JP2011077090A - 発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュール - Google Patents

発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストを抑えつつリフレクター部を一体成型することができ、高放熱特性と高光利用特性を備える発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールを提供する。
【解決手段】金属板20にレジスト21を積層するレジスト積層工程と、金属板20にレジストパターン22を形成するレジストパターン形成工程と、金属板20をエッチングしてリードフレーム部4を形成するエッチング工程と、樹脂版24をリードフレーム部4の表面6a、7a側に配設する樹脂版設置工程と、リードフレーム部4の裏面6b、7bに充填樹脂25を塗工する充填樹脂塗工工程と、離型フィルム26を介して充填樹脂25を加圧し、キャビティーH内に充填樹脂25を充填してリフレクター部16を備える樹脂部5を成型する樹脂加圧/硬化工程とを備えて、発光素子用リードフレーム基板Bを製造する。
【選択図】図5

Description

本発明は、LEDチップ(発光素子)を担持、搭載する発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールに関し、特にリフレクター部を一体成型してなる発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールに関する。
従来、半導体集積回路や発光素子(LEDチップ)などの電子素子を担持、搭載するための基板としてリードフレームが多用されている。そして、このリードフレームは、鉄−ニッケル等の合金薄板や銅−ニッケル−錫等の合金薄板からなるリードフレーム用金属材料を、塩化第二鉄等のエッチャントを用い、フォトエッチング加工して製造される。また、リードフレームは、その片面又は両面からフォトエッチング加工することにより、電子素子を搭載するためのパッド(アイランド部)と、パッドと離反して絶縁状態で形成され、ワイヤーを介して電子素子と電気的に接続される電極(インナーリード部、アウターリード部)とを備えて製造される。
また、この種の電子素子を担持、搭載するための基板には放熱部を備えて形成したものがあり、電子素子本体の駆動熱や環境条件によって生じる熱を拡散させ、放熱部から外部に放熱して、電子素子側に熱を蓄積させないようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。なお、放熱部は、面積が広いほど放熱効率が高くなる。
ここで、発光素子用の基板として、セラミック基板を用いた場合には、放熱特性が良好で、信頼性の高い基板を形成することが可能である反面、価格が高いという欠点があった。また、プリント基板を用いた場合には、プリント基板の素材であるエポキシ樹脂が放熱特性に劣るという欠点があり、これを解消するために、基板の内層に銅(Cu)あるいはアルミニウム(Al)等からなる金属層を備える必要があった。さらに、LED光源から出射した光の利用効率を上げるために、高光反射率を確保することが必要であり、発光素子の光反射面に光反射性のセラミックインクを塗布する等の別途対策を講じる必要があった。
また、合金薄板からなるリードフレーム基板を用いる場合には、比較的安価で形成することが可能である反面、やはり、光の利用効率を確保するために、発光素子の光反射面に例えばセラミックインクとシリコーン樹脂を混合した特殊な複合樹脂からなる複合材を積層することが必要になる。さらに、リードフレーム基板方式を用いているにも関わらず、LEDモジュール(発光モジュール)から実装基板面への放熱面が十分に確保できず、放熱性能が不足するという欠点があった。
すなわち、セラミック基板以外のプリント基板、リードフレーム基板方式は、セラミック基板を用いてLEDモジュールを製造する場合と比較し、放熱特性や光利用特性が劣るだけでなく、その製法や工程が複雑になるという欠点があった。
一方、近年、LED発光素子から出射した光をできるだけ効率的に放出させるために、LED発光素子の周囲にリフレクター(反射板)を設けたLEDモジュールが用いられている(例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)。また、このLEDモジュールのリフレクターは、金属板を打ち出しやプレス加工して斜面を形成し、光反射層を斜面(表面)に積層形成して製作される。そして、このリフレクターを基板上にマウントし接着することによって、LEDモジュールの光利用効率を上げるようにしている。
特開2003−8071号公報 特開2003−347600号公報 特開2004−172160号公報 特開2001−177155号公報 特開2007−59781号公報 特開2009−70869号公報
しかしながら、上記のように別途製作したリフレクターをリードフレーム基板上に取り付ける際には、高精度で取り付けることが必要で、その位置決め及び固定に多くの時間(一定の時間)を要していた。このため、リフレクターを備えるリードフレーム基板を容易に製作でき、より大量且つ低コストで放熱特性及び光利用特性に優れたLEDモジュールを製作できるようにすることが強く望まれていた。
