JP2011077992A - デジタルデータ共有サービス端末、方法、プログラム、及びデジタルデータ共有サービスシステム - Google Patents

デジタルデータ共有サービス端末、方法、プログラム、及びデジタルデータ共有サービスシステム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータリテラシーを必要としない、デジタルデータ共有サービスシステムを提供すること。
【解決手段】第1の端末は、デジタルデータ、データ指定データと共有先指定データとを中継サーバに送信し、第2の端末は、自動接続先情報を予め格納し、第2の端末のユーザからの指示に応答して自動接続先情報に基づいて、第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を中継サーバに送信し、中継サーバは、第1の端末からのデジタルデータをデータベースに格納し、データ指定データと共有先指定データとの組をプロファイルに格納し、第2の端末からの接続要求に応答して、端末指定データに基づいてプロファイルを参照してデータ指定データを読み出し、読み出されたデータ指定データに基づいてデータベースからデジタルデータを読み出して第1のポータルに格納し、端末指定データに基づいてデジタルデータを第1のポータルから第2の端末に提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークにおける個人間のデジタルデータ共有に関し、特にテレビ端末を用いたデジタルデータ共有サービスシステムに関する。
コンピュータ、及び携帯電話等を端末として、インターネット等のコンピュータネットワークを介した写真、及び映像等のデジタルデータの共有がポータルサーバ等を介して実現されている。しかしながら、インターネットWEBシステムによるデジタルデータの共有は、コンピュータ、及び携帯電話等を用いてインターネット環境を自由に使いこなせる人以外には利用ができない、すなわち、コンピュータリテラシー、及び携帯インターネットリテラシー等によって制約されるという問題があった。また、個人レベルでシステムに投稿した写真、及び映像等のデジタルデータを共有するためのテレビ端末による利用しやすいサービスを提供する基盤は存在していない。そもそも、テレビに、インターネットWEBシステムの利用ができる機能を搭載するだけでは、コンピュータリテラシー、及び携帯インターネットリテラシーを持っている人には利用できるものの、そうでない人には利用ができないという問題が依然として残る。
上の記述に関連して、インターネットにおける共有資料を用いて会議を行う方法、会議システム、情報処理装置及び記録媒体が特開2002−041429号公報に開示されている。この例では、インターネットポータルサイトによりTV電話会議のサービスを提供し、会議参加者(ユーザ)が通信端末を用いるとともに、インターネットポータルサイトを通し、共有資料を用いてリアルタイムで会議を行うようにしている。また、会議参加者(ユーザ)のそれぞれの通信端末のディスプレイに、インターネットポータルサイトからダウンロードした資料がインターネットポータルサイトから配信される各種アプリケーションソフトによって表示されるようにしている。これによって、会議に用いられる共有の資料等の用意や保管を容易に行うことができ、その場で資料等に書き込みを行うこともでき、更にはアプリケーションソフトの違いやバージョンの違いによる不具合も解消することができるようにしている。
また、特開2003−259327号公報には、ケーブルテレビ受信装置及び画像管理サーバが開示されている。これは、デジタルカメラがセットトップボックス(STB)に接続されると、STBは接続を検出し、検出されたデジタルカメラの制御ドライバをBPS(ブロードバンド・プリンティング・システム)サーバからダウンロードしている。また、STBは、ダウンロードされた制御ドライバを起動し、デジタルカメラから撮影画像データを読み出し、BPSサーバに登録している。そして、登録された撮影画像データは他のユーザにより閲覧することができるようにしている。これによって、ケーブルテレビのユーザにも画像配信の機会を与えるようにしている。
また、CATV(Cable Television)加入者用情報提供システムが、特開2006−074599号公報で開示されている。これは、CATVシステムの加入者宅に設置されたSTBから、各CATVシステムの加入者専用のWWW(World Wide Web)サーバへの接続要求が送信されると、インターネット上の認証サーバが、その接続要求を送信してきた装置が予め登録されている正規のSTBであるか否かを、各STBに付与された識別情報(STBID)に基づき判定し、正規のSTBからの接続要求である場合に限って、そのSTBを、対応するCATVシステムのWWWサーバに接続させるものである。これにより、開放型広域ネットワークに接続された情報提供サーバを利用して、CATVシステムの加入者に対する情報提供を行うシステムにおいて、加入者側の負担を招くことなく、情報提供サーバへの不正アクセスを防止できるようにしている。
そして、特開2007−336030号公報においては、CATVポータル認証システムが開示されている。この例においては、STBを特定する第1と第2の受信機情報を受信機より取得し、ポータル認証サーバにおいて、予め登録された第1と第2の受信機情報を関連付けて保持する保持部と、STBから取得した第1の受信機情報と保持部に保持する第1の受信機情報とを比較判定する第1の比較判定部と、受信機から取得した第2の受信機情報と保持部に保持する該第1の受信機情報に関連付けられた第2の受信機情報を比較判定する第2の比較判定部とを設けている。これによって、データ放送によるポータルサービスとVOD(Video On Demand)サービスを組み合わせた双方向サービスを実施するCATVシステムにおいて、ユーザが登録されたCAS(限定受信(Conditional Access Systems))カードとSTBの組み合わせで視聴していることの確認を行えるポータル認証システムを提供している。
特開2002−041429号公報 特開2003−259327号公報 特開2006−074599号公報 特開2007−336030号公報
インターネットWEBシステムによるデジタルデータの共有は、コンピュータ、及び携帯電話等を用いてインターネット環境を自由に使いこなせる人以外には利用ができない。また、個人レベルでシステムに投稿した写真、及び映像等のデジタルデータを共有するためのテレビ端末による利用しやすいサービスを提供する基盤は存在していない。
本発明の目的は、個人が共有先を指定して投稿したデジタルデータを格納して、当該の共有先からの接続要求に応答して自動的に当該デジタルデータを配信する、共有先にとってコンピュータリテラシーを必要としない簡単なサービス提供基盤である、デジタルデータ共有サービスシステムを提供することである。
本発明のデジタルデータ共有サービスシステムは、第1の端末と、第2の端末と、中継サーバとを備える。端末のそれぞれは、網を介して中継サーバと接続する。中継サーバは、デジタルデータを格納するデータベースと、デジタルデータを指定するデータ指定データと、第2の端末を共有先として指定する共有先指定データとの組を格納するプロファイルと、第1のポータルとを備える。第1の端末は、デジタルデータ、データ指定データと共有先指定データとを中継サーバに送信する。第2の端末は、自動接続先情報を予め格納し、第2の端末のユーザからの指示に応答して自動接続先情報に基づいて、第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を中継サーバに送信する。中継サーバは、第1の端末からのデジタルデータをデータベースに格納し、データ指定データと共有先指定データとの組をプロファイルに格納し、第2の端末からの接続要求に応答して、端末指定データに基づいてプロファイルを参照してデータ指定データを読み出し、読み出されたデータ指定データに基づいてデータベースからデジタルデータを読み出して第1のポータルに格納し、端末指定データに基づいてデジタルデータを第1のポータルから第2の端末に提示する。
また、本発明のデジタルデータ共有サービス方法は、第1の端末が、デジタルデータ、並びにデジタルデータを指定するデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを中継サーバに送信するステップを備える。また、中継サーバが、デジタルデータをデータベースに格納するステップと、データ指定データと共有先指定データとの組をプロファイルに格納するステップとを備える。また、自動接続先情報を予め格納した第2の端末が、第2の端末のユーザからの指示に応答して、自動接続先情報に基づいて、第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を中継サーバに送信するステップを備える。そして、中継サーバが、第2の端末からの接続要求に応答して、端末指定データに基づいてプロファイルを参照してデータ指定データを読み出し、読み出されたデータ指定データに基づいてデータベースからデジタルデータを読み出して第1のポータルに格納し、端末指定データに基づいてデジタルデータを第1のポータルから第2の端末に提示するステップを備える。
