JP2009099881A - 発光装置及びこれを用いた発光モジュールとバックライト装置 - Google Patents

発光装置及びこれを用いた発光モジュールとバックライト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、発光領域が広く、高輝度な発光装置、および均一な輝度の面発光が得られる発光モジュールまたはバックライト装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
発光素子2と、発光素子2を載置する基板3と、基板3上に配置されて発光素子2から発せられる光を反射する反射部材6とを備え、反射部材6には、厚さ方向に貫通し、かつ、一側面が開口する開口部6aが設けられ、発光素子2は、開口部6aに配置されていることを特徴とする発光装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置と、この発光装置を用いた発光モジュール、もしくはバックライト装置に関するものである。
従来、液晶テレビ等の液晶表示装置には、液晶表示パネルを背面側から照明するために面発光する直下型のバックライト装置が備えられている。
このようなバックライト装置の光源としては、駆動回路が簡素であり、発光効率が高く、色再現性に優れて薄型化にも対応することができる発光ダイオード(LED)等からなる発光素子が用いられている。ここで、発光素子は点光源であるので、バックライト装置が面発光を得るためには、複数の発光素子を搭載した発光モジュールを形成する必要がある。
しかし、複数の発光素子を搭載した発光モジュールは、隣り合う発光素子により横方向の光量が強められる一方、液晶表示パネルが配置される上方向は、隣り合う発光素子によって強められずに、発光素子自体の光量となってしまう。発光素子自体の光量は弱いために、このような発光モジュールをバックライト装置に備えても液晶表示パネルを表示するための十分な輝度が得られなかった。
そこで、発光素子の周囲に光に指向性を与える部材を備えて、発光素子からの光に上方向への指向性を持たせた発光装置が用いられている。上記した発光装置を搭載した発光モジュールは、隣り合う発光装置によって上方向の光が強められて光量が強められる。そのため、このような発光モジュールを備えたバックライト装置は、液晶表示パネルを表示するための十分な輝度を得ることができる。上述した発光装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている発光装置は、発光素子と、配線層が設けられた基板と、基板に一体成形される発光素子の光を反射する反射鏡面が設けられたケース(指向性を与える部材)と、黄色蛍光体と緑色蛍光体が含有された封止樹脂とを備える。この構成により、発光装置は、黄色蛍光体と、緑色蛍光体とで発光素子から発せられる発光色を波長変換することができるので、バックライト光源としての発光効率、色再現性に優れた発光装置となる。
特開2006−324407号公報
しかし、特許文献1に記載した従来の発光装置は、光が上方向への指向性を有するために、発光装置から出射した光は横方向には広がらず、発光装置の発光領域が狭くなってしまうという問題が生じる。また、このような従来の発光装置を搭載した発光モジュールは、発光装置から出射した光が横方向に広がらないために、発光装置が載置されていない領域の輝度が、発光装置が載置される領域の輝度と比較して暗くなってしまう。そのため、このような発光モジュールを備えたバックライト装置は、面発光の輝度が均一に分布されず、輝度ムラや色ムラが生じる。
本発明は、発光領域が広く、高輝度な発光装置、および均一な輝度の面発光が得られる発光モジュールまたはバックライト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の発光装置は、発光素子と、発光素子を載置する基板と、基板上に配置されて発光素子から発せられる光を反射する反射部材とを備え、反射部材には、厚さ方向に貫通し、かつ、一側面が開口する開口部が設けられ、発光素子は、開口部に配置されていることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光装置において、基板は、開口部の一側面から離間し、かつ、一側面と平行な面の一端部に、外部電極と接続するための端子部が設けられていることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光装置において、開口部は、平面的に見て半円形状に構成されていることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光装置において、開口部は、上方に向かって開口幅が広がるように設けられていることを特徴としている。