一方、トランスファー成型など、金型を用いることによってリフレクター部を一体成型することも考えられるが、この方法では、リフレクター部の形状に応じて金型を製作することになる。そして、金型が非常に高コストであるため、リフレクター部の形状が変わるたびに金型を製作すると、莫大な費用が必要になって、リードフレーム基板自体のコスト上昇を招くことになってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、製造コストを抑えつつリフレクター部を一体成型することができ、高放熱特性と高光利用特性を備える発光素子用リードフレーム基板の製造方法及びこれを用いて製造した発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法は、発光素子を搭載するパッドと、ワイヤーを介して前記パッドに搭載した発光素子と電気的に接続する電極を備えるとともに、光利用効率を向上させるためのリフレクター部を備える発光素子用リードフレーム基板を製造する方法であって、前記発光素子用リードフレーム基板は、発光素子搭載部及び放熱部を有する前記パッドとワイヤー接続部及び放熱部を有する前記電極とを備えるリードフレーム部と、該リードフレーム部を封止する封止部及び前記リフレクター部を備える樹脂部とが一体に形成され、金属板の表面及び/又は裏面にレジストを積層するレジスト積層工程と、前記パッドと前記電極のパターンを有するフォトマスクを用いて露光、現像し、前記金属板の表面及び/又は裏面にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程と、前記金属板をエッチングし、前記レジストパターンを剥離して、前記パッド及び前記電極を備えた前記リードフレーム部を形成するエッチング工程と、前記封止部及び前記リフレクター部の形状に応じたキャビティー構造を有する樹脂版を、前記パッドの発光素子搭載面と前記電極のワイヤー接続面に面接触させるようにして前記リードフレーム部の表面側に配設する樹脂版設置工程と、前記リードフレーム部の裏面に充填樹脂を塗工するとともに、塗工した前記充填樹脂上に離型フィルムを配設する充填樹脂塗工工程と、前記離型フィルムを介して前記充填樹脂を加圧し、前記エッチングによって形成された前記リードフレーム部の開口部から、前記樹脂版と前記リードフレーム部の間のキャビティー内に前記充填樹脂を充填して硬化させ、前記封止部及び前記リフレクター部を備える前記樹脂部を成型する樹脂加圧/硬化工程とを備えて製造することを特徴とする。
この発明においては、樹脂版をリードフレーム部の表面側に配設し、樹脂版とリードフレーム部の間にリフレクター部の形状に応じたキャビティーを形成し、リードフレーム部の裏面に塗工した充填樹脂を加圧して、前記キャビティー内に充填樹脂を塗り広げて充填することが可能になる。そして、この樹脂版が封止部及びリフレクター部の形状に応じたキャビティー構造を有して形成されているため、リフレクター部を一体成型した発光素子用リードフレーム基板を一般的なフォトエッチング法を用いて製造することが可能になる。また、非常に高価な金型ではなく、安価に製作することが可能な樹脂版を用いてリフレクター部を一体成型するため、製造コストの上昇を招くことなく、リフレクター部の形状の変更に柔軟に対応することが可能になる。
そして、放熱部を備えることで、発光素子の駆動熱や環境条件によって生じる熱を拡散させ、この放熱部から外部に放熱して、発光素子側に熱を蓄積させないようにすることが可能になる。また、リフレクター部を備えることで、光利用効率を向上させることが可能になる。
また、本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法においては、少なくとも前記パッドの発光素子搭載面と前記電極のワイヤー接続面にメッキ処理を施すメッキ処理工程を備えていることが望ましい。
この発明においては、例えばエッチング工程後にパッドと電極にメッキ処理を施しておくことによって、発光素子のパッドへの搭載、ワイヤーの電極への接続、発光素子用リードフレーム基板の実装基板への搭載などを好適に行うことが可能になる。
さらに、本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法においては、前記樹脂部を研磨する樹脂研磨工程を備えていることがより望ましい。
この発明においては、樹脂版を剥離した状態で樹脂部に樹脂バリが生じる場合があるが、樹脂版の剥離後に樹脂部を研磨することによってこの樹脂バリを除去することができ、信頼性の高い発光素子用リードフレーム基板にすることが可能になる。
また、本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、前記樹脂版は、金属板又は樹脂板に前記リフレクター部の形状に応じたテーパー状のブラインド穴を加工形成してなる凹版に、熱硬化性樹脂あるいは光硬化性樹脂を塗工して硬化させ、該樹脂を前記凹版から剥離して製作したものであることがさらに望ましい。
この発明においては、金属板又は樹脂板にブラインド穴を加工形成した凹版を用いて樹脂版を製作することで、容易に大量の樹脂版を製作することができ、また、リフレクター部の形状の変更に対し、凹版のブラインド穴の形状を変えるだけで柔軟に対応することができ、製造コストの上昇を抑えることが可能になる。
さらに、本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法においては、前記充填樹脂が高光反射特性を有する樹脂であることが望ましい。
この発明においては、リフレクター部を形成する充填樹脂に高光反射特性を有する樹脂を用いることによって、確実に光反射特性に優れた発光素子用リードフレーム基板ひいては発光モジュールを形成することが可能になる。
また、本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、前記樹脂加圧/硬化工程は、真空チャンバー内で加圧して前記充填樹脂を前記キャビティー内に充填、硬化させることが望ましい。
