JP2713001B2 - Am・fm一体型ステレオ受信機 - Google Patents

Am・fm一体型ステレオ受信機

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JP2713001B2
JP2713001B2 JP4054096A JP5409692A JP2713001B2 JP 2713001 B2 JP2713001 B2 JP 2713001B2 JP 4054096 A JP4054096 A JP 4054096A JP 5409692 A JP5409692 A JP 5409692A JP 2713001 B2 JP2713001 B2 JP 2713001B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04B1/1646Circuits adapted for the reception of stereophonic signals

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AMおよびFM受信機
の分野に関し、さらに詳しくは、AMステレオおよびF
Mステレオの両方を受信することのできる受信機に関す
る。本発明は、このシステムを構成するために用いられ
る部品を最小限に抑え、それにより該システムの構築コ
ストおよびサイズを最小限に抑える手段について説明す
る。このようにサイズおよびコストを最小限に抑えるこ
とは、AMステレオをできるだけ多くのラジオ・リスナ
ーに享受してもらうために必要である。
【0002】
【従来の技術】 1982年3月に、FCCは、AM
バンドのステレオ放送規格の選定に対していわゆる「市
場アプローチ」を認める独自の報告命令書を採択した。
市場競争の開始と共に、5つの競合システムが登場し
た。8年間の間に、競合システムの数は2つに絞られ
た。そのうち、C−Quam(登録商標)システムは局
数の点で極めて有利であり、FCCにより「事実上の」
規格として最近発表された。この競合期間中に、異なる
ステレオ放送方式を認識し、解読できるAMステレオ・
デコーダの製作に多くの研究開発が行なわれ、各ICメ
ーカによりさまざまな受信機メーカに供給された。しか
し、それ以降は、コスト,性能等の問題によりこれらの
ICを採用する受信機は少なくなった。一方、採用され
たICの中に、シングル・システムICというものがあ
った。しかし、このICのユーザはほとんどといってよ
いほど自動車の高級ラジオ装置等に限定されており、一
般のリスナーはAMステレオ放送の恩恵を受けることが
できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 さらに多くの人に
AMステレオ放送の恩恵を受けてもらうには、受信機の
性能をあまり下げずに、コストを低減する必要がある。
AMステレオ受信機の基本的な環境では、FMステレオ
受信機を内蔵していることが一般的であるので、この目
的を達成するには、FMステレオ回路をできるだけ利用
するAMステレオ・システムを設計する必要がある。し
たがって本発明の目的は、改善された、すなわち低コス
トのAM・FM一体型ステレオ受信機を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記課題を
解決するための回路の切り替え及び分轄に関するもので
ある。すなわち、FMモードで逆正接歪(arctan
gent distortion)を除去し、AMモー
ドでarctan{(L−R)/(1+L+R)}から
の位相項を処理して、(L−R)/(1+L+R)を判
定する1つのプロセッサを有する改善されたAM・FM
一体型ステレオ受信機が提供される。さらに、このラジ
オは1つの弁別器を含み、FMモードでは、この弁別器
タンク回路は周波数編移をベースバンド音声に変換する
ために用いられ、AMモードでは、この弁別器タンク回
路は電圧制御発信器(VCO)用の周波数判定素子とし
て用いられる。この電圧制御発信器は中間周波数(I
F)信号をベースバンドに変換するために用いられる。
さらに、1つのパイロット・トーン回路が示され、この
回路はAMパイロット・トーンまたはFMパイロット・
トーンのいずれかを検出し、FMの場合は基準信号をF
Mデコーダに供給して、L−Rをベースバンドに変換す
