収納されるスライドガイド枠を一対備えている。スライドガイド枠は、複数の剛性ユニットが、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成され、一方向には屈曲可能であるが、他方向には屈曲せず、直線性を保持することができる。
また、下記特許文献2に記載したスクリーン装置では、コイルバネを内蔵したローラーパイプが配設され、スクリーンの一端部をそのローラーパイプに固定し、開閉時にスクリーンをローラーパイプの周りに巻き取り、また、引き出すことができるようにし、スムーズで安定な開閉操作を実現している。
特許第3323461号公報 特開2005−351046号公報
これらのスクリーン装置は、その優れた開閉操作性や施工性などから汎用されているが、スクリーン装置が設置される建物の開口部などの大きさは、ある程度規格化されているとはいえ幾つかある。その全てに対応してスクリーン装置を製造するとなると、スクリーン装置は多品種なものとなり、製品の安定供給や在庫管理などの面で問題が生じる。また、開口部などの大きさは建物の建付け具合などによって微妙に異なる場合が多く、たとえ規格化されていても施工現場での調整が余儀なくされることが多い。特に横開き式のスクリーン装置では丈寸法の調整が必要とされる。
また、一般に、スクリーン装置は、品質安定性などを考慮して製造工場において主要な部分が組み立てられて出荷されている。したがって、施工現場において調整する際には、組み立てられたものを一旦分解し、スクリーン取付枠部、スクリーン、ローラーパイプなどを切断した後、再度組み立てることになり、施工作業が煩雑になっている。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、施工現場などでの丈寸法の切り詰めによる調整を容易とした、丈詰め作業の容易なスクリーン装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
第1の発明は、横方向に開閉するスクリーンと、スクリーンの左右いずれかの一端が取り付けられ、内蔵するコイルバネの弾性力によって回転し、外周にスクリーンを巻き取るローラーパイプと、所定位置に固定されるローラーパイプに対してスクリーンの開閉方向にスライド移動可能であり、ローラーパイプに取り付けられた一端と反対側に位置するスクリーンの一端が取り付けられるスクリーン取付枠部と、スクリーンの上端付近に配設された上スライドガイド枠部およびスクリーンの下端付近に配設された下スライドガイド枠部とを備え、上スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部および両側壁部を相互に繋ぐ架橋部を有する第1の剛性ユニットの複数が、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成され、下スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部および両側壁部を相互に繋ぐ架橋部を有する第2の剛性ユニットの複数が、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成され、上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部はともに、屈曲性を有し、一端が自由端とされてスクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされる一方、スクリーン取付枠部のスライド移動にともなってスクリーン取付枠部から引き出されたときに、スクリーン取付枠部から引き出された部分は直線性を保持するスクリーン装置であって、第1の剛性ユニットの大きさが第2の剛性ユニットの大きさよりも小さく、上スライドガイド枠部と下スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内に収納されるとき、第1の剛性ユニットの側壁部が第2の剛性ユニットの側壁部の間の内側に入り込み、上スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内で下スライドガイド枠部と交差することを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部の自由端が、スクリーン取付枠部内でループを形成する張力部材によって連結され、スクリーン取付枠部内の上下2箇所に張力部材を折り返す折返部材が配設され、上側の折返部材が、スクリーン装置の切断位置よりも下側に配置されていることを特徴としている。
第3の発明は、上記第1または第2の発明の特徴において、スクリーン取付枠部は、スクリーンの取付位置に、スクリーンの端部に配設された固定部材が嵌挿されるスロットを有し、スロットには、スクリーン取付枠部の下端部において幅が拡大されるように左右両側方に切り欠かれた切欠が形成されていることを特徴としている。
第4の発明は、上記第3の発明の特徴において、スクリーンとローラーパイプの上端が同一位置に配置されていることを特徴としている。