この発明においては、真空チャンバー内で加圧することによって、充填樹脂をキャビティー内に均一に塗れ広げることが可能になり、また、充填樹脂内に生じた空隙(気泡)を無くし、充填樹脂内にボイドが生じることを防止(抑制)しながら塗れ広げることが可能になる。これにより、信頼性の高い発光素子用リードフレーム基板ひいては発光モジュールを形成することが可能になる。
本発明の発光素子用リードフレーム基板は、発光素子を搭載するパッドと、ワイヤーを介して前記パッドに搭載した発光素子と電気的に接続する電極を備えるとともに、光利用効率を向上させるためのリフレクター部を備える発光素子用リードフレーム基板であって、上記のいずれかの発光素子用リードフレーム基板の製造方法を用いて製造され、発光素子搭載部及び放熱部を有する前記パッドとワイヤー接続部及び放熱部を有する前記電極とを備えるリードフレーム部と、該リードフレーム部を封止する封止部及び前記リフレクター部を備える樹脂部とを一体形成して構成されていることを特徴とする。
また、本発明の発光モジュールは、上記の発光素子用リードフレーム基板の前記パッドの発光素子搭載面に発光素子を搭載し、該発光素子と前記電極のワイヤー接続面にワイヤーを接続し、前記発光素子と前記ワイヤーを透明の封止樹脂で封止して形成されていることを特徴とする。
これらの発明においては、上記の発光素子用リードフレーム基板の製造方法を用いて発光素子用リードフレーム基板が形成され、この発光素子用リードフレーム基板を用いて発光モジュールが形成されているため、上記の発光素子用リードフレーム基板の製造方法の作用効果を得ることが可能になる。
本発明の発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールにおいては、リフレクター部を一体成型した発光素子用リードフレーム基板を一般的なフォトエッチング法を用いて製造することが可能になる。また、非常に高価な金型ではなく、安価に製作することが可能な樹脂版を用いてリフレクター部を一体成型するため、製造コストの上昇を招くことなく、リフレクター部の形状の変更に柔軟に対応することが可能になる。さらに、放熱部を備えることで、発光素子の駆動熱や環境条件によって生じる熱を拡散させ、この放熱部から外部に放熱して、発光素子側に熱を蓄積させないようにすることが可能になる。また、リフレクター部を備えることで、光利用効率を向上させることが可能になる。
これにより、リフレクター部を位置決め及び固定して取り付ける必要がなく、容易に且つ効率的にリフレクター一体成型発光素子用リードフレーム基板を製造することが可能になる。また、容易にリフレクター部の形状に応じたキャビティー構造を有する樹脂版を製作することができるため、リフレクター部の形状の変更に柔軟に対応することが可能になる。よって、リフレクター部を一体成型して、低コストで、大量に発光素子用リードフレーム基板及び発光モジュールを製造することが可能になるとともに、高放熱特性と高光利用特性を備える発光素子用リードフレーム基板及び発光モジュールを製造することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る発光モジュール(発光素子用リードフレーム基板)を示す図(表面(上面)の平面図)である。 図1のX1−X1線矢視図(側断面図)である。 図1のX2−X2線矢視図(側断面図)である。 本発明の一実施形態に係る発光モジュール(発光素子用リードフレーム基板)を示す図(裏面(下面)の平面図)である。 本発明の一実施形態に係る発光素子用リードフレーム基板の製造方法を示す図である。 本発明の一実施形態に係る多面付けした発光素子用リードフレーム基板を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る多面付けした発光モジュールを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂版(樹脂版の製造方法)を示す図である。
以下、図1から図8を参照し、本発明の一実施形態に係る発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールについて説明する。本実施形態は、LEDチップ(発光素子)を担持、搭載する発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールに関し、特にリフレクター部を一体成型してなる発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールに関する。
本実施形態のLEDモジュール(発光モジュール)Aは、図1から図4に示すように、リードフレーム基板(発光素子用リードフレーム基板)Bと、LEDチップ(発光素子)1と、ワイヤー2と、封止樹脂3とを備えて構成されている。また、リードフレーム基板Bは、リードフレーム部4と、このリードフレーム部4を封止する樹脂部5とを備えて構成されている。
リードフレーム部4は、鉄−ニッケル等の合金薄板、又は銅−ニッケル−錫等の合金薄板の板状の金属材料(金属板)を用いて形成したものであり、LEDチップ1が搭載されるパッド6と、パッド6に搭載したLEDチップ1にワイヤー2を介して電気的に接続される電極(インナーリード部、アウターリード部)7とを備えて形成されている。なお、リードフレーム部4は、より熱伝導率の高い銅又は銅合金の金属材料(金属板)を用いて形成してもよく、このように銅又は銅合金の金属材料を用いることで、リードフレーム部4の放熱性を向上させることが可能になる。
