JP2011069822A - タイムベース調整用の電波同期信号受信器および該受信器の作動方法 - Google Patents

タイムベース調整用の電波同期信号受信器および該受信器の作動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011069822A
JP2011069822A JP2010210585A JP2010210585A JP2011069822A JP 2011069822 A JP2011069822 A JP 2011069822A JP 2010210585 A JP2010210585 A JP 2010210585A JP 2010210585 A JP2010210585 A JP 2010210585A JP 2011069822 A JP2011069822 A JP 2011069822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
antenna
oscillator
oscillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010210585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5627090B2 (ja
Inventor
Arnaud Casagrande
アルノー・カサグランデ
Carlos Velasquez
カルロス・ヴェラスケス
Emil Zellweger
エミル・ゼルヴェガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swatch Group Research and Development SA
Original Assignee
Swatch Group Research and Development SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Swatch Group Research and Development SA filed Critical Swatch Group Research and Development SA
Publication of JP2011069822A publication Critical patent/JP2011069822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5627090B2 publication Critical patent/JP5627090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/08Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
    • G04R20/10Tuning or receiving; Circuits therefor

Abstract

【課題】単一の局部発振器段を有し、異なる周波数の電波同期信号を自動的に受信できるように調整された、単純な設計の電波同期信号受信器を提供する。
【解決手段】周波数変換ユニット7、は発振信号Smを出力する周波数局部発振器段10と、入来する信号を発振信号Smとミキシングして中間周波数信号IFを発生するミキサ・ユニット4、中間周波数信号IFをフィルタするためのバンドパス・フィルタ5と、フィルタされた中間周波数信号IFを受信してデータ信号を供給する復調器6とを含む。局部発振器段10は、入来する電波同期信号の周波数に従って発振信号Smの周波数を調整するように、処理ユニット8からの制御信号Cmによって自動的に構成され、それによって中間周波数信号IFの周波数がバンドパス・フィルタ5の周波数帯域内にあるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、特にウオッチなどの時計用のタイムベースを調整するための電波同期信号受信器に関する。本受信器は、(時間情報が載せられ標準電波とも称される)電波同期信号を受信するアンテナと、アンテナで取得した信号を増幅し、フィルタするための少なくとも1つの低雑音増幅器と、入来し、フィルタされ、増幅された信号の周波数を変換するための周波数変換ユニットと、タイムベースを調整するために、変換ユニットからデータ信号を受信する処理ユニットとを含む。
本発明はまた、時計のタイムベースを調整するための電波同期信号受信器を作動する方法に関する。
時計、特にウオッチなどのタイムベースを自動的に調節するために、VLF多周波数受信器が一般に計時用水晶を基準として計時される。電波同期信号を受信できなければならない受信器アンテナの同調周波数の調整においても同じことがいえる。このアンテナは、これらの電波同期信号を受信できるように周囲を金属ワイヤで巻かれたフェライトコアで形成することが可能である。
ウオッチに組み込まれている標準的な電波同期信号受信器は、通常、77kHzに近接した周波数を有し得る信号を受信するダイレクト・コンバージョン受信器である。この型式の受信器の利点は単純で消費電力が低いことである。しかし、受信すべき電波同期信号の周波数が上記周波数とは異なることがある。したがって受信器は、受信したい電波同期信号の周波数ごとに、受信器の主要な集積回路の外部に特定の水晶で形成された、個別のフィルタを持たなければならない。これはこの標準型の受信器の短所である。
米国特許出願第2009/0185615号は、ウオッチのタイムベースを修正するタイム・コードを有する電波同期信号受信器を開示している。この受信器は、前記電波同期信号を受信する受信ユニットを備えており、電波同期信号は、発振器回路から提供される発振信号によってミキサ内で周波数変換される。ミキサから供給された中間周波数信号は、少なくとも1つのバンドパス・フィルタでフィルタされる。フィルタされ、増幅された中間周波数信号は、タイム・コード検出回路に供給され、時間データを中央処理装置に供給する。中央処理装置は時間データから時間をデコードしてタイムベースを修正する。電波同期信号の受信チャンネルは、発振回路を構成するように受信器内で選定される。構成された発振器回路は発振信号を供給し、この発振周波数は受信される電波同期信号の選定されたチャンネル周波数に依存する。しかし発振信号周波数は、入来する信号周波数に合わせて自動的に調整されないので、中間周波数信号の周波数はバンドパス・フィルタの周波数帯内にある。