また、本発明の発光モジュールは、請求項1〜請求項4に記載の発光装置と、発光装置を載置する基台とを備えることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光モジュールにおいて、発光装置は、端子部が基台と当接するとともに、開口部の一側面が上方を向くように複数配置されることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光モジュールにおいて、複数の発光装置は、発光装置の両端部に、他の発光装置が接するように固定されていることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光モジュールにおいて、発光装置と、隣り合う他の発光装置とが直角をなすように配置されることを特徴としている。
本発明は上記構成の発光モジュールにおいて、発光装置は、基台上に所定の間隔を隔てて複数配列していることを特徴としている。
さらに、本発明のバックライト装置は、請求項6〜請求項9のいずれかに記載の発光モジュールを備えることを特徴としている。
本発明によると、反射部材は、厚さ方向に貫通し、かつ、一側面が開口する開口部が設けられている。そのため、発光素子から発せられる光は、反射部材の厚さ方向に貫通する開口から上方向に出射して、反射部材の一側面に設けられた開口から横方向に出射することができる。これにより、発光装置は、従来の発光装置のように上方向のみではなく、横方向にも発光領域を広げることができる。また、反射部材によって発光素子の光は反射されて指向性を有することができるので、上方向の光が強められて輝度を高めることができる。これにより、発光領域が広く、高輝度な発光装置を実現することができる。
そして、上述した発光装置を搭載した発光モジュールをバックライト装置に用いれば、発光装置の発光領域が上方向だけではなく、横方向にも広がることにより、光の輝度が均一に分布されて液晶表示装置に輝度ムラや色ムラが発生することを防ぐことができる。
また本発明によると、基板は、開口部の一側面と離間し、かつ、一側面と平行な面の一端部に、外部電極と接続するための端子部が設けられる。そのため、発光装置は、一端部が外部電極と当接していれば、発光素子に電流を供給することができる。これにより、例えば、基板と、外部電極とが垂直となるように発光装置を配置することで、反射部材の厚さ方向に貫通する開口から横方向の光を出射して、反射部材の一側面に設けられた開口から上方向の光を出射することもできる。したがって、発光装置が載置される状態に合わせて発光領域を広くすることができる。
また本発明によると、反射部材の開口部が平面的に見て半円形状に構成されている。そのため、発光素子から出射された光が、反射部材に到達して反射されるまでの光の行路長が一定となり、光が反射部材で一様に反射されるので、光の出射方向を揃えて、より高い指向性を有することができる。これにより、より効果的に高輝度な発光装置を得ることができる。
また本発明によると、反射部材の開口部が上方に向かって開口幅が広がるように設けられている。そのため、反射部材の開口部の傾斜角度を変えて反射部材で反射される光の出射方向をかえることができるので、光の指向性を変化することができる。これにより、より効果的に発光領域を広げることができる。
また本発明によると、発光装置は、端子部が基台と当接するとともに、開口部の一側面が上方を向くように複数配置される。そのため、発光装置の基板は基台と垂直に当接することになる。これにより、基板と基台とが平行となるように発光装置を載置した状態と比べて、発光素子を基台からより離間した位置に配置することになる。光は、光源から離れるにつれて広がる性質を有しているので、光源である発光素子を基台から離間した位置に配置することで、光の光達距離を伸ばし、より広範囲に渡って発光領域を広げることができる。また、発光装置が複数配置されるので、より高輝度な発光モジュールを実現することができる。
また本発明によると、複数の発光装置は、発光装置の両端部に、他の発光装置が接するように固定されている。これにより、隣り合う発光装置から出射される横方向の光の発光領域が重なることによって全周囲に発光領域を広げることができる。また、発光装置から出射される上方向の光が隣り合う発光装置から出射される同じく上方向の光と強め合うために、光量が増加して高輝度な発光モジュールとなる。
そして、上述した発光モジュールをバックライト装置に搭載すれば、発光領域が全周囲に広がることにより、面発光の輝度をより均一に分布させることができる。また、上方向の光量が増加することにより高輝度な発光をおこなうバックライト装置を得ることができる。
また本発明によると、発光装置と、隣り合う他の発光装置とが直角をなすように配置される。そのため、発光装置を四方に配するため、隣り合う発光装置の発光領域によって重なり合う領域の光の輝度を均一に近づけることができるので、全周囲に発光される光の輝度をさらに均一に近づけることができる。
