JP2011073850A - シート処理装置及びシート読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異物等による装置汚れ等を有効に防止することができるシート処理装置及びシート読取装置を提供する。
【解決手段】 給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、装置本体の略水平方向に傾斜する端面に設けられて処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、搬送経路は、装置本体の上端部に開口するシート取込口から装置本体の下端部に向かって延びる経路を含み、給送トレイは、装置本体の上端部に開閉自在に設けられると共に閉状態で装置本体の端面側に倒れてシート取込口及び制御画面表示手段を覆うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート処理装置及びシート読取装置に関するものである。
例えば、シート処理装置の一例である画像読取装置としては、装置本体の前面に設けられる操作表示部によるユーザ操作により、給紙トレイから1枚ずつ分離給送されるシートを画像読取部で読み取って排紙トレイに排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−258993号公報
上述した特許文献1に開示の画像読取装置においては、排紙トレイを操作表示部側に倒して省スペース化を図ることができる一方、排紙トレイを操作表示部側に倒してもその上部は一部開口しているため、塵や埃あるいは紙粉等の異物が操作表示部側に入り込んで汚れてしまうおそれがある。
なお、上述したことは、特許文献1に開示の画像読取装置に限って発生するものではなく、他のシート処理装置においても同様に発生するおそれがある。
本発明は上述した事情に鑑み、異物等による装置汚れ等を有効に防止することができるシート処理装置及びシート読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るシート処理装置は、給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、前記装置本体の端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、前記給送トレイは、前記装置本体に対して開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明のシート処理装置は、給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、前記装置本体の略水平方向に傾斜する端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、前記搬送経路は、前記装置本体の上端部から前記装置本体の下端部に向かって延びる経路を含み、前記給送トレイは、前記装置本体の上端部に開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するための本発明のシート処理装置は、給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、前記装置本体の略水平方向に傾斜する端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、前記搬送経路は、前記装置本体の上端部に開口するシート取込口から前記装置本体の下端部に向かって延びる経路を含み、前記給送トレイは、前記装置本体の上端部に開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記シート取込口及び前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とする。
本発明は、異物等による装置汚れ等を有効に防止できるという効果を奏する。
実施形態1に係る画像読取装置の開状態を示す斜視図。 実施形態1に係る画像読取装置の閉状態を示す斜視図。 実施形態1に係る画像読取装置を示す概略断面図。 実施形態1に係る画像読取装置の指紋センサ部を示す概略断面図。 実施形態2に係る画像読取装置の開状態を示す斜視図。 実施形態2に係る画像読取装置の閉状態を示す斜視図。 実施形態2に係る画像読取装置を示す要部断面図。
以下に本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つものである。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって認定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(実施形態1)
図1、図2は、本発明のシート処理装置の一例である画像読取装置の構成を示す斜視図である。なお、図1は給紙トレイを開いた状態に対応し、図2は給紙トレイを閉じた状態に対応する。また、図3は、本発明の実施形態1に係る画像読取装置を示す概略断面図である。
図1〜図3に示すように、100は本実施例の画像読取装置としてのスキャナである。スキャナ100において、110は下部ユニット、120は上部ユニットである。すなわち、スキャナ100は、下部ユニット110及び上部ユニット120からなる上下に二分割された装置本体から構成される。上部ユニット120は、下部ユニット110の上に原稿Pの挿入口(シート取込口)140を形成するように搭載される。
130は給紙トレイ(給送トレイ)であり、挿入口140に挿入される原稿Pを載置するためのものである。原稿Pは、下端部を挿入口140に挿入した状態で、給紙トレイ130に表面を下向きにしてセットされる。