パッド6と電極7はそれぞれ、離反して絶縁状態となるように形成されるとともに、上面6a、7aがリードフレーム基板Bの表面8を形成する樹脂部5の表面5aと面一に形成され、下面6b、7bがリードフレーム基板Bの裏面9を形成する樹脂部5の裏面5bと面一に形成されている。これにより、パッド6と電極7は、上面6a、7aがリードフレーム基板Bの表面8に露出し、下面6b、7bがリードフレーム基板Bの裏面9に露出して形成されている。そして、パッド6は、上面6aがリードフレーム基板Bの表面8の略中央に露出し、LEDチップ1を搭載するLED搭載面(発光素子搭載面)とされ、電極7は、上面7aがリードフレーム基板Bの表面8のパッド6を挟んで両側にそれぞれ露出し、ワイヤー2を接続するワイヤー接続面とされている。
さらに、パッド6は、上部のLED搭載部(発光素子搭載部)10と下部の放熱部11とを備えて形成され、LED搭載部10は、パッド6の上面(LED搭載面6a)を形成するとともに、この上面6aからパッド6の下面6bに向かうに従い漸次その幅が大となるように形成されている。すなわち、LED搭載部10は、側面が上面6aから下面6b側に向かうに従い漸次横方向外側に傾斜するテーパー状に形成されている。一方、放熱部11は、パッド6の下面(放熱面6b)を形成するとともに、LED搭載部10の下端に一体に繋がる平板状に形成されている。そして、パッド6は、LED搭載部10と放熱部11の接続部分に段部12を設けて形成され、放熱部11は、LED搭載部10のLED搭載面6aの面積S1よりも放熱面6bの面積S2が大きくなるようにして形成されている(図3参照)。また、本実施形態では、パッド6の厚さt1のうち、LED搭載部10の厚さがt2、放熱部11の厚さがt3とされ、LED搭載部10の厚さt2が放熱部11の厚さt3よりも大きくなるようにして、LED搭載部10及び放熱部11が形成されている(図3参照)。なお、この放熱部11は、LEDチップ1から発生する駆動熱やLEDチップ1の周囲環境条件による熱をリードフレーム基板Bの裏面9側から外部に拡散させ、LEDチップ1に熱が蓄積されないように、その厚さt3や放熱面6bの面積S2などが設定されている。
電極7は、上部のワイヤー接続部13と下部の放熱部14とを備えて形成され、ワイヤー接続部13は、電極7の上面(ワイヤー接続面7a)を形成するとともに、上面7aから下面7b側に向かうに従い漸次横方向外側に傾斜するテーパー状の側面を備えて形成されている。また、放熱部14は、電極7の下面(放熱面7b)を形成するとともに、ワイヤー接続部13の下端に一体に繋がる平板状に形成されている。そして、電極7は、パッド6の放熱部11と同様に、ワイヤー接続部13と放熱部14の接続部分に段部12が形成され、放熱部14は、ワイヤー接続部13のワイヤー接続面7aの面積S3よりも放熱面7bの面積S4が大きくなるように形成されている(図3参照)。また、本実施形態において、電極7とパッド6は、その厚さt1が同一とされ、ワイヤー接続部13とLED搭載部10の厚さt2、放熱部11、14の厚さt3がそれぞれ同一とされている(図3参照)。
一方、リードフレーム基板Bの樹脂部5は、リードフレーム部4の上面(表面6a、7a)と下面(裏面6b、7b)をそれぞれ表面5aと裏面5bに露出させた状態でリードフレーム部4を封止する平板状の封止部15と、この封止部15と一体形成され、リードフレーム基板Bの外周側に設けられたリフレクター部16とを備えて形成されている。リフレクター部16は、封止部15の表面5aから上方に突出するとともに、リードフレーム基板Bの外周方向に延出して環状に形成されている。そして、リフレクター部16は、封止部15の表面5a側に円形状のチップ収容空間17を形成し、リードフレーム部4のパッド6のLED搭載面6aと電極7のワイヤー接続面7aがこのチップ収容空間17内に配されるように形成されている。また、リフレクター部16は、チップ収容空間17を形成する内面(一側面16a)が上端から下端に向かうに従い漸次リードフレーム基板Bの中央に向かうようにテーパー状に形成されている。
そして、本実施形態のLEDモジュールAにおいては、上記構成からなるリードフレーム基板Bのパッド6のLED搭載面6aと電極7のワイヤー接続面7aにそれぞれメッキが施されている。また、LEDチップ1がLED搭載面6a上に固着して搭載され、LEDチップ1とワイヤー接続面7aに金線などのワイヤー2がボンディングされて、LEDチップ1が電極7に接続されている。さらに、リフレクター部16によって形成されたチップ収容空間17内に透明の封止樹脂3が充填され、この封止樹脂3によってLEDチップ1及びワイヤー2が封止されている。
ここで、上記構成からなる本実施形態のリードフレーム基板Bの製造方法(LEDモジュールAの製造方法)について説明する。このリードフレーム基板Bを製造する際には、図5(a)に示すように、リードフレーム用の金属板(合金薄板)20を用意し、この金属板20の表面20a及び(/又は)裏面20bに感光性レジストを塗布、あるいはドライフィルムレジストを貼り付けてレジスト21を積層する(レジスト積層工程)。
次に、図5(b)に示すように、パッド6(LED搭載部10、放熱部11)及び電極7(ワイヤー接続部13、放熱部14)のパターンを有するフォトマスクを用いて露光、現像処理等を行い、金属板20の表面20a及び裏面20bにレジストパターン22を形成する(レジストパターン形成工程)。