前述の文書と同様に米国特許出願第2006/023572号は、ウオッチのタイムベースを修正するための電波同期信号受信器を開示している。周波数選定回路は受信器の入力部で処理ユニットによって制御され、40kHz、50kHz、または60kHzの周波数を有し得る入来する電波同期信号の周波数に適合するようにされる。入来する信号は、水晶発振器から供給される発振信号によってミキサ内で周波数変換される。水晶発振器の周波数を50kHzにセットすると、周波数が約10kHzのミキサ出力部での中間周波数信号を用いて、40kHzまたは60kHzの無線波が受信可能である。ミキサ出力部にあるバンドパス・フィルタは、中間周波数信号をフィルタするために10kHzを中心とすることが可能である。フィルタされ、増幅された信号は、次いでタイムベースを修正するために復調器に接続された検出回路に供給される。電波同期信号の周波数の値が発振信号周波数と同じ場合は、処理ユニットは一時的に発振器回路を切断する。しかし発振信号の周波数は、バンドパス・フィルタの周波数帯内で、入来する電波同期信号周波数に合わせて、中間周波数信号周波数を自動的に調整するように構成されていない。
米国特許第6704554号は、RDS信号を受信するために使用可能なFM(周波数変調)受信器を開示している。この受信器は、88から108MHzの間のFM伝送帯内の信号を受信するためのアンテナを備える。入来する信号内のデータ信号周波数は、RDSデータに対し約57kHz(副搬送波)、あるいはオーディオデータに対し38kHzである。しかしこれらのデータ信号はタイムベースの時間を修正できない。また、RF入力段で成形された信号の周波数を、局部発振器から供給された発振信号によって変換するために、ミキサも設けられている。周波数約70kHzの中間周波数信号がミキサ出力部に供給され、復調器に供給される前に、バンドパス・フィルタでフィルタされ増幅される。局部発振器からの発振信号の周波数を調整するために、自動周波数コントローラも設けられ、ミキサ出力部で中間周波数信号を一定周波数にすることを保証する。しかし、この複雑な受信器はウオッチのタイムベースの時間を修正することはできない。さらにこの受信器は、バンドパス・フィルタの周波数帯内で、入来する電波同期信号周波数に従って中間周波数信号の周波数を自動的に調整する、という目的のために設けられてはいない。
この標準的な受信器のアンテナ周波数もやはり受信周波数に同調されなければならない。この操作は外部コンデンサによって実行され、通常は製造段階で、受信する可能性がある電波同期信号の周波数に従ってコンデンサが選定される。これらの外部コンデンサはまた、受信器にスイッチを投入されたときに補正裕度を持って受信周波数に同調し、コンデンサは受信器が使用され得るアプリケーションに応じて切り替えられ得る。外部機器を用いるこれらの調整ステップはすべて長期間で費用もかかり、この標準型の受信器の別の短所となる。
引用可能な別の最新技術による受信器は、欧州特許出願第1666995A2号に係わるものであり、同出願は、ウオッチの時間を設定するために電波同期信号受信器を装着したウオッチを開示している。これを達成するために受信器は特に、アンテナと、受信周波数をアンテナと連動するように調整する手段と、アンテナが取得した信号の受信手段と、時間を設定するために受信手段からタイム・コード信号を受信する記憶媒体に接続された処理手段とを備える。
電波同期信号受信のための同調周波数を調整する手段は、主に可変容量ダイオードの配列で形成される。これらの可変容量ダイオードは、処理手段から供給される制御信号を通して、コイル形状のアンテナと並列に選択的に設置可能である。制御信号はメモリ内に記憶された容量の値の関数であって、受信すべき電波同期信号の周波数に合わせて、アンテナと並列に設置されるダイオードの数を選択する。アンテナの受信周波数を調整するために、特定の数の容量の値のみが記憶される。最も良好な条件でもアンテナの同調周波数は、決められた周波数において電波同期信号を受信するように正確には決められていないので、このことは短所になる。
欧州特許出願第1630960号および第1698950号も、アンテナの同調周波数に適合させるために、電波同期信号の受信用アンテナと並列に設置できる切替可能なコンデンサの配列を開示している。こうしてアンテナの同調周波数は、入来する電波同期信号の既知の周波数に基づいて調整される。このようにして取得された電波同期信号は、ウオッチのタイムベースを修正するための時間データを供給する。しかし同調周波数は、入来した電波同期信号周波数を測定した後に、時間データの適切な復調を実行できるように自動的に調整されない。
受信手段は、電波同期信号増幅用の可変ゲイン増幅器、増幅された信号をフィルタするためのフィルタ、およびフィルタされた信号を受信してタイム・コード信号を処理手段に供給する検出回路を備える。フィルタは数個の水晶結晶を備え、入来する電波同期信号の周波数に合わせて個別に選択され得る。検出回路は増幅器の利得も制御する。この受信手段の1つの短所は、入来する電波同期信号周波数に合わせて適切にフィルタすることができるように、数個の水晶結晶をフィルタ用に備えなければならないことであり、そのため受信器が高価になる。
VHF無線信号受信器を開示している国際特許出願第2006/054576号についても引用可能である。この受信器は、種々の受信アンテナを組み合わせるように非常に柔軟な形に構成されている。これを達成するために、受信アンテナのうちのどれかと接続するように、制御論理回路で制御された2つのスイッチが入力部に設けられている。また切替可能なコンデンサの配列もアンテナのうちのどれかと並列に設置されており、選択されたアンテナの同調周波数に適合するように使用される。この受信器の1つの短所は、電波同期信号を受信するために数個のアンテナを使用することである。別の短所は、選択されたアンテナの同調周波数は記憶された容量の値に基づいて適合されることである。これは同調周波数が、入来する信号周波数に合わせて自動的に適合されないことを意味する。
独国特許第3540380号はスーパーヘテロダイン受信回路を開示している。2つのフェライト・コア・アンテナを切り替えるために、入力部にスイッチが設けられている。また入力段には、アンテナの後に、増幅器、77.5kHzの水晶フィルタ、アンテナによって取得された信号を水晶発振器から供給された周波数約77.283kHzの信号とミキシングするためのミキサを含む。バンドパス・フィルタがミキサの出力部に設けられ、その後に計時用水晶(32.768kHz)に接続されたマイクロコントローラに時間修正信号を供給するための整形ユニットが置かれる。この受信回路の1つの短所は、その入力部に選択可能な数個のアンテナも含むことである。さらに、入来する電波同期信号の周波数に合わせて受信回路を調整する手段が何も設けられていないことである。
