JP2011077084A - Led照明装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえばLEDチップを容易に透光部材で覆うことができるLED照明装置および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】LED照明装置A1は、基板1の表面1aに形成され、その周縁が凸閉曲線で表される陽極パターン11と、陽極パターン11上に搭載されたLEDベアチップ2と、陽極パターン11の周縁内に、陽極パターン11とは非接続で形成された陰極パターン12と、LEDベアチップ2と陰極パターン12とを結ぶボンディングワイヤ22と、を備え、陽極パターン11上に形成され、LEDベアチップ2およびボンディングワイヤ22を覆う樹脂からなる透光部材4を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、たとえば蛍光灯または冷陰極管などの代替手段として用いるLED照明装置、およびこれを用いた液晶表示装置に関する。
図9は、従来のLED照明装置に用いられる半導体発光デバイスの一例を示している(たとえば、特許文献1)。同図に示された半導体発光デバイスXは、凹部91を有する筐体92、青色LED93、外部接続端子94,95、および透光部材96を備えている。
筐体92は、たとえば樹脂からなる。青色LED93は、凹部91の底部に配置されており、青色光を発する。青色LED93は、2本のボンディングワイヤ97,98を介して外部接続端子94,95にそれぞれ接続されている。外部接続端子94,95は、青色LED93の電極端子である。外部接続端子94,95は、それぞれ凹部91の底面から筐体92の側部を貫通して外部に露出している。透光部材96は、透明樹脂からなり、黄色蛍光材料(図略)が含有されている。透光部材96は、凹部91内に収容され、青色LED93、ボンディングワイヤ97,98および外部接続端子94,95の一部を覆っている。なお、筐体92の凹部91の側壁92aは、青色LED93からの光を反射する反射面として機能する。
上記構成によると、半導体発光デバイスXに電圧が印加されると、青色LED93からの光は主として青色LED93の主出射方向(図9における上方向)を中心にして放射状に出射される。出射された青色光は、一部が透光部材96を透過しつつ、他の一部が黄色系蛍光材料に進行する。黄色系蛍光材料は、たとえば青色光によって励起されることにより黄色光を発する。そして、青色光と黄色光とが混色することにより生成された白色光が、透光部材96から外部に向けて出射される。
上記半導体発光デバイスXでは、白色光を出射するために黄色系蛍光材料を含む透光部材96で青色LED93を覆う構成とされている。そして、この構成を実現するために、筐体92に凹部91を設け、この凹部91内に、透光部材96を青色LED93とともに収容するようにしている。しかしながら、筐体92に凹部91を形成する場合、所定の金型などを用いて筐体92を加工する必要がある。そのため、半導体発光デバイスXを製作する上で、煩雑な作業が発生しまた製作コストもかかる。
また、外部接続端子97,98は、外部から電力を供給する必要があるため、端部を筐体92の外部に露出させている。しかしながら、端部を外部に露出させようとする場合、外部接続端子97,98を、凹部91の底面から筐体92の側部を貫通させて露出させる必要がある。この場合も、半導体発光デバイスXを製作する上で、煩雑な作業が発生し製作コストがかかる。
再公表2003−21691号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、たとえばLEDチップを覆う透光部材を容易に形成することができるLED照明装置および液晶表示装置を提供することをその課題とする。
本発明の第1の側面によって提供されるLED照明装置は、基板の表面に形成され、その周縁が凸閉曲線で表される第1電極パターンと、上記第1電極パターン上に搭載されたLEDチップと、上記第1電極パターンの周縁内に、上記第1電極パターンとは非接続で形成された第2電極パターンと、上記LEDチップと上記第2電極パターンとを結ぶ第1ワイヤと、を備え、上記第1電極パターン上に形成され、上記LEDチップおよび上記第1ワイヤを覆う樹脂からなる透光部材を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、第1電極パターンは、その周縁が凸閉曲線で表される形状に形成されているので、透光部材を電極パターン上にたとえばポッティング処理などを用いてドーム状に形成することができる。