JP2001156594A - Rdsで特に使用される周波数変調受信機 - Google Patents
Rdsで特に使用される周波数変調受信機Info
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- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
Abstract
うことの出来るFMラジオ受信機を提供すること。 【解決手段】 送信機からの高周波信号を受信できるア
ンテナ(2);高周波ステージ(3);発振器(5);
中間周波数(fIF)の信号(S6)を供給できるミクサ
ーユニット(30);FM復調ステージ(8);信号
(S6)の中間周波数(fIF)を一定に保つように発振
器を制御する自動周波数制御ステージ(36)を含む。
本受信機はさらに復調信号の中にあるパイロット周波数
(fp)に中間周波数(fIF)を追随するように構成さ
れた同期ループ(32)を含んでいる。そのような同期
ループのひとつの利点は、中間周波数が追随するのでエ
ーリアシング現象がRDSデータを含む信号の復調を妨
げないことである。
Description
の信号を受信できる、特にラジオデータシステム(RD
S)で使用される周波数変調受信機(以下“FM受信
機”)の分野に関係する。
2705176号はアンテナ2、高周波ステージ(R
F)3、ミクサー4、局部発振器5、中間周波(IF)
フィルター6、増幅器/リミッタ7、FM復調ステージ
8および自動周波数制御(AFC)ステージ9から成る
従来のFM受信機1を開示している。アンテナ2はFM
伝送帯域内に含まれる周波数(すなわち88と108M
Hzの間)をもつ信号を受信し、対応する電気信号をR
Fステージ3へ供給する。RFステージ3はあらかじめ
決められた送信機のキャリア周波数fcに同調されてお
り、アンテナからの電気信号に応答して、周波数fcに
中心を合わせた周波数帯域に含まれる周波数をもつ増幅
された信号を与える。
Fステージ3からの信号とを受信し、これらの信号を乗
算し、一般には約70KHzに選ばれている中間周波数
fIFに変調された信号をIFフィルター6へ供給する。
IFフィルター6は周波数fIFの変調された信号を受信
し、応答として中間周波数FIFが中心である周波数帯域
内に位置する信号を与えるように構成されている。増幅
器/リミッタ7はIFフィルター6からの信号を受信
し、あらゆる振幅変調(AM)成分を取除くためにその
振幅を制限して、応答として、増幅され/制限された信
号を供給する。
から生じた信号を復調し、その復調信号をオーディオ増
幅器(図1には示されていない)に供給する。AFCス
テージ9は、中間周波数fIFを一定に保つために、復調
器8の連続した出力の関数として局部発振器5からの信
号の周波数fLOの間にきれいに同調させるようにしてい
る。図1に示されているようなFMラジオ受信機のひと
つの問題点は、変調周波数(すなわちメッセージ信号の
周波数)が中間周波数fIFの1/2よりも大きい場合、
かなり大きな歪みがエーリアシングによって現れると言
う事実にある。
におけるFM放送の場合のように、特にRDSに使われ
るときの、周波数分割多重化を使用した送信システムに
おいて特に発生する。実際上は、そのような歪みの影響
はRDSデータのデコードが不可能となると言うことで
ある。本文の第2図はRDSで使われるときのFM受信
機1にある信号の周波数スペクトル分布を示している。
オーディオデータが38KHzのサブキャリアに立体音
として変調され、一方RDSに対応する他のデータが位
相シフトによって57KHzのサブキャリアに変調され
た(PSK変調)低振幅の信号の形で存在している。R
DSデータがデコードされるためには、再度図1を参照
すると、FM復調ステージ8の出力帯域幅は少なくとも
60KHzを必要とするであろう。実際に、使われる中
間周波数fIFが70KHzのオーダーであると仮定すれ
ば、オーディオデータとRDSデータはエーリアシング