る。
【0005】
【実施例】図1は、本発明によるAM・FM一体型ステ
レオ受信機100の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【0006】 図1において、アンテナ入力101から
L+RおよびL−R出力までの回路のフロー構造が示さ
れている。プレセレクタ,ミキサおよび局部発振器(L
O)を含むRFフロント・エンドは、他の低電圧の一体
型AM・FMステレオICと同様である。
【0007】AMステレオの場合、予定入力信号は、A
*cos(w ct+φ)であり、ただしA=(1+レフ
ト+ライト),φ=tan-1[(L−R)/(1+L+
R)]である。*は乗算を意味する。この信号は、スペ
クトル的には520kHzから1710kHzまでのA
M放送帯域で伝搬される。アンテナ101は電磁波を受
信し、それをAC電圧および電流に変換する。この電流
は、プリセレクタ103の入力に印加される。このプリ
セレクタは無線周波数濾波回路で、所望の局(A*co
s(w ct+φ))以外の信号を部分的に除去する。一
般に、この回路は1つまたは2つの共振回路によって構
成され、この共振回路はインダクタと同調可能コンデン
サまたはバラクタから成る。家庭受信機または携帯受信
機では、AMアンテナとFMアンテナとは独立している
場合が多い。これらの受信機では、AMアンテナは大き
なフェライトまたは粉末鉄芯が貫通したコイルであるの
が一般的であり、可変コンデンサで同調される。このア
ンテナは、「ループ・スティック(loop stick)」とい
い、同じ回路内でアンテナとプリセレクタの機能を果た
す。プリセレクトされた信号は、ミキサ回路105に供
給される。このミキサは、プリセレクトされたRFを局
部発振器111によって供給される基準信号で乗じる回
路として説明することができる。時空間でミキシングす
ることは、周波数空間で加算または減算することと同等
である。従って、ミキサ105からの出力周波数は、プ
リセレクトされたRF信号から局部発振器周波数を減算
した絶対値である。これは、|搬送波周波数−局部発振
器周波数|=中間周波数(すなわちIF)と概して記さ
れる。局部発振器111が所望の周波数である場合、す
なわち、プリセレクトされたRFと合成されると所望の
IF周波数を発生する所望の周波数である場合、RF搬
送波はプリセレクタ濾波の中心周波数となるように局部
発振器111は設計される。このことは、当業界では
「追尾される(tracked) 」と定義される。上記の方式
は、スーパヘテロダイン受信機という。このIF信号は
さらに濾波され、IFフィルタ107によって他の干渉
信号を除去する。
【0008】FMステレオの場合も、予定される入力信
号はA*cos(wct+φ)である。だだしこの場合、
φ項は図2(A)に示すベースバンドの周波数偏移であ
る。
【0009】図2(A)において、このベースバンド信
号は、ノーマル・モノフォニック音声という「レフト+
ライト」(L+R)信号を有する。レフト−ライト信号
は、両側波帯の抑圧搬送波信号(double sideband supp
ressed carrier signal :DSBSC)であり、抑圧搬
送波は38kHzである。パイロット・トーンは19k
Hzで追加され、これは抑圧搬送波(38kHz)項と
位相コヒーレント(phase coherent)であり、そのためこ
れはFMステレオ・デコーダ内で基準信号を抽出するた
め用いることができる。この信号は、L−R信号を0H
z(D.C.)に変換するために必要であり、この0H
zは正しいステレオ出力を発生するために必要である。
ベースバンドFMステレオ信号は、ピーク搬送波偏移が
75kHzとなるように搬送波を変調する。
【0010】FMアンテナは、ウイップ型(例えば、直
線のワイヤ)または家屋の屋根に設置されるアンテナで
あるのが一般的である。AM受信機と同様に、この回路
は電磁波を電圧および電流に変換する。この信号はプリ
セレクタ113とに供給され、これはAM受信機で説明
したように、インダクタとコンデンサによって構成さ
れ、所望の搬送波以外の信号を部分的に除去する。この
プリセレクトされた信号は、ミキサ115内で所望のI
F周波数に変換される。AM部の場合と同様に、IFフ
ィルタ119内で信号はさらに濾波され、干渉信号を除
