JP2011069089A - 車輌用のドアハンドル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ベース30には、ハンドル支持部として凸形軸34a、34bを形成し、ハンドルグリップ20には、ハンドルグリップの一端部方向に向かって開口した凹形溝21a、21bを形成し、ハンドルグリップ20の一端部方向移動によって、前記凸形軸34a、34bが前記凹形溝21a、21bに嵌入する軸着部を設け、さらに、前記ハンドルグリップ20の一端側には、リング線22を設け、ハンドルグリップ20の組み付けに当たって、ハンドルグリップ20を移動させて前記リング線22をベースに設けた係止部35に係止させて前記軸着部の軸受けを保持する構成としてある。
【選択図】図7
Description
したがって、回動操作可能に取り付けたハンドルグリップを備えている。
図示するように、ハンドルグリップ10の一端側に設けたハンドル軸10aを中心に回動可能となっており、ドア閉状態でハンドルグリップ10を回動操作(所定角度の左旋回操作)すれば、その他端側の連動部10bによってベルクランクアーム11が連動され、ドアロック機構のロックが解除される。
したがって、ハンドルグリップ10を引き操作すれば、ドアを開けることができる。
具体的には、ボルト14にねじ込んだナット15によって固定枠13をベース12に固定することにより、固定枠13に設けたU字状溝13aとベース部分12aとでハンドル軸10aを回転可能に挟持保持している。
したがって、ナット15を弛めて固定枠13をベース12から離した状態で、ハンドル軸10aをU字状溝13aに挿入した後、ナット15を締結することによって、ハンドルグリップ10を回動可能に取り付けることができる。
なお、ベース12は、ボルト16とナット17によってドアパネル18に固定されている。
この問題を解決するため、上記した従来例のドアハンドル装置では、固定枠13をベース12にねじ止めし、ハンドル軸10aを固定枠13のU字状溝13aとベース12aとで挟持し、確実に軸支する構成となっている。
しかしながら、このように構成された従来のドアハンドル装置は、ハンドル軸10aをU字状溝13aに挿入した後、ナット15を締結して固定枠13をベース12に固定しなければならないため、ハンドルグリップ10の組み付けに手間がかかる作業となる。
したがって、ハンドル軸がベースのハンドル支持部によって確実に軸受けされる。
このように、ハンドルグリップの組み付けが、ハンドルグリップを移動させる操作で行うことができるので、組み込みが極めて簡単な作業となる。
すなわち、ハンドルグリップの一端部方向移動時は、リング状の規制部材の先端部が前記係止部の登り勾配を摺動し、また、ハンドル軸部がハンドルグリップの移動にしたがってベースのハンドル支持部に軸受けされた時は、規制部材の先端部が前記係止部の頂部を乗り越えた下り勾配位置で係止状態となる。
したがって、ハンドルグリップの移動によって規制部材が係止部によって自動的に係止され、軸着部の軸受け状態を保持する。
このように形成した規制部材は、ハンドルグリップの一端部方向移動時は、多少湾曲しながら先端部が係止部の登り勾配を摺動し、ハンドル軸部がハンドルグリップの移動にしたがってベースのハンドル支持部に軸受けされた時に、その先端部が係止部の頂部を乗り越え、弾性作用で係止部の下り勾配位置に圧接し係止状態となる。
したがって、規制部材による係止作用が一層確実となる一方、この規制部材がハンドルグリップに引っ張り力を与えることから、ハンドル軸部がハンドル支持部に機械的なガタがなく軸受けされるので、組み付けられたハンドルグリップのガタツキが防止される。
図1は、車輌のドアに備えるハンドル装置を示し、(A)図はハンドルグリップの側面図、(B)図はドアパネルに固定するベースの断面図、図2は、上記したハンドルグリップの一部を拡大して示した部分拡大側面図、図3は、図2上のA−A線断面図、図4は、上記したベースの一部を拡大して示した部分拡大側面図、図5は、図4上のB−B線断面図である。
アーム部20cは、ハンドルグリップ20の裏方に突出した突出部20c1とこの突出部20c1から横方向に一体に延びた延設部20c2とからなる折り曲げ形状のものとなっており、この延設部20c2の先端部にハンドル軸部21と規制部材であるリング線22が設けてある。
そして、凹形溝21a、21bの底面には、一段掘り下げたリング線22の案内溝23a、23bを設け、この案内溝23a、23bの底面に小径の貫通孔24が形成してある。
つまり、貫通孔24は、アーム部20cの両側に設けた凹形溝21a、21bの案内溝23a、23b間を貫通させ、この貫通孔24にリング線22を通して取り付けてある。
さらに、案内溝23a、23bには、凹形溝21a、21bの底面を張り出させた膨出部21c、21dを形成し、この膨出部21c、21dによってリング線22の回転を防ぐようにしてある。
なお、ドアパネル33には、ハンドルグリップ20を組み付けるための開口部33a、33bが形成してある。
また、このベース30の一端部側には、図4、図5より分かるように、平行壁30a、30bを延設し、さらに、この平行壁30a、30bには間隔を狭めた平行壁30c、30dが延設してある。
なお、この係止部35は、図5に示す通り、登り勾配の案内面35a、頂部を超えた部所に設けた係止突部35b、下り勾配面35cを有している。
先ず、ドアパネル33の開口部33aからリング線22を差し入れるようにして、アーム部20cを開口部33a内に挿入し、図6に示すように、リング線22の先端部22aを係止部35の案内面35aに押し当てる。
さらに、リング線22の先端部22aを案内面35aに押し当てたままでハンドルグリップ20を一端部20a方向に移動させる。
この場合、リング線22の先端部22aが案内面35aを摺動して頂部に向かうが、リング線22が弾性線であることから、図7に示すように、先端部22aが押し上げられるようにしてリング線22が湾曲する。