また、本発明のプログラムは、中継サーバが、デジタルデータ、並びにデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを受信するステップと、中継サーバが、デジタルデータをデータベースに格納するステップと、中継サーバが、データ指定データと共有先指定データとの組をプロファイルに格納するステップと、中継サーバが、自動接続先情報を予め格納した第2の端末からの、自動接続先情報に基づいた、第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を受信するステップと、中継サーバが、第2の端末からの接続要求に応答して、端末指定データに基づいてプロファイルを参照してデータ指定データを読み出し、読み出されたデータ指定データに基づいてデータベースからデジタルデータを読み出して写真・映像共有ポータルに格納し、端末指定データに基づいてデジタルデータを第1のポータルから第2の端末に提示するステップとを備える方法をコンピュータに実行させる。
更に、本発明のプログラムは、第1の端末が、デジタルデータ、並びにデジタルデータを指定するデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを中継サーバに送信するステップと、自動接続先情報を予め格納した第2の端末が、第2の端末のユーザからの指示に応答して、自動接続先情報に基づいて、第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を中継サーバに送信するステップと、中継サーバが第2の端末からの接続要求に応答して第1のポータルから第2の端末に提示するデジタルデータを受信するステップとを備える方法をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、個人が共有先を指定して投稿したデジタルデータを格納して、当該の共有先からの接続要求に応答して自動的に当該デジタルデータを配信する、共有先にとってコンピュータリテラシーを必要としない簡単なサービス提供基盤である、デジタルデータ共有サービスシステムを提供することが可能となる。
図1は本発明の第1の実施形態におけるデジタルデータ共有サービスの一例を示す写真・映像共有サービスシステムの構成図である。 図2は本発明の第1の実施形態における写真・映像共有サービスシステムの動作を示す構成図である。 図3は本発明の第1の実施形態におけるSTB間通話サービスの概略図である。 図4は本発明の第2の実施形態におけるSTB間写真共有サービスの概略図である。 図5は本発明の第2の実施形態におけるSTB間写真共有及び通話サービスの概略図である。 図6は本発明の第3の実施形態におけるSTB間写真ギャラリーサービスの概略図である。 図7は本発明の第4の実施形態におけるSTB間写真ギャラリーサービス広告モデルの概略図である。
(第1の実施形態)
以下に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態によるデジタルデータ共有サービスシステムを詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるデジタルデータ共有サービスの一例を示す写真・映像共有サービスシステムの構成図である。図1を参照すると、本発明による写真・映像共有サービスシステムの実施の形態は、映像配信サービスシステムの中継サーバであるヘッドエンド(CATV−HE)200がアクセスネットワークの網を介して複数の各加入者宅の端末に接続している。ここで、ヘッドエンドとは、ケーブルテレビシステムで、地上波テレビ放送、FMラジオ放送、放送衛星、通信衛星から受信した信号等をケーブルテレビ伝送ケーブルに送出する設備である。また、ヘッドエンドは、ユーザ宅に設置されるケーブル・モデムと対向で通信するインターネット用ケーブルテレビ局設備CMTS(Cable Modem Termination System)のことを指し、イーサネット(登録商標)等を介してインターネット接続用ルーターにつなげられる。図上では、ヘッドエンドが、2世帯の加入者(A及びB)宅に設置された、インターネット接続機能を有する放送受信用端末であるセットトップボックス(以下STB)80及び81に接続した例が示されている。映像配信サービスシステムのヘッドエンド200は、図示せぬ主制御部と図示せぬ記憶部とを有しており、主制御部は記憶部に接続している。その記憶部は図示せぬ制御部を有しており、その制御部は主制御部が実行するプログラムが記録されている。
ヘッドエンド200は更に、写真・映像情報DB(データベース)10と、映像配信サービス加入者管理情報DB20と、写真・映像共有プロファイル30と、共有接続プロファイル40と、情報ポータル50と、写真・映像共有ポータル60と、SIP接続制御部70と、アクセスネットワーク制御対応部100とを有している。これらのヘッドエンド200内の装置群は、ヘッドエンド200内部に構築されたネットワークで相互に接続しており、また前述の主制御部とも接続している。また、ヘッドエンド200内の装置群のそれぞれは、図示せぬ主制御部と図示せぬ記憶部とを有しており、主制御部は記憶部に接続している。その記憶部は図示せぬ制御部を有しており、その制御部は主制御部が実行するプログラムが記録されている。そして、ヘッドエンド200において記憶部の制御部に記録されたプログラムを主制御部が実行することによって、ヘッドエンド200内の装置群は協働する。ここで、SIPとはセッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol)のことであり、インターネット電話等で用いられる、通話制御プロトコルの一つである。
写真・映像情報DB10には、写真・映像共有サービス利用者(ここではAが例示されている)IDと関連付けられた写真・映像等の情報が図示せぬ記録媒体にデータベースとして記録されている。また、写真・映像情報DB10には、サービス利用者がアップロードした共有したい写真及び映像等のデジタルデータであれば種類を問わず前述の記録媒体に追記することができる。
映像配信サービス加入者管理情報DB20には、映像配信サービスの加入者管理情報が図示せぬ記録媒体にデータベースとして記録されている。すなわち、写真・映像共有サービスの利用者(ここでのA)だけでなく、それ以外の映像配信サービスの加入者(ここでのB)も含めた全員分の管理情報が既に作成されており、必要に応じて更新される。映像配信サービス加入者管理情報としては、映像配信サービスの加入者氏名、住所、郵便番号、固定電話番号、IP(Internet Protocol)電話番号、STBのIPアドレス情報、契約内容、収容エリア、収容ノード等が例示される。
写真・映像共有プロファイル30には、写真・映像情報DB10のデータを特定するためのデータ指定データと、その共有条件である共有先指定データとの組が図示せぬ記録媒体にプロファイルとして記録されている。共有条件としては、写真・映像等のデータの共有を登録するサービス利用者氏名(ここでのA)、及び電話番号、共有写真、共有レベル、共有対象者となる接続先氏名(ここでのB)、接続先STB−IPアドレス等が例示される。また、後述する類似のプロファイルにも同じ形式が好適に用いられる。
共有接続プロファイル40には、写真・映像共有サービス利用者IDを取得したサービス利用者の共有接続条件が共有先指定データとして図示せぬ記録媒体にプロファイルとして記録されている。共有接続条件としては、サービス利用者氏名、及び電話番号、接続先氏名、接続先電話番号、接続先STB−IP電話番号、接続先STB−IPアドレス、接続履歴等が例示される。
情報ポータル50はWebサーバ機能を有し、加入者からのアクセスネットワークを介した接続の際にWebブラウザメニューを配信する。情報ポータル50には、Webブラウザメニューの表示用データ等が図示せぬ記録媒体に記録されている。メニューは、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)による記述が好適である。
写真・映像共有ポータル60もまたWebサーバ機能を有し、STB写真共有制御サーバとして加入者からのアクセスネットワークを介した接続の際にWebブラウザ上に表示される写真・映像等の情報リストを配信する。写真・映像共有ポータル60には、Webブラウザメニューの表示用データ、及び写真・映像等のデータが図示せぬ記録媒体に記録されている。
SIP接続制御部70は、SIPを使うシステムの構成要素であるSIPサーバ、その中でも、SIPプロキシサーバ、及びSIPレジストラとしての機能を有する。具体的には、SIPクライアント間の通信の際に、SIP端末からの問い合わせを受け取って中継し、他のSIP端末又はSIPサーバ(ロケーションサーバ)に転送するものである。ここでは、前述の共有接続プロファイル40がロケーションサーバ(STBプレゼンス(在籍管理情報、すなわち在・不在状況)サーバ)の役割を担うことになる。このようにSIPは、接続先のプレゼンス情報が取得でき、また接続先の電話番号、及びメールアドレス等を用いなくても速やかに連絡が取れるため、写真・映像等の共有を行う本発明に用いるプロトコルとしては好適である。