そのため、従来の構成のように筐体に透光部材を収容するための凹部を形成するといった煩雑な作業を必要とすることがなく、LEDチップを覆う透光部材を容易に形成することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LEDチップと上記第1電極パターンとを結ぶ第2ワイヤをさらに備え、上記第2ワイヤは、上記透光部材に覆われている。このような構成によれば、LEDチップに第1および第2ワイヤを介して電力が供給されるので、いわゆる2ワイヤ型のLEDチップであっても好適に用いることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板に形成された複数の上記第1および第2電極パターン、上記複数の第1電極パターンに各別に搭載された複数の上記LEDチップ、上記複数の第2電極パターンと上記複数のLEDチップとを各別に結ぶ複数の上記第1ワイヤ、および上記複数のLEDチップおよび上記複数の第1ワイヤを各別に覆う複数の上記透光部材を備え、上記基板の厚み方向に貫通する貫通孔内に設けられた導通部材を介して上記基板の裏面側に形成された複数の第3電極パターンをさらに備え、上記複数のLEDチップは、上記複数の第3電極パターンを介して互いに直列接続されている。このような構成によれば、基板上に、LEDチップ、第1および第2電極パターン、第1ワイヤ並びに透光部材からなる発光デバイスを複数設けることができるとともに、複数のLEDチップに第3電極パターンおよび導通部材を介して電力を適切に供給することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各透光部材の上記各第1電極パターンに接する面の周縁は、上記各第1電極パターンの周縁と一致している。このような構成によれば、たとえば透光部材を、第1電極パターンの周縁の形状に合った適切な形状に形成することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各第1電極パターンは、平面視で円形状に形成されている。このような構成によれば、たとえばポッティング処理により透光部材の材料である液状樹脂を第1電極パターン上に注いだ場合に、第1電極パターンから液状樹脂がはみ出ることを好適に抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各透光部材は、その外形がドーム状に形成されている。このような構成によれば、LEDチップからの光を、ドーム状の透光部材の周囲に良好に出射することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各透光部材は、外部に露出している。このような構成によれば、透光部材から出射される光を遮ることなく、外部に進行させることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各透光部材は、透明な樹脂と、およびこの樹脂に混入され、上記各LEDチップからの光によって励起されることにより上記各LEDチップからの光とは異なる波長の光を発する蛍光材料とからなる。このような構成によれば、LEDチップからの光を透光部材に進行させることにより、所望の色の光(たとえば白色光)を好適に透光部材から出射させることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップには、これらを直列接続させる上記複数の第3電極パターンのうち両端に配置されたもののみに対して端子接続されることにより電力供給がなされる。このような構成によれば、LEDチップに対して電力を適切に供給することができる。
本発明の第2の側面によって提供される液晶表示装置は、本発明の第1の側面によって提供されるLED照明装置と、上記LED照明装置からの光を画素単位で透過させまたは遮蔽することが可能な液晶パネルと、を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、上記LED照明装置を液晶表示装置のバックライトとして好適に用いることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に基づくLED照明装置およびこれを用いた液晶表示装置を示す分解斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示すLED照明装置の要部斜視図である。 図1に示すLED照明装置の要部拡大平面図である。 図1に示すLED照明装置の要部拡大裏面図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 図4のVII−VII線に沿う断面図である。 変形例の液晶表示装置を示す分解斜視図である。 従来のLED照明装置に用いられる半導体発光デバイスの一例を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る液晶表示装置の一例を示している。本実施形態の液晶表示装置B1は、複数のLED照明装置A1、筐体5、拡散板6、および液晶パネル7を備えており、たとえば家庭で用いられるいわゆる薄型テレビとして構成されている。
