JP2011072219A - 容器詰飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期保存後においても飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、汗をかいたとき等の水分を欲するときに飲む止渇飲料として適した容器詰飲料を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)及び(B);
(A)非重合体カテキン類:0.005〜1質量%、
(B)プロアントシアニジン:0.001〜0.7質量%
を含有し、
(C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比が0.1〜0.95である容器詰飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、非重合体カテキン類及びプロアントシアニジンを含有する容器詰飲料に関する。
消費者の嗜好の多様化や健康指向の高揚により、多種多様の飲料が上市されている。中でも茶飲料が注目されているが、茶飲料は、例えば、緑茶抽出液等を利用しカテキン類を飲料に添加して製造することができる(特許文献1)。
しかしながら、市販の緑茶抽出液の濃縮物をそのまま用いると、緑茶抽出液の濃縮物に含まれる成分の影響により渋味や苦みが強く、また喉越しが悪いため、カテキン類による生理作用を発現させる上で必要となる長期間の飲用には向かなかった。
長期間の飲用に不向きな要素の一つである渋味を低減する方法として、例えば、デキストリンを配合する方法がある(特許文献2)。しかしながら、カテキン類を高濃度に配合する場合には、デキストリンを単に配合するだけでは渋味を十分に低減することが困難であった。
ところで、フレンチパラドックスとして知られる赤ワインには、ポリフェノールの1種であるプロアントシアニジンが含まれており、このプロアントシアニジンは様々な生理効果を発現することが報告されている(非特許文献1〜2)。プロアントシアニジンによる生理効果発現を期待して飲料への展開が検討されているが(特許文献3、4)、プロアントシアニジンには独特の強い渋味があるため、飲料への応用は難しい。
特開2002−142677号公報 特開平8−298930号公報 特表2003−527418号公報 特開2007−306872号公報
Clin. Chim. Acta., 1995, 235, 207-219 ジャパンフードサイエンス, 2004, 403, 1月号, 40-45
本発明者は、非重合体カテキン類及びプロアントシアニジン含有飲料の渋味を改善するために飲料へ甘味料を配合したところ、飲み口の後半に嫌な後味が残り、口中におけるすっきり感に優れず、喉の渇きが特に収まり難いことが判明した。飲料の甘味を減らす方法として、甘味料や酸味料の添加量調整、植物フレーバーの添加等が考えられるが、これらの方法によることなく後味及び嗜好性等を改善する技術が望まれていた。
したがって、本発明の課題は、長期保存後においても飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、汗をかいたとき等の水分を欲するときに飲む止渇飲料として適した容器詰飲料を提供することにある。
本発明者は、非重合カテキン類と、プロアントシアニジンとを特定の割合で含有せしめ、かつ総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比を一定に制御することで、非重合カテキン類及びプロアントシアニジン自体に苦渋味があるにも拘わらず、長期保存後においても飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、特に汗をかいたとき等の水分を欲するときに飲む止渇飲料として適した容器詰飲料が得られることを見出した。併せて、総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比を一定に制御することで、飲料の透明性をも維持できることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B);
(A)非重合体カテキン類:0.005〜1質量%
(B)プロアントシアニジン:0.001〜0.7質量%
を含有し、
(C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比が0.1〜0.95である容器詰飲料を提供するものである。
本発明によれば、非重合カテキン類と、プロアントシアニジンとを特定の割合で含有せしめ、かつ総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比を一定に制御することで、長期保存後においても飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、特に汗をかいたとき等の水分を欲するときに飲む止渇飲料として適した容器詰飲料を提供することが可能になる。また、本発明の容器詰飲料は、飲料の透明性が維持されるので、外観上の商品価値を損なうことがない。