アクセスネットワーク制御対応部100は、映像配信サービスシステムのヘッドエンド200内の装置群と接続するとともに、各加入者宅の端末のSTB80及び81ともアクセスネットワークを介して接続している。アクセスネットワーク制御対応部100は、アクセスネットワークの制御及び管理を行う機能を有する。具体的には、加入者のネットワーク利用時における認証、許可された加入者へのネットワークサービスの提供といったセッションの管理、及び通信の中継等を行うものである。映像配信サービスシステムのヘッドエンド200内の装置群と加入者との間の通信、及び各加入者間の通信は全て、このアクセスネットワーク制御対応部100を介して行われる。アクセスネットワーク制御対応部100は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル))サーバ機能を有し、各STBが接続する度に、プライベートIPアドレスが動的に割り当てられる。これが、各STBの端末指定データとなり、ヘッドエンドが、個別のSTBを特定するために用いられる。本発明においては、各STBに付与された識別情報(STBID)、及びSTBに挿入されるCASカードのCASID等の使用については問うていないものの、これらの情報を用いても構わないし、更にMACアドレス(Media Access Control Address)情報を用いても良い。これらの情報と、本発明で認証時に用いられているSTBのIPアドレス情報とを組み合わせることでより強固な認証時のセキュリティを組み、不正アクセスを防止することができる。
STB80及び81は、それぞれが異なる2世帯の加入者宅に設置された端末のみが例示されたものであり、実際には更に多数の加入者宅の端末が本発明のシステムに接続されている。SIPに対応したSTB80及び81は、通信相手との相互接続を行うためのセッションを管理する機能を有し、これは、SIPにおけるユーザエージェント(User Agent)に相当するものであり、映像配信サービスシステムのアクセスネットワーク制御対応部100を介して相互に接続している。STBとは、テレビに接続して様々なサービスを受けられるようにする機器であり、図1に示された一例の場合には、加入者(A)宅のSTB80は、テレビ90に接続しており、加入者(B)宅のSTB81は、テレビ91に接続している。映像配信サービスシステムから送信される映像等をSTB80及び81が受信し、テレビ90及び91がその表示を行う。各加入者宅の端末のSTB80及び81は、図示せぬ主制御部と図示せぬ記憶部とを有しており、主制御部は記憶部に接続している。その記憶部は図示せぬ制御部を有しており、その制御部は主制御部が実行するプログラムが記録されている。そのプログラムによってSTBメニューの表示が行われ、加入者がメニューを選択することで、ヘッドエンド200、及びその内部との情報のやり取りを行うことを実現している。なお、STB80及び81には、自動接続先として情報ポータル50が登録されており、STB(Webブラウザ)メニューから情報ポータルを選択すると、アクセスネットワークを介して情報ポータル50への接続要求が自動的に行われる。また、STB80及び81は、WWWの情報を閲覧するためのWebブラウザを有しており、Webサーバ等から提供される情報を表示することができる。また、STB80及び81には、図示せぬ写真・映像入力部を有する。写真・映像入力部は、フラッシュメモリーカード及びDVD等の読取装置であるか、カメラとのケーブル接続用のUSB、及びS映像入出力端子等の入力端子であるかを問わない。また、STB80及び81には、図示せぬ写真・映像出力部を有する形態としてプリンタ等を取り付けても構わない。また、STB80及び81には、端末毎に図示せぬ情報入力部を含む。情報入力部は、キーボード、マウス等の直接接続する装置であるか、リモートコントローラ等の遠隔操作器であるかを問わない。また、テレビ90及び91の表示面に接して設けられたタッチパネルからの入力に対応する形態としても良く、携帯電話、コンピュータ等の外部装置からの入力に対応する形態としても良い。更に、STB80及び81には、音声入出力装置としてマイク及びスピーカーが接続しており、アクセスネットワーク制御対応部100を介して相互に音声情報のやり取り、すなわち通話が可能である。また、情報のやり取りは通話に限定されるものではなく、Webカメラ等を用いた映像通話が可能な構成としても良い。
図2は、本発明の実施形態における写真・映像共有サービスシステムの動作を示す構成図である。図2を参照すると、本発明による写真・映像共有サービスシステムの実施の形態は、加入者(A)宅が、共有したい写真・映像を登録し、加入者(B)宅が、共有された写真・映像を閲覧する一例を示したものである。
まず、写真・映像を共有したい加入者(A)は、写真・映像共有サービスシステムを利用する前に、利用登録を行い、写真・映像共有サービス利用者IDを取得する。写真・映像共有サービス利用者IDの取得者のみが、共有したい写真・映像等のデータを写真・映像情報DB10へのアップロードが可能となる。なお、ここではパスワードの使用については問うていないものの、写真・映像共有サービス利用者IDの取得とともにパスワードの登録を行っても良い。写真・映像共有サービス利用者IDとパスワードとを組み合わせることで、より強固なセキュリティが確保される。利用登録は、端末のSTB80のプログラムによって表示されるSTBメニューから行われる。加入者(A)が、STBメニューの利用登録を選択すると、サービス利用者氏名の情報がヘッドエンド200に送信され、そして共有接続プロファイル40に記録される。
写真・映像共有サービス利用者IDの取得者に対しては、各々の共有接続条件が作成され、その情報は共有接続プロファイル40に記録される。具体的には、写真・映像共有サービス利用者IDの取得者である加入者(A)がSTB80によって表示されるSTBメニューから共有接続条件として接続先氏名を指定すると、その情報がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、映像配信サービス加入者管理情報DB20を参照し、接続先のSTBのIPアドレス情報等を含む共有先指定データを共有接続プロファイル40に格納する。ここで、共有先指定データは、接続先を特定するためのデータであり、簡単のために加入者には接続先氏名として表示されている。接続先氏名をここで指定しているため、後に写真・映像を共有する際の共有条件の設定が容易になる。なお、接続先の追加登録は随時可能である。
加入者(A)宅で、STB80の写真・映像入力部にこれから共有を行う写真・映像等のデータが格納された機材を接続し、STB80のプログラムのSTBメニューから写真・映像アップロードを選択すると、その要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、共有接続プロファイル40を参照し、プロファイルとして記録されている写真・映像共有サービス利用者IDの一覧を読み出し、その中に加入者(A)宅が含まれるかを確認する。加入者(A)宅が写真・映像共有サービス利用者IDを有していることが確認されると、ヘッドエンド200は、共有先指定データを共有接続プロファイル40から読み出し、写真・映像共有ポータル60に格納する。また、ヘッドエンド200は、写真・映像共有ポータル60に、写真・映像アップロードWebブラウザメニューを送信するように命令する。そのメニューは、STB80で受信されてテレビ90に表示される。加入者(A)が、テレビ90画面上で、共有を行う写真・映像等を選択し、その共有条件、すなわち接続先氏名、及び共有レベルを指定すると、STB80からヘッドエンド200にその情報が送信される。そして、写真・映像等の情報であるデジタルデータは写真・映像情報DB10に、写真・映像共有条件としてのデータ指定データ、及び共有先指定データの組は写真・映像共有プロファイル30にそれぞれが写真・映像共有サービス利用者IDと関連付けられて保存される。ここで、データ指定データとは、写真・映像情報DB10内の個々のデジタルデータを特定するためのデータである。
アップロードが完了した写真・映像等のデータは、加入者(A)宅においては、写真・映像共有ポータル60からSTB80に送信されるWebブラウザメニューからの選択によって確認のために視聴をすることができる。確認の後には、写真・映像共有ポータル60からSTB80に送信されるWebブラウザメニューから写真・映像共有サービスの利用開始を選択することで、その情報がヘッドエンド200に送信され、写真・映像共有ポータル60からの写真・映像等のデータの共有が始まる。この時点から。アップロードされた写真・映像等のデータの共有条件で指定された接続先からの閲覧が可能となる。
しかし、ここでは、コンピュータリテラシー、すなわちコンピュータについての知識及び利用能力の有無に関係なく写真・映像共有サービスシステムを利用できることを構想している。そのため、写真・映像等のデータの共有条件で指定された接続先の加入者(ここでのB)において特に意識することなくその写真・映像等のデータに到達することを実現するために、以下に示されるステップで処理が行われ、接続先の加入者を写真・映像の頁へと誘導する。