第5の発明は、上記第1から第4のいずれか一つの発明の特徴において、スクリーン装置が設置される開口部においてスクリーン取付枠部に対向する額縁にラッチが配設され、額縁に対向するスクリーン取付枠部の前面部にラッチと係合するハンガーが配設され、ハンガーには、上下両端部に工具の差込溝が形成されていることを特徴としている。
上記第1の発明によれば、大きい方の第2の剛性ユニットから形成された下スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内に収納可能とされているので、小さい方の第1の剛性ユニットから形成された上スライドガイド枠部は、スクリーン取付枠部との間に空間のゆとりを持ってスクリーン取付枠部内に収納される。このため、ドライバーなどの工具をスクリーン取付枠部の内部に差し込み、第2の剛性ユニット間の連結を解除することができる。スクリーン装置の丈詰めの際には、切断側に位置する上スライドガイド枠部をスクリーン取付枠部の内部から取り出すことができ、また、その取出作業は、上スライドガイド枠部の任意の位置において行うことができ、容易である。したがって、スクリーン装置の丈詰め作業が容易となる。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、自由端側で上スライドガイド枠部と下スライドガイド枠部を連結し、それぞれに張力を付与する張力部材が、スクリーン取付枠部内で折り返されてループを形成していても、上側に位置する折返部材が、スクリーン装置の切断位置よりも下側に配置されているので、張力部材がスクリーン装置の丈詰めの支障となることはなく、丈詰め作業を容易に行うことができる。
上記第3の発明によれば、上記第1または第2の発明の効果に加え、スクリーンの端部に配設された固定部材が嵌挿されるスロットが、スクリーン取付枠部の下端部において、幅が拡大されるように左右両側方に切り欠かれた切欠が形成されているため、スクリーン装置の丈詰めに際して、ドライバーなどの工具を用いてスクリーンを引き下げることができ、スクリーン取付枠部とスクリーンの上端を同一位置に容易に揃えることができる。スクリーン取付枠部とスクリーンの両方を一度に切断することができ、スクリーン装置の丈詰め作業がさらに容易となる。
上記第4の発明によれば、上記第3の発明の効果に加え、スクリーンとローラーパイプの上端が同一位置に配置されているので、ローラーパイプをもスクリーン取付枠部およびスクリーンとともに一度に切断することができ、スクリーン装置の丈詰め作業が一層容易となる。
上記第5の発明によれば、上記第1から第4の発明のいずれか一つの効果に加え、ラッチとハンガーの係合により閉じた状態に保持されるスクリーン装置において、ハンガーには、上下両端部に工具の差込溝が形成されているので、ドライバーなどの工具を差込溝に差し込むことによって、ハンガーの上下に取り付けられているカバーを容易に取り外すことができる。スクリーン装置の丈詰め作業において、上スライドガイド枠部をスクリーン取付枠部の内部から取り出す際に、カバーを容易に取り外すことができ、スクリーン装置の丈詰め作業がより一層容易となる。
本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した縦断面図である。 図1に示したスクリーン装置の横断面図である。 <a><b>は、それぞれ、図1に示したスクリーン装置の上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部をスクリーン取付枠部における収納状態として示した要部断面図である。 図3に示した上スライドガイド枠部を第1の剛性ユニットの連結およびその解除とともに示した要部平面図である。 図1に示したスクリーン装置に配設されたハンガーの正面図である。 図1に示したスクリーン装置におけるスクリーン取付枠部のスクリーン取付部側の下端部を示した要部斜視図である。 図1に示したスクリーン装置の丈詰めの際にスクリーンを引き下げる作業について示した、図6に対応する要部斜視図である。 図1に示したスクリーン装置において、上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部を連結する張力部材の配設について示した要部正面図である。
上記のとおり、図1、2は、それぞれ、本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した縦断面図、横断面図である。また、図3<a><b>は、それぞれ、図1に示したスクリーン装置の上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部をスクリーン取付枠部における収納状態として示した要部断面図であり、図4は、図3に示した上スライドガイド枠部を第1の剛性ユニットの連結およびその解除とともに示した要部平面図である。
