JP2011074108A - 粘着フィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】取り扱い性に優れ、かつ、離型剤の塗布を行わないタイプの粘着フィルムでありながら、粘着層に対する十分な剥離性を有する剥離フィルム層と、粘着層とを有する粘着フィルムを提供する。
【解決手段】高圧法により重合された、密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)と、該フィルム(X1)と隣接して積層されている粘着層(Y1)とを含む粘着フィルム。本発明によれば、シリコーン系化合物などの離型剤を用いることなく、粘着層に対して十分な剥離性を有する剥離フィルム層と粘着層とを有する粘着フィルムを得ることができる。また本発明の粘着フィルムは、取り扱い性にも優れる。
【選択図】なし
【解決手段】高圧法により重合された、密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)と、該フィルム(X1)と隣接して積層されている粘着層(Y1)とを含む粘着フィルム。本発明によれば、シリコーン系化合物などの離型剤を用いることなく、粘着層に対して十分な剥離性を有する剥離フィルム層と粘着層とを有する粘着フィルムを得ることができる。また本発明の粘着フィルムは、取り扱い性にも優れる。
【選択図】なし
Description
本発明は粘着フィルムに関する。
工業用資材や包装用資材の分野において、プラスチックフィルム、プラスチックシート、アルミ箔、ガラス、および紙などを互いに積層、固定して用いる際に、種々の粘着フィルムが用いられる。粘着フィルムの使用方法として、粘着層と剥離フィルム層とが積層された粘着フィルムを被着体に貼合し、剥離フィルム層を粘着層から剥がした後、該粘着層面を他の被着体に貼合することによって、二つの被着体を相互に固定する方法がある。
剥離フィルム層としては、例えば特許文献1に記載されるように、ポリエステルフィルムなどが用いられ、粘着層と容易に剥離できるように、シリコーン系化合物な
どの離型剤を、剥離フィルム層の粘着樹層と接する面に塗布して用いられている。しかしながら、シリコーン系化合物の塗布には費用がかかるため、近年、シリコーン系化合物などの離型剤の塗布を行わないタイプの剥離フィルム層が求められている。
しかしながら、粘着層と、シリコーン系化合物の塗布を行うことなく、粘着層に対する十分な剥離性を有する剥離フィルム層とを有する粘着フィルムは、未だ見出されていない。
剥離フィルム層としては、例えば特許文献1に記載されるように、ポリエステルフィルムなどが用いられ、粘着層と容易に剥離できるように、シリコーン系化合物な
どの離型剤を、剥離フィルム層の粘着樹層と接する面に塗布して用いられている。しかしながら、シリコーン系化合物の塗布には費用がかかるため、近年、シリコーン系化合物などの離型剤の塗布を行わないタイプの剥離フィルム層が求められている。
しかしながら、粘着層と、シリコーン系化合物の塗布を行うことなく、粘着層に対する十分な剥離性を有する剥離フィルム層とを有する粘着フィルムは、未だ見出されていない。
かかる現状において、本発明の解決しようとする課題は、取り扱い性に優れ、かつ、離型剤の塗布を行わないタイプの粘着フィルムでありながら、粘着層に対する十分な剥離性を有する剥離フィルム層と、粘着層とを有する粘着フィルムを提供することにある。
すなわち本発明は、高圧法により重合された、密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)と、該フィルム(X1)と隣接して積層されている粘着層(Y1)とを含む粘着フィルムである。
本発明によれば、シリコーン系化合物などの離型剤を用いることなく、粘着層に対して十分な剥離性を有する剥離フィルム層と粘着層とを有する粘着フィルムを得ることができる。また本発明の粘着フィルムは、取り扱い性にも優れる。
本発明は、高圧法により重合された、密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)と、該フィルム(X1)と隣接して積層されている粘着層(Y1)とを含む粘着フィルムである。
層(X1)に含まれるエチレン−α−オレフィン共重合体は、高圧法により重合された密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体である。密度が910(kg/m3)を超えると粘着層に対する剥離性が不良となるため好ましくなく、密度が890(kg/m3)未満ではフィルムの取り扱い性が不良となるため好ましくない。
層(X1)に含まれるエチレン−α−オレフィン共重合体は、高圧法により重合された密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体である。密度が910(kg/m3)を超えると粘着層に対する剥離性が不良となるため好ましくなく、密度が890(kg/m3)未満ではフィルムの取り扱い性が不良となるため好ましくない。
本発明で用いるエチレン−α−オレフィン共重合体のメルトフローレートは、押出加工性に優れることから、0.2〜50g/10分であることが好ましく、1〜20g/10分であることがより好ましく、5〜20g/10分であることがさらに好ましい。メルトフローレート(MFR;単位はg/10分である。)は、JIS K7210−1995に規定された方法に従い、190℃において、荷重21.18N(2.16Kg)で測定した値である。
本発明において用いられるエチレン−α−オレフィン共重合体は、エチレンと炭素数3ないし10のα−オレフィンとを、遷移金属触媒を使用して重合することによって得られるものである。
重合反応は、130〜300℃の重合温度下、300〜3000kg/cm2の重合圧力下の高圧法で行われる。重合反応に用いるチーグラー型触媒としては、元素周期表IVb及び/またはVb族遷移金属元素の化合物と元素周期表IIb及び/またはIIIa族金属元素の化合物とからなる触媒を用いることが好ましい。遷移金属元素の化合物としては、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム等のハロゲン化物、アルコキシド等を用いることができる。また、このような遷移金属元素の化合物と塩化マグネシウム、塩化アルミニウム等の元素周期表IIa及び/またはIIIa族典型金属元素のハロゲン化物との複合物も好適に用いることができる。元素周期表IIb及び/またはIIIa族金属元素の化合物としては、亜鉛及び/またはアルミニウムの水素化物及び/または有機金属化合物を好適に用いることができる。