そして、上述した発光モジュールをバックライト装置に搭載すれば、より面発光の輝度が均一に分布したバックライト装置を実現することができる。
また本発明によると、発光モジュールの発光装置は、基台上に所定の間隔を隔てて複数配列している。そのため、所定の間隔を隔てて発光装置を複数配置することで、発光装置の発光領域を重ね合わせることで、発光モジュールの発光領域を広げて基台の大きさに合わせて輝度が均一に分布した発光モジュールを実現することができる。
そして、上述した発光モジュールをバックライト装置に搭載すれば、大型の液晶表示装置においても本発明のバックライト装置を用いることができる。
以下に本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(発光装置について)
図1は本実施形態における発光装置の全体斜視図である。図2は本実施形態における発光装置の上面から見た平面図である。図3は本実施形態における発光装置の下面から見た底面図である。図4は本実施形態における発光装置の断面斜視図である。図5は、本実施形態における発光装置を2体並置した全体斜視図である。
図1に示すように本実施形態における発光装置1は、発光素子2と、発光素子2が載置される基板3と、基板3に設けられて所定の回路パターンに形成される導体層4(4a、4b、4c)と、発光素子2と導体層4とを電気的に接続するボンディングワイヤ5(5a、5b)と、基板3の上面上に配置されるとともに開口部6aが形成された反射部材6と、反射部材6の開口部6aを封止する透光性部材7とを備える。
発光素子2は、発光ダイオード(Light Emitting Diode)からなる。本実施形態における発光装置1は白色発光であるため、本実施形態における発光素子2には、窒化ガリウム(GaN)等の青色発光する発光ダイオードが用いられる。そして、透光性部材7に含有される蛍光体8(図4参照)からの黄色光と、発光素子2からの青色光とが混色することにより、白色光を得る。発光素子2は、基板3の上面上に接着剤等を介して載置される。
基板3は、酸化アルミニウム等の焼結体、ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂等の樹脂を用いた絶縁体からなる。
基板3の上面と下面とには、所定の回路パターンに形成された導体層4a、4b、4cがそれぞれ接着固定されている。導体層4a、4b、4cは、フォトリソグラフィ技術、および、エッチング技術を用いて金属箔の所定領域を除去することにより形成される。
このようにして、基板3の上面に配置された導体層は、図2に示すように、発光素子2を上面に配する導体層4aと、発光素子2の両端部に配して発光素子2に電流を供給する導体層4bとからなる。なお、図2と図3とには、平面的に見てAB線を対称軸とした線対称な図が2点鎖点で示されているが、これについては後述する。導体層4bと発光素子2とは、AuやAlなどの金属細線からなるボンディングワイヤ5a、5bを介して電気的に接続されている。
基板3の下面に設けられる導体層4cは、図3に示すように、外部電極(不図示)と、発光素子2とを電気的に接続するために基板3の下面の一端部に設けられる端子部9が含まれるように配置される。基板3の上面に配される導体層4bと、基板3の下面に配される導体層4cとは、図示しないスルホール等により電気的に接続されている。
反射部材6は、酸化アルミニウム等の焼結体、ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂等の樹脂よりなる。反射部材6は、図4に示すように、厚さ方向に貫通して、かつ、一側部が開口する開口部6aが形成されている。そして、開口する一側部が基板と垂直に当接するように、反射部材6は基板3上に配置される。開口部6aにおいて、基板3と平行となる開口を開口面10a、基板3と垂直となる開口を開口面10bとする。
また、開口部6aは、図2に示すように、平面的に見て半円形状に形成されている。そのため、発光素子2から発せられた光は、反射部材で反射される際に、発光素子2から反射部材6までの光の行路長が一定となって、光が反射部材6で一様に反射されるのでより高い指向性を有することができる。そして、開口部6aは、図5に示すように、上方に向かって開口幅が広がるように設けられる。そのため、反射部材6の開口部6aの傾斜角度を変えることで光が出射する領域を広げて指向性を変化することができる。これにより、より効果的に発光領域を広げることができる。
透光性部材7は、透過率の高いシリコン樹脂やエポキシ樹脂またはガラス等からなる。透光性部材7は、反射部材6に形成された開口部6aを封止するように設けられる。また、図5に示すように、透光性部材7には、黄色光に発光するYAG(Yttrium Aluminum Garnet)系の蛍光体8が含有されている。