先ず、本明細書で使用する用語について説明する。
「(A)非重合体カテキン類」とは、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート及びガロカテキンガレートの非エピ体と、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレートのエピ体とを合わせての総称であり、非重合体カテキン類の濃度は、上記8種の合計量に基づいて定義される。
「(H)非重合体カテキン類のガレート体(以下、単に「ガレート体」ともいう)」とは、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート等を併せての総称であり、「(A)非重合体カテキン類中の(H)ガレート体の割合」は、(A)非重合体カテキン類の総量に対する(H)ガレート体の質量比率である。
次に、本発明の容器詰飲料について説明する。
本発明の容器詰飲料は、(A)非重合体カテキン類を0.005〜1質量%含有するが、かかる含有量の下限は0.01質量%、更に0.05質量%、特に0.07質量%であることが好ましく、他方上限は0.9質量%、更に0.8質量%、更に0.5質量%、特に0.3質量%であることが好ましい。これにより、多量の非重合体カテキン類を容易に摂取しやすくなるため、非重合体カテキン類を効果的に体内に吸収させることができる。なお、非重合体カテキン類の含有量が0.005質量%以上であると、非重合体カテキン類による生理効果を期待でき、また1質量%以下であると、飲料の外観が良好である。
また、(A)非重合体カテキン類中の(H)ガレート体の割合(ガレート体率:[(H)/(A)]×100)は、飲料の安定性及び苦味抑制の観点から、50質量%以下、更に48質量%、特に45質量%以下であることが好ましく、その下限は5質量%、更に10質量%、特に20質量%であることが好ましい。
更に、本発明の容器詰飲料は、(B)プロアントシアニジンを含有するが、プロアントシアニジンは下記構造式で示されるものである。
Figure 2011072219
本発明の容器詰飲料中の(B)プロアントシアニジンの含有量は0.001〜0.7質量%であるが、かかる含有量の下限は0.005質量%、更に0.01質量%、特に0.015質量%であることが好ましく、他方上限は0.6質量%、更に0.5質量%、更に0.4質量%、更に0.3質量%であることが好ましい。これにより、長期間の飲料保存後においても飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、口中におけるすっきり感に優れ、しかも喉の渇きの収まりが良好になる。ここで、「プロアントシアニジンの含有量」は、後掲の実施例に記載の「ポーター法(庄司俊彦,外2名,果汁協会報、5月号,2004年,No.549)」により測定された値である。
本発明の容器詰飲料中の(C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比(非重合体カテキン類/総ポリフェノール)は0.1〜0.95であるが、かかる質量比の下限は0.2、更に0.3、更に0.35、更に0.4であることが好ましく、他方上限は0.9、更に0.85、更に0.8であることが好ましい。このような質量比とすることで、飲料としてのヘイズ値を維持することができる。ここで、本発明において「総ポリフェノールの質量」は、後掲の実施例に記載の酒石酸鉄法により定量した値である。
本発明における好ましい態様として、例えば、次のものが挙げられる。
(C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比が0.1以上0.4未満の場合、容器詰飲料中のプロアントシアニジンの含有量は0.15質量%以上0.6質量%以下、好ましくは0.17質量%以上0.5質量%以下であることが好ましい。
また、(C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比が0.4以上0.95以下、好ましくは0.42以上0.8以下である場合、容器詰飲料中のプロアントシアニジンの含有量は0.006質量%以上0.15質量%未満、特に0.01以上0.12質量%以下であることが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、茶抽出液、その濃縮物及びそれらの精製物から選択される少なくとも1種の茶抽出物と、植物抽出物由来のプロアントシアニジン含有画分を配合し、非重合体カテキン類及びプロアントシアニジンの各濃度を調整して得ることができる。茶抽出物としては、苦渋味及び濁りの抑制の観点から、茶抽出液の精製物が好ましい。
また、本発明で使用する茶抽出液、その濃縮物又はそれらの精製物としては、タンナーゼ処理したものが好ましい。これにより、ガレート体率を上記範囲内に低減することができる。ここで、「タンナーゼ処理」とは、茶抽出液又はその濃縮物を、タンナーゼ活性を有する酵素と接触させることをいい、例えば、特開2004−321105号公報に記載の方法を採用することができる。