去する。これは、スーパヘテロダイン受信機と定義さ
れ、当業界では周知である。
【0011】従って、AMおよびFM信号は共に比較的
同じ処理が施され、IF信号179に変換される。主な
相違点は、AM RF信号は520kHzから1710
kHzであり、450kHzのIFに変換されるが、F
M信号は88MHzから108MHzであり、10.7
MHzのIF信号に変換されることである。
【0012】IF増幅器109の出力は、他の回路と共
に、エンベロープ検出器回路141に接続される。この
ブロックは、ラジオの増幅および狭帯域AGC動作の両
方を与える。正確な復調ができるように、デコーダに十
分大きな信号レベルを供給するための利得が必要であ
る。AGC機能は、出力信号179を所望のレベルに維
持するため必要である。エンベロープ検出器141は、
IF信号179、すなわちA*cos(w it+φ)を
*cos(w it+φ)の制限された形式、すなわち
sgn{cos(w it+φ)}で乗ずる機能を果た
す。ただし、sgnは符号関数である。この乗算は、A
*cos(w it+φ)*sgn{cos(w it+
φ)}として表すことができ、その結果、(A/2)+
(A*cos(2(w it+φ))/2)が得られる。
復調処理におけるA項の縮尺は、便宜上無視される。
(A/2)*cos(2(w it+φ))項は、音声ロ
ーパス・フィルタにより除去され、A/2項のみが残
る。AMモードでは、A項は1+レフト+ライトであ
る。FMモードでは、「A」はエンベロープ・マルチパ
ス項であり、高性能受信機では信号品質の尺度として用
いることができる。
【0013】図1に示すように、第1実施例は、リミタ
143,乗算器153および共振回路137,139を
含み、これらはFMモードの弁別器回路を構成する。A
Mモードでは、電圧制御発振器(VCO)161は分周
器163と共に追加され、位相同期ループ(PLL)を
形成する。これらの回路は共に、IF信号179(A*
cos(wi t+φ))からφ項を抽出するために用い
られる。2つの異なる回路構成を用いる理由は、φがA
Mステレオの場合のように位相変調の形式である場合、
概してPLLが好ましい復調方法であるが、φ項がFM
ステレオの場合のように周波数偏移の形式である場合、
リミタ弁別器の方法がより望ましいためである。他の構
成では、AMとFMの両方にPLL検出を用いてもよ
く、あるいはAMとFMの両方に弁別器検出を用いても
よい。
【0014】FM構成の場合、スイッチ129,13
1,133,135はすべて、Fと記された位置に設定
される。AM構成にするためには、これら同一スイッチ
はAと記された位置に設定される。
【0015】AM構成では、A*cos(wit+φ)は
リミッタ143の入力に与えられる。このリミッタは、
先に説明したように、振幅変調(A)を除去する。この
回路は、汎用部品MC1355(モトローラ社製)と機能は同
様である。従って、乗算器153に与えられるリミッタ
143からの出力は、sgn{cos(w it+φ)}
となる。ただしsgnは符号関数である。
【0016】電圧制御発振器161は、インダクタおよ
びコンデンサ137,139の共振周波数によって部分
的に制御される中心周波数で動作する。VCOステアリ
ング電圧175は、PLLフィルタ165の出力から供
給される。この電圧175は、発振器の動作周波数にわ
ずかな変動を生じさせ、これは公称基準電圧(中心周波
数におけるVCO制御電圧)とPLLフィルタ電圧との
間の差に線形比例することが理想的である。このVCO
は、Motorola社製MC1376の発振器/変調器部のFM発振
器と同様である。理想的なVCOの周波数と電圧との関
係を記述することにより、Fout ={(Vref −Vpll
*k}+Fref という式が得られる。ただし、k=ボ
ルトあたりのVCO利得である。Vref は、自走(フリ
ー・ランニング)であると定義すると、VCOの制御電
圧であり、Vpllは175における電圧である。VCO
161の出力177は、共振回路137,139に現わ
れ、デジタル分周器163に供給される。
【0017】FMデコーダと共に同一共振回路137,
139を用いる便宜上、AM用に共振周波数10.8M
ZHzが選ばれる。分周器163は、VCO信号177
の周波数を24で分周するように設定される。そのた
め、10.8MHである着信信号は24で分周され、出