上部ユニット120には、液晶パネル等の表示装置を設けたフロントパネル(外装前面部)122がスキャナの制御画面表示手段として設けられている。このフロントパネル122の上面には、タッチパネル123が配置されている。
なお、表示装置やタッチパネル123は、直接フロントパネル122に取り付けられていなくてもよい。表示装置は、読み取りモードの設定や各種設定画面の表示を行うことが可能であり、タッチパネル123と共に本発明の操作表示部を構成して各種設定項目や読取動作の開始指示等を入力することが可能である。
フロントパネル122は、水平面に対してタッチパネル123の操作位置側に傾斜配置されており、タッチパネル123の操作面は、フロントパネル122の表面に対して略平行に配置されていることが好ましい。ただし、フロントパネル122の表面に沿う位置にタッチパネル123が配置されていれば十分であり、必要に応じてある程度の角度を持たせてもよい。
また、フロントパネル122には、生体認証機器としてのスイープ型指紋センサ160が配置されるガイド部161がタッチパネル123の側部近傍に位置して設けられている。
給紙トレイ130は、下部ユニット110に対して端部と端部が接するように配置され、且つ、給紙トレイ130の端部がその両側から下部ユニット110に設けられた回転支点部112で支持され、図2に示すように、上部ユニット120の上に折り畳み可能に構成される。
また、給紙トレイ130を折り畳んだ場合に、図2に示すように、給紙トレイ130がスイープ型指紋センサ160と挿入口140を覆うように構成されている。なお、本実施形態では、給紙トレイ130は、131でも折り畳み可能となっている。すなわち、本実施形態の給紙トレイ130は、上部ユニット120の端面側を覆う部分と挿入口140を覆う部分とが折り曲げ自在な関節部131で連結されている。
そして、本実施形態の画像読取装置100においては、給紙トレイ130が回転支点部112及び間接部131を基点にして、上部ユニット120に対して開閉自在に設けられており、閉状態で上部ユニット120の端面(前面)側に倒れ、タッチパネル123を上部から覆う構造となっている。
また、図1〜図3に示すように、下部ユニット110は、原稿Pが排出される排出口141が設けられている。
また、樹脂成形等で形成された上部ユニット120と下部ユニット110との間には、直線状の搬送経路142が表示装置と略平行になるように設けられている。
搬送経路142には、給送ローラ201、分離ローラ202、搬送ローラ対203、及び、排紙ローラ対204が配設されている。また、搬送ローラ対203と排紙ローラ対204との間には、密着型イメージセンサ(CIS:コンタクトイメージセンサ)等で構成される画像読取部210、画像読取部211が配設されている。
なお、下部ユニット110内の底部を覆う底板191は、回路基板192が固定されている。下部ユニット110の背面側は、背面カバー111により覆われている。
上記構成のスキャナ100においては、給紙トレイ130上に積載された原稿Pは、給送ローラ201と分離ローラ202とによって1枚ずつ分離されて搬送ローラ対203へ給送される。
また、原稿Pは、搬送ローラ対203によって画像読取部210及び画像読取部211へ一定速度で搬送され、画像読取部210で原稿Pの裏面の画像が読み取られ、続いて画像読取部211で原稿Pの表面の画像が読み取られる。その後、原稿Pは、排紙ローラ対204により排出口141から排出される。
なお、原稿Pは、紙に限られるものではなく、各種素材のシート材を含むものとする。
ここで、本実施形態の画像読取装置においては、上述したように、給紙トレイ130が回転支点部112及び間接部131を基点にして、上部ユニット120に対して開閉自在に設けられている。
これにより、スキャナ100の使用時は、給紙トレイ130を開状態としてタッチパネル123を開放してユーザ操作が可能な状態とし、非使用時は給紙トレイ130を上部ユニット120の端面(前面)側に倒して閉状態としてタッチパネル123を覆うようにしたので、給紙トレイ130の必要最小限の開閉動作により、使用時以外はタッチパネル123を有効に保護することができる。
また、本実施形態では、上部ユニット120の上端部側に給紙トレイ130を設け、装置上方側からタッチパネル123を覆うようにしたので、例えば、装置本体を移動したり外部衝撃を受けたりしても、確実にタッチパネル123を覆った状態を保つことができる。
例えば、排紙トレイを設けて、排紙トレイでタッチパネル123を覆うことも考えられるが、本体移動時や外部衝撃等で排紙トレイが倒れるおそれがあり、あるいは、倒れないような機構を設ける必要がある。本実施形態では、給紙トレイ130で装置上方側から上部ユニット120を覆うようにしているので、余計なトレイ保持機構等を設けなくても、タッチパネル123を覆った装置姿勢を良好に保つことができる。
そして、本実施形態の画像読取装置によれば、非使用時はタッチパネル123を給紙トレイ130で覆うことができるため、タッチパネル123に塵や埃等の異物が付着することを有効に防止することができる。
また、本実施形態では、閉状態で給紙トレイ130によって挿入口140も覆うようにしたので、給紙トレイ130の開閉動作だけで、挿入口140からの異物混入を有効に防止することができる。
ここで、図4には、図1に示したスイープ型指紋センサ160を配置するガイド部161の概略断面図を示す。図4に示すように、スイープ型指紋センサ160を配置するガイド部161は、スイープ面162、突き当て面163、及び、規制ガイド164,165を有している。