本発明において、茶抽出液とは、不発酵茶、半発酵茶及び発酵茶から選択される茶から得られた抽出物であって、濃縮や精製操作が行われていないものをいう。抽出方法としては、ニーダー抽出、攪拌抽出(バッチ抽出)、向流抽出(ドリップ抽出)、カラム抽出等の公知の方法が採用できる。
抽出に使用する茶としては、例えば、Camellia属、例えば、C.var.sinensis(やぶきた種を含む)、C.var.assamica及びそれらの雑種から選択される茶樹が挙げられる。その加工方法により、不発酵茶、半発酵茶、発酵茶に大別することができる。不発酵茶としては、例えば、煎茶、番茶、玉露、碾茶、釜入り茶、茎茶、棒茶、芽茶等の緑茶が例示される。また、半発酵茶としては、例えば、鉄観音、色種、黄金桂、武夷岩茶等の烏龍茶が例示される。更に、発酵茶としては、ダージリン、アッサム、スリランカ等の紅茶が例示される。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。中でも、非重合体カテキン類の含有量の点から、緑茶が好ましい。
また、茶抽出液の濃縮物とは、茶から熱水又は水溶性有機溶媒により抽出された溶液の水分の一部を除去して非重合体カテキン類濃度を高めたものであり、その形態としては、固体、水溶液、スラリー状など種々のものが挙げられる。なお、茶抽出液の濃縮物として、三井農林社製「ポリフェノン」、伊藤園社製「テアフラン」、太陽化学社製「サンフェノン」等の市販品を使用することができる。
茶抽出液の精製物としては、例えば、下記(i)〜(iv)のいずれかの方法、あるいは2以上の組み合わせにより得られたものが挙げられる。
(i)茶抽出液又はその濃縮物(以下、「茶抽出液等」という)を水、又は水と水溶性有機溶媒(例えば、エタノール)との混合物(以下、「有機溶媒水溶液」という)に懸濁して生じた沈殿を除去した後、溶媒を留去する方法。
(ii)茶抽出液等をタンナーゼ処理し、更に活性炭、酸性白土及び活性白土から選択される少なくとも1種の吸着剤と接触させる方法(例えば、特開2007−282568号公報)。
(iii)茶抽出液等を合成吸着剤に吸着させた後、該合成吸着剤に有機溶媒水溶液を接触させて非重合体カテキン類を脱離させる方法(例えば、特開2006−160656号公報)。
(iv)茶抽出液等を合成吸着剤に吸着させた後、該合成吸着剤に有機溶媒水溶液又は塩基性水溶液(例えば、水酸化ナトリウム水溶液)を接触させて非重合体カテキン類を脱離させ、次いで得られた脱離液を活性炭と接触させる方法(例えば、特開2008−079609号公報)。
なお、上記(i)、(iii)及び(iv)の方法においては、茶抽出液等としてタンナーゼ処理したものを使用することができる。
(B)プロアントシアニジンは、リンゴ、ぶどう、ココアなどに豊富に含まれており、それらの果実や植物から抽出、精製したプロアントシアニジン含有画分として供給される。なお、植物からの抽出及び精製方法は特に限定されないが、例えば、以下の方法が挙げられる。
抽出方法としては、例えば、リンゴ、ぶどう、ココアなどの果実を洗浄した後、そのまま又は亜硫酸を添加しながら破砕、圧搾により果汁を得、遠心分離、濾過などにより清澄果汁を調製する方法が挙げられる。また、果実をアルコール類と混合して破砕し、そのまま浸漬し、圧搾、又は加熱還流しながら抽出し、次いでアルコールを溜去した後、遠心分離及び濾過、又はヘキサン、クロロホルム等の有機溶媒による分配及び濾過を行い、清澄抽出物を得てもよい。
また、精製方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。
先ず、ポリフェノールを選択的に吸着できる吸着剤、例えばスチレンジビニルベンゼン系の合成吸着樹脂、陰イオン交換樹脂などが充填されたカラムに上記の清澄果汁又は清澄抽出物を通すことによりポリフェノール成分を吸着させる。次いで、蒸留水によってカラムを洗浄した後、20〜100v/v%、好ましくは30〜60v/v%のアルコール水溶液をカラムに通すことによりポリフェノール成分を溶出させ、回収する。次いで、得られたポリフェノール溶液からアルコールを溜去して粗ポリフェノール画分を得る。そして、粗ポリフェノール画分を、酢酸メチルを液相として用いた固液抽出により、プロアントシアニジン含有画分を得ることができる。
更に、本発明においては、(B)プロアントシアニジンとして、公知の合成法によって得られたものを使用しても、市販品を使用してもよい。市販品のプロアントシアニジン含有画分としては、果実由来のものが好ましく、例えば、ブドウ種子ポリフェノールではグラヴィノール(キッコーマン社製)、りんごポリフェノールではアップルフェノン(アサヒフードアンドヘルス社製)、ブドウ種子ポリフェノール又はブドウ皮ポリフェノールではグレープアクティブ(フェルコ社製)等が挙げられる。