米国特許出願第2009/0185615号 米国特許出願第2006/023572号 米国特許第6704554号 欧州特許出願第1666995A2号 欧州特許出願第1630960号 欧州特許出願第1698950号 国際特許出願第2006/054576号 独国特許第3540380号
したがって本発明の目的は、前述した従来技術の短所を克服して、単一の局部発振器段を有し、異なる周波数の電波同期信号を自動的に受信できるように調整された、単純な設計の電波同期信号受信器を提供することである。
したがって本発明は、一側面において、
「時計のタイムベースを調整するための電波同期信号の受信器であって、電波同期信号を受信するアンテナと、前記アンテナで取得された前記信号を増幅しフィルタする少なくとも1つの低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器からの前記増幅されフィルタされた入来信号の周波数を変換する周波数変換ユニットと、前記タイムベースを調整するために、前記変換ユニットからのデータ信号を受信する処理ユニットとを備え、
そして、前記変換ユニットは、
所定の周波数で発振信号を供給する局部発振器段と、
前記増幅されフィルタされた入来信号を、前記局部発振器段から供給された前記発振信号とミキシングして、前記発振信号周波数と前記入来信号の搬送周波数との差に相当する周波数の中間周波数信号を発生する少なくとも1つのミキサ・ユニットと、
前記中間周波数信号をフィルタするためのバンドパス・フィルタと、
前記フィルタされた中間周波数信号を受信して、前記データ信号を出力部で供給する復調器とを備え、
前記局部発振器段は、前記処理ユニットからの制御信号によって自動的に、次の通り構成される、すなわち、前記中間周波数信号の周波数が前記バンドパス・フィルタの周波数帯域内にあるようにする、前記発振信号の周波数の調整が、前記入来する電波同期信号の前記周波数に基づいて行われるように構成される、
ことを特徴とする受信器」
に向けられている。
本受信器の具体的な実施形態は、従属請求項2から11に規定される。
本発明によるこの種の電波同期信号受信器の1つの利点は、様々な搬送周波数の信号を受信するように容易に構成できることである。これを実行するために、一方では局部発振器段から供給される発振信号の周波数が、入来する電波同期信号の周波数に基づいて調整される。したがって電波同期信号を、発振器段から供給される発振信号と混合するミキサ出力部における中間周波数信号周波数は、ミキサの後に続くバンドパス・フィルタの周波数帯域内にある。中間周波数信号がいったんバンドパス・フィルタ内でフィルタされ十分な増幅レベルに増幅されると、データ信号を処理ユニットに供給するために、中間周波数信号は復調器内で復調される。これらのデータ信号は時計のタイムベースを修正できる。
局部発振器段が、位相ロック・ループ内に標準信号を供給するための単一の計時用水晶発振器、および決められた周波数の発振信号を供給するための電圧制御発振器を備える、周波数シンセサイザであることが有利である。
いったん発振信号周波数がアンテナで取得された電波同期信号の周波数に適合されると、アンテナを有するLC型発振器が形成されることによって、正確なアンテナ同調周波数が構成されることが有利である。切替可能なコンデンサの配列がアンテナと並列に設置される。この配列は論理回路から供給される構成語で制御され、同調周波数が入来する電波同期信号周波数と適合するように、選択されたコンデンサのセットをアンテナと並列に設置する。
したがって本発明は、独立請求項12の特性を含み、電波同期信号受信器を作動する方法にも関する。
この方法の具体的なステップは従属請求項13から16に規定される。
電波同期信号受信器および本受信器を作動する方法の目的、利点、および特徴は、図面に示された少なくとも1つの限定しない実施形態に基づく以下の説明によってより明確になるであろう。
本発明に基づいて水晶発振器段から供給される信号の周波数を調整する電波同期信号受信器の一部の一実施形態を、単純化した形で示す図である。 本発明に基づいて受信器アンテナの同調周波数を調整する電波同期信号受信器の一部の一実施形態を、単純化した形で示す図である。
以下の説明において、時計のタイムベースを調整するための電波同期信号受信器のすべての構成機器は当業者によく知られており、単純化した形で説明するのみとする。前記電波同期信号受信器は、タイムベースを調整するために異なる周波数で電波同期信号を取得可能な、スーパーへテロダイン受信器であり得ることが好ましい。前記タイムベースの調整は、時間帯を考慮して任意の場所におけるウオッチの時刻を正確に修正することを主目的としてよいが、適用する範囲はこの種の時計をのみに限定されない。
図1は単純化した形で、電波同期信号を取得可能な多周波数スーパーヘテロダイン受信器1の様々な構成機器を示す。受信器1は、電波同期信号SRを受信するためのアンテナ2、アンテナで取得された信号を増幅しフィルタするための少なくとも1つのLNA(低雑音増幅器)3、フィルタされ増幅された低雑音増幅器からの入来信号を周波数変換するための周波数変換ユニット7、および変換ユニットからデータ出力されるデータ信号(data_out)を受信する処理ユニット8を含む。これらのデータ信号は、数ビット/秒または1ビット/秒であってもよく、特に受信器が設置されているウオッチの時間調整のために、処理ユニットを介したタイムベースの修正を可能にする。
周波数変換ユニット7は、決められた周波数で発振信号Smを供給するための局部発振器段10、フィルタされ増幅された入来信号を局部発振器段から供給された発振信号とミキシングして中間周波数信号IFを発生するための少なくとも1つのミキサ・ユニット4、中間周波数信号をフィルタするためのバンドパス・フィルタ5、およびフィルタされた中間周波数信号から時間データを復調して、データ信号(data_out)を処理ユニットに供給する復調器6を含む。ミキサ・ユニット4から供給される中間周波数信号の周波数は、発振信号周波数と入来する電波同期信号の搬送周波数との差に等しい。
