JP2011078591A - 乾燥用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄後の被乾燥体について特に形が崩れないようにしつつ乾燥させる。
【解決手段】吊り下げフック10が取り付けられてなるとともに、洗浄後の被乾燥体3を少なくとも平干し可能なように拡径されたフレーム20と、フレーム20から凸設され、平干しすべき被乾燥体3を支持する複数の支持体30とを備え、複数の支持体30により被乾燥体3を支持することにより、当該被乾燥体3に負荷される応力を分散させて形が崩れるのを防止する。
【選択図】図1
【解決手段】吊り下げフック10が取り付けられてなるとともに、洗浄後の被乾燥体3を少なくとも平干し可能なように拡径されたフレーム20と、フレーム20から凸設され、平干しすべき被乾燥体3を支持する複数の支持体30とを備え、複数の支持体30により被乾燥体3を支持することにより、当該被乾燥体3に負荷される応力を分散させて形が崩れるのを防止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗浄後の衣服等を始めとした被乾燥体について特に形が崩れないようにしつつ乾燥させる上で好適な乾燥用ハンガーに関するものである。
従来より一般家庭においてよく使用されているハンガーは、ビニール等で被覆された針金を折り曲げ成形したものや、プラスチックにより一定太さの軸状体に両肩部を成形し、これに吊り下げフックを設けたものとして構成されている。
しかしながら、ハンガーの両肩部の幅や厚みが、衣服等を始めとした被乾燥体のサイズと適合しない場合もある。特に、ハンガーの両肩部は、どのような被乾燥体でも当該ハンガーが装着できるように、被乾燥体の肩幅よりも短くされているのが一般的である。このようなハンガーに対して、被乾燥体を吊り下げてこれを乾燥させる場合、ハンガーの両肩部で被乾燥体の肩部を全て支持できるとは限らず、ハンガーの両肩部に支持されない部分が被乾燥体の肩部に生じてしまう。そして、この支持されない部分が生じると、その部分から被乾燥体の肩部は自重により垂れ下がってしまう。しかも、従来のハンガーは、線状に構成されていることから、乾燥すべき被乾燥体の形崩れが生じたり、被乾燥体の肩部分にハンガーの跡が残ったりするという問題点もあった。
なお、従来においては、例えば特許文献1に示すように乾燥させた被乾燥体にハンガーの跡を残さないようにする技術も開示されている。しかし、ハンガーの両肩部を介して被乾燥体の肩部を掛ける構成であるところ、乾燥時において負荷される応力は被乾燥体の肩部に集中してしまい、結局のところ形崩れが生じたり、ハンガーの跡が残るという問題点は依然として存在していた。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、洗浄後の被乾燥体について特に形が崩れないようにしつつ乾燥させることが可能な乾燥用ハンガーを提供することにある。
第1発明は、吊り下げフックが取り付けられてなるとともに、洗浄後の被乾燥体を少なくとも平干し可能なように拡径されたフレームと、上記フレームから凸設され、上記平干しすべき被乾燥体を支持する複数の支持体とを備えることを特徴とする。
第2発明は、第1発明において、上記複数の支持体により上記被乾燥体を支持することにより、当該被乾燥体に負荷される応力を分散させることを特徴とする。
第3発明は、第1又は第2発明において、上記フレームは、網目状又は格子状に構成されてなることを特徴とする。
第4発明は、第1〜3発明のうち何れか1の発明において、上記フレームは、断面山形となるように中央から折り曲げられてなることを特徴とする。
第5発明は、第4発明において、上記フレームは、断面山形を構成する2枚のフレーム間の狭角を調整するための角度調製手段を有することを特徴とする。
第6発明は、第1〜5発明のうち何れか1の発明において、上記支持体は、突起状に構成されていることを特徴とする。
第7発明は、第6発明において、上記支持体は、断面略三角形状の錐体であることを特徴とする。
第8発明は、第6発明において、上記被乾燥体に当接される上記突起の先端は、扁平状又は曲面状とされていることを特徴とする。
第9発明は、第1〜5発明のうち何れか1の発明において、上記支持体は、凸状に形成された小片であることを特徴とする。
第10発明は、第1〜9発明のうち何れか1の乾燥用ハンガーの使用方法において、洗浄後の被乾燥体を上記支持体に支持させつつ平干しすることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、衣服等の被乾燥体が複数の支持体によって支持されることにより、その被乾燥体の自重は、支持体によって分散されて負荷されることになる。即ち、一つの支持体に被乾燥体の自重が集中することを防止することができることから、一つ当たりの支持体が受け持つべき被乾燥体の重量を軽くすることができる。その結果、被乾燥体に対して支持体からの押圧力が一箇所に集中することなく分散され、しかも各支持体からの押圧力そのものを低く抑えることができる。このため、乾燥すべき被乾燥体の形崩れが生じることなく、被乾燥体にハンガーの跡が残存するのを防止することが可能となる。