α−オレフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1等の炭素数3ないし10のものが用いられる。これらα−オレフィンは2種以上を用いてもよい。
本発明におけるフィルム(X1)は、前記したエチレン−α−オレフィン共重合体からなる。フィルム(X1)は、前記エチレン−α−オレフィン共重合体以外の重合体を含んでいてもよい。また、フィルム(X1)は、公知の添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、耐候剤、抗ブロッキング剤、帯電防止剤等が挙げられる。
本発明の粘着フィルムにおける粘着層(Y1)は、公知のアクリル系粘着剤や、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤等から構成される。粘着層を構成する粘着剤として、アクリル系粘着剤を用いることが好ましい。アクリル系粘着剤は架橋型、非架橋型のいずれでもよいが、通常、架橋型のものが好適に用いられる。
架橋型アクリル系粘着剤は、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、2−エチルヘキシルアクリレート等の低Tgモノマーを主モノマーとし、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、アクリロニトリル等の官能基モノマーと共重合することで得られたアクリル共重合体を架橋剤にて、架橋することにより得ることができる。このアクリル共重合体としては、重量平均分子量が10万〜100万のものが好ましく用いられる。
架橋剤としては、イソシアネート系、メラミン系、エポキシ系等公知の架橋剤を用いることができる。また、架橋剤としては、粘着剤中に緩やかに広がった網目状構造を形成するために、3官能、4官能といった多官能架橋剤がより好ましく用いられる。また、粘着樹脂中の架橋状態は、ゲル分率で評価した場合、70%以上が好ましい。
本発明の粘着フィルムは、前記したエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)および粘着層(Y1)と含み、これらが隣接して積層されている。本発明の粘着フィルムの構成としては、フィルム(X1)/粘着層(Y1)や、フィルム(X1)/粘着層(Y1)/フィルム(X1)が挙げられる。
粘着層(Y1)は支持体層(Y2)に支持されていてもよい。支持体層(Y2)を構成する材料としては熱可塑性樹脂が挙げられ、ポリエチレンテレフタレート、プロピレン系重合体、エチレン系重合体等が挙げられる。この場合、粘着フィルムの層構成は、フィルム(X1)/粘着層(Y1)/支持体層(Y2)の順とすることができる。
粘着層(Y1)は支持体層(Y2)に支持されていてもよい。支持体層(Y2)を構成する材料としては熱可塑性樹脂が挙げられ、ポリエチレンテレフタレート、プロピレン系重合体、エチレン系重合体等が挙げられる。この場合、粘着フィルムの層構成は、フィルム(X1)/粘着層(Y1)/支持体層(Y2)の順とすることができる。
本発明の粘着フィルムを構成する各層の厚みは特に制限されないが、通常、フィルム(X1)は10〜300μm、好ましくは20〜200μmであり、粘着層(Y1)は4〜40μmであり、好ましくは8〜30μmである。
また、支持体層(Y2)を有する場合、該支持体層(Y2)の厚みは通常10〜50μmである。
また、支持体層(Y2)を有する場合、該支持体層(Y2)の厚みは通常10〜50μmである。
本発明の粘着フィルムの製造方法は特に制限されず、例えば各層をTダイ法やインフレーション法などの公知のフィルム製造法でそれぞれ製造してそれらを積層する方法、構成各層を共押出Tダイ法や共押出インフレーション法等の共押出法で製造する方法、さらには、これらフィルム製造法によって得たフィルム(X1)上に粘着層(Y1)を押出ラミネーションする方法、または塗工する方法等が挙げられる。具体的には、フィルム(X1)をTダイ法で製造し、得られた当該フィルムの片面に粘着層(Y1)を溶剤塗工した後、オーブンにて乾燥する方法が好適に用いられる。また、粘着層(Y1)が支持体層(Y2)を有する場合には、Tダイ法やインフレーション法で製造された支持体層(Y2)の片面に粘着層(Y1)を溶剤塗工してオーブン乾燥を行い、これを剥離フィルム(X1)に貼合することができる。
粘着層(Y1)を溶剤塗工する場合のオーブン乾燥の温度は一般に50℃〜100℃である。
粘着層(Y1)を溶剤塗工する場合のオーブン乾燥の温度は一般に50℃〜100℃である。
本発明の粘着フィルムは、自動車部品、建築材料、装飾品、印刷部材および光学製品等の分野における二つの部材の貼り合わせと固定に用いることができる。すなわち、フィルム(X1)/層(Y1)の構成である粘着フィルムの粘着層表面、すなわち層(Y1)の面を被着体となる部材に貼合し、層(Y1)を被着体表面に残してフィルム(X1)を取り去り、粘着層(Y1)を介して、他方の部材を貼り合わせて固定することができる。フィルム(X1)は、剥離フィルムである。本発明の粘着フィルムは、特に光学用フィルム部材や光学用ガラス部材の貼り合わせに好適に用いられる。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
[I]測定方法
物性測定は、下記のとおりに行った。
(1)MFR
JIS K7210−1995に規定された方法に従い、190℃において、荷重21.18N(2.16Kg)で測定した。
(2)剥離力の測定方法
23℃の恒温室において、厚み500μmのアルミニウム板に貼合された粘着層(Y1)と、粘着層(Y1)に貼合された剥離フィルム(X1)との剥離力を、23℃の雰囲気中、剥離角度180度、剥離速度300mm/分の条件で測定した。剥離に要する力を、(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dによって測定し、これを剥離力とした。この値が小さいほど、剥離性に優れることを示す。