によって混合することとなる。
来の第1の方法は高い周波数のfIFを使用することにあ
った。合衆国特許第4885802号はそのような解決
策を実施したFM受信機を開示している。そのようなF
M受信機のひとつの欠点は、RF信号の影像周波数の反
応を取り除くための追加的な手段を必要とすることであ
り、これが電力消費をも増加させると言うことにある。
そのような受信機のもうひとつの欠点は、影像周波数の
除去およびFM放送帯域におけるチャネルあるいは送信
機のスペーシングによって、使うことの出来る最大の中
間周波数が強制されると言うことにある。結果的に、復
調信号のオーディオ帯域幅はこのように単純にFM受信
機の中間周波数fIFを増加することによっては改善され
ない。周波数エーリアシングの問題を解決する従来の第
2の方法は、復調ステージに対して中間周波数fIFより
高い周波数をもつ信号を供給することにある。
483695号はそのような解決策を実施したFM受信
機を開示している。図3において、図1と同じ対象は同
じ符号で示されていることを注記する。このFM受信機
20は、中間周波数fIFのn倍に等しい周波数の変調さ
れた信号を供給するために、中間周波数fIFのn個の信
号を発生することのできる信号発生回路24と、n個の
信号をそれらの間で乗算することのできる乗算回路28
をさらに含んでいる。FM受信機20のひとつの欠点は
直角位相で、中間周波数fIFに等しい周波数をもつ信号
を発生させる必要があり、これは電力消費を相当に増加
させると言うことにある。
はこのエーリアシング問題を克服した、RDSに使うこ
との出来るFMラジオ受信機、特にその受信機によって
受信されるラジオ周波数信号に存在するRDSデータを
抽出することのできるFMラジオ受信機を提供すること
にある。本発明のもうひとつの目的は、低消費電力に関
する半導体産業の通常の規準に適応したFMラジオ受信
機を提供することにある。本発明のもうひとつの目的
は、合理性と表面専有に関して、半導体産業の通常の規
準に応じた集積回路で作られるFMラジオ受信機を提供
することにある。
も加えて、高周波信号を受信し前記受信信号を表わす第
1の電気信号を供給するアンテナと、前記第1の信号を
増幅し、送信機のキャリア周波数に中心がある周波数帯
域内に含まれている周波数の第2の電気信号を供給する
高周波ステージと、制御信号に応答して、第3の電気信
号を供給する発振器と、中間周波数の第4の電気信号の
形で前記第2および第3の信号の積を供給するミクサー
ユニットと、前記第4の信号を復調し第5の電気信号の
形で結果を提供するFM復調ステージとを含む、送信機
からの高周波信号を受信できるFM受信機であり、前記
受信機はさらに、前記第5の信号にあるパイロット周波
数で前記中間周波数を追随するように構成された同期ル
ープを含み、その同期ループは、前記第4の信号の前記
中間周波数を一定に保つために、前記第5の信号に応答
して前記発振器へ前記制御信号を供給する自動周波数制
御ステージを含むことを特徴とする受信機によって達成
される。
ことのひとつの利点は、中間周波数fIFがあらかじめ決
められた値に追随するので、エーリアシング現象により
受信機によって受信されるラジオ周波数に存在するRD
Sデータをデコードすることが妨げられることがないと
言うことである。そのような配置のもうひとつの利点
は、受信機が高い周波数値または周波数逓倍を必要とし
ないで、低い中間周波数fIFで動作することができると
言うことである。その結果電力消費が低くなり、このタ
イプのFM受信機が例えばRDSで使用されることを可
能とする。本発明のこれらの目的、特徴および利点が他
のものも加えて、単に実例として与えられているのみで
あるが、付随する図面に関連して、本発明の好ましい実
施形態の詳細な記述を読むことによりもっと明確となる
であろう。
好ましい実施形態が述べられている。符号29はそのよ
うな受信機を示しており、図4において図1と同じ対象