筐体5は、浅底箱状であり、複数のLED照明装置A1、拡散板6、および液晶パネル7を収容するものである。
LED照明装置A1は、液晶表示装置B1のいわゆるバックライトとして用いられるものである。本実施形態においては、各LED照明装置A1は、それぞれ細長状に形成されており、白色光Lwを発する構成とされている。
拡散板6は、LED照明装置A1からの光を透過させつつ、拡散させるためのものである。拡散板6は、LED照明装置A1と液晶パネル7との間に配置されている。拡散板6は、たとえば乳白色を呈した半透明の樹脂からなり、たとえば、その片面あるいは両面が凹凸状とされている。
液晶パネル7は、たとえば隙間を隔てて互いに対向する一対の透明基板と、これらの透明基板に挟まれた液晶層とを備えている。上記透明基板には、パッシブマトリクス方式、あるいはアクティブマトリクス方式の複数の画素電極(図示略)が組み込まれている。これらの画素電極に電圧を印加すると、上記液晶層の配向特性が変化する。これにより、液晶パネル7は、画素ごとに光を透過させ、あるいは遮蔽することが可能に構成されている。
図3ないし図7は、LED照明装置A1の構成を示している。LED照明装置A1は、図3に示すように、基板1、複数のLEDベアチップ2、複数のツェナーダイオード3および複数の透光部材4を備えている。なお、図4では、透光部材4を省略している。
基板1は、平板状とされており、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる。基板1の表面1aには、図4、図6および図7に示すように、陽極パターン11、陰極(グランド)パターン12、および反射層13が形成されている。裏面1bには、図5ないし図7に示すように、裏面陽極パターン14および裏面陰極パターン15が形成されている。陽極パターン11、陰極パターン12、裏面陽極パターン14および裏面陰極パターン15は、LEDベアチップ2に対して電力を供給するためのものである。
陽極パターン11は、LEDベアチップ2の数と等しい数だけ形成されている。複数の陽極パターン11は、基板1の長手方向に沿ってほぼ等間隔で配置されている。陽極パターン11は、たとえばCuなどからなる。陽極パターン11は、表面1aにCuからなる膜を形成し、これをエッチングすることにより得られる。陽極パターン11は、図4に示すように、その周縁が凸閉曲線で表される形状に形成されている。本実施形態では、陽極パターン11は、たとえば円形状に形成されている。
ここで、凸閉曲線とは、その閉曲線上の任意の2点を結ぶ線分がその閉曲線内あるいは閉曲線上に位置する曲線をいう。すなわち、ここでいう凸閉曲線で表される形状とは、陽極パターン11の形状がたとえばひょうたんのような内側に向けて凹んだ凹部を有する形状を含まない意味である。したがって、陽極パターン11の形状は、円形状に限らず、たとえば楕円形状などであってもよい。また、陽極パターン11の形状は、周縁に直線を含む四角形状や三角形状であってもよい。
陽極パターン11の周縁内には、基板1の厚み方向に貫通する複数(図4では2個)のスルーホール16が形成されている。スルーホール16の内表面には、図7に示すように、導通部材16aが形成されている。導通部材16aは、たとえばCuのめっきが施されてなる。導通部材16aは、陽極パターン11と導通している。
陰極パターン12は、たとえばCuなどからなり、陽極パターン11の周縁内に形成されている。すなわち、陽極パターン11には、開口部17が形成されている。陰極パターン12は、この開口部17内にたとえば略矩形状に形成されている。陰極パターン12は、陽極パターン11と間隔を隔てて設けられており、陽極パターン11とは非接続とされている。
陰極パターン12の周縁内には、基板1の厚み方向に貫通する1個のスルーホール18が形成されている。スルーホール18の内表面には、導通部材(図略)が形成されている。導通部材は、たとえばCuのめっきが施されてなる。導通部材は、陰極パターン12と導通している。
反射層13は、図4に示すように、陽極パターン11の周縁の外側領域を、ほぼ覆うように形成されている。反射層13は、たとえば白色のレジスト材料からなる。
裏面陽極パターン14は、たとえばCuなどからなる。裏面陽極パターン14は、図5に示すように、基板1の長手方向に沿って延び、端部の一部が突出した帯状に形成されている。裏面陽極パターン14は、図7に示すように、上記スルーホール16の導通部材16aを介して陽極パターン11と導通している。