ここで、本実施形態における発光装置1を製造する場合には、図5で示すように、1対の発光素子22a、22bを載置する基板23と、この基板23の両面に配置される所定の回路パターンに形成された導体層24と、発光素子22a、22bと、導体層24とを電気的に接続するボンディングワイヤ27a、27bと、基板23の上面上に発光素子22a、22bを囲むように配置される反射枠体25と、反射枠体25の開口を封止する透光性部材26とを備えた発光装置20を形成し、この発光装置20の中央部をAB線に沿って厚さ方向に切断することによって形成される。
この際、図5で示すように、基板に載置される発光素子22a、ボンディングワイヤ27a、反射枠体25の開口幅等は、平面的に見た場合、AB線を対称軸として線対称となるように配置されている。また、基板23の両面に配置される導体層24は、図2、または図3の実線で描かれた図と、2点鎖線で描かれた図とが示すように、平面的に見たときAB線を対称軸として線対称となるような回路パターンに形成されている。これにより、AB線で厚さ方向に切断した際に、本実施形態の発光装置1が2体形成されることになる。
なお、反射枠体25は、AB線で切断することにより、切断面にも開口が形成されて上述した開口部6aを有する反射部材6が形成される。そして、反射枠体25の上面の開口が開口面10a、反射枠体25の切断面が開口面10bとなる。
これにより、導体層4aからボンディングワイヤ5a、5bを介して発光素子2に電流が供給されることにより、発光素子2が青色光に発光する。発光素子2から発せられる青色光が透光性部材7を透過する際に、透光性部材7の内部に含有されている蛍光体8を励起して蛍光体8に黄色光を発光させて、発光素子2の青色光と、蛍光体8の黄色光とが混色することで白色光を得る。白色光は、反射部材6の開口面10aから上方向の光が、開口面10bから横方向の光が、それぞれ出射する。
本発明の発光装置1は、反射部材6が厚さ方向に貫通し、かつ、一側部が開口する開口部6aが設けられている。そのため、発光素子2から発せられる光は、反射部材の開口面10aから上方向に出射して、反射部材6の開口面10bから横方向に出射することができる。これにより、従来の発光装置1のように上方向のみではなく、横方向にも発光領域を広げることができる。また、発光素子から発せられる光は、反射部材6で反射されて反射部材6の開口面10aから出射することができるので、指向性を有することができる。そのため、開口面10aから出射される上方向の光が強められて輝度を高めることができる。これにより、発光領域が広く、高輝度な発光装置1を実現することができる。
また、本発明の発光装置1は、端子部9が、開口部6aの開口面10bと離間して、開口面10bと平行な基板3の面の一端部に設けられる。そのため、端子部9を外部電極のアノード側とカソード側とに接続して、基板3の一端部にアノード端子とカソード端子を形成することができる。アノード端子とカソード端子とが外部電極と当接していれば、発光装置に電流を流すことができる。これにより、例えば、基板3と、外部電極とが垂直となるように発光装置1を配置して、反射部材の開口面10aから横方向の光を、開口面10bから上方向の光をそれぞれ出射させることもできる。これにより、発光装置1を様々な状態で載置することができ、発光装置1が載置される状態に合わせて発光領域を広くすることができる。
なお、本発明の発光装置1は、上述した実施形態に限定されるものではなく、厚さ方向に貫通して、かつ、一側部が開口する開口部6aが設けられた反射部材6を備える発光装置であれば好適に実施できるものである。
(第1実施形態)
以下に、本発明の発光装置1を用いた発光モジュール100について説明する。
図6は、本実施形態における発光モジュールの全体斜視図である。図7は、本実施形態における発光モジュールの平面図である。図8は、本実施形態における発光モジュールの一部を拡大した断面図である。
図6に示すように、本実施形態における発光モジュール100は、発光装置1を複数用いてなる発光装置群101と、基台102とを備える。
基台102は、酸化アルミニウム等の焼結体、ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂等の樹脂を用いた絶縁体からなる。また、基台102の両面には、所定の回路パターンに形成された配線層103が配置される。配線層103は、フォトリソグラフィ技術、および、エッチング技術を用いて金属箔の所定領域を除去することにより形成される。
本発明の発光装置群101は、図6または図7で示すように、4体の発光装置1で構成される。そして、発光装置群101は、発光装置1の背面と、隣り合う他の発光装置1の背面とが端部で当接して直角をなすように導電性の銀ペースト等からなる、はんだ104を介して基台102上に配置される。そのため、発光装置群101は、平面的に見て、中心領域が正方形状に開口している。