スイープ面162は、フロントパネル122に対して操作位置から見て奥側が該フロントパネル122から離れる方向に傾斜して配置され、指の腹を接触させた状態で、該指を付け根側の方向(B方向)へ移動可能に案内するガイド面とされている。
そして、スイープ面162の指の移動方向(B方向)に沿う位置には、スイープ型指紋センサ160が配置されている。なお、ガイド面としてのスイープ面162は、スイープ面162に沿う指の移動経路を略水平とするか、又は該移動経路の指の付け根側を高くするように形成されている。このように、傾斜面(フロントパネル122)に凹部のガイド部161を設けて、スイープ面を略水平等にすることで、指を動かし易くすることができる。
突き当て面163は、指の先端が突き当て可能とされており、該突き当て時に、スイープ面162での指の動作の初期位置を位置決めする。この突き当て面163を設けることにより、ユーザに指で撫でるべき範囲(指先を置く位置)を視覚的および触覚的に認識させることが可能である。
規制ガイド164,165は、指の左右の側部の位置を規制する。規制ガイド164は、指の右側部(図面手前側部)の位置を規制する。規制ガイド165は、指の左側部(図面奥側部)の位置を規制する。このように、ガイド部161は、指の移動方向(B方向)から見た断面が凹形状に形成されている。
このような構成の場合、スイープ型指紋センサ160により指紋を検出する際には、まず、指の先端を突き当て面163に突き当てて、スイープ面162での指の動作の初期位置を位置決めする。このとき、指の第1関節付近がスイープ型指紋センサ160のライン状の読取部166に位置するようになっており、この状態から指の腹をスイープ型指紋センサ160の読取部166に密着させたまま、スイープ面162に沿って指の付け根側の方向である矢印B方向に動かすことにより、動かした指の指紋が検出される。
検出された指紋情報は、回路基板192上の認証部(CPU等)によって、予め不図示の記憶部に記憶させておいたユーザ固有の指紋情報と照合され、照合結果に基づいてユーザ認証が行われる。なお、上記認証部は、例えば、回路基板192上のCPUが回路基板192上のROMに格納されるプログラムを読み出して実行することにより実現される機能である。
図2のように、スキャナ100の未使用時は、給紙トレイ130が挿入口140とフロントパネル122、スイープ型指紋センサ160、及びそのガイド部161を覆うように閉じられる(折り畳まれる)。このように、給紙トレイ130が閉じられた場合(折り畳まれた場合)、挿入口140からのスキャナ装置内部への埃や塵等の異物混入、フロントパネル122やスイープ型指紋センサ160への埃や塵等の付着、ガイド部161への埃や塵等の堆積等を防止することが可能となる。これにより、埃や塵の堆積により、指紋センサの認識率が低下することを抑えることができ、ユーザの指紋認証を正確に行うことができるという効果もある。
さらに、スキャナ100に備えられている給紙トレイ130で、スイープ型指紋センサ160を覆い隠すので、余計な部品を追加しないで、低コストな防塵対策ができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係る画像読取装置の開状態を示す概略斜視図である。また、図6は、本発明の実施形態2に係る画像読取装置の閉状態を示す概略斜視図である。さらに、図7は、本発明の実施形態2に係る画像読取装置の要部拡大断面図である。
本実施形態の画像読取装置(スキャナ100)は、図5に示すように、装置本体に対して開閉自在に設けられて装置本体から排出されるシートを受ける排出トレイを備えた構造例であり、基本的な構造は上述した実施形態1と同様である。なお、本実施形態では、上述した実施形態1と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明は省略する。
具体的には、本実施形態は、実施形態1の構成に加えて、原稿の排出口141側に排紙トレイを取り付けたものである。
また、図5及び図6に示すように、給送トレイ130は、シートが積載される面側に設けられて排出トレイ150を収容可能な凹部200を有する。そして、装置本体(上部ユニット120及び下部ユニット110)に対して閉状態の排出トレイ150上に折り畳まれ、その際、排出トレイ150は凹部200に収容されるようになっている。
排紙トレイ150は、下部ユニット110に対して端部と端部が接するように配置され、且つ、排紙トレイ150の端部がその両側から下部ユニット110に設けられた回転支点部113で支持され、図6に示すように、上部ユニット120の上に折り畳み可能に構成される。さらに、排紙トレイ150を折り畳んだ場合に、排紙トレイ150がスイープ型指紋センサ160と挿入口140を覆うように構成されている。
スキャナ100の使用時は、図5のように、外装カバーを構成する給紙トレイ130が開かれ、次に、排紙トレイ150が開かれる。スキャンすべき原稿は、給紙トレイ130の上に載置されて、通常のように紙送りがなされて、画像の読み取りが行われた後、排出口141から排紙トレイ150の上に排出される。
スキャナ100の未使用時は、図6のように、先に排紙トレイ150が閉じられ(折り畳まれ)、次に給紙トレイ130を閉じる(排紙トレイ150の上に折り畳まれる)構成とする。給紙トレイ130を閉じたときに、排紙トレイ150の上面に隙間無く重ねられるよう構成される。
なお、給紙トレイ130の原稿載置面には、図7に示すように、先に閉じた排紙トレイ150を収納するために排紙トレイ150の形状に対応した形状の凹部200が設けられている。
そして、図6のように、排紙トレイ150、給紙トレイ130の順にトレイを閉じた場合、閉じられた給紙トレイ130の上面(原稿載置面と反対の面)は、上部ユニット120及び下部ユニット110と連続した曲面形状を構成する。