裏面陰極パターン15は、たとえばCuなどからなる。裏面陰極パターン15も、図5に示すように、基板1の長手方向に沿って延び、端部の一部が突出した帯状に形成されている。裏面陰極パターン15は、裏面陽極パターン14と間隔を隔てて設けられており、裏面陽極パターン14とは非接続とされている。裏面陰極パターン15は、上記スルーホール18の導通部材を介して陰極パターン12と導通している。なお、各スルーホール16,18には、図には示していないが、たとえば絶縁材料が充填されている。
裏面陽極パターン14および裏面陰極パターン15は、本発明で言う第3電極パターンの一例に相当する。隣り合うLEDベアチップ2について、ある第3電極パターンは、一方のLEDベアチップ2に対しては裏面陽極パターン14として機能し、他方のLEDベアチップ2に対しては裏面陰極パターン15として機能する。すなわち、複数のLEDベアチップ2は、複数の裏面陽極パターン14および裏面陰極パターン15を介して互いに直列に接続されている。複数のLEDベアチップ2に対する電力供給は、複数の裏面陽極パターン14および裏面陰極パターン15のうち電気的に両端に位置するもの、本実施形態においては基板1の両端に配置されたもののみにVcc端子接続およびGND端子接続されることによってなされる。
LEDベアチップ2は、図4および図6に示すように、陽極パターン11のほぼ中央に搭載されている。LEDベアチップ2と陽極パターン11との間には、図示しない絶縁部材が介在されている。LEDベアチップ2は、それから発せられる光の主出射方向(図6における上方)を中心としてほぼ放射状にたとえば青色光Lbを発する。LEDベアチップ2は、たとえばGaN基板と、これに積層されたn型半導体層、活性層、p型半導体層、p側電極、およびn側電極(いずれも図示略)を有している。n型半導体層およびp型半導体層は、たとえばGaN系半導体からなる。活性層は、n型半導体層およびp型半導体層によって挟まれており、多重量子井戸(MQW)構造を有している。
上記p側電極は、p型半導体層に導通しており、n側電極は、n型半導体層に導通している。p側電極(アノード電極)には、ボンディングワイヤ21の一端が接合されている。ボンディングワイヤ21の他端は、陽極パターン11に接合されている。n側電極(カソード電極)には、ボンディングワイヤ22の一端が接合されている。ボンディングワイヤ22の他端は、陰極パターン12に接合されている。このように、LEDベアチップ2は、2本のボンディングワイヤ21,22を介して電力が供給される、いわゆる2ワイヤ型のLEDベアチップとして構成されている。LEDベアチップ2は、その平面視寸法がたとえば0.8mm×0.4mm程度、厚さがたとえば0.23mm程度である。
ツェナーダイオード3は、図4に示すように、陽極パターン11上に搭載されている。ツェナーダイオード3は、過大な逆電圧からLEDベアチップ2を保護するためのものである。ツェナーダイオード3は、その底面がカソード電極とされ、その上面がアノード電極とされている。カソード電極は、陽極パターン11と直接的に導通されている。アノード電極には、ボンディングワイヤ23の一端が接合されている。ボンディングワイヤ23の他端は、陰極パターン12に接合されている。ツェナーダイオード3は、その平面視寸法がたとえば0.27mm角程度、厚さがたとえば0.12mm程度である。
透光部材4は、主としてたとえばシリコンなどの透明な樹脂からなる。透光部材4は、たとえばその材料である液状樹脂を陽極パターン11上に注ぎ、硬化させるポッティング処理により形成される。透光部材4は、LEDベアチップ2、ボンディングワイヤ21,22,23、ツェナーダイオード3、陽極パターン11および陰極パターン12を覆うたとえばドーム状に形成されている。透光部材4は、その表面が外部に露出している。透光部材4の陽極パターン11に接する面の周縁は、陽極パターン11の周縁と一致している。透光部材4は、LEDベアチップ2、ボンディングワイヤ21,22,23、ツェナーダイオード3、陽極パターン11および陰極パターン12を保護する機能を有する。
透光部材4には、たとえばYAG系の蛍光材料が含有されている。蛍光材料は、たとえば青色光Lbによって励起されることにより黄色光Lyを発するものである。この蛍光材料により、LEDベアチップ2が発光すると、LED照明装置A1からは、青色光Lbと黄色光Lyとが混色することにより生成された白色光Lwが出射される。上記蛍光材料は、その粒径がたとえば10μm程度であり、たとえば一般的な蛍光灯に用いられる蛍光物質よりも粒径が大とされている。
本実施形態では、1つの透光部材4は、LEDベアチップ2、ボンディングワイヤ21,22,23、ツェナーダイオード3、陽極パターン11および陰極パターン12をそれぞれ1つずつ覆っている。この透光部材4とそれに覆われた各部材との構成は、1つの発光デバイスとして機能する。したがって、LED照明装置A1は、基板1上に発光デバイスとして機能する構成を複数備えることになる。