本発明の容器詰飲料は、ミネラルとして(E)ナトリウムイオン及び(F)カリウムイオンを含有してもよい。これにより、長期保存時においても爽快感が希薄にならず、特にスポーツシーンでの飲用において見られる酸味感の後引きがなく、口中におけるスッキリ感がより一層優れるようになる。したがって、日常生活での飲用はもちろんのこと、特にスポーツなどの場面で飲む飲料として適している。
(E)ナトリウムイオンは、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、酒石酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム等及びそれらの混合物のような容易に入手し得るナトリウム塩として配合することができる。中でも、(E1)塩化ナトリウムが好ましい。なお、ナトリウムイオンは、加えられた果汁、酸味料又は茶の成分由来のもの等も含まれる。ナトリウムイオン濃度は、血漿中ナトリウムイオン濃度よりも低いことが好ましい。
本発明の容器詰飲料中の(E)ナトリウムイオンの含有量は0.001〜0.3質量%、更に0.005〜0.2質量%、特に0.01〜0.1質量%であることが好ましい。
(F)カリウムイオンは、塩化カリウム、炭酸カリウム、硫酸カリウム、酢酸カリウム、炭酸水素カリウム、クエン酸カリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム、酒石酸カリウム、ソルビン酸カリウム等又はそれらの混合物のようなカリウム塩として配合することができる。なお、カリウムイオンは、加えられた果汁、酸味料又は茶の成分由来のもの等も含まれる。
本発明の容器詰飲料中の(F)カリウムイオンの含有量は0.001〜0.1質量%が好ましく、更に0.001〜0.09質量%、更に〜0.05質量%、特に0.003〜0.01質量%であることが好ましい。
また、本発明の容器詰飲料中の(E)ナトリウムイオンと(F)カリウムイオンとの含有質量比[(E)/(F)]は、5〜20、特に7〜15であることが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、(G)炭水化物を含有することができる。(G)炭水化物の含有量は、フルクトース換算量で0.1〜15質量%、更に1〜10質量%、特に3〜7質量%であることが好ましく、またグルコース換算量で0.01〜15質量%、更に0.05〜10質量%、特に1〜5質量%であることが好ましい。フルクトース量及びグルコース量が上記範囲内にあると、強烈な苦渋味、強い収斂性が生じなく、苦渋味が低減され長期間の飲用に適し、また苦渋味の安定性及び喉越しがより一層優れるようになる。
また、本発明の容器詰飲料中の(G1)フルクトース換算量と(G2)グルコース換算量との含有質量比[(G1)/(G2)]は、0.1〜30、更に0.5〜15、特に1〜5であることが好ましい。
ここで、「フルクトース換算量」、「グルコース換算量」とは、当該炭水化物をHPLC測定して得られるフルクトース量、グルコース量、あるいは加水分解後の炭水化物をHPLC測定して得られるフルクトース量、グルコース量をいう。具体的な測定条件は、後掲の実施例の記載に従うものとする。
本発明で用いられる炭水化物としては、例えば、単糖、オリゴ糖、複合多糖及びそれらの混合物が挙げられ、ブドウ糖、ショ糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖及び果糖ブドウ糖液糖から選ばれる1種以上を使用することが好ましく、特にブドウ糖及び果糖を使用することが好ましい。
また、本発明においては、甘味料として人工甘味料を単独で又は併用して配合することができる。本発明の容器詰飲料中の人工甘味料の含有量は、0.01〜3質量%、更に0.03〜1質量%、特に0.05〜0.5質量%とすることが好ましい。
本発明の容器詰飲料には、酸味料を含有させることができ、酸味料は塩の形態であってもよい。
これらの酸味料は、本発明の容器詰飲料中に0.01〜3.0質量%、更に0.05〜1質量%、特に0.1〜0.5質量%含有することが好ましい。酸味料の濃度が0.01質量%以上の場合には、苦味、渋味を抑制することができる。また、酸味料の濃度が3.0質量%以下の場合には、酸味等の嗜好性が良好になる。
本発明の容器詰飲料には、更に嗜好性を向上させる目的で植物及び果物から選ばれる1種以上の風味剤を含有してもよい。風味剤は、一般に香料又はフレーバー、果汁又はフルーツジュースと呼ばれており、天然又は合成の風味剤が使用できる。
風味剤として香料又はフレーバーを使用する場合には、本発明の容器詰飲料中に0.0001〜5質量%、更に0.0001〜3質量%、特に0.001〜1質量%含有することが好ましい。また、風味剤として果汁又はフルーツジュースを使用する場合には、本発明の容器詰飲料中に0.001〜15質量%、特に0.002〜10質量%含有させることが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、上記成分の他にも、苦味抑制剤、ビタミン、各種エステル類、色素類、乳化剤、保存料、調味料、ガム、油、アミノ酸、野菜エキス類、花蜜エキス類、pH調整剤、品質安定剤等の成分を単独又は併用して配合してもよい。