電波同期信号の周波数は、例えば1つの地理上の位置から別の位置へ、使用する伝送システムに依存して異なることがあるので、局部発振器段10は処理ユニットから供給される制御信号Cmによって自動的に構成される。局部発振器段からの発振信号Smの周波数は、入来する電波同期信号の周波数に基づいて、ミキサ・ユニット4の出力部で中間周波数信号IFの周波数がバンドパス・フィルタの周波数帯域内にあるように調整される。
受信器1のアンテナ2で取得される電波同期信号SRの周波数は、例えば66から80kHzの間であってよく、77kHzが好ましい。発振信号は、周波数約10kHzの中間周波数信号IFを発生するように周波数約67kHzまたは87kHzに調整することができ、この場合、この約10kHzの周波数は約2kHz以下の帯域を持つバンドパス・フィルタの中心周波数である。しかしバンドパス・フィルタ5は、狭帯域能動フィルタであることが好ましく、例えば前記の10kHzより小さい数kHzの周波数に中心を有してよい。この場合、時間データを適切に復調するために、ミキサ・ユニット4でのミキシングの後、中間周波数信号がバンドパス・フィルタの中心周波数に近接した周波数となるように、発振信号周波数を調整しなければならないのは当然である。
復調器6はRSSI型強度指示計を含んでもよい。この指示計は、バンドパス・フィルタでフィルタされた信号の振幅レベルの指示を、処理ユニット8に供給することができる。処理ユニットは構成ソフトウェアを含み、連続したいくつかのステップ内で制御信号Cmを介して、局部発振器段10から供給される発振信号Smの周波数を、前記指示に従って調整することができる。発振信号の周波数は、指示計で検出される中間周波数信号の振幅が、復調器6によって時間データが復調されるのに十分なレベルになるまで、周波数間隔によって調整される。
局部発振器段10は、処理ユニット8からの制御信号Cmによって調整され、単一の計時用水晶12を有する標準発振器11を含み得る。この標準発振器11は従来の形で周波数約32.768kHzの標準信号refを供給する。局部発振器段は周波数シンセサイザであることが好ましい。すなわち周波数シンセサイザは、計時用水晶12を有し位相ロック・ループ内で標準信号refを位相および周波数検出器13に供給するための標準発振器11を含む。この周波数シンセサイザはさらに、位相および周波数検出器で発生されローパス・フィルタ14でフィルタされた信号を受信して、発振信号Smを供給するVCO(電圧制御発振器)15、および発振信号の周波数を分割し、分割された信号を位相および周波数検出器に供給する多重モード分割器16を含む。
周波数シンセサイザ位相ロック・ループの多重モード分割器16は、処理ユニットからの制御信号Cmで制御され、発振信号Smの周波数を時間変化因子で分割する。こうして電圧制御発振器15からの発振信号の周波数は、中間周波数信号IFの周波数がバンドパス・フィルタ5の周波数帯内になるまで、時間にわたって調整される。これを達成するために処理ユニットは、0または1に等しい一連のモードを制御信号Cmに供給するためのよく知られたシグマ−デルタ型変調器を含むことがあり、それによって多重モード分割器の変更分割因子を決定する。また処理ユニット8は、データおよび命令を処理するためのプロセッサ、アナログ−デジタル変換器、ならびにいくつかのデジタル形式の校正周波数および構成ソフトウェアを記憶するための少なくとも1つのメモリを含んでよい。
いったん発振信号Smの周波数が入来する電波同期信号SRの周波数に合わせて調整または校正されると、アンテナの同調周波数も入来する電波同期信号の周波数に同調され得る。図2に示すように、これを達成するため、受信器1は、入来する電波同期信号の周波数帯に合わせてアンテナにおける同調周波数を調整するために、アンテナ2と並列に設置された切替可能なコンデンサ21の配列を含む。
アンテナ2は通常、コンデンサCおよび抵抗Rと並列なインダクタンスLで定義される。アンテナと並列に設置された切替可能なコンデンサの配列21は、一般にいくつかのコンデンサC1、C2からCnで形成され、配列の各コンデンサの容量の値は2乗で重み付けすることができる。MOSトランジスタなどのスイッチが、それぞれ相当するコンデンサC1、C2からCnと直列に配列される。アンテナと並列に設置される1つのコンデンサまたは別のコンデンサを選択するために、スイッチは、論理回路20によって供給されるnビットの、構成を示す語(configuration word)Cc、によって制御される。スイッチが例えばMOSトランジスタの形をしている場合、構成を示す語Ccは、各MOSトランジスタのゲートを制御すべく適用される。いったん発振信号周波数が変換ユニット7内で調整されると、この論理回路も処理ユニット8から供給される周波数選択語Selによってやはり作動される。
同調周波数を調整するためにLC発振器をアンテナ2に付けることが有利である。これを達成するために、受信器1はアンテナ2の端子および切替可能なコンデンサの配列21に接続された励起システム22を含む。励起システム22は、論理回路20から供給される電源投入信号Coによってスイッチを投入される。この励起システム22は、負抵抗「−R」の如くに動作して、アンテナ2と共にLC発振器を形成することが好ましい。
いったん励起システム22にスイッチが投入されると、LC発振器の発振周波数fmはLNA3の後の論理回路によって測定される。論理回路は、変換ユニット7の水晶発振器である水晶12を有する標準発振器11からの標準信号refによって計時される。決められた期間にわたる発振周波数を測定するために、論理回路はLC発振器のパルス数と標準発振器のパルス数を計数する。LC発振器のパルス数と標準発振器のパルス数との比によって、論理回路がLC発振器の発振周波数を決めることができる。処理ユニットから供給される周波数選択語Selを用いて、論理回路内で比較を行うことができ、それによって入来する電波同期信号周波数に対応する同調周波数を考慮に入れた構成を示す語Ccが設定される。この良好に設定された構成を示す語Ccは、選択されたコンデンサのセットをアンテナと並列に設置するために、切替可能なコンデンサ21の配列に伝送される。
いったん切替可能なコンデンサの配列21内のコンデンサが選択されアンテナの同調周波数が決定されると、電波同期信号を受け取れるように励起システムは切断されてよい。
アンテナ2を除くすべての受信器の構成機器、低雑音増幅器3、および計時用水晶12は、単一の集積回路に組み込むことができることに注意すべきである。この集積回路は例えば0.18μmのCMOS技術で製作可能である。