は同じ符号によって示されていることを注記する。FM
受信機29はアンテナ2、局部発振器5、ミクサーユニ
ット30、復調ステージ8および自動周波数制御(AF
C)ステージ36を含んでいる。このタイプの受信機は
RDSデータの供給を必要とするデバイス、例えば腕時
計のような時計に設けることが出来ると言うことを銘記
されたい。
出力端子2aを含んでいる。アンテナ2はFM送信帯域
(すなわち88から108MHzの間)内に含まれる周
波数をもつ信号を受信し、応答として受信信号を表わす
電気信号S1を端子2aを経由して供給することが出来
るように構成されている。局部発振器5は、2つの入力
端子5aおよび5bとミクサーユニット30につながれ
た出力端子5cを含んでいる。局部発振器5は以下によ
り詳細に記述されているように、電気信号S3を供給す
るように構成されている。ミクサーユニット30は、R
Fステージ3の出力端子3bとつながれた入力端子30
aと、局部発振器5の出力端子5cとつながれた入力端
子30bおよび復調ステージ8とつながれた出力端子3
0cを含んでいる。ミクサーユニット30は信号S2お
よびS3に応答して、中間周波数fIFの電気信号S6を
供給するように構成されている。
ように、ミクサー4、IFフィルター6および増幅器/
リミッタ7と直列につながれて作られるのが好ましい。
ミクサー4はミクサーユニット30のそれぞれの端子3
0aおよび30bとつながっている2つの入力端子4a
および4b、およびIFフィルター6につながっている
出力端子4cを含んでいる。ミクサー4は端子4aを経
由して信号S2、および端子4bを経由して電気信号S
3を受信し;信号S2およびS3をお互いに乗算し;端
子4cを経由して中間周波数fIFに変調されている電気
信号S4を供給することが出来るように配置されてい
る。例としては、中間周波数fIFは約70KHzに選定
されている。IFフィルター6はミクサー4の出力端子
4cとつながれた入力端子6a、および増幅器/リミッ
タ7につながれた出力端子6bを含んでいる。IFフィ
ルター6は端子6aを経由して信号S4を受信しさら
に、応答として、中間周波数f IFに中心がある周波数帯
域内に位置する電気信号S5を供給することができるよ
うに構成されている。
出力端子6bとつながれた入力端子7aと、ミクサーユ
ニット30の出力端子30cにつながれた出力端子7b
を含んでいる。増幅器/リミッタ7は、端子7aを経由
して信号S5を受信し、そこからのAM成分を除去する
ためにこの信号の振幅を制限し、さらに応答として端子
7bを経由して信号S6を供給することができるように
構成されている。再度図4を参照すると、FM復調ステ
ージ8は増幅器/リミッタ7の出力端子7bとつながれ
た入力端子8aと、オーディオ増幅器(図4には示され
ていない)につながれた出力端子8bを含んでいる。F
M復調ステージ8は、端子8aを経由して信号S6を受
信し、この信号を復調し、さらに応答として復調信号S
6を表わしている電気信号S7を供給することができる
ように構成されている。復調ステージ8の実施形態は合
衆国特許第5808510号に開示されていることに注
目されたい。
の出力端子7bとつながっている入力端子36aと、局
部発振器5の入力端子5bにつながっている出力端子3
6cを含んでいる。AFCステージ36は、以下にもっ
と詳細に述べられているように、中間周波数fIFを一定
に保つために、局部発振器5の信号S3の周波数の間に
正しく同調できるように構成されている。FM受信機2
9はさらに中間周波数fIFがパイロット周波数fPに追
随するように構成された同期ループ32を含んでいる。
そのような周波数はFM多重信号では常に使用されてお
り、ステレオFM受信機では取除かれているキャリアの
再構成を可能とすることが思い起こされるであろう。本
文の範疇ではパイロット周波数fPは信号S7に存在
し、代表的には19KHzに等しい。この目的のため
に、同期ループ32は位相同期ループ(PLL)フィル