本発明の容器詰飲料のpH(25℃)は2〜6が好ましく、更に2.5〜5、特に3〜4が好ましい。pHが2以上であると、飲料の酸味、刺激臭が低減され、また長期保存時において苦味渋味や非重合体カテキン類の安定性が優れるようになる。他方、6以下であると、風味の調和が取りやすくなる。
本発明の容器詰飲料のヘイズ値は、0.1〜76、更に0.1〜65、更に0.1〜60、更に0.1〜55、特に0.5〜50であることが好ましい。ここで「ヘイズ値」とは、光路長10mmのガラスセルを透過した透過光と散乱光をあわせた状態で測定される値で、0〜100の値をもち、値が小さいほど透明性が高いことを意味し、水は0とする。なお、ヘイズ値は、25℃においてヘイズ・透過率計を用いて測定することができる。容器詰飲料のヘイズ値が上記範囲にある場合、成分が均一に分散して存在していることを示し、不溶分による飲料の長期保存時の異味・異臭の発生、風味剤の変質臭が感じられず、長期間の飲用に適する。また、酸素透過性の透明容器の形態であっても、ショーウィンドウで照明が照射された時に、飲料の外観変化が生ぜず、酸素透過下での光照射による色調安定性に優れる。
本発明の容器詰飲料は、茶系容器詰飲料、非茶系容器詰飲料とすることができるが、特に非茶系容器詰飲料とすることが好ましい。非茶系飲料として、例えば、果実エキス入り飲料、野菜エキス入りジュース、ニアウォーター、炭酸飲料、栄養補給飲料、スポーツドリンク、アイソトニック飲料、ダイエット飲料等が挙げられる。スポーツドリンクとは、身体運動後に汗として失われる水分、ミネラルを速やかに補給できる飲料であると一般的に規定される。また、栄養補給飲料とは栄養成分の補給や補完を期待できる飲料をいい、ダイエット飲料とは脂質燃焼促進や脂質代謝亢進等を期待できる飲料をいう。
また、嗜好性により、炭酸飲料とすることもできる。すなわち、(D)炭酸ガスにより適度な起泡性を付与することにより、非重合体カテキン類の苦味を抑制することが可能であり、更にソフト感及び清涼感を継続して付与することもできる。
本発明の容器詰飲料中の(D)炭酸ガスの含有量は、甘味料や香料等の添加剤の種類やその含有量により一様ではなく、0〜1質量%とするが、更に0.05〜0.8質量%、更に0.1〜0.7質量%、特に0.3〜0.6質量%であることが好ましい。(D)炭酸ガスの測定方法としては、ガスボリューム計により計測し、ガス量に換算することができる。
本発明の容器詰飲料が炭酸飲料である場合、例えば、(A)非重合体カテキン類、(B)プロアントシアニジン及び(D)炭酸ガスを同時に、あるいはこれらを適宜順次添加し、次いで水で希釈して飲料中の(A)非重合体カテキン類、(B)プロアントシアニジン及び(D)炭酸ガスの含有量をそれぞれ所定の含有量になるように調整し、次いで容器に充填することで製造することができる。(D)炭酸ガスを含有させることにより、(A)非重合体カテキン類の苦味を抑制することができ、嗜好性が向上する。
本発明の容器詰飲料は、プラスチック製ボトル(例えば、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする、いわゆるPETボトル)、金属缶、紙パック(例えば、金属箔やプラスチックフィルムと複合された紙容器)、瓶等の通常の包装容器に充填して提供することができる。本発明の容器詰飲料は、酸素透過性の透明容器の形態が好ましい。容器の酸素透過係数は、0.0001〜0.5mL/350mL・day・atm、特に0.001〜0.45mL/350mL・day・atmが好ましい。酸素透過性の透明容器の形態であっても、長期間に渡って照明が照射された時でも飲料の外観が変化しにくく、酸素透過下での光照射による色調安定性に優れている。なお、本発明において「容器詰飲料」とは希釈せずに飲用できるものをいう。
本発明の容器詰飲料は、例えば、例えば、金属缶のような容器に充填後、加熱殺菌できる場合にあっては適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた殺菌条件で製造できる。一方、PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、あらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器などで高温短時間殺菌後、一定の温度迄冷却して容器に充填する等の方法が採用できる。また無菌下で、充填された容器に別の成分を配合して充填してもよい。更に、酸性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを中性に戻すことや、中性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを酸性に戻す等の操作も可能である。
(1)非重合体カテキン類及びカフェインの測定