このような構成により、装置の側面側から排紙トレイ150が見えず、デザイン性を良くし、違和感の無いデザインとすることができる。
また、使用しない場合に体積的な占有率を小さくして、圧迫感を避け得るだけでなく、シート材の挿入口140等からの装置内部への埃の侵入や、指紋センサ160への埃の堆積を抑えることが可能となる。
本実施形態においても、上述した実施形態1と同様に、未使用時、給紙トレイ130と排紙トレイ150が閉じられることにより、挿入口140や排出口141からのスキャナ装置内部への埃や塵等の異物混入、フロントパネル122やスイープ型指紋センサ160への埃や塵等の付着、ガイド部161への埃や塵等の堆積等を防止することが可能となる。
図6のように、スキャナ100の未使用時は、給紙トレイ130や排紙トレイ150が、挿入口140、フロントパネル122、スイープ型指紋センサ160、及びそのガイド部161を覆うように閉じられる(折り畳まれる)。このように、給紙トレイ130や排紙トレイ150が閉じられた場合(折り畳まれた場合)、挿入口140からのスキャナ装置内部への埃や塵等の異物混入、フロントパネル122やスイープ型指紋センサ160への埃や塵等の付着、ガイド部161への埃や塵等の堆積等を防止することが可能となる。これにより、埃や塵の堆積により、指紋センサの認識率が低下することを抑えることができ、ユーザの指紋認証を正確に行うことができるという効果もある。
また、給紙トレイ130及び排紙トレイ150を折り畳んだ状態においては、排紙トレイ150が給紙トレイ130により実質的に覆われているので、本体移動時や外部衝撃等で排紙トレイが倒れることがない。したがって、余計なトレイ保持機構等を設けなくても、タッチパネル123を覆った装置姿勢を良好に保つことができる。
さらに、スキャナ100に備えられている給紙トレイ130や排紙トレイ150で、スイープ型指紋センサ160を覆い隠すので、余計な部品を追加しないで、低コストな防塵対策ができる。
(他の実施形態)
以上、本発明を実施形態1及び2に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態1及び2に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1及び2では、装置100本体の後方上部にシート材の挿入口を設け、該挿入口から挿入されるシート材を搬送して装置100本体の前方下部に設けられた排出口から排出する構造例を説明したが、勿論これに限定されず、例えば、挿入口から排出口までの搬送経路が略水平に構成されるものであってもよい。
また、上述した実施形態1及び2では、本発明のシート材給送装置の一例として画像読取装置(スキャナ)を示したが、画像読取装置(スキャナ)以外のシート材給送装置に本発明を適用してもよい。例えば、本発明のシート材給送装置をプリンタとしてもよい。
さらに、上述した実施形態2では、排紙トレイ150により排出口141を覆った構造例を説明したが、本発明は勿論これに限定されず、例えば、排出トレイの閉状態で装置本体のシート排出口に連通する開口部を排出トレイに設けるようにしてもよい。これにより、排出トレイを閉状態としても、排出口141及び開口部からシートの排出を行うことができる。
また、本発明では、制御画面表示手段(タッチパネルにおける画面表示等)のバックライトを所定時間経過後に消灯するように設定してもよいし、装置電源等を所定時間経過後にオフするようにしてもよい。さらに、上述した実施形態1又は2では、給紙トレイを開閉自在に設けた構造例を説明しているが、給紙トレイの開閉動作によって制御画面表示手段(タッチパネルにおける画面表示等)の制御を行うようにしてもよい。この場合には、給紙トレイの開閉を検知する開閉検知センサを設けて、装置本体の制御部(CPU等)が給紙トレイの開閉信号を受信するようにして開閉動作を監視できるようにする。そして、装置本体の制御部は、例えば、制御画面表示手段の表示モードを給送トレイの開動作によって起動モードに切り替えたり、給送トレイの閉動作によって待機モードに切り替えたりする制御を行うようにしてもよい。また、画像読取等の処理手段の駆動モードを給送トレイの開動作によって起動モードに切り替えたり、給送トレイの閉動作によって待機モードに切り替えたりする制御を行ってもよい。あるいは、装置本体の制御部に電源制御手段を設けて、画像読取装置の装置本体電源を給送トレイの開動作によってオンに切り替えたり、給送トレイの閉動作によってオフに切り替えたりする制御を行うようにしてもよい。
なお、図示しないが、排出トレイに装置本体から排出されるシートの先端に当接するストッパを設けるようにしてもよい。この場合、ストッパは、排出トレイ上で折り畳み自在に設けられる。なお、排出トレイ上にストッパを立てた状態のまま排出トレイを閉状態とした場合にストッパの先端部がタッチパネルに摺接して折り畳まれるようにしていることが好ましい。このようにストッパを設けることにより、排紙されるシートの排出方向の整列性を向上することができる。
100 スキャナ
110 下部ユニット
120 上部ユニット
122 フロントパネル
130 給紙トレイ
140 挿入口
141 排出口
150 排紙トレイ
160 スイープ型指紋センサ
200 凹部

Claims (12)

  1. 給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、
    前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、