前述のように、共有接続プロファイル40には、写真・映像共有サービス利用者IDを取得したサービス利用者の共有接続条件がプロファイルとして記録されている。その中には、接続先STBのIP電話番号、及びIPアドレスが含まれている。その接続先STBが、ネットワーク、すなわちヘッドエンド200に接続する度に、そのIP電話番号、及びIPアドレスがSIP接続制御部70に周期的に登録されている。ここで、写真・映像共有サービスの利用の開始後においてSIP接続制御部70は、その情報を共有接続プロファイル40へ通知することで更新を行うようになる。また、IP電話エージェント間で接続、すなわちSIPに対応したSTB間で通話する際にはSIP接続制御部70が接続先のIP電話番号からIPアドレスを検索し、通話接続処理を行う。その際にも、IP電話番号とIPアドレスとの関連情報を共有接続プロファイル40へ通知することで、SIP接続制御部70は、接続先STBのIPアドレスを管理している。
まず、加入者(ここでのB)が、共有された写真・映像等のデータを閲覧するために、STB81に接続しているテレビ91に表示されたSTB(Webブラウザ)メニューから自動接続先情報として予め登録されている情報ポータルを選択する指示を与える。すると、情報ポータル50への接続要求がSTB81自身を指定する端末指定データであるIPアドレス情報とともにヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、共有接続プロファイル40を参照し、プロファイルとして記録されている共有先指定データとしての接続先STB−IPアドレスの一覧を読み出し、その中から加入者のSTB81のIPアドレスと一致するものがあるかを検索する。接続先STB−IPアドレスの一覧の中に加入者のSTB81のIPアドレスと一致するものがなかった場合には、情報ポータル50からのWebブラウザメニューが応答として送信される。一方、接続先STB−IPアドレスの一覧の中に加入者のSTB81のIPアドレスと一致するものがあった場合には、ヘッドエンド200内部での処理の場が、情報ポータル50から写真・映像共有ポータル60へと切り替えられ、写真・映像共有ポータル60からのWebブラウザメニューが応答としてSTB81に送信される。また、ヘッドエンド200は、加入者(B)の写真・映像共有プロファイル30の条件に一致する写真・映像等のデータを写真・映像情報DB10でデータ指定データに基づいて検索して該当するものを読み出し、写真・映像共有ポータル60へと格納する。
ここで、加入者(B)がテレビ91に表示されたWebブラウザメニューから写真・映像共有サービスを選択すると、STB81から写真・映像共有ポータル60への接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真・映像共有ポータル60に、格納されている写真・映像等の情報が一覧表示される書式のWebページを作成するように命令する。そして、そのWebページが写真・映像共有ポータル60からSTB81に応答として送信され、テレビ91に表示される。
この表示された一覧から各項目を選択することで、その命令がヘッドエンド200を介して写真・映像共有ポータル60に送信され、当該の写真・映像等のデータが写真・映像共有ポータル60からSTB81に送信、すなわちダウンロードさる。これによって、加入者(A)によって共有されている写真・映像を加入者(B)が閲覧することができる。
上述のように、加入者(B)が、共有された写真・映像等のデータを閲覧するためには、STB81及びテレビ91の電源を入れ、画面に表示されたWebブラウザメニューから「情報ポータル」、「写真・映像共有サービス」及び「一覧表示されている写真・映像等のデータの項目」の3つを選択すると、共有されている写真・映像のURL(Uniform Resource Locator)及び階層構造を意識することなく、閲覧できる仕組みである。なお、一層の簡単のために、「情報ポータル」、「写真・映像共有サービス」の選択の指示を省略し、加入者(B)が、STB81及びテレビ91の電源を入れると、共有されている写真・映像等の一覧が表示されるまでを自動的に行う形態としても良い。
更に、本発明においては、SIPを用いるシステム構成であり、また各STB(80及び81)がSIPに対応しているため、各STB間では、接続されているマイク及びスピーカーを用いてIP電話として通話できる。各STB間でIP電話として通話を行いたい場合には、SIP接続制御部70(又は共有接続プロファイル40)にSTB間通話モードを利用したい接続先を予め登録しておく必要がある。これは、写真・映像共有サービスシステムの利用登録の時点で設定され、また、接続先の追加登録は随時可能である。共有接続プロファイル40(又はSIP接続制御部70)はプレゼンスサーバとしての機能を有し、接続先として登録されたSTBが、ネットワーク、すなわちヘッドエンド200に接続する度に、そのプレゼンスが周期的に登録されている。なお、プレゼンスサーバは、上述の共有接続プロファイル40、又はSIP接続制御部70とは別に新たに設けても良い。ここでは、共有接続プロファイル40がプレゼンスサーバであり、また通話接続情報DBの役割も担うものとして説明を行う。
図3は、本発明の実施形態におけるSTB間通話サービスの概略図である。図3を参照すると、本実施例では、加入者(A)がSTB通話モードで接続したい相手として加入者(B)がSIP接続制御部70に既に登録してあり、また更に上述のように、加入者(A)と加入者(B)とで写真・映像等のデータの共有が実現した後に、IP電話による通話を行うところである。
まず、加入者(A)が、STB80のSTBメニューからSTB通話モードを選択し、接続先として加入者(B)を選択し、接続発呼を選択すると、SIP接続制御部70に向けて接続(発呼)が行われる。SIP接続制御部70は、共有接続プロファイル40を参照し、加入者(B)が接続先として登録されているかを確認する。次に、加入者(B)が接続先として登録されている場合には、共有接続プロファイル40を再度参照し、加入者(B)のSTB81のプレゼンスを確認し、STB81が接続可能状態であれば接続を要求する。接続を受けたSTB81のSTBメニューに表示されているSTB通話モードの接続先を加入者(B)が確認し、接続着呼を選択すると、確認応答がSTB80に送信され、STB80とSTB81との間で通話が確立する。
以上によって、加入者(A)宅が、共有したかった写真・映像を加入者(B)宅で閲覧しつつ、通話を行うことが、加入者(B)のコンピュータリテラシーの有無に関係なく実現できる。
(第2の実施形態)
本実施形態もまた、加入者(A)宅が、共有したい写真・映像を登録し、加入者(B)宅が、共有された写真・映像を閲覧する一例を示しており、上述の第1の実施形態によるSTB間通話サービスを応用し、更に平易に写真を共有しようとするものである。図4は、本発明の第2の実施形態におけるSTB間写真共有サービスの概略図である。本実施例では、上述の第1の実施例における「写真・映像共有サービスの利用開始」が行われ、アップロードされた写真・映像の共有条件で指定された接続先からの閲覧が既に可能となっている状況からの説明を行う。
まず、加入者(A)が、共有された写真・映像を閲覧するために、テレビ90に表示された、STB80によるSTB(Webブラウザ)メニューから写真共有モードを選択すると、STB80から情報ポータル50への接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真・映像共有プロファイル30を参照し、加入者(A)と関連付けられている写真・映像を写真・映像情報DB10から読み出す。それとともに、ヘッドエンド200は、共有接続プロファイル40を参照し、加入者(A)が予め登録したことでプロファイルとして記録されている共有する接続先を読み出す。ヘッドエンド200は、読み出された写真・映像、及びその共有条件、並びに共有する接続先を写真・映像共有ポータル60へと格納し、それらのデータに基づくWebブラウザメニューを構築する。そして、ヘッドエンド200は、構築したWebブラウザメニューを写真・映像共有ポータル60からの応答としてSTB80に送信するように命令する。
次に、加入者(A)が、STB80で受信されてテレビ90に表示されたWebブラウザメニューから、写真、及びその接続先を選択する。写真には、アップロードした際に登録した接続先が既に関連付けられているものの、ここで新たにその接続先を変更することもできる。
次に、加入者(A)が、接続先(ここでは加入者(B))を選択し、接続発呼を選択すると、STB80からSIP接続制御部70に向けて接続(発呼)が行われる。SIP接続制御部70は、共有接続プロファイル40を参照し、加入者(B)が接続先として登録されているかを確認する。次に、加入者(B)が、接続先として登録されている場合には、SIP接続制御部70は、共有接続プロファイル40を再度参照し、加入者(B)のSTB81のプレゼンスを確認し、STB81が、接続可能状態であれば接続を要求する。SIP接続制御部70からの接続を受けたSTB81は、STBメニューとしてSTB写真共有モードの接続先をテレビ91に表示する。
加入者(B)が、接続先を確認し、接続着呼を選択すると、確認応答が、STB81からヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、処理の場を情報ポータル50から写真・映像共有ポータル60へと切り替え、写真・映像共有ポータル60に格納されている写真・映像情報が一覧表示される書式のWebページを作成する。そして、ヘッドエンド200の命令によってそのWebページが写真・映像共有ポータル60からSTB81に応答として送信され、テレビ91に表示される。