ター34とAFCステージ36とを含んでいる。
子8bとつながれた入力端子34aと、AFCステージ
36につながれた出力端子34bとを含んでいる。フィ
ルター34は端子34aを経由して信号S7を受信し、
さらに応答として、端子34bを経由して、パイロット
周波数fPに実質的に等しい周波数をもつ電気信号S8
を供給するように構成されている。フィルター34は、
パイロット周波数fPと高い信号対雑音比(SNR)を
もつ信号を供給するために決められた帯域幅を有する位
相同期ループ(PLL)で構成することができる。これ
は安定した規準周波数を供給することができ、規準周波
数を供給できる追加的な手段を必要としないでAFC機
能を遂行することができる。
4の出力端子34bとつながった入力端子36bを含ん
でいる。AFCステージ36は中間周波数fIFの信号S
6およびパイロット周波数fPの信号S8を受信し、応
答として、中間周波数fIFが、以下に述べられているよ
うに、あらかじめ決められた値に追随する中間の値をも
つように、局部発振器5を制御することのできる(すな
わち周波数fLOの信号S3の供給)電気信号S9を供給
するように構成されている。
数比較器40およびループフィルター42から成るAF
Cステージ36の実施形態を詳細に示している。分周器
38はAFCステージ36の入力端子36aとつながっ
た入力端子38aと、比較器40とつながった出力端子
38bを含んでいる。分周器38は端子38aを経由し
て、周波数fIFの信号S6を受信し、応答として、端子
38bを経由して、Nが整数であるfIF/Nに等しい周
波数の電気信号S11を供給するように構成されてい
る。
とつながれた入力端子40aと、AFCステージ36の
入力端子36bとつながれた入力端子40b、およびフ
ィルター42につながれた出力端子40cを含んでい
る。比較器40は端子40aおよび40bを経由して、
fIF/Nの周波数の信号S11とパイロット周波数fP
の信号S8を受信し、信号S11とS8を互いに比較し
て、応答として端子40cを経由して、周波数fIF/N
とfP間の周波数差に比例する誤差信号S12を供給す
るように構成されている。フィルター42は比較器40
の出力端子40cとつながれた入力端子42aと、AF
Cステージ36の出力端子36cにつながれた出力端子
42bを含んでいる。フィルター42は端子42aを経
由して、信号S12を受信し、応答として、端子42b
を経由して、周波数fIF/NとfP間の差を表わしてい
る信号S9を供給するように構成されている。
ープ32が同期されている時は、中間周波数fIFはN・
fPに実質的に等しい中間の値となり、この値はRDS
データを含む信号をデコードできる前記のあらかじめ決
められた値に相当する。RDSデータを含む信号のデコ
ードできる前記あらかじめ決められた値が選ばれる3つ
の周波数範囲を表わしている3つのケースが、純粋に例
として述べられている。これら3つのケースは再度図2
と、3つの異なるあらかじめ決められた値に対してRD
Sデータを含む信号および周波数fIFのスペクトル分布
をそれぞれに示している個々の図7Aから図7Cに関係
して述べられている。
関係して述べられた値を考慮して76KHzに追随する
ように、前記のあらかじめ決められた値が選ばれている
第1のケースと考えられたい。図7Bに関しては、周波
数fIFが、図2に関係して述べられた値を考慮して72
から73.5KHzの間に含まれるように前記のあらか
じめ決められた値が選ばれている第2のケースと考えら
れたい。図7Cに関しては、周波数fIFが、図2に関係
して述べられた値を考慮して78.5から80KHzの
間に含まれるように前記のあらかじめ決められた値が選
ばれている第3のケースと考えられたい。
DSデータを含む信号のスペクトル分布とオーディオデ
ータのスペクトル分布の間でオーバーラップは無く、そ
れ故エーリアシング現象がRDSデータを含む信号の復
調を妨げない。同業者なら、上記の説明から本発明の範