以下、本発明を適用した乾燥用ハンガーの実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した乾燥用ハンガー1の全体斜視図であり、図2は、その側面図である。乾燥用ハンガー1は、吊り下げフック10と、この吊り下げフック10により吊り下げ支持されるフレーム20と、このフレーム20から凸設された複数の支持体30とを備えている。
吊り下げフック10は、フレーム20の左端又は右端の何れか、或いは左右両端に対して、棒状の連結体11を介して取り付けられる。この棒状の連結体11は、樹脂製又は金属製で構成されていてもよい。また連結体11は、フレーム20の左右両端から取り付けられる場合に限り、ロープやチェーン等が適用されるものであってもよいし、その本数は2本に限らず、3本以上であってもよい。この連結体11を介してフレーム20に取り付けられる吊り下げフック10は、樹脂製又は金属製であり、フレーム20の左右略中央に位置調整されてなることにより、フレーム20の略重心位置において吊り下げ支持可能とされているとともに、これが任意の方向に回転可能な機構とされていてもよい。吊り下げフック10は、物干し竿に掛止できるように鉤状とされているが、これに限定されるものではなく、開閉可能なリング状のものであってもよい。
フレーム20は、洗浄後の衣服等の被乾燥体を少なくとも平干し可能なように左右、前後、上下に向けて拡径されてなる。ここでいう洗浄は、水洗の場合のみならず、ドライクリーニングの場合も含まれる。即ちこのフレーム20は、線状に構成されているのではなく、あくまで面状に構成される。フレーム20を面状に構成することにより、平干しすべき被乾燥体に沿わせることが可能となる。
フレーム20は、断面山形となるように中央から折り曲げられてなるようにしてもよい。また図2(a)に示すように、このフレーム20間の狭角を自由に変更することができるように角度調整機構22を設けるようにしてもよい。この角度調整機構22は、断面山形を構成する2枚のフレーム20間の挟角を自在に変更するためのヒンジ機構等である。また、フレーム20は、これに限定されるものではなく、図2(b)に示すように断面U形で構成されるものであってもよいし、例えば図3に示すように、左右上下方向に拡径された面状に構成されていてもよいし、例えば図4に示すように左右前後方向に拡径された面状に構成されていてもよい。また、ここでいう面状とは平面である必要はなく、例えば図5に示すように曲面で構成されていてもよい。
フレーム20は、樹脂製又は金属製で構成されている。このフレーム20は、隙間の無い板状で構成されていてもよいが、通気性を向上させるために網目状又は格子状に構成されてなるようにしてもよい。
支持体30は、フレーム20から凸設され、平干しすべき被乾燥体を支持する。この支持体30は、突起状とされており、いわば剣山のように多数の突起が突出されるようにして配設されることを前提としている。この支持体30は、突起状に構成される場合に、その向きはいかなる角度であってもよいが、少なくとも平干しすべき被乾燥体を支持可能な角度とされている必要がある。この支持体30は、突起状に構成される場合に、その形状としてはいかなるものであってもよいが、例えば図6(a)に示すように、先端が扁平状とされていてもよいし、また図6(b)に示すように、先端が曲面状とされていてもよい。図6(c)は、この支持体30を、断面略三角形状の錐体で構成した例を示す図である。このような形状からなる支持体30も同様に、その先鋭化された先端で被乾燥体を支持することが可能となる。
なお支持体30は、突起状とされている場合に限定されるものではなく、例えば図7に示すように凸状に形成された小片であってもよい。即ち、この支持体30は、フレーム20から凸設され、平干しすべき被乾燥体を支持可能であれば、いかなる形態であってもよい。
次に、本発明を適用した乾燥用ハンガー1の使用方法について説明をする。乾燥用ハンガー1は、特に洗浄して水分が含まれている状態の被乾燥体を乾燥させる上で顕著な効果を発揮する。例えば図8に示すように、乾燥させるべき被乾燥体3を、支持体30に支持させつつ平干しする。
被乾燥体3には水分が含まれている分、自重が重くなっている。しかし、複数の支持体30によって支持されることにより、その被乾燥体3の自重は、支持体30によって分散されて負荷されることになる。即ち、一つの支持体30に被乾燥体3の自重が集中することを防止することができることから、一つ当たりの支持体30が受け持つべき被乾燥体3の重量を軽くすることができる。その結果、被乾燥体3に対して支持体30からの押圧力が一箇所に集中することなく分散され、しかも各支持体30からの押圧力そのものを低く抑えることができる。このため、乾燥すべき被乾燥体3の形崩れが生じることなく、被乾燥体3にハンガーの跡が残存するのを防止することが可能となる。