次に、LED照明装置A1および液晶表示装置B1の作用について説明する。
本実施形態によれば、陽極パターン11は、その周縁が凸閉曲線で表される形状、たとえば円形状に形成されている。陽極パターン11は、基板1の表面1a上に微細な膜を生じて形成されるので、表面1aとの境である陽極パターン11の周縁には、段差が生じる。透光部材4を形成するために、液状樹脂を用いてポッティング処理が施されると、陽極パターン11の周縁では、上記段差によって液状樹脂に表面張力が生じる。これにより、液状樹脂は、上記周縁において堰き止められる。そのため、液状樹脂は、陽極パターン11の周縁の外側にはみ出ることはない。したがって、適量の液状樹脂を注ぐことにより、透光部材4がたとえばドーム状に形成される。したがって、従来の構成のように、筐体92に透光部材96を収容するための凹部91を形成するといった煩雑な作業を必要とすることなく、透光部材4を容易に形成することができる。
また、透光部材4の陽極パターン11に接する面の周縁は、陽極パターン11の周縁と一致している。そのため、透光部材4を、陽極パターン11の周縁の形状に合った形状に形成することができる。たとえば上記実施形態で示したように、陽極パターン11の周縁が円形状であれば、透光部材4をドーム状に形成することができる。
本実施形態によれば、LED照明装置A1が点灯状態になると、LEDベアチップ2からは主出射方向を中心としてほぼ放射状に青色光Lbが出射される。LEDベアチップ2からの青色光Lbは、透光部材4で一部が透過し、他の一部が蛍光材料により黄色光Lyとして出射される。LEDベアチップ2からの光は、白色光Lwとして外部に放射される。本実施形態では、透光部材4はドーム状に形成されているので、LEDベアチップ2の主出射方向、斜め上方および基板1の面内方向などに向けて、透光部材4の周囲に広がるように白色光Lwを出射させることができる。
また、透光部材4は、その表面が外部に露出しており、外周面にたとえば形状を維持するための保護層などが形成されていない。そのため、透光部材4から出射される白色光Lwの進行を妨げることなく、白色光Lwを外部に良好に出射させることができる。
また、本実施形態では、陽極パターン11の周縁内に陰極パターン12が形成されている。そのため、LEDベアチップ2およびツェナーダイオード3と陰極パターン12とを結ぶボンディングワイヤ22,23を透光部材4内に収容することができる。したがって、ボンディングワイヤ22,23を適切に保護することができるとともに、透光部材4の表面がボンディングワイヤ22,23などによって凹凸になることを抑制することができる。
陽極パターン11は、スルーホール14の導通部材14aを介して裏面陽極パターン14に導通している。また、陰極パターン12は、スルーホール16の導通部材を介して裏面陰極パターン15に導通している。そのため、LEDベアチップ2に対する電力を、裏面1b側から表面1a側に適切に供給することができる。したがって、従来の構成のように、LEDベアチップ2に電力を供給するために外部接続端子97,98を筐体92の側部を貫通させて外部に露出させるといった煩雑な製造作業を必要とすることがない。また、本実施形態では、陽極パターン11の周縁内において裏面1b側から表面1a側に電力を供給することができる。そのため、たとえば陽極パターン11に対して電力を供給するための配線パターンを、別途設ける必要がない。したがって、陽極パターン11を凹凸のないたとえば円形状に良好に形成することができる。
また、表面1aには、白色のレジスト材料からなる反射層13が形成されているので、透光部材4から出射した光を上方に向けて反射させることができる。
本発明に係るLED照明装置および液晶表示装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明装置および液晶表示装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
たとえば透光部材4の形状は、ドーム状に限らず、半球形状でもよく、あるいは断面円弧状の球形状であってもよい。透光部材4は、LEDベアチップ2、ボンディングワイヤ21,22,23、ツェナーダイオード3、陽極パターン11および陰極パターン12を適切に覆うのであれば、陽極パターン11の表面1aに接する面の周縁が陽極パターン11の周縁と一致せずに形成されてもよい。
たとえば、LEDベアチップ2としては、青色光Lbを発するものに限定されず、青色光〜紫外光に含まれる波長領域の光を発するものであれば、蛍光材料を励起することにより白色光を生成する源光として用いることができる。蛍光材料としては、青色光によって励起されることにより黄色光を発するものに限定されず、たとえば青色光によって励起されることにより緑色光を発する蛍光材料と赤色光を発する蛍光材料とを混合して用いてもよい。