囲から離れることなしにいろいろな変更を行い得るとい
うことは言うまでもない。改良としては、再度図4を参
照すると、受信機29は、アンテナ2の出力端子2aと
つながれた入力端子3aと、ミクサーユニット30につ
ながれた出力端子3bを含んでいる高周波(RF)ステ
ージ3を含むことができる。RFステージ3は端子3a
を経由して、信号S1を受信し、応答として端子3bを
経由して、あらかじめ決められた送信機のキャリア周波
数fCに中心がある周波数帯域内に含まれる周波数をも
つ増幅された電気信号S2を供給することができるよう
に構成される。
とつの利点は、それが実質的に受信機29の感度を増加
し、その結果、受信機29が小さい振幅のRF信号で動
作することができると言うことである。また改良として
は、再度図4を参照すると、受信機29は、信号S7を
受信するために復調ステージ8の出力端子8bとつなが
れた入力端子31aと、信号S10を供給するために局
部発振器5の入力端子5aとつながれた出力端子31b
とを含んでいる周波数同期ループ(FLL)31を含む
ことができる。FLLフィルター31のそのような構成
のひとつの利点は、信号S6の偏移を減らすことができ
ると言うことである。また改良としては、図8を参照す
ると、AFCステージ36にさらに第2の分周器44を
含ませることができる。図8においては図6と同じ対象
は同一の符号によって示されていることを注記する。
テージ36の入力端子36bとつながれた入力端子44
aと、比較器40の入力端子40bにつながれた出力端
子44bを含んでいる。分周器44は端子44aを経由
して、パイロット周波数fPの信号S8を受信し、応答
として、端子44bを経由して、Mが整数である、f P
/Mに等しい周波数の電気信号S13を供給することが
できるように構成されている。本質的には、図4および
8を参照すると、ループ32が同期するときは、中間周
波数fIFは実質的にN/M・fPに等しい中間の値をと
っている。分周器44のそのような構成のひとつの利点
は、同期ループ32の解析力が増加することである。例
としてM=19の場合には、中間周波数fIFは1KHz
のステップで調整できる。
信機に存在する信号の周波数スペクトル分布を示す図で
ある。
示す図である。
る。
ある。
機に存在する信号の周波数スペクトル分布を、あらかじ
め決められた第1の値に対して示す図(A)、第2の値
に対して示す図(B)、第3の値に対して示す図(C)
である。
8 FM復調ステージ、29 FM受信機、 30 ミ
クサーユニット、31 PLLフィルタ、32同期ルー
プ、34 PLLフィルタ、36 AFCステージ。
Claims (8)
- 【請求項1】 高周波信号を受信し前記受信信号を表
わす第1の電気信号(S1)を供給するアンテナ(2)
と;前記第1の信号を増幅し、送信機のキャリア周波数
(fC)に中心がある周波数帯域内に含まれている周波
数の第2の電気信号(S2)を供給する高周波ステージ
(3)と;制御信号(S9)に応答して、第3の電気信
号(S3)を供給する発振器(5)と;中間周波数(f
IF)の第4の電気信号(S6)の形で前記第2および第
3の信号の積を供給するミクサーユニット(30)と;
前記第4の信号を復調し第5の電気信号(S7)の形で
結果を提供するFM復調ステージ(8)と;を含む、送
信機からの高周波信号を受信できるFM受信機(29)
であって、前記受信機はさらに、前記第5の信号(S
7)にあるパイロット周波数(fP)に前記中間周波数
(fIF)を追随させるように構成された同期ループを含
み、前記同期ループは、前記第4の信号(S6)の前記
中間周波数(fIF)を一定に保つために、前記第5の信
号(S7)に応答して前記発振器へ前記制御信号を供給
する自動周波数制御ステージ(36)を含むことを特徴
とする受信機(29)。 - 【請求項2】 前記同期ループ(32)はさらに、 前記第5の信号(S7)に応答して前記パイロット周波
数(fP)の第6の電気信号(S8)を供給する位相同