力信号は450kHzとなり、wVCO は2*π*FVCO
(450kHz)として定義される。リミタ143の出
力sgn{cos(w it+φ)}と、分周器163の
出力sgn{cos(wVCO )}とは、乗算器153に
与えられる。故に、乗算器153の出力は{(w it+
φ)+(wVCO t)}/2+{(w it+φ)−(wVC
O t)}/2である。この出力信号は、乗算器153に
接続して示されているコンデンサ159において濾波さ
れる。wVCOおよびwi の周波数は音声よりもかなり高
く、互いにほぼ同じ周波数であるので、フィルタ159
は(w it+wVCO t)項を容易に除去することができ
る。その結果、{(w it+φ)−(wVCO t)}が乗
算器153の出力になる。以下で説明する正接発生器1
55および乗算器157の回路は、(w it+φ−wVC
O t)を(A)*tan({(w it+φ)−(wVCO
t)}に変換する。この信号は、PLLフィルタ165
に与えられ、VCO161の周波数を制御する。
【0018】通常動作状態では、PLLは同期状態であ
ると定義される。この場合、wit=wVCO tとなり、
乗算器153の出力はφに整理される。PLLの動作に
ついては、周知の文献でViterbi らによって詳細に説明
されている。正接PLLの特定の動作については、19
89年10月3日に発行された米国特許第4,872,
207号Laurence M. Ecklund, "Automatic IF Tangent
LockControl Circuit" において説明されており、該特
許は参考として本明細書に含められる。
【0019】ここで、スイッチ129,131,13
3,135がFと記された位置に設定されると仮定する
と、回路はFM構成に設定される。FMステレオ伝送方
式の場合、リミッタ143に与えられる信号179は、
*cos{w it+2πfd∫m(t)d(t)}とし
て定義される。ただし、m(t)は変調で、fd は周波
数偏移定数である。上記のようなリミッタ弁別方式にお
けるFM復調器の厳密な詳細については、ITT Referenc
e Data handbook for Radio Engineers or Principles
of Communication by Ziemer and Tranterなどの通信文
献で説明されている。この回路は、CA3089を用いて構築
することができる。
【0020】経験的に、搬送波の中心周波数を変調の振
幅だけ移動するということでFM変調を説明することが
できる。従って、FMステレオの場合、信号は図2
(A)に示すベースバンド信号として記述することがで
きる。0〜15kHz領域のL+R信号と、両側波帯抑
圧搬送波信号(DSBSC)であるL−R信号とが含ま
れ、ただし抑圧搬送波は38kHzであり、パイロット
・トーンは19kHzである。このベースバンド信号
は、搬送波の周波数を変えるために用いられ、ベースバ
ンドの各瞬時振幅は搬送波周波数の即時偏移にマッピン
グする。
【0021】リミッタ143は、誤って伝搬チャンネル
に導入されたAM変調を除去する。また、リミッタ14
3は搬送正弦波を方形波、例えばsgn(cos(w i
t+φ))に変換する。この信号は共振回路137,1
39と乗算器153とに与えられる。共振回路137,
139の位相応答と搬送波周波数との特性は、tan-1
((freq(瞬時)−freq(平均))/freq
(帯域幅/2))+90°である。乗算器153で生成
される乗算は、制限された着信IF信号sgn{cos
(wit+φ)}*sgn(sin(w it+φ+(φ
1))}を有し、その結果、濾波されるとφ1が得られ
る。だだし、φ1はtan-1(freq(瞬時)−fr
eq(平均))/freq(帯域幅/2))である。こ
の回復された信号は、tan-1(K1 *送信ベースバン
ド信号)である。ただし、K1は弁別器変換利得であ
る。共振器回路137,139の帯域幅が広く、かつ共
振回路137,139に起因する対応する位相偏移が低
いかぎり、tan-1(K1* φ)はK1*φと記すことが
できる。
【0022】AM(φ)検出器およびFM(φ)検出器
スイッチ129,131,133,135の間で切り換
えるため、VCO161と分周器163とが設けられ