スクリーン装置1は、横方向に開閉するスクリーン2としてネット2aを備えている。スクリーン2は、織物、編物などの布地から形成されたものであり、遮光性を有するものや防虫網として使用可能なものなど、必要とされる特性に応じて適宜選択されるものである。本実施形態では、防虫網として適用されるネット2aが採用されている。また、ネット2aを含め、スクリーン2の形状には特に制限はなく、プリーツなどを必要に応じて付けることが可能である。
スクリーン2の右端は、たとえば建物において矩形状に形成された開口部の縦方向に延びる右側の額縁Aに固定される、縦置きに配置されたローラーパイプ3に取り付けられている。
ローラーパイプ3は、略円筒状の中空な本体3aと、本体3aがその下端部において接続されている軸受4とを備えている。本体3aの内部には回転軸5が配設されており、回転軸5は、軸受4からローラーパイプ3の高さ方向の途中まで延びている。また、本体3aにはコイルバネ6が内蔵され、コイルバネ6は、回転軸5の周りに配設されている。コイルバネ6には、ねじられたときに弾性力が蓄積され、蓄積された弾性力が開放されるとき、本体3aが回転軸5を中心として自動的に回転する。このとき、ローラーパイプ3に一端が取り付けられたスクリーン2は、本体3aの外周に巻き取られる。巻き取られたスクリーン2を閉める方向に引き出すと、ローラーパイプ3の本体3aは、上記と反対方向に回転し、コイルバネ6がねじられ、弾性力が蓄積される。
スクリーン2の左右両端部には、縦方向に延びる長片状の固定部材7が配設されている。ローラーパイプ3の本体3aには、縦方向に延びるスロット8が形成されており、スロット8は、本体3aの外側方に開放されている。固定部材7がスロット8に嵌挿されることによって、スクリーン2は、その右端においてローラーパイプ3に取り付けられる。なお、スクリーン2とローラーパイプ3の両上端は、図1図中に矢印Xで示したように、同一位置に揃えて配置されている。
また、ローラーパイプ3は、中空な収納枠9の内部に収納され、収納枠9が、建物の開口部の右側の額縁Aに取り付けられることによって固定されている。
スクリーン2の左端は、ローラーパイプ3に対してスクリーン2の開閉方向にスライド移動可能とされたスクリーン取付枠部10に取り付けられている。スクリーン取付枠部10は、矩形断面を有する角筒状の中空な本体10aと、ローラーパイプ3側に位置し、右側方に突出するスクリーン取付部10bとを備え、縦置きに配置されている。スクリーン取付部10bは、略コ字型の断面形状を有し、右側方に開放されている。また、スクリーン取付部10bには、ローラーパイプ3に対向する内側面部にスロット11が形成されている。スクリーン2は、その左端部に配設された固定部材7がスロット11に嵌挿されてスクリーン取付枠部10に取り付けられる。建物の開口部の縦方向に延びる左側の額縁Bには、戸当り枠12が配設され、スクリーン取付枠部10は、戸当り枠12と収納枠9の間を横方向にスライド移動可能とされている。スクリーン2は、スクリーン取付枠部10のそのようなスライド移動によって開閉可能となっている。
また、スクリーン装置1では、スクリーン取付枠部10のスライド移動がスムーズに実現されるように、たとえば床面などに下レール13が配設され、建物の開口部の横方向に延びる上側の額縁に上レール14が配設されている。下レール13は、たとえば細長い棒状の形状を有するものとして形成することができる。上レール14は、たとえば断面コ字型の形状を有する枠として形成することができる。この場合、上レール14は、スクリーン取付枠部10、スクリーン2およびローラーパイプ3の上端部を、スクリーン装置1の表裏両側から覆い隠すことができ、スクリーン装置1の見栄えの向上にも寄与する。
スクリーン2を開閉する際には、操作者は、スクリーン取付枠部10に手を携えてスクリーン取付枠部10を横方向にスライドさせることができ、スクリーン取付枠部10は、下レール13によって内側よりガイドされるとともに、上レール14によって外側よりガイドされ、スムーズに建物の開口部を横方向にスライド移動する。スクリーン取付枠部10には、その前面部に、また、必要に応じて背面部にも取っ手を設けることができ、操作者による開閉操作を容易とすることができる。
また、スクリーン装置1では、スクリーン2の上端付近に上スライドガイド枠部15が配設され、スクリーン2の下端付近に下スライドガイド枠部16が配設されている。上スライドガイド枠部15と下スライドガイド枠部16はともに、スクリーン取付枠部10をローラーパイプ3に対して平行に配置するとともに、ローラーパイプ3に対する平行な位置関係をスクリーン取付枠部10がスライド移動する際にも安定に保持し、スクリーン2の開閉を確実に行わせるものである。このような上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16には、本出願人の特許第3403652号公報および特許第3323461号公報に開示しているスライドガイド枠部が適用されている。