特に支持体30を突起状に構成する際において、その先端を扁平状又は曲面状とすることにより、被乾燥体3に負荷される押圧力の集中をより軽減させることが可能となる。また支持体30について、凸状に形成された小片とすることにより、これに当接される被乾燥体3を面接触させ、被乾燥体3に負荷される押圧力の集中をより軽減させることが可能となる。
なお、本発明を適用した乾燥用ハンガー1の乾燥対象としての被乾燥体は、衣服に限定されるものではなく、タオル、ハンカチ、靴下、防止等、洗浄後乾燥させる必要があるあらゆる布製品を含む概念である。中でも本発明は、ニットのように特に型崩れを防止する必要のある被乾燥体を乾燥する上でより大きな効果を発揮しえるものである。
1 乾燥用ハンガー
10 吊り下げフック
11 連結体
20 フレーム
22 角度調整機構
30 支持体
10 吊り下げフック
11 連結体
20 フレーム
22 角度調整機構
30 支持体
Claims (10)
- 吊り下げフックが取り付けられてなるとともに、洗浄後の被乾燥体を少なくとも平干し可能なように拡径されたフレームと、
上記フレームから凸設され、上記平干しすべき被乾燥体を支持する複数の支持体とを備えること
を特徴とする乾燥用ハンガー。 - 上記複数の支持体により上記被乾燥体を支持することにより、当該被乾燥体に負荷される応力を分散させること
を特徴とする請求項1記載の乾燥用ハンガー。 - 上記フレームは、網目状又は格子状に構成されてなること
を特徴とする請求項1又は2記載の乾燥用ハンガー。 - 上記フレームは、断面山形となるように中央から折り曲げられてなること
を特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の乾燥用ハンガー。 - 上記フレームは、断面山形を構成する2枚のフレーム間の狭角を調整するための角度調製手段を有すること
を特徴とする請求項4記載の乾燥用ハンガー。 - 上記支持体は、突起状に構成されていること
を特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項記載の乾燥用ハンガー。 - 上記支持体は、断面略三角形状の錐体であること
を特徴とする請求項6のうち何れか1項記載の乾燥用ハンガー。 - 上記被乾燥体に当接される上記突起の先端は、扁平状又は曲面状とされていること
を特徴とする請求項6記載の乾燥用ハンガー。 - 上記支持体は、凸状に形成された小片であること
を特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項記載の乾燥用ハンガー。 - 請求項1〜9のうち何れか1項記載の乾燥用ハンガーの使用方法において、
洗浄後の被乾燥体を上記支持体に支持させつつ平干しすること
を特徴とする乾燥用ハンガーの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233683A JP2011078591A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 乾燥用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009233683A JP2011078591A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 乾燥用ハンガー |
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JP2011078591A true JP2011078591A (ja) | 2011-04-21 |
Family
ID=44073322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009233683A Withdrawn JP2011078591A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 乾燥用ハンガー |
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JP (1) | JP2011078591A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007023624A1 (ja) | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Clarion Co., Ltd. | 車両用異常報知装置及び制御プログラム |
-
2009
- 2009-10-07 JP JP2009233683A patent/JP2011078591A/ja not_active Withdrawn
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WO2007023624A1 (ja) | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Clarion Co., Ltd. | 車両用異常報知装置及び制御プログラム |
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