このとき、図8で示すように、発光装置群101の発光装置1は、発光装置1の基板3と基台102とが垂直となり、反射部材6の開口が設けられた一側部が上方を向くように配置される。つまり、開口部6aの開口面10bが上方向に、開口面10aが横方向にそれぞれ向くように配置される。基板3が基台102と垂直となるので、基板3の上面上に載置される発光素子2も、基台102と離間した位置に配置されることとなる。
そのため、基板3と基台102とが平行となるように、発光装置1を載置した状態と比較して、発光素子2を基台102からより離間した状態におくことができる。光は、光源から離れるにつれて広がる性質を有しているので、光源である発光素子2を基台102からより離れた位置に配置することで、光の光達距離を伸ばし、より広範囲に渡って発光領域を広げることができる。また、発光装置1が複数配置されるので、より高輝度な発光モジュール100を実現することができる。
また、図8に示すように、発光装置群101を構成する発光装置1は、基板3の下面の一端部に配置する端子部9が、はんだ104を介して基台102に設けられた配線層103と当接するように配置される。そのため、基台102に設けられた配線層103から、はんだ104を介して端子部9に電流が流れることで、別途配線等を設けることなく、発光装置群101を構成する発光装置1に電流を供給することができる。
これにより、本実施形態の発光モジュール100は、基台102に設けられた配線層103から発光装置群101を構成する発光装置1に形成された端子部9を介して電流が供給されて、発光装置群101を構成する発光装置1から発光が起こる。そして、発光装置1の開口面10bからは上方向を向く光が、開口面10aからは横方向を向く光がそれぞれ出射される。上方向を向く光は、隣接する発光装置1から出射される同じく上方向を向く光と、強め合って高輝度な光となる。また、横方向を向く光は、発光源から遠ざかるにつれて広がっていくことで発光領域が広がり、隣接する発光装置1から出射される同じく横方向を向く光の発光領域と重なることで全周囲に発光領域を広げることができる。
また、発光装置群101は、四方に発光装置1を配置して形成されている。そのため、四方から横方向に光が発射されるために、発光装置から出射される光の発光領域が、隣接する発光装置から出射される光の発光領域と重なる領域の光の輝度を均一にすることができるので、全周囲に広がる発光領域の光の輝度をより均一に近づけることができる。これにより、全周囲に発光される光の輝度をさらに均一に近づけることができる。
なお、本発明の発光モジュール101は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明に発光装置1を用いたものであれば好適に実施できるものである。そのため、例えば、発光装置群101の発光装置1の数は4体に限ったものではなく、一体や多数の発光装置1で構成されていてもかまわない。また、図示しないが、発光装置群101の発光装置1の背面で形成された開口する領域に、従来の上方向の指向性をもつ発光装置を配置して輝度を高めてもよい。
(第2実施形態)
以下に、本発明の発光装置を用いたバックライト装置200について説明する。
図9は、本発明の実施形態におけるバックライト装置の斜視図である。
本実施形態のバックライト装置200は、図9に示すように、発光モジュール201と、発光モジュール201の上部に配される拡散フィルム202と、発光モジュール201と拡散フィルム202とを載置するフレーム203とからなる。
拡散フィルム202は、アクリル樹脂やポリエチレン等の有機質微粒子や炭酸カルシウムやシリカ等の無機質微粒子を光拡散剤として練りこんだ樹脂をフィルムもしくはシート状に成形したものである。拡散フィルム202は、発光モジュール201からの光を、均一に拡散する。
発光モジュール201は、ポリエステル等の高分子化合物や金属からなる反射板204の上面に、発光装置1を複数用いてなる発光装置群101を所定の間隔を隔てて格子状に複数配置してなる。なお、発光装置群101の構成は、上記した第1実施形態における発光モジュール100の構成と同様とする。そのため、説明の便宜上、前述の図6〜図8に示す第1実施形態と同様の部分には、同一の符号を付している。
フレーム203は、ステンレス鋼等の金属、または、合成樹脂等の高分子化合物からなる。フレーム203は、一面が開口する六面体から構成されており、開口を有する部分に発光モジュール201と、拡散フィルム202とが配置される。これにより、フレーム203は、発光モジュールと201と、拡散フィルム202とを固定する役割を果たす。
これにより、発光モジュール201から発せられた光が、拡散フィルム202を透過する際に、散乱・拡散されて均一な輝度を有する面発光となって液晶表示パネル(不図示)の背面から光を照射することで、直下型のバックライト装置200となる。
本実施形態におけるバックライト装置200は、発光モジュール201に載置される発光装置に、本発明の発光装置1を用いていることにより、上方向のみではなく、横方向にも光を出射させることができるので、従来の発光装置とは異なり、発光領域が広がり、光の輝度が均一に分布されて液晶表示装置に輝度ムラや色ムラが発生することを防ぐことができる。