すなわち、下スライドガイド枠部16は、第2の剛性ユニット17の複数が、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成されている。第2の剛性ユニット17は、対向配置された一対の側壁部18と、側壁部18の上端部寄りの位置でかつ略中央部から右端部にかけて両側壁部18を相互に繋ぐ架橋部19とを有している。側壁部18には、左端部に、外方に突出する突起20が配設され、右端部に、突起20に係合可能な、側壁部18の表裏を貫通する貫通穴21が形成されている。このような第2の剛性ユニット17の複数は、隣り合う2つの間において突起20を貫通穴21に側壁部18の裏面側から差し込むことによって連結され、下スライドガイド枠部16を形成する。また、突起20は貫通穴21に係合しているので、隣り合う2つの間で第2の剛性ユニット17は互いに回動自在であり、この回動にともない下スライドガイド枠部16は屈曲性を有している。
また、第2の剛性ユニット17では、突起20の左側において側壁部18から外方に突出する小突起22が配設されているとともに、貫通穴21の左側に略三日月状の長穴23が、側壁部18の表裏を貫通して形成されている。長穴23は、小突起22の受け入れを可能としており、第2の剛性ユニット17の連結の際に、長穴23の内部に小突起22が差し込まれる。このように小突起22が長穴23に差し込まれているので、隣り合う2つの第2の剛性ユニット17の間では、小突起22が長穴23の一端に接触するとき、第2の剛性ユニット17の回動が制止される。このため、下スライドガイド枠部16は、直線性を保持することができる。
上スライドガイド枠部15も、基本的に下スライドガイド枠部16と同様に構成されている。すなわち、第1の剛性ユニット24は、対向配置されて一対の側壁部18および両側壁部18を相互に繋ぐ架橋部19を有し、側壁部18には、突起20が配設され、また、貫通穴21が形成されている。上スライドガイド枠部15は、第1の剛性ユニット24の複数が、隣り合う2つの間において突起20を貫通穴21に差し込むことによって連結されて形成されている。上スライドガイド枠部15は、下スライドガイド枠部16と同様に屈曲性を有している。
一方、上スライドガイド枠部15を形成する第1の剛性ユニット24では、小突起22および貫通穴23が省略されている。その代わりに第1の剛性ユニット24では、架橋部19の右端縁部に、表面が切り欠かれて段差25が形成されている。隣り合う2つの第1の剛性ユニット24の間では、一方の第1の剛性ユニット24の架橋部19の左端部が、他方の第1の剛性ユニット24の架橋部19の右端縁部に形成された段差25に重なり合うことができるようにされており、重合したときに第1の剛性ユニット24の回動が制止される。このため、上スライドガイド枠部15でも、下スライドガイド枠部16と同様に、直線性の保持が可能となっている。
なお、上スライドガイド枠部15は、下方への屈曲が可能とされ、下スライドガイド枠部16は、上方への屈曲が可能とされている。
このような上スライドガイド枠部15、下スライドガイド枠部16を形成する第1の剛性ユニット24、第2の剛性ユニット17はともに、樹脂、金属などの成形性の良好な材料から形成することができる。また、樹脂や金属から形成される場合、図4に示したように、右側の側壁部18は、弾性により外側に押し広げることが可能であり、しかも、元の状態に自発的に復元可能である。このため、第1の剛性ユニット24および第2の剛性17の複数の連結およびその解除は容易となる。
また、上スライドガイド枠部15と下スライドガイド枠部16はともに、右端が固定端とされ、ローラーパイプ3側に固定されている。一方、左端は自由端26とされ、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部に配置されており、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16は、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納および引き出し可能とされている。
自由端26では、上スライドガイド枠部15と下スライドガイド枠部16は互いに、紐、ワイヤーなどの線材から適宜選択される張力部材27によって連結されている。上スライドガイド枠部15と下スライドガイド枠部16は、張力部材27による連結によって、スクリーン取付枠部10のスライド移動にともなう本体10aの内外への移動量がほぼ等しくなり、スクリーン取付枠部10のローラーパイプ3に対する平行移動をより確実にする。張力部材27は、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部でループを形成しており、スクリーン取付枠部10の上下両側で折り返されている。
張力部材27が折り返される、スクリーン取付枠部10の内部の上下2箇所には、折返部材28が配設されている。折返部材28は、張力部材27の掛け回しが可能な鼓状の曲面を有するプーリー28aなどを含むものとして構成することができる。