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラムL−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度35℃でグラジエント法により分析した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った。
(2)プロアントシアニジンの測定
飲料中のプロアントシアニジン含有量は、ポーター法により測定した。試料溶液(0.2mL)を栓付き試験管に取り、n−ブタノール-塩酸混合液(95:5,v/v)を3mL、2%硫酸鉄アンモニウム水溶液(W/V)0.1mLを加え、よく攪拌した。次に、95℃沸騰温中で40分間加熱し、反応させた。冷却後、550nmの吸光度を測定し、同様に反応させた標準物質のプロシアジニンB2で換算して、プロアントシアニジン含有量を求めた。
(3)総ポリフェノールの測定
総ポリフェノールの測定は、酒石酸鉄法により、標準液として没食子酸エチルを用い、没食子酸の換算量として求めた(「緑茶ポリフェノール」飲食料品用機能性素材有効利用技術シリーズNo,10、社団法人菓子総合技術センター)。具体的には、試料5mLを酒石酸鉄標準溶液5mLで発色させ、リン酸緩衝液で25mLに定溶し、540nmで吸光度を測定し、没食子酸エチルによる検量線から総ポリフェノール量を求めた。
酒石酸鉄標準液の調製:硫酸第一鉄・7水和物100mg、酒石酸ナトリウム・カリウム(ロッシェル塩)500mgを蒸留水で100mLとした。
リン酸緩衝液の調製:1/15Mリン酸水素二ナトリウム溶液と、1/15Mリン酸二水素ナトリウム溶液を混合しpH7.5に調整した。
(4)炭水化物のフルクトース及びグルコース換算方法及び測定
次の(i)の方法により遊離のフルクトース、グルコース及びショ糖を測定し、また(ii)の方法により加水分解後のフルクトース及びグルコースを測定し、これらの測定値からグルコース換算量及びフルクトース換算量を求めた。
(i)遊離のフルクトース、グルコース及びショ糖(日本食品分析センター標準法)
試料を採取し、水を加えて中和し、妨害物質を除去した後メンブランフィルター(孔径0.45μm)で濾過したものを試験溶液とし、次の条件でHPLCにより測定した。
<高速液体クロマトグラフ条件>
機種:LC−10ADvp(島津製作所(株))
検出器:示差屈折計 RID−10A(島津製作所(株))
カラム:Wakosil 5NH2 φ4.6mm×250mm(和光純薬工業(株))
(ii)加水分解後のフルクトース及びグルコース(日本食品分析センター標準法)
試料を採取し、塩酸加水分解し、冷却後濾過(No.5B)し、次いでメンブランフィルター(孔径0.45μm)で濾過したものを試験溶液とし、次の条件でHPLCにより測定した。
<高速液体クロマトグラフ条件>
機種:LC-10ADvp(島津製作所(株))
検出器:蛍光分光光度計 RF-10AXL(島津製作所(株))
カラム:TSKgel SUGAR AXI φ4.6mm×150mm(東ソー(株))
(5)ナトリウム量の測定
原子吸光光度法(塩酸抽出)
試料5gを10質量%塩酸に入れ、その後イオン交換水で1質量%塩酸溶液になるように定溶し吸光度測定を行った。
波長:589.6nm
フレーム:アセチレン−空気
(6)カリウム量の測定
原子吸光光度法(塩酸抽出)
試料5gを10質量%塩酸に入れ、その後イオン交換水で1質量%塩酸溶液になるように定溶し吸光度測定を行った。
(7)ヘイズ値の測定
ヘイズ・透過率計(型式HR−100、株式会社 村上色彩技術研究所製)を用い、ガラスセル(光路長10mm、横35mm、縦40mm)に試料を入れてヘイズ値を25℃で測定した。
(8)官能評価
各実施例及び比較例で得られた容器詰飲料の「飲み口の後半の嫌な後味の残り」及び「汗をかいた時の口中のすっきり感」について、パネラー5名による官能試験を実施した。
「飲み口の後半の嫌な後味の残り」は、飲み口の後半に嫌な後味が残りにくく、また常温でもおいしく飲める飲料であるか否かを評価した。具体的には、製造直後の容器詰飲料と、37℃で1週間保管後の容器詰飲料500mLを自由な飲用をしてもらい、以下の基準で評価した。その後、協議により最終スコアを決定した。なお、飲用温度は常温とした。
評価基準
A:嫌な後味の残りがない。
B:嫌な後味の残りが殆どない。
C:やや嫌な後味の残りがある
D:嫌な後味の残りがある
E:嫌な後味の残りが強い
また、「汗をかいた時の口中のすっきり感」は、特に汗をかいたとき等の飲用において口中におけるスッキリ感に優れ、喉の渇きの収まりやすさについて、特に汗をかいたとき等の場面でゴクゴク飲む飲料として適している味か否かを評価した。具体的には、37℃で1週間保管後の容器詰飲料500mLを軽い運動をして汗をかいたときに自由な飲用をしてもらい、下記の基準で評価した。その後、協議により最終スコアを決定した。なお、飲用温度は常温とした。
評価基準
A:非常に優れる。
B:優れる。
C:やや優れる。
D:やや優れない。
E:優れない。
製造例
(緑茶抽出液の精製物の製造)