この表示された一覧から各項目を選択すると、その要求が、ヘッドエンド200に送信され、その応答として、当該の写真・映像が写真・映像共有ポータル60からSTB81に送信、すなわちダウンロードされる。これによって、加入者(A)によって共有されている写真・映像を加入者(B)が閲覧することができる。
上述のように、加入者(B)が、共有された写真・映像を閲覧するためには、STB81を通して画面に表示された写真共有モードでの接続着呼要求に対し、接続先を確認した上での「接続着呼」、及び「一覧表示されている写真・映像の項目」の2つを選択するだけである。したがって、第1の実施形態よりも更に容易に、共有されている写真・映像のURL及び階層構造を意識することなく、閲覧できる仕組みである。
更に、ここでは、第1の実施形態において説明を行った通話も同時に行うことができる。すなわち、図5は、本発明の第2の実施形態におけるSTB間写真共有及び通話サービスの概略図である。図5を参照すると、本実施例では、加入者(A)がSTB通話モードで接続したい相手として加入者(B)がSIP接続制御部70に既に登録してあり、また更に上述のように、加入者(A)と加入者(B)とで写真・映像の共有が実現した後に、IP電話による通話を行うところである。
まず、加入者(A)が、STB80のSTBメニューからSTB通話モードを選択し、接続先として加入者(B)を選択し、接続発呼を選択すると、STB80からSIP接続制御部70に向けて接続(発呼)が行われる。SIP接続制御部70は、共有接続プロファイル40を参照し、加入者(B)が接続先として登録されているかを確認する。次に、加入者(B)が接続先として登録されている場合には、SIP接続制御部70は、共有接続プロファイル40を再度参照し、加入者(B)のSTB81のプレゼンスを確認し、STB81が接続可能状態であれば接続を要求する。
そして、SIP接続制御部70からの接続を受けたSTB81のSTBメニューに表示されているSTB通話モードの接続先を加入者(B)が確認し、接続着呼を選択すると、SIP接続制御部70を介して確認応答がSTB80に送信され、STB80とSTB81との間で通話が確立する。
以上によって、加入者(A)宅が、共有したかった写真・映像を加入者(B)宅で実際にテレビ画面上で閲覧した上でダウンロードしつつ、写真の背景及び状況等についての通話を行うことが、加入者(B)のコンピュータリテラシーの有無に関係なく更に容易に実現できる。例えば、加入者(A)宅が、旅行先で撮った写真を共有サーバにアップロードし、そして加入者(B)宅においてその写真をテレビ画面上で見て貰いながら、旅行先での状況を電話で話しをすることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態においては、個人写真家が、作品の発表及び展示の場として商業的に運用を行い、加入者(A)宅が、共有された写真・映像を閲覧する一例を示している。図6は、本発明の第3の実施形態におけるSTB間写真ギャラリーサービスの概略図である。図6を参照すると、個人写真家が登録した写真及びBGM(Background music(バックグラウンドミュージック))を加入者(A)宅が閲覧及び聴取する一例を示している。
第1及び第2の実施形態からは、写真ギャラリープロファイル31、BGM情報DB11、BGM制御プロファイル32、BGM制御及び写真共有サーバ、並びに写真家用のSTB82が追加された構成となっている。そして、これらの装置群は、前述の実施形態の装置群と同様に、ヘッドエンド200内部に構築されたネットワークで相互に接続しており、またヘッドエンド200の主制御部とも接続しており、そして、ヘッドエンド200内の装置群のそれぞれは、図示せぬ主制御部と図示せぬ記憶部とを有しており、主制御部は記憶部に接続している。その記憶部は図示せぬ制御部を有しており、その制御部は主制御部が実行するプログラムが記録されている。そして、ヘッドエンド200において記憶部の制御部に記録されたプログラムを主制御部が実行することによって、ヘッドエンド200内の装置群は協働する。しかし、本実施形態は、この構成に限るものではなく、例えば、写真・映像情報DB10がBGM情報DB11の役割も担う等のようにその形態は自由に変更できる。なお、ここでは、第1及び第2の実施形態における写真・映像情報DB10が課金用データベースの役割、及び写真・映像共有ポータル60がBGM制御及び写真共有サーバの役割を担う形態で説明を行う。
まず、STB間写真ギャラリーサービスで有料にて展示を行いたい写真家は、利用登録を行い、第1及び第2の実施形態における写真・映像を共有したい加入者と同様に、共有したい写真・映像等のデータを写真・映像情報DB10にアップロードが可能な状態にしておく。
また、第1及び第2の実施形態と同様に、利用登録を行った写真家に対しては、各々の共有接続条件が作成され、その情報は共有接続プロファイル40に記録される。ここで、写真家の場合には、個人での共有とは異なり、全加入者を対象として写真家の展示内容の紹介が行われる必要があるため、共有接続プロファイル40には、全加入者が接続先の対象として記録される。まて、利用登録を行った写真家は、STB82から、写真登録要求、及びBGM登録要求が行えるようになる。
次に、写真家は、3つの部類に分けて写真のアップロードを行う。その3つとは、ギャラリー紹介用情報、無料プロモーション用写真、及び有料ギャラリー用写真である。写真家が、STB82の写真・映像入力部にこれから共有を行う写真・映像等のデータが格納された機材を接続し、STB82のプログラムのSTBメニューから写真登録要求、写真ギャラリーモード、写真登録、内容条件確認、登録と続けて選択していくと、その要求がヘッドエンド200に送信される。そして、ヘッドエンド200の命令によって、写真・映像等の情報は写真・映像情報DB10に、写真・映像共有条件は写真ギャラリープロファイル31にそれぞれが写真家のIDと関連付けられて保存される。この際、ヘッドエンド200は、共有接続プロファイル40の参照を行う。これによって、ギャラリー紹介用情報、及び無料プロモーション用写真を全加入者に開放し、有料ギャラリー用写真を初期設定では全加入者が閲覧できない状態とした写真・映像共有条件が、有料ギャラリー写真等のコンテンツを指定するコンテンツ指定データと、課金対象端末を指定する課金先指定データとの組として写真ギャラリープロファイル31に記録される。すなわち、写真ギャラリープロファイル31は、課金用プロファイルとして使われる。
また、同様に、STB82のプログラムのSTBメニューからBGM登録要求、BGM登録モード、内容確認、登録と続けて選択していくと、その要求が、STB82からヘッドエンド200に送信される。そして、ヘッドエンド200の命令によって、BGMの情報はBGM情報DB11に、BGM共有条件はBGM制御プロファイル32にそれぞれが写真家のIDと関連付けられて保存される。これによって、映像配信サービスシステムの各加入者が写真ギャラリーの閲覧、及びBGMの聴取が可能な状態となる。
まず、加入者(A)が、写真ギャラリーを閲覧するために、STB80に接続しているテレビ90に表示されたSTB(Webブラウザ)メニューから写真ギャラリーを選択すると、写真・映像共有ポータル60への接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真ギャラリープロファイル31を参照し、ギャラリー紹介用情報のデータを写真・映像情報DB10で検索して該当するものを読み出し、写真・映像共有ポータル60へと格納する。そして、ヘッドエンド200の命令によって、ギャラリー紹介用情報が一覧表示される書式のWebブラウザメニューが構築され、写真・映像共有ポータル60からの応答としてそのWebブラウザメニューがSTB80に送信される。
ここで、加入者(A)が、テレビ90に一覧表示されたSTB80によるWebブラウザメニューの中から希望するギャラリーを選択してから紹介情報提示を選択すると、STB80から写真・映像共有ポータル60への接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真ギャラリープロファイル31を参照し、無料プロモーション用写真のデータを写真・映像情報DB10で検索して該当するものを読み出し、写真・映像共有ポータル60へと格納する。次に、ヘッドエンド200は、写真・映像共有ポータル60に格納されているギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真に基づいてWebページの作成を行う。そして、ヘッドエンド200の命令によってそのWebページが、写真・映像共有ポータル60からSTB80に応答として送信され、テレビ90に表示される。
加入者(A)は、ギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真Webページを閲覧する。ギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真Webページの表示が終了すると、有料写真ギャラリーへの誘導が行われ、すなわち有料ギャラリー写真の利用選択画面が表示される。
