JP2011070519A - 文書更新管理方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は文書更新管理方法及びシステムに関し、変更されたドキュメントの閲覧に対し、以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所の理解を促すことができるシステムを提供することを目的としている。
【解決手段】ドキュメント管理サーバとメールサーバと利用者端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、前記ドキュメント管理サーバは、更新者からドキュメント登録を受け付けると変更履歴に応じて版数情報を挿入して記憶手段に登録する手段と、前記ドキュメントを閲覧すべき者を抽出して閲覧依頼メールを送信する手段と、前記閲覧すべき者からドキュメント閲覧依頼があると、前記閲覧すべき者の閲覧済版数に応じてドキュメント変更箇所を強調表示する手段と、前記閲覧すべき者が変更箇所を理解するために要する最低閲覧時間に満たない場合は再度閲覧要求通知を送信する手段と、を有して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は文書更新管理方法及びシステムに関し、更に詳しくは以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所を強調表示することで利用対象者の理解を促すと共に、閲覧が十分に行われているかを確認することで、変更されたドキュメントを周知徹底させるようにした文書更新管理方法及びシステムに関する。
従来、ドキュメント等の内容が変更された際、変更及び変更内容を周知徹底するため、ドキュメントへアクセスした利用者を対象に変更が行われた旨を通知する方法がある。しかしながら、この方法では、組織変更等により、更新時点でドキュメントの利用対象者では無い場合においても通知が行われ、逆に一度もアクセスしていない利用対象者の場合は通知が行われないという課題がある。
このような不具合を解消するため、ドキュメントを閲覧すべき利用対象者をデータベース化し、閲覧すべきドキュメントへのアクセス履歴から、変更されたドキュメントが未閲覧の場合、利用対象者に対してメールにて警告を行なうシステムがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−352975号公報(段落0019〜0031,図2〜7)
引用文献1記載のシステムでは、変更されたドキュメントに対し、アクセスしていない場合は閲覧していない旨の警告通知のメールが送付される。しかしながら、利用対象者が通知によりドキュメントにアクセスしたとしても、変更点を認識し十分に閲覧が行なわれたかどうかは判らない。例えば、何らかの理由により十分に読まないまま閲覧を途中で止めてしまった場合も、引用文献1記載の発明ではシステム上で閲覧済と記録されてしまう。そのため、このような場合においては、目的であるドキュメントの周知徹底は果たせないという課題が残ってしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、変更されたドキュメントの閲覧に対し、以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所の理解を促すことができるシステムを提供することを目的としている。特に、複数の版数に亘って閲覧していない者にとっても変更箇所を判りやすくすることを目的としている。また、利用対象者の閲覧状況をシステムにおいて閲覧が完全に行われているかを確認し、変更されたドキュメントを利用者に周知徹底させるシステムを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明は以下のような構成をとっている。