る。スイッチ133は、共振回路137,139に接続
し、VCO161を接続してPLL方式用にこの回路を
駆動するか、あるいは位相シフト・コンデンサ151を
介してリミッタ回路143を接続して弁別器回路を駆動
する。スイッチ135は、乗算器153の別のポートを
AM PLL用の分周器163に接続するか、あるいは
リミッタ弁別器のFM方式用の共振回路137,139
に直接接続する。弁別器結合コンデンサ151を切り換
える、すなわち、発振器が10.8MHzで動作するP
LLモード用回路からこのコンデンサを切り離し、そし
てFMで用いられるリミタ弁別器の10.8MHz動作
用の回路に切り換えることにより、共振回路137,1
39をFM用に100kHz低い周波数にシフトするこ
とはコンデンサ値の特定の選択により容易に実行でき
る。ある用途では、PLLデコーダがAMと共にFMで
も望ましいことが考えられる。この場合、スイッチ13
3は必要ない。従って、この場合、スイッチ135は、
PLLが10.7MHzまたは450kHzのいずれか
で動作するかを選択する。
【0023】正接関数ブロック155は、AMおよびF
M信号の両方を正しくデコードするために必要である。
上述のように、FM弁別器の出力は、tan-1{K1*
送信ベースバンド信号}である。従って、{K1*送信
ベースバンド信号}を完全に回復するためには、tan
-1関数を除去しなければならない。これは、信号を正接
関数ブロック155に通すことことにより容易に行なう
ことができる。数学的には、これはtan{tan
-1(KU1 *送信ベースバンド信号)}={K1 *送信ベ
ースバンド信号}と記述することができる。
【0024】前述のようにAMの場合、φ項はtan-1
((L−R)/(1+L+R)である。tan-1関数を
除去するためには、AMφ項を正接関数155にかけ、
{(L−R)/(1+L+R)}を得る。この方法は、
1979年10月30日発行の米国特許第4,172,
966号"AM Stereophonic Receiver",Norman W. Parke
r, et al. において説明されており、該特許は参考とし
て本明細書に含められる。
【0025】正接関数発生器155は、多くの異なる方
法で構成することができる。精密区分線形識別構造(pre
cision piecewise linear construction) を用いる一つ
の方法は、1981年7月14日発行の米国特許第4,
278,839号"Tangent Function Generator For AM
Stereo", Charles J. Marikにおいて説明されており、
該特許は参考として本明細書に含められる。
【0026】正接関数ブロック155の出力において、
FM信号は図2(A)に示されるように送信ベースバン
ド信号の完全な複製でなければならない。
【0027】図2(A)において、この信号は正しい状
態のL+Rの音声を有する、すなわち、L+RのDC項
は0Hzである。従って、この信号を直接利用して、マ
トリックス用L+R項を与えることができる。マトリッ
クス用のL−R成分を抽出するため、両側波帯抑圧搬送
波信号はDCを中心にして変換しなければならない。こ
れは、概念的には、一切の倍率を無視して、信号{(L
−R)*cos(wt)}にcos(wt)を乗じるこ
とを必要とする。ただし、w=2π*38kHzであ
る。故に、{(L−R)*cos(wt)*cos(w
t)}={(L−2)/2}*cos(0)}+{(L
−R)/2}*cos(2wt)である。2wit項は7
6kHzであるので、これは概して問題にならない。3
8kHzの乗算信号は、パイロット・トーン検出器内で
抽出され、これについては以下で説明する。この信号
は、線形化ベースバンド信号と共に検出器乗算器157
に与えられる。157からの生成スペクトルを図2
(B)に示す。
【0028】図2(B)において、予想通り、L−R項
はDCを基準にしており、従って、これを用いて音声マ
トリックス(図示せず)を与えることができることがわ
かる。19kHzパイロット・トーンは38kHzで乗
ぜられて、2つの新たな信号、すなわち19kHzの信
号と57kHzの信号とが得られる。ベースバンドであ
ったL+R信号は、38kHzの搬送波で乗ぜられ、3
8kHzの両側波帯抑圧搬送波信号となる。
【0029】AMモードでは、乗算器157には正接ブ