加入者(A)が、有料ギャラリー写真の閲覧を希望し、利用選択を行うと、STB80から写真・映像共有ポータル60への接続発呼、及びBGM接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真ギャラリープロファイル31、及びBGM制御プロファイル32に、有料ギャラリー写真の閲覧を許可するとした写真・映像共有設定条件を記録し、すなわち課金先指定データが書き込まれる。また、ヘッドエンド200は、写真家が登録を行った有料ギャラリー用の写真を写真・映像情報DB10から、またBGMの情報をBGM情報DB11から写真・映像共有ポータル60へと格納し、BGM付きの有料写真ギャラリーWebページを作成する。そして、ヘッドエンド200の命令によって、そのWebページが写真・映像共有ポータル60からSTB80に応答として送信され、テレビ90に表示される。
以上の手順を経ることで、写真家が登録した写真及びBGMは、本発明による写真・映像共有サービスシステムを用いることによって映像配信サービスシステムの各加入者に共有がなされ、その中で、有料による利用を承諾した加入者は、有料写真ギャラリー、及びBGM等のURL及び階層構造を意識することなくBGMを聞きながら写真鑑賞ができる。本発明では、コンピュータリテラシーについての考慮がなされており、したがって写真家の観点においては、Webページの閲覧とは縁遠い層が配信の対象に含まれており、よって、新たな層へと向けた作品を発信する場となりうる。映像配信サービスシステムの運営側の観点では、写真家等の各個人が構築した有料の写真・映像等の情報配信を行ってビジネスとするユーザ課金モデルによる事業化が行えることになる。
(第4の実施形態)
上述の第3の実施形態を更に応用することで、広告収入モデルを形成することができる。本実施形態においては、個人写真家が、作品の発表及び展示の場として商業的に運用を行い、加入者(A)宅が、共有された写真・映像を閲覧する一例を示しているのに加え、広告主が、出資することによってその閲覧料金を負担している。図7は、本発明の第4の実施形態におけるSTB間写真ギャラリーサービス広告モデルの概略図である。図7を参照すると、個人写真家が登録した写真及びBGMを加入者(A)宅が広告を許諾することによって無料で閲覧及び聴取する一例を示している。
第3の実施形態からは、ギャラリー広告プロファイル33、広告プレゼンス40、広告条件プロファイル34、広告情報DB12、及び広告効果情報DB13が追加された構成となっている。そして、これらの装置群は、前述の実施形態の装置群と同様に、ヘッドエンド200内部に構築されたネットワークで相互に接続しており、またヘッドエンド200の主制御部とも接続しており、そして、ヘッドエンド200内の装置群のそれぞれは、図示せぬ主制御部と図示せぬ記憶部とを有しており、主制御部は記憶部に接続している。その記憶部は図示せぬ制御部を有しており、その制御部は主制御部が実行するプログラムが記録されている。そして、ヘッドエンド200において記憶部の制御部に記録されたプログラムを主制御部が実行することによって、ヘッドエンド200内の装置群は協働する。しかし、本実施形態は、この構成に限るものではなく、例えば、写真ギャラリープロファイルがギャラリー広告プロファイルの役割も担う等のようにその形態は自由に変更できる。なお、ここでは、共有接続プロファイル40が広告プレゼンスの役割も担う形態で説明を行う。
ここで、写真家が行う作業は、第3の実施形態とほぼ同様である。違いは広告の表示を許諾するかどうかであり、写真家が、広告の表示を許可しない場合には第3の実施形態と同一になり、一方で、許可する場合には、本実施形態による広告モデルが適用になる。その場合には写真家が、有料ギャラリー用写真をアップロードする際に、広告使用条件がギャラリー広告プロファイル33に写真家のIDと関連付けられて保存される。この際、ヘッドエンド200は、共有接続プロファイル40の参照を行い、有料ギャラリー用写真が、広告の表示を伴う場合において全加入者に開放されるとした写真・映像共有条件が、写真ギャラリープロファイル31に記録にされるように命令する。また、この場合には、ギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真Webページが、閲覧された後に、広告モデル選択画面を表示するような形態で作成されることになる。
また、本実施形態では広告主が、Webファイル、動画等による広告のアップロードを行う。この際には、複数の広告を用意し、加入者の住所、年齢、性別等の属性や興味の対象等によって適切な広告を配信することもできる。
まず、広告主は、広告のアップロード、及び配信条件の設定を行う。そして、広告の情報は広告情報DB12に、配信条件は広告条件プロファイル34にそれぞれが広告主の情報と関連付けられて保存される。この配信条件の設定によって上で述べた対象別の広告の配信が実現される。
加入者(A)が、ギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真Webページを閲覧するところまでは、第3の実施形態と同様である。STB80を介したテレビ90上でのギャラリー紹介用の情報、及び無料プロモーション用写真Webページの表示が終了すると、広告モデル選択画面が表示される。
ここで、加入者(A)は、広告モデルの許諾、又は拒否を選択することになる。もし、広告モデルの拒否を選択した場合には、以後の工程は第3の実施形態と同一である。すなわち有料ギャラリー写真の利用選択画面が表示され、その後、利用選択を行うことで、BGM付きの写真ギャラリーを有料で視聴できる。一方、広告モデルの許諾を選択すると、有料ギャラリー写真の閲覧の前後等に表示される広告を視聴することを条件として課金対象であった有料ギャラリー写真のすべてが無料で自由に視聴できるようになる。各加入者による広告モデルの許諾、又は拒否の情報は、STB80からヘッドエンド200へと送信され、広告プレゼンス(共有接続プロファイル)40に記録される。そして、その応答としてヘッドエンド200は、STB80に利用選択画面を表示させる。
加入者(A)が、広告モデルの許諾を選択している場合には、有料ギャラリー写真の閲覧が無料で行える状態となっており、利用選択を行うと、STB80から写真・映像共有ポータル60への接続発呼、及びBGM接続要求がヘッドエンド200に送信される。ヘッドエンド200は、写真家が登録を行った有料ギャラリー用の写真を写真・映像情報DB10から、またBGMの情報をBGM情報DB11から、また、更に、広告データを指定する広告データ指定データを格納する広告条件プロファイル34を参照して広告の情報を読み出して、広告データベースである広告情報DB12から写真・映像共有ポータル60へと格納し、BGM付きの写真ギャラリーWebページを広告付きで作成する。そして、ヘッドエンド200の命令によって、そのWebページが写真・映像共有ポータル60からSTB80に応答として送信され、テレビ90に表示される。この際に、第3の実施形態とは異なり、本実施形態では、写真ギャラリープロファイル31、及びBGM制御プロファイル32に、有料ギャラリー写真の閲覧を許可するとした写真・映像共有設定条件は記録しない。すなわち、広告プレゼンスが許諾の場合には、写真ギャラリープロファイル31、及びBGM制御プロファイル32の条件にかかわらず、有料ギャラリー用の写真を広告付きの条件で無料視聴できる仕組みである。
本実施形態においては、広告効果情報DB13を設置することも可能である。これは、広告情報12に記録された広告が、どのような属性の加入者に何回閲覧されたか、及び広告から他サイトへのアクセスがいくつあったか等を記録しても良い。また、広告を複数用意し、加入者に選択させる形態とし、その数を記録するようにしても良い。この結果に基づいて広告条件プロファイル34を更に最適化するのに好適である。このように、広告効果情報DB13は、広告主の自由な発想で使用可能なものであり、使い方によっては、ビジネスの宣伝強化につながる非常に有用なシステムになりうるものである。
以上の手順を経ることで、写真家が登録した写真及びBGMは、本発明によるデジタルデータ共有サービスシステムを用いることによって映像配信サービスシステムの各加入者に共有がなされる。また、広告主が登録した広告は、写真家が登録した写真及びBGMに組み合わされて各加入者に配信される。また、広告主は、広告効果情報を使うことで宣伝効果の判断基準になりうる。また、有料による利用を承諾した加入者は、有料写真ギャラリー、及びBGM等のURL及び階層構造を意識することなくBGMを聞きながら写真鑑賞ができる。一方で、広告を許諾した加入者は、有料写真ギャラリー、及びBGM等のURL及び階層構造を意識することなくBGMを聞きながら写真鑑賞が無料でできる。本発明では、コンピュータリテラシーについての考慮がなされており、したがって広告主の観点からは、Webページの閲覧とは縁遠い層が配信の対象に含まれており、よって、新たな客層を開拓する場となりうる。そして、映像配信サービスシステムの運営側の観点では、写真家等の各個人が構築した有料の写真・映像等の情報配信を行うことでビジネスとするユーザ課金モデル、及び有料の写真・映像等の情報を広告主の提供によって配信を行うことでビジネスとする広告収入モデルによる事業化が行えることになる。これは、第1及び第2の実施形態と組み合わせても良く、その場合には運営側は、個人間の共有においても広告収入を得ることができる。