(1)請求項1記載の発明は、ドキュメント管理サーバとメールサーバと利用者端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、前記ドキュメント管理サーバは、更新者からドキュメント登録を受け付けると変更履歴に応じて版数情報を挿入して記憶手段に登録するステップと、前記ドキュメントを閲覧すべき者を抽出して閲覧依頼メールを送信するステップと、前記閲覧すべき者からドキュメント閲覧依頼があると、前記閲覧すべき者の閲覧済版数に応じてドキュメント変更箇所を強調表示するステップと、前記閲覧すべき者が変更箇所を理解するために要する最低閲覧時間に満たない場合は再度閲覧要求通知を送信するステップと、を有することを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、前記ドキュメント管理サーバは、前記最低閲覧時間は変更箇所の文字数を基に算出することを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、ドキュメント管理サーバとメールサーバと利用者端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、前記ドキュメント管理サーバは、更新者からドキュメント登録を受け付けると変更履歴に応じて版数情報を挿入して記憶手段に登録する手段と、前記ドキュメントを閲覧すべき者を抽出して閲覧依頼メールを送信する手段と、前記閲覧すべき者からドキュメント閲覧依頼があると、前記閲覧すべき者の閲覧済版数に応じてドキュメント変更箇所を強調表示する手段と、前記閲覧すべき者が変更箇所を理解するために要する最低閲覧時間に満たない場合は再度閲覧要求通知を送信する手段と、を有することを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、前記ドキュメント管理サーバは、前記最低閲覧時間は変更箇所の文字数を基に算出することを特徴とする。
本発明は以下のような効果を有する。
(1)請求項1記載の発明によれば、以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所を強調表示することで利用対象者の理解を促すことができ、また閲覧が十分に行われているかを周知徹底することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、最低閲覧時間を算出することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所を強調表示することで利用対象者の理解を促すことができ、また閲覧が十分に行われているかを周知徹底することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、最低閲覧時間を算出することができる。
本発明の全体構成例を示す図である。 ドキュメントデータベースの構成例を示す図である。 閲覧者データベースの構成例を示す図である。 表示処理データベースの構成例を示す図である。 最低閲覧時間定義データベースの構成例を示す図である。 ドキュメント変更時における画面イメージを示す図である。 ドキュメント閲覧時における画面イメージを示す図である。 ドキュメント変更時における動作を示すフローチャートである。 ドキュメント閲覧時における動作を示すフローチャートである。 閲覧権限の無いユーザへの通知画面を示す図である。 ドキュメント変更時のメール通知画面を示す図である。 閲覧時間が最低閲覧時間に達しない場合のメール通知画面を示す図である。 保存ドキュメントデータの構成例を示すxMLで記述された図である。 版数情報付加前のドキュメント原文例を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の全体構成例を示す図である。図に示す装置全体でドキュメント管理システムを構成している。このドキュメント管理システムは、ドキュメント管理サーバ20と、メールサーバ30と、少なくとも1台の利用者端末40とがネットワーク25を介して接続されたシステムを構成している。ネットワーク25としては、例えばインターネットやLAN等を用いることができる。
ドキュメント管理サーバ20において、1はドキュメントの登録受付を行なうドキュメント登録受付手段、2は閲覧者データベース(DB)に版数情報を挿入する版数情報挿入手段、3は利用者に変更箇所を強調して見せるための変更箇所強調手段、4はドキュメントをドキュメント保存領域に保存するドキュメント保存手段、5は利用者にドキュメント変更の通知を行なうドキュメント更新通知手段、6は利用者からのドキュメント閲覧要求を受け付けるドキュメント閲覧要求受付手段、7は利用者の閲覧状況を監視する閲覧状況監視手段、8は各種情報を表示する表示部、9はドキュメントを保存するドキュメント保存領域、10は時刻情報を出力する時刻情報部、11は最低閲覧時間を算出するデータが記憶される最低閲覧時間定義部である。