このように、凸形軸34a、34bが凹形溝21a、21bに嵌合すると、凸形軸34a、34bによってリング線端部の広がりが防止されるので、リング線22の取り外れがない。
このとき、リング線22が湾曲して蓄えた弾性勢力により、その先端部が係止突部35bを一旦乗り越えて下り勾配面35cの下方部から上方部に至った後、係止突部35bによって係止される。
なお、このように挿入した連動部20bには、予め組み付けておいたドアロック機構の連携レバー36を連結する。
ハンドルグリップ20をガタなく取り付けることができるので、ハンドルグリップ20の取り付け作業が極めて簡単となる。
このとき、リング線22の基端部22bは図2及び図3に示すように、ハンドル軸部21の膨出部21c、21cと21d、21dによって挟持されているため、リング線22が弾性変形してハンドルグリップ20のハンドル軸部21が時計周り方向に付勢されるようになる。
で構成することもでき、また、必ずしも、長四辺形とする必要がなく他の形状にリング線として形成してもよい。
さらに、ベース30に設けた係止部35については、図10に示したように、係止突部35bを設けないで、下り勾配面35cを急傾斜としてもよい。
20c アーム部
21 ハンドル軸部
21a、21b 凹形溝
22 リング線
24 貫通孔
30 ベース
33 ドアパネル
34a、34b 凸形軸
35 係止部
Claims (5)
- 車輌のドアパネルに固定されたベースにハンドル支持部が設けられ、このハンドル支持部にハンドル軸部が回動可能に軸支されたハンドルグリップを備え、当該ハンドルグリップの回動操作にしたがってドアロックを解除させ、ドアを開けることができる車輌用のドアハンドル装置において、
前記ベースのハンドル支持部は、ハンドルグリップをベースに沿って一端部方向に移動せることでハンドル軸部を回転可能に軸受けする軸着部として形成し、
さらに、前記ハンドルグリップの一端側には、リング状の規制部材を設け、前記ベースには、ハンドルグリップの一端部方向の移動で前記規制部材を係止する係止部を設け、
ハンドルグリップの取り付けに当たって、ハンドルグリップをベースに沿って移動させて前記規制部材を前記係止部に係止させ、前記軸着部の軸受けを保持する構成としたことを特徴とする車輌用のドアハンドル装置。 - 請求項1に記載した車輌用のドアハンドル装置において、
前記ベースの支持部とハンドル軸部の一方は、凸形軸として形成し、その他方は、ハンドルグリップの一端部方向移動で前記凸形軸が嵌入する凹形溝として形成したことを特徴とする車輌用のドアハンドル装置。 - 車輌のドアパネルに固定されたベースにハンドル支持部が設けられ、一端側のアーム部に設けられたハンドル軸部が前記ハンドル支持部に回動可能に軸支された長形のハンドルグリップを備え、当該ハンドルグリップの回動操作にしたがってドアロックを解除させ、ドアを開けることができる車輌用のドアハンドル装置において、
前記ベースのハンドル支持部は、ハンドルグリップの長手方向に直交する凸形軸として形成し、前記ハンドル軸部は、ハンドルグリップの一端部方向に向かって開口した凹形溝として形成し、ハンドルグリップの一端部方向移動によって、前記凸形部が前記凹形溝に嵌入する軸着部を設け、
さらに、前記ハンドルグリップの一端側には、ハンドルグリップの一端部方向に延設したリング状の規制部材を設け、前記ベースには、ハンドルグリップの一端部方向の移動で前記規制部材を係止する係止部を設け、
ハンドルグリップの組み付けに当たって、ハンドルグリップをベースに沿って移動させて前記規制部材を前記係止部に係止させ、前記軸着部の軸受けを保持する構成としたことを特徴とする車輌用のドアハンドル装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載した車輌用のドアハンドル装置において、
前記規制部材を係止するベースの係止部は、山形状の係止部として形成し、ハンドルグリップの一端部方向移動時は、前記したリング状の規制部材の先端部が前記係止部の登り勾配を摺動し、ハンドル軸部がハンドルグリップの一端部方向移動にしたがってベースのハンドル支持部に軸受けされた時は、前記規制部材の先端部が前記係止部の頂部を乗り越えた下り勾配位置で係止状態となる構成としたことを特徴とする車輌用のドアハンドル装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載した車輌のドアハンドル装置において、
前記規制部材は、ピアノ線等からなる弾性線状部材を使って長四辺形のリング状に形成したものであることを特徴とする車輌用のドアハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014224425A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | 株式会社アルファ | 車両のドアハンドル装置 |
JP2015048646A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 本田技研工業株式会社 | ドアアウタハンドル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000073630A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-07 | Alpha Corp | 自動車のドアアウトサイドハンドル装置 |
JP2002206356A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドアハンドル装置 |
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2009
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