さらに、スクリーン取付枠部10では、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16が進退する上下両端部に、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16の屈曲をガイドするガイド面29を内側に有するガイドブロック30が配設されている。ガイドブロック30は、スライドガイド枠部10の本体10aの上下両端に接続されている。上側のガイドブロック30では、ガイド面29は、右側端から下端にかけて凹状に湾曲し、下側のガイドブロック30では、ガイド面29は、右側端から上端にかけて凹状に湾曲している。また、下側のガイドブロック30には、スクリーン取付枠部10の下側で張力部材27を折り返す折返部材28が取り付けられている。一方、上側の折返部材28は、スクリーン取付枠部10の本体10aの上端よりやや下方に取り付けられている。
上スライド枠部15および下スライドガイド枠部16は、スクリーン取付枠部10の横方向のスライド移動にともなってスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納され、また、引き出される。スクリーン取付枠部10から引き出された部分は、上記のとおりの第1剛性ユニット24および第2の剛性ユニット17によって直線性を保持する。
なお、下スライドガイド枠部16は、スクリーン取付枠部10の下方から本体10aの内部に収納され、収納方向が重力と反対向きとなるので、自由端26に錘31を接続している。錘31は、その自重を下スライドガイド枠部16における下から立ち上がった部分に作用させ、下スライドガイド枠部16がスクリーン取付枠部10から引き出されるときは、下スライドガイド枠部16を適度に押し出す。また、下スライドガイド枠部16がスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納されるときは、下スライドガイド枠部16の進入を適度に抑制する。このため、下スライドガイド枠部16のスクリーン取付枠部10の本体10aの内部への収納および引き出しが、スムーズかつ安定に実現される。
そして、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16では、第1の剛性ユニット24と第2の剛性ユニット17の大きさが相違している。
図3<a>に示したように、上スライドガイド枠部15を形成する第1の剛性ユニット24の大きさは、横幅、奥行および高さの全ての寸法において、下スライドガイド枠部16を形成する第2の剛性ユニット17の大きさよりも小さくなっている。このため、スクリーン装置1では、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16が、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納されるとき、第1の剛性ユニット24の側壁部18が第2の剛性17の側壁部18の間の内側に入り込み、上スライドガイド枠部15が、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部において下スライドガイド枠部16と交差する。このような交差は、丈に対する幅の比が大きい建物の開口部などへのスクリーン装置1の適用を可能とし、建物の開口部の寸法への対応を柔軟にする。
また、スクリーン取付枠部10の本体10aでは、その内部に、大きい方の第2の剛性ユニット17から形成された下スライドガイド枠部16が収納可能とされているため、図3<b>に示したように、小さい方の第1の剛性ユニット24から形成された上スライドガイド枠部15は、スクリーン取付枠部10の本体10aとの間に空間のゆとり32を持ってスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納される。このため、ドライバーなどの工具をスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に差し込み、第1の剛性ユニット24間の連結を解除することが可能となる。
スクリーン装置1は、上記のとおり、施工現場などにおいて建物の開口部の大きさに応じて丈寸法の調整が必要とされる。この場合の丈詰め作業では、スクリーン取付枠部10、スクリーン2およびローラーパイプ3の上端部を切断するが、その際に、スクリーン2の上端付近に上スライドガイド枠部15が配設されていると、上スライドガイド枠部15が丈詰め作業の支障となる。スクリーン装置1では、上記のとおり、上スライドガイド枠部15が、スクリーン取付枠部10の本体10aとの間に空間のゆとり32を持ってスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に収納されるので、丈詰めの際には、第1の剛性ユニット24間の連結を解除して、上スライドガイド枠部15をスクリーン取付枠部10の本体10aの内部から取り出すことができる。
スクリーン取付枠部10の本体10aでは、戸当り枠12に対向する前面部に開口33が形成され、本体10aの内部は外方に開放可能とされている。開口33には、カバー34が取外自在として本体10aの前面部に装着されている。したがって、カバー34を取り外すことによって、ドライバーなどの工具を、開口33を通じて本体10aの内部に差し込むことができる。また、工具の差し込みは、スクリーン取付枠部10の本体10aの長さ以内の任意の位置において行うことができる。