次に、図5(c)に示すように、金属板20の表面20a及び裏面20b側から、塩化第二鉄などのエッチャントを用いてレジスト非形成部(開口部23)をフォトエッチング加工する。これにより、離反して絶縁状態となるようにパッド6及び電極7が形成される。また、図5(d)に示すように、レジストパターン22を剥離することで、パッド6及び電極7を備えたリードフレーム部4が形成される(エッチング工程)。このとき、パッド6は、放熱面6bの面積S2がLED搭載面6aの面積S1よりも大きいテーパー状のLED搭載部10と平板状の放熱部11とを備え、且つLED搭載部10と放熱部11の接続部分に段部12を備えて形成される。また、電極7は、放熱面7bの面積S4がワイヤー接続面7aの面積よりも大きいテーパー状のワイヤー接続部13と放熱部14とを備え、且つワイヤー接続部13と放熱部14の接続部分に段部12を備えて形成される。
そして、本実施形態では、リードフレーム部4を形成した段階で、少なくともパッド6のLED搭載面6aと電極7のワイヤー接続面7aにメッキ処理を施す(メッキ処理工程)。このメッキ処理には、銀メッキ、金メッキ、パラジウムメッキなどを用いる。また、銀メッキ、金メッキ、パラジウムメッキなどを施す前に、耐熱拡散性に優れたニッケルメッキなどの下地メッキを施すようにしてもよい。さらに、パッド6や電極7の裏面6a、7bにもメッキ処理を施すようにしてもよい。なお、このメッキ処理工程は、後述の樹脂加圧/硬化工程や研磨処理工程の後に行うようにしてもよい。
次に、図5(e)に示すように、リフレクター部16を形成するためのキャビティー構造を有する樹脂版24(言い換えれば、チップ収容空間17を形成するための凸部24aを有する樹脂版24)をリードフレーム部4に貼り付ける(樹脂版設置工程)。このとき、リードフレーム部4のパッド6のLED搭載面6aと電極7のワイヤー接続面7aにそれぞれ、凸部24aの先端面を面接触させるように、リードフレーム部4の表面6a、7a(前記金属板20の裏面20b側)にアライメントマークを用いて樹脂版24を配設する。
次に、図5(f)に示すように、リードフレーム部4の裏面6b、7b側(前記金属板20の表面20a側)に液状の充填樹脂25を塗工する。また、塗工した充填樹脂25の上に弾性率の低い離型フィルム26を被せるように配設する(充填樹脂塗工工程)。充填樹脂25は、室温でもある程度流動性を有する樹脂とされ、また、本実施形態では、高光反射特性を有する樹脂である。なお、充填樹脂25は、その他、耐熱性、耐光性、熱伝導性、高い光拡散性を有することが望ましい。このような充填樹脂25としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、芳香族系ポリエステル樹脂(不飽和ポリエステル樹脂)などが挙げられ、これらの樹脂から1種の樹脂を用いたり、複数種の樹脂を混合した混合樹脂を用いてもよい。
ここで、充填樹脂25の光屈折率をn1、チップ収容空間17内に充填する透明の封止樹脂3の光屈折率をn2としたとき、n1>n2に設定することで、境界面において高い反射率を得るために適当であり、この充填樹脂25と封止樹脂3の屈折率の差が大きいほど高い反射特性が得られる。しかしながら、樹脂の屈折率は概ね2以下であり、樹脂だけで屈折率差を大きくすることには限界がある。このため、本実施形態では、充填樹脂25として、上記複数種の樹脂から、1種の樹脂、又は複数種の樹脂を混合した混合樹脂を主体とする樹脂に、粉状物質や粒状物質などの添加剤を混合した光拡散性樹脂を使用する。これにより、境界面での高い反射特性を得ることができる。また、添加剤としては、例えば、SiO、TiO、Al、酸化ジルコニウム、セラミック材、又は混合物などの微粒子が挙げられ、添加剤の混合比率を適宜設定することで、高い反射特性を得ることができる。
次に、図5(g)に示すように、リードフレーム部4の裏面6b、7b側に樹脂版24、表面6a、7a側に充填樹脂25及び離型フィルム26を配した状態で、離型フィルム26を介して加圧すると、充填樹脂25が流動性を有しているため、エッチングによって形成されたリードフレーム部4の開口部23から、充填樹脂25がリードフレーム部4と樹脂版24の間のキャビティーH内に流れ込み、このキャビティーH内に充填される(樹脂加圧/硬化工程)。また、このとき、真空チャンバー内でプレス加工して加圧を行うことで、充填樹脂25がキャビティーH内に均一に塗れ広がり、また、充填樹脂25内に生じた空隙(気泡)を無くし、充填樹脂25内にボイドが生じることを抑制しながら塗れ広がる。なお、プレス加工のプレス圧などは、充填樹脂25をリードフレーム部4と樹脂版24の間のキャビティーH内に充填できるように適宜設定すればよい。
このように充填樹脂25をキャビティーH内に充填した後に、ポストベークとして例えば90℃、90分間の加熱を行う。また、ポストベーク後に離型フィルム26を剥離し(取り除き)、例えば150℃、60分間の加熱を行って充填樹脂25を硬化させる。これにより、封止部15及びリフレクター部16を備える樹脂部5がリードフレーム部4を封止した状態で一体に成型される。
そして、充填樹脂25を硬化させた段階で、図5(h)に示すように、樹脂版24及び離型フィルム26を剥離することにより(取り除くことにより)、リードフレーム部4と、このリードフレーム部4を封止する平板状の封止部15及びこの封止部15の表面5aから突設されたリフレクター部16を備える樹脂部5とを一体形成したリードフレーム基板Bが製造される。また、リフレクター部16によってチップ収容空間17が形成され、このチップ収容空間17内のリードフレーム基板Bの表面8にパッド6のLED搭載面6a及び電極7のワイヤー接続面7bが面一に露出して、リードフレーム基板Bが製造される。