期ループフィルター(34)を含み;前記自動周波数制
御ステージ(36)が前記中間周波数(fIF)の前記第
4の信号(S6)および前記パイロット周波数(fP)
の第6の信号(S8)に応答して、前記中間周波数(f
IF)が前記パイロット周波数(fP)に依存してあらか
じめ決められた値に追随する中間の値となるように、前
記制御信号を与えることを特徴とする請求項1に記載の
受信機(29)。 - 【請求項3】 前記位相同期ループフィルター(34)
は高い信号対雑音信号を備えかつ前記パイロット周波数
(fP)の第6の信号(S8)を供給するように決めら
れた帯域幅をもつように構成されていることを特徴とす
る請求項2に記載の受信機(29)。 - 【請求項4】 前記自動周波数制御ステージ(36)
が:前記中間周波数(fIF)の前記第4の信号(S6)
に応答して、第1の整数(N)によって分周された前記
中間周波数に等しい第1の周波数(fIF /N)の第7
の電気信号(S11)を供給する第1の分周器(38)
と;前記第1の周波数(fIF /N)の前記第7の信号
(S11)および前記パイロット周波数(fP)の前記
第6の信号(S8)に応答して、前記第1の周波数(f
IF /N)と前記パイロット周波数(fP)間の差を表わ
す第8の電気信号(S12)を供給する位相および周波
数比較器(40)と;さらに前記中間周波数(fIF)
が、前記第1の整数(N)と前記パイロット周波数(f
P)との積に等しいあらかじめ決められた値(N・fp)
に追随する中間の値をもつように、前記 第8の信号
(S12)に応答して、前記第1の周波数(fIF/N)
と前記パイロット周波数(fP)間の差を表わす前記制
御信号(S9)を供給するループフィルター(42)を
含むことを特徴とする請求項2に記載の受信機(2
9)。 - 【請求項5】 前記自動周波数制御ステージ(36)
が:前記中間周波数(fIF)の前記第4の信号(S6)
に応答して、第1の整数(N)に分周された前記中間周
波数に等しい第1の周波数(fIF /N)の第7の電気
信号(S11)を供給する第1の分周器(38)と;前
記パイロット周波数(fP)の前記第6の信号(S8)
に応答して、第2の整数(M)によって分周された前記
パイロット周波数(fP)に等しい第2の周波数(fp
/M)の第9の電気信号(S13)を供給する第2の分
周器(44)と;前記第1の周波数(fIF /N)の前
記第7の信号(S11)および前記第2の周波数(fp
/M)の前記第9の信号(S13)に応答して、前記第
1と第2の周波数間の差を表わす第8の電気信号(S1
2)を供給する位相および周波数比較器(40)と;さ
らに前記中間周波数(fIF)が、前記パイロット周波数
(fP)と、前記第2の整数(M)によって分周された
前記第1の整数(N)との積に等しい第2のあらかじめ
決められた値(N/M・fp)に追随する中間の値をも
つように、前記 第8の信号(S12)に応答して、前
記第1の周波数(fIF /N)と前記第2の周波数(fp
/M)間の差を表わす前記制御信号(S9)を供給する
ループフィルター(42)を含むことを特徴とする請求
項2に記載の受信機(29)。 - 【請求項6】 前記同期ループ(32)はさらに、前記
第4の信号(S6)の偏移を減らすために、前記第5の
信号(S7)を受信し、応答として前記発振器(5)へ
第10の電気信号(S10)を供給するように構成され
た周波数同期ループフィルター(31)を含むことを特
徴とする請求項1に記載の受信機(29)。 - 【請求項7】 前記ミクサーユニット(30)が、直列
に接続されたミクサー(4)、中間周波フィルター
(6)および増幅器/リミッタ(7)を含むことを特徴
とする請求項1に記載の受信機(29)。 - 【請求項8】 前記パイロット周波数(fP)が19K
Hzであることを特徴とする請求項1に記載の受信機
(29)。
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