12〜15はドキュメント管理サーバ20と接続される各種のデータベース(以下DBと略す)である。12はドキュメントDB、13は閲覧者DB、14は表示処理DB、15は最低閲覧時間定義DBである。以下、これらDBの詳細構成について説明する。
図2はドキュメントデータベース12の構成例を示す図である。図に示すように、ドキュメントIDと、ドキュメント名と、版数と、更新日と、更新者IDと、保存先が設けられている。例えば、ドキュメントID000002は、ドキュメント名が技術試料_2007.txtであり、版数が15であり、更新日が2009/10/24であり、更新者IDは moriであり、保存先はC:\技術試料である。
図3は閲覧者データベース13の構成例を示す図である。図に示すように、利用者IDと、閲覧対象ドキュメントと、閲覧済版数と、通知先とから構成されている。例えば、利用者IDがt_asouさんの場合は、閲覧対象ドキュメントは000001,00002,00003,00014であり、閲覧対象ドキュメント000001の閲覧済版数は20、閲覧対象ドキュメント00002の閲覧済版数は14であり、閲覧対象ドキュメント00003の閲覧済版数は7であり、閲覧対象ドキュメント00014の閲覧済版数は19である。通知先はt_asou@abcde.comである。
図4は表示処理データベースの構成例を示す図である。図に示すように、世代毎に色情報IDが登録されている。世代が22の場合の色情報IDはFF.33.00である。この色は版数によって異なる色となっている。図5は最低閲覧時間定義データベース15の構成例を示す図である。このDBには、例えば1秒間に読む文字数が5で、閲覧必須時間が60(秒)である(詳細後述)。
[ドキュメント変更時の動作]
1)ドキュメント管理サーバ20は、変更担当者より利用者端末40から送信された変更するドキュメント名及び変更処理済みのドキュメントをドキュメント登録受付手段1で受信する。
2)ドキュメント管理サーバ20は、受信したドキュメントと、これまで登録されたドキュメント情報が格納されているドキュメントDB12に登録された、受信前において最新であったドキュメントのデータ内容とを比較して変更(置換・削除・追加)があるか確認を行なう。
3)ドキュメント管理サーバ20は、2)において変更されていることを確認した場合、変更点を抽出する。
4)ドキュメント管理サーバ20の版数情報挿入手段2は、受信した変更処理済みのドキュメントに対して、3)において抽出した変更箇所に対し版数情報を挿入する。
5)ドキュメント管理サーバ20は、4)のドキュメントをデータファイルとしてドキュメント管理サーバ内のドキュメント保存領域9に保存する。また、ドキュメントDB12に新しい版として登録する。
6)ドキュメント管理サーバ20のドキュメント更新通知手段5は、変更担当者である利用者端末40に登録された旨のメッセージを送信する。
7)ドキュメント管理サーバ20は、各ドキュメントに対して閲覧すべき利用対象者が登録された閲覧者DB13を参照し、登録された「ドキュメント名」と1)で受信したドキュメント名とを比較し、合致する場合は、その利用対象者情報及び閲覧済版数を抽出する。
8)ドキュメント管理サーバ20のドキュメント更新通知手段5は、7)で抽出した利用対象者に対し、ドキュメントの変更があった旨、及び閲覧先、閲覧済版数の情報についてメールサーバ30を介して電子メールを送信することにより通知を行なう。
図6はドキュメント変更時における画面イメージを示す図である。何れも利用者端末40の表示画面を示している。先ず(a)に示すようにドキュメント登録画面が表示される。このドキュメント登録画面で利用者がドキュメントを選択すると(ここでは「技術資料 2007.txt」を選択)、「現在の版数はVersion.15です」という表示がなされ、「改版したドキュメントをアップロードしてください」と表示されるので、「アップロード」ボタンをマウスでクリックすると、アップロードが開始され、ドキュメント管理サーバ20に通知される。
次に、(b)に示すように正常登録通知画面が表示される。「以下のドキュメントは正常に登録されました」という表示の下に「技術資料_2007.txt」が表示され、その版数が「Version.16」である旨が表示される。以上の表示は版数が異なっていた場合であるが、版数が異なっていない場合には、(c)に示すように「ドキュメントは登録されませんでした」という表示と、「技術資料_2007.txt」が表示され、版数に変更がなかった旨、即ち「1つ前の版との相違点がありませんでした」と表示され、その下に現在の版数「Version.15」が表示される。