また、このとき、リードフレーム部4のパッド6のLED搭載部10と放熱部11、電極7のワイヤー接続部13と放熱部14がそれぞれ、テーパー状に形成されるとともに段部12を備えて形成される。このため、樹脂部5とリードフレーム部4の接触面積が大きく確保され、樹脂部5とリードフレーム部4とが強固に固着(密着)する。これにより、樹脂部5からリードフレーム部4が脱落(剥離)したり、逆にリードフレーム部4から樹脂部5が脱落(剥離)するようなことがなく、信頼性の高いリードフレーム基板Bが得られる。
一方、このように製造したリードフレーム基板Bは、樹脂版24を剥離した状態で樹脂部5に樹脂バリが生じている場合が多々ある。このため、本実施形態では、樹脂版24の剥離後に、樹脂バリを除去するため、リードフレーム基板B(樹脂部5)の表面8及び裏面9の研磨処理を行う(研磨処理工程)。そして、この研磨処理を行う際には、機械研磨ではなく、ウェットブラストなどの物理研磨を行うことが望ましい。すなわち、本実施形態のリードフレーム基板Bは、リフレクター部16が一体成型されているため、機械研磨によって研磨処理を行うと、このリフレクター部16に損傷を与えるおそれがある。
また、ウェットブラストなどの物理研磨で研磨処理を行う場合においても、研磨量が多くなるとリフレクター部16に損傷を与えるおそれがあるため、極力研磨量を少なくすることが望ましい。このため、充填樹脂塗工工程において、樹脂版24をリードフレーム部4に貼り付ける際には、リードフレーム部4のパッド6のLED搭載面6a及び電極7のワイヤー接続面7aと、樹脂版24の凸部24aの先端面の間に隙間が生じないように(すなわち、充填樹脂25を充填したときにこの隙間に樹脂が流入しないように)、確実にLED搭載面6a及びワイヤー接続面7aに凸部の先端面を面接触させて密着させることが重要になる。なお、ウェットブラストなどの物理研磨を行う際のブラスト圧などは、樹脂バリの厚さ、研磨速度に合わせて適宜設定すればよい。
ここで、上記のリードフレーム基板Bの製造方法では(図5では)、一つのリードフレーム基板Bを製造するように説明を行ったが、このリードフレーム基板Bの製造方法は、一般的なフォトエッチング法を用いているため、リードフレーム基板Bを安価に形成することが可能である。このため、例えば図6及び図7に示すように、多面付けのリードフレーム基板B(複数のリードフレーム部4と樹脂部5を備えたリードフレーム基板B)を安価に供給(形成)することも可能である。
また、図6中の符号27は吊りリード、符号28はタイバーであり、このような吊りリード27やタイバー28によってエッチング加工処理後のパッド6及び電極7が支持(保持)され、必要な期間、パッド6及び電極7の脱落が防止される。なお、図2及び図3においては、吊りリード27、タイバー28が省略されている。
また、吊りリード27及びタイバー28は、その厚さが例えば放熱部11、14の厚さt3と同等とされ、薄く形成されている。このため、真空プレス加工時に充填樹脂25が吊りリード27やタイバー28によって堰き止められ、塗れ広がりの妨げになることがない。これにより、多面付けされたリードフレーム基板Bを製造する場合であっても、樹脂部5に気泡が残存することがなく、高品質で信頼性の高いリードフレーム基板Bが形成される。また、一度に複数のリードフレーム基板Bを製造できることに加え、このように欠陥がなくなるため、製造歩留まりが向上し、製造コストを低減することが可能になる。
そして、上記のようにリードフレーム基板Bを製造した段階で、LEDチップ1をLED搭載面6a上に固着して搭載するとともに、LEDチップ1とワイヤー接続面7aに金線などのワイヤー2をボンディングし(ワイヤーボンディングやチップボンディングを行い)、このワイヤー2を介してLEDチップ1と電極7を接続する。さらに、リフレクター部16によって形成されたチップ収容空間17内に透明の封止樹脂3を充填し、この封止樹脂3によってLEDチップ1及びワイヤー2を封止する。
また、このようにワイヤー2のボンディング及び封止樹脂3の充填を終えた段階で、吊りリード27及びタイバー28を切断して個片化することにより、LEDモジュールAの製造が完了する。このとき、吊りリード27及びタイバー28を切断刃によって切断するが、吊りリード27及びタイバー28の厚さが放熱部11、14の厚さt3と同等で薄く形成されているため、切断刃にかかる負担が少なく、切断刃の寿命を長くすることが可能である。
ここで、本実施形態のリードフレーム基板Bの製造方法で用いるリフレクター部16を形成するためのキャビティー構造を有する樹脂版24は、次のようにして製作する。図8(a)に示すように、金属板又は樹脂板をドリル又はルーターによりザグリ加工し、リフレクター部16に対応する形状のブラインド穴30aを加工した凹版30を用意する。
そして、図8(b)に示すように、この凹版30に熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂31を塗工して硬化させ、図8(c)に示すように、熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂31を凹版30から剥離する。これにより、リフレクター部16を形成するための凸部24aを備えた樹脂版24が得られる。なお、この樹脂版24の厚さは、樹脂31の特性に対応させて適宜設定すればよい。
一方、凹版30のブラインド穴30aの加工面に凹凸があると、樹脂版24の凸部24a、特にリードフレーム部4のパッド6のLED搭載面6a及び電極7のワイヤー接続面7aに密着することが必要な凸部24aの先端面に凹凸が引き継がれてしまい、パッド6や電極7に樹脂バリを発生させる。そして、このようなパッド6や電極7に樹脂バリが生じた場合であっても研磨処理で除去することが可能であるが、本実施形態のリードフレーム基板Bのようにリフレクター部16を一体成型する場合には、研磨処理によってリフレクター部16に損傷を与えるおそれがあるため、凹版30のブラインド穴30aの加工面の平坦性を確保することが望ましい。