以上に記した説明によって、当業者は、特許請求の範囲に規定された本発明の範囲から逸脱することなく、電波同期信号受信器のいくつかの変形を考案できる。局部発振器段はRC発振器または他の発振器であってよい。バンドパス・フィルタの帯域または中心周波数もやはり調整され得る。
1 受信器
2 アンテナ
3 低雑音増幅器
4 ミキサ・ユニット
5 バンドパス・フィルタ
6 復調器
7 周波数変換ユニット
8 処理ユニット
10 局部発振器段
11 標準発振器
12 計時用水晶
13 位相および周波数検出器
14 ローパス・フィルタ
15 電圧制御発振器
16 多重モード分割器
20 論理回路
21 切替可能なコンデンサの配列
22 励起システム

Claims (16)

  1. 時計のタイムベースを調整するための電波同期信号(SR)の受信器(1)であって、電波同期信号を受信するアンテナ(2)と、前記アンテナで取得された前記信号を増幅しフィルタする少なくとも1つの低雑音増幅器(3)と、前記低雑音増幅器からの前記増幅されフィルタされた入来信号の周波数を変換する周波数変換ユニット(7)と、前記タイムベースを調整するために、前記変換ユニットからのデータ信号を受信する処理ユニット(8)とを備え、前記変換ユニットは、
    所定の周波数で発振信号(Sm)を供給する局部発振器段(10)と、
    前記増幅されフィルタされた入来信号と、前記局部発振器段から供給された前記発振信号とをミキシングして、前記発振信号周波数と前記入来信号の搬送周波数との差に相当する周波数の中間周波数信号(IF)を発生する少なくとも1つのミキサ・ユニット(4)と、
    前記中間周波数信号(IF)をフィルタするためのバンドパス・フィルタ(5)と、
    前記フィルタされた中間周波数信号を受信して、前記データ信号を出力部で供給する復調器(6)とを備え、
    前記局部発振器段は、前記処理ユニットからの制御信号(Cm)によって自動的に、次の通り構成される、すなわち、前記中間周波数信号(IF)の周波数が前記バンドパス・フィルタの周波数帯域内にあるようにする、前記発振信号(Sm)の周波数の調整が、前記入来する電波同期信号の前記周波数に基づいて行われるように構成される、
    ことを特徴とする受信器。
  2. 前記局部発振器段(10)が、単一の計時用水晶(12)を有する標準発振器(11)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の受信器。
  3. 前記局部発振器段(10)が周波数シンセサイザであって、
    位相ロック・ループ内で標準信号(ref)を位相および周波数検出器(13)に供給するための計時用水晶(12)を有する発振器(11)と、
    前記位相および周波数検出器で発生されローパス・フィルタ(14)でフィルタされた信号を受信して、前記発振信号(Sm)を供給するための電圧制御発振器(15)と、
    前記発振信号の周波数を分割し、分割された信号を前記位相および周波数検出器に供給する多重モード分割器(16)と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の受信器。
  4. 前記周波数シンセサイザ位相ロック・ループの前記多重モード分割器(16)は、前記処理ユニットからの前記制御信号(Cm)で制御され、それによって前記発振信号(Sm)の前記周波数を時間変化因子で割って前記電圧制御発振器(15)からの前記発振信号の前記周波数を調整することを特徴とする、請求項3に記載の受信器。
  5. 前記バンドパス・フィルタ(5)は、数kHzの周波数を中心とする狭帯域能動バンドパス・フィルタであることを特徴とする、請求項1に記載の受信器。
  6. 前記能動バンドパス・フィルタ(5)のバンドパスは、約2kHz以下の帯域を有し10kHzに近接した周波数を中心とすることを特徴とする、請求項5に記載の受信器。
  7. 前記復調器(6)は、前記バンドパス・フィルタでフィルタされた前記信号の振幅の指示を前記処理ユニット(8)に供給可能である前記中間周波数信号(IF)用の強度指示計を含むことを特徴とし、かつ前記処理ユニットは、前記指示計で検出される前記中間周波数信号の振幅が前記復調器(6)によって前記時間データを復調できる十分なレベルになるまで、前記制御信号(Cm)を介して前記局部発振器段(10)から供給される前記発振信号(Sm)の前記周波数を調整するための構成ソフトウェアを含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の受信器。
  8. 前記入来する電波同期信号の周波数に合わせて前記アンテナの同調周波数を調整するために、前記アンテナ2と並列に設置された切替可能なコンデンサ(21)の配列を含み、前記アンテナと並列に設置される前記コンデンサの前記配列からの選択は、論理回路(20)から供給される構成を示す語(Cc)で制御されることを特徴とし、かつ前記論理回路は、前記処理ユニットから供給される周波数選択語(Sel)によって、前記アンテナの同調周波数を調整するように制御されることを特徴とする、請求項1に記載の受信器。
  9. 前記アンテナの端子と前記切替可能なコンデンサの配列21に接続された励起システム(22)を含み、前記励起システムは、前記アンテナ(2)と共にLC発振器を形成するように前記論理回路(20)から供給される電源投入信号(Co)によって制御され、前記LC発振器の前記発振周波数(fm)は前記論理回路によって測定されることを特徴とし、かつ前記論理回路(20)は、前記周波数選択語(Sel)および前記測定された発振周波数を考慮して構成を示す語(Cc)を前記切替可能なコンデンサ配列(21)に供給して、選択されたコンデンサのセットを前記アンテナと並列に設置することにより前記アンテナの同調周波数を調整することを特徴とする、請求項8に記載の受信器。
  10. 前記論理回路(20)は、前記処理ユニット(8)によってスイッチを投入されることを特徴とし、前記論理回路は、計時用水晶(12)を有する標準発振器(11)によって計時されることを特徴とし、前記論理回路は、前記LC発振器の発振周波数を決定するように、ある一定の時間における前記LC発振器のパルス数および前記標準発振器のパルス数を測定するように構成されることを特徴とする、請求項9に記載の受信器。