本発明は、インターネットの普及に伴ってファイル共有サイト、及びオンラインストレージ等によって整備されたネットワークを介した個人間レベルでの写真・映像等のデジタルデータの共有が可能な基盤から更に歩を進めるシステムを提供するものである。すなわち、こうした基盤を利用するために、また、共有されたデータの受信側に特に必要とされてきたコンピュータリテラシー、又は携帯電話でのインターネットリテラシーに依存せずに使いやすいシステムが提供される。また単に、テレビに、インターネットWebシステムの利用ができる機能を搭載するのではなく、テレビを端末とした個人間で、写真・映像等のデータの共有が容易に可能な基盤が形成される。
本発明によれば、デジタルデータの投稿者が、写真・映像等のデジタルデータの共有条件の登録を行うことによって、データの受信者は、インターネットの複雑なポータル階層をブラウジング(ブラウザを利用し情報を閲覧)することなく、またインターネットのURL等を意識することなく、共有された写真・映像等のデジタルデータ情報のポータルへと簡単にかつ自動で接続され、共有された写真・映像等のデジタルデータの利用ができる。
本発明では、各個人がめいめいにアップロードした膨大な数のデジタルデータのアクセス権を放送型映像配信サービスシステムの運営側が逐一設定することは事実上不可能であったものをアップロードした各自が設定することで解消している。これによって、個人がアップロードした写真及び映像等のデジタルデータをVODのように個別要求に基づいて視聴することを実現している。また、写真家等の各個人が構築した有料の写真・映像等の情報の配信を行うことでビジネスとするユーザ課金モデル、及び有料の写真・映像等の情報を広告主の提供によって配信を行うことでビジネスとする広告収入モデルの導入によって経済的に不利な個人間の共有での利用においても事業化が行えることになる。
以上、本発明では、コンピュータネットワークに接続された複数利用者がテレビを端末として、各個人がアップロードしたデジタルデータを、その個人の指定した共有先指定データに該当する共有許容メンバーに対して許容するデジタルデータをリストアップする自動ポータルガイダンスを提供する。また、共有許容メンバーがテレビを端末としてコンピュータネットワークに接続をした際にその端末指定データと共有先指定データとの一致を監視しポータルへ自動接続し直接デジタルデータリストから選択できるようにする。そして、同時に接続しているメンバー間でポータルを共有することでデジタルデータの同期配信制御を行い、デジタルデータの自動共有を提供するデジタルデータ共有サービス端末、デジタルデータ共有サービス方法、デジタルデータ共有サービス用プログラム、及びデジタルデータ共有サービスシステムを提供する。
以上、本発明の実施形態を説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
10 写真・映像情報DB
11 BGM情報DB
12 広告情報DB
13 広告効果情報DB
20 映像配信サービス加入者管理情報DB
30 写真・映像共有プロファイル
31 写真ギャラリープロファイル
32 BGM制御プロファイル
33 ギャラリー広告プロファイル
34 広告条件プロファイル
40 共有接続プロファイル(広告プレゼンス)
50 情報ポータル
60 写真・映像共有ポータル(BGM制御及び写真共有サーバ)
70 SIP接続制御部
80 セットトップボックス(STB)(加入者(A)宅)
81 セットトップボックス(STB)(加入者(B)宅)
82 セットトップボックス(写真家)
90 テレビ(加入者(A)宅)
91 テレビ(加入者(B)宅)
100 アクセスネットワーク制御対応部
200 ヘッドエンド

Claims (18)

  1. 第1の端末と、
    第2の端末と、
    中継サーバと
    を備え、
    前記端末のそれぞれは、
    網を介して前記中継サーバと接続し、
    前記中継サーバは、
    デジタルデータを格納するデータベースと、
    前記デジタルデータを指定するデータ指定データと、前記第2の端末を共有先として指定する共有先指定データとの組を格納するプロファイルと、
    第1のポータルと
    を備え、
    前記第1の端末は、
    前記デジタルデータ、前記データ指定データと前記共有先指定データとを前記中継サーバに送信し、
    前記第2の端末は、
    自動接続先情報を予め格納し、前記第2の端末のユーザからの指示に応答して前記自動接続先情報に基づいて、前記第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバに送信し、
    前記中継サーバは、
    前記第1の端末からの前記デジタルデータを前記データベースに格納し、前記データ指定データと前記共有先指定データとの組を前記プロファイルに格納し、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データに基づいて前記プロファイルを参照して前記データ指定データを読み出し、前記読み出されたデータ指定データに基づいて前記データベースから前記デジタルデータを読み出して前記第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記デジタルデータを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示する
    デジタルデータ共有サービスシステム。
  2. 請求項1に記載のデジタルデータ共有サービスシステムであって、
    前記共有先指定データと、前記自動接続先情報と、前記端末指定データとには、
    IPアドレスを含み、
    前記中継サーバは、
    第2のポータルを更に含み、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記プロファイルを参照し、前記端末指定データと前記共有先指定データとのぞれぞれの前記IPアドレスを比較し、一致するものがない場合には、前記端末指定データに基づいて前記第2のポータルから前記第2の端末にデジタルデータを提示する
    デジタルデータ共有サービスシステム。
  3. 請求項1、又は2に記載のデジタルデータ共有サービスシステムであって、
    前記中継サーバは、
    有料コンテンツを格納する課金用データベースと、
    前記有料コンテンツを指定するコンテンツ指定データと、課金対象端末を指定する課金先指定データとの組を格納する課金用プロファイルと
    を更に備え、
    課金に承諾したユーザからの指示による前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記課金先指定データを課金用プロファイルに格納し、前記コンテンツ指定データを課金用プロファイルから読み出し、前記読み出されたコンテンツ指定データに基づいて前記課金用データベースから前記有料コンテンツを読み出して前記第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記有料コンテンツを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示する課金処理手段を更に含む
    デジタルデータ共有サービスシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルデータ共有サービスシステムであって、
    前記中継サーバは、
    広告データを格納する広告データベースと、
    前記広告データを指定する広告データ指定データと配信条件を指定する配信条件データとの組を格納する広告条件プロファイルと、
    広告表示の可否情報を格納する広告プレゼンスと
    を更に備え、
    広告の表示に承諾したユーザからの指示による前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記広告表示の可否情報を前記広告プレゼンスに格納し、前記広告プロファイルを参照して前記配信条件データに基づいて前記広告データ指定データを読み出し、前記読み出された広告データ指定データに基づいて前記広告データベースから前記広告データを読み出して前記第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記広告データを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示する広告配信手段を更に含む
    デジタルデータ共有サービスシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデジタルデータ共有サービスシステムであって、
    前記網は、
    ケーブルテレビ(CATV)網であり、
    前記中継サーバは、
    前記CATV網のヘッドエンドであり、
    前記各端末は、
    セットトップボックス(STB)である