[ドキュメント閲覧時の動作]
1)ドキュメント管理サーバ20のドキュメント閲覧要求受付手段6は利用対象者からのドキュメントへのアクセスを受信する。
2)ドキュメント管理サーバ20は、閲覧者DB13を参照し、登録された「ドキュメント名」と1)で受信したドキュメント名とを比較し、合致する場合は、その利用対象者情報及び閲覧済版数を抽出する。
3)ドキュメント管理サーバ20は、ドキュメントDB12にある前記ドキュメントにおいて、登録された最新の版数であるデータファイルを呼び出す。
4)ドキュメント管理サーバ20は、3)で呼び出したデータファイル内の版数情報の中から2)で抽出した閲覧済版数と同じ、若しくは古い版数情報を削除する処理を行なう。
5)ドキュメント管理サーバ20の変更箇所強調手段3は、版数に応じて色情報を定義した表示処理DB14を参照し、4)で処理されたデータファイル内の版数情報と一緒に色情報を付加する。
6)ドキュメント管理サーバ20の最低閲覧時間定義部11は、5)において版数情報及び色情報が付加された箇所の文字数を計算し、最低閲覧時間定義DB15の値を代入した最低閲覧時間定義部11における計算式から最低閲覧時間を算出する。最低閲覧時間(秒)は次式で与えられる。
最低閲覧時間(秒)=文字数÷(1秒間に読む文字数)+(閲覧必須時間) (1)
ここで、閲覧必須時間は、例えば図5の最低閲覧時間定義DB15に示すように60秒が用いられる。
7)ドキュメント管理サーバ20は、データファイル内のデータにおいて、版数情報及び色情報が付加された箇所においては、その色情報に基づく下線を表示する画面情報を利用対象者の利用者端末40へ送信し、時刻情報部10から得た送信時刻を記憶する。
8)ドキュメント管理サーバ20は、7)で送信した画面情報において、スクロールバーの位置情報を取得する。
9)ドキュメント管理サーバ20は、8)においてスクロールバーが最も下部の位置にあることを検知した場合は、そのドキュメントを全部閲覧したことになるので、前記利用対象者の利用者端末40へ「終了」ボタンを表示する追加画面情報を送信する。
10)ドキュメント管理サーバ20は、利用対象者の利用者端末40から終了情報を検知した時刻を時刻情報部10を参照して得る。
11)ドキュメント管理サーバ20の閲覧状況監視手段7は、7)〜10)から前記した(1)式により閲覧時間を計算し、(1)式で算出した最低閲覧時間と比較する。
12)ドキュメント管理サーバ20は、11)において前記閲覧時間が最低閲覧時間を超えた場合に限り、閲覧者DB13の閲覧済版数に対し最新の版数を登録する。また、閲覧時間が最低閲覧時間を超えない場合は、閲覧が不十分である旨、閲覧した利用対象者に対し、閲覧者DB13の通知先へメールサーバ30を介してメール通知を行なう。
図7はドキュメント閲覧時における画面イメージを示す図である。何れも利用者端末40の表示画面を示している。先ず(a)に示すようにドキュメント登録画面が表示される。利用者が閲覧するドキュメント(ここでは「技術資料 2007.txt」)を選択すると、その現在の版数が「Version.16」であることが表示される。その下に、利用者ID「t asou」が表示されている。
ここで、利用者が「閲覧ボタン」80をマウスでクリックすると、画面は(b)に移行する。(b)はドキュメント閲覧画面である。閲覧ドキュメント(「技術資料_2007.txt Version16」)の内容が表示される。ここで、利用者がドキュメントを見ながらスクロール部81をスクロールすると、画面は(c)に示すような最下の閲覧画面が表示される。そこで、利用者が終了ボタン82をクリックすると、ドキュメントを最後まで見たという情報がドキュメント管理サーバ20に通知されることになる。
以上、説明したように、本発明によれば、以前閲覧した版数のドキュメントからの変更箇所を強調表示することで利用対象者の理解を促すことができ、また閲覧が十分に行われているかを周知徹底することができる。また、最低閲覧時間を算出して十分な閲覧が行われたかを判断することができる。
以下、ドキュメント変更時における動作とドキュメント閲覧時における動作を更に詳細に説明する。図8はドキュメント変更時における動作を示すフローチャートである。動作の主体はドキュメント管理サーバ20である。