緑茶抽出液の濃縮物(ポリフェノンHG、三井農林社製)100gを25℃、250rpmの攪拌条件下で、95質量%エタノール水溶液490.9g中に懸濁させ、活性炭(クラレコールGLC、クラレケミカル社製)20gと、酸性白土(ミズカエース#600、水澤化学社製)35gを投入後、約10分間攪拌を続けた。次いで、40質量%エタノール水溶液409.1gを10分間かけて滴下した後、25℃のまま約30分間攪拌を続けた。次いで、2号濾紙で活性炭、酸性白土及び沈殿物を濾過した後、0.2μmメンブランフィルターによって再濾過を行った。最後にイオン交換水200gを濾過液に添加し、40℃、0.0272kg/cm2でエタノールを留去して緑茶抽出液の精製物を得た。非重合体カテキン類濃度は22質量%であり、またガレート体率は45質量%であり、総ポリフェノール量は23質量%であった。
実施例1
表1に示す各配合成分を飲料の30質量%の水で希釈し、食品衛生法に基づく殺菌処理を行った後、30℃まで冷却し、容器に充填した。その後、炭酸水を封入して容器詰飲料とした後に、65℃で20分間加熱殺菌した。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
実施例2
表1に示す各配合成分を混合して非茶系飲料を調製し、次いで食品衛生法に基づく殺菌、ホットパック充填して容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
実施例3
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例2と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
実施例4
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例2と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
実施例5
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例1と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
実施例6
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例1と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
比較例1
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例2と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
比較例2
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例2と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
比較例3
プロアントシアニジンの配合量を変更したこと以外は、実施例2と同様の操作により容器詰飲料を得た。得られた容器詰飲料の分析値及び官能評価の結果を表1に併せて示す。
Figure 2011072219

Claims (9)

  1. 次の成分(A)及び(B);
    (A)非重合体カテキン類:0.005〜1質量%、
    (B)プロアントシアニジン:0.001〜0.7質量%
    を含有し、
    (C)総ポリフェノールに対する非重合体カテキン類の含有質量比が0.1〜0.95である容器詰飲料。
  2. さらに、(D)炭酸ガスを0〜1質量%含有する、請求項1記載の容器詰飲料。
  3. さらに、(E)ナトリウムイオンを0.001〜0.3質量%、及び(F)カリウムイオンを0.001〜0.1質量%含有する、請求項1又は2記載の容器詰飲料。
  4. (H)非重合体カテキン類中のガレート体の割合が5〜50質量%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  5. プロアントシアニジンが果実由来のものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  6. pHが2〜6である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  7. ヘイズ値が0.1〜76である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  8. 緑茶抽出物の精製物を配合したものである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  9. 非茶系飲料である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
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