    デジタルデータ共有サービスシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデジタルデータ共有サービスシステムで使用される
    デジタルデータ共有サービスシステムの端末。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデジタルデータ共有サービスシステムで使用される
    デジタルデータ共有サービスシステムの中継サーバ。
  8. 第1の端末が、デジタルデータ、並びに前記デジタルデータを指定するデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを中継サーバに送信するステップと、
    前記中継サーバが、前記デジタルデータをデータベースに格納するステップと、
    前記中継サーバが、前記データ指定データと前記共有先指定データとの組をプロファイルに格納するステップと、
    自動接続先情報を予め格納した前記第2の端末が、前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて、前記第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバに送信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データに基づいて前記プロファイルを参照して前記データ指定データを読み出し、前記読み出されたデータ指定データに基づいて前記データベースから前記デジタルデータを読み出して第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記デジタルデータを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示するステップと
    を備える
    デジタルデータ共有サービス方法。
  9. 請求項8に記載のデジタルデータ共有サービス方法であって、
    前記第2の端末を共有先として指定する前記共有先指定データが前記プロファイルに格納されていない場合には、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、第2のポータルに格納されたデジタルデータを前記第2の端末に提示するステップ
    を備える
    デジタルデータ共有サービス方法。
  10. 請求項8に記載のデジタルデータ共有サービス方法であって、
    前記第2の端末が、課金に承諾した前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて、前記第2の端末を指定する前記端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバに送信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データを課金用プロファイルに格納するステップと
    を更に備える
    デジタルデータ共有サービス方法。
  11. 請求項8、又は10に記載のデジタルデータ共有サービス方法であって、
    前記第2の端末が、広告の表示に承諾した前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて、前記第2の端末を指定する前記端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバに送信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データに基づいて広告プロファイルを参照して広告データ指定データを読み出し、前記読み出された広告データ指定データに基づいて広告データベースからデジタルデータを読み出して前記第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記デジタルデータを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示するステップと
    を更に備える
    デジタルデータ共有サービス方法。
  12. 中継サーバが、デジタルデータ、並びにデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを受信するステップと、
    前記中継サーバが、前記デジタルデータをデータベースに格納するステップと、
    前記中継サーバが、前記データ指定データと前記共有先指定データとの組をプロファイルに格納するステップと、
    前記中継サーバが、自動接続先情報を予め格納した前記第2の端末からの、前記自動接続先情報に基づいた、前記第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を受信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データに基づいて前記プロファイルを参照して前記データ指定データを読み出し、前記読み出されたデータ指定データに基づいて前記データベースから前記デジタルデータを読み出して前記写真・映像共有ポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記デジタルデータを第1のポータルから前記第2の端末に提示するステップと
    を備える方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のデジタルデータ共有サービス方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第2の端末を共有先として指定する前記共有先指定データが前記プロファイルに格納されていない場合には、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、第2のポータルに格納されたデジタルデータを前記第2の端末に提示するステップ
    を備える方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項12に記載のデジタルデータ共有サービス方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第2の端末が、課金に承諾した前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて送信する、前記第2の端末を指定する前記端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバが受信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データを課金用プロファイルに格納するステップと
    を更に備える方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項12、又は14に記載のデジタルデータ共有サービス方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第2の端末が、広告の表示に承諾した前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて送信する、前記第2の端末を指定する前記端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバが受信するステップと、
    前記中継サーバが、前記第2の端末からの前記接続要求に応答して、前記端末指定データに基づいて広告プロファイルを参照して広告データ指定データを読み出し、前記読み出された広告データ指定データに基づいて広告データベースからデジタルデータを読み出して前記第1のポータルに格納し、前記端末指定データに基づいて前記デジタルデータを前記第1のポータルから前記第2の端末に提示するステップと
    を更に備える方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 第1の端末が、デジタルデータ、並びに前記デジタルデータを指定するデータ指定データ、及び第2の端末を共有先として指定する共有先指定データを中継サーバに送信するステップと、
    自動接続先情報を予め格納した前記第2の端末が、前記第2の端末のユーザからの指示に応答して、前記自動接続先情報に基づいて、前記第2の端末を指定する端末指定データを含む接続要求を前記中継サーバに送信するステップと、
    前記中継サーバが前記第2の端末からの前記接続要求に応答して前記第1のポータルから前記第2の端末に提示する前記デジタルデータを受信するステップと
    を備える方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 請求項12乃至15のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する記録媒体。
  18. 請求項16に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する記録媒体。
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