このように、スクリーン装置1では、施工現場などでの丈寸法の切り詰めによる調整が必要とされるときに、上スライドガイド枠部15を、第1の剛性ユニット24間の連結解除によってスクリーン取付枠部10から取り出すことができ、しかもその取り出しは、スクリーン取付枠部10の本体10aの長さ以内の任意の位置で行うことができ、容易である。スクリーン装置1の丈詰め作業が容易となっている。
また、上記のとおり、スクリーン装置1では、張力部材27をスクリーン取付枠部10の上側で折り返す折返部材28は、スクリーン取付枠部10の本体10aの上端よりやや下方に取り付けられているので、上側の折返部材28は、スクリーン装置1の切断位置よりも下側に配置することができる。このため、張力部材27を折返部材28から取り外すことなく、スクリーン取付枠部10の上端側の切断が可能となっている。張力部材27がスクリーン装置1の丈詰めの支障となることはなく、また、上側の折返部材28を一旦取り外し、スクリーン取付枠部10に付け直す必要もない。スクリーン装置1の丈詰め作業は容易に行うことができる。
なお、丈詰め後の上スライドガイド枠部15の組み立ておよびスクリーン取付枠部10の本体10aの内部への取付けは、取出作業の逆の手順で容易に行うことができる。
また、上記のとおりの第1の剛性ユニット24間の連結解除を可能にする、上スライドガイド枠部15の下スライドガイド枠部16との交差は、たとえば、スクリーン取付枠部10の上端部に配設される上側のガイドブロック30のガイド面29を、下側に配設されるガイドブロック30のガイド面29よりもスクリーン取付部10b側に配置することによって容易に実現可能である。
さらに、スクリーン装置1では、上記のとおり、スクリーン2とローラーパイプ3の上端が同一位置に配置されているので、ローラーパイプ3の本体3aをスクリーン2とともに一度に切断することができる。上記のとおり、ローラーパイプ3の本体3aにおいて上端側の部分には回転軸5は存在しない。単に中空なパイプ状であるため、ローラーパイプ3の本体3aの上端側は切断可能である。また、スクリーン取付枠部10の上端をスクリーン2の上端と揃えることによって、スクリーン取付枠部10をも一度に切断することが可能となる。このように、スクリーン装置1の丈詰め作業は一層容易となっている。
しかも、スクリーン装置1では、ローラーパイプ3を収納する収納枠9の上端がローラーパイプ3の上端と同一位置に配置されてもいる。つまり、スクリーン2、ローラーパイプ3および収納枠9の上端が、図1図中に示した矢印Xで同一位置に揃えて配置されている。このため、丈詰め時には、ローラーパイプ3を内部に収納したまま収納枠9をローラーパイプ3ごと、スクリーン2とともに一度に切断することができる。したがって、スクリーン装置1では、丈詰め作業がなお一層容易となっている。
また、スクリーン装置1では、図1に示したように、建物の開口部の縦方向に延びる左側の額縁Bに、スクリーン取付枠部10に対向して配設された戸当り枠12には、ラッチ35が配設されている。ラッチ35は、スクリーン取付枠部10側に突出し、下方に曲折された係合部36を有しており、ラッチ35は、付設されたバネ37の弾性力が作用し、上下動可能とされている。ラッチ35と対向するスクリーン取付枠部10の前面部には、係合部36と係合する開口38を有するハンガー39が配設されている。ハンガー39は、図3<a><b>に示した、スクリーン取付枠部10の本体10aの前面部に形成された開口33において、カバー34と同様に、本体10aの前面部にビスなどによって固定される。
スクリーン2を閉める際に、スクリーン取付枠部10を戸当り枠12までスライドさせると、ハンガー39の開口38にラッチ35の係合部36が入り込み、その先端が、開口38の縁部においてハンガー39に引っ掛かり、係合する。この係合によって、スクリーン取付枠部10は、ローラーパイプ3に内蔵されたコイルバネ6の弾性力に抗して移動が制止され、スクリーン装置1は、閉じた状態を安定に保持することができる。
そして、スクリーン装置1では、図5に示したように、ハンガー39の上下両端部に、ドライバーなどの工具の差し込みを可能とした差込溝40が、ハンガー39の外方に切り欠かれて形成されている。
このため、ドライバーなどの工具を差込溝40に差し込むことによって、スクリーン取付枠部10の本体10aにおいて開口33に取り付けられ、ハンガー39の上下に位置しているカバー34を容易に取り外すことができる。カバー34は、差込溝40を通じて本体10aの内部に挿入された工具の先端をカバー34の背面側から前方に押し出すことによって取り外される。したがって、スクリーン装置1の丈詰め作業において、上スライドガイド枠部15をスクリーン取付枠部10の本体10aの内部から取り出す際に、カバー34を容易に取り外すことができ、スクリーン装置1の丈詰め作業がより一層容易となる。