(3)引張弾性率の測定方法
フィルム(X1)をMD方向に120mm、TD方向に25mmのサイズで切り出し、これを(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dのチャックに、チャック間距離が60mmとなるよう固定し、引張速度5mm/minにて引張試験を行った。得られた荷重−変移曲線において、ひずみ量1%における荷重を求め、引張弾性率を算出した。この値が大きいほどフィルムの取り扱い性に優れることを示す。
(4)ブロッキング
23℃の恒温室において、フィルム(X1)をMD方向に120mm、TD方向に25mmのサイズで2枚切り出し、これらを重ね合わせ、質量2kgのゴム被覆ローラーで貼合速度300mm/分で1往復させて圧着させた。得られたフィルムの一端を剥離し、(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dのチャックに固定して剥離速度300mm/分にて剥離力を測定した。この値が小さいほどブロッキングしにくいことを示す。
[I]測定方法
物性測定は、下記のとおりに行った。
(1)MFR
JIS K7210−1995に規定された方法に従い、190℃において、荷重21.18N(2.16Kg)で測定した。
(2)剥離力の測定方法
23℃の恒温室において、厚み500μmのアルミニウム板に貼合された粘着層(Y1)と、粘着層(Y1)に貼合された剥離フィルム(X1)との剥離力を、23℃の雰囲気中、剥離角度180度、剥離速度300mm/分の条件で測定した。剥離に要する力を、(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dによって測定し、これを剥離力とした。この値が小さいほど、剥離性に優れることを示す。
(3)引張弾性率の測定方法
フィルム(X1)をMD方向に120mm、TD方向に25mmのサイズで切り出し、これを(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dのチャックに、チャック間距離が60mmとなるよう固定し、引張速度5mm/minにて引張試験を行った。得られた荷重−変移曲線において、ひずみ量1%における荷重を求め、引張弾性率を算出した。この値が大きいほどフィルムの取り扱い性に優れることを示す。
(4)ブロッキング
23℃の恒温室において、フィルム(X1)をMD方向に120mm、TD方向に25mmのサイズで2枚切り出し、これらを重ね合わせ、質量2kgのゴム被覆ローラーで貼合速度300mm/分で1往復させて圧着させた。得られたフィルムの一端を剥離し、(株)島津製作所製オートグラフAGS−500Dのチャックに固定して剥離速度300mm/分にて剥離力を測定した。この値が小さいほどブロッキングしにくいことを示す。
実施例1
(1)剥離フィルム(X1)の製造
Tダイ装置として、住友重機械モダン(株)社製多層Tダイフィルム成形機を用いた。層(X1)に用いるエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL100(MFR=0.8g/10分、密度=900(kg/m3)、高圧法重合)を用意してφ50mm押出機に投入した。押出機の温度は250℃に設定した。押出機において加熱、可塑化混練され、押し出された溶融樹脂は連結管を経由してTダイに導かれ、Tダイ先端のリップから膜状に押し出された。この時、Tダイの設定温度は250℃とし、Tダイ出口より押出される溶融樹脂の温度も250℃であった。Tダイのリップ幅は600mmであった。押し出された溶融樹脂膜は冷却ロールによって引き取った。冷却ロールの温度は20℃とした。得られたフィルムの厚みは200μmであった。この時、フィルムの製造速度は3(m/min)であった。
(2)粘着フィルムの製造
ポリエステル製支持体上に、架橋型のアクリル系粘着剤からなる粘着層(Y1)が積層されている積層フィルムの粘着層(Y1)上に、上記(1)で製造した剥離フィルム(X1)を積層して、質量2kgのゴム被覆ローラーで貼合速度300mm/分で1往復させて圧着させた。ポリエステル製支持体を剥がして、粘着層(Y1)と剥離フィルム(X1)とが積層された、200mm×200mmのサイズの粘着フィルムを得た。この粘着フィルムの粘着層(Y1)に、剥離試験時の支持体として厚み500μmのアルミニウム板を貼合し、縦方向が長手方向となるよう25(mm)幅の試片に切り出した。得られた粘着フィルムの試片に対し、前記の方法に従って物性測定を行った。結果を表1に示す。
(1)剥離フィルム(X1)の製造
Tダイ装置として、住友重機械モダン(株)社製多層Tダイフィルム成形機を用いた。層(X1)に用いるエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL100(MFR=0.8g/10分、密度=900(kg/m3)、高圧法重合)を用意してφ50mm押出機に投入した。押出機の温度は250℃に設定した。押出機において加熱、可塑化混練され、押し出された溶融樹脂は連結管を経由してTダイに導かれ、Tダイ先端のリップから膜状に押し出された。この時、Tダイの設定温度は250℃とし、Tダイ出口より押出される溶融樹脂の温度も250℃であった。Tダイのリップ幅は600mmであった。押し出された溶融樹脂膜は冷却ロールによって引き取った。冷却ロールの温度は20℃とした。得られたフィルムの厚みは200μmであった。この時、フィルムの製造速度は3(m/min)であった。
(2)粘着フィルムの製造
ポリエステル製支持体上に、架橋型のアクリル系粘着剤からなる粘着層(Y1)が積層されている積層フィルムの粘着層(Y1)上に、上記(1)で製造した剥離フィルム(X1)を積層して、質量2kgのゴム被覆ローラーで貼合速度300mm/分で1往復させて圧着させた。ポリエステル製支持体を剥がして、粘着層(Y1)と剥離フィルム(X1)とが積層された、200mm×200mmのサイズの粘着フィルムを得た。この粘着フィルムの粘着層(Y1)に、剥離試験時の支持体として厚み500μmのアルミニウム板を貼合し、縦方向が長手方向となるよう25(mm)幅の試片に切り出した。得られた粘着フィルムの試片に対し、前記の方法に従って物性測定を行った。結果を表1に示す。