  11. 計時用水晶を有する前記標準発振器(11)が、前記周波数変換ユニット(7)の前記局部発振器段の一部を形成することを特徴とする、請求項10に記載の受信器。
  12. 時計の前記タイムベースを調整するために、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電波同期信号受信器を作動する方法であって、
    前記増幅されフィルタされた入来信号と、前記局部発振器段(10)から供給された発振信号(Sm)とを、ミキサ・ユニット(4)内でミキシングすることによって、前記アンテナによって取得された前記電波同期信号(SR)を中間周波数信号(IF)に変換するステップを含み、
    前記処理ユニットからの制御信号(Cm)を介して、前記局部発振器段(10)からの前記発振信号(Sm)の前記周波数の調整を、前記中間周波数信号(IF)の前記周波数が前記変換ユニット(7)の前記バンドパス・フィルタ(5)の前記周波数帯内になるまで、自動的に行うステップと、
    前記復調器(6)で前記中間周波数信号から前記時間データを復調して、前記タイムベースを調整するためにデータ信号を前記処理ユニットに供給するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 前記発振信号周波数を調整する前記ステップの間に、前記復調器(6)は前記フィルタされた中間周波数信号(IF)の前記振幅の指示を前記処理ユニット(8)に供給して、前記復調器の指示計で検出される前記中間周波数信号の前記振幅が、前記復調器(6)が前記時間データを復調するのに十分なレベルになるまで、構成ソフトウェアを含む前記処理ユニットが前記制御信号(Cm)を介して前記発振信号(Sm)の周波数を連続的に調整できるようにすることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. いったん前記発振信号(Sm)の周波数が、前記アンテナで取得された前記電波同期信号の前記周波数に合わせて適合され、十分な振幅を有する中間周波数信号が得られると、前記アンテナ(2)の前記同調周波数は、切替可能なコンデンサの配列(21)の選択されたコンデンサのセットを前記アンテナと並列に設置することによって、前記入来する電波同期信号の周波数に適合され、前記配列は、前記処理ユニットから供給される周波数選択語(Sel)に依存した論理回路から供給される構成を示す語(Cc)によって制御されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記論理回路は、電源投入信号(Co)を励起システム(22)に供給し、前記励起システムは、前記アンテナの端子および前記切替可能なコンデンサの配列に接続されて前記アンテナ(2)と共にLC発振器を形成し、前記LC発振器の前記発振周波数(fm)は、前記論理回路によって測定され前記周波数選択語(Sel)を考慮に入れた構成を示す語(Cc)を前記切替可能なコンデンサの配列(21)に供給し、それによって前記選択されたコンデンサのセットを前記アンテナと並列に設置することにより、前記同調周波数が自動的に調整されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記同調周波数が前記アンテナの前記レベルに調整されているときに、前記発振周波数は、前記LC発振器のパルス数と標準発振器(11)のパルス数を計数することによって前記論理回路内で測定され、前記標準発振器はある一定の期間にわたり前記論理回路を計時し、前記LC発振器の前記パルス数と前記標準発振器の前記パルス数との間の比によって前記LC発振器の前記発振周波数が決定され、それによって前記周波数選択語(Sel)を考慮に入れた前記構成を示す語(Cc)が規定されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
JP2010210585A 2009-09-22 2010-09-21 タイムベース調整用の電波同期信号受信器および該受信器の作動方法 Active JP5627090B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP09170980.8 2009-09-22
EP09170980A EP2299337B1 (fr) 2009-09-22 2009-09-22 Récepteur de signaux radiosynchrones pour le réglage d'une base de temps, et procédé de mise en action du récepteur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011069822A true JP2011069822A (ja) 2011-04-07
JP5627090B2 JP5627090B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=41650176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010210585A Active JP5627090B2 (ja) 2009-09-22 2010-09-21 タイムベース調整用の電波同期信号受信器および該受信器の作動方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8630151B2 (ja)
EP (1) EP2299337B1 (ja)
JP (1) JP5627090B2 (ja)
KR (1) KR101238950B1 (ja)
CN (1) CN102025385B (ja)
HK (1) HK1157084A1 (ja)
TW (1) TWI489228B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178151A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Seiko Epson Corp 電波修正時計及び電波修正時計の制御方法
JP2020072473A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 無線通信装置及び方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5616957B2 (ja) * 2010-03-26 2014-10-29 シチズンホールディングス株式会社 電波時計