図6は、図1に示したスクリーン装置におけるスクリーン取付枠部のスクリーン取付部側の下端部を示した要部斜視図である。図7は、図1に示したスクリーン装置の丈詰めの際にスクリーンを引き下げる作業について示した、図6に対応する要部斜視図である。
スクリーン装置1では、スクリーン取付枠部10のスクリーン取付部10b側に形成されたスロット11が、スクリーン取付枠部10の下端部において、幅が拡大されるように左右両側方に切り欠かれ、切欠41が形成されている。切欠41は、スクリーン取付枠部10の本体10aの下端に接続されたガイドブロック30において、本体10aに形成されたスロット11と同一直線上に延びるスロット11aに形成されている。
切欠41の形成によって、切欠41を通じてドライバーなどの工具をスロット11aの内部に差し込むことが可能となる。したがって、スクリーン装置1の丈詰めに際して、ドライバーなどの工具を、切欠41を通じてスロット11aの内部に差し込み、スクリーン2の左端部に配設された固定部材7を引き下げることができる。固定部材7の引き下げにともなって、スクリーン2が引き下げられ、スクリーン取付枠部10の本体10aをスクリーン2に対して上方に相対的に移動させることができる。
スクリーン取付枠部10の本体10aの上端には、上記のとおり、上スライドガイド枠部15の収納および引き出しをガイドするガイドブロック30が接続されている。スクリーン装置1の丈詰めの際には、スクリーン取付枠部10の本体10aの上端側を切断する必要があり、切断時には上側のガイドブロック30は取り外される。したがって、スクリーン取付枠部10の相対的な上方への移動によって、図1図中に矢印Yで示した位置に配置されている本体10aの上端とスクリーン2の上端を同一位置に容易に揃えることができる。スクリーン取付枠部10の本体10aの切断は、スクリーン2とともに一度に行うことができ、また、スクリーン2とローラーパイプ3の本体3aの上端は、上記のとおり、同一位置に配置されてもいるので、スクリーン取付枠部10の本体10aの上端は、ローラーパイプ3の本体3aの上端とも同一位置に揃えられる。このため、スクリーン取付枠部10の本体10a、スクリーン2およびローラーパイプ3の本体3aの上端が揃い、一度に切断を行うことができる。スクリーン装置1の丈詰め作業はさらに容易となる。
なお、固定部材7の引き下げは、切欠41が、スロット11aの左右両側方に形成されているので容易となる。左右いずれかの片側のみに切り欠41が形成される場合、スロット11の幅は、固定部材7の嵌挿に必要とされる大きさに制限されているため、固定部材7の引き下げをスムーズに行うことが難しい。
図8は、スクリーン装置1において、上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16を連結する張力部材27の配設について示した要部正面図である。
張力部材27の配設は、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部で行われる。上スライドガイド枠部15の自由端26には、収納方向の先端付近に2つの溝42が左右に隣り合わせて形成され、溝42の間にフック43が配設されている。張力部材27は、その一端が、上スライドガイド枠部15の自由端26に固定されるとともに、右側の溝42に引き込まれ、フック43の裏側を回って左側の溝42から手前側に引き出され、上スライドガイド枠部15の長さ方向に沿って配置される。この状態では、張力部材27の上スライドガイド枠部15への固定側は、自由端26に係止されている。
一方、下スライドガイド枠部16は、その自由端26に、錘31を内蔵した端部ユニット44が配設されている。端部ユニット44において下スライドガイド枠部16の収納方向の先端付近には、前後に貫通する開口45が形成されている。
上スライドガイド枠部15および下スライドガイド枠部16をスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に組み込む際には、上記のとおり、上スライドガイド枠部15を形成する第1の剛性ユニット24の側壁部18が、下スライドガイド枠部16を形成する第2の剛性ユニット17の側壁部18の間の内側に入り込み、上スライドガイド枠部15を下スライドガイド枠部16と交差させる。張力部材27の配線は、上スライドガイド枠部15の自由端26を下スライドガイド枠部16の自由端26と交差させる際に、張力部材27を、開口45を通じて下スライドガイド枠部16の手前側に引き出すことによって行うことができる。張力部材27は、上スライドガイド枠15への固定側において自由端26に係止されているので、上スライドガイド枠部15をスクリーン取付枠部10の本体10aの内部に組み込む際に、特に手を携える必要がなく、スクリーン取付枠部10の本体10aの内部に引き込むことができる。そして、下スライドガイド枠部16の自由端26に形成された開口45を通じてドライバーなどの工具を差し込み、張力部材27を手繰り寄せて下スライドガイド枠部16の手前側に引き出すことができる。下スライドガイド枠部16の手前側に引き出した張力部材27は、下スライドガイド枠部16の長さ方向に沿って配線し、下側の折返部材28のプーリー28aなどに掛け回し、下スライドガイド枠部16の自由端26に固定することができる。同様に、上スライドガイド枠部15の長さ方向に沿って配線した張力部材27は、上側の折返部材28のプーリー28aなどに掛け回し、下スライドガイド枠部16の自由端26に固定することができる。