先ず、ドキュメント管理サーバ20は変更担当者の情報端末(利用者端末)40から変更処理済ドキュメントを受信すると(S1)、ドキュメントDB12のドキュメント名と受信した前記ドキュメントの名前を比較する(S2)。そして、比較の結果、双方の名前が一致するかどうかチェックする(S3)。ドキュメント名が一致した場合、前記ドキュメントの受信データと呼出データの内容とを比較する(S4)。比較の結果データ内容が異なるかどうかチェックする(S5)。
比較の結果、双方の内容が異なる場合は、前記ドキュメントの受信データに対し、呼出データからの変更箇所へ版数情報を挿入する(S6)。次に、受信データに対し、呼出データからの変更箇所に対し、版数情報を挿入し、ドキュメント管理サーバ20内の領域に保存する(S7)。次に、ドキュメントDB12に前記ドキュメントの最新の版として登録する(S8)。
前記ステップS3における受信ドキュメント名と呼出ドキュメントの名が一致しない場合は、受信したドキュメントをドキュメント管理サーバ20内の領域に保存する(S9)。次に、受信したドキュメントをドキュメントDB12に新規ドキュメントとして登録する(S10)。
図11はドキュメント変更時のメール通知画面を示す図である。その内容は「以下の資料が登録・更新されました。」というものである。
次に、変更担当者の情報端末(利用端末)40へ正常登録のメッセージを送信する(S11)。次に、ドキュメントDB12から登録したドキュメントのドキュメントIDを抽出し、閲覧者DB13の閲覧対象ドキュメントと比較する(S12)。閲覧者DB13の閲覧対象ドキュメントに抽出したドキュメントIDが含まれるかどうかチェックする(S13)。含まれる場合は、閲覧者DB13から一致した閲覧対象ドキュメントを含む行を抽出し(S14)、抽出した通知先へ閲覧版数と共に通知し(S15)、処理を終了する。ステップS5において、ドキュメントの受信データと呼出データの内容とが同じである場合、ドキュメントに変更点が無い旨、変更担当者の情報端末(利用者端末)40へメッセージを送信して(S16)、処理を終了する。
図9はドキュメント閲覧時における動作を示すフローチャートである。動作の主体はドキュメント管理サーバ20である。ドキュメント管理サーバ20は利用対象者からの利用者ID及び閲覧するドキュメント受信すると(S1)、閲覧者DB13に登録された前記利用者IDの閲覧対象ドキュメントIDとドキュメントDB12の前記ドキュメント名を含む行のドキュメントIDを抽出する(S2)。次に、利用者IDの閲覧対象ドキュメントIDとドキュメントDB12の前記ドキュメント名を含む行のドキュメントIDとを比較し一致するかどうかチェックする(S3)。
一致した場合は、閲覧者DB13における利用者IDの閲覧済版数情報を抽出する(S4)。次に、ドキュメントDB12に登録された前記ドキュメントの最新版データを呼び出す(S5)。次に、前記ドキュメントのデータ内の版数情報〔1〕について前記利用対象者の閲覧済版数情報〔2〕を比較する(S6)。そして版数が〔1〕≦〔2〕かどうかチェックする(S7)。そうである場合には、前記ドキュメントのデータ内にある閲覧済の版数情報を削除する(S8)。
次に、表示処理DB14を参照し、前記ドキュメントのデータ内にある版数情報に応じて色情報を付加する(S9)。次に、前記ドキュメントの版数/色情報の付加された箇所の文字数を計算する(S10)。次に、計算した文字数から最低閲覧時間定義DB15と最低閲覧時間定義部11の定義式((1)式)に基づき、最低閲覧時間〔3〕を算出する(S11)。次に、前記ドキュメントの色情報の箇所に下線を引いたドキュメント表示画面を前記利用対象者の情報端末(利用者端末)40へ送信し、送信した時刻〔4〕を記憶する(S12)。
なお、ステップS3において利用者IDの閲覧対象ドキュメントIDとドキュメントDB12の前記ドキュメント名を含む行のドキュメントIDとが一致しない場合には、ドキュメントの閲覧権限が無い旨、利用対象者の情報端末(利用者端末)40へメッセージを送信して処理を終了する(S13)。図10は閲覧権限の無いユーザへの通知画面を示す図である。その内容は「以下のドキュメントは閲覧権限が無いので表示できません。」というものである。
次に、スクロールバー位置情報を取得する(S14)。そして、スクロールバー位置が最下位置かどうかチェックする(S15)。そうである場合には、前記利用対象者の情報端末(利用者端末)40へ「終了」ボタンが表示される追加画面情報を送信する(S16)。次に、前記利用対象者の情報端末40から閲覧終了情報を受信し、受信した時刻〔5〕を記憶する(S17)。