ロック155から(L−R)/(1+L+R)が与えら
れる。この信号をL−Rに変換するためには、AMモー
ドでエンベロープ検出器出力である1+L+Rをその項
に乗じなければならない。故に、AMステレオの場合、
デコーダ乗算器(157)の切り換えポートはエンベロ
ープ出力を受け取るように設定される。その計算は、
{(L−R)/(1+L+R)}*(1+L+R)=
(L−R)である。このL−Rはマトリックスに与えら
れ、ステレオに変換することができる。マトリックス
(図示せず)へのL+R項は、エンベロープ検出器14
1から与えられる。
【0030】IF信号はIF信号に対して乗ぜられてい
たので、ラジオで用いられる従来の乗算器は(モトロー
ラ社製)MC1596チョッパ型でもよいが、この乗算におい
て乗ぜられるのは2つのベースバンド音声信号である。
従って、乗算器157はMC1595に類似したタイプのもの
でなければならない。
【0031】AMおよびFM信号兼用のパイロット・ト
ーン検出器は、I乗算器145,Q乗算器147,直交
発生器127,VCO126,Iフィルタ・コンデンサ
149,ループ・フィルタ・コンデンサ123および閾
値検出器502から成る。これを図1に示す。パイロッ
ト・トーン検出器の構造は、LM567Cトーン・デコーダま
たは1989年10月21日発行の米国特許第4,61
8,981号"Tone Detector with Pseudo Phase Locke
d Loop", Lawrence M. Ecklundにおいて説明されている
デコーダの構造と同様である。該特許は参考として本明
細書に含められる。トーン・デコーダの構造は、基本的
に2つの部分に分けることができる。第1部分は、Q検
出器147,VCO125,ループ・フィルタ123お
よび直交発生器127を含む。この部分は、着信パイロ
ット信号の正確な位相を判定するために用いられ、FM
モードでは、抑圧された38kHz基準信号と位相コヒ
ーレント(phase coherent)な38kHz基準信号を発生
する。この検出器の第2部分は、I乗算器145,Iフ
ィルタ149,直交回路127,VCO125および閾
値検出器502を含む。パイロット・トーンが存在し、
かつデコーダが「同期状態」である場合、I検出器はパ
イロット・トーンの振幅に相当するDC電圧を発生す
る。この電圧がプリセット・レベルに達すると、これは
閾値検出器502をトリガして、局がステレオであるこ
とをインタフェース装置を介してユーザに知らせる。
AMステレオの特定の場合では、パイロット・トーンは
25Hzで、デコーダ乗算器157の出力におけるL−
R信号に存在する。このパイロット・トーンは、他のす
べてのL−R音声情報と共に存在し、最大L−R情報に
対して5%の値である。この信号は、乗算器147およ
び乗算器145の一方のポートに与えられる。デコーダ
が「同期状態」の場合、Q乗算器の他方のポートにはs
in(2π*25t)が与えられる。従って、乗算気の
生成出力は[{L・R}+0.05*cos(2π+25
t+φ)]*sin(2π*25t)=(L−R)*si
n(2π*25t+φ)+0.25*sin(0+φ)+
0.25*sin(2*(2π*25t+φ))である。
第1項および第3項は所望の第2項に比較して高周波数
エネルギしか有しておらず、また、コンデンサ123に
よって濾波されるとすると、無視することができる。φ
は0に等しいと仮定しているので、同期状態において第
2項は0である。このループはPLLと同様に機能し、
この挙動は当業界で周知である。
【0032】パイロット・トーンVCO125のVCO
周波数は、AMデコーダVCO161と同様に定義さ
れ、例えば、Fout ={Vref −Vpll )*k}+Fref
である。ただし、k=ボルトあたりのVCO利得であ
り、Vref は発振器の自走周波数における同調電圧であ
り、Vpll はコンデンサ123上の電圧である。このV
COは、パイロット周波数が19kHzであり、位相が
正確な38kHz信号を生成しなければならないFMス
テレオ用に用いられる。さらに、このVCOは、パイロ
ットの周波数が25HzであるAMステレオにも用いら
れる。周波数のこのデルタに対処する一つの比較的簡単
な方法は、VCO125と直交発生器127との間にデ
ジタル分周回路を設けることである。これを図4に示