また、樹脂版24に使用する熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂31としては、表面にタックがあり、多少の柔軟性を備えているものが好ましい。すなわち、柔軟性のある樹脂31を用いることにより、真空チャンバー内でプレス加工する際、リードフレーム部4に追従して確実にキャビティーHを充填樹脂25で埋めることができる。そして、このように、リフレクター部16を形成するためのキャビティー構造を有する樹脂版24の選定は非常に重要であるため、樹脂版24に用いる熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂31として、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂など、凹版30や充填樹脂25からの離型に優れる樹脂材料を用いることが望ましい。
そして、上記のように製造した樹脂版24は、リフレクター部16に対応する形状のブラインド穴30aを加工した凹版30があれば、安価に大量に製作することが可能である。また、リフレクター部16の形状の変更には、このリフレクター部16に対応したブラインド穴30aを金属板、樹脂板に加工することによって柔軟に対応することができる。すなわち、従来の金型を製作する場合と比較し、容易に樹脂版24を製造することが可能であるため、非常に低コストでリフレクター部16の形状の変更に対応することが可能になる。
したがって、本実施形態の発光素子用リードフレーム基板Bの製造方法(及び発光素子用リードフレーム基板B並びに発光モジュールA)によれば、樹脂版24をリードフレーム部4の表面6a、7a側に配設し、樹脂版24とリードフレーム部4の間にリフレクター部16の形状に応じたキャビティーHを形成し、リードフレーム部4の裏面6b、7bに塗工した充填樹脂25を加圧して、キャビティーH内に充填樹脂25を塗り広げて充填することが可能になる。そして、この樹脂版24が封止部15及びリフレクター部16の形状に応じたキャビティー構造を有して形成されているため、リフレクター部16を一体成型した発光素子用リードフレーム基板Bを一般的なフォトエッチング法を用いて製造することが可能になる。また、非常に高価な金型ではなく、安価に製作することが可能な樹脂版24を用いてリフレクター部16を一体成型するため、製造コストの上昇を招くことなく、リフレクター部16の形状の変更に柔軟に対応することが可能になる。
また、放熱部11、14を備えることで、LEDチップ1の駆動熱や環境条件によって生じる熱を拡散させ、この放熱部11、14から外部に放熱して、LEDチップ1側に熱を蓄積させないようにすることが可能になる。また、リフレクター部16を備えることで、光利用効率を向上させることが可能になる。
これにより、リフレクター部16を位置決め及び固定して取り付ける必要がなく、容易に且つ効率的にリフレクター一体成型発光素子用リードフレーム基板Bを製造することが可能になる。また、容易にリフレクター部16の形状に応じたキャビティー構造を有する樹脂版24を製作することができるため、リフレクター部16の形状の変更に柔軟に対応することが可能になる。よって、リフレクター部16を一体成型して、低コストで、大量に発光素子用リードフレーム基板B及び発光モジュールAを製造することが可能になるとともに、高放熱特性と高光利用特性を備える発光素子用リードフレーム基板B及び発光モジュールAを製造することが可能になる。
また、本実施形態の発光素子用リードフレーム基板Bの製造方法(及び発光素子用リードフレーム基板B並びに発光モジュールA)においては、例えばエッチング工程後にパッド6と電極7にメッキ処理を施しておくことによって、LEDチップ1のパッド6への搭載、ワイヤー2の電極7への接続、発光素子用リードフレーム基板Bの実装基板への搭載などを好適に行うことが可能になる。
さらに、樹脂版24の剥離後に樹脂部5を研磨することによって樹脂バリを除去することができ、信頼性の高い発光素子用リードフレーム基板Bにすることが可能になる。
また、金属板又は樹脂板にブラインド穴30aを加工形成した凹版30を用いて樹脂版24を製作することで、容易に大量の樹脂版24を製作することができ、さらに、リフレクター部16の形状の変更に対し、凹版30のブラインド穴30aの形状を変えるだけで柔軟に対応することができ、確実に製造コストの上昇を抑えることが可能になる。
さらに、リフレクター部16を形成する充填樹脂25に高光反射特性を有する樹脂を用いることによって、確実に光反射特性に優れた発光素子用リードフレーム基板Bひいては発光モジュールAを形成することが可能になる。
また、樹脂加圧/硬化工程において、真空チャンバー内で加圧することによって、充填樹脂25をキャビティーH内に均一に塗れ広げることが可能になり、さらに、充填樹脂25内に生じた空隙を無くし、充填樹脂25内にボイドが生じることを防止(抑制)しながら塗れ広げることが可能になる。これにより、信頼性の高い発光素子用リードフレーム基板Bひいては発光モジュールAを形成することが可能になる。
以上、本発明に係る発光素子用リードフレーム基板の製造方法及び発光素子用リードフレーム基板並びに発光モジュールの一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 LEDチップ(発光素子)
2 ワイヤー
3 封止樹脂
4 リードフレーム部
5 樹脂部
5a 表面
5b 裏面
6 パッド
6a LED搭載面(発光素子搭載面、上面、表面)