US8824982B2 (en) * 2012-06-27 2014-09-02 Intel Corporation Time-variant antenna enabled by switched capacitor array on silicon
US9455853B2 (en) * 2014-12-30 2016-09-27 Stmicroelectronics, Inc. Device and method for FM demodulation with threshold extension
EP3573241B1 (fr) * 2018-05-24 2022-08-03 The Swatch Group Research and Development Ltd Oscillateur de référence à rapport cyclique variable, synthétiseur de fréquence et récepteur de signaux avec l'oscillateur de référence
KR102608472B1 (ko) * 2018-10-31 2023-12-04 삼성전자주식회사 무선 통신 장치 및 방법
TWI762928B (zh) * 2020-05-15 2022-05-01 威力工業網絡股份有限公司 自動對時之路燈裝置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359A (en) * 1976-06-24 1978-01-05 Toshiba Corp Synthesizer unit
JPS5542050A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Seiko Epson Corp Electronic watch containing radio receiving function
JPH06244752A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Clarion Co Ltd Rds受信機
JPH0749436Y2 (ja) * 1987-08-31 1995-11-13 富士通テン株式会社 電子時計
JP2001156594A (ja) * 1999-10-06 2001-06-08 Conseil & Manufactures Vlg Sa Rdsで特に使用される周波数変調受信機
JP3267099B2 (ja) * 1995-04-25 2002-03-18 三菱電機株式会社 受信機
JP2004282425A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Casio Comput Co Ltd 電波受信装置、電波時計及び同調容量設定方法
WO2004105240A1 (ja) * 2003-05-20 2004-12-02 Citizen Watch Co., Ltd. 同調装置及びそれを用いた電波修正時計
JP2006038696A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Casio Comput Co Ltd 電波受信装置及び電波受信回路
JP2006242708A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Citizen Watch Co Ltd 電子時計
JP2008072564A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Oki Electric Ind Co Ltd 受信回路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3803828A (en) * 1972-10-12 1974-04-16 Timex Corp Resistor trim for quartz oscillator
DE3540380A1 (de) 1985-11-14 1987-05-21 Kieninger & Obergfell Ueberlagerungsempfaengerschaltung fuer eine elektrische funkuhr
GB2205460B (en) * 1987-06-02 1991-09-04 Multitone Electronics Plc Local oscillators for radio receivers
US20030084190A1 (en) * 2001-10-25 2003-05-01 Kimball Robert H. Apparatus and system for maintaining accurate time in a wireless environment
US20030228860A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-11 Chewnpu Jou Integrated radio-frequency receiver
JP4600480B2 (ja) * 2008-01-16 2010-12-15 セイコーエプソン株式会社 電子時計
WO2005062137A1 (ja) 2003-12-24 2005-07-07 Citizen Watch Co., Ltd. 電波修正時計、電子機器および時刻修正方法
JP4540439B2 (ja) * 2004-10-01 2010-09-08 三洋電機株式会社 電波時計放送波の受信回路
WO2006054576A1 (ja) 2004-11-18 2006-05-26 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Vhf帯受信機
JP2006177927A (ja) 2004-11-25 2006-07-06 Seiko Instruments Inc 電波修正時計
JP4569635B2 (ja) 2008-01-17 2010-10-27 カシオ計算機株式会社 電波受信装置および電波時計

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359A (en) * 1976-06-24 1978-01-05 Toshiba Corp Synthesizer unit