また、本実施形態のバックライト装置200は、第1実施形態における発光装置群101を用いた発光モジュール201を搭載していることにより、隣接する発光装置1の発光領域が重なることで、発光領域を全周囲に広げることができるので、面発光の輝度をより均一に分布させることができる。また、上方向の光が隣接する発光装置1の光と強めあうことで高輝度な発光をおこなうバックライト装置200を得ることができる。
また、本実施形態のバックライト装置200は、反射板204上に所定の間隔を隔てて複数の発光装置群101を載置していることにより、発光装置群101から出射される全周囲の発光領域を、隣接する発光装置群101の全周囲の発光領域と重ね合わせることで、反射板204上の全ての領域において発光領域を広げることができる。そのため、反射板204の大きさに合わせて、発光装置群を載置することで、発光領域を所望の領域まで広げることができる。これにより、大型の液晶表示装置においても、均一な輝度を有する面発光が可能なバックライト装置200を実現することができる。
なお、本発明のバックライト装置200は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明に発光装置1を用いたものであれば好適に実施できるものである。
本発明の実施形態における発光装置の全体斜視図である。 本発明の実施形態における発光装置の平面図である。 本発明の実施形態における発光装置の底面図である。 本発明の実施形態における発光装置の断面斜視図である。 本発明の実施形態における発光装置の全体斜視図である。 本発明の第1実施形態における発光モジュールの全体斜視図である。 本発明の第1実施形態における発光モジュールの平面図である。 本発明の第1実施形態における発光モジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態におけるバックライト装置の全体斜視図である。
符号の説明
1 発光装置
2 発光素子
3 基板
4 導体層
5 ボンディングワイヤ
6 反射部材
6a 開口部
7 透光性部材
8 蛍光体
9 端子部
100 発光モジュール
101 発光装置群
102 基台
103 配線層
200 バックライト装置
201 発光モジュール
202 拡散フィルム
203 フレーム

Claims (10)

  1. 発光素子と、前記発光素子を載置する基板と、前記基板上に配置されて前記発光素子から発せられる光を反射する反射部材とを備え、
    前記反射部材には、厚さ方向に貫通し、かつ、一側面が開口する開口部が設けられ、
    前記発光素子は、前記開口部に配置されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記基板は、前記開口部の前記一側面から離間し、かつ、前記一側面と平行な面の一端部に、外部電極と接続するための端子部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記開口部は、平面的に見て半円形状に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記開口部は、上方に向かって開口幅が広がるように設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 請求項1〜請求項4に記載の発光装置と、前記発光装置を載置する基台とを備えることを特徴とする発光モジュール。
  6. 前記発光装置は、前記端子部が前記基台と当接するとともに、前記開口部の前記一側面が上方を向くように複数配置されることを特徴とする請求項5に記載の発光モジュール。
  7. 複数の前記発光装置は、前記発光装置の両端部に、他の前記発光装置が接するように固定されていることを特徴とする請求項6に記載の発光モジュール。
  8. 前記発光装置と、隣り合う他の前記発光装置とが直角をなすように配置されることを特徴とすう請求項6または請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 前記発光装置は、前記基台上に所定の間隔を隔てて複数配列していることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載の発光モジュール。
  10. 請求項6〜請求項9のいずれかに記載の発光モジュールを備えることを特徴とするバックライト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010147178A1 (ja) * 2009-06-17 2010-12-23 三洋電機株式会社 発光装置および発光装置モジュール
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