次に、次式により閲覧時間を算出する(S18)。
閲覧時間〔6〕=〔5〕−〔4〕 (2)
次に、〔6〕>〔3〕かどうかチェックする(S19)。そうである場合には、閲覧者DB13の閲覧済版数に対し、最新の版数を登録し、処理を終了する(S20)。ステップS19において、〔6〕>〔3〕でない場合は、閲覧が十分に行われていない旨、閲覧した利用対象者にメール通知を行なう(S21)。
図12は閲覧時間が最低閲覧時間に達しない場合のメール通知画面を示す図である。その内容は「閲覧時間が十分ではないので、再度閲覧してください。」というものである。
図13は保存ドキュメントデータの構成例を示すxMLで記述された図、図14は版数情報付加前のドキュメント原文例を示す図である。図13の更新履歴は、次のように判断する。最初の行の
200<7>9</7.は「2009.」、次の<15>1</15><16>1</16>.は「11.」、次の>16>16</16は「16」、次の<14>設計図>/14>は「設計図」、次の<16>6a<1/16は「6a」、次の<14>を修正</14<は「を修正」、次の(<16>小泉<1/16>)は「(小泉)」をそれぞれ表している。これは、図14の更新履歴と対応している。
以上、説明したように、本発明によれば、利用対象者がドキュメントの内容を全て閲覧した場合に限り閲覧を終了すること、また想定される閲覧時間に達しない不十分な閲覧を行なった場合は、閲覧済とは見なさず、その旨を通知することで閲覧の徹底を十分に行なうことができる。また、利用対象者が以前閲覧したドキュメントから最新のドキュメントまでの間に変更された箇所については、下線及び表示色により強調されることからドキュメントの変更点に対する理解が容易にできるという効果がある。
1 ドキュメント登録受付手段
2 版数情報挿入手段
3 変更箇所強調手段
4 ドキュメント保存手段
5 ドキュメント更新通知手段
6 ドキュメント閲覧要求受付手段
7 閲覧状況監視手段
8 表示部
9 ドキュメント保存領域
10 時刻情報部
11 最低閲覧時間定義部
12 ドキュメントDB
13 閲覧者DB
14 表示処理DB
15 最低閲覧時間定義DB
20 ドキュメント管理サーバ
25 ネットワーク
30 メールサーバ
40 利用者端末

Claims (4)

  1. ドキュメント管理サーバとメールサーバと利用者端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、
    前記ドキュメント管理サーバは、
    更新者からドキュメント登録を受け付けると変更履歴に応じて版数情報を挿入して記憶手段に登録するステップと、
    前記ドキュメントを閲覧すべき者を抽出して閲覧依頼メールを送信するステップと、
    前記閲覧すべき者からドキュメント閲覧依頼があると、前記閲覧すべき者の閲覧済版数に応じてドキュメント変更箇所を強調表示するステップと、
    前記閲覧すべき者が変更箇所を理解するために要する最低閲覧時間に満たない場合は再度閲覧要求通知を送信するステップと、
    を有することを特徴とする文書更新管理方法。
  2. 前記ドキュメント管理サーバは、前記最低閲覧時間は変更箇所の文字数を基に算出することを特徴とする請求項1記載の文書更新管理方法。
  3. ドキュメント管理サーバとメールサーバと利用者端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、
    前記ドキュメント管理サーバは、
    更新者からドキュメント登録を受け付けると変更履歴に応じて版数情報を挿入して記憶手段に登録する手段と、
    前記ドキュメントを閲覧すべき者を抽出して閲覧依頼メールを送信する手段と、
    前記閲覧すべき者からドキュメント閲覧依頼があると、前記閲覧すべき者の閲覧済版数に応じてドキュメント変更箇所を強調表示する手段と、
    前記閲覧すべき者が変更箇所を理解するために要する最低閲覧時間に満たない場合は再度閲覧要求通知を送信する手段と、
    を有することを特徴とする文書更新管理システム。
  4. 前記ドキュメント管理サーバは、前記最低閲覧時間は変更箇所の文字数を基に算出することを特徴とする請求項3記載の文書更新管理システム。
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