また、複数のLEDベアチップ2として、単色を発するもののみを用いることに限定されない。たとえば、複数のLEDベアチップ2として、赤色光、緑色光、および青色光を発するものを用意し、図4に示した配置において、これらの色を発するものを順に配列させてもよい。
また、LEDベアチップ2としては、上記実施形態に示す構成に限定されず、たとえばいわゆる1ワイヤ型のLEDベアチップやワイヤを有しないフリップチップ型のLEDベアチップが採用されてもよい。
また、本発明にかかるLED照明装置は、その用途に応じて種々の形状とすることができる。たとえば図8に示すように、LED照明装置A2はU字状とされ、液晶表示装置B2は、そのLED照明装置A2が複数配置されるものであってもよい。あるいは、LED照明装置は、リング状であってもよい。
また、本発明にかかるLED照明装置は、液晶表示装置のバックライトとして用いられるのに適しているが、その用途はこれに限定されず、様々な電化製品の光源、さらには蛍光灯の代替手段として広く用いることができる。
A1,A2 LED照明装置
B1,B2 液晶表示装置
1 基板
2 LEDベアチップ
3 ツェナーダイオード
4 透光部材
5 筐体
6 拡散板
7 液晶パネル
11 陽極パターン
12 陰極パターン
13 反射層
14 裏面陽極パターン
15 裏面陰極パターン
16,18 スルーホール
16a 導通部材
17 開口部
21〜23 ボンディングワイヤ

Claims (10)

  1. 基板の表面に形成され、その周縁が凸閉曲線で表される第1電極パターンと、
    上記第1電極パターン上に搭載されたLEDチップと、
    上記第1電極パターンの周縁内に、上記第1電極パターンとは非接続で形成された第2電極パターンと、
    上記LEDチップと上記第2電極パターンとを結ぶ第1ワイヤと、を備え、
    上記第1電極パターン上に形成され、上記LEDチップおよび上記第1ワイヤを覆う樹脂からなる透光部材を備えることを特徴とする、LED照明装置。
  2. 上記LEDチップと上記第1電極パターンとを結ぶ第2ワイヤをさらに備え、
    上記第2ワイヤは、上記透光部材に覆われている、請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 上記基板に形成された複数の上記第1および第2電極パターン、上記複数の第1電極パターンに各別に搭載された複数の上記LEDチップ、上記複数の第2電極パターンと上記複数のLEDチップとを各別に結ぶ複数の上記第1ワイヤ、および上記複数のLEDチップおよび上記複数の第1ワイヤを各別に覆う複数の上記透光部材を備え、
    上記基板の厚み方向に貫通する貫通孔内に設けられた導通部材を介して上記基板の裏面側に形成された複数の第3電極パターンをさらに備え、
    上記複数のLEDチップは、上記複数の第3電極パターンを介して互いに直列接続されている、請求項1または2に記載のLED照明装置。
  4. 上記各透光部材の上記各第1電極パターンに接する面の周縁は、上記各第1電極パターンの周縁と一致している、請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 上記各第1電極パターンは、平面視で円形状に形成されている、請求項3または4に記載のLED照明装置。
  6. 上記各透光部材は、その外形がドーム状に形成されている、請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 上記各透光部材は、外部に露出している、請求項3ないし6のいずれかに記載のLED照明装置。
  8. 上記各透光部材は、透明な樹脂と、およびこの樹脂に混入され、上記各LEDチップからの光によって励起されることにより上記各LEDチップからの光とは異なる波長の光を発する蛍光材料とからなる、請求項3ないし7のいずれかに記載のLED照明装置。
  9. 上記複数のLEDチップには、これらを直列接続させる上記複数の第3電極パターンのうち両端に配置されたもののみに対して端子接続されることにより電力供給がなされる、請求項3ないし8のいずれかに記載のLED照明装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のLED照明装置と、
    上記LED照明装置からの光を画素単位で透過させまたは遮蔽することが可能な液晶パネルと、
    を備えることを特徴とする、液晶表示装置。
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