す。一般に、FM用のVCO125周波数は76kHz
であり、直交発生器127は、a÷4回路である。直交
回路は、図3に示す3つの2分周回路によって構成さ
れ、以下のFM部で説明する。図4では、FMモードの
場合、VCO125はスイッチ3を直接介して直交発生
器127に接続されており、乗算器への出力周波数は7
6kHz÷4すなわち19kHzである。AMモードの
場合、直交発生器への周波数は100Hzで、25Hz
の基準信号を乗算器へ供給する。従って、分周器2の分
周値は760である。この分周器はMC14024 と同様であ
るが、760による分周を発生するためには11段の分
周段を必要とする。
【0033】ある用途ではさらに実際的なVCOの第2
例を図5に示す。この場合、デュアルPLLが用いら
れ、VCOはLM565 と同様な動作を有することができ
る。この方法の主な理由は、図1に示す外部共振素子1
21を避け、所定のVCO周波数に相当するDC電圧を
発生し、そして放送帯域で共振素子が発生するおそれの
あるスプリアス信号を低減することである。この方法で
は、第1PLL402はVCO125用の正しい公称V
pll 電圧を抽出するために用いられる。406および1
21を構成する抵抗素子および容量素子は、デコーダI
C上に設けられる。集積回路では、素子の絶対値は劣る
が、同様な素子の間の整合は極めて良好である。従っ
て、図5のPLL402内のVCOに周波数Fを与える
電圧「Vpll 」403は、VCO125にも周波数Fを
与える。ただし、共振器素子121は406と同一ダイ
上に設けられるものとする。この現象に鑑み、そして4
02の周波数同期および404の出力の状態(変調を除
去する)を考慮して、VCO125は404の出力と同
じ自走周波数を有する。故に、この処理はリミッタ14
3,共振素子137,139またはデコーダ分周器16
3の出力を404で分周した値を用いて、所望のVCO
125の公称動作周波数を与えることができる。
【0034】この方法の可能な変形例は、2つのVCO
の中心周波数を設定する121と406の抵抗および容
量素子を調整(scale) することである。IC素子の比率
は良好であるので、第2VCOの周波数設定用抵抗およ
びコンデンサ121は第1VCOよりも大きくすること
ができ、それにより第2VCOの周波数を低減し、40
4で必要な分周部の数を最小限に抑えることができる。
【0035】図6は、パイロット・インジケータ回路の
詳細図である。パイロット・トーンの実際の表示はI検
出器145から来る。この回路は、パイロット・トーン
PLLの直交発生器から供給されるcos(2π*25
t)基準信号171を有する。I検出器に供給されるも
う一方の信号はL−Rであり、これは前述のようにAM
用の(0.05)*cos(2π*25t)を含む。乗算
気の生成出力は0.025*cos(0)=0.25お
よび高周波数項である。この乗算器出力は、図示のよう
にコンデンサ149によって濾波され、基準閾値「VB
B」と比較される。この信号の大きさがパイロット・ト
ーンの基準レベル「VBB」を越えるほど大きい場合、
閾値検出器の出力はH(high)になり、ステレオ局が存在
することを示す。
【0036】図1に戻って、FMパイロット・トーン検
出器について説明する。FMパイロット・トーンを含む
19kHzの複合ベースバンド信号は、正接線形化回路
155の出力からパイロット・トーンIおよびQ乗算器
145,147に供給される。AM方式の場合と同様
に、パイロット・トーン検出器は2つの主要部分に分け
ることができる。また先と同様に、これらの素子はPL
Lパイロット・トーン抽出システムおよびパイロット・
トーン・レベルの実際の検出部である。弁別器内のK1
項に応じて、PLL内で利得およびレベルを変更する必
要がある。100%AM変調が100%FM変調と同じ
になるように正接関数155の出力利得が切り換えられ
ると仮定する。このとき、必要な唯一の変更は、図4に
示すように分周器163をスイッチ・アウトし、VBB
の値を9/5高くして、9%のFMパイロット・レベル
と5%のAMステレオのパイロット・レベルとの関係を
考慮することである。
【0037】MC1310の構造と同様である直交発生器12
7の構造を図3に示す。図示のように、76kHz入力
167は第1分周器301の入力に与えられ、2で除算