実施例2
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL200(MFR=2.0g/10分、密度=900(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL200(MFR=2.0g/10分、密度=900(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
実施例3
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL700(MFR=10g/10分、密度=905(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL700(MFR=10g/10分、密度=905(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
実施例4
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL800(MFR=20g/10分、密度=905(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL VL800(MFR=20g/10分、密度=905(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
実施例5
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL EUL731(MFR=10g/10分、密度=895(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンVL EUL731(MFR=10g/10分、密度=895(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
比較例1
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンE FV401(MFR=4.0g/10分、密度=905(kg/m3)、気相法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンE FV401(MFR=4.0g/10分、密度=905(kg/m3)、気相法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
比較例2
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンE FV403(MFR=4.0g/10分、密度=919(kg/m3)、気相法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンE FV403(MFR=4.0g/10分、密度=919(kg/m3)、気相法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
比較例3
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンFX CX4002(MFR=8.0g/10分、密度=880(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 エクセレンFX CX4002(MFR=8.0g/10分、密度=880(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
比較例4
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンα FZ203(MFR=2.0g/10分、密度=932(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として住友化学(株)製 スミカセンα FZ203(MFR=2.0g/10分、密度=932(kg/m3)、高圧法重合)を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
比較例5
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として三井化学(株)製 タフマー P280(MFR=2.9g/10分、密度=870(kg/m3))を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
層(X1)のエチレン−α−オレフィン共重合体として三井化学(株)製 タフマー P280(MFR=2.9g/10分、密度=870(kg/m3))を用いた他は、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
Claims (1)
- 高圧法により重合された、密度が890〜910(kg/m3)のエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(X1)と、該フィルム(X1)と隣接して積層されている粘着層(Y1)とを含む粘着フィルム。
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002275440A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | 電子機器用粘着テープ類 |
-
2009
- 2009-09-29 JP JP2009223959A patent/JP2011074108A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002275440A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | 電子機器用粘着テープ類 |
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