JPS5542050A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Seiko Epson Corp Electronic watch containing radio receiving function
JPH0749436Y2 (ja) * 1987-08-31 1995-11-13 富士通テン株式会社 電子時計
JPH06244752A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Clarion Co Ltd Rds受信機
JP3267099B2 (ja) * 1995-04-25 2002-03-18 三菱電機株式会社 受信機
JP2001156594A (ja) * 1999-10-06 2001-06-08 Conseil & Manufactures Vlg Sa Rdsで特に使用される周波数変調受信機
JP2004282425A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Casio Comput Co Ltd 電波受信装置、電波時計及び同調容量設定方法
WO2004105240A1 (ja) * 2003-05-20 2004-12-02 Citizen Watch Co., Ltd. 同調装置及びそれを用いた電波修正時計
JP2006038696A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Casio Comput Co Ltd 電波受信装置及び電波受信回路
JP2006242708A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Citizen Watch Co Ltd 電子時計
JP2008072564A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Oki Electric Ind Co Ltd 受信回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178151A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Seiko Epson Corp 電波修正時計及び電波修正時計の制御方法
JP2020072473A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 無線通信装置及び方法
JP7421304B2 (ja) 2018-10-31 2024-01-24 三星電子株式会社 無線通信装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2299337A1 (fr) 2011-03-23
US20110070851A1 (en) 2011-03-24
EP2299337B1 (fr) 2013-02-27
HK1157084A1 (en) 2012-06-22
CN102025385B (zh) 2014-07-30
KR20110033059A (ko) 2011-03-30
KR101238950B1 (ko) 2013-03-04
CN102025385A (zh) 2011-04-20
TW201140263A (en) 2011-11-16
TWI489228B (zh) 2015-06-21
US8630151B2 (en) 2014-01-14
JP5627090B2 (ja) 2014-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5627090B2 (ja) タイムベース調整用の電波同期信号受信器および該受信器の作動方法
JP4882561B2 (ja) 受信回路および電波修正時計
EP0475705A2 (en) RF filter alignment using digital processor clock
KR20080030539A (ko) 안테나 도약 기법을 이용하여 안테나를 동적으로 튜닝하고교정하는 방법 및 시스템
US7515887B2 (en) Radio-controlled timepiece
US7269401B2 (en) Signal processing circuit for tuner which applies signal processing based on variation in frequency of intermediate frequency signal
US8213892B2 (en) FM-AM demodulator and control method therefor
JP2006246419A (ja) 電波同調受信回路、電波同調受信装置および電波同調受信方法
US8358985B2 (en) Radio wave receiving apparatus
US8532234B2 (en) Automatic frequency offset compensation method and device
JP2006505990A (ja) 改善されたリアルタイム精度を有する移動無線受信機
JPH048675Y2 (ja)
JP2755842B2 (ja) スーパヘテロダイン受信機およびその調整装置
JP2554000Y2 (ja) 電波修正時計
JP5929242B2 (ja) 受信回路及び電波修正時計
JP3696636B2 (ja) 受信装置
JP5938925B2 (ja) 電波修正時計
JPH04363907A (ja) 電子同調受信機
JP2010268257A (ja) 電波受信装置
JP2010232979A (ja) 放送受信装置
JP2013178151A (ja) 電波修正時計及び電波修正時計の制御方法
JP2004208160A (ja) 発振回路及び選局装置並びに不要輻射低減方法
JPH0374057B2 (ja)
JP2009232236A (ja) Fm選局回路
JPH06164438A (ja) Pllシンセサイザ受信機のアンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5627090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250