このように、スクリーン装置1では、張力部材27の配線が容易となってもいる。
以上、本発明について実施形態に沿って説明したが、本発明は、実施形態によって制限されるものではない。各部位の構成および構造の詳細については、各部位が果たすべき機能などを考慮して種々のものを適宜選択することができる。
1 スクリーン装置
2 スクリーン
3 ローラーパイプ
6 コイルバネ
7 固定部材
10 スクリーン取付枠部
11、11a スロット
15 上スライドガイド枠部
16 下スライドガイド枠部
17 第2の剛性ユニット
18 側壁部
19 架橋部
24 第1の剛性ユニット
26 自由端
27 張力部材
28 折返部材
35 ラッチ
39 ハンガー
40 差込溝
41 切欠
B 額縁

Claims (5)

  1. 横方向に開閉するスクリーンと、
    スクリーンの左右いずれかの一端が取り付けられ、内蔵するコイルバネの弾性力によって回転し、外周にスクリーンを巻き取るローラーパイプと、
    所定位置に固定されるローラーパイプに対してスクリーンの開閉方向にスライド移動可能であり、ローラーパイプに取り付けられた一端と反対側に位置するスクリーンの一端が取り付けられるスクリーン取付枠部と、
    スクリーンの上端付近に配設された上スライドガイド枠部およびスクリーンの下端付近に配設された下スライドガイド枠部とを備え、
    上スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部および両側壁部を相互に繋ぐ架橋部を有する第1の剛性ユニットの複数が、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成され、下スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部および両側壁部を相互に繋ぐ架橋部を有する第2の剛性ユニットの複数が、隣り合う2つの間で回動自在に連結されて形成され、上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部はともに、屈曲性を有し、一端が自由端とされてスクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされる一方、スクリーン取付枠部のスライド移動にともなってスクリーン取付枠部から引き出されたときに、スクリーン取付枠部から引き出された部分は直線性を保持するスクリーン装置であって、
    第1の剛性ユニットの大きさが第2の剛性ユニットの大きさよりも小さく、上スライドガイド枠部と下スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内に収納されるとき、第1の剛性ユニットの側壁部が第2の剛性ユニットの側壁部の間の内側に入り込み、上スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部内で下スライドガイド枠部と交差する
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 上スライドガイド枠部および下スライドガイド枠部の自由端が、スクリーン取付枠部内でループを形成する張力部材によって連結され、スクリーン取付枠部内の上下2箇所に張力部材を折り返す折返部材が配設され、上側の折返部材が、スクリーン装置の切断位置よりも下側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. スクリーン取付枠部は、スクリーンの取付位置に、スクリーンの端部に配設された固定部材が嵌挿されるスロットを有し、スロットには、スクリーン取付枠部の下端部において幅が拡大されるように左右両側方に切り欠かれた切欠が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリーン装置。
  4. スクリーンとローラーパイプの上端が同一位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  5. スクリーン装置が設置される開口部においてスクリーン取付枠部に対向する額縁にラッチが配設され、額縁に対向するスクリーン取付枠部の前面部にラッチと係合するハンガーが配設され、ハンガーには、上下両端部に工具の差込溝が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスクリーン装置。
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