    前記装置本体の端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、
    前記給送トレイは、前記装置本体に対して開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とするシート処理装置。
  2. 給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、
    前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、
    前記装置本体の略水平方向に傾斜する端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、
    前記搬送経路は、前記装置本体の上端部から前記装置本体の下端部に向かって延びる経路を含み、
    前記給送トレイは、前記装置本体の上端部に開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とするシート処理装置。
  3. 給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、
    前記搬送経路に設けられてシートに所定の処理を施す処理手段と、
    前記装置本体の略水平方向に傾斜する端面に設けられて前記処理手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、
    前記搬送経路は、前記装置本体の上端部に開口するシート取込口から前記装置本体の下端部に向かって延びる経路を含み、
    前記給送トレイは、前記装置本体の上端部に開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の端面側に倒れて前記シート取込口及び前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とするシート処理装置。
  4. 前記給送トレイは、前記装置本体の端面側を覆う部分と前記シート取込口を覆う部分とが折り曲げ自在な関節部で連結されていることを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 前記装置本体に対して開閉自在に設けられると共に前記装置本体から排出されるシートを受ける排出トレイをさらに備え、
    前記給送トレイは、シートが積載される面側に設けられて前記排出トレイを収容可能な凹部を有し、且つ前記装置本体に対して閉状態の前記排出トレイ上に折り畳まれて前記排出トレイが前記凹部に収容されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記排出トレイには、前記装置本体から排出されるシートの先端に当接するストッパが設けられ、
    前記ストッパは、前記排出トレイ上で折り畳み自在に設けられると共に、前記排出トレイ上に立てた状態で前記排出トレイを閉状態とした際に前記ストッパの先端部が前記制御画面表示手段に摺接して折り畳まれるよう前記排出トレイに接続されていることを特徴とする請求項5記載のシート処理装置。
  7. 前記排出トレイは、閉状態で前記装置本体のシート排出口に連通する開口部を有することを特徴とする請求項5又は6記載のシート処理装置。
  8. 前記排出トレイは、前記装置本体に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のシート処理装置。
  9. 前記制御画面表示手段の表示モードは、前記給送トレイの開動作によって起動モードに切り替わり、前記給送トレイの閉動作によって待機モードに切り替わることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のシート処理装置。
  10. 前記処理手段の駆動モードは、前記給送トレイの開動作によって起動モードに切り替わり、前記給送トレイの閉動作によって待機モードに切り替わることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のシート処理装置。
  11. 前記装置本体の電源は、前記給送トレイの開動作によってオンに切り替わり、前記給送トレイの閉動作によってオフに切り替わることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のシート処理装置。
  12. 給送トレイに積載されるシートを搬送する搬送経路を有する装置本体と、
    前記搬送経路に設けられてシートの画像を読み取る画像読取手段と、
    前記装置本体の端面に設けられて前記画像読取手段の動作を制御する制御画面表示手段とを備え、
    前記給送トレイは、前記装置本体に対して開閉自在に設けられると共に閉状態で前記装置本体の前記制御画面表示手段を覆うことを特徴とするシート読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016149809A (ja) * 2011-12-27 2016-08-18 ブラザー工業株式会社 読取装置
JP2017007853A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 キヤノン株式会社 プリント装置およびシート処理装置
US10506121B2 (en) 2011-12-27 2019-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-reading device

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