される。この分周器は、38kHzの2つの出力20
7,309を有し、これらは互いに180度位相がずれ
ている。0°出力307はFMステレオ・デコーダに
(38kHzの)駆動信号169として与えられる。こ
の出力307は、別の÷2回路303にも与えられ、こ
の回路の出力はIパイロット・トーン乗算器145に供
給する。−180°出力は、別の÷2回路305に供給
し、この回路の出力はQパイロット・トーン乗算器14
7用の基準信号173を供給する。この方法は周知であ
る。
【0038】本発明に従ったAM・FM一体型ステレオ
受信機のさまざまな実施例について説明してきたが、本
発明の範囲は特許請求の範囲によって定義されるものと
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるAM・FM一体型ステレオ受信機
の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】第1スペクトル図および第2スペクトル図であ
る。
【図3】本発明による直交回路のブロック図である。
【図4】パイロット・トーンVCOおよび直交回路の拡
大ブロック図である。
【図5】パイロット・トーンVCOの拡大ブロック図で
ある。
【図6】パイロット・トーン閾値回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 AM・FM一体型ステレオ受信機 101 アンテナ入力 103 プリセレクタ 105 ミキサ 107 IFフィルタ 109 IF増幅器 111 局部発振器 113 プリセレクタ 115 ミキサ 119 IFフィルタ 121 共振素子 123 ループ・フィルタ・コンデンサ 125 VCO 127 直交発生器 129,131,133,135 スイッチ 137,139 共振回路(インダクタおよびコンデン
サ) 141 エンベロープ検出器回路 143 リミッタ 145 I乗算器 147 Q乗算器 149 Iフィルタ・コンデンサ 151 位相シフト・コンデンサ 153 乗算器 155 正接関数発生器 157 デコーダ乗算器 159 コンデンサ 161 電圧制御発振器(VCO) 163 位相同期ループ(PLL)(デジタル分周器) 171 基準信号 175 VCOステアリング電圧 177 VCO信号 179 IF信号 301 第1分周器 303,305 ÷2回路 402 第1PLL 403 電圧「Vpll 」 406,121 抵抗および容量素子 502 閾値検出器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMモードおよびAMモードを有し、前
    記FMモードにおけるFM帯域ステレオ信号および前記
    AMモードにおけるAM帯域ステレオ信号を受信するラ
    ジオ装置(100)であって、当該ラジオ装置は、前記
    FMモードにおいて、逆正接歪を含むベースバンドFM
    信号を与える第1ベースバンド検出器(113,11
    5,117,119,109)と、前記AMモードにお
    いて、位相項を含むベースバンドAMステレオ位相信号
    を与える第2ベースバンド検出器(103,105,1
    07,111,109)とを有し、当該ラジオ装置はさ
    らに、前記FMモードにおいて前記逆正接歪を除去し、
    前記AMモードにおいてarctan{(L−R)/
    (1+L+R)}に基づいて(L−R)/(1+L+
    R)を得る正接関数プロセッサ(155)を有すること
    を特徴とするラジオ装置。
  2. 【請求項2】 逆正接関数を計算する機能を有するFM
    弁別器を更に有し、前記FMモードにおいて前記正接関
    数プロセッサは、逆正接関数を計算する機能に補正を与
    えることを特徴とする請求項1記載のラジオ装置。
  3. 【請求項3】 前記AMモードにおいて前記正接関数プ
    ロセッサは、前記AMモードにおいて受信したAM信号
    の逆正接関数を補正することを特徴とする請求項2記載
    のラジオ装置。
  4. 【請求項4】 前記正接関数プロセッサは、正接関数発
    生器によって構成されることを特徴とする請求項3記載
    のラジオ装置。
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