6b 放熱面(下面、裏面)
7 電極
7a ワイヤー接続面(上面、表面)
7b 放熱面(下面、裏面)
8 リードフレーム基板の表面
9 リードフレーム基板の裏面
10 LED搭載部(発光素子搭載部)
11 放熱部
12 段部
13 ワイヤー接続部
14 放熱部
15 封止部
16 リフレクター部
17 チップ収容空間
20 金属板
20a 表面
20b 裏面
21 レジスト
22 レジストパターン
23 開口部
24 樹脂版
24a 凸部
25 充填樹脂
26 離型フィルム
27 吊りリード
28 タイバー
30 凹版
30a ブラインド穴
31 熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂
A LEDモジュール(発光モジュール)
B リードフレーム基板(発光素子用リードフレーム基板)
H キャビティー
S1 発光素子搭載面の面積
S2 パッドの放熱面の面積
S3 ワイヤー接続面の面積
S4 電極の放熱面の面積
t1 パッド及び電極の厚さ
t2 発光素子搭載部及びワイヤー接続部の厚さ
t3 放熱部の厚さ

Claims (8)

  1. 発光素子を搭載するパッドと、ワイヤーを介して前記パッドに搭載した発光素子と電気的に接続する電極を備えるとともに、光利用効率を向上させるためのリフレクター部を備える発光素子用リードフレーム基板を製造する方法であって、
    前記発光素子用リードフレーム基板は、発光素子搭載部及び放熱部を有する前記パッドとワイヤー接続部及び放熱部を有する前記電極とを備えるリードフレーム部と、該リードフレーム部を封止する封止部及び前記リフレクター部を備える樹脂部とが一体に形成され、
    金属板の表面及び/又は裏面にレジストを積層するレジスト積層工程と、
    前記パッドと前記電極のパターンを有するフォトマスクを用いて露光、現像し、前記金属板の表面及び/又は裏面にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程と、
    前記金属板をエッチングし、前記レジストパターンを剥離して、前記パッド及び前記電極を備えた前記リードフレーム部を形成するエッチング工程と、
    前記封止部及び前記リフレクター部の形状に応じたキャビティー構造を有する樹脂版を、前記パッドの発光素子搭載面と前記電極のワイヤー接続面に面接触させるようにして前記リードフレーム部の表面側に配設する樹脂版設置工程と、
    前記リードフレーム部の裏面に充填樹脂を塗工するとともに、塗工した前記充填樹脂上に離型フィルムを配設する充填樹脂塗工工程と、
    前記離型フィルムを介して前記充填樹脂を加圧し、前記エッチングによって形成された前記リードフレーム部の開口部から、前記樹脂版と前記リードフレーム部の間のキャビティー内に前記充填樹脂を充填して硬化させ、前記封止部及び前記リフレクター部を備える前記樹脂部を成型する樹脂加圧/硬化工程とを備えて製造することを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  2. 請求項1記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、
    少なくとも前記パッドの発光素子搭載面と前記電極のワイヤー接続面にメッキ処理を施すメッキ処理工程を備えていることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、
    前記樹脂部を研磨する樹脂研磨工程を備えていることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、
    前記樹脂版は、金属板又は樹脂板に前記リフレクター部の形状に応じたテーパー状のブラインド穴を加工形成してなる凹版に、熱硬化性樹脂あるいは光硬化性樹脂を塗工して硬化させ、該樹脂を前記凹版から剥離して製作したものであることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、
    前記充填樹脂が高光反射特性を有する樹脂であることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法において、
    前記樹脂加圧/硬化工程は、真空チャンバー内で加圧して前記充填樹脂を前記キャビティー内に充填、硬化させることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板の製造方法。
  7. 発光素子を搭載するパッドと、ワイヤーを介して前記パッドに搭載した発光素子と電気的に接続する電極を備えるとともに、光利用効率を向上させるためのリフレクター部を備える発光素子用リードフレーム基板であって、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の発光素子用リードフレーム基板の製造方法を用いて製造され、
    発光素子搭載部及び放熱部を有する前記パッドとワイヤー接続部及び放熱部を有する前記電極とを備えるリードフレーム部と、該リードフレーム部を封止する封止部及び前記リフレクター部を備える樹脂部とを一体形成して構成されていることを特徴とする発光素子用リードフレーム基板。
  8. 請求項7記載の発光素子用リードフレーム基板の前記パッドの発光素子搭載面に発光素子を搭載し、該発光素子と前記電極のワイヤー接続面にワイヤーを接続し、前記発光素子と前記ワイヤーを透明の封止樹脂で封止して形成されていることを特徴とする発光モジュール。
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